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2024年1月27日土曜日

野鳥観察(61)

早朝 6:30、野鳥観察(探鳥会)へ家を出た。きょうの「日の出」は 6:46だが、少し前から光が広がるため、明るさを増した街並みを見ると、少し和む気がしないでもないが・・・外気は 4.1℃ とやっぱり寒い。このとき西北西の空、高度 8.5° に、月齢15.3(昨日は満月)の丸い月が浮かんでいた。快晴の青空に明るく元気な姿を見せていた。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

公園の舗装路を、父親と(小学生くらいの)息子が一緒にランニングしていた。父親が先を、少年が後を追(つ)いて走り抜けた。しばらくして、彼らの順番が変わっているのを目撃した。息子の後を父親が疲れたように追いかていた。お父さんは頑張っていたのだ。

この時期の探鳥会は、日の出時刻前後にフィールドへ出る。朝焼けのフィルターに、薄く色づけされた樹や花が見えてくる。冷えた集合場所の土道を進むとき、霜柱を潰す微かな感触を感じた。

今回もベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラ写真で確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ドバト: 下から見上げると「キジバト」に見えたが、「ドバト」と指摘された
・メジロ: カメラを向けたものの一瞬で飛んでしまい、ボケ写真となってしまった
・ハクセキレイ: 小川の向こう岸を1羽が散歩の人を恐れず歩いていた(ボケ写真となる)
・アオジ: きょうは何故かよく目にする(観測では10羽弱とのこと)、私には珍しい体験
・ムクドリ: 木立の上で朝陽を受けて丸々と太って見えた(観測数1位とのこと)
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・カルガモ: めずらしく他の水鳥を見かけない
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・シデコブシ: 集合場所近くに立つ木の枝先に、銀色の毛におおわれた花芽が膨らんでいた
・ソシンロウバイ: 苗圃(びょうほ)の花は、蝋肌の黄色に咲き、朝陽が透けて見えた
・サザンカ: 大方の花は盛期を過ぎていたが、一部に朝陽を受けて赤く輝いていた
・紅梅とソシンロウバイ: それぞれの花が咲き、あやしく交錯していた


シデコブシ(写真左)、サザンカ(写真中)、紅梅ソシンロウバイ(写真右)
「シデコブシ」の木をの名を皆に教えてもらった・・・冬芽から「ネコヤナギ」を思い出す。
朝陽を受けて、遅れて咲いた一部の「サザンカ」の花がしっとりと輝いて見えた。
「紅梅」の薄紅色と「ソシンロウバイ」の黄色の交錯する様に、中国の古い絵画をイメージした。


アオジ(写真左)、ムクドリ(写真中)、カルガモ(写真右)
写真の「アオジ」の姿を見て、まじかに見た気分・・・望遠が無かったらこうはうまくいかない。近くで見かけた経験が乏しいので、幸運だった。
「ムクドリ」は、きょうの観測で第1位なのにあまり見かけた気がしない。
「カルガモ」1羽以外(実は多数観測されていたのだが)、他の水鳥を見かけなかったのは不思議。


(付記)
考えてみれば、1/13に実施の「野川全域の野鳥センサス(全域検査)」を欠席した後なので、少々気が引けると思ったが、帰宅してそんな気遣いを忘れていたのに気づく。