▼▼ 青字下線付語句のリンク先は、マウス右クリック+<新しいタブ>で進んでください。(本ブログ関連)の最下段に「次の投稿ホーム」があるとき次ページがあります。▼▼

2024年2月20日火曜日

自然観察園の植物、ダイサギ、コサギ

きょうは朝から暖かかった。昼に買い物へ出かけたものの、暑さ(日射と熱気)に閉口して、いったん購入したものを家に置き、あらためて、身軽な服に着替えて公園を訪問した。

この地の最高気温は 24.2℃(14:51)で、もう少しで「夏日」(25℃以上)になりかけるほどだった。公園の散歩道は照り返しが強く、頬がヒリヒリするのを感じたほどだ。
公園を流れる小川は、国分寺崖線の「はけ」の湧水口や、深い水溜り以外、すっかり涸れてしまっていた。

午後1時から2時にかけて、公園併設の「自然観察園」で、春の花の咲き具合・芽吹き具合を、そして隣接公園に水鳥の生息具合を観察に行った。

セツブンソウ(写真左側)、フクジュソウ(写真中央)、フキノトウ(写真右側)
先月末(1/31)に自然観察園を訪れたときと比べて、「セツブンソウ」の白い小さな花はしっかりと咲き、一面に広がっていた。「フクジュソウ」も同様で、去年の同時期と比べて黄色の花が大きく開き、花数も増えていた。
ところで、観察園の入口で配布の「花だより」に、「フキノトウ(蕗の薹)」(蕗:フキ、薹:トウ=花茎)はまだ紹介されていない。観察園の東奥に、4つ5つ見つかる。
このところの暖かさのせいか、花や花茎の成長が進んでいるのかもしれない。

(本ブログ関連:”セツブンソウ”、”フクジュソウ”、”フキノトウ”)


コサギ(写真左)、ダイサギ(写真右)
小柄な「コサギ」と大柄な「ダイサギ」の2羽がともに近く、水の残った浅瀬にいてエサ(魚)を漁っていた。コサギの嘴(くちばし)は通年の黒く、ダイサギは非繁殖期の冬は黄色い。なぜか、ダイサギはコサギを庇(かば)うようにそばにいた、2羽をしばらく観察つづけていたとき、突然ダイサギが飛翔して、私を牽制するように旋回した。
さらに、別のダイサギと思われる1羽が飛来して、浅瀬の上に設けた欄干にとまって様子をうかがっていた。

(本ブログ関連:”サギの比較”)

2024年2月19日月曜日

雨水 2024、ハクセキレイ(フユセキレイ)

きょうは二十四節気の「雨水(うすい)」、天から降るものが雪から雨に変じるころ。陽気が地上に発して、雪は力なく、あっても <降りじまい> になるという。
天気予報は、天気が晴空から曇り空(小雨まじり)へ後退し、気温は昼前から終日、16℃+α になると修正した。そして気温は明日いったん上昇し、明後日以降急降下する。まことに目まぐるしい。

(本ブログ関連:”雨水”)

春の温(ぬく)みがまされば、寒さが苦手と繰りごとするのもおさまりそう。
最近、ストーブの火を切ったり点けたり繰り返す。どうやら心変わりしたようだ。あれほど頼ったのに、いまでは熱気が鬱陶(うっとお)しく感じたりもする。アハハ、まるで男女の機微か。

旧暦では、「春」は1月に始まる。きょうは旧暦の1月10日、まさに春の気配濃厚。民家の塀越しに「梅」が一斉に白い花を咲き誇る。考えてみれば、着重ねする枚数が減った。風さえ衰えれば、寒さを恐れることもない。

ちなみに、気象庁の季節区分で「春」は、新暦の3月に始まる。2月も下旬にせまるきょう、後10日もすれば本格的な春が味わえる。とはいえ夜の風は強い・・・乱れ空模様。

白鶺鴒(冬鶺鴒)
ところで、商店街のはずれにできた大きな空き地を、塀で囲ってマンションでも築くのだろうか。昨日の日曜日(2/18)、工事現場の入口を「ハクセキレイ(白鶺鴒)」*の雌が1羽、尾を振り振りして「ウォーキング」しながら中へ入って行った。かつては冬鳥だったが、一年中(九州以北で)見られるようになった・・・とのこと。
(*)昔、ハクセキレイを「フユセキレイ(冬鶺鴒)」と呼んだ。(「野鳥歳時記」山谷春潮著、昭和21年12月第5版)

ハクセキレイの人間を恐れぬ様が、さっそうとしてうらやましい。

2024年2月17日土曜日

(資料)H3ロケット 打ち上げ

JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、午前9時過ぎに種子島宇宙センターから「H3ロケット」2号機を打ち上げ、軌道投入に成功した。Youtubeで実況中継され、H3ロケットは”リフトオフ”もあっさりと、あれよあれよという間に宇宙へ溶け込んでいった。まことに安定感あふれる光景だった。

(本ブログ関連;”H3”、”JAXA”)

現在の主運用「H2ロケット」から世代を引き継ぐもので、大型化、低コスト化がはかられ、国際商用競争に寄与できるものになるという。年寄りにはともかく、子どもたちに大きな夢をつなぐものになってほしい。

初号機は「去年(2023年)3月(7日)に初号機が打ち上げられましたが、2段目のエンジンが着火せず、打ち上げに失敗しました。」(NHK NEWS WEB)と報じられた。
その結果を受けて、2号機は、本年2月15日予定から、本日(17日)の午前9時22分(55秒)に設定の通り打ち上げられた。

19:55~「H3ロケット」試験機2号機の打上げライブ中継(JAXA登録)



■Google検索「Search Labs」
Q.JAXAのH2とH3の大きな違いは?
----------------------------------------------------------------
A.JAXAのH3ロケットとH-IIAロケットの主な違いは次のとおりです。

・エンジンの基数:         H3ロケットは3基、H-IIAロケットは1基
・エンジン1基の推力:    H3ロケットはH-IIAロケットの1.4倍
・打ち上げ費用:            H3ロケットはH-IIAロケットの約半分の50億円
・全長:                        H3ロケットはH-IIAロケットより10メートル長い最大63メートル
・重さ:                        H3ロケットは575トン
・最大能力:                  H3ロケットはH2Bの6トンを上回る6.5トン以上
・部品の数:                  H3ロケットはH-IIAロケットの3分の1
・打ち上げられる重量:   H3ロケットはH-IIAロケットの約1.3倍

H3ロケットは、H-IIAロケットと2020年まで運用された強化型「H2B」の後継機です。H3ロケットは、打ち上げ費用の削減、静止軌道打ち上げ能力の増強、打ち上げ時の安全性の向上、年間打ち上げ可能回数の増加を同時に達成することを目的として開発されています。
----------------------------------------------------------------


(解説)
■ Youtube: 堀江貴文 ホリエモン 
「JAXAの『H3ロケット』打ち上げ成功について解説します」(← マニアックな解説)
https://www.youtube.com/watch?v=TU8FnejWvEE

2024年2月13日火曜日

公園の小川が再び涸れる

ぽかぽかの陽気に誘われて、きょうの最高気温の 17.7℃(14:36)が出る少し前(13:30~14:00の間)に公園散歩した。4月の(都心の平均)最高気温が 18℃*ということに照らして、きょうは4月並みだったといえそう(ここしばらく、暖かい日がつづくようだ)。
(*)Weather Spark: https://ja.weatherspark.com/y/143809/東京都、日本における年間の平均的な気候

3連休明けの公園は、実に静かだった。

公園の小川が再び涸れる
小川にかかる橋から水路を見て驚いた。思った以上に涸れていたのだ。先日(2/5)の降雪の効果も一瞬で、実にあっけなかった。底の浅い部分では、写真のように小石や岩が露わになっている。もちろん、(人工的に)水路を深く掘った辺りには、水溜まりが残っているが。


アオサギ(右側奥)とカルガモ(左側手前)
小川に、まだ水があるところに、「アオサギ」と「カルガモ」が岸に上がっていた。
・アオサギは、例によって人間を恐れず孤高を保っていた・・・なんと、そのアオサギのそばに寄ってカメラを構える人が2人もいた。それでもアオサギは動じない。見事だ。
・カルガモが、2羽が仲睦まじくエサ探し?、あるいは散歩?をしていた。上流側にも2羽のペアが2組み、水だまりに浮かんでいるのと出会った。ここしばらく、雨の予報がないのが心配だ。

2024年2月11日日曜日

梅の香り、小金井公園「梅まつり 2024」

この時期、梅は花を咲かせて香りを漂わせる・・・、花を視るのは容易だけれど、その香りについては、桜と比べて私には敏感でない。教科書に載る「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花」から始まる歌を確かめるべく、昼どきに、小金井公園で開催の「梅まつり2024」*(主催:小金井公園サービスセンター、協力:小金井公園樹木の会、本日11:00~15:00」)に行った。
(*)https://www.tokyo-park.or.jp/announcement/050/detail/54132.html

イベントのタイミングに合わせたように、暖かな陽射しのなか、家族連れ(大人たち)が多く訪れていた。公園の <梅林> は、桜の木立のように高木でなく、個々独立して立っている。それも顔を近づければ香りを嗅げるほどの高さに花を咲かせている。品種のほぼすべてが、紅または白色の花を咲かせていた。のんびり観梅にひたることができた。

(本ブログ関連:”小金井公園と梅”)

観梅の楽しみとして、<梅まつり> は次の五つのキーワード「香・触・視・味・知」をあげている。梅の香気を確かめて、木肌を触り、多数の品種を視て、合間に味わい、花と人を親しみ知ろうというようだ。
(前にブログに記した「梅林ガイド」によると、梅林に植わった梅の(園芸)品種は27種プラスアルファで、本数は88本とのこと)

結論からいえば、花の香りは一瞬感じるほど微かだった。この時期の「ロウバイ」の花のように濃くもなく、すっと消えていく。それは、澄んで微かに漂う貴重なものかもしれない。

竜眠枝垂れ(写真左)、紅千鳥(写真右)
写真は、梅の木を中心に人々が後ろに映っているため、木が大きく見えるがそれほどでない。
・「竜眠枝垂れ(りゅうみんしだれ)」について、「梅林ガイド」に「野梅性一重  大きな枝振りの枝垂れ梅。やや遅咲きで白色大輪。」とあり、めずらしい枝垂れ具合が特徴。
・「紅千鳥(べにちどり) 」について、同じく「紅梅性一重  江戸時代から花梅の代表的品種。遅咲き鮮紅色中輪でよく旗弁ができる。」とある。旗弁(きべん)は「蝶形花(ちょうけいか)の上方にある1枚の花びら。旗を立てたような形をしている」(Google AI Bard)というが、素人目にはよくわからない。ただ豪華に紅梅が咲くのを見る。

2024年2月10日土曜日

公園の小川の水かさが増した

地元の体操教室と家族との食事以外、寒さを言い訳に外出をひかえていた。運動不足が否めない。そこで、それを補おうと早朝にタイミングが合えば、「テレビ体操」(6:25~30)を見ながら体を動かしたりしている・・・それくらいかな。

もうちょっと体を動かそうと、夕方(午後4時前)になって公園へ出かけた。家を出て直ぐには冷気に襲われるようだったが、すぐに慣れた。鼻歌を歌いながら。

公園を東西に横切る小川を往復した。何と小川の水量が、随分と増している・・・先日(2/5夜)の積雪のおかげのようだ。きょうも、日影に降雪が融けずに残っていて、それらが水源となって小川に水を満たしたのだろう。

カルガモ
小川に「カルガモ」が戻ってきた。2月3日の「探鳥会」で、わずかしか観察できなかったけれど。きょうは、岸を上がって12羽が群れになって休もうとしたし、10mほど上流では2羽が水面に浮かんでいた。ほんの少しの範囲にけっこういたことになる。


ハクセキレイ
さらに上流の橋上から小川を見おろしたとき、水面にいくつも顔を出した小岩をタッチアンドゴーしながら「ハクセキレイ」が飛び移り、水中の生き物を狙っていた。素早い動きに目を凝らした。もう1羽いたが一緒に飛んで行った。

2024年2月7日水曜日

(こんなんかな)Google Bard のAI画像生成 新機能「Imagen 2」

Googleの AI「Bard」に、画像生成の新機能が加わったとのこと、さっそく試してみた。

■ CNET Japan
「グーグル『Bard』の新機能、AI画像生成を試してみた」よる抜粋
(Lisa Lacy CNET News、 翻訳校正:緒方亮 吉武稔夫 湯本牧子⦅ガリレオ⦆、2月5日)
https://japan.cnet.com/article/35214814/
-----------------------------------------------------------------
Bardのプロダクト責任者を務めるJack Krawczyk氏は2月1日付けのブログ記事で、アップデートされた画像生成モデル「Imagen 2」により、Bardを使って無料で画像を生成できるようになったことを明らかにした。現在は英語に対応している。
-----------------------------------------------------------------

こんなんかな・・・(お気に入り画像)
”create an image of an old biplane flying over Tokyo”  etc.

(Google Bard 生成)
(追記 2/9)
■ Yahooニュース(朝日新聞デジタル)
「グーグル、対話型AI『バード』を『ジェミニ』に変更 専用アプリも」(2/8 (木))
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6490989
-----------------------------------------------------------------
米グーグルは8日、同社の対話型AI(人工知能)「Bard(バード)」の名称を「Gemini(ジェミニ)」に切り替えると発表した。
-----------------------------------------------------------------

2024年2月6日火曜日

雪が積もっている

昨晩、雪が降った。随分と積もった。都心では8cmになったという。当地に昨晩午後6時8分に発表された、6日未明にかけての「大雪警報」では、12時間最大降雪量 10cmだった。朝のテレビニュースは、都心で2年ぶり(2022年2月)の大雪だったといい、雪道の歩き方や交通機関の遅延・欠便などの情報を真っ先に報道していた。

わが家の降雪具合を観察(7:20ころ)したところ、すでに融け始めていて、見たところ最大のものは隣家と境の塀の上に9cmほど積もっていた。庭木に吊るした小鳥用の<餌かご>にも雪が残っていた。日が射せば意外と早く融けるだろう。近所で「ヒヨドリ」の鳴く声がした。


ちなみに、降る「大雪(おおゆき)」と、二十四節気の「大雪(たいせつ)」は意味がちがうけれど、次の(本ブログ関連)は両内容とリンクする。

(本ブログ関連:”大雪”)

ところで、雪降りを描いた好きな詩に、教科書にも載っていた歌人 三好達治(1900年:明治33年~1964年:昭和39年)の詩「雪」(詩集「測量船」に所収、昭和5年)がある。子どもらの寝息とともに、しんしんと静かに降り積もる雪を想像させてくれる。その雪はなぜか暖かい。

    太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
    次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。

私ら世代は、若いころにこの詩の解釈について、随分と振り回された苦い記憶がある。

2024年2月5日月曜日

雪が降ってきた (かさの雪、千鳥【チドリ】)

辺りがしんと静まった昼過ぎ、庭先を見ると雪がまばらに降っていた。
降り始めの雪は音を吸収して、町の騒音を消すようだ。あまりの静けさに我に返り、ガラス戸を開けて雪降りを確認した。

雪は地面を濡らしていた。天気予報は、降雪がつづき、積雪の警戒・注意を呼び掛けた。

以前(2021年11月7日)のブログに、「江戸端唄集」(倉田喜弘 編。岩波文庫)のなかから、「我ものと  思へばかろし  かさの雪」で始まる、冬の夜に降る雪を境に男女の恋情をうたった「わがもの」について記した。該当の部分を以下再掲する。

ところで、この歌について、上掲の文庫に注釈がある。(*印は補注)
〇 わがものと・・・かさの雪   宝井其角が元禄期に詠んだ句*(五元集)
 (*)其角の「我雪と おもへばかろし 笠の上」が改変されて上記俗謡になる。
〇 紀貫之の和歌「思ひかね妹(いも)がり行けば冬の夜の河風寒み千鳥鳴くなり」(拾遺集** 冬 224)
 (**)「勅撰集における『冬の千鳥』の早い例です。千鳥が冬の景物と認定されたのは、下って『堀河百首』で冬部に『千鳥』題が設けられた時でしょう。」
    - 「冬の『千鳥』」(吉海直人 同志社女子大学教授、2017/11/16)
         https://www.dwc.doshisha.ac.jp/research/faculty_column/2017-11-16-09-40

(本ブログ関連:”千鳥”)


■ 再掲(以下)
----------------------------------------
一九 わがもの

我ものと  思へばかろし  かさの雪  恋の重荷をかたにかけ  いもがり*ゆけば  冬の夜(よ)の  川風寒く千鳥なく  待(まつ)身につらき  置(おき)ごたつ  実にやるせが  ないわいな
----------------------------------------
(*)いもがり: 女性の許(もと)

SPレコード「勝太郎市丸十八番集」(ビクターレコード)から:
「わがもの」 歌:市丸、三味線:才香、番号:KI-1、mat:9427、発売:1938年、区分:端唄
(参照)78Music: http://78music.jp/victor.html

(Youtubeに登録のkotyavideoに感謝)

2024年2月4日日曜日

立春 2024、ウグイスとメジロ

きょうは二十四節気の第1の「立春」、春の始まりである。ただし、気象庁の季節区分では 12月~2月は冬、このところ寒い方に揺り戻された感じで、天気予報では明日にも「湿雪」が降るという。(今日の10時ころに、小雪の可能性があったようだが、外を覗けばその気配はなかった)

(本ブログ関連:”立春”)

<夏>を告げる鳥に「郭公(かっこう)」(カッコー、カッコー)あるいは「杜鵑(ほととぎす)」(キョキョ キョキョキョキョ)があるように、<春>を告げる鳥に文字通り「春告鳥(はるつげどり)」がいる。すなわち「鶯(うぐいす)」(ホーホケキョー)だ。

(本ブログ関連:”カッコウ”、”ウグイス”)

「ウグイス」と「メジロ」は混乱しやすい。
桜の花から甘い蜜を吸うメジロは絵になる。以前、庭の<餌かご>にオレンジジュース液を置いたところ、メジロは高価なジュースに限って寄ってきたが、安価なもの(それでも100%表示)には見向きもしなかったことがある。
メジロの甘いもの好き繋がりで更にいえば、和菓子の「鶯餅(うぐいすもち)」は、メジロの羽色に似た黄緑色の粉がかかっているので、メジロを連想してしまいがち。ついついメジロとウグイスを混乱しそう。

ウグイスを、図鑑やネットの絵と写真などで見ると、ずいぶん地味な色柄をしていることが分かる。棲む環境も山中や森の中で、人目に付きにくい。野鳥観察会のフィールドで、ウグイスの鳴き声を何度か聞いたけれど、その姿を確認したことがない・・・ベテランの方はしっかり視認しているが。

メジロがとまるサクラは絵になる。
立春についてニュース記事があって、その口絵(写真)に同様な構図がありながら、記事中では <春告鳥(はるつげどり)> としてウグイスを紹介している。それが次例だが・・・もちろん関連文末に「※冒頭の画像の鳥は『メジロ』です。」と、ちゃんと注が施している!

(参考)
■ ウェザーニュース(監修:山下景子 作家、 02/04)
「二十四節気『立春』ここから始まる “いちばん初めの節気”」より抜粋
https://weathernews.jp/s/topics/202402/020075/#google_vignette
--------------------------
 ・「春告鳥(はるつげどり)」が春を教えてくれる⁉
    ー 「ホーホケキョ」と鳴く「鶯(うぐいす)」。
--------------------------

2024年2月3日土曜日

野鳥観察(62)、節分 2024

早朝のきょう、やっぱり寒い。防寒着を重ねて野鳥観察(探鳥会)へ出かける。家を出て直ぐの路地に、近隣の家で実って落ちたキンカンの実を「ヒヨドリ」が1羽貪っていた。わたしに気づいたのか直ぐに飛び去った。冬寒のなか、生きていく厳しさを想像したりする。

辺りは日ましに明かりが広がり、気分がゆるむというもの。探鳥会の集合場所に、開始9分前に到着したが誰もいない。やっぱり寒さのせいだろうかと思ったが、すぐにみなさんが集まった。日の出時刻(6:41)過ぎ、観察開始の7:00 に見る公園東側奥の木立の中に赤い太陽が浮かんだ。太陽のわれら民族は、それを見届けてホッとする。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

このところフィールドで、会長から野鳥、植物、自然景観にいたるまで多様な話題を聞かせていただく機会がないのが残念。早く復帰を願うばかり。

今回もベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラ写真で確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・アオゲラ: せっかくカメラにおさめたのに、ウロ(樹洞)に頭を突っ込んだものだけ
・メジロ: 中型の樹の葉陰を飛びまわっている。それを教えられたが、目視も撮影も難儀
・ハクセキレイ: 小川への湧水取り入れ口に、1羽がじっとたたずんでいた
・ムクドリ: 遠くに圧倒的多数で群れているけど、撮影できず(ベテランのカウント1位)
・カワラヒワ: ムクドリにつづき、多数群れていた(ベテランのカウント2位)
・カワセミ: 何という幸運、今までで最も良く撮れた
--------------------------
・カルガモ: 小川に残る水溜まりで群れていた(共にいる「マルガモ」がいつも気になる)
・クイナ: ベテランはその姿を見た。私は枯れ葦の揺れるのを見た・・・

ハクセキレイ(写真左)、カワラヒワ(写真右)
・「ハクセキレイ」が湧水取り入れ口のコンクリートの上から水面を覗いていえう。首を竦(すく)めたように映っているが、もっと軽快でスマートな瞬間を撮りたかった。
・「カワラヒワ」が樹上に群れていた中で、一番はっきり映っているもの。他の写真に、もしかしたら「アオジ」が混じっているのではないかと思うものがあった・・・眼力不足で識別できないのが残念。


カワセミ
探鳥会の終盤、小川に沿って進む道で「カワセミ」とよく出会う。みなが塊りになってカメラや双眼鏡を向けても。カワセミはしばらく動ぜず、しばらく小枝にとまっている。小川を見つめて、水面すれすれを飛び降り、たくみに小魚を採る。そして直ぐに次の枝に移って、獲物を探し始める。



■ 節分
先日(1/31)、自然観察園で5弁の小さな白い花「セツブンソウ」が咲いているのを見た。きょうは「節分」で、豆まきの日だ。このところ、豆まき用の大豆をもっぱら食っている。恵方巻は、予約なしで売っているものがあれば食うこともある。

(本ブログ関連:”節分”)

2024年2月2日金曜日

小金井公園の梅林

きのうと比べてきょうは寒かった。最高気温を見れば、きのうは 16.3℃(12:08)、きょうは 6.6℃(15:29)で、10℃も差がある。突然(午後2時過ぎに)、小金井公園の「梅林」の賑わいを観察したく家を出た。

実は、先月(1月)に機会がありながら「スイセン」の群生の盛期を見そこなった悔いがあるからだ。スイセンであれ梅であれ、花たちの賑やかな景色をしっかり目に残したいという思いが、歳とともに濃くなった。
ちなみに、今月11(日)に、同梅林で「梅林で春さがし」*の名の催事がある。気象協会の「2週間天気」予報によれば、当日の天候は「晴」とのこと。
(*)催事: https://www.tokyo-park.or.jp/announcement/050/detail/54132.html

寒気の中、平日の昼下がりに梅林を訪れてみると、咲いているものも七分咲き(まだ蕾のものもある)で、人影はまばら・・・8割方はカメラ片手のおじさんばかり。その分、静かでのんびりした時間が流れていた。


「梅林ガイド」(「公園サービスセンター」で配布: 要寄付)によると、梅林に植わった梅の(園芸)品種は27プラスアルファで、本数は88本とのこと。梅林は囲いもなく、公園内のいずれからも訪れられる。
カメラに梅の花を何種かおさめたが、見上げて巡るうち、紅白の区別を除いて梅酔いしてきて、いずれも同じに見えだした。機会をあらためて、じっくり観梅したい。

本日、気になった梅の品種をあげる。
・最初に目についたのが、「古城の春」という白く柔らかな八重の花弁をした梅だ。実は<その他>の品種として「古城の春に似る」という名札のついたものまである。
・八重の紅梅に「鴛鴦(えんおう)」**がある。ガイド資料によると「中国渡来の夫婦梅という紅梅。・・・早咲き紅色の中輪」とある。きょう時点では、樹全身を飾るまでにいたってない。
(**)鴛鴦: 水鳥「オシドリ」の漢字名で、番(つが)いを意味するようだ。

(付記)
梅林の地面に「シジュウカラ」に似た小鳥が2、3羽降りて鳴き声もなく直ぐ飛び去った。身軽さ、素早い身の動きをした。気になって、後日(2/3)、探鳥会で会員にうかがったところ「ヒガラ」***という小型の鳥がいるという・・・結局、シジュウカラなのかヒガラなのか。
(***) ヒガラは「樹木の枝先付近を動き回ることが多(い)」そうだ。(Wikipedia)
それに、遠くに1羽「ツグミ」らしいのも見えたが、これも直ぐに飛んで行った。

2024年1月31日水曜日

コサギと自然観察園

1月最後の31日の昼どき、快晴、気温 11.5℃ の中を、防寒着を重ねて公園へ出かけた。つい早朝の野鳥観察時の外気と早とちりしてしまった。そんな昼間の公園を厚着して巡った結果、後悔することになる。
(ちなみに、気温は上がりつづけ、最高気温は 14.6℃/15:24 だった)

日射しが強くじわじわと汗ばんだ。公園に着いたとき、自動販売機に思わず駆け寄って、冷たいジュースを飲んで一息つく。

今月(1月)に入って、雨降りは3回(1/13、1/20~21)しかなく、公園を横断する小川は、水量が減り、川底があちこち露わになるほどだ。公園併設の「自然観察園」にある池も、5池のうち、2池が涸れかかっていた。

コサギ
水量の乏しい小川は、露出した川底を縫うように流れていた。そんな川筋に、見るからに小型な「コサギ」を見つけた。いつもの探鳥会では、「ダイサギ」か「アオサギ」と出逢うことはあるが、コサギとは久し振りだ。

(本ブログ関連:”コサギ”)

太陽光に真白に照らされていた。用心深く、水中の小魚を探して捕食する様子を観察できた。透明の川底につかった足先の指が黄色く見えて、コサギの特徴を確認した。


スイセン(写真左)、セツブンソウ(写真中央)、ウメ(写真右)
・自然観察園の下草は、刈られたようで、広く見晴らしがよい。「スイセン」の最盛期は1月といわれたが、月末に来たため、数えるほどの株しか見られない。白い花の群生を鑑賞するには・・・遅すぎたようだ。
・園の入口に配置の「花だより」*は、来月2月版に替わっていた・・・植物イラストに「セツブンソウ」が描かれている。小さな白い花(5枚の花弁は花弁状の「萼片(がくへん)」)の中心に淡紫色の「雄蕊(おしべ)」が多数あって、白色と淡紫色のコントラストが美しい。
(*)花だより: 1月版と同様、2月版も野草の冬越しの姿(ロゼット型)の紹介が中心。
・園内の東奥に満開の「ウメ」の木がある。梅の独特な枝振りを飾るように、しっかりと白い花を咲かせている。


2024年1月29日月曜日

(資料)小型月着陸実証機SLIM が運用再開

(SLIM 続報)

小型月着陸実証機「SLIM」の情報を知らせる X(旧ツイッター)は、SLIMが逆立ちした状態で着陸後に太陽電池が停止したものの、太陽の位置の変化により太陽電池が活動して運用が再開したと、本日以下のように報じた。

(本ブログ関連:”SLIM”)

ところで運用再開にともなって、SLIM搭載の子機ローバ LEV1、2(LEV:Lunar Excursion Vehicle)と現在も連携可能なのか・・・ 実際、子機側のバッテリー具合はどうなのか気になる。

■ X(旧ツイッター)
小型月着陸実証機SLIM @SLIM_JAXA · 9h
-------------------------------------------------------------------
昨晩SLIMとの通信を確立することに成功し、運用を再開しました!
早速MBC*の科学観測を開始し、無事、10バンド観測のファーストライト**まで取得しております。
下の図はマルチバンド観測のファーストライトにてトイプードル***を観測したものです。

-------------------------------------------------------------------
(*) MBC: マルチバンド分光カメラ装置。
(**)ファーストライト: 光学機材が当初予定性能に達しているかについての最初の観測。
(***)トイプードル: SLIM近くの観測対象となる岩につけられた名前。

2024年1月27日土曜日

野鳥観察(61)

早朝 6:30、野鳥観察(探鳥会)へ家を出た。きょうの「日の出」は 6:46だが、少し前から光が広がるため、明るさを増した街並みを見ると、少し和む気がしないでもないが・・・外気は 4.1℃ とやっぱり寒い。このとき西北西の空、高度 8.5° に、月齢15.3(昨日は満月)の丸い月が浮かんでいた。快晴の青空に明るく元気な姿を見せていた。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

公園の舗装路を、父親と(小学生くらいの)息子が一緒にランニングしていた。父親が先を、少年が後を追(つ)いて走り抜けた。しばらくして、彼らの順番が変わっているのを目撃した。息子の後を父親が疲れたように追いかていた。お父さんは頑張っていたのだ。

この時期の探鳥会は、日の出時刻前後にフィールドへ出る。朝焼けのフィルターに、薄く色づけされた樹や花が見えてくる。冷えた集合場所の土道を進むとき、霜柱を潰す微かな感触を感じた。

今回もベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラ写真で確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ドバト: 下から見上げると「キジバト」に見えたが、「ドバト」と指摘された
・メジロ: カメラを向けたものの一瞬で飛んでしまい、ボケ写真となってしまった
・ハクセキレイ: 小川の向こう岸を1羽が散歩の人を恐れず歩いていた(ボケ写真となる)
・アオジ: きょうは何故かよく目にする(観測では10羽弱とのこと)、私には珍しい体験
・ムクドリ: 木立の上で朝陽を受けて丸々と太って見えた(観測数1位とのこと)
--------------------------
・カルガモ: めずらしく他の水鳥を見かけない
--------------------------
・シデコブシ: 集合場所近くに立つ木の枝先に、銀色の毛におおわれた花芽が膨らんでいた
・ソシンロウバイ: 苗圃(びょうほ)の花は、蝋肌の黄色に咲き、朝陽が透けて見えた
・サザンカ: 大方の花は盛期を過ぎていたが、一部に朝陽を受けて赤く輝いていた
・紅梅とソシンロウバイ: それぞれの花が咲き、あやしく交錯していた


シデコブシ(写真左)、サザンカ(写真中)、紅梅とソシンロウバイ(写真右)
「シデコブシ」の木をの名を皆に教えてもらった・・・冬芽から「ネコヤナギ」を思い出す。
朝陽を受けて、遅れて咲いた一部の「サザンカ」の花がしっとりと輝いて見えた。
「紅梅」の薄紅色と「ソシンロウバイ」の黄色の交錯する様に、中国の古い絵画をイメージした。


アオジ(写真左)、ムクドリ(写真中)、カルガモ(写真右)
写真の「アオジ」の姿を見て、まじかに見た気分・・・望遠が無かったらこうはうまくいかない。近くで見かけた経験が乏しいので、幸運だった。
「ムクドリ」は、きょうの観測で第1位なのにあまり見かけた気がしない。
「カルガモ」1羽以外(実は多数観測されていたのだが)、他の水鳥を見かけなかったのは不思議。


(付記)
考えてみれば、1/13に実施の「野川全域の野鳥センサス(全域検査)」を欠席した後なので、少々気が引けると思ったが、帰宅してそんな気遣いを忘れていたのに気づく。

2024年1月25日木曜日

(資料)小型月着陸実証機 SLIMの着陸状況

1月20日 00:20 頃、JAXAの小型月着陸実証機 SLIM(Smart Lander for Investigating Moon)が月面着陸した。けれど、付属の太陽電池が機能していない(太陽光との向きなど)ことが判明、温存のバッテリー電力で、着陸状況を地球に送信することになった。

(本ブログ関連:”SLIM”)

本日、JAXAは受信情報を解析した結果を発表した。SLIM搭載の子機ローバ LEV-2(愛称 SORA-Q)から撮影した画像に基づき、以下の通りの状態(「エンジンを上向きにして『逆立ち』した状態」)であることを説明。ちなみに、LEV-1による月面撮影も成功している。

ちょっと意外な結果だった。・・・月の斜面に着陸したからだろうか?

記者会見:小型月着陸実証機(SLIM)、小型プローブ*(LEV)の月面着陸の結果・成果など
(*)プローブ: peobe、探査機

(登録: JAXA | 宇宙航空研究開発機構)

■ 読売新聞ONLLINE
「JAXAの月探査機SLIM、月面に『逆立ち状態』でピンポイント着陸に成功」(2024/01/25)より抜粋
    ー https://www.yomiuri.co.jp/science/20240125-OYT1T50132/
-------------------------------------------------------------------
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、 20日未明に月面着陸に成功した月探査機「 SLIM 」が地球へ送信したデータの解析結果や、小型ロボット*が撮影した着陸後の機体の様子を捉えた画像(撮像)**を公表した。画像では、月面でエンジンを上向きにして「逆立ち」した状態で着陸している機体の様子が写っている。

 SLIMの撮影に成功したのは、JAXA、タカラトミー、ソニーグループ、同志社大で開発した小型ロボット「SORA - Q」(重さ約250グラム)。球状から変形し、両脇の車輪で月面を走行できる設計になっている。着陸直前にSLIMから分離され、着陸した機体を撮影した。
-------------------------------------------------------------------

(*)小型ロボット SORA - Q のシステム名は、LEV2(LEV:Lunar Excursion Vehicle)
        タカラトミーの SORA - Q サイト
    - https://www.takaratomy.co.jp/products/sora-q/ 
 
(**)画像(JAXA、タカラトミー、ソニーグループ、同志社大提供)
    - https://pbs.twimg.com/media/GErJsQgbwAAR-tW?format=jpg&name=small

2024年1月24日水曜日

心を何にたとえよう

スタジオジブリのアニメ作品に、2006年公開の「ゲド戦記」(監督:宮崎吾朗=宮崎駿の長男、原作:アーシュラ・K・ル=グウィン)がある。先日、ラジオの深夜放送で、劇中挿入のヒロインの歌「テルーの唄」*(作詞:宮崎吾朗、作曲:谷山浩子、編曲:寺嶋民哉、歌:手嶌葵)を聞いた。
(*)「テルーの唄」歌詞付き Youtube: https://www.youtube.com/watch?v=OdY1BR0gZls

正直、このアニメは未見だし、原作を読んだこともない。ただ、明かりを落として広がる渺茫(びょうぼう)とした闇の中で、深夜ラジオから流れるこの歌に聞き入った。寝床で聴取しながら、何となく漂泊感、デラシネ(根無し草)の気分に耽ったりもした。

ちなみに、Amazon掲載の本曲のCDに、次のような解説がある。(多分、CDの解説カードに書かれているものだろう)
-------------------------------------------------------------------
どんな言葉も追いつかない、彼女のすばらしい歌声は、時に切なく時に優しく、聴くものの気持ちを掻き立て虜にして行きます。心に深く沁みいるその歌は、懐かしさと切なさを現代人の心に覚えさせる現代のフォークソングとも言える楽曲に仕上がっている。
-------------------------------------------------------------------

「テルーの唄」の歌詞にある「心を何にたとえよう」というフレーズは、萩原朔太郎「純情小曲集」(大正14年、1925年)**のロマンチックな詩「こころ」から着想を得たといわれている。
(**)青空文庫: https://www.aozora.gr.jp/cards/000067/files/1788_18740.html

「こころ」は、彼の少年時代の作で、「やさしい純情にみちた過去の日を記念するために、このうすい葉つぱのやうな詩集を出すことにした。」そのひとつであるようだ。


萩原朔太郎「こころ」                                  (← ~):Google Search Labsより
-------------------------------------------------------------------
こころをばなににたとへん
こころはあぢさゐの花
ももいろに咲く日はあれど
うすむらさきの思ひ出ばかりはせんなくて。    (← どうにもならない)

こころはまた夕闇の園生のふきあげ                (← 夕闇に浮かんでくる公園の噴水)
音なき音のあゆむひびきに
こころはひとつによりて悲しめども
かなしめどもあるかひなしや                        (← どうにもならない)
ああこのこころをばなににたとへん。

こころは二人の旅びと
されど道づれのたえて物言ふことなければ
わがこころはいつもかくさびしきなり。
-------------------------------------------------------------------

2024年1月21日日曜日

自然観察会の雨天中止と講演会の開催

昨日の天気予報で、本日午前中に雨が降るという情報にもとづき、午前中の「自然観察会」を中止する旨のメールを受信した。ただし、午後開催予定の講演会は、雨上がりの予報を受けて無事実施された。

講演会は、慶應義塾大学教授 有川智己(ありかわ  ともつぐ)氏から「苔(こけ)のお話 ー 不思議な生態とその美しい姿」について以下語られた。(理解に誤りがありましたらご容赦願います)

コケの特徴
① 用語としての「苔」: 木の毛(木毛)、きのこ(北陸地方のみ)
② 木、石、湿地などに生える
③ 狭い場所にいろいろな苔が共存できる
④ コケの名を有するが、実際は緑藻・地衣・シダ類の植物がいる
⑤ 水分可変性: 水分を貯めない・乾燥時に手放す(乾燥に強い・乾燥への適応)
⑥ コケ植物の化石は、約4億7千万年前の古生代「シルル紀」から見つかる
    - シダ植物の化石は、約4億5千万年前の古生代「オルドビス紀」から見つかる
⑦ コケの本体は配偶体(胞子体が配偶体に寄生する関係)
    - シダ植物の本体は胞子体(胞子体と配偶体が独立の関係)


■ 資料
                   植物                 維管束            根、茎、葉
-------------------------------------------------------------------
・地上植物            種子植物      〇        根、茎、葉を発生しながら成長する
(緑色植物)         シダ植物      〇        根、茎、葉の区別がある
                           地衣植物      -        根、茎 の分化が見られない(キノコの仲間)
                           コケ植物      -        根、茎、葉状 のようなものがある
・水中植物            緑藻植物      -        根、茎、葉の区別がない
-------------------------------------------------------------------

(感想)
ア.コケ類とシダ類の「生活環(ライフサイクル)」理解は、高校生物に戻る必要がある。
イ.「ナンジャモンジャゴケ」*について紹介があった。分類上、苔類か藻類かが不明な点があった。結果、1990年に藻類に近いものと結論が出されたという。・・・ お話をうかがいながら、頭が混乱した。
(*)https://www.kahaku.go.jp/event/2008/12nanjya_monjya/nanjya_monjya.html

2024年1月20日土曜日

大寒 2024、ツグミとかすみ網

きょうは二十四節気の「大寒(だいかん)」、小寒(1/6)を経ての大寒となれば、寒さは最も厳しい。小雨混じりの昼過ぎはとりわけで、(予定に浮かんだ)外出もする気にならない。

(本ブログ関連:”大寒”)

昨深夜から日付を越えたYoutubeで、長時間に及んだJAXA小型月着陸実証機「SLIM」の月面着陸ライブと記者会見を視聴した。おかげで眠りがままならず、昼頃までうつらうつらし続けた。


ツグミ(鶫)と霞網(かすみあみ)

ところで、探鳥会のベテランの方が毎日配信する、早朝の野鳥情報によれば、最近「ツグミ(鶫)」が50羽~100羽の大群となって押し寄せているようだ。探鳥会で私が目にできるのはせいぜい10数羽なので、大規模のツグミの群れを目撃したら圧倒されるだろう。

(本ブログ関連:”ツグミ”)

実際、大量なツグミの群れをイメージできないけど、野鳥狩猟に「かすみ網(霞網)」が使われた時代、食用にツグミを捕獲したという。「野鳥歳時記」(山谷春潮著、日新書院、第五版、昭和21年12月20日)によると、いまでは考えられぬ情報が記載されている。(抜粋)
-------------------------------------------------------------------
鶫(つぐみ)といへば霞網猟での第一位の猟鳥で、一猟期木曽谷だけの収穫が二十万羽*を下らぬといはれる。従って鶫の句には鳥屋場(とやば)**のそれが多い。食料としても極めて美味である。
-------------------------------------------------------------------
(*)かすみ網: 木曽谷だけで一冬に5、60万羽の野鳥(ツグミを含めて)が獲れたという。
(**)鳥屋場: 網を張って鳥を捕らえる所。

(資料)小型月着陸実証機 SLIM の着陸成功

昔、月刊の科学誌に、新聞社系の「科学朝日」・「科学読売」・「日経サイエンス」、出版社系の「自然」(中央公論)・「科学」(岩波書店)・「Newton」(教育社)などあった。今や見る影もなく「日経サイエンス」と「科学」しか残っていない(「Newton」は独自の地位をつづけているが)。

現在の新聞社に、科学部はあるのだろうか・・・科学に「技術」や「環境」の名が付いたものがあるようだ。純粋に科学に関心があり、解説できる記者がいるのだろうか。
今回、Youtubeのライブで、「SLIM」の記者会見を見ながら思った。会見に臨んだ記者たちは、科学の本筋・本質にどれくらい関心があるのだろうかと。<科学>と<技術>と<社会>を切り分ける眼力が、いかばかりか気になる。(岩波の「科学」は、エッジが効き過ぎ)。


小型月着陸実証機 SLIM
JAXA 公開SLIMサイト「Moon Sniper SLIM Project」

(本ブログ関連:”SLIM”)

きょう、小型月着陸実証機(SLIM:Smart Lander for Investigating Moon)が月面に着陸した。
・4か月(2023.9.7~)の航行、省エネ軌道・速度により月へ到達。
・ピンポイント「降りたいところへ降りる時代」により月面に着陸(1/20、00:20頃)。
    ー 正常にソフトランディングした(地球との交信が正常に行なわれている)
    - 太陽電池が機能していない(太陽光との向きなど)、数時間のバッテリー電力温存。
・搭載の子機ローバ LEV1、2(LEV:Lunar Excursion Vehicle)を正常に分離。
    - LEV1、2が撮った写真を受信できる状況。

■ Youtube(ライブ:1/19、23:00頃~24:30、<準備> 記者会見:1/20、02:10~)
JAXA(宇宙航空研究開発機構)
「小型月着陸実証機SLIM ピンポイント月着陸ライブ・記者会見」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=Udh6kvjZYC8&t=0s
・ライブは「リアルタイムモニター」を見ながら解説された。
・記者会見で、「『月を見たことはない人はいない』といわれたことがある」(JAXA 宇宙科学研究所副所長 藤本正樹)
    ー 太陽光パネルの不具合にばかり質問が集中した。
    ー 「バッテリーの終わりがミッションの終わりでない」(藤本正樹 副所長)

(ライブ後に、長い間があって、記者会見が開かれた → 記者会見)
(登録: JAXA | 宇宙航空研究開発機構)