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2026年8月6日木曜日

山越の豆麩も遅し諫鼓鶏 (怒風)

商いをやっている方には縁起でもないが、「閑古鳥が鳴く」という言葉にある鳥は、野鳥の「カッコウ」を指すという。しかしながら本ブログ関連の通り、誰もが知るカッコウの姿を私は見たことも、鳴き声を聴いたこともない(とんでもなく鈍くて、ただ気付かないだけかもしれないが)。

(本ブログ関連:”カッコウ”)
 
ユニークな経歴を持ち、漱石や子規に傾倒した柴田宵曲(しばた しょうきょく、明治30年⁅1897年] ~ 昭和41年⁅1966年])の「古句を観る」(岩波文庫)の <夏> の項に、怒風*の次の句が紹介されている、「山を越した向うの里から豆腐を売りに来る。その大凡(おおよそ)の時間が決まっているのであろう。もう来そうなものだと思うが、なかなかやって来ない。どこかで閑古鳥(諫鼓鶏)の声がする、という山里の光景である」。
(*)怒風は、「高岡怒風(たおか/たかおか どふう)、江戸時代中期の大垣藩士で、芭蕉の門人である美濃派(大垣)の、兄斜嶺(しゃれい)とともに俳人」とのこと。
    ー「水の都 大垣」サイト「第四回 芭蕉来垣」
         http://www.ip.mirai.ne.jp/~binyou/basyou3.htm
    ー および Google Labsより。

(本ブログ関連:”柴田宵曲”、”俳諧”)

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山越の豆麩**も遅し諫鼓鶏(かんこどり)        (怒風)
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(**)豆麩は、①「豆腐」の「腐」の字を嫌った当て字で、「風流字」というのだそうだ。➁ また、岩波文庫では「麥」+「夫」の活字表記だが、Unicodeは、「麩」の通り「夕」が長く「しんにょう(辶)」のように伸びている。

上記、宵曲の解説は、そのままに解釈しつつ、「山越えに来る豆腐屋が遅いという点だけを描い(ている)」と記している。なるほど、朝食に待ち構えていたのかも知れない。

昔も今も、豆腐作り・売りは大変である。近所に <豆腐店> があれば身近に知ることだろうけれど。また、昔はリヤカーを轢いて豆腐屋が回っていた・・・後に自転車に替わったりした。
このこと(豆腐作りと販売)について、Google Labsは、「前夜から水に浸した大豆を深夜(午前1時〜3時頃)から早朝にかけて仕込んで製造し、朝食や昼食に間に合わせるため、朝の6時頃から午前中を中心にその日のうちに販売します。」とのこと。

待ち遠しい豆腐屋の声の代わりに、カッコウの鳴き声が山あいに木霊(こだま)する情景だ。


■ Gemini (抜粋)
ちなみに、カッコウと巡り会うには今夏は遅過ぎて、来晩春~初夏を待たねばならない。

Q.近所の公園には、本当に小さな小川と葦原(アシハラ)があり、託卵相手のオオヨシキリやモズ、ノビタキも観察されていますが・・・。この夏の時間帯としていつ頃がいいでしょうか?
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A.結論から申し上げますと、「今の時期(8月)」は、時間帯を問わずカッコウの姿や声を観測するのがかなり難しい時期に入っています。
● なぜ「夏の今の時期(8月)」は難しいのか?
・鳴くのをやめてしまっている(さえずりの終了)
カッコウが「カッコウ」と高く澄んだ声で鳴くのは、主に5月〜6月中旬頃の縄張り宣言やオスのアピール(繁殖期)です。7月に入ると鳴く回数が激減し、8月になるとほとんど鳴かなくなります。姿が地味な鳥ですので、鳴かない時期に樹上や草地に潜まれると発見が極めて困難になります。
・すでに南へ帰り始めている(秋の渡り)
カッコウは子育て(抱卵やヒナの育成)を自分でしないため、卵を産み落とした親鳥は、他の夏鳥よりも一足早く7月下旬〜8月にかけて南の国(東南アジアなど)へ渡りを始めます。8月にはすでに多くの個体が旅立っているか、通過移動の最中です。

● 来シーズン(春)に向けたベストタイミング
もし今シーズン出会えなかったとしても、オオヨシキリやノビタキ(春・秋の渡り)が訪れるその公園であれば、「来春の渡り期」には飛来する可能性が十分にあります。
・ベストシーズン: 5月上旬〜6月上旬
・狙い目の時間帯: 早朝(午前5時〜7時頃)
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台風13、14、15号

現在、暑い夏の晴れた日が続いている。毎日、陽射しを避けながら(短時間だが)出歩いている。これも台風襲来がないからだ。実際は、南の海で <台風13、14、15号> が発生しているし移動している。

13号は、沖縄 → 台湾の北沖 → 中国へと移動予想。
14号は、フィリッピン北部を通過して、熱帯低気圧に変化。
15号*は、南東太平洋から北上、11日ころ本州の東海上(三陸沖方面)へ接近予想。
(*)15号の現在(6日09時実況)の「中心気圧」は、996hPaで比較的弱い状態とのこと。

台風15号の影響が気になる。
日本気象協会による地元の天気予報では、来週12日(水)以降、連日雨雲りになっている・・・この時期、台風15号の余波程度で収まるとよいのだが。

■ ウェザーニュース
「大型で強い台風13号は沖縄や奄美に接近 大型の台風15号は今後の進路に注意」(2026-08-06) 抜粋
    ー https://weathernews.jp/news/202608/060061/
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・8月6日(木)3時現在、大型で強い台風13号(ドルフィン)は南大東島の東を西進中です。台風13号は今日6日(木)から沖縄に接近し、明日7日(金)〜8日(土)をピークに大荒れとなる見通し。
・大型の台風15号(チャンホン)はウェーク島近海を北上しています。日本の東へ進んだ後の進路は不確実。
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■ 日本気象協会
「台風15号」(06日10:20発表)
    ー https://tenki.jp/bousai/typhoon/2615/

台風の進路予想: ウェザーニュース(左図)、日本気象協会 tenki.jp(右図)

2026年8月5日水曜日

公園散歩(小金井公園)

桜の名所である小金井公園に、昼前(11:00ころ)に出かけた。気温は 28℃、雲間から青い空が顔をのぞかせる。北風のおかげで湿度も48%とさわやか。テニスコートから、学生や社会人のラリーの掛け声が聞こえてくる。
子ども広場に、小さな子どもを連れた家族が見える。公園の散歩道を、次の写真のようにのんびり縦断した。

日時計(写真左)、ヒマワリ(写真中央)、シラカシ(写真右)
・明るい日射しとはいえ、「日時計」に、11時を指すほどの影がない。手をかざして影を作ってみたが、ぼんやりとして写真の通り・・・現在時刻(10:53)と識別できるほどでない(以前、強い日射しのとき、くっきり影ができて時刻をピッタリ示したことがある)。
・熱暑のこの時期、園内に「ヒマワリ」を栽培している場所が2か所ある。西口エリアに小畑があって、小規模だが群生している。一番元気なひまわりを撮ってみた。
・子ども用ソリゲレンデの裏側に雑木林があって、そのなかに(未熟な)小さな実がなった常緑広葉樹の高木「シラカシ」の木がある。花を付けたその年に <どんぐり> になる・・・ 、一方、先日(7/29)見た「クヌギ」は、翌年(2年かけて)になってやっと <どんぐり> となる。

(本ブログ関連:”日時計”、”ひまわり”、”シラカシ”)

2026年8月4日火曜日

60年代 Revell プラモデルのボックスアート・イラストレーター

マルサンのプラモデルを覚えているものにとって、当時、アメリカのレベル(Revell)のプラモデルは憧れの対象だった。西荻窪駅の北口、線路沿いにあった模型店のショーウィンドウに積まれたレベル、モノグラム、エアフィックス、等々の外国製プラモデルは、小遣いを貯めて貯めてやっと手に入れることができるものだった。

その中でも、レベル社は一頭群を抜いていた。なにより、厚手の紙箱ケースの蓋側に描かれた飛行機の絵(ボックスアート)の美しさは今も忘れられない。挿絵画家 小松崎茂の古風さとは違う、高荷義之のリアルさに細密な色彩が加わったような、レベル製品の箱絵が購入の決め手だったのかもしれない。その絵の作者(イラストレーター)をいまも探しているのだが・・・。

(本ブログ関連:”Revell ”、”プラモデル”)

Youtube に、レベル社の歴史を教えてくれるものがあった。続々発表されているようだが、登録時期を見るとどうやら数か月前のことのようだ。(一部に6年前登録のヒストリー紹介がある・・・)

■ Youtubeの画僧検索
検索: The Revell Factory    Vintage Industories
    ー https://www.youtube.com/results?search_query=The+Revell+Factory++++Vintage+Industories

ちなみに、生成AIのChatGPT に、イラストレーターについて問い合わせたところ、次のような回答があった。

■ ChatGPT 
Q.1960年代、米国プラモデルメーカーのレベル社の飛行機の箱絵を描いていた画家を教えてください。雲間を飛翔する戦闘機の金属光沢を見事に表現していました。
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A.おそらく、お探しの画家は ジャック・レインウッド(Jack Leynnwood, 1921–1999) です。
1960年代のアメリカ・レベル(Revell)社を代表するボックスアート・イラストレーターで、多くの模型ファンが「レベル黄金時代」の顔として記憶しています。1959年頃からレベルの仕事を本格的に手掛け、1960年代だけで数百点ものボックスアートを制作しました。

ご質問にある、「雲間を飛翔する戦闘機の金属光沢を見事に表現していた」という特徴は、まさにレインウッドの持ち味です。彼の作品には次のような特徴があります。
・機体表面のアルミニウムやジュラルミンの反射を、青空や雲の映り込みまで含めてリアルに描く。
・雲を背景に斜め前方から機体を捉え、スピード感を強調する大胆な構図。
・光源を意識したハイライトによって、戦闘機の曲面やリベットラインを立体的に表現。
・写実性を保ちながら、実際以上に迫力ある「飛んでいる」印象を与える演出。

特に以下の作品は傑作として知られています。
・P-51B Mustang "Shangri-La" / F4U-1 Corsair / P-40E Warhawk /  F-89 Scorpion
・B-17F "MemphisBelle" / C-130 Hercules
これらは現在でも模型ボックスアートの名作として高く評価されています。

なお、当時のレベルにはレインウッド以外にも、
・ジョン・スティール(John Steel)
・リチャード・キシャディ(Richard Kishady)
・スコット・エイドソン(Scott Eidson)

といった優れた画家がいましたが、1960年代の「金属機の輝き」と「雲を背景にしたダイナミックな飛行シーン」といえば、やはりジャック・レインウッドが最も象徴的な存在です。

もしその頃プラモデル少年だった世代でしたら、レインウッドの絵を見ただけで「作りたい!」と思った方も多いでしょう。彼のボックスアートは単なる商品イラストではなく、航空イラストレーションとしても第一級の完成度を持っており、現在でも原画を探してコレクションする愛好家が少なくありません。
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そこで、挙げられたイラストレーターを、Googleの画像検索で覗いて見たが、う~ん、 ジャック・レインウッド(スピード感)も。リチャード・キシャディ(重厚感)も、どこか記憶につながるものを感じるのだが・・・。あのころの、プラモデルのランナーが収まった箱を見たいし、手触りの感触を再確認したい思いもある。
・B-25 ミッチェル、B-58 ハスラー
・架橋戦車ビーバー、水陸両用兵員輸送車?

2026年8月3日月曜日

落し物 完

おとつい(8/1)の朝になって気づいた <落し物(実際は 7/31 に紛失)> を、きょう午前中に警察暑に(霧雨の中)に出向いて受けとった。紛失した当日、警察に届けてくださった方*に本当に感謝です。
(*)警察署で落し物受領の際、届出者が氏名ほかを非表示希望とのことを知らされた。

(本ブログ関連:”落し物”)

なんという幸運、なんという善意、久し振りに胸が躍った。
受領手続は、署名とマイナンバーカードの提示だけでスムーズに終わった。あらためてわが国の治安のよさに感動するばかり。

(参考)
■ WCNC


公園散歩
いったん帰宅した後、空はどんよりと曇っているが、気温が穏やか(23.5℃)なので、公園へ出かけることにした。といっても、ぐるぐる巡るだけのことなのだが。低く垂れた曇に光は遮られて、散歩道は沈んだよう。風もなくて、樹々の葉はしっとりと張り付いている。しだいに、視界は緑の濃淡でしか区別できなくなる。

緑深い公園の南側エリアへ向かう。管理センターそばにある売店で、いつもの白いソフトクリームを求めて、原っぱの木製長椅子に座ってのんびり食った。人影の少ない静かな月曜日の昼下がりだった。

2026年8月2日日曜日

図書館の本

きのうの <落し物> の件で、すっかり気落ちして一日おとなしくしていようと決めていたが所詮なく、昼下がりに、ポケットカメラ片手に公園散歩でもしようと思いついた。

(本ブログ関連:”落し物”)

一歩外に出ると、まるで行く手を遮るように熱気に覆われてしまい、そこで、目的地を変えて図書館に寄ることにした。館内は、冷房が効いているからだ。

図書館では、ときどきリサイクル図書として不要本を箱に置いている。興味や関心があれば持ち帰りフリーで、その中に貸し出しがほとんどなかったと思われる書籍が目についた。それは、「デジタルカメラで 昆虫観察」(海野和男著、 誠文堂新光社、2019年)だ。出版から7年ほどたって、デジタルカメラ製品の紹介が少し古くなったこともあってのことかもしれないが。

わたしにしたら、昆虫はその種類が多く(日本では3万種におよぶ)手も足も出ないと、最初から観察を逃げていた分野だった。とはいえ、デジタルカメラの副題が付いていたので、読んでみようと思った次第。

昆虫撮影の大ベテランの著者は、フィルム時代との違いをはじめに強調されていた。

デジタルカメラによって、入門者でも驚くほどの精細に撮影できる。後半で、「深度合成(焦点合成)」というテクニックがあって、同時にマクロ撮影した複数写真を合成して、昆虫の各部部位に焦点を合わせるものだそうだ(カメラ自身に機能があったり、アプリ操作であったりするそうだが)。
ー そういえば、今の学習図鑑は、写真図版が当たり前になっていて、驚くほど鮮明なことを思い出した(かつて、緻密に筆書きされていた時代があった)。

フィルム写真撮影の場合、費用が掛かること。
デジタル時代になって、撮影枚数を今では気にしないが、フィルム撮影のころは、写真用フィルム代だけでなく、200枚撮って現像代が1万円くらいかかっていた・・・プロならなおさらのことだろう。
ー なんだか、こんなことが浮かんでくる。それは弾込め銃(一発入魂)から、連発銃への進化のような。

新刊本のままに図書館で眠っていた本を大事に読んでみたい。

2026年8月1日土曜日

落し物

実際、朝早く家を出たのに。そう、きょうの野鳥観察(探鳥会)に参加するために。しかし、すぐに大事なものが無いのに気づいた。

あわてて家に戻って、それが置いてありそうな卓上などを調べて廻ったが、見つからない。まずい、きのうどこかで落としたに違いないと直感した。直ぐに、駅そばの交番へ出かけた。

(本ブログ関連:”落し物”)

落し物した事情を説明し、届け出用紙に内容を書き込んだ。・・・届け出用紙をもとにパソコンに打ち込んでくれた若いお巡りさんが、落し物のが警察署に昨日届いていると告げた。
なんという運の良さに驚き、ホッとした。ただし、受付業務は平日のため、きょう(土曜日)・あす(日曜日)ではなく、あさって(月曜日)行ってくださいといわれた。

礼をいって、その帰り道、拾ってくれた人に感謝の思いをした・・・そして、わが国の治安の良さを有難く感じた。もし、不明だったら、後始末にあちこち報告しなければならない。そんなことを想像したら、たった二日間ほどの不便さなんて、どうということもない。

■ Youtube(登録: Skychannel 2022)
「夢の中へ/井上陽水」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=XalDfE_X-ZQ
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探しものは何ですか?
見つけにくいものですか?
カバンの中も  机の中も
探したけれど見つからないのに
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探し物が見つからないときは、やっぱり日本の交番へ「行ってみたいと思いませんか?」。

2026年7月31日金曜日

うなぎの蒲焼、7月の終わり(まだ夏がある)

「土用」は、二十四節気の <四立(しりゅう)> である「立春・立夏・立秋・立冬」の直前、すなわち次の四季が始まる前の約18日間を指す。
今年の、秋に変わる前の土用は、7月20日の「土用の入り」から、「立秋」( 8月6日)の前日までであり、その間に「うなぎ」を食う習慣のある「土用の丑の日」(7月26日)がある。

(本ブログ関連:”うなぎ”)

土用の丑の日に遅れたが、きょう、ファミリーレストランで、伝統というか習慣にのっとり、家族でうなぎの蒲焼を食ってきた。同店は先日まで、うな重の幟(のぼり)旗を立てていたが、今は別の品目に変わっていたけれど。もう町は、8月に向けて変わりつつある。

ということで、きょうで7月が終わる。きりがよくないが、一年の十二分の七(7/12)を食ったことになる・・・今年の半分と一か月をだ。何度も繰り返してきたことだけに、この先あっというまに秋になることが分かっている。本当に時間が過ぎる速さを感じる。

「~の終わり」なんていうと、若いころはドラマチックに聞こえた。今は違う、終わったら新しいことが始まるなんて容易じゃないことを知っているからだ。
でも気象庁の季節区分で夏は6月~8月だし、子どもたちの夏休みは8月いっぱいあるして、当分元気で賑わかしていきたい。

2026年7月30日木曜日

(Gemii)行動経済学の観点から: なぜ日本の若者が海外へ出なくなったか

中国出身で日本在住の経済学者(柯隆氏)が、 Youtube で語っていたことに、日本の若者が海外へ出なくなった(留学しなくなった)のは、円安による経済負担増もあるけれど、外国のトイレが汚ないからといったニュアンスのジョークを交えながら解説された。案外、正解に近いものを感じた。

実際、わたしにしても、和式トイレと洋式トイレがあったら洋式を選ぶし、シャワー付きかどうかは更なる判断基準になる。

とはいえ、洋式の場合、便座に直接座らなければならない。その点、和式は接触がないので、清潔感がある ・・・ のだが。和式に慣れていた子ども時代、こんな話を聞いたことがある。欧米人が和式のスタイルでしゃがんだら、後ろに倒れるというのだ。今の若い日本人はどうだろう?

以上をもとに、生成AIの Gemini とトイレ問答をした・・・いくつかの意見・質問のやり取りの後、最後に次のような回答を得た。

■ Gemini  (回答の一部を編集)

Q.言葉だけしか聞いたことがないのですが、「行動経済学」というのがあるそうで、そいう観点からトイレについて何か解釈ができそうですか?
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A.まさに、今回のトイレのお話は「行動経済学」の格好の素材になります。

行動経済学とは、一言で言えば「人間は合理的ではなく、感情や無意識のバイアス(思い込み)、直感で動く生き物である」という前提に立ち、心理学と経済学を掛け合わせた学問です。

従来の経済学なら「海外へ行けばスキルや経験という利益が得られるのだから、合理的に考えて行くべきだ」と計算します。しかし行動経済学で見ると、トイレひとつで人間が動かなくなる理由が実によく説明できます。

行動経済学の代表的な理論を使って、トイレにまつわる人間の行動を読み解いてみます。

1. ナッジ理論(Nudge)
〜 強制せず、そっと望ましい行動へ導く仕掛け 〜 

行動経済学で最も有名なのが「ナッジ(肘でつつくように自然に誘導すること)」です。実は、世界で一番有名なナッジの成功例が「男子トイレの便器に描かれたハエの絵」(オランダのアムステルダム・スキポール空港)です。

● 従来のやり方: 「綺麗に使いましょう」と貼り紙をする(効果が薄い)。
● ナッジのやり方: 便器の中央に「一匹のハエ」の絵を描く。
● 結果: 男性が無意識にそこを「狙いたくなる」習性を利用した結果、清掃費用が8割も削減された。

日本のトイレも「いつも綺麗に使っていただきありがとうございます」という感謝の文言(感謝されると裏切りにくくなる心理)など、ナッジの宝庫です。

2. 損失回避バイアス(Loss Aversion)
〜 得をすることより、「損(不快)」を極端に嫌う 〜 

人間は「利益を得ること」よりも「今ある快適さを失うこと(損をすること)」の方を約2倍強く嫌がるという心理特性があります。

● 留学・海外渡航: 「海外で得られる成長や刺激(得)」の魅力的価値よりも、「日本の清潔なトイレや安全な環境を失う恐怖(損・不快)」の方を重く評価してしまいます。
● 結果として、「現状維持バイアス(今のまま日本にいる方が楽)」が強力に働き、渡航を思いとどまらせる要因になります。

3. アベイラビリティ・ヒューリスティック(利用可能性バイアス)
〜 思い出しやすい「強烈な体験」で判断してしまう 〜 

人間は、客観的な確率やデータではなく、「鮮明に記憶に残っているエピソード」を基準にして物事を判断する傾向があります。

● 「海外で、トイレットペーパーを流さず、箱に入れなければならない」というような強烈で切ない体験は、脳に強烈に記憶されます。
● すると、海外旅行を検討する際に「海外=トイレが恐怖」というイメージが真っ先に検索されて脳内に引っ張り出され(利用され)、旅行全体のハードルをグッと引き上げてしまうのです。

4. ゼロリスク志向
〜 ほんのわずかな不快リスクも排除したくなる 〜 

日本のトイレ文化は「衛生リスクを極限までゼロにする」進化を遂げました(非接触センサー、自動洗浄、除菌水、音消しなど)。
その結果、日本人は「衛生面でのリスクに対する許容度」が極端に低くなっています。海外のトイレで「5%くらいの確率で不潔かもしれない」という状況すら、脳が「耐えられないリスク」として感知してしまうのです。

このように行動経済学の目で見ると、日本の若者が海外を敬遠するのは、単なる「内向きな性格」ではなく、「日本国内で快適さを極めた結果、人間の損失回避やリスク回避のスイッチが強力に入ってしまっている」という、極めて人間らしい行動パターンとして解釈できます。
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■ Youtube(登録: LTブログ)
「「もう日本に帰りたい!!...」家族でオーストリアに行ったら、日本の凄さを痛感しました...」(2026/08/08)← 最終場面で登場のわけ!
    ー https://www.youtube.com/watch?v=jr4ohyfTR6Y

2026年7月29日水曜日

7月の満月(バック・ムーン)

今晩(旧暦 6/16)の24時、月齢 14.7の満月が見られる。方位:南、高度:32.9度(夏の満月は高度が低め)とのこと。

(本ブログ関連:”満月”)

今晩の満月を、米国の農事暦(The Old Farmers’ Almanac*)によれば、雄鹿(バック:buck)の角が最も成長する時期から「バック・ムーン(男鹿月)」と呼ばれている。雄鹿は毎年角を落とし、再び生やすことで、年を追うごとに大きく立派な角を生やしていくという。
(*)ALMANAC: https://www.almanac.com/content/full-moon-july

本ブログで、7月の満月「バック・ムーン」に触れたのは初めて。

日本では、シカといえば、クマ災害の原因として、あるいは、奈良の史跡から市街地に溢れた問題として語られるくらい。
広大なアメリカなら、自然景観のもとでの保護対象なのだろうけれど、狭い国土の日本では、理想論で語る時期は終ったかもしれない。(電気柵なんて綺麗ごと・・・お人好し過ぎる)

公園散歩

昼下がり(午後3時半ころ)、気温 35.0℃ の陽射しの中、野鳥観察のフィールドをのんびりと巡った。鳥の影は全く見えず、鳴き声も微かにするがそれが何か判別できない。そこで、木立に目を向けると、実を付けている樹があった。

ラクウショウ(写真左)、クヌギ(写真右)
・緑色の固い球に見える、ヒノキ科の落葉針葉高木「ラクウショウ(落羽松)」(樹名板が幹にあった)の実がなっていた。やがて、そのままの形で茶色に変色するようだ。図鑑によると、葉の形は「メタセコイア」に似ているという。
・春に受粉して、約2年かけて「どんぐり」に育つ、ブナ科の落葉広葉高木「クヌギ(櫟)」の若い実があった。夏の時期にはまだ中の実が見えず、毛羽立った帽子(殻斗:かくと)を被っている、(Google Labs 他)
たまたま、管理事務所から出てきた人に確認してもらった・・・細長い葉の形からも。


(Gemini により高精細化したもの)

2026年7月28日火曜日

令和8年 熊本地震

午後、PCをずっと眺めていて気付かなかった。夜9時過ぎに台所でラジオを点けたところ、熊本で地震があったという。震度7と報じていた。いそいで、NHKテレビやネットで地震状況を確認した。

・気象庁は今回の地震を、「令和8年熊本地震」と名付けた。
・政府は「非常災害対策本部」を、令和6年能登半島地震以来、設置をした。
・10年前(2016年)の熊本地震の「前震」(下記記述)の「日奈久(ひなぐ)断層帯」近くで発生。

気象庁の「地震情報 一覧」を見ると、16:27に発生の震度7が最初で、その後ずっと揺れが繰り返し続いている。
今回、震度5以上の揺れを感じた県は、大分県を除いた九州各県(熊本、長崎、鹿児島、福岡、佐賀、宮崎)で、2016年以来の大規模の地震だ。(東京では、体感はなかった)

熊本県の状況
・震度 7 宇城市、氷川町、
・震度 6+ 熊本南区、八代市、宇土市、熊本美里町、益城町
・震度 6- 合志市、大津町、西原村、御船町、上天草市、芦北町


■ 気象庁
「地震情報 : 詳細情報」(2026/07/28 16:35 発表)
    ー https://www.data.jma.go.jp/multi/quake/quake_detail.html?eventID=20260728163528&lang=jp
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地震検知日時                2026/07/28 16:27
緯度/経度                    北緯32.6度/東経130.7度
マグニチュード             7.1
震源の深さ                   10km  →  16km に修正
震央地名                      熊本県熊本地方
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(参考)
・前震: 2016.04.14    震度 7、マグニチュード 6.5    ・・・ 日奈久断層帯(Sランク:3%/30年)
・本震: 2016.04.16    震度 7、マグニチュード 7.3    ・・・ 布田川(ふたがわ)断層帯

(本ブログ関連:”熊本地震”)


(追記)
7月30日
熊本地震について、メディアは死亡・不明被害が発生した、イオンモール(嘉島町)での爆発、大日本製紙(八代市)での倒壊事故を中心に報道している。全体像はまだわからない。

2026年7月27日月曜日

(Gemini)記憶の芸人たち、いつから高給取りになったか ①

このところ既視感にとらわれて、お笑い番組を見ることはない。お笑い界の、有吉弘行(元「猿岩石」)、大悟(「千鳥」)がなぜか両雄のような存在になっているが、正直、彼らの笑いに追いつけないでいる。

考えてみれば、ラジオや映画、テレビの時代を経て、お笑いを意識付けられたような気がする。夏の夜、「蚊帳(かや)」の中でラジオの「お父さんはお人好し」を聞いた記憶から始まる。親に連れられて見た映画の「社長シリーズ」で大人のとぼけた味わいを知るようにもなったし、テレビで日曜夕方の音楽ショー「シャボン玉ホリデー」を楽しみにしていた。

ここらあたりまでに、お笑いの基本を身に付けたと思う。それ以降は、少し遠くから見るようになったし、次第に既視感を深めていった・・・、それだけでない、芸人たちが芸人を起点に、存在を変質させたことに気づき始めた。お笑い芸そのものを楽しむ(楽しめる)といったことがなくなったからかもしれない。

(本ブログ関連:”(Gemini)記憶の芸人たち”)

以下、生成AIの Gemini に確かめながら、お笑い芸人の記憶を整理した。
これまで経験した、お笑い芸に次のような芸人・役者がいる。(伝説のエノケン(榎本健一)は申すまでもないのだが)

(本ブログ関連:”エノケン”、”落語”)


「花菱あちゃこ、伴順三郎」(戦前からの寄席・浅草軽演劇)
    ↓
「森繁久彌、三木のりへい」(昭和の映画黄金期・劇場喜劇)
    ↓
「植木等、ハナ肇とクレイジーキャッツ」(高度経済成長期の象徴、音楽と映画の融合)
    ↓
「コント55号、ザ・ドリフターズ」(1970年代、お茶の間のテレビバラエティ完成期) ← 既視感をぼつぼつ感じ始めた。
    ↓
「ビートたけし、明石家さんま、タモリ」(1980年代、漫才ブームと個人のトークの時代)

ペンキ屋の息子を謳(うた)い文句にしながら、超高級車を乗りまわしたり、黒澤風映画造りに邁進したかと思いきや、文化人語りをしてしまう豹変ぶりにいささか戸惑う。

■ Gemini

Q.いつごろから、芸人が高給取りになりましたか。むかしの芸人は、NHKに出演してもアナウンサーから正直、(露骨に)軽く扱われたことがありましたし、落語の師匠が裏長屋に住んでいたという話がありましたが。
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A.まさに仰る通りで、昭和初期や戦前・戦後の芸人さんは「一芸に秀でていても社会的地位は低く、宵越しの金は持たない」「NHKに出てもどこか端役に扱われる」というのが当たり前の時代がありました。

芸人が本当の意味で「夢のある高給取り」「世間が憧れる花形職業」になったのは、結論から言うと1980年代前半の「漫才ブーム」および「オレたちひょうきん族」の時代(昭和50年代後半)が決定的なターニングポイントです。

どのようなプロセスで芸人の待遇と社会的地位が上がっていったのか、3つの時代的ステップで紐解くとすっきり見えてきます。

1. 【昭和30〜40年代】映画とテレビ草創期:スターにはなったが「興行の世界」
映画黄金期の森繁久彌さんや、テレビ創世記の植木等さん(クレイジーキャッツ)、ザ・ドリフターズは大変な稼ぎ頭でした。しかし、この時代の高給はまだ「映画会社やプロダクション、あるいは興行(舞台)の取り分」が大きく、芸人個人の社会的な位置づけは「一ツの芸を売る河原乞食(かわらこじき)」という古くからの偏見を完全に脱せていませんでした。

NHKの番組などでも、落語家や漫才師は「余興(演芸)のゲスト」であり、アナウンサーや制作側が「正統な文化・報道」、芸人は「あくまてお慰み」という一線を画した扱いをされることが多くありました。

2. 【1980年代】決定打:「漫才ブーム」と「ひょうきん族」
芸人の収入とステータスが一気に跳ね上がったのは、1980年〜1982年頃の漫才ブームです。

過密スケジュールと高額ギャラ
B&B、ツービート(ビートたけし)、島田紳助・松本竜介、明石家さんまさんらが日替わりでヘリコプター移動をするほどの空前絶後のブームが起きました。ここでテレビ局間の争奪戦が起き、ギャラが跳ね上がります。

「タレント」から「番組の主役・文化人」へ
それまで「用意された台本通りに演じる」存在だった芸人が、自らの言葉(フリートーク)で番組を動かすようになります。たけしさんやさんまさんがテレビだけでなく深夜ラジオ(オールナイトニッポン等)で若者のカリスマとなり、文化人・ベストセラー作家としても扱われ始めました。

「芸人は儲かる」という認知
たけしさんらがテレビで「最高月収」や高級外車の話ネタをフランクに話し始めたことで、世間一般に「お笑い芸人は夢のように稼げる職業だ」という強烈なイメージが定着しました。

3. 【1990年代】「億単位」の定着と事務所のシステム化
1990年代に入ると、とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン(第三世代)が20代〜30代前半で爆発的な人気を得ます。

この時期、大手芸能事務所(吉本興業や太田プロダクションなど)によるタレントマネジメントやCM契約のビジネスモデルが完全に確立されました。一組の芸人が冠番組を何本も持ち、大手企業のCMに起用されることで、「億単位の年収」が一部のトップ芸人だけでなく、売れっ子中堅層にまで広がる構造が完成したのです。

【まとめ】
裏長屋で貧乏に耐えながら芸を磨く「師匠と弟子」の世界から、テレビという巨大メディアの最高権力者(MC)へ。
芸人が高給取りになり、社会的な地位を一変させた最大の分岐点は、間違いなく <1980年代初頭(漫才ブーム〜ひょうきん族の時代)> でした。
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■ Youtube(登録: 長谷川良品「テレビ悲報ch」)
「タモリさん面白くない【批判が殺到する理由】ヒカル氏 カジサック 教養ない」(2026/04/26 )
    ー https://www.youtube.com/watch?v=KUDEERKVRjI


その後について:
    ↓
【1990年代前半】メガヒット番組の誕生(お笑い第三世代)
    ・とんねるず(石橋貴明、木梨憲武)
    ・ダウンタウン(浜田雅功、松本人志)
    ・ウッチャンナンチャン(内村光良、南原清隆)
    ↓
【1990年代後半〜2000年代前半】マルチ展開と雛壇(ひなだん)の完成
    ・ナインティナイン(岡村隆史、矢部浩之)
    ・くりぃむしちゅー、ネプチューン、ロンドンブーツ1号2号
    ↓
【2000年代後半〜2010年代】賞レースの権威化と多様化
    ・中川家、サンドウィッチマン、ブラックマヨネーズ
    ・千鳥、かまいたち

2026年7月26日日曜日

ゲリラ雷雨/豪雨

昼過ぎ(午後12時40分ころ)、突然、部屋の明かりが消え、アレッという間に停電になった。そのとき、遠くで雷鳴がした。なぜか落ち着いていた・・・思った通り、数分して電気が戻り、照明が灯った。その後、午後1時過ぎまでゴロゴロと轟き、間を開けて土砂降りになった。

午後1時点の降雨量(12:00~13:00)は、アメダスの記録によれば 20.0mm、日本気象協会(tenki.jp)によれば 17mm だった。

都心では、「局地的大雨」としての「ゲリラ豪雨」が報道された(ただし、気象庁の正式な用語に「ゲリラ豪雨」はない)。一方、当地の武蔵野台地では、「雨雲レーダー」の予想図ほど豪雨とならない・・・そんな感じがいつもする。

■ 気象庁
「天気予報等で用いる用語」:「降水」>「雨の強さに関する用語『局地的大雨』」
    ー https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kousui.html
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・急に強く降り、数十分の短時間に狭い範囲に数十mm程度の雨量をもたらす雨。「局地的な大雨」とも言う。
(備考)単独の積乱雲が発達することによって起き、大雨の注意報・警報が発表される気象状態でなくても、急な強い雨のため河川や水路等が短時間に増水する等、急激な状況変化により重大な事故を引き起こすことがある。
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夏の土用の丑の日

きょうは、土用の丑の日。思い浮かぶのは、「鰻(うなぎ)の蒲焼」を食うことだろう。鰻重もよし、鰻丼もよし、ひつまぶしもよし。それにしても、この食習慣、いささか源内の言葉に踊らされた感がしないわけでもない。

(本ブログ関連:”土用の丑の日”、”平賀源内”)

夏バテ防止のためというので、近々予定しているが、本当のところ、その効能に確信はない。ただ、やたら値が張るからそうに違いないと期待するだけだ。

鰻の蒲焼の風味は、店頭の路地に広がる蒲焼の煙と香り、漬け足しを重ねこってりしたタレの味であって、うなぎ本体に特別なものがあるわけでもないのだが。蒲焼の煙と香りをネタにした小話もあるようで、店頭に茶碗飯を持ってきてそれで済ませるのを、店の主人が金を要求したところ、小銭の音で帳消しさせるといったもの。落語に、それを演目にしたものがあるのか知らないが。

元々、海を回遊して産卵・成長して川に戻ってきたウナギを捕まえて食っていたわけで、素朴に川魚の範疇だったのだろう。そういえば、中学時代の校外活動(多分、多摩川の岸辺だったか)で、男子がナマズを釣って、確かアルミホイルを巻いて、焚き火で蒸し焼きしたのを食ったことがある。怖いもの見たさもあったが、ウナギじゃないので遠慮した。

ところで、実物を見たことがないが(当然食ったこともないわけで)、英国(ロンドン)に「ウナギのセリー寄せ」があって、ウナギをぶつ切りにして煮込み、冷やしてセリーと混ぜたものを通年食しているという。歴史的に、庶民の常食だったらしい・・・。こちらも、見たくもあり、恐ろしさもあり。

■ Youtube(登録: Kevin's English Room / 掛山ケビ志郎)
「イギリス名物『うなぎのゼリー』現地で食べたら衝撃の味だった」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=DPhw5swZYiw
    ー Uberで取り寄せたものを、譲り合うように語り合い、食した正直な感想が聞ける・・・。

逆に、英国人が日本の鰻の蒲焼を食べた感想を聞いてみたい・・・。Gemini によれば、カルチャーショックのような反応らしい。いい意味で。

2026年7月25日土曜日

野鳥観察(参加100回目)

このところ、夜の暑さに閉口している。就寝時、エアコンを点けっぱなしにするようになったのだ。昨年まで、扇風機の首を振らせながら寝ていたのに。このままいけば、今夏、当地でも 40℃以上の「酷暑日」になるかもしれない。

穏やかな早朝、気温 27℃ のなか野鳥観察(探鳥会)へ出かけた。以前、6/27(雨天中止)、7/4(欠席)と間を開けての久しぶりの出席だ。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

地元の自然観察会の中で、野鳥観察を主題にした探鳥会に参加したのは、2020年(令和2年)8月22日が初回で、以来、休んだり天気の都合で中止になったりしたことを除いて、きょうで通算100回目となった。
これまで、各回ごとブログに記してきたのはほかでもない、全く初心者にとって記憶にとどめるには、この方法しかないからだ。100回も同行したのだから、さぞや身についたかといえば、恥ずかしい限り。それでも、体力が続く間は参加したく願っている。

エンジュの花
観察の路上一面に、小さな黄白色の花片が散らばっていた。街路樹にあるマメ亜科の落葉高木「エンジュ(槐)」から落ちたようだ。高木のせいか、見上げないとエンジュの木と気づかないし、花片がなければ木の名もわからない・・・。
会長から、エンジュの葉の並び方について、「奇数羽状複葉(きすううじょうふくよう)」と解説をいただいた。枝先に一枚小葉があり、以下対になって並ぶという(そういえば、マメ科の植物の葉の並び方に似ているなんて勝手に想起した)。
ちなみに、「槐の花(えんじゅのはな)」は晩夏の季語だそうだ。

ベテランの方々から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものを次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・(ウグイス): 探鳥会に向かう途中、公園内の細道にある樹上でしっかり鳴き声がした。
・シジュウカラ: いつものフィールドに入ってすぐ、鳴き声(そう指摘を受けた)を聞いた。
・ハシボソカラス: 樹上で子カラス(2羽)が、エサを求めて親(2羽)に甘えた鳴き声をあげていた。
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・カルガモ: 小川の岸辺に茂った萱の隙間から、1羽が泳いでいるのを一瞬目撃した。
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・エンジュ: 落葉高木(上記の通り)
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・クルマバッタモドキ: クルマバッタに似せた小型の昆虫。(以下の通り)
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・ミミズ: なぜか小川に沿った小道に、人に踏まれるのもかえりみず、多数這い出ていた。

クルマバッタモドキ
フィールドを一周して終着地点に戻るとき、小川の道筋で、皆が斜面の雑草に着目していた。きょうの観察のあかしとなる写真が一枚もないので(野鳥を撮ることができず少々焦っていたところ)、観察対象の「クルマバッタモドキ」をカメラにおさめた。
もどきといっても、バッタ科の昆虫であることに変わりない・・・蛾や他の昆虫が擬態しているわけではない。(写真では、足の数が不安、写り具合が悪かったのか?)


(雑談)
「~もどき」を「プシュード(pseudo:接頭辞)~」ということがある。Youtubeのジャーナリストのライブに、チャットをあげる中に不届きモノがいて悪意の言葉を記述することがある。参加者から指摘を受けて、ジャーナリストは、そのようなやからを(薬を撒くように)「プシューッしましょう」といって消す(効力はその回限りだが)。ニセモノには、プシューッがよく似合うのかもしれない。

2026年7月24日金曜日

公園巡り

きょうの最高気温は 34.9℃(14:05)、きのうより5℃ほど低いとはいえ、まだまだ外出を躊躇する。おとつい買い替えたポケットカメラの試し撮り2日目のため、午後1時半ごろ家を出た(この後、最高気温になるというに・・・)

きのうと比べると穏やかで、熱風を感じず、日光もきつくない。出だしは好調だったが、次第に暑さが覆い被さってきた。影を求めて進んだ。

隣り町のパン屋兼喫茶店で、アイスコーヒーとサンドイッチを交互に口にしながら、「アーバンベア」*についての雑誌記事を読んだ。
(*)アーバンベア:都会に進出した熊をカタカナで呼んでいる。行政用語っぽい気がする。
ちなみに、「中山間地域」という境界域を示す言葉がある。むかしは、里山があてられたと思うのだが・・・どうも、クマ問題が政治化した結果の行政用語のようだ。

小公園の蓮の花
その後、小公園の池に沈めた鉢から「蓮(はす)」が、茎を長く伸ばして花を咲かせているのを見て、「水連(すいれん)」との違いを帰宅後整理した。(Google Labs)
・「蓮(ハス)」の花は、水面より高く茎を伸ばしてその先端に咲く。(次写真:Gemini修整)
・「睡蓮(スイレン)」は、水面に花や葉(切れ込みがある)を浮かべる。・・・ モネの絵画


いつもの野鳥観察の公園
カラス(ハシブト)の鳴き声を数度聞いたが、その他の鳥の姿や鳴き声について、わたしの眼力・聴力では・・・。
苗園の樹々は緑を濃くし、つやつやと輝いていた。それ以上のことを何もない・・・。
ー あすの、野鳥観察(探鳥会)で気合を入れることにしよう。

となりの公園
野鳥観察のフィールドと隣接する、となりの公園の南側エリアを廻った。さすがに客足が望めないのだろう、広場横にある売店はシャッターを下ろしていた。暑さにたまりかねて、同園のサービスセンターにある、空調の効いた休憩室で、時間をかけて熱をさました。

同園北側の入口脇にある小さな仕切り棚に、常緑低木「八重クチナシ」の白い花が咲いていた。鼻を近づけて香りを嗅いだ・・・葉影に甘い香りが漂っていた。

(本ブログ関連:”クチナシ”)


公園につながる、民有地(大学敷地)の柵に、野草をしっかり刈りとられたことで気付いた、「境界緑地」の看板がある。「民有地の緑地保全制度ですので、敷地内に立ち入ることはできません」と記している。

帰り道、雷鳴が轟いた。陽射しも雲も、空模様に変わりないのに。青空に降る雨を「キツネの嫁入り」というが・・・、とりあえず「遠雷」としておこう。

 16時ほどに帰宅。18時以降、雷鳴が繰り返された。
19時、曇天ながら外の空気が橙色に染まった、奇妙で不思議な時間だった。

2026年7月23日木曜日

大暑 2026、(試し撮り初日)

きょうは二十四節気の「大暑」、暑気は行きつくところ最盛に達するわけで、言ってみれば、これを過ぎると・・・ 次の二十四節気が「立秋」(8/7)に至るのを気づくことになる。あくまで大人の感覚であって、子どもたちにとっては、今は、夏休み到来(7月21日~8月31日までの42日間)、いろいろな遊びごとを夢見て計画を立てていることだろう。

(本ブログ関連:”大暑”)

きょうは暑かった。最高気温が 39.3℃(12:49)*、ちなみに、きのうは 38.8℃(13:00)だった。今年から、気象庁が新設した最高気温 40℃ 以上の「酷暑日」となった観測地が、全国7地点あったという。酷暑日が当たり前になった。
(*)熱射が心配な場合、自主的に休むよういわれた体操教室を欠席させてもらった。

■ ウェザーニュース
「静岡・佐久間で日本歴代6位の41.1℃ 酷暑日は7地点に増加」(2026-07-23)
    ー https://weathernews.jp/news/202607/230201/
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・二十四節気「大暑」に合わせるように暑さが一層厳しくなりました。静岡県・佐久間では日本歴代6位タイとなる41.1℃まで上昇。7地点で最高気温40℃以上の「酷暑日」になっています。
・昨年8月5日の14地点に次ぐ、過去2位の多さです。
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さすがに最高気温の昼過ぎの時間帯に出かける勇気はなく、夕方になって、午後3時半ころ小公園ともうひとつの公園併設の自然観察園を訪れた。押し出すような熱気はやや落ち着いていたが、それでも汗が噴き出した。生きていて乾燥する年代だけに、汗が出ることは悪い気がしない。

小公園
・園内の小池に「ミソハギ」が、水中の鉢から伸びているの見て驚く。しかし、Wikpediaに「浅い水中で、抽水植物としても、陸上の花壇でも問題なく成長する」との記述があり納得した。水面の揺れる光を背にして咲く画像に、なんとも詩的な感じがする・・・ポケットカメラで撮った(試し撮り初日)とき、そんな気持ちでいたわけではないけれど。


自然観察園
観察園の入り口に着いたとき、午後4時を少し過ぎていた。開園時間は、9時30分~16時30分で、16時10分がラスト入園とのこと(もちろん自主判断に任されているわけだが)。そんなわけで、例によって入り口近辺の野草をカメラに収めた次第。
・入り口の右手に、橙紅色の花被片(がくと花弁の区別が曖昧)に野性味のある赤い斑点が目立つ「ヒオウギ」(写真左)の花が咲いていた。
・入り口の左手に、淡紅色(薄紫色)の「フジカンゾウ」(写真中央)の花が咲いていた・・・よく見れば、小さな花がマメ科らしい丸味を帯びていることに気づく。
・相変わらず、白い花をだんだんに纏って立っている「ヤブミョウガ」(写真右)は、可愛らしい森の妖精といったところか・・・。

2026年7月22日水曜日

近隣の街巡り

なぜこんなに暑いのに、電車に乗って近隣街へ出かけたのかといえば、コンデジポケットカメラを購入するためだ。地元の駅まで行くとき、まとわりつくような熱波・熱風*に押しつぶされて、いささか躊躇した。
久しぶりの外出で、水分をたっぷり補給したのが裏目に出た。すぐに汗が噴き出した。
(*)最高気温: きょう 38.8℃(13:00)、きのう 36.8℃(11:40)

夏の気だるさに打ち勝つには、汗をかくことと聞いていたが、それどころじゃなかった。おまけに、遠出ときたものだから、足腰がふらついたようで、電車の中で席を譲っていただいた・・・見るからに気にかかるようだったのだろう。私としては、気張っていたのだが。

目的の大手家電ショップのカメラ売り場で、お手頃のコンデジカメラを探し求めた。これで、公園散歩のとき、スケッチ風に野草や自然景観を撮れるだろう**。
(**)帰宅後、簡単な設定をして、試し撮りに出かけようと思ったが、余りの暑さにひるみ中断。あすにでも行くか。

買い物帰り、近隣街の本屋も巡った。古本屋では、アメリカの詩人の文庫本を探したが見つからない・・・むかしなら、それじゃ神保町へでも行くかという元気さがあったけれど。また、新刊書店では、面白い本(雑誌)と出会った。おしゃれ男性誌でスタートしたが、いまはポップカルチャーの意識高目の出版物が、「昆虫」(ムック)と「鉱物」(雑誌)をテーマにしていた・・・むかしなら、後先考えずに購入したろうけれど、後先考えるようになった今は、丁重に平積みに返した。それにしても、うまい写真集だ。

ところで、横断歩道を渡ったとき、母親に手をひかれながら、野球帽をかぶった小さな女の子が、大きなあくびをしながら歩いているのとすれ違った。がんばれよっ、という言葉が浮かんだ。

2026年7月21日火曜日

「こんにちは お母さん、こんにちは お父さん(キャンプからの手紙)」

先日(7/17)、ジリジリ暑い中を外出したとき、ランドセルを揺らしながら帰宅する小学生の一団とすれ違った。彼らは、両手に大きな荷物を持っていた。中には、更に透明のプラスティックの円筒に<長い穂>を伸ばした植物栽培(稲穂か?)の観察途中のようなものまで抱えた子もいた。なぜか、みなとても浮き浮き顔に見えた。

そうか、夏休みに入ったのだと! 家族との楽しい夏休みを思い描いているのだろう。

ところで、Youtubeに沼っていると、どこかで聞いたことのある曲と巡り合うことがある。たしかに、耳に残っているのだが、はたしてどこで、いつごろ聞いたやら・・・思い出せない。
そんな曲と、久し振りに巡り合い、懐かしく聴いた結果、タイトルとか歌詞情報を知って驚くことになる。合わせて、原典が由緒ある曲だったと知ることにもなるのだが。

それは、「ハロー・マダー、ハロー・ファダー(キャンプからの手紙)」(Hello Muddah, Hello Fadduh! (A Letter from Camp))*だ。そして、歌詞が何より傑作・・・そんな歌詞だったなんて知る由もなかった。それは、きっと、子どもの成長のため、両親からキャンプに放り込まれたのだろうけれど、苦痛でしょうがない少年の感想というか、ドタバタ劇のような展開をうまくまとめられないとぼけた表現で手紙文が構成されている。結局、男の子の、典型的な阿呆さを見事に描いている。
(*)Muddah、Fadduh: ニューヨークの特に東欧系ユダヤ人(イディッシュ語話者)の英語訛り(Google Labs)→ פאטער מוטער 

(本ブログ関連:”イディッシュ語”)

■ 歌詞(登録: For Ever Young  洋楽ロック(ロックて何だろう?))
「Hello Muddah, Hello Fadduh / Allan Sherman 和訳」(2025年01月26日)
    ー https://rockhistory.blog.jp/archives/26135053.html

■ Youtube(登録: The Allan Sherman Show)
「Hello Muddah, Hello Fadduh (Camp Granada Song) with Lyrics Sing-Along, Allan Sherman, 1963, updated」(2019/09/07)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=4yFTOvO0utY



原曲

■ Youtube(登録:MARIEKANA 〜piano duo Lumiere〜)
「[ピアノ連弾] 時の踊り/ポンキエッリ/ピアノデュオ ルミエール/La Danza Delle Ore/Ponchielli/4hands piano」(2023/10/20)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=UJzTzC5b8hs



付録
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歌詞は、Youtubeの「文字起こし機能」+ Chromeの「翻訳機能」を使ってください。

■ Youtube(登録: Melody Of Emem LoBus)
「YESTERDAY WHEN I WAS YOUNG - Shirley Bassey (Lyrics)」(2019/07/24)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=xLcBNJnckHs

■ Youtube(登録: Café des Chansons by Velorith) ← AIで生成された仏語オールディーズ
「Je t’ai perdu dans la nuit — Emotional French Song | Night Vibes & Deep Feelings」(2026/04/11)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=mGgltQTQpdU