今夜も寒さが厳しい。明け方に比べれば深夜の冷えはまだましだが、春が待ち遠しい。
あるテレビ番組で、キャスターがクイズ風に「正月はいつまで?」とタレントたちに問うた。正月は元旦に始まり「三が日」までといった回答が主だったが、正解は「松の内」(門松のある期間)とのこと。「松の内」は一般に、1月7日と1月15日の二説あるが、番組でどんな結末だったか聞き逃した(というより忘れてしまった)。
「松の内」を今日の1月7日とすると、「五節句」の最初に行なわれる行事「七草粥」と重なり、いかにも正月の終わりにふさわしい。「七草粥」で、次の「春の七草」を食して、春の自然の効能を心身ともに感じようというわけだ。
(本ブログ関連:”七草粥”)
・せり 芹
・なずな 薺
・ごぎょう 御形
・はこべら 繁縷
・ほとけのざ 仏の座
・すずな 菘
・すずしろ 蘿蔔
野草ともいえそうな、これら植物を粥に混ぜて朝食にする。古い習わしに目を向けようと思いながらも、今朝はチャーハン風の飯を食っている。いつもながら、行為がさっぱり思いと結びつかない。