昼前、公園を巡った。日射しが穏やかな土曜日、原っぱには、エネルギーの溜まった幼児たちを発散させるためか、家族連れで賑わっていた。
カワセミ
わたしも、歳なりに気分転換。以前使用の小型デジカメを持って出かけたところ・・・、豪雨で溢れた小川の水の取入れ口(暗渠柵)に、「カワセミ」が一羽とまっているのを発見。カメラにおさめたものの、後で画像を拡大しても点でしかない。まあ、久し振りにカワセミに遇えたのだから幸運・良しとしよう。
ジュウガツザクラ
公園の広場の奥に、園芸種「ジュウガツザクラ(十月桜)」の木立がある。それぞれ膨らんだ蕾(つぼみ)のなかに、二、三輪開花しているものがあった。十月桜は、「春と秋から冬にかけての二度開花する、二季咲きが最大の特徴」(Wikipedia)とある。仲秋に桜の花と出会うことができた。
ジュウガツザクラについては、本ブログに何度か記しているが、季節外れの貴重な花だけに通りすがり見つけると、つい寄ってしまう。
(本ブログ関連:”十月桜”)
ハナミズキ
春に散ったサクラの感動を埋め合わせるように遅れて咲く「ハナミズキ(花水木)」の実が、赤く染まっていた。紅葉時には赤色の葉と実がまじり合い、落葉後も実を枝先に残すという。ハナミズキを、季節を追って観察することはあまりないので、赤く輝く実を見ることは貴重だ。
(本ブログ関連:”ハナミズキ”)
ヒガンバナ
小川の土手に遊歩道があり、さらに一段高く傾斜した場所に雑木林がある。その段差の壁上に、「ヒガンバナ(彼岸花、曼珠沙華(マンジュシャゲ))」が、そろそろ真っ赤な花を開き始めたようだ。ヒガンバナの赤く妖艶な花弁を見るたび、なぜか 石川さゆり の「天城越え」(作詞 吉岡治、作曲 弦哲也、1986年)の歌を想い出す。
写真の左手前側は、蕾(つぼみ)の状態・・・白色の花を咲かすか。同じく写真の右奥側は、赤い花弁で咲く。