きょうは、二十四節気の「小暑(しょうしょ)」であると同時に、節句の「七夕(たなばた)」(本来旧暦の7月7日)でもある。小暑が7月6日になることもあるので、かならずしも七夕と同日に重なるわけではないのだが。
この後に来る「大暑」に対して、小暑は文字通り本格的な暑さのはじまりである。実際、きのうの公園散歩では、ジリジリと焼けるような日射しを感じた。きょうは、最高気温が30.4℃まで達した(先月の今ごろの8日に32.1℃となり、9日、10日とも連続して30℃を超えている)。晴れ空のもと、地元の街を巡ってみたりもした。
とはいえ、全国的に見れば、九州から関東にかけて梅雨前線による大雨被害がおさまらない。そんな中、東京の天気は晴れたり雨が降ったりと小競り合いが続いている。
今晩、お天道さまは星空まで見せてはくれなかった。夜の空は残念ながらうすい雲におおわれたものの、昼間、街中で見た子どもたちの作った七夕の飾りは、その役割を果たしたことだろう。子どもたちの願いが空に十分に届いたに違いない。
(付記)
先日、ネット書店に発注した「CD 声でわかる 山野の鳥」(日本野鳥の会)のCDが届いた(7/5)。始めから順に聞いていくと、次第になにがなんだか分からなくなってくる。そんなとき、探鳥会に新しく参加した小学生たちなら、しみ込むようにして記憶されるのだろう・・・と思ってしまう。聴き取り(聴覚)のよさは、語学力のセンスにも通じるような気がする。