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2016年1月30日土曜日

(雑談) マスク

寒いからといって、防寒マスクの話しではない。夜中、口を空けたまま寝て口中が乾くのを防ぐために、いわゆる衛生マスクをすればよいという話しがある。使い捨てマスクで十分で、気兼ねなく一晩で使いきるというわけだ。

実は、毎朝一番に気にしているのは、口腔がカラカラに乾わくことだった。テレビなどで、この渇きで雑菌が繁殖したりして、衛生上よろしくないという。若い人でも口を空けたまま寝ると渇くという。歳をとればなおさら。用心が必要、ただでさえ乾燥するというに。

ということで、マスクを着用しながら寝てみることにした。結果は、寝相が悪いからなのか、朝起きるとマスクの紐は耳に掛かっているが、マスク本体がアゴ下にずれ落ちているのだ。それも連日のこと。どうしたわけだろう。

この繰り返しで、朝一番、喉の乾きは相変わらずであるが。うがいから始めることも変わらないでいる。今晩もまたマスクを試してみよう。

2016年1月29日金曜日

氷雨

今夜、雨の後に雪の降る予報ある。外をのぞけば、氷雨に濡れた夜道が街燈に重く照らされている。思ったほどに寒くない。雨音に紛れて外は妙に明るいでいる。

氷雨に、以前見た映画、キム・ハヌル(김하늘)に翻弄される二人の男がカナダの雪山で遭難する「氷雨(빙우)」(2004年)を思い出す。氷雨というよりは、雪壁と滑落の印象が強いけれど。また、キム・ハヌルの姿に、男を虜にする奔放さというよりは、本来の健康なイメージしかないので戸惑った。彼女の26歳の映画だ。

(本ブログ関連:”氷雨”)

それに比べたら、20歳でデビューした年の1982年末にリリースした日野美歌の「氷雨」(元歌は、佳山明生の1977年のデビュー曲、競作)は、ぐっと大人っぽい。記憶にあるのは彼女の歌の方だ。印象深い素晴らしい曲だが、それにしても、20歳そこそこの女の子にこの曲を歌わせたとは・・・歌ったとは。


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2016年1月28日木曜日

イ・ソンヒの「さようなら」

きのうの健康体操教室で、今月はもう終わりですといわれて驚く。えっ、そうなんだ。つい先日、正月を迎えたばかりというに、早いものだ。このまま記憶が飛んでしまえば、すぐに年末だ。鬼も笑わない。私ときたら、コマ送りの映写フィルムのように、カタカタ音をたてて記憶が空回りする。

イ・ソンヒの4集に所収の「さようなら(안녕)」(1988年、作詞イ・ギョンエ、作曲キム・イラン)は、過ぎ去った思い出を懐かしむ。「さようなら」といえる若さは、時間の流れを刻々と惜しむことができるほど充実しているからに違いない。若さには過去を見ているようで、未来しかないのだから。人生が、演じる舞台のほんの一幕でしかない。うらやましい。

(本ブログ関連:”さようなら(안녕)”)


美し過ぎた思い出にふけりながら
あなたの寝顔を見つめて
あなたの額に口づけして
静かにささやいたわ
さようなら

ドアを、ドアを開けしなに心残りして
もう一度、あなたを見つめて
遠くから聞こえる夜明けの鐘に
静かにもう一度
さようなら

別れは、本当につらい
愛とは、ただあなた

けれど、去らねばならない私を引き止めないで
ああ、引き止めないでください
愛しています

ドアの、ドアの外に出たら、冷たい夜は明け
コートの襟を上げて、口笛吹いて
白(しら)露なのか涙なのか、私の目もとに流れ
静かにささやいたわ
さようなら

静かに、もう一度
さようなら、さようなら


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2016年1月27日水曜日

転寝(うたた寝)

最近、昼過ぎの健康体操教室が終わって帰宅すると、どうしたことか眠くなる。適度な運動と疲労がなせるせいか、いつのまにかまどろむのだ。そして寝入ったことにおどろいて目が覚める。以前は、こんなことはなかったけれど、まことに心地いい。

知り合いに、午後の転寝(うたた寝)は3時までと教えられた。それ以降だと、夜の睡眠に影響するという。確かに夕方頃ちょいと転寝すると、深夜まで頭がさえる、というか落ち着かない。らんらんと深夜にパソコンを触ることになる。

(本ブログ関連:”昼寝”)

テレビで、幼稚園児の昼寝に効果があるという絵本が紹介されていた。絵本「おやすみ、ロジャー - 魔法のぐっすり絵本」を読み聞かせるというのだ。ゆっくり読む部分が文字で強調(ゴシック体、色付け)されていたり、子どもの名前を挿入する部分を示したり、いろいろ工夫されているようだ。
(Amazonにある同絵本の<なか見!検索>で、「本書の読み方の手引き」を見ることができる)

でも、おじさんが自身に、この絵本を読んで聞かせる=読むわけにもいかないし・・・結局、自然にうつらうつらして、ハッと目が覚める繰り返しだ。

KBS WORLD「国楽の世界へ」 北方に伝わる歌

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(1/20)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、北方に伝わる歌に関連した3曲を紹介した。

最初に、平安道の妙香山(묘향산)の地勢と西山大師(서산대사)について次のように紹介された。
・妙香山(太白山ともいう)は、北の平安道に位置する。東に金剛山、西に九月山、そして南に智異山といわれ、妙香山も含めて4大名山と評する。最高峰は1,909m、周囲は128Kmある。山中の滝は1万に及ぶという。神話の熊と虎が人となり得て、熊女が「檀君」を懐妊した檀君洞窟があり、民族のシンボルともいえる、小さな寺が360ある。西山大師(休靜、1520年3月26日~1604年1月23日)が、秀吉の朝鮮出兵に対し僧兵を結成した場所でもある。

▼ 妙香山の風景を表現した歌「香山遊覧歌(향산유람가)」を聴く。経を唱えるようにリフレインする。

・この曲は、作者未詳の作品を歌にしたもので、妙香山の山脈を説明して旅立ち、その麓から頂上に至る過程をゆっくり歌う。歌詞中、檀君の洞窟や僧侶の西山大師の話と共に、国の平安を祈る部分がある。この歌で風景を想像できる。

次に、平安道の西道民謡の愁える心の歌「愁心歌(수심가)」について次のように紹介された。
・平安道を代表する歌に「愁心歌」がある。山川の草木は若返り、人の青春は歳老いていく、それを考えると悲痛で仕方ないという歌詞に、物寂しいリズムが加わり曲名になったという。黄海道と平安道の北地域の民謡を西道民謡という。

▼ 心配事のかたまり、一度聴くと長く記憶に残るという歌「愁心歌」を聴く。ビブラートの効いたモンゴル風の香りがする。

最後に、西道地域の歌の歴史性について次のように紹介された。
・西道地域の歌が悲しいのは、朝鮮の差別政策のためという説もある。朝鮮時代に、今の平安道と咸鏡道地域を差別することがあった。この地の人々が官職につくのを制限する差別だ。辺境の地を差別した。勉強しても官職につけるわけでなく、挑戦もできなかった。同民族として待遇をしない意に思える。

▼ 平壌の妓生が戦を案ずる詩にリズムを付した「詩唱、關山戎馬(관산융마)」を聴く。長く続く抑揚、声質は北風。

・内容は、いつになったら北の地域の戦いは終わるのだろうか、關山の戦争を心配する歌詞だ。この曲が、辺境地の平安道地域の人々に特別に感じられたようだ。

2016年1月26日火曜日

ストリーミング・サービスで80年代曲の1位、イ・ソンヒの「私はいつもあなたを」

最近、テレビのドラマや音楽番組の影響で、レトロ(復古)音楽に関心が増え、ストリーミング・サービス(Genie)で90年代の音源が増加し、去年と一昨年に聞かれた80年代曲の1位に、イ・ソンヒの「私はいつもあなたを」がランクされたと、聨合通信の記事(1/25、イ・ウンジョン記者)は次のように伝えている。

(本ブログ関連:”私はいつもあなたを”)

記事: 「『応答せよ1988(응팔)』・『土曜日!土曜日は歌手だ(토토가)』の影響?…音楽サービスのGenie、90年代音源ストリーミング57%増加」

(本ブログ関連:”40代に吹く「レトロブーム(復古熱風)」”)

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・チョー・ヨンピルの「釜山港に帰れ」、イム・チャンジョンの「焼酎一杯」 3年連続1位

・tvNドラマ「応答せよ1988」と、MBC TV「無限挑戦」の「土曜日!土曜日は歌手だ」など放送番組の影響で、レトロ(復古)音楽に関心が増加して、1990年代音楽のストリーミング件数が大きく増加した。

・音楽サービスGenieは、時代別音楽コーナーで紹介した過去の興行音源ストリーミングの動向を調べた結果、昨年Genieで1990年代の音源ストリーミング件数は、5千361万件で、前年度(2014年)対比57%増加したと、25日明らかにした。

・また、同じ期間、2000年代の音源が37%、1980年代の音源が23%、1970年代の音源が3%の増加傾向を見せた。

・Genieを運営するKTミュージック関係者は、「これまで利用者が2000年代の過去の音楽を主に聞いたが『応答せよ1988』と『無限挑戦 - 土曜日!土曜日は歌手だ』などを通して記憶から忘れていた1990年代の音楽に接し、この時代の音楽ストリーミングが大きく増加した」と説明した。

・実際、昨年音源ストリーミング件数が最も多かった過去の音源は、2000年代の音源で1億6千31万件を記録し、1990年代の音源ストリーミング数の3倍に達した。

・Genieは、この3年(2013~2015年)間、時代別曲中の利用者が最も多く聞いた1位曲を調査した結果、1970年代曲ではチョー・ヨンピルの「釜山港へ帰れ」が3年連続1位を占めたと明らかにした。

・1980年代曲中にはユ・ジェハの「愛してるから」(2013年)と、イ・ソンヒの「私はいつもあなたを」(2014、2015年)が、1990年代曲中にはイ・ムンセの「昔の恋」(2013年)と、キム・ヨンウの「いまでもきれいかい」(2014年)、Coolの「哀傷」(2015年)が1位を占めた。

・2000年代曲ではイム・チャンジョンの「焼酎一杯」が3年連続1位に上がって、定番(steady seller)曲としての面目を見せた。

・【2013年~2015年 Genie利用者が最も多く聞いたストリーミング1位のレトロ(復古)音楽】
- 発売年度別/曲名・歌手名、(ストリーミング1位の年)
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1970年代 「釜山港に帰れ」 チョ・ヨンピル 1位 (2013年、2014年、2015年)
1980年代 「私はいつもあなたを」 イ・ソンヒ 1位 (2014年、2015年)
              「愛してるから(사랑하기때문에)」 ユ・ジェハ 1位 (2013年)
1990年代 「哀傷」Cool 1位 (2015年)
              「いまでもきれいかい」 キム・ヨンウ 1位 (2014年)
              「昔の恋」 イ・ムンセ 1位 (2013年)
2000年代 「焼酎一杯」 イム・チャンジョン 1位 (2013年、2014年、2015年)
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2016年1月25日月曜日

寒い朝

ここ数日、寒気が西日本を覆い、昨日(1/24)、奄美大島に115年ぶりの 降雪があったという。もちろん、当地の冷え込みも厳しい。今朝、温水蛇口がゴホゴホと咳き込んだかと思うと、茶色の水を吐き出した。落ち着くまで、しばらく出しっぱなしにしたほどだ。

台所外の温水器が、昨夜の冷気で凍りついたのかもしれない。それを、温水を流そうとしたとき、凍った塊りが水道管の内壁をこすり、溶けながら通ったのだろう。おかげで、管内掃除をしたようなものだ。一瞬あせったけれど。

寒い朝だった。吉永小百合(1945年~)の歌に「寒い朝」(1962年)がある。おじさんのカラオケの定番で、カラオケの最後に心を浄化する儀式のように歌ったものだ。

この曲は、吉永小百合と<和田弘とマヒナスターズ>による歌だが、彼女はあくまで清純にすがすがしく歌う。それをバックコーラスで健康的に歌い合わせたのが、当時ムード歌謡で知られた和田弘とマヒナスターズだったのだ。彼らは、まるでダークダックスのように正統に歌い聞かせた。映画「赤い蕾と白い花」(制作時タイトルが「寒い朝」だった)の主題歌として歌われた。(吉永小百合の相手役の浜田光夫は、当時の観客側のわたしにとって、邪魔でしかなかった。容赦)

吉永小百合は、いわゆる青春映画スターである。いまだに、その気風が抜けきっていないかもしれない。かつての映画ファンがそさせないだけかもしれない。韓国の青春映画スターといえば、イム・イェジン(林藝眞、임예진、1960年~)があたる気がするが、どうだろうか。

2016年1月24日日曜日

イ・ソンヒのカバー「ハル(いちにち)」

イ・ソンヒがカバーした、キム・ボムス(김범수)の2集収録の「ハル(하루)」は、独特のしっとりとした仕上がりになっている。この歌がすでに持っていた、時や地理性を超え、あたかもイ・ソンヒの世界に独自の香りをして再生したようだ。それに似た驚きを、シム・スボン(심수봉)の「愛しか私はわからない(사랑 밖에 난 몰라)」のカバーにも感じた。

(本ブログ関連:”「ハル」”、”「愛しか私はわからない」”、”カバー”)

イ・ソンヒは、同じ組成を持ちながらもきらめく独自の結晶へ導くようにカバーする。味わい深くひきつける共鳴力を持ちながら。

(Youtubeに登録のlys2187に感謝)

2016年1月23日土曜日

(資料) 騙す狢(むじな)

「同じ穴のむじな(狢)」というけれど、さて考えてみると、ムジナという獣の記憶がない。どうやら、ムジナとは、「アナグマ」のようだが、果たして子どものころ動物園でいかに見たか覚束ない。写真の姿は、警戒心の強いインパクトに欠けた小動物に見える。

とはいえ、「同じ穴のむじな(狢)」とは、騙すという似た輩のわけで、アナグマ、タヌキ、テンなどをまとめて指すようだ。アナグマが騙すという由縁を考えると、<擬死>にあるような気がする・・・つまり死んだ振りだ。人間の目から見れば、そんなことより逃げればいいのにと思い、タヌキと似た滑稽さを感じる。アナグマにしてみれば、ただ小心なだけなのかもしれないけど。

タヌキ同様に騙すという習性から、小泉八雲の「狢」では<のっぺら坊>の、お女中になったり、屋台の蕎麦売りになったりする。でも、この話し少し変だ。というのも<のっぺら坊>の、お女中は泣き声をあげるし、屋台の蕎麦売りは「こんなものだったか?」といって自分の顔を見せてダメ押しする。口がない筈なのに。

闇夜に遠く、狢の声が聞こえるという、芥川龍之介の「狢」は物語というより、採話に近い内容だ。狢の話しの古い記録について次のように書き出している。
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書紀によると、日本では、推古天皇の三十五年春二月、陸奥で始めて、貉が人に化けた。尤もこれは、一本によると、化レ人(ヒトニナリテ)でなくて、比レ人(ヒトニマジリテ)とあるが、両方ともその後に歌之(ウタウ)と書いてあるから、人に化けたにしろ、人に比ったにしろ、人並に唄を歌った事だけは事実らしい。

それより以前にも、垂仁紀を見ると、八十七年、丹波の国の甕襲(みかそ)と云う人の犬が、貉を噛み食(ころ)したら、腹の中に八尺瓊曲玉(やさかにのまがたま)があったと書いてある。この曲玉は馬琴ばきんが、八犬伝の中で、八百比丘尼妙椿(やおびくにみょうちん)を出すのに借用した。が、垂仁朝の貉は、ただ肚裡(とり)に明珠(めいしゆ)を蔵しただけで、後世の貉の如く変化自在を極きわめた訳ではない。すると、貉の化けたのは、やはり推古天皇の三十五年春二月が始めなのであろう。
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最初から化かす存在ではなかったようだが、腹の中に曲玉を蔵したことに、化かすことが合わさって、狐と似た具合にもなる。狐は、「腹内には金の壷あり、其の中に仏舎利」、「額にありたる白玉」、「尾の先にありたる二つの針」が存在したとされる。

(本ブログ関連;”(資料) 那須野の殺生石”)

人を騙す程度の悪知恵しかないのなら、身の内に、身のほど知らずの余りいいものを持つべきではないようだ。

2016年1月22日金曜日

(雑談) 早口

以前、SNSのFacebookがどのように発生して、どのようにのし上がったかをドラマ仕立てにした映画を見た。その主人公が、Facebook創設者といわれるザッカーバーグ同様に恐ろしく早口だった。

(本ブログ関連:”ソーシャル・ネットワーク”)

早口といっても、アナウンサーの練習ことばではない。いってみれば、TEDのスピーカーがとめどなく言葉をあふれ出すように、自分の言葉で造った自身の世界を語っているのだから。その際、言葉は自身を表現する道具にすぎない。聞こうとする人がいるなら、説得するための専用インターフェースは必要ないのだ。

情報を探し五官に届けるのに、デジタル技術は急速に発展した。インプット技術について、これからもそうだろう。だが、いったん脳内の処理はどうにもならない。どんなに技術が進んでも、人間としての判断は高速化できない。

語りをどうして急ぐのか。他者に聞かせようとするなら、発する言葉に自分の言葉だけではすまないものがあるはずだ。言葉は意味にあらゆる構造体を持っている。パラメーターの加減で機能が変化する。思いついたまま、口先で早口に条件反射するものではないだろう。

アホウドリも船乗りに捕まれば、さきほどまで悠々と海原の上空を浮かび睥睨したときと違い、その無様な姿をさらすだけなのだから。詩人も然り、さらにいえば、ぼくらは全然詩人じゃないのだから。

2016年1月21日木曜日

イ・ソンヒ、韓国人が最も愛する「国民歌手」...チョー・ヨンピル、キム・ゴンモが続く

順位好きは韓国の国民性だろうけれど、イ・ソンヒについてうれしい順位記事があるたび目移りして、ついつい探し読んでしまう。最近の韓国ギャラップ調査でも、見事にカムバックして上位にランクされている。

(本ブログ関連:ギャラップ調査 ”2015年”、”2014年”)

昨年末、ジョイ・ニュースの記事、「イ・ソンヒ、韓国人が愛する”国民歌手”…チョー・ヨンピル、キム・ゴンモの順」(2015年12月31日、キム・ヤンス記者)は、FM番組のアンケート調査結果で、彼女が一番愛されていると次のように報じている。(彼女のファン・グループも頑張っただろう)

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- 「ホ・スギョンのハッピータイム 4時」で行なわれたアンケート調査の結果

・歌手イ・ソンヒが韓国人が愛する国民歌手1位に上った。

・(2015年12月)31日KBS 2ラジオ ハッピーFM(首都圏FM 106.1MHz)の、「ホ・スギョンのハッピータイム 4時」が、「我が心の国民歌手ベスト20」の選定結果を発表した。リスナーの熱い反響の中で行なわれた投票結果、1位は合計370票を得票した歌手イ・ソンヒが占めた。

・1984年江辺歌謡祭でデビューしたイ・ソンヒは、小さい体躯から出る完ぺきな歌唱力で、「Jへ」、「いつもあなたを」、「思い出のページをめくれば」など数多くのヒット曲を残したし、最近にも「因縁(絆)」、「その中であなたに出会って」などの歌で安定した愛(支持)を受けている。

・その他にも、80年代に兄さん部隊(=歳下の女性ファン・グループ)*を導き、今は歌王と呼ばれる歌手チョー・ヨンピルが合計334票を得て2位に選ばれ、3位キム・ゴンモ(317票)。4位キム・グァンソク(260票)、5位イ・ムンセ(231票)が後に続いた。

(* ちなみに、イ・ソンヒには「姉さん部隊」と呼ばれる女子中高生のファン・グループがいた)

・番組を制作するパク・ヨンフンPDは、「老若男女を問わず、今日私たち国民の愛を受ける大衆歌謡の地勢をよく示す意味ある調査結果」と評価した。

・今回の調査は、制作スタッフが事前選定した合計50人の歌手候補のうち、自身が考える国民歌手を最大5人まで選択する方式で行なわれ、去る(2015年)12月1日から23日まで総投票数5,599票を記録した。

・「ホ・スギョンのハッピータイム 4時」の年末年始特集、「我が心の国民歌手ベスト20」は、名曲とその歌手にまつわる思い出を分かちあい、深い感動と余韻を残す時間として作られてリスナーの大きな反響を得ている。
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大寒2016

今日は、二十四節気の最後、「大寒」だ。新しい一年の始まり「立春」(2/4)まで、14日間を残す。一昨昨日(1/18)の降雪もあり、このところ冬らしさを増している。今週土曜日に再び雪が降るという天気予報もある。

(本ブログ関連:”大寒”)

ところで、大寒をなんと発音するのか、「だいかん」か、それとも「たいかん」か。わたしとしては、「たいかん」と呼びたい。「だいかん」と濁音にすることで、「大仏」の「だい」につながる量的な大らかさが加わり、冬寒の質的な厳しさにつながらないような気がする。「だいかん」では間延びした感がする。

ネットを参照すると、「大寒」の読み方について、「だいかん」か「たいかん」かといったQAがあり、「たいかん」に組する感想も記されている。(特に、ブログ「井上教室(広島市)」のご意見に納得です。感謝。)

そういうわたしは、今、ストーブを全開してぬくぬくと「大寒」を語っている。われながら、自分のいい加減さを気付き、自覚することになる。もともと「寒いのは苦手だ」、「冬よりは夏の方がまだよい」と言っていたくせに。立春が待ち遠しい。

2016年1月20日水曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 犬

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(1/13)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、身近な動物「犬」に関連した3曲を紹介した。

始めに、京畿民謡「ヌンシル打令(는실타령)」と女性芸人団「寺堂牌(사당패)」について次のように紹介された。
・ソウル近辺の京畿地域の民謡は、他と比べて明るく派手なものが多い。人生、愛や別れを歌うときもそうで、恨みや悲しみより楽しく華やかに歌う。中に、「ヌンシルヌンシル」と繰り返す「ヌンシル打令」がある。特に意味はないが、動物の鳴き声を表した歌で、身近な鶏や犬から、鳳凰の鳴き声まである。あちこち彷徨った女性芸人団「寺堂牌(サダンペ)」が歌ったことに由来する。道端で疲れて歌ったろうが、リズムは依然愉快。

(本ブログ関連:”打令”)

▼ 「ヌンシル打令」の歌を聴く。歌謡の原点のよう、明るく楽しませる・・・流浪の歌だったのだろうか。

次に、現在伝わる動物をテーマにした「犬打令(개타령)」の統営(トンヨン)地域のものについて次のように紹介された。
・伝統音楽に時々動物が登場するが、主人公となる歌は少ない。動物でも、人と身近な犬は民謡にふさわしいテーマだ。「犬打令(ケタリョン)」は釜山近辺の統営、北方の西道(ソド)地域に二種伝わる。最近は犬をかわいがるが、昔は違う目的で飼った。泥棒よけの実用的な理由だ。いざ泥棒が入っても吠えず、そうでないとき吠える犬がある。昔の詩に、そんな犬について、歓迎しない相手にしっぽを振り、喜ばしい人には吠える。夜こっそり訪ねきた恋人に吠える犬のなんと憎たらしいことだろう。

▼ 統営地域の「犬打令」を聴く。夜、遠吠えを重ねる犬のよう。今様(アレンジ)である。

最後に、西道(ソド)地域の犬打令について次のように紹介された。
・統営地域と違い、西道地域の犬打令は犬を脅かす。犬の方言カイで歌う「カイヤ、カイヤ」で始まる。夜の人(密かに訪ねる恋人)が来たら吠えるな。吠えたら土葬すると脅かす。犬が理解したか分からない。犬から始まるので「犬打令」と呼ぶが、その後、木の下で遊ぶヒヨコの話に移る。一羽はトビがさらって行き、もう一羽は姑にばれぬよう二人で仲良く食べようという、少し恐ろしい恋愛の話だ。二人以上の歌い手が漫才のように掛け合うため、漫才の意の「ゼダムソリ(재담소리)」に分類されることもある。

▼ 犬を脅かす内容の西道地域の歌「犬打令」を聴く。掛け合いに抑揚を付けた素朴な感じがする。

・犬に頼んだり脅したり、吠えてはならぬという切実な気持ちが伝わる。ともに恋人の話が登場するのがおもしろい。

2016年1月19日火曜日

(雑談)雪降りの翌日

昨日は降雪で外出を控えたが、今日、朝から雲ひとつない快晴だ。陽射しを受けた雪道の中央はほぼ乾き、路肩に片付けられた残雪だけが名残り惜しそうに溶けるのを待っている。

降った翌日だけに、残り雪がまだ白いのが幸いだ。これも、2、3日すれば汚れてくるだろう。日陰路には雪が凍りつき、歩行に注意が必要。堅い路面で引っくり返ったりしたら大変なことになる。

近隣の街で、買物をした足で本屋に寄る。関心ある書棚を見ていたら、(市民教室で)いつも教えていただいている先生の研究論文を掲載した研究誌が並んでいた。素人のくせして覗いてみたら、これが全く分からない。もし説明を聞いたとしても分かるものでもない(間違いなく!)。普段の先生とは違った、研究者の世界があることに感心し尊敬する。

今晩で、2015年度の教室が一段落した。4月までしばらくの間、さぼらぬよう気を引き締めていこう。

2016年1月18日月曜日

積雪2016

昨晩、冷え方が厳しかった。テレビで、降雪を知る。早朝、近所から雪掻きの音が聞こえたりした。家の廻りに今年最初の雪が積もった。

気象庁の最新気象データ(9時現在、都心)では、24時間「累積降雪量」は6cmとのこと。早速、わが家の状況を測る。みぞれから雨粒に変わり多少削られていることも勘案して、(一番積もったと思われる)塀の上の積雪を見ると、8cmほどの高さだった。

昨年、雪止め工事をしてもらったので、例年のように屋根からどさっと雪が落ちて雨どいを壊すことはないだろう。今回、その効果が確かめられるわけだが・・・そんなことより、近隣の街へちょっとした買物を予定していたが、明日にしようか。


(付記) 「冬の土用の入り」
今日から18日後に「立春」すなわち春を迎える。この間を「土用」といい、その入り口だ。立春の前日は「節分」となる。
春を間近に見る、冬の土用の入りに雪が降るとは。旧暦の春は、旧暦1月1日(今年の2月8日)から始まる。陽暦の3月から始まるのに比べて1ヶ月早い。実感の春にはまだ遠い。

2016年1月17日日曜日

イ・ソンヒの「そうよ過ちは私にあります」

江辺音楽祭で大賞受賞した翌年に、イ・ソンヒはアルバムを立て続け2つも出した。その第2集に収録された、「そうよ過ちは私にあります(그래요 잘못은 내게 있어요)」(作詞チュ・セホ、作曲チョン・ギョンチョン、1985年)に、彼女らしさを探せば、突き刺すような高音しかないかもしれない。

デビュー当時のイ・ソンヒをどんな風に売り出そうとしたのだろうか気になる。ボーイッシュでメガネ姿の彼女から、女性的なものを磨き出そうとしたのかもしれない。それも思いっきり、終わってしまった恋の歌詞をあてて・・・。

彼女が歌えば、悲恋を追想するより、ハードルを飛び越えダッシュする姿が浮かんでくるが、当時、この歌に「イソンヒに初めて女性らしさを感じた」というファンの声もある。


熱い涙で、胸濡らしながら
一人で、とても悩みました
*
そんなに愛した私を
忘れてもかまわないんですか
胸いっぱいになる、そんな悲しみを
一人で、受けとめてます

これ以上のこと、もっとあったのに
私たちが別れるなんて、信じられません

そうよ、過ちは私にあります
いつも、私だけのせいだから

(*以下繰り返し)

(Youtubeに登録の길성배に感謝)

2016年1月16日土曜日

(雑談)電子書籍リーダー

昨年末、ラジオ講座を定時録音するラジオサーバーが、「メモリー不足」表示を繰り返した。このラジオサーバーを以前購入した、近隣の街にある家電ショップに出かけ、マイクロSDカードの増設と、録音先の設定などしてもらう。

結局、2度足を運んだ。(忙しい時期に、面倒みてくれた店員さんに感謝)
帰りがけ、電子辞書と電子書籍リーダーの売り場を覗く。昔、ソウルで買ったカシオの電子辞書(韓国製)は頑丈で故障の気配がないが・・・国産機の場合、小学館版辞書を搭載しているので気になっているのだ。

電子書籍リーダーについては、「青空文庫」を手元に置いて読みたく思案中だ。家電ショップに陳列されているのは、バックライトのないS社製一機種だけで他社製品と比較しようがない。

(本ブログ関連:”電子書籍リーダー”)

そこで、店員さんに相談してみた。いっそ小型タブレットを電子書籍リーダー代わりにしたらどうだろうかと。すると小型タブレットでの読書は、重量の点もあるが、長時間使用は「蛍光灯を見つづけるようなものです」とやんわり説得された。むしろ、専用電子書籍リーダーがいいというのだ。

さて悩む。

青空文庫の書籍を大量にダウンロードしても、果たして読む動作につながるかどうか、それが本当の悩みどころだ。

2016年1月15日金曜日

イ・ソンヒの「世界中が眠りに落ちた後から」

イ・ソンヒの12集所収の「世界中が眠りに落ちた後から(온 세상 잠든 후부터)」(2001年、作詞イ・タギョン、作曲パク・ヨンス、編曲パク・ヨンス、ユ・ションソク)は、雪の朝に去った人への想いを歌う。残った悲しみを訴えるように、曲の最後にかすかなささやきが聞こえる。まるで電話口に訴えるように。雪の白さはすべてを隠したが、ふっとよみがえる冷たい想いはまだ熱いようです。

(本ブログ関連:”世界中が眠りに落ちた後から”)

ところで、作詞者イ・タギョンと作曲者パク・ヨンスは、同12集所収の「I Have To Say Goodbye」も作詞、編曲している。ともに重量感のある印象深い曲だ。


夜通し雪が降ったわ。世界中が眠りに落ちた後から
悲しい 私のこころも知らぬまま、 朝はくるのでしょう。
窓、音もなく開けば、染みる冷たい風
白雪、美しく積もった 木の上には冬の空

あなたの背に近づき、しばらく寄り添ったが
なんの言葉もなしに ドアを出るのね。
もうすべて終わってしまったのね まだ私はここにいるのに
あなたに見せられなかった 痛みはまだそのままなのに

本当にとてもつらいです このように別れるのだから
あなたを なくした朝 私だけ残ってます。

去ってしまったあなたの足跡が雪の上一つずつ刻まれて
眺める目を少しずつ 滲ませてしまいました。

あの冬の終わりに あなたはもう消えて
とうとう 悲しい涙を 流してしまったの。

(Youtubeに登録のCool Kidに感謝)


(付記) 小金井公園
陽がかげる前の小金井公園を散歩する。蝋梅はすでに盛りを過ぎてわずかに香りを漂わせていた。そこにつづく梅園では、一部の白梅、紅梅が花を咲かせていた。陽が傾くと、陽だまりと日陰の温度差がきびしい。長居は無用とそこそこに引きあげた。

2016年1月14日木曜日

ソン・シヒョンのカムバック

イ・ソンヒの初期アルバム4集(1988年)と5集(1989年)、6集(1990年)に大きく関わった作詞・作曲家にソン・シヒョン(송시현)がいる。彼についてはこのブログに何度も記してきた。

(本ブログ関連:”ソン・シヒョン”)

ソン・シヒョンが関わったイ・ソンヒの作品に、下記記事に示された以外に、4集収録の「愛が散るこの場所」の作詞・作曲、「天使は泣かない」の作曲、「むづかしい応え」の作詞・作曲が、5集収録の「冬哀傷」の作曲、「心のようにあなたのそばに」作詞・作曲が、6集収録の「今日この夜も」の作曲、「懐かしい国」の作詞・作曲(イ・ソンヒと共同)、「思い出のページをめくれば」の作詞・作曲がある。

ニューシスの記事、「ソン・シヒョン、13年ぶりのカムバック…『月刊 夢みるような世界』」(1/13、チョ・インウ記者)は、ソン・シヒョンのカムバックについて次のように報じている。
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・tvNドラマ「応答せよ1988」で、当時最高の人気歌謡に選ばれた「夢みるような世界(꿈결 같은 세상)」の主人公である歌手ソン・シヒョン(51)が13年ぶりにカムバックした。

・デジタル・シングル「静かな離れ島に母さん鳥と幼い鳥がむつまじく暮らしていました。そんなある日(조용한 외딴섬에 엄마 새와 어린 새가 정답게 살고 있었습니다. 그러던 어느 날)」を12日発表した。国楽とクラシックを融合したオーケストレーション・バラードのジャンルでミュージカルを連想させる叙情的なサウンドが際立つ曲だ。

・ソン・シヒョンが、今年デビュー30周年を記念して毎月「統一」を主題に一曲ずつ発表する、「月刊、夢みるような世界」の開始だ。13日、昼12時のKBSハッピーFM「イム・ベクチョンの7080」を通じて、初放送される。

・1986年、MBC江辺歌謡祭で「憎めないおまえ(미워할 수 없는 그대)」でデビューしたソン・シヒョンは、歌手イ・ソンヒの「いつもあなたを」(イ・ソンヒ4集、作曲)、「ひとしきり笑いで」(イ・ソンヒ5集)を作曲・作詞した。2003年に5集発表以後、ミュージカル演出者として活動している。

・ソン・シヒョンは、「デビュー30周年を迎えて国民的共感を呼びおこす歌を歌いたくて大衆音楽の前面に出る」と伝えた。
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「静かな離れ島に母さん鳥と幼い鳥がむつまじく暮らしていました。そんなある日」
-Youtube登録者のコメント<もっと見る>には、母鳥への切ない想いを歌った歌詞が紹介されている。
(Youtubeに登録のUnInvited Guestに感謝)


(付記) 新春特別公演Part1「韓国伝統芸術ハンマダン」
今晩、四谷二丁目にある「韓国文化院」のホールで開かれた、伝統音楽の国楽演奏会に出かけた。「千年萬歳」から「サムヌノリ」まで演奏と舞踏を含めて9演目、総勢14名の演奏家、舞踏家により演じられた。いろいろ幅広く楽しめる公演だった。
(当方、最近少々疲れ気味で没頭できぬまま・・・演奏が耳の外で響いているような感じがして・・・大丈夫かな?)

2016年1月13日水曜日

初氷2016

今朝、都心で「初氷」が観測された。今年最初の結氷日となる。冬の寒さはジワジワ来るものだが、暖冬に油断したせいか突然やってきた感じだ。昨晩の教室帰り、余りの寒さに頬がしばられて、ついに冬到来を実感したばかり。

朝、ストーブをつけて横になりながらテレビ番組を見ていたら、気象コーナーで東京都心の初氷について解説していた。BIGLOBEニュースの天気記事、「東京で 最も遅い初氷を観測!」(1/13、tenki.jp)は、遅い初氷を次のように報じている。(抜粋)

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・今朝の東京都心は冷え込みが強まり、午前6時30分までの最低気温は氷点下0度9分まで下がりました。
・東京都心では、1925年の統計開始以来、最も遅い「初氷」が観測されました。(東京大手町での観測)
・平年より27日遅く、昨年より29日遅い観測です。
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「1925年の統計開始以来、最も遅い『初氷』」というのは驚き。子どものころ、道路の水溜りに張った氷を踏んでバリバリという響きを楽しんだ。軒先に氷柱(つらら)がさがっていたこともあった。つい、もぎとって陽にかざしたり、舐めたりしたものだ。子どもは何でもする。

そういえば、東京に転校してびっくりしたことがあった。「霜柱」だ。前に住んでいた所より緯度が高いこともあり、火山性の関東ローム層という土質もあって、霜柱の成長が大きい。踏み込むとぐしゃりと折れてへこむ感触がなんとも嬉しくて、辺りを踏み散らしながら歩いた。それも数年で慣れてしまったが。

雪の中ではしゃぐ子どもたちの様子を見たい気がする。やっぱり冬はあった方がいいのかもしれない。