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2023年5月1日月曜日

(資料)デイジー(ひなぎく)、ボーカロイド

時間も空間も奇妙な世界「不思議な国のアリス」(1865年)で、物語の始まりに、アリスは姉さんが読んでいる文字だらけの本よりも、「デイジー(Daisy、ひなぎく)」の花を鎖に編むことを想っていた。

(本ブログ関連:”アリス”)


デイジーの花言葉は「純真(Innocence)」で、まさにアリスの無邪気さ、純粋さに当てはまる。子どもの世界は空想に満ちている。それを象徴するような、ディズニーアニメの「ふしぎの国のアリス」(1951年)の色彩*は素晴らしい・・・特にアリスはいっそう。
(*)同アニメの色彩設計を担当したのがメアリー・ブレア。Googleは、index画面に特別な日として関係する人物を、同社のロゴと組み合わせてグラフィック化している。2011年10月21日に、メアリー・ブレア生誕100周年を記念したイラストが表示された。そのアーカイブに、彼女についての解説がある。
https://www.google.com/doodles/mary-blairs-100th-birthday

(本ブログ関連:”メアリー・ブレア”)

ところで、コンピュータの音声合成ソフトを使った歌うキャラクターに「初音ミク」**がいる。何と、コンサートを開いている映像がある。複数台のプロジェクターを投影して、あたかも舞台上に実体があるように映じる仕掛けに驚く。初め大規模な「ホログラフィー」かと早合点した。
(**)初音ミクは、VOCALOID2のキャラクター

(本ブログ関連:”初音ミク”)

コンピュータを使って最初の音声合成による歌声を発したのは、IBMの第一世代メインフレーム IBM704(本来、科学技術専用の計算機:ベル研、1961年とのこと)だ。
デイジー・ベル」***(女性の名前)を歌った、IBM704の男声VOCALOID4 CYBER DIVAの女声による歌声が Youtubeに登録されている。一体どうやって制作したのだろう****。
(***)ちなみにデイジーの学名は Bellis perennis で、「Bellis はラテン語で『美しい』を意味する bellusに由来する可能性があり、perennisはラテン語で『永遠』を意味」するとのこと。(e-Wikipediaより)

(****)「田廻音楽事務所」のサイトに、下記のYoutube登録者である 田廻弘志氏による解説が載っている。
 - Future Music With Future VOICES > 01 Daisy Bell「楽曲について」の項
http://tama-music.com/sale/future_01.html

(Youtube)
Daisy Bell by Vocoder, IBM704 and VOCALOID4
https://www.youtube.com/watch?v=TXK_cE9AqAI


(参考)
養命酒製造株式会社のサイトにヒナギク(デイジー)についての項がある。
「生薬ものしり事典103  欧州では骨折や傷の薬に用いられた『ヒナギク』」
- 見出し「デイジーの英名でも知られる愛らしい花」
- 出典:牧幸男『植物楽趣』
https://www.yomeishu.co.jp/genkigenki/crudem/210329/

2023年4月30日日曜日

きょうで今年も1/3が終わった・・・少しは前向きに

きょうは4月の30日、月末だ。カレンダー上、今年の 1/3 が終わることになる。

(本ブログ関連:”カレンダー”)

一年の 1/4が、1/3が、そして半分が・・・と終わるたび、あっけなさを感じていた。それを埋め合わせるように、手帳や日記、そしてブログにといろいろと書き連ねていたけど、微妙な気分のままだった。

時間が足し算だった時代と比べて、今は、引き算でしかない・・・そして時間が個人的なものになったと気付いた。

むかし、田舎道を車で進んでいると、畑の中から爺さんがすっくと立ち上がり、わたしたちが道路の先に消えるまで、じっと見つめ続けている。あるいは、農家の縁側に老婆が座り、庭先を日永ながめている。そんな光景を思い出す。

歳をとると、本人にとって時間がひとときと思えても、その様を他者(若い人)から見ると随分と時間をかけているように見える・・・もっといえば緩慢にうつる。

時間を棲み分けてみてはどうか・・・なんて思ったりする。「桃源郷」のような、いってみれば時間が止まった異世界があったならと。仙人の境地になりたいと願うきょうこのごろ。

(本ブログ関連:”桃源郷”)

2023年4月29日土曜日

朝の公園

朝の公園は快晴で、陽射しがまぶしい。園内を東西に流れる小川をはさんで、北側に半湿地が広がり、それを見下ろす土手にベンチが並んでいる。だれもいないので、日光浴をかねて少し休憩しよう。

のんびりと南側に広がる雑木林を眺めていると、頬が焼けるのを気づく。南西の風があっても太陽の光の方がきつい。大木の影になったベンチがあるので、場所がえに近づくとヒンヤリする。どうも暑さ寒さの按配がむつかしい。


小川に沿った小道を、少年野球の子どもたちがランニングしたり、犬の散歩に来ている人がいる。いつもの野鳥観察(探鳥会)なら 6:30 に雑木林を巡っているのだが。きょうのように、朝 8:00 に公園にいるのはめずらしい。

清々しい朝の空気を求めて、ウォーキングの中高年、はたまた小池の釣り人まで集まってくる。土曜日の朝の公園は結構いそがしい。

2023年4月26日水曜日

Somewhere in Time(映画「ある日どこかで」)

以前、このブログで、時空を超えた男女のロマンスを描いた映画、邦題「ある日どこかで」(Somewhere in Time)について触れた。次の(本ブログ関連)で表示されるバラバラな記述(記録や感想)を、あらためてYoutubeなど借用して整理したい。

(本ブログ関連:”Somewhere in Time”)

物語
演劇カレッジの大学生Richard Collierは、初めて手掛けた芝居が成功したパーティ会場で、ある老婦人から懐中時計と "Come back to me"の言葉を受ける。その後、脚本家になった彼はスランプに陥ったとき旅に出ることにした。

旅先の、リゾート地であるヒューロン湖のマキノー島にある、Grand Hotelに宿泊する。彼は、ホテルの歴史資料室に掛けられていた、美しい舞台女優の古い写真に釘付けになる。彼女の名がElise McKennaであり、かつてこのホテルの舞台で芝居をしたことを後に知る。ホテルの古い宿泊者名簿を調べた彼は、彼女が署名した先のページに自身の名を発見する。

物語はここから始まる。脚本家と舞台女優は、時をかけて出会い恋に落ちる。それも永遠に。

資料
原作小説で、女優Elise McKennaのモデルになったのが、舞台女優 Maude Adams(1872年11月11日~1953年7月17日)だ。彼女の記録が次のYoutubeなどにある。
① 彼女への称賛写真集(Youtubeに多数ある)。
② 晩年のスクリーンテストの貴重な映像。
③ 作家Richard Mathesonが、原作小説(Bid Time Return*)のインスピレーションを受けたのは、ネバダ州のバージニアシティにあるパイパーズ オペラ ハウスに飾られていた Maude Adams の写真を見たからという。
(*)題名は、シェイクスピアの戯曲「リチャード二世」のフレーズからつけられた。

(本ブログ関連:”Maude Adams”、”モード・アダムス”)

映画「Somewhere in Time」(ある日どこかで)のダイジェスト
④ 主要場面から構成した映像。

物語(映画)の舞台となった、ヒューロン湖のマキノー島にある Grand Hotel。
⑤ Grand Hotelの紹介映像・・・当然ながら、映画情報を含む。
⑥ 映画作品はアメリカの中高年夫婦に人気が高く、毎年ホテル・ツアーが組まれている。


① A Tribute To Maude Adams
https://www.youtube.com/watch?v=Gers81u9sGI


② Maude Adams Screen Test (1938)
https://www.youtube.com/watch?v=4FS8kjUn8HA


③ Wolverton Mountain
https://www.wolverton-mountain.com/articles/maude-adams.html


④ Somewhere in Time Movie Montage
https://www.youtube.com/watch?v=5X3DNJjMtfk


⑤ Mackinac Island - Somewhere In Time - The Grand Hotel - Island House Hotel and Historic Cottages
https://www.youtube.com/watch?v=oc9wSZkbVKY


⑥ Somewhere in Time Weekend
Hotel Package | Grand Hotel, Michigan
Arrive Friday, October 27 - Depart Sunday, October 29, 2023
https://www.grandhotel.com/packages/somewhere-in-time-weekend/#

2023年4月22日土曜日

野鳥観察(49)

早朝、野鳥観察(探鳥会)へ出かけるとき、意外に涼しくてセーターを長袖にした。公園内を巡る間(6:30から1時間ほど)、気温が13℃代と低く、風もあって冷えた。(夜にはストーブをつけたりもした・・・早々にしまわなくてよかった)

(本ブログ関連:”野鳥観察")

連日「夏日」を記録したのに、きょうの最高気温は、何と日付のかわった深夜 00:07 に18.9℃ で、今朝にかけて下がっていたことになる。

最高気温
4/19    25.3(12:34)
4/20    25.8(13:31)
4/21    27.1(13:45)
4/22    18.9(00:07

薄りガラスのような空の明かりは、かえって落ちつきを与えたようだ。新緑の樹々はしっとりと枝を広げつながった。そして、樹間は思った以上に静かだった。

観察の始め、野鳥の姿がなくて路辺の植物に目が行ったりしたが、その後、野鳥との面白い展開があった。きょうは豊作だった。(ただ、カメラをいじくっているうち、いつの間にか解像度を下げてしまったのが残念)

きょうもベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視・カメラで確認したものを整理して次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。

鳥類
・ツグミ: 集合場所の原っぱで群れる(私には小さすぎて・・・)
・シジュウカラ:(次記写真)、あちこちで「ジジジ」という地鳴きが聞こえた
・エナガ:(次記写真、バードウォッチャーの用語で「エナガ団子」というそうだ)
・ウグイス: 姿は見えないが、さえずりが響いた
レンジャク: 一瞬3羽が舞うのが見えた、参加者が撮った画像で知ることになる
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・カルガモ: 2羽が、所々涸れた小川の上空をゆっくりと旋回して原っぱへ飛んでいった

シジュウカラエナガ団子、カワセミ
シジュウカラ(写真左): 樹上の風通しのよい枝に、幼鳥がとまっていた。そのとき、鳥の名を教えてもらったものの、逆光でよくわからなかった。後で写真を拡大して納得した。ベテランの方の観察力にいつもながら驚き入る。
エナガの団子(写真中央): めったに見られない光景と出合った。樹の上の葉に隠れた枝に、エナガの幼鳥が串団子状に一列に並んでいた。余りのすし詰め状態、こんなこと!と驚嘆する。親鳥にうながされたのか、散っていったようだ。
カワセミ(写真右): 小川の岸辺、みなが集まってカメラを構えている先に、カワセミが枯アシにとまっていた。これまで、何度か出会って撮ろうとしたが、プルプル震えてチャンスを逃していた。今回、幸いにカワセミがじっとしていてくれた。



植物
・シラン(紫蘭): (写真左)紫紅色の花が美しい
・ジシバリ: 野に咲く草で、黄色の花がかわいらしい
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・エノキ: (写真中央)幹の樹皮に水平な横筋が入っているのが奇妙、どうして?
・ハクウンボク: (写真右)接近してよく見ると、華やかな白い花が群がっている


2023年4月20日木曜日

穀雨 2023

きょうは、二十四節気の「穀雨(こくう)」。田畑を耕作する準備が整い、春の最後の雨が降る頃をいう。農家と縁がないのに、農事につながる穀雨について納得してしまうのは不思議。古来、日本人は農業にいそしんでいたからだろう。そういえば天気予報の日ごとの天気マークを見ると、今週末に <雲&雨傘の合体> マークが付いている(アレレレ、天気予報が微妙に変化したぞ!)。

(本ブログ関連:”穀雨”)

穀雨の次の節気は、夏の始まりを意味する「立夏(りっか)」。そろそろ夏の心がまえが必要。今、当地域は「夏日」がつづいている。なにしろ最高気温が、きょう 25.8℃(13:31)、きのう 25.3℃(12:34)=今年初の夏日だった。

(参考)夏日、真夏日、猛暑日、熱帯夜など気象庁の用語
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            夏日   :日最高気温が25℃以上の日。
            真夏日:日最高気温が30℃以上の日。
            猛暑日:日最高気温が35℃以上の日。
            熱帯夜:夜間の最低気温が25℃以上のこと。(気象庁の統計種目にはない)
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午後3時過ぎに家を出た。西陽は思った以上に高くてヒリヒリ照らす。木陰をくぐっても、ヒンヤリもしなければ、涼しくもない。これからは逃げ場のない熱気に包まれることになるだろう。夏はすぐそばにいるようだ。

寒い季節を忘れるのは一瞬だ。まるで電車を乗り換える心理に似ている。鉄オタではないので、前の電車がどうだったとか、路線がどうだったかなんて気にしない。気持は新しい進行に向かって、身の周りをどうするしか関心がない。(多分、ひとの心変わりもこんなものなのかと推測してしまう)

2023年4月18日火曜日

(資料)スイセン(水仙)

冬から春にかけて白や黄色の花を咲を咲かせる「スイセン(水仙)」には、スイセンが含まれる植物分類上の「科」に、彼岸の秋(9~10月)にかけて朱紅色の花を咲かす「ヒガンバナ(彼岸花)」がいる。
公園併設の「自然観察園」の西奥に、スイセンとヒガンバナが隣接して生育している。ともに群生して咲き、見事な光景を見せる。特にスイセンは1月ころが花盛りと、園の野草管理をするボランティアの方から聞いた。

中国の「水仙」の文字を音読みしたスイセンは雪景色が似合う。中国明代の「月令廣義」(馮應京著)に、冬に咲く四種の花の(文人画の)画題として「雪中四友」があり、「黄梅」、「ロウ梅」、「水仙」、「山茶花」をあげているという。

スイセンには「雪中花」という風雅な別名がある。ネットで「雪中花 和菓子」と検索すると、全国の和菓子店が競うように、練りきりで水仙の花弁を或いは雪景色に咲く様を見立て造形している。水仙の姿を重ねて菓子にしあげる和菓子伝統の表現力、巧みさを感じる。

(本ブログ関連:”スイセン”、”ヒガンバナ”)

ところで、スイセン(Narcissus、原産 地中海地域)とヒガンバナ(Spider lily、原産 中国)には次のような共通した特徴がある。
・日本での増殖では、スイセンは一般に種がつきにくい(人工的に3倍体品種である)ため、球根で増やす必要がある。またヒガンバナは自然に種子を作れない染色体(3倍体)のため、同じく人手による株分け(球根の分球)する。
・ともに、鱗茎に「リコリン」(C16H17NO4、アルカロイドの一種)の毒性を持つという。


関連資料 -------------

東洋
① Wikipedia: 「水仙」より抜粋
仙人の格づけに、最上位の「天仙」があり、下位に「地仙」、さらに「尸解仙」とつづく。
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和名スイセンという名は、中国での呼び名「水仙」を音読みしたもの*。中国で名付けられた漢名の「水仙」は、「仙人天にあるを天仙地にあるを地仙水にあるを水仙」という中国の古典**に由来する。水辺に育ち、仙人のように寿命が長く、清らかなという意味から名付けられたとされる
(* )出典:『効きめと使い方がひと目でわかる 薬草健康法』( 田中孝治著、講談社)
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(**)南京师大学报(社会科学版)「论中国古代的水仙文学」(高峰著、2008年1月1日)
唐代司馬承禎の「天隐子・神解章」の言葉として紹介されている。
ー http://www.zhiwutong.com/news/2008-01/27226.htm

(参考)「<論説>道教の神仙観念の一考察 : 尸解仙について」(宮川尚志、京都大学、1971)
ー https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/238019/1/shirin_054_1_29.pdf


西洋
① Wikipedia: 「スイセン属」より抜粋
スイセンの学名「Narcissus tazetta」の Narcissus から
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(スイセンの)属名である Narcissus という学名は、ギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスに由来する*。ギリシャ神話によれば、ニンフのエコーは愛する美少年ナルキッソス(Narcissos)に振り向いてもらうことができなかったので痩せ細り、声だけの存在になってしまう。エコーを哀れんだ女神ネメシスは、池に映った自らの姿に心酔しているナルキッソスをスイセンの花にしたという*。
(*)大嶋敏昭監修「花色でひける山野草・高山植物」(成美堂出版、2002年)
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スイセンの英語名は「Narcissus」あるいは「daffodil」(フォ-クソング「七つの水仙」の曲名は、”Seven daffodils”)

② Wikipedia: 「エーコー」より抜粋、エーコーが声を失った理由
森のニンフ(精霊)であるエーコーは、一般に「エコー」と語られ、文字通りギリシア語で木霊・反響などを意味する。
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・オウィディウスの『変身物語』*によれば、(ギリシャ神話の主神)ゼウスの浮気相手となった山のニンフたちを助けるためにエーコーはゼウスの妻ヘーラーを相手に長話をしつづけたことがあったこのためにエーコーはヘーラーの怒りを買い自分からは話かけることができず、誰かが話した言葉を繰り返すことしかできないようにされた
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(*)古代ローマの詩人、原題「Metamorphōsēs」


薬効
① 小冊子「植物知識」(牧野富太郎)の「スイセン」の項より抜粋
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Narcissusは麻痺の意
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② 熊本大学薬学部 「今月の薬用植物」サイト
「すいせん(Narcissus tazetta L. var. chinensis Roem.) ひがんばな科(Amaryllidaceae)」(2003年2月) ・・・より抜粋
-http://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/flower/H1502.html
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・ラテン名の「Narcissus」はギリシャ神話で美少年と言われるナルキソス(Narkissos)からきたとも言われていますが,ギリシャ語のnarkeという『麻痺させる昏睡無気力』意味の語から由来とされていますスイセンの鱗茎は神経を麻痺させるアルカロイド(Lycorine等)が含まれていますnarkeは英語の麻酔剤narcoticの語源です
・「tazzeta」はイタリア語の小さなコ-ヒ-カップの意味です.副花冠の形が似ているからでしょうか.そんな思いでよく観るとメリ-ゴ-ランドのコ-ヒ-カップに似ている夢のある花です.
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(追記)野鳥「キビタキ
探鳥会のベテランの方から日々配信される会員向けメール(4/19)に、野鳥「キビタキ」の初認報告があった。オスは、頭部が黒く腹にかけて橙色から黄色になり、そのさえずりが明るい。そこで、ネット上の野鳥情報サイトも検索してみた。

「サントリーの愛鳥活動トップ」サイト、「日本の鳥百科」の「キビタキ」の項
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1414.html
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学名ナルシシナ(Ficedula narcissina)、英語ではナルシッサス・フライキャッチャー。ともに「水仙」の意味で、人の目に鮮烈に映るかを物語っていると思います。と同時に、キビタキには、自分の姿の美しさに見とれて、泉のほとりで水仙になってしまったというギリシャ神話の美少年ナルシスの姿を連想させるではありませんか。
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2023年4月16日日曜日

自然観察(17)

自然観察会は、午前中いっぱいを使って定例の公園、同付属「自然観察園」を巡る。今朝の集合時刻には、小さな白い雲が青い空を走っていた。昼ごろに、天気がくずれるかもしれないという話が出たが杞憂に終わった。快晴の下の観察会だった。
- 前回(3/19)の観察会を寝坊で欠席したため、今回頑張って出席した。

(本ブログ関連:”自然観察”)

先おとつい(4/13)の高尾山「スミレ」観察会で足腰をくたびれ果てた私は、幸いにもきょうまでに回復して自然観察の順路を踏破?することができた・・・健康な参加者には当たり前のことだろうけど。
もうひとつ幸いなことがあった。観察開始前の説明会のとき、旧「東京都高尾自然科学博物館」発行の冊子「自然観察シリーズ1 スミレの観察」をいただいた・・・これを機に高尾山をフィールドにできたらと想ったりする。

今回もベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視・カメラで確認したものを整理して次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。最近、カメラを双眼鏡替わりに使用している。

植物
自然観察園では、オドリコソウ、ヒイラギソウの花が広く群生して目立った。
・セリバヒエンソウ: 紫色、外来種で繁殖力が強い(ヒエン=飛燕:戦闘機があった)
・タンポポ: 黄色、日本と西洋のタンポポの交雑化=形態が連続して変化して区別しにくい
※カントウタンポポの高さ: 環境、管理、時期で低い→高い(綿毛を飛ばすとき最も高い)
・オオアマナ: 白色、群生する姿が美しい、ただし繁殖力が強い(侵略性はないようだ)
・ムラサキサギゴケ: 紫色、日影、木洩れ日に咲く美しい花
※ハルジオンとヒメジョオンの区別: ハルジオンの茎(切り口は筒状、葉が茎を抱くよう)
・オドリコソウ: 淡紅色、横から見るとよい=傘をかぶった踊り子の姿が見える
・ラショウモンカズラ: 紫色、高尾山でも見た
・ヒイラギソウ: 青紫色、葉がヒイラギの葉の形に似る
・ムサシアブミ: 葉が花に進化したを想わせる妖とした姿
・キンラン: 黄色、ラン科の花
・イチリンソウ: 白色、木洩れ日に淡く照らされていた
・タツナミソウ: 紫色、シソ科の花
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・コナラ: 4月開花のとき、雄花・雌花が混在する両性花がある
・モチノキ: オスの木、メスの木が別
・オオシマザクラ: 現在、実が赤いサクランボになる前の状態
・ムクロジ: 実の中に羽根つきの玉になる種が見える(実には泡立効果のサポニンがある)

鳥類
野鳥の鳴き声に「さえずり」、「地鳴き」、「谷渡り」があり、言語化した「シジュウカラ」の鳴き声についても解説いただいた。ウグイスの場合、さえずり(ホーホケキョ)、地鳴き(ジッジッ・・・)、谷渡り(ピピピ・・・ピポ~)がある。
・イカル: 観察会の集合場所で鳴き声(自分なり文字表現するのがよいと指導いただく)
・アオゲラ: 遠く隣接緑地にある樹上の1羽を見た(好機にもカメラが震えて撮れず)
・カルガモ: 2羽を自然観察園の「かがみ池」と「ひょうたん池」で見る(同じつがい?)

昆虫
・スジグロシロチョウ: 大分くたびれた姿、羽に黒い筋(モンシロチョウとの違いを解説いただく)
・トウキョウヒメハンミョウ: 幼虫が出入りする「穴」だけ観察(解説いただく)

2023年4月13日木曜日

高尾山のスミレ

自然観察会は月に一度、定例フィールドとは別の地で観察する公開の催事がある。きょう、高尾山の日影沢で「スミレ」を中心に沢道を巡った。

朝方、家を出るとき意外に涼しく感じた。観察地の日影沢でも、その名の通り樹々の陰が覆う林道とせせらぎがあってか、暑さに苦労することはなかった。(現地、八王子方面の最高気温はここ3日連続減じている)

観察会に入会して3年たっているが、相変わらず初心者気分で楽しんでいる。フィールドに一人放り出されると何もできないこともあり、ベテランの方々の指導、解説をいつもありがたく感謝している。推奨いただいた「スミレ ハンドブック」(山田隆彦著、文一総合出版)やルーペなど準備して同行した。

冬から春にかけて見上げるウメやサクラの花と違って、スミレの花は沢道の日蔭にそっと咲く、腰をかがめて観察する小さな花だ。カメラにおさめるのに苦労する。なにより膝痛・腰痛持ちにはこたえる花だ。
写真に撮った36枚の野草のうち、スミレの花はたった3枚(?)しかなかった。
・ツボスミレ(写真左): ツボ=庭に咲く、「ニョイスミレ」の別名とされる
・マルバスミレ(写真中央): 花も葉もまるい(ケマルスミレもマルバスミレに統一
・タカオスミレ(写真右): 高尾山で最初に発見、花期に葉が緑色から薄茶色に変わる
結果、現場の記憶をたどり、図鑑と照合しつつ、解説いただいたことを思い出すのだが・・・。


スミレの花は横を向いている。花柄が、蜜のある「距」と花弁とを支点のように支えている気がする。カメラのマクロ機能を使って限りなく接近しないと、ハンドブックのような写真はむつかしい。ちなみに同書は、花の全体像と、花弁や葉の特徴を示す拡大画像で構成されている。神は細部に宿る・・・わけで。

3年たっても初心者のつもりでいたが、3年たてば足腰が確実に衰える。それで迷惑をかけてしまった。でも、これから仙人の境地して楽しみを続けたいと願っている。

(参考)
牧野富太郎の小冊子「植物知識」(講談社文庫)にスミレの項がる
ー 同項では「スミレ」と「ツボスミレ」の2種について解説がある。
- 巻末注釈(伊藤洋氏)によれば、ツボスミレを「タチツボスミレ」に撤回したとの由。
- 花の香りに日本人は冷淡だが、西洋人と中国人は尊重するといった面白い記述がある。

(雑談)
高尾山の日影沢の名から、「日蔭茶屋事件」なんて思い浮かんだりして。

2023年4月11日火曜日

ハナミズキ

暖かい春の一日だった。このところ寒い冬と違って、外出が苦でなくなった・・・いろいろ公園めぐりができるようになった。
ー 都心では先月(3/25)につづいて、きょうも最高気温が25.0℃の「夏日」になった。

あさって(4/13)、高尾山の「スミレ」観察に参加する、というか連れて行ってもらう。そのため足腰を鍛えたく、出歩るくようにしている。先日(3/21)の「北本自然観察公園」での観察会で、ヨレヨレだった歩行を繰り返したくないからだ。

この時期、遅咲きの「サクラ」を残して、花ごよみは少し先に進んだようだ。「ハナミズキ」が、サクラに代わって歩道や公共施設の敷地で、白や薄紅色の花を見事に咲かせている。

(本ブログ関連:”ハナミズキ”)

満開のサクラと違い、ハナミズキの花は密でない。花々の隙間から枝振りや若葉が見える。サクラの伝統の重さを離れて、外来の身軽さからか風に軽快に揺れて咲く。
それを確認したく、公園の小川に沿った堤の一段高くにある、ハナミズキの並木道をたずねてみた。ここの花は白色がほとんどだ。薄く晴れた空を背景にしたハナミズキに、彩りを補うように紅色の「ツツジ」が咲いていた。


2023年4月10日月曜日

桜マップ(小金井公園)

心地よいポカポカ陽気に誘われ、昼過ぎの「小金井公園」へ、遅咲き*のサクラの花と会えることを期待して訪ねた。日曜日の翌日、平日月曜日にもかかわらず、子ども(幼児)と一緒の親子連れを多く見た。
(*)遅咲きサクラの例年の開花日は、公園パンフレットによれば、きょう・あす(4/10, 11)が最終のようだ。

(本ブログ関連:”小金井公園”)

以下情報については、公園管理センターで配布のパンフレットなどを参照して記した。
-「小金井公園の桜」(東京都公園協会)平成26年
-「小金井公園 さくら ガイドマップ」(東京都公園協会、桜守の会)平成30年
-「桜めぐりマップ -小金井公園周辺エリア-」(小金井公園サービスセンター)令和4年

小金井のサクラ
・古く伝わる「小金井桜」は、江戸期の玉川上水に架かる小金井橋を中心に、八代将軍徳川吉宗の命により両岸に植えられた「ヤマザクラ」並木を指す。その後、鉄道の発達により小金井の花見が栄えることになる。
・新たな「小金井公園」は、昭和15年に計画され、小金井桜に代わる名所として整備された。昭和29年に開園した敷地は広大(現在、80ヘクタール:日比谷公園の5倍、上野恩賜公園の1.5倍)で、サクラの樹が約50品種、1700本ほど植えられている。

公園の東側から入って、西側の「桜の園」で遅咲きのサクラたちを観察した。

公園の東側
・日時計(写真左): 腕時計が1時30分のとき、日時計は1時50分頃を差していた
・ベニバナトキワマンサク(写真中央): 葉を忘れるほど、木全体が紅色に包まれていた
・ツグミ(写真右): 1羽が木立ちの裾に舞い降りてきたので、木陰からそっと覗き見した



公園西側の「桜の園」
・普賢象(写真左):八重咲、園芸種、「普賢菩薩の乗った白象に見立て命名」した
・駿河台匂(写真中央): 一重咲、園芸種、原木が江戸の駿河台にあった、強い芳香(桜餅のクマリンの香り)
・関山: 八重咲、「桜の園」に多数、表札に「海外でも有名」とあり、4/26に同じで写真略
・楊貴妃(写真右): 八重咲、園芸種、「鞠のように集まる花」を楊貴妃になぞらえた



(付記)
遠い公園まで自転車に乗って行ったところ、タイヤがパンクした。急遽、自転車屋で修理を頼んだところ、チューブに傷はなくて、空気バブルのムシゴムが膠着したからとわれた。その現象を説明されたが、分かるようでわからない・・・(とても安価な料金にしてもらったのち)走り出してから、もう一度考えてみたが、やっぱり???
ともかくプロに見てもらったのだから安心して、公園のサクラめぐりをすることができた。

2023年4月6日木曜日

桜マップ

公園のサクラ巡りをした。同園には苗圃(びょうほ)の区画があって、街路樹や公園など公共施設に植えられる苗木を育てているが、サクラは特別で、園内のあちらこちらに多種多様な品種(約40種、約1000本、野生種と園芸種が約半々)が植えられていて、もっぱら桜見などのためかもしれない。

公園サービスセンターに配置の「桜マップ」を片手に巡った。幸い、暖かい日射しと南の風に恵まれて、昼過ぎのんびり観察することができた。「桜マップ」をもっと早く知って、入手していたらと惜しい気がした。
- 本日の最高気温、22.2℃(14:26)

今回の観桜は、<園芸種>の一部をたどった。「桜マップ」に解説があるものは、一部抜粋して次に記す。

関山、嵐山、墨染 (公園管理センター近辺)
・関山(カンザン、写真左): 八重咲、八重桜の代表、花は塩漬けにして桜湯の原料とされる
・嵐山(アラシヤマ、写真中央): 花は一重
・墨染(スミゾメ、写真右): 花は一重



八重紅枝垂、松月 (小川の土手)
・八重紅枝垂(ヤエベニシダレ、写真左):花は八重咲き、枝垂れ枝が風に揺れる様が優美
・松月(ショウゲツ、写真右): 花は八重咲き


隣接の公園にも足を延ばした。若者たちが、一団となって新緑の園路をランニングしていた。春の初々しい光景を見た気がする。

2023年4月5日水曜日

(報道)イ・ソンヒの個人事務所 国税が捜索

韓国の歌手イ・ソンヒは、所属していた事務所「フックエンターテインメント」で師弟関係にあった歌手イ・スンギが独立するにあたり、彼の音源料について同事務所から正当な清算がなかったという事務所代表との報酬支払の問題に関して、支援をしなかったいきさつがある。

(本ブログ関連:”イ・スンギ”)

この問題の経過をキャッチしてこなかったところ、上記の事情と前後するが、以前の「メディメントニュース」の2月22日報道に、イ・ソンヒの個人事務所「ワンエンターテインメント」に国税の捜索が入ったということを知った。以降、問題の広がり方が気になる。

彼女の個人事務所(ネット情報によれば、2013年設立〜2022年8月まで運営された)の存在について初耳であり、また現在、ネット上に同名の芸能事務所(원엔터테인먼트、One원엔터테인먼트)があるが未確認である。

メディメントニュース
「 ’イ·ソンヒの個人事務所’  ワンエンターテインメント、フックエンターテインメント続いて税務調査」(イ・ミンホ 記者、2023.02.22)
https://www.mmnews.co.kr/news/articleView.html?idxno=17253

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歌手イ・ソンヒの個人事務所ワンエンターテインメントが国税庁の税務調査を受けていることが分かった。

(2月)22日、歌謡界によると、国税庁は先月からワンエンタテインメントを相手にした税務調査を進めている。ワンエンターテインメントは、イ·ソンヒが代表取締役として在職した企画事務所で、昨年廃業の手順を踏んだと伝えられた。

先立って、イ・ソンヒの所属事務所フックエンターテインメントのクォン・ジンヨン代表が会社法人カードの私的流用疑惑に包まれた後、国税庁がフックエンターテインメントが提出した税務資料の検証に乗り出したという報道が出たことがある。

この中で、国税庁がワンエンターテインメントまで照準した背景に関心が集まる。クォン・ジンヨン代表は、ワンエンターテインメント設立当時、社内理事(取締役)に登録されていたと伝えられた。

イ・ソンヒの個人事務所を相手にした国税庁の税務調査の件に対して、フックエンターテインメント関係者は「現在としては特に申し上げることがない」と慎重に話した。
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(追記)
メディメントニュースのサイト検索から、上述の関係者(イ・ソンヒ、イ・スンギ、およびフックエンターテインメント事務所【クォン・ジニョン代表】)について触れた記事タイトルを日付(降順)に列記する。
ー フックエンターテインメント事務所を、「フック」と略称している場合がある
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・2023.01.04: イ・ジンホ「イ・スンギ、イ・ソンヒ告訴は偽り」・・・イ・スンギ「師匠にわずらいにならなぬように」 最後まで礼儀を守る
・2023.01.03: フック、今回はイ・ソンヒのグッズ販売金の横領疑惑・・・フック側の立場は?
・2022.12.28: イ・スンギ - フック間の決済問題に沈黙したイ・ソンヒ、お金のため? イ・ジンホ「金銭的恩恵を受けたから」と主張
・2022.12.26: イ・スンギ広告料の詐取? イ・ソンヒ家族も1%手に入れて・・・フック所属ユン・ヨジョン、イ・ソジン、パク・ミンヨンも被害
・2022.12.07: 「イ・スンギ事態」一波万波の中のユン・ヨジョン、フックと決別の本当の理由は?「家宅捜索・ブランド品の贅沢で信頼壊れる」
・2022.11.27: イ・スンギ vs クォン・ジニョン紛争、YouTubeのイ・ジンホが明らかにしたイ・スンギが四面楚歌である3つの理由?
・2022.11.21: イ・スンギ、27枚アルバム出しても音源収益0ウォン? 所属事務所に内容証明を送る・・・所属事務所「事実確認中」
・2022.11.18: イ・スンギ、所属事務所に内容証明発送?「精算を透明に公開してほしい」・・・契約解除するのか?
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(追記)
4月7日、イ・スンギと女優イ・ダインが結婚式を挙げた際、イ・ソンヒは式場に現れなかったようだ。祝い事でもあり、イ・ソンヒの欠席の事情、イ・スンギとのコミュニケーションの有無などについて、メディアは取り上げることを控えたようだ。

清明 2023

きょうは、二十四節気の「清明(せいめい)」、まさに生命が輝く季節の始まりだ。

江戸時代に出版された「こよみ便覧」*(太玄斎=松平頼救著、天明七年=1787年:版元=蔦屋重三郎ほか)に、清明節(きよくあきら)について「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也」( 万物が清々しく明るく美しいころになれば、この芽が何の草かと知れるようになる)と記載されている。清明は、清浄明潔につながる。
(*)こよみ便覧(国立国会図書館デジタルコレクション): https://dl.ndl.go.jp/pid/2536637/1/7

(本ブログ関連:”清明”)

古い中国の「清明節」には、墓掃除で草をむしりするそうだ。「こよみ便覧」にある < 此の芽 >** とは、一体どこで芽吹いたものだろうか。そして、どんな機会、場面に出合ったものだろうか。
(**)樹々が重い冬から覚め、芽吹き始める早春をさす言葉に「木(こ)の芽時」がある。

人は、境界をはっきりさせたくて暦を作った。太陽の動きから、日の出、日の入りが、真東、真西になる切りのいい日を「春分」の日、「秋分」の日と呼んだ。生命については、春分を真ん中にはさんで前後に「啓蟄」と「清明」がある。

二十四節気の個々の名は、何かしらの観点をもって名付けしているのだろう。当たり前といえばそうだが。

2023年4月3日月曜日

花散る桜並木

「桜吹雪」に合いたくて、チャンスをうかがい(知る人ぞ知る)桜並木道に行った。どうやら出遅れてしまったようだ。散った花びらが、路肩に新しく積もり風に舞っていた。残念。
いま、高木の上部に花は残っているが、下部はすっかり新緑に覆われている。西陽を受けて淡い紅の花は白く輝き、新緑は補色の関係からか柔らかな黄緑色に際立っている。


朝と夕の太陽光は、大気を長く透して薄いピンク色のフィルターとなり、景観を染めて艶やかに見せる。そんな印象をカメラに収める技術がないのは残念なことだ。

ChatGPT イ・ソンヒについてのQ&A

人工知能(AI)の技術を使った、自然言語で利用できる「ChatGPT」のチャットサービスを試してみた。
https://openai.com/blog/chatgpt
- ChatGPTの英語画面でサービスを受ける。(Chromeブラウザで、日本語翻訳画面に変更して使うとエラーが発生する)

下記の質問文(日本語)を同じく3回繰り返したところ、その都度、回答文(日本語)の内容・長さに変化があった。今回は2度目の回答文をそのまま転載する。
ChatGPTは、質問欄に質問を入力してエンターキーを押した瞬間、歌手のイ・ソンヒの素晴らしさを的確に(卒なく)回答を出力始めた。回答の情報源が、韓国語、日本語、英米語のいずれなのか(あるいは、すべてを閲覧しからなのか)興味深々だ。

(本ブログ関連:”イ・ソンヒ”)


質問(日本語入力):「韓国の歌手 イ・ソンヒの素晴らしいところは何か」

回答(日本語出力):
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イ・ソンヒは、豊かな歌唱力と表現力を持ち、韓国音楽界で高い人気を誇る歌手です。彼女の素晴らしいところは次のようなものがあります。

抜群の歌唱力:イ・ソンヒは、幅広い音域と豊かな表現力を持つ歌手であり、彼女の歌唱力は非常に高く評価されています。特に、バラードや感動的な曲を歌う際には、その歌声が聴衆の心に深く響くことで知られています。

感情豊かな表現力:イ・ソンヒは、歌唱力だけでなく、豊かな表現力も持ち合わせています。彼女の歌声には、様々な感情が込められており、聴衆の心を揺さぶる力を持っています。

パフォーマンス力:イ・ソンヒは、ライブパフォーマンスでもその実力を発揮します。彼女のステージは、熱狂的なファンたちでいっぱいになります。

多様な音楽性:イ・ソンヒは、バラードだけでなく、ポップスやR&B、ダンスミュージックなど、様々な音楽ジャンルに挑戦しています。そのため、幅広い年齢層から支持されています。

独自性:イ・ソンヒは、他の歌手とは異なる独自のスタイルを持っており、その個性的な歌声やステージパフォーマンスは、多くのファンたちから愛されています。
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2023年4月1日土曜日

野鳥観察(48)

先月(3月)の野鳥観察(探鳥会、月二回開催)に、朝寝坊と雨天中止のため参加できなかった。だから、今回(4月)はぜひとも出席せねばと出かけた。今月から(~9月まで)、集合時刻が30分繰りあがり、6時30分開始となった。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

早朝、思いのほか寒かった(約 9.5℃)。少し着増ししたが、巡回路の最後になって息苦しくなり反省・・・この時期着合わせが難しい。ちなみに、きょうの最高気温は、22.3℃(13:55)だった。

ところで、公園の「サクラ」は満開に近づき、朝陽をうけて花は白く輝き、地に幹の影を這わす。このタイミングしか見られない荘厳な景色だ。そんなわけで、参加者は花に染まってしまったようだ。会長から「花見じゃないよ」と言われても、ついつい目が桜花に向いてしまう。

きょうもベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視・カメラで確認したものを整理して次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。

鳥類
※ウグイス?: 探鳥会前に公園小入口で、足元から飛上がってさえずる。羽色は暗緑茶色に見えたが・・・
・コジュケイ: 「チョットコイ」 のさえずりが聞こえてきた。姿は確認できず
・ヒヨドリ: 新緑の樹間を飛ぶのが見えた
・エナガ: ベテランの方から「あれ!」と指されても、余りに小さく余りに早い動きで・・・
・オオタカ: 遠く民家のTVアンテナにとまる。幼鳥ということになった


・カルガモ: 小川の水量がちょっと回復したとはいえ、2羽ほど見えた。(あるいは4羽、二度見かもしれない)
・ムクドリ: 少し離れて宙を2羽が舞っていた
※ 確認: 以前単独で観察した、嘴が黒ずんだ「マガモ」♂風のものを「マルガモ」だろうと確認いただいた

植物
・ハナモモ: 集合場所近くに、紅白の混じった花を咲かせていた(園芸種「源平桃」)。
・オオシマザクラ: 写真左・手前(日本の固有種、日本に自生する10or11種あるサクラ属の基本野生種の一つ)
・アマノガワ(桜): 写真左・奥(「オオシマザクラ」系の園芸種)
・オモイガワ(桜): 写真中央(栃木県の小山修道院で栽培された「十月桜」系の園芸種)
・ギョイコウ(桜): 写真右(一部開花、「オオシマザクラ」系の園芸種で萌黄色した花弁)


・ツルニチニチソウ: 低く紫の花が咲く。先日(3/21)の北本自然観察園でも見た
・カエデの花: 紅い花(紅い蕾)が咲いていた


(追記)
動物
- 公式報告の「探鳥会の記録」メール(4/2)から一部転載させていただきます。
・ハクビシン: 「木の上に居て、ハシボソガラスが近くで盛んに鳴いて牽制していました。」と記載

2023年3月31日金曜日

今年も4分の1喰ってしまった

一年を通じてその経過を、リンゴを縦割りにして喰うという、そんな例えを何度かしてきた。繰り返しになり少し飽いて、ブログに記すこともなくなった。久しぶりだが、きりのよい3月末日のきょう、触れてみることにした。

3月が終われば、一年の3/12、すなわち1/4が終わる。これをリンゴの食し方に照らせば、喰った大きさ、消化の速さに唖然とする。リンゴ1/4は大きい。若者にすれば、剥いたリンゴの先に皮付きのリンゴがまだゴロゴロ転がっている。「だからどうした」といった按配だ。歳をくった者には、奥先にリンゴが余り残ってないのを知っている。リンゴの貴重さを思い知る。

少し前に買ったリンゴが食器棚に残っている。扉を開けると、果実特有の清しい、命の源泉のような香りが漂う。リンゴは、太陽の黄金と月の銀の輝きを持つ。リンゴについてこだわると尽きない。

(本ブログ関連:”リンゴ、林檎りんご”)

ところで、食べることを「喰う」と表現すると、荒々しさと勢いがある。Wikitionaryを見ると、「」について次のように記している、抜粋。
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日本で考案された国字。「食」に「口」を添えることにより、その動作性を強調した会意文字。国字なので、音読みは本来無いが、「食」の音を当て「木喰(もくじき:僧侶が用いたため呉音読み)」など固有名詞に用いた。
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それでもリンゴについて
子どものころ、リンゴがおやつ代わりになった。母はうまくリンゴの皮をむいて四つ切りにし、芯を除いて塩水に漬けた(塩水に漬けるのは、剥いたリンゴの実が変色するのを防ぐため)。子どもたちは、できたそばから食らい込んだ。だから、今でも、リンゴに塩味するのがなつかしいけれど、そんな機会はない。

2023年3月28日火曜日

さくら

昼どき、桜並木の通りに寄る。陽光を受けて桜が真白に映える。もっともっと花に埋もれて見上げたい。花びらを透した薄紅色の明かりに包まれてみたい。子どものころ、貯水池の堤に連なる桜の花の下で遊んだ思い出がよみがえる。


桜の花に記憶が伴うようになった。目の前の桜が当たり前のようでなくなった。今年から、仙人の境地して過ごしたいと思ったが未練が残るようだ。

与謝野晶子の歌に、「清水(きよみず)へ祇園をよぎる桜月夜 こよひ逢ふ人みなうつくしき」がある。このときばかり、だれもが善人になれる気がする。

2023年3月27日月曜日

さくら巡り

3月もそろそろ終わる。寒暖差が激しくて、家を出るチャンスを失いがちだ。さくら巡りしてみようと発起して、薄曇りのきょう外出した。思いのほか冷えて、道行くひとの多くが防寒のかまえからダウンジャケットを着ていた。

「ハナモモ」
畑地の一隅に丈の低いハナモモの樹がある。春になると紅色と白色の花を合わせて咲かせる。源平の紅白旗から、「源平桃」という園芸種が江戸期に作られたという。花の盛りとなれば、美しい紅白の色模様になる。

(本ブログ関連:”ハナモモ”)


桜並木
或る裏通り、知る人ぞ知る桜並木がある。現在、ほぼ満開の様子。昼とはいえ、通りに人影が絶えて静寂である。路肩に花びらがうっすらと積もり始めている。とはいえ散るにはまだ早い。これからの桜吹雪のタイミングも気になる。


「十月桜(ジュウガツザクラ)」
公園の中ほど、十月桜が並んでいる。幹にくくられた名札に次のように説明がある。「交雑種コヒガンの園芸品種。名前のように10月ころから開花します。」と記されている。また、Wikipediaに「春と秋から冬にかけての二度開花する二季咲きが最大の特徴」とある。


「カントウタンポポ」
公園の草はらに、タンポポの頭花に蜜を求めて(名を知らぬ)ハチが2匹とまっていた。タンポポの花を裏返して見ると、総苞片(そうほうへん)が密着しているので、(「セイヨウタンポポ」ではなくて)カントウタンポポのようだ。


「ジョウビタキ」
公園の小川を上流に少したどると、枯れたヨシの茎にジョウビタキのメスいたようだ・・・実は、焦点の合ってないカメラ画像にぼんやりした姿があった。

「マガモ」(写真左)、「クイナ」(写真右)
小川の岸に、オスのマガモ(嘴の色具合から、もしかしたら「マルガモ」?)が他のカルガモたちと一緒に休んでいた。そばを、クイナが1羽、周りを気にせず(まるで関わりたくないように)頭を下げてエサを一心に探し回っていた。


2023年3月26日日曜日

ブドウは酸っぱいか甘いか

先日、スーパーで「ファンタグレープ」の1.5リットル入りを買った。いま飲んでいるオーソドックスな無添加ワインが物足りなかったからだ。いまどきの葡萄酒(ワイン)は渋くて馴染めない。私にとっての葡萄酒は、赤くて甘~い、「赤玉ポートワイン」あるいは「蜂葡萄酒」なのだ。(ベーコンも、白身に赤いふちのあるクジラのものでなければならない)

で、どうやったかといえば、ファンタグレープと普通の葡萄酒を混ぜ合わせて飲んだのだ。甘い葡萄酒にかぎる。だって果物の葡萄の実は甘いのがよいというのに、酒は甘美のない渋い方がよいというのは合点がいかない(「アイスワイン」や「貴腐ワイン」があるではないか)。ともあれ、むかし普及した葡萄酒は甘かったのだ。

(本ブログ関連:”甘口の酒”)

ところで、教訓好きな童話に「イソップ童話」がある。以前にも触れたが、キツネ(ずるくて狡猾、悪知恵が働く役回り)が、歩き疲れて喉が渇いたとき、ブドウの実がたわわに実っているのを見つけて取ろうとするが届かず、悪態を吐いてその場を去る話がある。「フン」とか言ってる分にはいいのだが、性分が露わになる暴言はいただけない・・・という話だ。

(本ブログ関連:”イソップ キツネ”)

修身というか道徳につながる寓話を、教育の現場でどう扱われているか知らない。イソップ童話の寓意は早めに気づけば気付くほどよい。子どものころに習得しておけば、恥をさらすこともない。不幸なのは、口から吐いた言葉に何も気付かないことだ。
(老後についてタワマンの高層から発信を続けた老社会学者の弟子として、伝道の役割りをつづけた若者が、最近は作家になろうと方向転換している。でも性分は変わらないらしく、テレビのニュースショー(ワイドショー)で、WBCについて関心がないと公言していた)

イソップの寓意から、キツネの言葉をいってはいけないではなく、キツネにはなるなということを知るべきかもしれない。葉っぱを頭にのせてクルリと回転しても、尻尾を隠すことはできない。


国立国会図書館デジタルコレクション

①「ししの王国 : イソップ物語篇 (世界おとぎ文庫 ; 5)」(アイソポス 原作, 楠山正雄 編、小峰書店、昭和24(1949)年)
- 「21 ぶどうを たべそなった きつね」より抜粋
https://milestone-milestone.blogspot.com/2016/10/blog-post_12.html
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(略)
「あの ぶどうは、もう、じゅくしていることだとおもったら。なあに、とても すっぱくて、たべられたものではない。ありゃあ、ぶたの たべものさ。」と、まけおしみをいいいい、またひょろひょろと、出て行きました。

じぶんの力がたりなくて、ものごとがうまく行かないときに、そのわるくちをいいたがるのは、つまらないひとのくせです。
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② 「イソップお伽噺」(三立社、1911年、明44年9月、訳述者 巌谷季雄=小波)
ー 「一三三 正しき望み 狐と葡萄」より抜粋
https://dl.ndl.go.jp/pid/1169898/1/1
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(略)
   それで幾度(いくど)も跳(は)ねて居(ゐ)る中(うち)に、體(からだ)は段々(だんだん)疲(つか)れるのに、葡萄(ぶだう)は一粒(ひとつぶ)も食(た)べられませんから、狐(きつね)はとう~自棄(やけ)を起(おこ)し、
   「何(なん)だ! こんな青(あお)い葡萄(ぶだう)が食(た)べられるもんか。食(く)ったら酸(すっ)ぱくて仕様(しやう)がないだらう。」
と、毒(どく)づいて、其(その)まゝ行(い)ってしまひました。
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2023年3月23日木曜日

WBC優勝、野球への関心

きのう(日本時間 3/22)、2023 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)決勝戦で、米国チームと対戦した栗山英樹監督率いる日本チームが勝利した。その瞬間をしっかり見届けられたのは幸いだった。
決勝戦の前日(3/21)、準決勝戦のとき、埼玉県の或る公園で自然観察をしていたが、関心は自然にだけ絞れず、日本チームの勝敗にも及んだ。参加者は試合経過を節目節目ごと伝え合った。

優勝の結果、大谷翔平選手がMVPとなった。試合の中で、自らを奮い立たせチームを鼓舞させる彼の雄たけびを目にした。試合後になっては、周りへの配慮と感謝を中心に据えて感想を語っていた。とても印象的だった。勝者が誰かであるより、勝利を共にすることを重視する日本(日本野球)の文化を伝えたと思う。もちろん、これからMLBのスタジアムに出場すれば、違った世界での戦いとなる。
(参考)Youtube: MLB News(日本語翻訳字幕付)
    「【感動】大谷翔平ペドロ・マルティネスから最大の賛辞と感謝を受ける トラウトとの配球を直接解説」
    https://www.youtube.com/watch?v=BX7aEQEcyG4

米国の野球が、文化のひとつとして育まれていると感じたのは、ケビン・コスナー主演の映画「フィールド・オブ・ドリームス」を見たときだ。野球の歴史(時間と層)が長く厚い分、彼らは豊富な言葉を持っているように感じてうらやましく思った。

ところで、子どものころ九州にいたとき、小学校に「小使いさん」*がいて、校内に宿舎があった。小使いさんにはすでに独立した息子さんがおり、ときどき通って来たようだ。
(*)その後「用務員」と称されるようになったが、今は職種別に呼称が細分化されている。

その息子さんが米軍基地に勤務していた関係もあり、あるとき小学校に基地の少年野球チームが訪れた。ユニホームを着た彼らを見てとても驚いた。対する日本側の小学生チームは、普段着のままで、寄せ集め編成したものだった。装備がまるっきり違っていた。当時の小学校に野球道具や設備が揃っていたわけではない。日本側小学生チームは、攻撃にいろいろ工夫をした。巧みな戦術(バントや盗塁など)で迎え撃った。強打中心の基地側のチームは、大いに苦戦することになった。試合経過はうろ覚えではっきりしない。ともあれ、結果的にアメリカに対する微妙な自信を感じた思い出がある。

子どものころに関心があったプロ野球選手といえば、巨人の川上、王、長嶋選手、国鉄の金田投手、地元西鉄の稲尾投手、中西選手たちだった。ラジオやテレビから伝わる活躍が忘れられない。また、甲子園の高校生選手は、大人のような兄さんといった風に感じた。

ところが、大人になって、ある出来事から野球への関心が急速に薄れた。「空白の一日」といわれる、ドラフト制度の抜け道を利用した事件だ。
(参考)Youtube「レジェンド・野球人」
    https://www.youtube.com/watch?v=3dUFdya656c&t=1s

以来、野球への関心は薄れるばかりだったが、国際試合となると違う。別の観点から興味、関心が沸いてくる。日本人にとって、野球は子どものころから慣れ親しんだ お祭りでもある。盛り上がるほど、自然と空気に染まる。選手たちの熱気と活躍に感動しているのに気づく。今回、最高峰の試合を見るという、本当に素晴らしい経験をさせていただいた。

2023年3月21日火曜日

北本自然観察公園

月一回(第3日曜日)、決まったフィールドで野鳥・植物・昆虫などを観察する「自然観察会」へできるだけ参加している。自然観察会では、別途、関東近辺にある代表的なフィールドを選定して観察会(同じく月一回)を設けている・・・年齢に関係なく元気な方々が積極的に参加されている。私の場合、体力と距離と相談して、連れて行ってもらうといった具合。

そんなわけで、天候に恵まれた「春分の日」のきょう、埼玉県の「北本自然観察公園」*へ出かけた。新宿からJR湘南新宿ラインに乗って北本駅を降り、バスで現地に着く。名前の通り、自然観察に適した公園で、環境、設備が整っている。私の歩き方では、限界を超える規模だ。
(*)北本自然観察公園: https://www.saitama-shizen.info/koen/
 
二十名近くの方々が参加して、午前から午後にかけて園内を観察した。今回もベテランの方から解説いただき、自分なりに目視・カメラで確認したものを整理して次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
- 双眼鏡に替えて高倍率カメラを使い始めたが(2/25)、いまだに使いこなせない。

野鳥
・ウグイス: 盛んに鳴き声(谷渡り > さえずり)を耳にするが姿は見られず
・オオタカ: 目の前で、小鳥の群の1羽を狙い定めて襲うのを見る(小鳥は危機を免れた)
・キジ: 遠くの平地で1羽のオスが2羽のメスを追い求める様子が見えた
・ジョウビタキ: 地鳴きの「ピッ、ピッ、・・・」を耳にするが姿は見られず(人気の鳥だ)
・ガビチョウ: 目の前を一瞬横切った。鳴き声に癖があって、外来種のためか人気がない
・シジュウカラ: 小さな姿が飛んで来て、枯れ枝にとまったと思った瞬間すぐに飛び去った
・アオジ: 目の前を横切った・・・見たとはいえないほどの一瞬
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・タシギ: カメラを通して見るが、カメラに画像が残っていなかった
・ダイサギ: 沼地奥に1羽を見る(写真で嘴《口角》を確認できた)
・コガモ: 池の遠くに群れる、カメラを通してじっくりオスの姿(頭部)を見た

植物
・タンポポ: カントウタンポポ? 花のサイズが大きい、黄色だけでなく白色もあった
・セイヨウアブラナ: 黄色の花がまぶしい、茎を巻くようにして葉が伸びている
・ツルニチニチソウ: 紫色の花が咲いていた、つる状の形態までは気づかなかったが
・ぺんぺん草:「ナズナ」の別名で、果実の形が三味線のバチに似て三味線草ともいうそう
・ツバキ: 椿の樹を飾るように薄紅色の花を多数咲かせていた
    ー 会長から、漱石の俳句「落ちざまに 虻(あぶ)を伏せたる 椿かな」が紹介された
・ホウノキ: 落ち葉の裏表クイズがあった(葉の裏が上になるように落ちるようだ)
・エドヒガンザクラ: 市の天然記念物で高さ20m、花の開く光景は見事だったようだ
    - 今は、根元から折れて倒伏(2019年10月)した姿になっている

生きもの
・アオガエル: 枯草の原に次々見つけた(ガイドに「シュレーケルアオガエル」とある)
・カエルの卵塊: 湿原にかかる八つ橋のそば、浅い水底にいくつも見つけた


<写真>
ダイサギ(左)とコガモ・カルガモの群れ(右)


キジの求愛(左側2羽のメスに対する右側のオス、嫌われているようとの声があったが)


ツルニチニチソウ(左)とツバキ(中央)とぺんぺん草(右)




(付記)デーノタメ遺跡
同じ北本市(北本自然観察公園近く)に、縄文時代中期~後期の「デーノタメ遺跡」(集落跡)がある。
デーノタメ遺跡総括報告書」(北本市文化財保護課文化財保護担当、2022年7月6日)
https://www.city.kitamoto.lg.jp/soshiki/kyoiku/bunkazai/gyomu/1478482179727.html
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4度にわたる発掘調査、および内容確認調査によって遺跡の全容が徐々に明らかになり、関東最大級の環状集落を持つ遺跡であること、集落と水辺がセットで残された全国的にもまれな遺跡であること、低地部から多量の有機質の遺物が出土しており、縄文人の植物利用の実態が解明できる遺跡であることなどがわかってきました。
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Youtube(分かりやすく解説されている)
「【ゆっくり解説 】100年に1度の大発見!!関東最大級の環状集落デーノタメ遺跡の謎!!」
https://www.youtube.com/watch?v=2SSy3Kxtnhw

春分の日 2023

きょうは二十四節気の「春分」。同時に祝日「春分の日」でもある。
冬から次第に日射しが増してきて、昼夜の長さがほぼ同じ(わずかばかり昼が長い)となる春の一日、古代から特別な意義を持つ日である。さらに祝日ともなれば、春の陽を浴びて多くの家族連れが外に出る。

(本ブログ関連:”春分の日”)

自然観察会は天候に恵まれた春分の日に、埼玉県の「北本自然観察公園」*へ出かけることができた。(観察会について別途記述)
(*)北本自然観察公園: https://www.saitama-shizen.info/koen/

ところで、ネット上のカレンダーを見て気づいたことだが、旧暦の2月(2/30)がきょうで終わり、あすから閏月の2月が始まる。新暦の場合、閏年の2月に1日だけ追加微調整するが、旧暦では月単位で調整する。そんなこと、正直気が付かなかった。閏月について調べてみた。

閏月
きょうで旧暦2月(2/30)が終わる。旧暦は月齢に合わせた暦のため、3年に一度季節のずれを調整(埋め合わせる)する必要がある。今年はそれに当たり、2月に「閏月」が生じる。あす(3/22)から2月に「閏」を付けた「閏2月1日」となる。ちなみに、新暦の4月19日になって、閏月2月(2/29)が終わる。

旧暦を使った当時のひとびとは、(結構長期間の)閏月を日常生活の中でどのように受け止め(換算し)ていたのだろうか。他方、新暦の場合、閏年の2月に1日だけ追加することになるが、カレンダー上のこととして、あまり不都合を感じてないのが正直なところ。

2023年3月20日月曜日

桜並木

ほぼ一週間、ずっと家にこもっていた*。猛烈に眠かったのだ。おとついの小雨(夜来風雨声)を加えれば、まさに「春眠暁を覚えず」といったところ。詩人の風雅もないので、たんなる惰眠だろうけど。花粉症の症例に眠気がある。もしかしたら、そのせいかもしれない。
(*) ために、春うららか 3/19 に開催の「自然観察会」を寝坊して欠席してしまった。

ところが、今朝起床して一転、実に爽快だった。気をよくして桜の開花模様を観察しに出かけた。或る裏通りに知る人ぞ知る小さな <桜並木> がある。高木の桜の木立をくぐったが、今のところ空に枝がしっかり見える状況で、まだ五分咲きといったところ。

(本ブログ関連:”桜並木”)

コブシ
並木道のはずれに、「コブシ」の樹が一本立っている。こちらは小さな白い花が満開。下から眺めると、青空と太陽光(逆光)に花びらが溶け合い見事である。


レンギョウ
並木を抜けると、サクラに替わって「レンギョウ」の低木がつづく。暖かい陽に映えて、春を告げるという黄色の花が清々しく、新緑の葉とのコントラストも美しい。


サクラ
次の写真(左側)は、上記の五分咲きの <桜並木> を見上げた様子。右側の写真は、遠出して見ることができる、民間の苗圃(びょうほ)に咲く <枝垂れ桜> の様子で、こちらは八部咲きといったところか。これから、見事な満開となるだろう。特に <桜並木> は、散り際の桜吹雪が素晴らしく、大勢のひとびとが集う。

2023年3月14日火曜日

東京の桜開花 2023

桜の開花が待ち遠しい。東京では靖国神社の標本木(ソメイヨシノ)の開花が基準になる。気象庁は、気象用語*として「生物季節観測」があり、開花、満開、紅葉・黄葉、落葉の日を観測している。桜の開花日については「気象台が定めた標本木に 5~6 輪以上の花が咲いた最初の日」、満開日については「標本木で約80%以上のつぼみが開いた最初の日」をいう。
(*) https://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/kisetutext/25/chapter6.pdf

(本ブログ関連:”桜開花”)

きのうの観測では、しっかり咲いていたのが4輪にとどまりお預けとなった。

きょうのテレビニュースで、気象台職員が靖国神社に出かけて、標本木の開花を観察した。周りをメディアだけでなくファンも詰め寄せて、開花の宣言を待った。儀式のようだが、楽しい瞬間でもある。私も出かけて、その場面に立ち会いたかった。

結局、きょうは一日家にこもってしまい、東京の桜の開花をネットで確認した。

ウェザーニュース
「東京・靖国神社で桜開花 観測史上最も早い記録に並ぶ開花発表」(2023/03/14 14:00)より抜粋
https://weathernews.jp/s/topics/202303/130085/#:~:text=今日3月14日,ソメイヨシノ開花発表となります。
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・今日3月14日(火)、東京・靖国神社の桜が開花したと発表されました。2020年や2021年と並び観測史上最も早い開花となりました。平年より10日早く昨年より6日早い開花発表です。
・今年、全国で初めてのソメイヨシノ開花発表となります。
・東京では先週、最高気温が4日連続で20℃以上を観測し、桜のつぼみの生長が一気に加速したと考えられます。
・東京の場合、標本木は東京都千代田区の靖国神社にあります。
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はったい粉、こうせん、麦こがし

先日(3/12)、地方産物店で(商品名)「麦こうせん」を見つけた。千葉県産とのこと、1袋100gしかないので2袋購入した。他にも他県のポンカンも買ったわけだが、レジで「これ(麦こうせん)って、どうやって食べるのですか」と聞かれたので、「砂糖を入れて、お湯をそそぐだけなんですよ」と応えた。いたってシンプルな作り方だ。

レジの若い女性が「そういえば、お婆さんが食べていた」というので、私は「子どものころ食べたもんですよ」と付け加えた。麦こうせんは、今となっては知っているようで知られぬ食べ物になったのかもしれない。店を出ながら、お湯を注ぐとチョコレート色に変わり、麦の香ばしい香りがしてくると心の中で補足した。

子どものころ、「麦こうせん(麦香煎)」と言ったことはなく、「はったい粉(糗粉)」*と呼んでいた。他にオーソドックスな「麦焦がし(むぎこがし)」の名称もあるが、いずれもしっくりこないけど・・・口にすれば同じ懐かしさに包まれる。
(*)糗粉の「糗」: 焼かれた小麦、米など(Wilitionary

舌触りに「落雁(らくがん)」を思い出すが、対してこちらは超日常のおやつである。また、「日本はったい粉協会」**のサイトに、徳川家康の好物だったとの解説もある。
(**) https://hattaiko.com/rekishi/

むかしは、はったい粉がいつでも食べられた。お湯加減が微妙で、パサパサになったり、ドロドロになったりする。親に作ってもらうと丁度よい、だから懐かしいのだ。それを思い出して求めたわけだが、今回はパサパサして粉っぽくなった。でも、この味に浸って一口ごとに、ああこれこれと心地よい。

2023年3月12日日曜日

(資料)若田光一氏搭乗のクルードラゴン(Crew-5)帰還

2022年(日本時間)10月6日木曜日の深夜午前1時に、米ケネディ宇宙センターから打ち上げられた宇宙船「クルードラゴン(Crew-5) ”エンデュランス”」(「ファルコン9」ロケットに搭載)に搭乗の4人の宇宙飛行士は、国際宇宙ステーション(ISS)到着後、5か月間の長期滞在任務を終えて、(日本時間)本12日午前、米フロリダ州沖合に着水した。

(本ブログ関連:”若田光一”)

NHK放送は次のように報じている。
「宇宙飛行士の若田光一さん ISSから地球に帰還 日本人最長滞在」(2023年3月12日 14時26分」より抜粋
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230312/k10014005881000.html
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・滞在を終えた若田さんら4人の宇宙飛行士は、打ち上げの際に乗ってきたアメリカの民間宇宙船・クルードラゴン「エンデュランス」に搭乗し、日本時間の11日午後4時ごろ、(国際)宇宙ステーション(ISS)を離れました。
・宇宙船は上空でパラシュートを開いてゆっくりと高度を下げ、日本時間の12日午前11時すぎ、アメリカ・フロリダ州の沖合に着水しました。
・JAXA=宇宙航空研究開発機構によりますと、若田さんは今回の宇宙飛行の滞在期間が157日あまりとなり、宇宙での滞在時間、国際宇宙ステーションでの滞在時間ともに日本人最長になったということです。
・~、ことし1月と2月には。若田さんにとっては初めてとなる船外活動を行い、新型の太陽電池パネルを取り付ける台を設置しました。

永岡文部科学相「ミッション完遂に敬意」
永岡文部科学大臣は談話を発表し、「大任を終えての無事の帰還を心から喜ばしく思う。わが国にとって国際宇宙ステーションでの活動は、国際的な月探査プロジェクト『アルテミス計画』や、地球から遠く離れた『深宇宙』に向けた国際宇宙探査に必要となる技術の実証のために重要なものであり、ミッションを完遂されたことに敬意を表したい。若田宇宙飛行士には、引き続き、わが国の宇宙開発の意義を国民や世界の皆さんにしっかり見えるような形で発信していただくとともに、有人宇宙開発の未来につながるような活躍をされることを期待している」としています。
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<参考>
公式NASA放送(Youtube)
「NASA's SpaceX Crew-5 ミッション着水」
    ー 長尺の映像末にCrew-5着水、回収の様子が見られる。スパイダーマンも登場する。
    ー 引き出すようにして、車椅子で運ばれる若田さんの姿が見られる。
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米NASAの宇宙飛行士ジョシュ・カサダとニコール・マン、日JAXAの宇宙飛行士 若田光一、露ロスコスモスの宇宙飛行士アンナ・キキナ(NASA の SpaceX Crew-5 ミッションの 4 人のメンバー)は、米東部標準時3月11日土曜日の午後9時02分(0202 UTC 3月12日)に、フロリダ沖に着陸する予定です。地球低軌道での5か月の滞在を終了します。
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アルテミス計画
今回のプロジェクトは、NASAと民間会社(今回「スペースX社」)による宇宙開発への大きなステップになった。次のステップに、月面着陸の国際協力「アルテミス計画」がある。
このアルテミス計画(Wikipedia)とは、
・主にアメリカ航空宇宙局(NASA)とNASAが契約している米国の民間宇宙飛行会社、
・欧州宇宙機関(ESA)、
・日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)、
・カナダ宇宙庁(CSA)、
・オーストラリア宇宙庁(英語版)(ASA)
などの国際的パートナーによって実施される。

2023年3月11日土曜日

朝、僅差の間に地震2つ

歳をとると目覚めるのが早い。早朝うつらうつらしていたとき、小刻みな揺れを感じた。少し長めに揺れて(体感)震度2程度に感じた。地震と気づき、急いで急いでテレビをつけた。

テレビ画面の上側に、地震速報のテロップが表示された。震源が北海道の日高地方東部という。遠い地震を東京で感じたとは・・・とても驚いた。もしかしたら、大規模地震が発生したかもしれないと不安になったが・・・、それにしても。マグニチュードが驚くほどではない。

気象庁発表: 震源・震度情報(2023年03月11日05時17分発表)
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地震の発生日時: 03月11日05時12分頃
震央地名: 日高地方東部
深さ: 60km
マグニチュード: M4.8
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ところが、しばらくして、もう一つの地震速報のテロップが流れた。それによると、震源は千葉県北西部というのだ。北海道日高地方東部と千葉県北西部の地震発生時刻が、1分差でしかない。ということは、体感した地震は千葉県北西部のものだったことになる。

気象庁発表: 震源・震度情報(2023年03月11日05時19分発表)
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地震の発生日時: 03月11日05時13分頃
震央地名: 千葉県北西部
深さ: 70km
マグニチュード: M4.2
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気象庁の「震源・震度情報」を見ると、当地は震度2となっている。震度1の地域と入れ混んでいる理由はよくわからないが、体感の2と合っている(もちろん寝起きに感じたもので朧げなものだが)。


きょうは「東日本大震災」が発生して12年目になる。あのとき私なりに経験した、あのなまなましい記憶は忘れられない。

(本ブログ関連:”2011年3月11日金曜日”、”東日本大震災”)

東日本大震災の名称に落ち着くまでに、「東北地方太平洋沖地震」など各種の呼称があった。本ブログではその時期の呼称に合わせて登録しているため、網羅的に本ブログ関連として検索することができない。

2023年3月8日水曜日

涸れた小川と観察園の花

きょうの都心の最高気温は、今年最高の 21.3℃(13:20)で暖かい一日だった。陽気に誘われて昼食後、公園に併設の「自然観察園」へ出かけた。(冬の気分がまだ残っていて)外出着を少し緩めにしたけれど、結局は汗がにじんできた。日なたと日陰の間には、近ごろ寒暖の差が無くなってきている。

天候がよいのはありがたいけれど、公園を流れる小川が水涸れして、川底を見せているのが心配だ。公園内を人工的に整備して走らせたため(水は底にしみ込んでしまい)、崖線からの湧水もむなしく石底が露わになっている。

(本ブログ関連:”小川の人工的整備” )


観察園は週の半ばでもあり、人影が乏しく閑散としていた。入口の掲示板の地図に添えられた植物写真を参考に園内(主に東側)を巡ってみた。

アズマイチゲ(写真左)
観察路を進むと、入口で配布の「3月の花だより」に未掲載だが、小さな白い花が群生している場所があった。掲示板に戻って見ると「アズマイチゲ」の写真が貼られていた。花びらは花弁ではなく、実は <萼片(がくへん)>であり、野草名の由来は <東(あずま)の一花(いちげ=一輪草)>とのこと。

ニリンソウ(写真右)
所定の場所に到着したが、「ニリンソウ」の姿が極端に少ない。ニリンソウは、二本の花柄の先に花を咲かせるので二輪草といえるのだが、花が1個や3個の場合もあるそう・・・なので写真の花もニリンソウといえる。

(本ブログ関連:”ニリンソウ”)



ヤブツバキ(写真左)
ツバキの樹と花を何度も見てきたが、正式な種名として「ヤブツバキ」を知る。樹下に花一輪ごと塊りになって落ちている。絵画にして美しく描くことはできるだろうけれど、写真に撮るには難しい。資生堂のロゴ(シンボル)マーク*は花椿で、それにつながる落ち着いたイメージがあるようだ。
(*)資生堂のシンボルマーク「花椿」:資生堂サイトより
1915年に初代社長福原信三の描いたスケッチを元に意匠部のスタッフがデザインを手がけ誕生しました。
    ー https://corp.shiseido.com/jp/company/company-name/

スイセン(写真右)
スイセン」は、園の西はずれにある群生場所に数株残すのみになっている。それでも咲いている姿は凛としている。花の中心にある(口ばし、ラッパなど呼ばれる)黄色の副花冠と白い花弁との白黄色の対比は、ヤブツバキの場合と同様に爽やかだ・・・場所近く続けて見たのでそう思ったのかもしれないが。


帰宅してしばらくすると冬の習い性で、ついストーブをつけてしまう。部屋に熱気がこもってしまい消すが、またつけるの繰り返しだ。

2023年3月6日月曜日

梅林と桜の園

おとつい(3/4)、早朝の野鳥観察(探鳥会)を休んでしまった。悔いが残る・・・寝坊したなんて口にできない。その挽回のため、昼過ぎに小金井公園の梅と桜の開花状況を見に出かけた。

(本ブログ関連:”小金井公園”)

ジンチョウゲ
公園の広場を囲む樹々には、まだ緑の気配が乏しい。<ユーカリ広場>の枯れ原に「ツグミ」だろうか数羽が見えた。休日に子どもたちで賑わった<わんぱく広場>に人影はまばら。そんな広場の小さな垣根となっている「ジンチョウゲ(沈丁花)」は辺りに濃い香りを漂わせていた。沈丁花の香りは、いつも速く春の到来を教えてくれる。


梅林
先日(2/5)<梅林>を訪れたとき、花で飾られたのは数本だけだったが、きょうはすべて紅白に彩られていた。もしかすると花の盛りをほんの少し過ぎたかもしれない。それでも暖かい日射しを受け、観梅の人びとが絶えることはなかった。


紅千鳥、竜眠枝垂れ
この時期目立つ紅梅の「紅千鳥(べにちどり)」(写真左)が、梅林の要所要所に白梅とのコントラストとなるよう配置されている。白梅の「竜眠枝垂れ(りゅうみんしだれ)」(写真右)の枝が地面に垂れて接地しているのは見事だ。先日入手の「梅林ガイド」によれば、
・紅千鳥: 江戸時代から花梅の代表的品種。遅咲き鮮紅色中輪でよく旗弁ができる。
・竜眠枝垂れ: 大きな枝振りの枝垂れ梅。やや遅咲きで白色大輪。


公園の西側にある<桜の園>へ行く途中、<宿根草園>の休憩場所で「ハクセキレイ」の2羽がwalikingしているのを見た。人慣れしているはずと思い、近づくもすぐにはぐらかされて、東にある木立へ飛んでいった。

それにしても<桜の園>とは、その名にいろいろと想像が働いてしまう。

大漁桜、街かどの桜
<桜の園>は、まだ桜の時期ではない。唯一「大漁桜(たいりょうざくら)」(写真左)が満開であった。立札の解説によれば(抜粋)、
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(個人の作品で)早咲きの大島桜と寒桜を交配したものと記録されている。原木は熱海市の網代漁業組合の網干場にある。早咲きの品種。・・・花の色が桜鯛の色に似ていることから縁起にあやかってこの名がついた。
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公園を出て帰り路、街かどに一本の桜(写真右)が満開にしていた。品種を見極める眼力がないのではっきりできないけれど、それは美しく華やかに花の咲いた枝を広げていた。


啓蟄 2023

きょうは二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」。Wikitionaryによれば、<冬ごもりしていた虫が穴を開いて出て来るころ>で、「啓」には「開く」の意(例:啓発、啓蒙)があり、「蟄」には日本語では「かくれる」の意があるという。

きのうの午後に、天気予報では小雨が降るかもしれないとあったが、結局、きょうの日付に変わった深夜の午前3時過ぎに、しとしとと小雨が屋根を濡らす音が聞こえた。

(本ブログ関連:”春雨”)

ところで昨日、洗面台で大きなナメクジを見つけた。何でこんなところにと驚いてしまう。春の陽気に誘われて登場する(今年最初の)虫として残念に思ったが、ナメクジは虫じゃない。ナメクジは巻貝の仲間だった・・・。

春を予感して、公園の植物は芽が膨らみ花を咲かせ始めているし、野鳥は番(つが)いとなって行動を伴にしている。生き生きとして輝きだす。そして山は人々の気持ちを山彦のように反映して笑う。俳句の「山笑う」は春の季語とのこと。
(もしかして杉植林の山は多量の花粉を撒き散らして、ほくそ笑んでいるかもしれない)

2023年3月2日木曜日

マルガモ?、カワウ 、そして昨夜遅く 春一番

気象庁はきょうの午前、関東地方に昨夜(3/1)遅く「春一番」が吹いたと発表。確かに昨深夜、家を揺する風を感じた。

(本ブログ関連:”春一番”)

春一番の定義を、気象庁とウェザーニュースは次のように解説している。(抜粋)
① 気象庁:「風」に関する解説
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kaze.html#E28
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冬から春への移行期に、初めて吹く暖かい南よりの強い風。
(備考)気象庁では立春から春分までの間に、広い範囲(地方予報区くらい)で初めて吹く、暖かく(やや)強い南よりの風としている。
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② ウェザーニュース(2021年2月4日の記事)
https://weathernews.jp/s/topics/202102/030105/
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発表条件。関東地方の「春一番」の条件は次の通りです。
・立春(2023.2.4)から春分(2023.3.21)までの期間
・日本海に低気圧がある
・強い南寄りの風が吹き、気温が上がる(東京で、8m/s以上の風で前日より気温が高い)
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ところで、きょうの都心の気温は4月中旬並みの暖かさで、最高気温が 20.0℃(12:45)になった。ちなみに、きのうは 19.4℃(14:07)だった。そんな昼過ぎ、小雨が少しぱらつく中、公園の「カルガモ」が集まる水辺へ撮影に出かけた。

マルガモ?(写真左)
2羽のうち、後ろの鳥の頭部が緑色の光沢して、「マガモ」(雄)だと思いシャッターをきったが、帰宅後、画像を見ると疑問が沸いた。嘴(くちばし)が、黄色一色でなく口元にかけて黒いのだ・・・「マルガモ」*かもしれない。また、手前の水鳥は「カルガモ」だろうけど、画像から雌雄を区別をする力量はない。もしかしたら、かれらは番(つがい)かも知れないなど想像するが。
(*)マルガモ: カルガモとマガモの雑種

カワウ(写真右)
カルガモたちが群れる小川に、長い潜水を繰り返す真っ黒な「カワウ」が1羽現れた。ファインダーを見続けていたので、突然のカワウに驚く。若いのだろうか小柄に見える。カルガモたちにお構いなく辺りを縦横無尽に潜り、ときに息継ぎのため水面に浮上する。実にさっそうとしている。


公園の散策路と、鉄路の土手に黄色の花が咲いていた。

サンシュユ(写真左)
先日、公園を巡ったとき、サンシュユが黄色の花を上に向けて咲かせていた。そのとき二、三本だった。きょうは違った。進むほど、あちこちに、あるいは並木のように連なり咲いていた。今を盛りと咲く、こんなにたくさんのサンシュユの花を見たのは初めて。

菜の花(写真右)
公園を南北に突き抜ける鉄路の土手に、菜の花が咲き始めた。これから、辺り一面を黄色と緑の美しい対比で染めることだろう。春の楽しみがまた増えた。一般的に「セイヨウカラシナ」と「セイヨウアブラナ」の花を菜の花と呼ぶとのこと。
(追記)観察会のベテランの方による配信情報に「セイヨウカラシナ」との紹介があった。