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2025年2月4日火曜日

春の七草 2025 (旧暦 1月7日)

春に育つ野草や野菜に「七草」と呼ばれるものがあり、年初の「節句」に、それらを粥に入れ「七草粥」として食す伝統がある。節句は、月日が同じ奇数がならぶ日であるが、最初の場合だけ1月7日であり「人日(じんじつ)」の日と呼ぶ・・・本来、旧暦の1月7日(新暦の今年 2月4日)にあたる。
スーパーに行き、<春の七草> のセットを買って、七草粥をチャレンジしてみたかったが、冷え込みを口実にサボってしまった(何だか毎年同じ言い訳している)。

(本ブログ関連:”七草”、”節句”)

新暦の2月は、気象庁の季節区分で「冬」(12月~2月)の最終月であり、まだ寒気が残る。本格的な「春」(3月~5月)まではあと一歩だ。

春の歌に、「あるきはじめた みいちゃん」と「おうちのまえの 桃の木」が待つ「春よ来い」(作詞:相馬御風、作曲:弘田龍太郎)の童謡がある。「唱歌・童謡ものがたり」(読売新聞文化部、岩波現代文庫)によれば、童謡に幼児語が使われている特徴があると紹介されている。寒い冬を終えて「みいちゃん」や「桃の木」が春の始まりを期待しているのが感じられる。

(本ブログ関連:”春よ来い”)

上記の現代文庫に、作詞者の御風は、詩創作の半ば忽然と郷里の新潟県糸魚川へ帰郷し、子どもたちとの無心の交わりで知られる「良寛」の研究に没頭したという。また、Wikipediaによれば、帰郷先の糸魚川でヒスイ発見につながる示唆をしたという。
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地元に伝わる奴奈川(ぬなかわ)姫伝説を元に、糸魚川でヒスイ(翡翠)が産出するとの推測を示したことが、1935年(昭和10年)に同地でのヒスイの(再)発見につながった
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■ Youtube(登録: 四日市 童謡愛好会)
「童謡 『春よこい』(みみちゃんレコード童謡集)」
https://www.youtube.com/watch?v=L1b8NJbLeWI