きょうは4月の30日、月末だ。カレンダー上、今年の 1/3 が終わることになる。
(本ブログ関連:”カレンダー”)
一年の 1/4が、1/3が、そして半分が・・・と終わるたび、あっけなさを感じていた。それを埋め合わせるように、手帳や日記、そしてブログにといろいろと書き連ねていたけど、微妙な気分のままだった。
時間が足し算だった時代と比べて、今は、引き算でしかない・・・そして時間が個人的なものになったと気付いた。
むかし、田舎道を車で進んでいると、畑の中から爺さんがすっくと立ち上がり、わたしたちが道路の先に消えるまで、じっと見つめ続けている。あるいは、農家の縁側に老婆が座り、庭先を日永ながめている。そんな光景を思い出す。
歳をとると、本人にとって時間がひとときと思えても、その様を他者(若い人)から見ると随分と時間をかけているように見える・・・もっといえば緩慢にうつる。
時間を棲み分けてみてはどうか・・・なんて思ったりする。「桃源郷」のような、いってみれば時間が止まった異世界があったならと。仙人の境地になりたいと願うきょうこのごろ。
(本ブログ関連:”桃源郷”)