公園のサクラ巡りをした。同園には苗圃(びょうほ)の区画があって、街路樹や公園など公共施設に植えられる苗木を育てているが、サクラは特別で、園内のあちらこちらに多種多様な品種(約40種、約1000本、野生種と園芸種が約半々)が植えられていて、もっぱら桜見などのためかもしれない。
公園サービスセンターに配置の「桜マップ」を片手に巡った。幸い、暖かい日射しと南の風に恵まれて、昼過ぎのんびり観察することができた。「桜マップ」をもっと早く知って、入手していたらと惜しい気がした。
- 本日の最高気温、22.2℃(14:26)
今回の観桜は、<園芸種>の一部をたどった。「桜マップ」に解説があるものは、一部抜粋して次に記す。
関山、嵐山、墨染 (公園管理センター近辺)
・関山(カンザン、写真左): 八重咲、八重桜の代表、花は塩漬けにして桜湯の原料とされる
・嵐山(アラシヤマ、写真中央): 花は一重
・墨染(スミゾメ、写真右): 花は一重
八重紅枝垂、松月 (小川の土手)
・八重紅枝垂(ヤエベニシダレ、写真左):花は八重咲き、枝垂れ枝が風に揺れる様が優美
・松月(ショウゲツ、写真右): 花は八重咲き
隣接の公園にも足を延ばした。若者たちが、一団となって新緑の園路をランニングしていた。春の初々しい光景を見た気がする。