▼▼ 青字下線付語句のリンク先は、マウス右クリック+<新しいタブ>で進んでください。(本ブログ関連)の最下段に「次の投稿ホーム」があるとき次ページがあります。▼▼
検索キーワード「ヒガンバナ」に一致する投稿を日付順に表示しています。 関連性の高い順 すべての投稿を表示
検索キーワード「ヒガンバナ」に一致する投稿を日付順に表示しています。 関連性の高い順 すべての投稿を表示

2026年10月10日土曜日

自然観察園

快晴の昼下がり(午後2時半ころ)、公園併設の自然観察園に出かけた。ちょうど最高気温が 26.5℃(14:15)、夏日だったため長袖姿を後悔する。ただし、観察園は樹木が茂り、散策路は木陰で陽射しから遮られて、幾分和らいだ。

ところで、公園を横切る小川の水量は、先日の長雨により勢いよく流れている。国分寺崖線の「ハケ」に沿った外周路に、(以前ほどでないが)今も湧水で路面が濡れている場所がある。そして、驚いたのは、自然観察園の観察の板橋の下まで、園内の水路から水があふれて広がっていたことだ・・・「ほたる池」のような小さな池の境界が不明になり、行方不明になっていた。

景色の変化に目を奪われて、いつもは行かない観察園の西側奥端まで至った。人目が無いのを確認して、腕を大きく振り回しながら歩き、腕時計型の万歩計で2,000歩近く歩いた。

ただし、残念ながらこれはと思う花や木の実を見つけることができなかった(言い訳だが)。

コムラサキ(写真左)、ガマスミ(写真中央)、アケビ(写真右)
・入り口そばに、紫色の実が群がっている。葉先だけ鋸歯になっていたので落葉低木の「コムラサキ」ではと(全体が鋸歯の「ムラサキシキブ」とは違うと思われる)。
    ー 隣りに、白い実の同じく落葉低木の「シロミノコクラサキ」があったが、写真がピンボケで掲載していない。
・赤い実がびっしり生っていた。観察園の「樹木クイズ」に、落葉低木の「ガマスミ」の赤い実について「食べると酸っぱい。名の由来は『噛み酢実』(かみずみ)から」とか、「枝を高級爪楊枝にする」とある。(果実酒の材料になるとも)
・木々の陰に蔓性落葉低木の「アケビ」の実が開いている。アケビの実が熟したわけではなさそう・・・実の皮が紫色に熟したように見えないからだ。でも中身は美味しそう。


ヒガンバ群生地
さて、今年は「ヒガンバナ」が満開の群生地に行かなかった。一面に赤い花を咲き誇る景観を楽しむ機会を失った。その後がどうなったか気になり、群生地を訪れてみた。一面に草原が広がり、まばらにヒガンバナの花の落ちた茎だけが見える。まるで、合戦場に残った刀や弓矢が地面に刺さった跡ような光景だった。

2026年9月20日日曜日

秋の七草、彼岸の入り

きょう(9/20)は、秋の「彼岸入り(初日)」である*。秋の彼岸に食べる和菓子に「おはぎ(お萩)」がある。「小豆の粒を萩の花に見立てたことが、その由来と考えられている」**そうだ。
(*)ちなみに「彼岸明け」は、9/26 。
(**)わがし京増:「和菓子小径」https://wagashi-kyomasu.com/blog/2026/2026-09-23.html

おはぎは、大好物だ。特にあんこ粒(つぶあん)が感じられるものがよい。むかしから、一個食べると、二個目が欲しくなる。歳をとっても変わらぬ食い意地だ。

萩の花は、まさに秋の七草の一つ。

七草というと、春の七草を思い浮かべる。この場合、「七草がゆ」にして無病息災を願い食べる「薬草」の意があるが、秋の七草は、花を見て秋の景をもっぱら「楽しむ(鑑賞する)」ものとされ、次の「花」がある。

(本ブログ関連:”七草”)

・萩(はぎ):マメ科の落葉低木
・尾花(おばな):ススキ(イネ科の植物)の別名、かすかな花が咲く。
・葛(くず):マメ科の(ツル性)多年草植物
・撫子(なでしこ):ナデシコ科の多年草植物
・女郎花(おみなえし):スイカズラ科の多年草植物
・藤袴(ふじばかま):キク科の多年生植物
・桔梗(ききょう):キキョウ科の多年生植物 ⇔ 朝顔をあてる説もある。


なぜ「ヒガンバナ」は、秋の七草に入らないのか
ところで、この時期に重なるように咲く紅い花に「ヒガンバナ(彼岸花)」があるが、秋の七草に与されないのか気になる。ネット検索すると次のような解説があった。確かに合点行く。

(本ブログ関連:”ヒガンバナ”)

■ Google検索 Labs
「秋の七草にヒガンバナが入らないのは?」に対する回答より抜粋・追記
-------------------------------------------
ヒガンバナ(彼岸花)が秋の七草に入らない最大の理由は、秋の七草の起源となった奈良時代の和歌(万葉集)に選ばれていなかったからです。
 ● 起源となった歌に登場しない
山上憶良(やまのうえのおくら)が『万葉集』で詠んだ和歌が由来となっています。
ー「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花」(巻8-1537)
ー「萩の花 尾花葛花 瞿麦(なでしこ)の花 女郎花また藤袴 朝貌(あさがほ)の花」(巻8-1538)
 ● 不吉なイメージや有毒性
ヒガンバナは全草、特に球根(鱗茎)に強い毒(アルカロイド)を持っています。その毒性から、モグラやネズミを避けるために墓地や田んぼのあぜ道に植えられてきた歴史があります。そのため古くから「死人花(しびとばな)」「幽霊花」といった不吉な別名が多くつけられ、可憐な美しさをめでる目的で選ばれた秋の七草(鑑賞用)の趣旨には合わなかったとも言われています。
-------------------------------------------

2026年9月18日金曜日

自然観察園のヒガンバナは?

暖かく晴れた昼過ぎ(2時半ごろ)、自然観察園に出かけた。ここ数日(9/15、9/17)、公園巡りして、何度も「ヒガンバナ」に出会っていたので、きょうは、本格的なヒガンバナの群生地がある自然観察園を訪れることにした。開花状況はどうだろうか?

多分、皆そうなのだろう、自然観察園には野草好きな人びと(一団や個人)が次々来園していた。平日なのに、大袈裟にいうと、休日・祝日なみの混みようだった。
ただし、結論をいうと、群生地の一面に咲き揃うほどではなかった…もう少し待ちたい。
ー Google検索 Labs : ここでは「例年お彼岸の時期(9月中下旬)にかけて見頃・満開へと進んでいきます」とのこと。

(本ブログ関連:”ヒガンバナ”、”巾着田”)

自然観察園および帰り道、次の観察をした。


シュウカイドウ(写真左)、アザミと蝶(写真中央)、ツリフネソウ(写真右)
・この時期、観察園の湿地帯に「シュウカイドウ(秋海棠)」が淡紅色の花を咲かせている。控えめで、陽陰にほんのりと寂しげである。まだまだ、もっと咲くはず。
・「アザミ」の花に、蝶が舞い寄って蜜を吸っていた。白色なので「モンシロチョウ」かと思ったが、Gemini に訊ねたところ、「スジグロシロチョウです。一見すると身近なモンシロチョウによく似ていますが、翅(はね)の特徴から明確に見分けることができます。」とのこと。動き・飛び回る多様な昆虫ついては、うかつに言えない。
・観察園の配布資料に記載がないので、Google画像検索で確認したところ、「ツリフネソウ」とのこと。湿地に、意外とかたまって咲いていた。本ブログを見返せば、ヒガンバナとセットで記述しているのに気付く。

(本ブログ関連:”ツリフネソウ”)



ヒガンバナ(群生地)
・本日の主題、「ヒガンバナ」の群生地の様子は、上述の通りで、もう少し時期を待ちたい。



サギ(小さなダイサギか?)
・自然観察園からの帰り道、そばを流れる小川に小型の白サギが1羽いた(いつもは2羽一緒にいるのだが)。離れた場所にもう1羽見つけた・・・こちらは足の指先までしっかり観察できた、すべて黒色だった。ということは、「コサギ」ではない。
・そこで、Gemini に確認してもらったところ、次の回答を得た。
-------------------------------------------
・くちばしが全体的に鮮やかな黄色(オレンジがかった黄色)で、脚(跗蹠)が黒い特徴が見られます。また、口角の切れ込みが目の後ろまで深く伸びていることから、ダイサギ(冬羽、あるいは幼鳥・亜成鳥)で間違いありません。
・結論から申し上げますと、ご覧になった鳥は「ダイサギ」または中型サギの「チュウサギ」の可能性がありますが、「ダイサギの子ども(幼鳥)」という推測は非常に的を射ています。
-------------------------------------------

2026年9月17日木曜日

公園散歩

晴れた昼下がり(午後3時半ころ)、公園に出かけた(最高気温 26.1℃、15:33)。

最初は、南北に分かれた公園を一周した。何処まで行って緑、みどり、緑陰と木漏れ陽、何ともいえぬ心地よさを感じた。戻り道、公園の東西を流れる小川に、先日(9/15)と同じく白サギがいた。水中のエサを求めてゆっくり進んでいるのだが、残念ながら足先が水面下に隠れて確認できない・・・「コサギ」ではないのか?

その後、隣接の公園(探鳥会の観察場所)に移って、以下の写真を撮った。

ヒガンバナ
・野鳥観察のフィールドがある公園を横切る小川の沿道に石垣があって、誰れが植えたかヒガンバナ科の「ヒガンバナ(彼岸花、別名:曼珠沙華)」の赤い花が並んでいた。一部に、おとつい(9/15)隣の公園の自然観察園で観察した「シロバナヒガンバナ」も混じっていた。
・何と、公園のサービスセンター前広場の一画に、少し大き目の群落があった。
・こんなに賑わっているなら、隣りの公園の自然観察園にある本格的な「ヒガンバナ群生地」に行かなくては・・・。


サンシュユ(実)
・公園の小川に架かる橋を渡って、階段を上った高台に、赤い実をつけた中木があった。幹肌を見たところ、サルスベリに似ていたので、そうなのかと思ったが、どうも合点がいかず、戻って確認したところ、同じ列にミズキ科の落葉小高木「サンシュユ(山茱萸)」の木札*があった。
(*)サンシュユ: 別名ハルコガネバナ。花は黄色、出葉前の早春に咲きます。

・公園配布の「レンジャーミニ図鑑」には、「特徴:木の皮がはがれる、実の大きさ:0.8~1.2cm。実はだ円形で、9~11月に赤くなります。実は葉が落ちた後ものこり、中に1~2個のたねが入っています。」


カルガモ(写真右は Gemini による精細化)
・ポケットサイズのコンデジで、小川の岸辺にいる「カルガモ」を遠くから撮った(写真左)
・ピンボケなので、Gemini に精細化を頼ったのが右側。何だかでき過ぎな気がしないでもない。
・公園(東京都)は、小川の岸辺に茂る萱を切らない方針なので、以前のように、すぐに見つけることができにくくなった。久し振りに出会った。

2026年9月15日火曜日

タマスダレ(?)、シロバナヒガンバナ、クサギ

朝方、小雨が降り続いたが、その後霧雨に変わった。その隙間を狙って、地元医院へ薬をもらいに行ったところ、午前の受付が終ったので、午後(午後2時ころ)に来て欲しいと言われた。それまでの間、(せっかく外出したのだから)どこかで時間を過ごそうと思案して、公園(および自然観察園)に出かけることにした。

公園の小川の水量は、先日来の降雨のせいで十分波打つように勢いよく流れていた。ときどき霧雨がぱらつくものの、そんな中、元気な子どもたちの遊び声が聞こえてきた。彼らを引き連れた一行が水遊びしていたのだ・・・小学校が休校なのだろうか、不思議な一団だ。

(追記)
そうそう、自然観察園にいたとき、金網の塀越しに小川の中に2羽のサギがいるのが見えた。両方とも小型で、もしかしたら「コサギ」だったかもしれない。足先の色を確認しようと見たが、あっという間に木陰に隠れてしまった。

(本ブログ関連:”コサギ”)

タマスダレ(?)
・公園併設の自然観察園へ向かう途中、小川の岸と沿道の間の斜面に、6枚の白い花の群落が三、四カ所ほど目についた。カメラに収めて、それが一体何の花なのか自然観察センターで教えてもらおうと気楽に構えた。けれど、カメラの液晶モニターだけでは正確に同定できないようだ・・・。
帰宅後、Googleの画像検索をしたところ、ヒガンバナ科の「タマスダレ」との回答があった。もしそうなら、ちょっと危険で、「ニラの葉に似て、ノビルと間違いやすい。葉や鱗茎にアルカロイド成分が含まれており、誤食すると嘔吐、痙攣の症状をおこす」(Wikipedia)そうだ。


シロバナヒガンバナ
・自然観察園の東側に、ヒガンバナ科の「シロバナヒガンバナ」(別名「シロバナマンジュシャゲ」)の(わずかな広がりだが)群落があった。「ショウキズイセン(2倍体)とヒガンバナ(3倍体)の自然交雑種」(Wikipedia)とのこと。おもしろいことに、群落の中央に、赤い「ヒガンバナ」が一輪咲いていたのもわかった気がする。



クサギ
・自然観察園の東奥に、立ち入り禁止の札が立っている。その4mほど先に、シソ科のクサギ属の落葉低木・小高木「クサギ」が、赤い花(実は萼(ガク))と深く青黒い色の実を付けて、一面に咲いていた(「赤い萼の上に直径6 ~7 mmの丸い実が藍色に熟す」(Wikipedia))。これは、なかなかの見ものである・・・だから、立ち入り禁止の札を少し乗り越えてしまった。

2025年9月28日日曜日

自然観察園(ヒガンバナ、他)、横綱同士の優勝決定戦

公園併設の「自然観察園」西側奥に「ヒガンバナ(曼珠沙華)」の群生地がある。きょうこそ、一面に朱色の花を咲かせているだろうと期待して出かけた。(朝方、一瞬の通り雨があった。あまりに局所的だったのだろう、アメダスや気象予報各社の記録にないが・・・)

(本ブログ関連:”ヒガンバナ”)

ヒガンバナ群生地
日曜日でもあり、大勢の人びとが真っ赤な ヒガンバナ の群生を見ようと来園していた。花の具合は、先日(9/23)観察した時よりも増えていたが、まだ最盛とはいえないかもしれない。期待が過ぎたかな。明日(9/29)は月曜休園なので、あさっての月末(9/30)に確認のためあらためて訪れてみたいと思う。



カラスウリ(左端)、シュウカイドウ(中央左)、ツリフネソウ(中央右)、ガマズミ(右端)
・ヒガンバナの群生地へ続く小道に、ツル性のウリ科「カラスウリ」の実がぶら下がっていた。大きな実がえらく目立つ。
・湿地を渡す<板橋>を進むと、日陰に「シュウカイドウ」の花が広がっていた。
・板橋のT字路付近に「ツリフネソウ」が群がっていた。(園の入口で配布の「花だより」に掲載されてないが・・・)。
・ガマズミ科の落葉低木の「ガマズミ」が、小さな赤い実をたくさん膨らませていた。



大相撲秋場所
「大の里」と「豊昇龍」による横綱同士の優勝戦(16年ぶり*とのこと)はすごかった。豊昇龍が大の里をくだして同率勝利(十三勝二敗)となり、あらためて決定戦が実施された。結果、大の里が豊昇龍を「寄り倒し」て(物言いがつくものの)優勝を決めた。熱心な相撲ファンではないが、テレビ中継に見入ってしまった。
(*)2009年秋場所の「朝青龍」-「白鵬」以来16年ぶりとのこと。

2025年9月27日土曜日

野鳥観察(88)

早朝、どんよりした空模様のなか、定例の野鳥観察(探鳥会)へ出かけた。通り道のところどころに、雨後の染みが黒く残っていた。今日の日付に変わった深夜に、雨が降ったらしい・・・気づかなかったな。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

集合場所への途中、すれ違う人たちのほとんど(ランナー以外)が、長袖服になっていた。もうすっかり秋なのだ。今週から気温は30℃を切り、20℃代に入った。
曇天は、探鳥会のあいだずっと続き、終了場所に至ったころにようやく南西の空に明るみが増した。

今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものを次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・モズ: 開始早々に鳴き声。その後グラウンドの照明塔の避雷針に1羽が見えた
・シジュウカラ: 群がって木立を飛び抜ける。せわしくて目も追いつけぬ
・カワラバト: 何とも汚れた風体の1羽、群れから離れたのか
-----------
・コサギ: 小川の岸辺に1羽、葦に姿が隠れシャッターチャンスを逃す。やがて飛翔する
・アオサギ: 遠くの電信柱の上に1羽
・カルガモ: 3羽ほど小川を泳ぐ。葦に姿が隠れシャッターチャンスを逃す
----------
・ナンバンギセル: 荻(オギ:ススキ科)の草地に隠れるように薄紫の花を咲かせていた


アオサギ(写真左)、カラスと?(写真中央)、ナンバンギセル(写真右)
・遠くの電柱の突端に「アオサギ」がたたずんでいた。どうやら空を見上げていたようだが、ピンボケ写真になってしまった。このところ、手振れになったり、シャッターチャンスを逃したりが続く。
・指された先の木立にカラスがいるというので写真に撮った。後で見返したところカラスのそばに野鳥がもう1羽いる。野鳥を同定できないのが残念。
    ー 追記:第89回の探鳥会(10/4)で、ベテランの方からもう一羽は「ヒヨドリ」と判定いただいた。
・地下茎で広がる「オギ」原の足元に、「ナンバンギセル」がいた。教えてもらわなかったら気づかずに終わっただろう。ひっそりと薄紫の花を咲かせていた。



野鳥観察を終わった帰り道(馬頭観世音*と小石仏)
観察会の帰り道、急坂の下にある「馬頭観世音」の塔の周りを「ヒガンバナ」が囲っているのに気付いた。人手を経なければ咲くこともない花だが、この景色(取り合わせ)に心が寄った。よく見ると、いつ置かれたのか、小さな石仏が塔の前にいる。これも最近、人の手を借りたのだろう。見慣れて見過ごしていたところ。
(*)馬頭観世音:広く知られる馬頭観音の別名、愛馬への供養として祀られたものという。

2025年9月23日火曜日

秋分の日 2025、自然観察園にヒガンバナを見に行く

きょうは、 二十四節気の「秋分」(太陽の黄経が180度になる瞬間)で、昼夜の時間が同じになる。合わせて国民の祝日「秋分の日」でもある。古来、昼夜が同じ時間となる「秋分」(収穫の時期)と「春分」(種まきの時期)は、一年を2つに分ける大きな区切りだ。

(本ブログ関連:”秋分”)

ところで、きょうのお天気は、晴れ間があっても活気がない。一日中、曇天のような錯覚すら覚える。何故なんだろう…。

そこで気分転換に、公園併設の「自然観察園」へ行き、園内の東側奥にある「ヒガンバナの群生地」の様子を見ることにした。祝日でもあり、人々が多数(大勢というほどではなかったが)集っていた。

以前(9/17)、早めに来たとき、ヒガンバナはぽつぽつ咲いていた。同園のボランティアの方から、今週(9/21週)末が最盛期だろうと教示があった。したがって、きょうのところは最盛期の8割くらいか。
また、他に<木の実>や<草の実>を写真に撮ったが、みなピンボケという不幸に見舞われてしまった。今週末にあらためて行こうと思っているので、そのとき撮りなおしてみたい。

2025年9月21日日曜日

自然観察(20)

久しぶりに、植物観察をメインとする定例(毎月第3日曜日)の「自然観察会」へ参加した。2023年12月17日の日曜日以来になる・・・とはいえ、これまで同様の催しに出席/個人的に観察して過ごしてきている。なお、同部会の「野鳥観察(探鳥会)」へは、順調に(毎月2回土曜日)出席していて、今月初に 87回目 となっている。

(本ブログ関連:”自然観察”)

公園と併設の自然観察園を巡る途中、会長から植物(樹木・野草)の話をうかがった。つぎつぎ、どんなに小さくて地味な花であっても解説される・・・自然に対する知識と記憶力に驚くばかり。手帳に記述するが追いつかない。(聞き間違いなどありましたらご容赦を)

<栗の木について>-
① 縄文遺跡の「三内丸山遺跡」で、栗の木が柱として使われた。
    ー 硬い木質のため、鉄道の枕木に使われたりもした。
➁ 栗のイガの中に、実は何個入っているか? 通常3個。
③ 三内丸山遺跡の周辺で、食料としての栗の品種改良した跡がみられる。

<蛇紋岩帯の高山に咲く花について>
① 尾瀬の至仏山(2,228m:2億年前に隆起)の高山は、草木が発達していない。
    ー 蛇紋岩が露出して、Mg成分が浸出して、大形の草木森林が発達しなかった。
➁ そんな環境の中で独自の高山植物が生き残った。

ところで、今回、参加者がスマホを巧みに利用されていた。解説をうかがい、確認のためネット検索したり、野草を写真に撮って画像検索してみたりとか・・・。とはいえ、やはり手持ちの植物図鑑(山渓版)の重要性が語られ、最新版の必要が強調された(ベテランの方々からも同様に)。


タマスダレ(写真左)、ヒガンバナ(写真中央)、カリガネソウ(写真右)
・公園で観察開始すぐに、小川の岸辺近くに「タマスダレ」の白い花が見えた。朝日にまぶしく輝いていた。
・公園の小川の岸ぎりぎりに、「ヒガンバナ」が一輪赤い花を咲かせていた。今回は、公園西側を回ったので、この時だけの出会いに終わったが、公園東側奥の群生地には、かなりの数の赤い花が群がっているようだ。今週後半が盛りだろう。
・自然観察園で、「カリガネソウ」の青紫色の花が咲き、白い雄蕊(おしべ)がすっくとカーブしながら伸びていた。



イシミカワ(写真左)、シオデ(写真中央)、アケビ(写真右)
・先日(9/17)、自然観察園で「イシミカワ」と、「シオデ」を探したが、確信持てなかった。今回、解説をいただいたうえ、イシミカワの美しい青い実を確認することができた。
・同じく、シオデの実が黒くなったので、ようやく確認できた。
・自然観察園の柵に纏わりついているアケビは、以前(7/10)観察したときは根元近くに位置したが、今回は目の高さで実っていた。



ダイサギ、エノキ・ミズキ
・公園の小川に「ダイサギ」*が1羽たたずんでいた。写真は、自然観察園の内側から撮ったもの。口の線が目元まで届いている。
(*)亜種ダイサギより僅かに小さい「チュウダイサギ」では? という発言もあったが・・・。
・公園の緩い凸地に、エノキ(左側)・ミズキ(右側)が寄せ合うように幹を絡めて立っていた。最近、幹が複雑に伸びている高木が気になっている。

2025年9月17日水曜日

自然観察園(アカメヤナギ、ヒガンバナ)

朝晩に秋の気配を感じるようになったが、昼間の陽射しは夏が居すわったようで、まぶしく暑い。そんな昼過ぎ(午後3時半ころ)、公園併設の自然観察園へ出かけた。来週の体力測定の準備ため、つけ刃かもしれないが少しでも歩いて体力をつけたいためでもある。

(本ブログ関連:”自然観察園”)

観察園内は雑草?が茂り、むせかえるような熱気と湿気におおわれていた。人影はほとんどない。園内をめぐると汗だらけになり、ハンカチを帰宅後すぐに洗濯機に放りこんだほど。

観察園の入り口にある掲示板に、今月(後半)のトピック植物写真が、観察順路図に番号対応して紹介されている。それらを事前に参照して園内を巡るのだが、いつもピッタリと出会えるわけではない・・・よくよく観察する必要がある。

掲示板の近くで見つかるはずの、タデ科の「イシミカワ」の美しい青い実(=顎[がく])を探したが見つからない。そのそばにいるはずのユリ科の「シオデ」の黒い実もよく分からない。ほかに実があるのだが・・・早々にへこたれる。

アカメヤナギ
園内の湿地をまたぐ板橋に囲まれた場所に、これまで何度かブログに取り上げた「アカメヤナギ(マルバヤナギ)」が立っている。前回(8/31)記した「エノキ」と同様、絵本に描かれるような不思議な樹形である。まるで、古いディズニーアニメを彷彿させる。

(本ブログ関連:”アカメヤナギ”、”エノキ”)


ヒガンバナ
観察園の西側奥に、赤い花を一面に咲かす「ヒガンバナ」の群生地がある。何と、入り口脇に一輪ほどが花をつけていたので、群生地を目指して行ってみることにした。ぽつぽつと数株が咲いていた。同園のボランティアの方がたまたまいたので、いつ頃が見ごろかたずねたところ「今は10輪ほどだが、来週の『彼岸明け』(9/26)ころに来るとよい」とのこと。

(本ブログ関連:”ヒガンバナ”)

2025年2月15日土曜日

暖かい日射しの自然観察園、そしてデイジー

きのう(2/14)に比べて暖かく、冬用厚着したことを後悔する昼下がり(13:30~14:30、14℃)、公園併設の「自然観察園」へ出かけた。寒さが苦手のため外出が減っていたが、きょうは体が自然に動いた。(土曜日だけあって、来園者が多数いた)

セツブンソウ(写真左)、フクジュソウ(写真中央左)、ホトケノザ(写真中央右)、スイセン(写真右)
・「セツブンソウ」の白い花は顎(がく)であり、花弁は黄色の蜜腺となり、雄しべは淡紫色で、雌しべは中央に赤紫色している。色のバランスが見事で、全体に清潔な雰囲気がある。見るほどに美しい。
・「フクジュソウ」のふっくらした花の固まりは可愛らしい。「かたくり山」という名の小斜面の囲いの中に、少しずつ株分けされて黄色く輝いている。
・「ホトケノザ」の薄紅色の花は、周りの草むらに混じるように咲いている。そばに「オオイヌノフグリ」?の青紫の花が咲いていて、コントラストを盛りあげている。
・公園の西端にある「スイセン」の群生地は、「ヒガンバナ」のように一斉一面に花を咲かせることはないのだろうか。まるで、いくつかのグループごとに分かれて咲いている。


キセキレイ(写真左)、ムクドリの群れ(写真右)
・観察園にはいくつか池があるが、その中で一番大きな「かがみ池」で、これまで何度か「キセキレイ」を観察した。今回はじめて2羽が一緒にいるのを見た・・・ただし、連れ添う様子はなく、1羽だけを写真に撮ることができた。
・群れて行動する「ムクドリ」たちが、一斉に地面に舞い降りて枯れ草の合間で餌を探している様子が見えた。けっこう臆病で、人の気配やカラスの鳴き声がするたび、一斉に飛び上がり木立ちの枝に避難していた。(写真をよく見ると多数いる)


(本ブログ関連:”かがみ池”)

さすがに暖かさのせいで、観察を終えて公園の出入り口にある自動販売機から、冷たいジュースを買って一気に飲み干した。

デイジーの花
昨年、白色の「イングリッシュ・デイジー」を購入した園芸店に寄ったところ、薄紅の色付きしたものしかなく、他のデージーを探した。「デージー・タッソー ストロベリー アンド クリーム」*があって、名の通り色付きだが、その中でほぼ白色の鉢があって求めてみることにした・・・上手に育てられるだろうか。
(*-1)種苗業の「タキイ」より: https://shop.takii.co.jp/products/detail/FDS259
(*-2)”The Garden Party”より: https://gardenparty87.jp/?pid=167146711
        「冬場の水管理は過湿を防ぐため控えめに」とのこと。

(本ブログ関連:”デイジー”)

2024年10月6日日曜日

自然観察園のヒガンバナ(彼岸花)

いつもの野鳥観察(探鳥会)のフィールドと隣接した公園に「自然観察園」がある。先日(9/25)訪れたとき、観察園の西側を紅色に染めるべき「ヒガンバナ」群生地の開花状況は芳しくなかった。その時点で、峠を越えてしまったのか、それともまだなのか判別できずにいた。

(本ブログ関連:”ヒガンバナ”)

きょう出かけてわかった。いままさに盛況である。
園内の湿地帯の板橋はまだ補修が済んでない。したがって、群生地まで一通路しか利用できず、見学者で混みあった。そんなわけで、写真の背景に人影はない。
ともあれ近くで鑑賞できるこの場所はとても便利である。


ヒガンバナ以外に、紅色系の「シュウカイドウ」(淡紅色)や「ツリフネソウ」(紅紫色)の花が咲いていた。きょうが快晴だったら、もっと華やいでいたことだろう。

(追記 10/23)
毒性のある植物としてヒガンバナを紹介しているYoutubeがある。
「【危険】あなたの身近に潜む猛毒植物7選」(登録:「野草研究所」)
https://www.youtube.com/watch?v=2znMCPPwpDQ

まさに「秋枯れが始まった雑木林の林縁などでよく目立つ朱色の果実をつける、つる性の多年草」(Wikipedia)の「カラスウリ」の赤い実が、つるにぶら下がるように連なり膨らんでいた。
紅い実に少々食欲をそそられるが、ネットの解説やレポート記事を見ると、熟す前の青い実が材料になるようだ。


公園を流れる小川の水量が半端なく、数日の雨で溢れたようで、岸辺の平地が水に濡れ、溜まっていたりしている。

2024年9月27日金曜日

曼殊沙華:由利あけみ「長崎物語」

「ヒガンバナ(彼岸花)」を「曼殊沙華(まんじゅしゃげ)」ともいう。葉を伴わず、真っ赤な花を茎の先に咲かせる。

(本ブログ関連:”ヒガンバナ”)

・ヒガンバナの漢字名である彼岸花には、いかにも宗教的な香りがして、「死」との距離の近さを感じる。そんな訳ではないかもしれないが、自然に咲き広がることのないこの花を、小学校の石垣上の土手に善意で植えた人物がいたようだ・・・それが増え過ぎて、今はすべて刈り取られている*。
(*)訂正(10/3):小学校前を通ったとき、しっかり赤い花が連なっていた。

・曼殊沙華の燃えるような真っ赤な花模様に、女性の熱い情念を想起する。演歌などにそんなイメージが歌い込まれる。石川さゆりの「天城越え」の歌詞には、直接的な表現はないが聞くたび真紅の曼殊沙華が浮かんでくる。


由利あけみ「長崎物語」
由利あけみ(1913年(大正2年)~2010年(平成22年))の歌「長崎物語」(作詞:梅木三郎、作曲:佐々木俊、1939年(昭和14年))は長く歌いつがれ、私が子ども時代にも「赤い花なら 曼珠沙華」のフレーズをよく耳にした。江戸期に、鎖国令のため南方へ追放された「じゃがたらお春」の運命を偲(しの)び、ひとの別れを悲しむ歌だ。歌詞を理解したわけではなかったが、「まんじゅしゃげ」の言葉は記憶に残った。
時代に翻弄されたじゃがたらお春の、故郷をなつかしむ美文が知られていて、その「じゃがたら文」を伝えた江戸中期の学者に対して、後に疑惑がもたれたそうだ(Wikipedia)。

赤い花なら 曼珠沙華
阿蘭陀(オランダ)屋敷に 雨が降る
濡れて泣いてる じゃがたらお春

■ Youtube: 「長崎物語(由利あけみ)」(登録者:0jac5)
https://www.youtube.com/watch?v=Xj_8h-8PxMo


(付)
山口百恵の「曼珠沙華」
山口百恵の歌「曼珠沙華」(作詞:阿木燿子、作曲:宇崎竜童、1978年(昭和53年))では「マンジューシャカ」と歌う。ある意味内面的な場面であり、深まる苦悩の象徴として曼珠沙華が登場する。

マンジューシャカ 恋する女は
マンジューシャカ 罪作り
白い花さえ 深紅に染める

2024年9月25日水曜日

公園の秋

朝夕、冷え込みが日ごと深まる。とうとう昨晩からふかふか布団に切り替えた。早朝(05:00ころ)の外気温は、17.4℃くらい。これから、どんどん下っていくことだろう。そうそう、水道水が始め冷たくやがて温くなるという、真夏と逆転現象が起きている。

それでも、きょうの最高気温は 24.5℃(12:31)だった。ムクムクした雲に一面覆われて、陽射しに力なく緩い秋の空模様だった。そんななか(午後3時近く)、公園併設の「自然観察園」へ出かけた。

今月は、残暑のせいで、観察園のボランティアの方々も活動をひかえているようだ。園内は雑草が繁り、湿地帯の板橋も補修の手がつかないままのようだ。入口にある掲示板には、いつも野草の写真とその番号を地図上にプロットしているが、現在、断り書きが貼られていて、最新の情報ではないと記されている。

ヒガンバナ
観察園の西側奥にある「ヒガンバナ(彼岸花/曼珠沙華(マンジュシャゲ))」の群生地へ、限られた通路でたどり着いた。そこには、紅い花がまばらに咲いているだけだった。全面開花の峠を越えたのか、それともそれ以前なのか正直分らない。

(本ブログ関連:”ヒガンバナ”)


コスモス
隣接する公園へ、足を延ばした。変わり映えしない緑の景色が広がっている。雑草に目配りできる眼力があれば楽しめたのに残念。ある橋の際に、「コスモス」が薄紫色の花を咲かせていた。以前、ベテランの方から、公園にこんな風に人手による種付けは、公園本来の趣旨に反することだが・・・と。素人は(わたしも)、コスモスを移植した人の心理と変わりなく、見栄えの良いものについ目が行きがちだ。

(本ブログ関連:”コスモス”)

2024年9月21日土曜日

能登半島に大雨特別警報、サルビア

今年の元旦、能登半島を地震が襲った。震度7の「能登半島地震」 は、新年早々驚かせるものだった。震災復興について想像したより遅いのが気掛かりだった。その震災地を、きょう「大雨特別警報」が発せられ「警報レベル5」に相当するという。

(本ブログ関連:”能登半島地震”)

テレビで報じられる「雨雲レーダー」映像に、能登半島北部(輪島市、珠洲市)に線状降水帯が横たわっていた。現地報道で、(いずれの土地か聞きそびれたが)茶色に変色した溢れんばかりの濁流の河川の岸辺に、紅い「サルビア」*の花が連なっているのが見えた。静と動の対比が象徴的だった。
(*)この時期もしかしたら「ヒガンバナ(彼岸花、曼珠沙華)」もあるが姿・形が違った。

高校時代の修学旅行で、平泉の中尊寺や毛越寺、十和田市の奥入瀬渓流など東北地方を巡った。毛越寺だったろうか、強い日射しの下、赤いサルビアの花壇の真紅の光景が今も目に焼き付いている。いろいろな意味で忘れられない花だ。

2024年1月4日木曜日

水仙(今月見ごろか)

正月の「三が日」が明けたきょう(1/4)から、公園併設の「自然観察園」が開園する。今回もまた、午後4時直前に出かけてしまった・・・太陽の方位は西南西、高度 8.77° で、北北西の風、気温約11℃、日なた以外全て寒い。

園内は、枯れ草が茫々としてつづき、廃園かと思うばかりの侘しい様だ。園内を巡っても、すれ違うのはおじさん3名のみだった。こんな時間帯に人出は無理かも。
(なんと国分寺崖線から小川に湧水を注ぐ水だまりで、3人の子どもが遊んでいた)

園の入口にある掲示板に示されたのは、植物の冬越しの姿を示す「ロゼット」の各種写真ばかり。花らしいものは、唯一「スイセン(水仙)」の白い花くらい。

(本ブログ関連:”スイセン”、”ロゼット”)

秋に真っ赤な花を敷きつめるヒガンバナ群生地の西奥に、それより規模の小さいスイセンが群生する場所がある。去年、観察園の愛護ボランティアらしい方からうかがったことだが、1月がピークという。とはいえ、きょうの時点では、10数株が咲いているだけ。今月中、何度か足を運ぶ必要がありそうだ。


2023年12月17日日曜日

自然観察(19)

寒気の緩んだ晴れた朝、実に久し振り(あまりに以前の 6月18日以来)に、定例(毎月第3日曜日開催)の「自然観察会」へ参加した。十分厚着してのこと。集合時刻(9:00)の気温は 14.3℃ だった*。
(*)きょうの最高気温(16.3℃)は、17日の日付に変わった深夜(00:39)に記録されたもので、きのうと同様、変則的な動きをしている。

自然観察会は、定例会とは別に公開型のものがある。公開型は遠方地開催が多く、足腰がきつい私には少々辛い。そこで、きょうの定例型の観察会は頑張った・・・けれど観察の途中、フェイドアウトしてしまった。観察途中までの手帳のメモを頼りに次に記す。

今回もベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視と写真で確認した草木や野鳥を整理した(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ヌマスギ: 集合場所の背側に立つ、針葉樹ながら(メタセコイヤと同様)紅葉する
・モチノキ: 雌雄異株で、雌株に赤い実が生る。アオキ、サンショウも雌雄異株
・マユミ: 弓の材料から名付けられた。自然の枝振りが弓のように湾曲して見える
・コブクザクラ: 年2回白い花が咲く・・・そのため相当にエネルギーが費やされるようだ
・ハルニレ: 樹元の幹から出た小枝(ニシキギの枝に似た板状の翼)に春先葉が出るようだ
---------------------------
・カントウタンポポ: 季節に関係なく、冬晴れの原っぱに小さな花を咲かせていた
---------------------------
・ヤマガラ: 落葉の枝間を駆け巡り飛び去った。これほど目で確認できたのは初めて!!


■会長から解説いただいたテーマ(抜粋)
① イチョウ: 
・街路樹に使われたが、雌株が落とした実の悪臭のため、雌株は減らされているようだ。
・生命史は古く、恐竜も見た樹だ。過去は多様だったが、現在「一科一属一種」になった。
・銀杏の実は、古く縄文の時代から食べられていた。

② タンポポ(日本原産カントウタンポポ、帰化植物セイヨウタンポポ):
・「カントウタンポポ」と「セイヨウタンポポ」の交配が進み、冬場に咲くようになった。

③ 帰化植物:
・帰化の時期や地域性に諸説ある。
・「ヒガンバナ」(中国原産)のように、古くからあるものを「史前帰化植物」という。

④ サザンカとツバキ: 
・「サザンカ」は日本原産で白色の花が咲いたもの。一方「ヤブツバキ」は赤い花が咲く。
・夏目漱石の句に、「落ちざまに虻(あぶ)を伏せたる椿かな」がある。

⑤ 石炭: 
・石炭がいまあるのは、石炭紀(3億6000万年前~2億8600万年前までの古生代5番目の時代)に倒れた草木を分解する生物がまだ存在しなかったからだそうだ。


■ 写真
❶ ヌマスギ
これまで、「ヌマスギ」についてブログに記述がない。観察会の集合場所直ぐ後ろ、ICU構内にそびえる針葉樹、見慣れたはずなのに。針葉樹でも紅葉することを、正直初めて知る。


❷ モチノキの実
集合場所付近に、雌雄異株の「モチノキ」の両株が並んでいる。当然ながら、雌株に赤い実が生り、雄株にはない。

(本ブログ関連:”モチノキ”)


❸ カントウタンポポ
集合場所から早々、小川の橋を渡ると「カントウタンポポ」が広場の西端にポツンと咲いている(よく見れば広場中央でも見つかる)。花の裏側に、「セイヨウタンポポ」特有の総苞外片の反り返りがない。

(本ブログ関連:”カントウタンポポ”)


❹ コブクザクラ
公園には「コブクザクラ」と同様、年に2度咲く「ジュウガツサクラ」がある(今回、観察路に入らず)。写真にアップしたが、春のように木全体が満開となるわけではない。サクラはやっぱり春がよい。

(本ブログ関連:”コブクザクラ”、”ジュウガツサクラ”)


❺ ハルニレ
欧米のニレ(「ハルニレ」)は、ここ数十年でほとんど枯れてしまった。この木は、英国ジョン・コンスタブル(John Constable、18世紀末~19世紀初頭)の風景画によく登場した。彼はニレの幹を研究し、樹皮に着目した絵まである。
写真は、上段に示した幹から出た小枝に着目したもの。

(本ブログ関連:”ハルニレ”)


2023年9月24日日曜日

日陰と日向(ひなた)

昨朝、野鳥観察(探鳥会)の開始時、小雨模様だったので勝手に判断して欠席した。その後、会の幹事さんから同理由で中止した旨のメールをいただいた。休会がオーソライズされことに一安心した・・・というのは、今月定例の全2回とも休んでしまったからだ。

きょうは、晴れ間・曇り間がすぐに入れ替わる空模様だった。厚い雲が流れると日が陰って涼しくなる。そして雲間から日が射すと、急に暑い日向になる。公園のベンチに座って涼んでいたが、すぐに太陽が顔を出して辺り一帯をジリジリと焼いた。


公園を横断する小川の土手に、さらに一段高い斜面の境界ぎわ上に「ヒガンバナ」が大きな花弁を広げて連なっている。おかげで視線の位置に咲くヒガンバナの様子をうかがえる。葉を持たず、茎の上に真っ赤な花弁を持った姿を見るに、あらためて唐突な感じがする。


隣接の公園に併設する「自然観察園」に、ヒガンバナの群生地がある。開花状況を確認しに行ったところ、「彼岸の入り」(9/20)のときと変わらず、群生地の南側(木陰になっている)は一斉に咲いているものの、北側(日向が広がる)はほとんど蕾(つぼみ)だった。ネット情報によると、ヒガンバナは日射しの強い乾いた土地では、開花が遅れるようだ。

2023年9月20日水曜日

彼岸入 2023

きょうは「彼岸入」。「彼岸」は雑節で、「春分」と「秋分」のそれぞれ前後3日を、「彼岸の入り」、「彼岸の明け」とする。すなわち、年に2度の彼岸に、あの世に思いをはせる日本独特の行事だそうだ(いまは仏教的なしきたりに組み込まれているが)。

春分(今年3/21)と秋分(今年9/23)の、日昇・日没が真東・真西に位置する、太陽信仰に通じるのだろう。そこまで大きな共感はともかく、個々に先祖との一体を確認する・・・わたしたちには、キリスト教にはない「先祖」といった概念がある。

昼どき、公園併設の「自然観察園」に群生する「ヒガンバナ」を見に行く。観察園入口に、アメリカンスクールの低学年(或いは保育園)児童の集団がいた。楽し気な子どもたちの遊び声は、洋の東西問わぬようだ。彼らはヒガンバナ群生地と反対方向へ連なって進んだ。

ヒガンバナ
自然観察園のヒガンバナは、きょう現在、全盛ではない。群生地の南側は木立に囲まれて日陰になっていて、その下に真っ赤な花が敷き詰められている。一方、北側は空が抜けて日射しがまぶしい。不思議なことに、日なたに植わったヒガンバナはまだ蕾(つぼみ)の状態なのだ。写真は、ヒガンバナがいっぱい映るようアングルを工夫したもの。

(本ブログ関連:”ヒガンバナ”)


ツリフネソウ
ヒガンバナの群生地に至る途中の湿地に、紅紫色の面白い形をした「ツリフネソウ」が咲いている。ポケット図鑑「日本の山野草」(岩瀬徹監修、安藤博写真)に、「和名は花の形が吊り下げた帆掛け船によく似ているから」とのこと。訪花昆虫にしっかり花粉を付けてもらうための仕組みがある。


(資料)【多摩森林科学園】:  https://www.youtube.com/watch?v=UE8pIigFVU4

花を見た帰り道、観察園から外に伸びた樹々が作った日陰に、先ほどの子どもたちが座って、賑やかに昼食をとっているのとすれ違った。きょうも暑いのによく頑張ったねと思いながら通り過ぎた。

2023年9月16日土曜日

十月桜

昼前、公園を巡った。日射しが穏やかな土曜日、原っぱには、エネルギーの溜まった幼児たちを発散させるためか、家族連れで賑わっていた。

カワセミ
わたしも、歳なりに気分転換。以前使用の小型デジカメを持って出かけたところ・・・、豪雨で溢れた小川の水の取入れ口(暗渠柵)に、「カワセミ」が一羽とまっているのを発見。カメラにおさめたものの、後で画像を拡大しても点でしかない。まあ、久し振りにカワセミに遇えたのだから幸運・良しとしよう。

ジュウガツザクラ
公園の広場の奥に、園芸種「ジュウガツザクラ(十月桜)」の木立がある。それぞれ膨らんだ蕾(つぼみ)のなかに、二、三輪開花しているものがあった。十月桜は、「春と秋から冬にかけての二度開花する、二季咲きが最大の特徴」(Wikipedia)とある。仲秋に桜の花と出会うことができた。
ジュウガツザクラについては、本ブログに何度か記しているが、季節外れの貴重な花だけに通りすがり見つけると、つい寄ってしまう。

(本ブログ関連:”十月桜”)


ハナミズキ
春に散ったサクラの感動を埋め合わせるように遅れて咲く「ハナミズキ(花水木)」の実が、赤く染まっていた。紅葉時には赤色の葉と実がまじり合い、落葉後も実を枝先に残すという。ハナミズキを、季節を追って観察することはあまりないので、赤く輝く実を見ることは貴重だ。

(本ブログ関連:”ハナミズキ”)


ヒガンバナ
小川の土手に遊歩道があり、さらに一段高く傾斜した場所に雑木林がある。その段差の壁上に、「ヒガンバナ(彼岸花、曼珠沙華(マンジュシャゲ))」が、そろそろ真っ赤な花を開き始めたようだ。ヒガンバナの赤く妖艶な花弁を見るたび、なぜか 石川さゆり の「天城越え」(作詞 吉岡治、作曲 弦哲也、1986年)の歌を想い出す。

(本ブログ関連:”ヒガンバナ ①、②”)

写真の左手前側は、蕾(つぼみ)の状態・・・白色の花を咲かすか。同じく写真の右奥側は、赤い花弁で咲く。