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2023年2月5日日曜日

梅林(緋の司、水心鏡)

本当に久しぶりに、(都立公園の中でも最大規模の)小金井公園の「梅林」を訪れた。梅の開花状況を見るためだ。

日曜日の公園は家族連れでにぎわい、広場(特に「こどもの広場」)は流行りの小さな簡易テントで埋まっていた。幼い子ども連れ家族にとって、ちょっとした休憩場所(日よけ)になるようだ。そんな光景を眺めながら西側へ進むと、梅林にたどり着く。(歴史的に「桜」で有名な公園だが、梅の林(約27品種・88本)もある)

昨年(2022年)の「うめまつり」は、新型コロナウィルスの余波を受け中止された。今年はどうなのだろうかと見れば、きょう限定の「梅林で春さがし」というイベントが催されていた。梅林入口で(募金に応じて)配布されるブローシャー「梅林ガイド」をもらい、写真解説を参考にしつつ見て廻った。

きょう現在、全品種が咲いているわけではない。梅の香りも微かで、本格的な盛りはもう少し後になるだろう。とはいえ、梅林に多数の人々が集まり、紅梅、白梅を背に写真を撮り合っていた。

品種「緋の司(ひのつかさ)」の紅梅を前に、「水心鏡(すいしんきょう)」の白梅を後ろにカメラにおさめた。写真を見ていつも思うことだが、あのときもっと接近してもっと実感しておけばよかったと・・・写真はむつかしい。

梅林ガイドより
・緋の司: 小金井桜提供の御礼として、水戸から贈られた。濃紅色中輪で稀に結実。
・水心鏡: 千葉大学の梅林にあって江戸時代の古い品種。白色大輪で香りが強い。