イ・ソンヒが歌った、テレビドラマ「僕のガールフレンドは九尾狐」のOST以来、狐にからめた話題を渉猟している。
(本ブログ関連:”狐”、”僕のガールフレンドは九尾狐”)
長谷川 時雨(はせがわ しぐれ、1879年[明治12年]10月1日~1941年[昭和16年]8月22日)の掌編に「春宵戲語」があって、狐の伝説が縷縷綴られている。信田(しのだ)の森の<葛の葉狐の傳説>、陽光がさしていながら薄い雨が降る<狐の嫁入り>、「霊異記」の<来つ寝=きつね>とその後日談、中国の金時代の<樹を伐る狐>などの伝説について、幼時の思い出を含めて随想している。
特に興味深いのは、「霊異記」の<来つ寝>の後日談で、心に沁みる悲しい別れをした夫婦に残された子(岐都禰=きつね)の末裔が、なんと間逆の存在になっていて、成敗される部分を抜書きする。安易な同情心は、いずれかなわぬこと。そして自問のない正義の軽さと危うさを考えてみたくなる。歴史は正義の奪い合いかもしれない。
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■ 信田の森の<葛の葉狐伝説>
■ 陽光がさしていながら薄い雨が降る<狐の嫁入り>
■ 「霊異記」の<来つ寝>
(この伝説に後日談があり、狐に戻って去った妻との間にできた子の末裔が悪さをして懲らしめられる話しだ)
・・・そこで、この野干(≒狐)の生んだ子を岐都禰(きつね)といふ名にし、姓を狐の直(あたひ)とした。其の子が大變な力持で、走ることの疾さは鳥の飛ぶごとしとある。そして三野國(=美濃国)の狐の直らが根本はこれなりとあるが、これは諸書にも引かれてゐるであらうから かなり知られてゐるかもしれない。ただ面白いのは、この後日談があることだ。
それはこの、力者(ちからもち)の狐直(きつねのあたひ)の四世の孫にあたる、大力女の、力くらべの話で、しかも、この狐の子孫の方が、一方の、まじりなし人間種(だね)の力持ち女に負けた話なのである。わたしが子供のころ、イツチヤイツチヤ、イツチヤナ、とか唱へながら角力をした、女力者の見世ものがあつたが、どうして一三八〇年位も前の、この二女力士のすさまじさに競べやうもない。なにしろ、負けた方のが百人力といふのだから話は大きい。上野動物園のお花さんいどころではない。
聖武天皇の御代に、三野の國 片縣(かたあがた)の郡、少川の市(まち)に住んでゐた、百人力女が、前の犬に追はれた岐都禰の末裔だが、おのが力をたのんで、往還の商人の物品を盜む。そのことをきいて憤慨したのが、尾張の國愛知郡、片輪の里の一女流力者 ・・・・ ちよつとここではさんでおくのは、前の狐女末裔は大女、この正義の女史は小女です。この小女力者、大女力者を試すのに、蛤(はまぐり)五十斛を捕つて、船に載せてゆき、少川の市に泊つた。よし來たとばかりに奪とりにいつたのが大女、昔から女でも總身に智惠がまはらなかつたと見えて、小女女史が豫備に熊の葛練りの鞭を二十段も隱し持つのを知らなかつた。
狐氏の大女は蛤を盜つて賣らしてしまつてから、何處から來たといつた。蛤主不答。四度目にはじめて答へたが、來しかたを不知(しらず)とやつたので、狐氏の大女が、不禮者とばかり蛤小女を打つた。一つぶたせて二の手を待つて、待つてゐましたとばかりその手を捉へ、熊葛鞭(くまくずむち)でピシリとやつた。鞭に肉が附いてきたといふその勢ひで、もひとつ、もひとつ、もひとつ、十段の鞭、打つに隨つてみな肉着くといふのだから、狐氏の大女も音をあげて服也(ふくすなり)、犯也(おかせしなり)、惶也(をそるるなり)、とあやまつてしまつた。蛤小女その時昂然として、自今 此市(このまち)に強て住まば、終に打殺さん也と威(おど)したところ、狐氏大女も殺されては堪らぬと逃げたので、彼市(まち)の人總て皆悦んだといふ。
■ 中国の金の時代の<樹を伐る狐>
※ 岡本綺堂
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2016年11月16日水曜日
2016年11月15日火曜日
大久保の変遷
東京のコリアタウンの代表である(新)大久保一帯が変化しつつある。その中でも大きな出来事は、新宿職安通りに面した「コリアプラザ」の閉店だろう。一時期、CD・書籍以外に工芸品も合わせて販売していた。それが韓流ブームにのって、工芸品だけ別店にしたが、ブームの退潮に従い工芸品店を閉じたし、今年7月31日には、CD・書籍販売の牙城であった「コリアプラザ」本体も撤退した。
(本ブログ関連:”コリアプラザ”)
朝日新聞デジタルの記事、「『韓流の聖地』大久保、脱韓流の動き? 進む多国籍化」(11/15、清水大輔記者)は、変遷を続ける大久保のコリアタウンを次のように報じている。(抜粋、箇条書きに並べる)
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・韓国料理店や韓流スターのグッズ店が立ち並ぶ東京・大久保(新宿区)。「韓流の聖地」とも呼ばれるが、街の韓国人に最近、「脱韓流」の動きがあるという。
・新宿韓国商人連合会によると、12年春に500超だった韓国系の店舗は今年8月現在で320と4年で4割減だ。・・・代わりに増えてきたのが他のアジア料理店。・・・
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今は、テレビドラマの「冬のソナタ」を知らない世代に交代している。何もかも欲しいというファンではなくなっているのではないだろうか。関心も多様化して選択肢も増え、その中の一つに落ち着いたのかもしれない。そもそも、私はイ・ソンヒさん以外何も知らない。
(本ブログ関連:”コリアプラザ”)
朝日新聞デジタルの記事、「『韓流の聖地』大久保、脱韓流の動き? 進む多国籍化」(11/15、清水大輔記者)は、変遷を続ける大久保のコリアタウンを次のように報じている。(抜粋、箇条書きに並べる)
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・韓国料理店や韓流スターのグッズ店が立ち並ぶ東京・大久保(新宿区)。「韓流の聖地」とも呼ばれるが、街の韓国人に最近、「脱韓流」の動きがあるという。
・新宿韓国商人連合会によると、12年春に500超だった韓国系の店舗は今年8月現在で320と4年で4割減だ。・・・代わりに増えてきたのが他のアジア料理店。・・・
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今は、テレビドラマの「冬のソナタ」を知らない世代に交代している。何もかも欲しいというファンではなくなっているのではないだろうか。関心も多様化して選択肢も増え、その中の一つに落ち着いたのかもしれない。そもそも、私はイ・ソンヒさん以外何も知らない。
2016年11月14日月曜日
イ・ソンヒの「分かりたいです」
イ・ソンヒの代表曲である、3集収録の「分かりたいです(알고 싶어요)」(作詞ヤン・インジャ、作曲キム・ヒガプ、1986年)は、月夜に愛を確かめたくて問いかける歌だ。月に惑わされたのか、それとも自問なのか、切望するイメージはあらたに伝説となって、漢詩の世界へと擬似化されたりもした。
(本ブログ関連:”分かりたいです”)
満月の今晩、「スーパームーン」を期待して、青い月明かりの庭を想像したが、残念なことに小雨となってしまった。でも、お月様は雨雲の上でいつものように煌々と輝いていることだろう。
ところで、教室でこんなことがあった。懐かしいテレビドラマ、「冬のソナタ」を知っている人が貴重になってしまった。世代は変わったようだ。(韓国では、ワン・オブ・ゼムでしかなかったそうだが)
月明りの夜、あなたは、誰を想いますか
夢路で、あなたは、何を見ますか
深い夜、一人醒めて、涙流しませんか
時に日記に、私のことも、記しませんか
私と逢って幸せでしたか、私の愛を信じますか
あなたを想えば、全て気掛かりです
____
一日中、私の想い、どれほど重ねますか
私本当に、あなたの、心に入りますか
雀のように、騒いでも、今でもかわいいですか
忙しいとき、電話しても、私の声嬉しいですか
私はとても綺麗ですか、心から私を愛してますか
本当に分かりたいです、話ししてください
(Youtubeに登録のhyunmi kimに感謝)
(本ブログ関連:”分かりたいです”)
満月の今晩、「スーパームーン」を期待して、青い月明かりの庭を想像したが、残念なことに小雨となってしまった。でも、お月様は雨雲の上でいつものように煌々と輝いていることだろう。
ところで、教室でこんなことがあった。懐かしいテレビドラマ、「冬のソナタ」を知っている人が貴重になってしまった。世代は変わったようだ。(韓国では、ワン・オブ・ゼムでしかなかったそうだが)
月明りの夜、あなたは、誰を想いますか
夢路で、あなたは、何を見ますか
深い夜、一人醒めて、涙流しませんか
時に日記に、私のことも、記しませんか
私と逢って幸せでしたか、私の愛を信じますか
あなたを想えば、全て気掛かりです
____
一日中、私の想い、どれほど重ねますか
私本当に、あなたの、心に入りますか
雀のように、騒いでも、今でもかわいいですか
忙しいとき、電話しても、私の声嬉しいですか
私はとても綺麗ですか、心から私を愛してますか
本当に分かりたいです、話ししてください
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2016年11月13日日曜日
ユリノキが黄に染まる
近くの公園の木々は、桜の木が葉を落としているが総じて紅葉の気配に乏しい。そんな中、公園中央の広場を二分する南北通路の片側に、高木モクレン科のユリノキが木立を作っている。そんなユリノキが、葉を黄色に染めた。
ユリノキの集団は、日本離れした景色をつくる。まるでヨーロッパの公園にありそうな・・・もちろん行ったことはないのだが。Wikipediaによれば、ユリノキは北アメリカ原産だそうだ。想像と違った植生のようで、ひいきの引き倒しだったかもしれない。
春過ぎに、ユリノキは大きな筒状の白い花弁の花を作る。頭上高く咲くため目に付きにくいが、やがて落下する。それは風情のあるものでない。いってみれば、ドサッと落ちて地上に転がる。公園の樹木観察会で目にした光景だ。
(本ブログ関連:”ユリノキ”)
とはいえ、この時期になると葉を染めるユリノキの姿を見ることができる。しばらく異国へワープした気分を味わえる。素晴らしい、お気に入りの場所だ。
(付記)
公園からの帰り、諸事を済ませて外に出れば、昨日ブログに記した月が東の空に明るく浮かんでいる。そうだ、「スーパームーン」ではないか。
読売オンラインの記事、「14日に『スーパームーン』 … 68年ぶりの近さ」(11/11)によれば、「今月14日夜、月が今年1番大きく見える満月「スーパームーン」になる。地球と月の距離は、満月としては68年ぶりとなる距離まで近づく。/今年最小に見えた4月22日の満月と比べ、見た目の直径は1.14倍になり、3割ほど明るく見えるという。」そうだ。
明日14日の夕方の6時頃まで<晴れ>のようだ。その後雲行きが怪しくなるため、日没(東京16:35)時にお月さまを眺めてみたいと思っている。
![]() |
| ユリノキの木立 |
春過ぎに、ユリノキは大きな筒状の白い花弁の花を作る。頭上高く咲くため目に付きにくいが、やがて落下する。それは風情のあるものでない。いってみれば、ドサッと落ちて地上に転がる。公園の樹木観察会で目にした光景だ。
(本ブログ関連:”ユリノキ”)
とはいえ、この時期になると葉を染めるユリノキの姿を見ることができる。しばらく異国へワープした気分を味わえる。素晴らしい、お気に入りの場所だ。
(付記)
公園からの帰り、諸事を済ませて外に出れば、昨日ブログに記した月が東の空に明るく浮かんでいる。そうだ、「スーパームーン」ではないか。
読売オンラインの記事、「14日に『スーパームーン』 … 68年ぶりの近さ」(11/11)によれば、「今月14日夜、月が今年1番大きく見える満月「スーパームーン」になる。地球と月の距離は、満月としては68年ぶりとなる距離まで近づく。/今年最小に見えた4月22日の満月と比べ、見た目の直径は1.14倍になり、3割ほど明るく見えるという。」そうだ。
明日14日の夕方の6時頃まで<晴れ>のようだ。その後雲行きが怪しくなるため、日没(東京16:35)時にお月さまを眺めてみたいと思っている。
2016年11月12日土曜日
遠廻りして帰ろう
昨日の氷雨とうって変わって、今朝から空は晴れ渡り、気温は久し振りに緩んで心地よい。夕方になると、月齢12.4の月が青い明りを残した東の空に浮かんでいる。心が浮き浮きしてくるのはどうしてだろう。月の力は不思議だ。
帰宅道、頭によぎったのは、菅原都々子の「月がとっても青いから」(1955年、作詞:清水みのる、作曲:陸奥明)の歌だった。古い歌だが、といっても戦前のものではない。子ども心にしみついたのだろうか、「月がとっても青いから/遠廻りして帰ろう」のフレーズが自然と出て口ずさむ。今見る月は、このまま帰るのが惜しいような、遠廻りしても眺めたい月だった。(歌の方は、決して別れがたい二人の口実なのだろうけれど)
(Youtubeに登録のtachibana213に感謝)
帰宅道、頭によぎったのは、菅原都々子の「月がとっても青いから」(1955年、作詞:清水みのる、作曲:陸奥明)の歌だった。古い歌だが、といっても戦前のものではない。子ども心にしみついたのだろうか、「月がとっても青いから/遠廻りして帰ろう」のフレーズが自然と出て口ずさむ。今見る月は、このまま帰るのが惜しいような、遠廻りしても眺めたい月だった。(歌の方は、決して別れがたい二人の口実なのだろうけれど)
(Youtubeに登録のtachibana213に感謝)
2016年11月11日金曜日
(雑談) 週刊誌は中吊り広告で
以前、勤め帰りの電車で手持ち無沙汰にならぬよう、駅売店で週刊誌を買い求めた。週刊文春、新潮、朝日、ときに現代やニューズウィークだ。それらは、血や肉になるわけもないが、通勤時間を過ごすのに役立だった。世間の噂話しの情報源でもあった。
最近、電車内で週刊誌や新聞を読むより、スマホを見ている人が多い。駅売りの週刊誌や新聞の売り上げはどれくらい減っているのだろうか。相当落ち込んでいるという話しを聞いたことがある。コンビニも同じではないだろうか。
ところで、コンビニの中には、雑誌コーナーの週刊誌類に、立ち読み防止用のシールを貼るようになった。本の小口に、ビニールシールを2箇所ほど貼って開けられぬようにしているのだ。大型書店や駅の売店では見かけぬ光景だが。コンビニで書籍売り上げの貢献が低くなった結果だろうか。
このところ公立図書館は、雑誌類を充実させている。週刊誌についても、文春、新潮、朝日、ニューズウィークが書棚に並ぶようになった。いつも、誰かが読んでいるらしく、棚にそのまま置かれているのを見たことがない。そんな環境の図書館であっても、週刊誌を進んで読もうという気がしない。センセーショナルな話題があるとしても同じこと、わざわざ手を出すまでもないといった気分だ。
週刊誌は、電車の中吊り広告を見れば充分。世間のゴシップ騒ぎに感度が鈍っているかもしれないが。週刊文春や新潮の中吊り広告は、ネットで見られるので、それで80%判ったような気になる。
最近、電車内で週刊誌や新聞を読むより、スマホを見ている人が多い。駅売りの週刊誌や新聞の売り上げはどれくらい減っているのだろうか。相当落ち込んでいるという話しを聞いたことがある。コンビニも同じではないだろうか。
ところで、コンビニの中には、雑誌コーナーの週刊誌類に、立ち読み防止用のシールを貼るようになった。本の小口に、ビニールシールを2箇所ほど貼って開けられぬようにしているのだ。大型書店や駅の売店では見かけぬ光景だが。コンビニで書籍売り上げの貢献が低くなった結果だろうか。
このところ公立図書館は、雑誌類を充実させている。週刊誌についても、文春、新潮、朝日、ニューズウィークが書棚に並ぶようになった。いつも、誰かが読んでいるらしく、棚にそのまま置かれているのを見たことがない。そんな環境の図書館であっても、週刊誌を進んで読もうという気がしない。センセーショナルな話題があるとしても同じこと、わざわざ手を出すまでもないといった気分だ。
週刊誌は、電車の中吊り広告を見れば充分。世間のゴシップ騒ぎに感度が鈍っているかもしれないが。週刊文春や新潮の中吊り広告は、ネットで見られるので、それで80%判ったような気になる。
2016年11月10日木曜日
子鹿物語
小学校に畳敷きの大広間があって、女子の家庭科の裁縫室に使われていた。テレビもない時代のこと、視聴覚教育として映画鑑賞にも利用された。落ち着きない子どもたちが、畳に座ればおとなしく見るだろうということだったのかもしれない。
文部省推薦のいわゆる教育映画が中心だったが、ディズニー・アニメも組み合わせて映写してくれた。当時、アニメなんて言葉はなかったが、子どもたちを大いに楽しませてくれた。ミッキーマウスたちを見たくてわくわくした。
16ミリフィルムの映写機だったと思う。部屋が暗くなると騒いでいた子ともたちは一斉にスクリーンに集中した。カラカラ音をたてながら投影する映写機の音は、全く気にならなかった。数クラスの生徒が共有する貴重な時間だった。
いつだったか低学年の頃、「子鹿物語(The Yearling)」(1946年制作)を見た。カラーだったこと、子鹿がいたこと、主人公が泣きながら鹿を撃ったこと、今となってはそれくらいで、ストーリーはおぼろだ。ただ、いつも見せられた説教的な白黒の教育映画と違い、別種の物語りがあった。そんな経験でしかなかったけれど、その後アメリカ映画との距離をぐっと近づけることになる。
(Youtubeに登録のMovieclips Trailer Vaultに感謝)
文部省推薦のいわゆる教育映画が中心だったが、ディズニー・アニメも組み合わせて映写してくれた。当時、アニメなんて言葉はなかったが、子どもたちを大いに楽しませてくれた。ミッキーマウスたちを見たくてわくわくした。
16ミリフィルムの映写機だったと思う。部屋が暗くなると騒いでいた子ともたちは一斉にスクリーンに集中した。カラカラ音をたてながら投影する映写機の音は、全く気にならなかった。数クラスの生徒が共有する貴重な時間だった。
いつだったか低学年の頃、「子鹿物語(The Yearling)」(1946年制作)を見た。カラーだったこと、子鹿がいたこと、主人公が泣きながら鹿を撃ったこと、今となってはそれくらいで、ストーリーはおぼろだ。ただ、いつも見せられた説教的な白黒の教育映画と違い、別種の物語りがあった。そんな経験でしかなかったけれど、その後アメリカ映画との距離をぐっと近づけることになる。
(Youtubeに登録のMovieclips Trailer Vaultに感謝)
2016年11月9日水曜日
KBS WORLD「国楽の世界へ」 菊
KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(11/2)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、<菊>に関連した3曲を紹介した。
始めに、「四君子(사군자)」のひとつの「菊」について朝鮮後期の文人李鼎輔(이정보、1693年~1766年)が作った「菊[花]よ(국화야)」の曲について次のように紹介された。
・学識と徳を備えた人を「君子」と言う。君子は、学者(ソンビ)にとって理想の姿だが、世に君子と呼ばれる人はいても、清い香りする人は多くない。そのため、梅、蘭、菊、竹を指して、「四君子」と言う。四君子の、①梅は、雪が溶ける前の春、最も先に花を咲かせる。②蘭は、深い山の中でほのかな香りを漂わせる。③竹は、四季を通して青く、まっすぐ伸びる。最後の、④菊は、霜が降りるまで咲くため、見習うべき対象とされる。
・昔の詩歌に、四君子をテーマにしたものが多い。「平時調(평시조)」という定型詩で、霜にもめげずに耐える菊の様子を歌った「菊よ」という曲がある。朝鮮後期の文人李鼎輔が作ったといわれる。彼は、普段は厳しく強直で、言うべきことは言う性格のため、何度も官職から罷免された。正しいことには、自分の意志を曲げなかった。混乱した世に染まらず、自分の意志を貫く、菊のようなソンビだった。
▼ 平時調で「菊よ」の曲を聴く。孤高に晩秋に咲く菊の花を、穏やかに歌いあげる。
次に、現代の作曲家黄秉冀(황병기、1936年5月31日~)が、徐廷柱(서정주、雅号「未堂」、1915年~2000年)の詩を基に作曲した「菊の傍らで(국화 옆에서)」について次のように紹介された。
・黄秉冀の曲「菊の傍らで」は、詩人徐廷柱が1947年に発表した詩「菊の傍らで」を基にした曲だ。<一輪の菊を咲かせるため、ホトトギスは春から鳴いていた/雷が黒雲の中で泣いていたのも、菊を咲かせるためだった/・・・>といい、菊を<姉のような花>と表現している。
▼ 徐廷柱詩、黄秉冀作曲、「菊の傍で」を歌と弦楽器のコムンゴとカヤグム演奏で聴く。現代感覚する、独白のよう歌う。
最後に、南部地域の南道の(長い民謡調の唱)雑歌「興打令(흥타령)」について次のように紹介された。
・昔のソンビは、秋に菊が咲くと、親しい人々を招いて夜に風流を楽しんだ。四方を塞いだ部屋に明かりを灯し、その前に菊鉢を置いた。すると、壁に花模様の影ができ、水墨画のように影が映ったはず。明かりの位置により影も動いた。南部地域の道雑歌「興打令」は<窓の外に菊を植えて、菊の下に酒を醸しておく>という歌で、<酒が発酵し、菊が咲くと、友が来て、月も明るい。コムンゴなど、夜通しで楽しもう>という内容で、恋しい気持を主題にしている。美しい季節の秋、一輪の菊など見つめながら友が恋しくなる頃でもある。
▼ 南道雑歌「興打令」を聴く。大衆歌謡を思い出させる、情感たっぷりに聞かせてくれる。
始めに、「四君子(사군자)」のひとつの「菊」について朝鮮後期の文人李鼎輔(이정보、1693年~1766年)が作った「菊[花]よ(국화야)」の曲について次のように紹介された。
・学識と徳を備えた人を「君子」と言う。君子は、学者(ソンビ)にとって理想の姿だが、世に君子と呼ばれる人はいても、清い香りする人は多くない。そのため、梅、蘭、菊、竹を指して、「四君子」と言う。四君子の、①梅は、雪が溶ける前の春、最も先に花を咲かせる。②蘭は、深い山の中でほのかな香りを漂わせる。③竹は、四季を通して青く、まっすぐ伸びる。最後の、④菊は、霜が降りるまで咲くため、見習うべき対象とされる。
・昔の詩歌に、四君子をテーマにしたものが多い。「平時調(평시조)」という定型詩で、霜にもめげずに耐える菊の様子を歌った「菊よ」という曲がある。朝鮮後期の文人李鼎輔が作ったといわれる。彼は、普段は厳しく強直で、言うべきことは言う性格のため、何度も官職から罷免された。正しいことには、自分の意志を曲げなかった。混乱した世に染まらず、自分の意志を貫く、菊のようなソンビだった。
次に、現代の作曲家黄秉冀(황병기、1936年5月31日~)が、徐廷柱(서정주、雅号「未堂」、1915年~2000年)の詩を基に作曲した「菊の傍らで(국화 옆에서)」について次のように紹介された。
・黄秉冀の曲「菊の傍らで」は、詩人徐廷柱が1947年に発表した詩「菊の傍らで」を基にした曲だ。<一輪の菊を咲かせるため、ホトトギスは春から鳴いていた/雷が黒雲の中で泣いていたのも、菊を咲かせるためだった/・・・>といい、菊を<姉のような花>と表現している。
▼ 徐廷柱詩、黄秉冀作曲、「菊の傍で」を歌と弦楽器のコムンゴとカヤグム演奏で聴く。現代感覚する、独白のよう歌う。
最後に、南部地域の南道の(長い民謡調の唱)雑歌「興打令(흥타령)」について次のように紹介された。
・昔のソンビは、秋に菊が咲くと、親しい人々を招いて夜に風流を楽しんだ。四方を塞いだ部屋に明かりを灯し、その前に菊鉢を置いた。すると、壁に花模様の影ができ、水墨画のように影が映ったはず。明かりの位置により影も動いた。南部地域の道雑歌「興打令」は<窓の外に菊を植えて、菊の下に酒を醸しておく>という歌で、<酒が発酵し、菊が咲くと、友が来て、月も明るい。コムンゴなど、夜通しで楽しもう>という内容で、恋しい気持を主題にしている。美しい季節の秋、一輪の菊など見つめながら友が恋しくなる頃でもある。
▼ 南道雑歌「興打令」を聴く。大衆歌謡を思い出させる、情感たっぷりに聞かせてくれる。
2016年11月8日火曜日
イ・ソンヒの「冬哀傷」
一日中寒かった。それが理由ではないが、上野の国立西洋美術館で開催中の絵画展へ出かけるのをあきらめた。北方ルネッサンスのピーター・ブリューゲルと同時代のルーカス・クラナッハの作品展だ。躍動的な広がりが特徴なブリューゲルと比べて、どちらかといえば静的な絵柄が印象的だ。特にクラナッハらしい描き方の、「ヴィーナス」*(1532年、シュテーデル美術館蔵)の釣り目がちな視線がいい。北方ルネッサンスの女性像は、イタリア・ルネッサンスのふくよかさと比べて、独特な繊細さがある。
(*) 「ヴィーナス」:リンク先のYoutubeで語られているドイツ語は分かりませんが。音声ガイドか?
(本ブログ関連:”北方ルネッサンス”)
ちなみに、「芸術新潮」今月(11月)号はクラナッハ特集をしている(同誌では「クラーナハ」と呼ぶ)。後日、美術展にうかがい実見したら、あらためて感想を記したい。
そんなわけで、寒さをいいわけにするのではないが、冬らしい曲を聴きたい。イ・ソンヒの5集所収の「冬哀傷(겨울애상)」(1989年)は、冬の夜に月明かりする庭のように冷え冷えした心象を歌う。ちょっと漢詩的な雰囲気もする。創作のきっかけはユニーク。
(本ブログ関連:”冬哀傷”、”イ・ソンヒの「冬哀傷」を作詞した場面”)
星明かりに澄み映える 私の悲しい顔よ
雁が鳴きながら 飛び去る 空を 見る
懐かしさ雪のように積もり 丘を転がり超えて
青い月明かり 降り注ぐ 私の空っぽの 庭に
*
風は木の葉を 吹きたてて 消えたが
なぜ痛く懐かしい小船は 私の胸に浮かんでいるのか
消すことが できないのか
冬になるとよみがえる姿
青く冷たい 私の愛
凍ってしまった悲しい後姿
(*以下繰り返し)
凍ってしまった悲しい後姿
次のYoutube映像は、慶尚南道昌寧郡の洛東江が流れる近くにある「牛浦沼(うぽぬま、우포늪)」だそうだが、墨絵のような光景が美しい。(資料:”Koreana”(日本語版)AUTUMN 2009 VOL.16 NO.2)
(Youtubeに登録のLinon Medien、ksj25374110に感謝)
(*) 「ヴィーナス」:リンク先のYoutubeで語られているドイツ語は分かりませんが。音声ガイドか?
(本ブログ関連:”北方ルネッサンス”)
ちなみに、「芸術新潮」今月(11月)号はクラナッハ特集をしている(同誌では「クラーナハ」と呼ぶ)。後日、美術展にうかがい実見したら、あらためて感想を記したい。
そんなわけで、寒さをいいわけにするのではないが、冬らしい曲を聴きたい。イ・ソンヒの5集所収の「冬哀傷(겨울애상)」(1989年)は、冬の夜に月明かりする庭のように冷え冷えした心象を歌う。ちょっと漢詩的な雰囲気もする。創作のきっかけはユニーク。
(本ブログ関連:”冬哀傷”、”イ・ソンヒの「冬哀傷」を作詞した場面”)
星明かりに澄み映える 私の悲しい顔よ
雁が鳴きながら 飛び去る 空を 見る
懐かしさ雪のように積もり 丘を転がり超えて
青い月明かり 降り注ぐ 私の空っぽの 庭に
*
風は木の葉を 吹きたてて 消えたが
なぜ痛く懐かしい小船は 私の胸に浮かんでいるのか
消すことが できないのか
冬になるとよみがえる姿
青く冷たい 私の愛
凍ってしまった悲しい後姿
(*以下繰り返し)
凍ってしまった悲しい後姿
次のYoutube映像は、慶尚南道昌寧郡の洛東江が流れる近くにある「牛浦沼(うぽぬま、우포늪)」だそうだが、墨絵のような光景が美しい。(資料:”Koreana”(日本語版)AUTUMN 2009 VOL.16 NO.2)
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2016年11月7日月曜日
立冬 2016
今日は冬のスタート、二十四節気の「立冬」だ。立冬の「立」の文字に、厳しい冬への出で立ちを予感させるが、そうは言っても直前の秋が夏と仕切りがつかぬままだったし、こちらの気持ちも定まらぬ。でも、気温は次第に低まるという。
(本ブログ関連:”立冬”)
昼間は、日向と日影に温度差があるものの、風が吹けばそれどころでない。夜ともなれば冬かと思うばかり。教室へ向かう途中、余りの寒さに手袋を買ってしまった。そんな寒さのせいではないが、授業はグダグダ、萎えて帰り道は一層凍える。
そこで楽しく行こうじゃないか。去年の立冬に、Dean Martinの「Winter Wonderland」(1934年、作詞Richard B. Smith、作曲Felix Bernard)を聴いたので、今年は我が青春のシンボル、Elvis Presleyのロック調でどうだろうか。一足早く、不思議の銀世界で子どもに戻ってみよう。
(Youtubeに登録のAnton van Dijkenに感謝)
(本ブログ関連:”立冬”)
昼間は、日向と日影に温度差があるものの、風が吹けばそれどころでない。夜ともなれば冬かと思うばかり。教室へ向かう途中、余りの寒さに手袋を買ってしまった。そんな寒さのせいではないが、授業はグダグダ、萎えて帰り道は一層凍える。
そこで楽しく行こうじゃないか。去年の立冬に、Dean Martinの「Winter Wonderland」(1934年、作詞Richard B. Smith、作曲Felix Bernard)を聴いたので、今年は我が青春のシンボル、Elvis Presleyのロック調でどうだろうか。一足早く、不思議の銀世界で子どもに戻ってみよう。
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2016年11月6日日曜日
イ・ソンヒ 「The Great Concert」今年に続き来年初も開催
イ・ソンヒのコンサート「The Great Concert」は、今年の9月2日にソウル世宗文化会館での公演をかわきりに、大邸から昌原へ全国ツアーを実施することになっていて、12月で完了と思っていた。ところが、インターパークのコンサート案内を見ると、次の通り来年初1月に水原、2月に議政府での開催が予定されている。
(本風ブログ関連:”The Great Concert”)
下記(参考)の通り、全国ツアーの規模も従前と同じになった。この情報、だいぶ前から周知のことで、気付くのが遅かっただけかもしれない。
2016 コンサ-ト ”The Great Concert”9/2-4
------------------------------------------------------
・ソウル09.02-04:「世宗文化会館」 ★9.4レポート
・大邱 09.24-25:「EXCO5階コンベンションホール」
・全州 10.07-08:「韓国音(ソリ)文化の殿堂」野外音楽堂
・光州 10.22:「光州女子大学」ユニバーシアード体育館
・大田 11.05-06:「大田貿易展示館」
・釜山 11.19-20:
・仁川 12.03:
・高陽 12.17:
・昌原 12.31:
・水原 ’17.01.21-22:
・議政府 ’17.02.04-05:
------------------------------------------------------
(参考)
イ・ソンヒの最近2009年、2011年、2014年の世宗文化会館および全国ツアー開催都市は次の通り。
2014 コンサート”歌うイ・ソンヒ”4/18-20
・ソウル 04.18-20:「世宗文化会館」 ★4.19レポート
・大邱 05.10-11:「大邱エクスコ・コンベンションホール」
・蔚山 05.24-25:「蔚山東川体育館」
・光州 06.07-08:「金大中コンベンションセンター」
・城南 06.14-15:「城南アートセンターオペラハウス」
・釜山 06.28-29:「KBSホール」
・富川 07.12-13:「富川室内体育館」
・全州 08.30-31:「韓国ソリ文化の殿堂 モアク堂」
・安養 09.13-14:「安養室内体育館」
・大田 10.04-05:「忠南大正心華国際文化会館正心華ホール」
・昌原 10.17-18:「昌原城山アートホール大劇場」
・高揚 11.01-02:「高揚アラムヌリ アラム劇場」
・水原 11.15-16:「水原室内体育館」(予)
2011 コンサート"5月の陽ざし"5/21-22
(海外)
・ニューヨーク 02.03(木):「カーネギーホール(Stern/Perelman)」
(国内)
・ソウル 05.21(土)-22(日):「世宗文化会館」 ★5.21レポート
・水原 07.02(土)-03(日):文化の殿堂 幸せ劇場
・高陽 07.09(土)-10(日):高陽アラムヌリ アラム劇場
・大田 07.16(土)-17(日):忠南大 チョンシムファホール
・釜山 09.03(土)-04(日):KBS釜山ホール
・全州 09.17(土)-18(日):全北大 三星文化会館
・仁川 10.08(土):サムサン・ワールド体育館
・光州 11.05(土)-06(日):光州文化芸術会館 大劇場
・大邱 11.12(土)-13(日):大邱EXCO本館 5階
・晋州 11.19(土)-20(日):慶南文化芸術会館
2009 コンサート"招待" 4/1-4/5
・ソウル(서울) 04.01-05:「COEXオーディトリウム」 ★4.2レポート
・仁川 05.16(土):「仁川サムサンワールド体育館」
・全州 06.27(土):「韓国音文化の殿堂モアクダン」
・清州 07.05(日):「清州芸術の殿堂大公演会場」
・水原 07.11(土):「京畿道文化の殿堂大ホール」
・城南 08.15(土):「城南アートセンターオペラハウス」
・高揚 09.05(土):「高揚アラムヌリ アラム劇場」
・大邱 09.12(土):「大邱市民会館大劇場」
・釜山 10.24(土):「KBS釜山ホール」
・大田 11.01(日):「忠南大 チョンシムファホール」
(本風ブログ関連:”The Great Concert”)
下記(参考)の通り、全国ツアーの規模も従前と同じになった。この情報、だいぶ前から周知のことで、気付くのが遅かっただけかもしれない。
2016 コンサ-ト ”The Great Concert”9/2-4
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・ソウル09.02-04:「世宗文化会館」 ★9.4レポート
・大邱 09.24-25:「EXCO5階コンベンションホール」
・全州 10.07-08:「韓国音(ソリ)文化の殿堂」野外音楽堂
・光州 10.22:「光州女子大学」ユニバーシアード体育館
・大田 11.05-06:「大田貿易展示館」
・釜山 11.19-20:
・仁川 12.03:
・高陽 12.17:
・昌原 12.31:
・水原 ’17.01.21-22:
・議政府 ’17.02.04-05:
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(参考)
イ・ソンヒの最近2009年、2011年、2014年の世宗文化会館および全国ツアー開催都市は次の通り。
2014 コンサート”歌うイ・ソンヒ”4/18-20
・ソウル 04.18-20:「世宗文化会館」 ★4.19レポート
・大邱 05.10-11:「大邱エクスコ・コンベンションホール」
・蔚山 05.24-25:「蔚山東川体育館」
・光州 06.07-08:「金大中コンベンションセンター」
・城南 06.14-15:「城南アートセンターオペラハウス」
・釜山 06.28-29:「KBSホール」
・富川 07.12-13:「富川室内体育館」
・全州 08.30-31:「韓国ソリ文化の殿堂 モアク堂」
・安養 09.13-14:「安養室内体育館」
・大田 10.04-05:「忠南大正心華国際文化会館正心華ホール」
・昌原 10.17-18:「昌原城山アートホール大劇場」
・高揚 11.01-02:「高揚アラムヌリ アラム劇場」
・水原 11.15-16:「水原室内体育館」(予)
2011 コンサート"5月の陽ざし"5/21-22
(海外)
・ニューヨーク 02.03(木):「カーネギーホール(Stern/Perelman)」
(国内)
・ソウル 05.21(土)-22(日):「世宗文化会館」 ★5.21レポート
・水原 07.02(土)-03(日):文化の殿堂 幸せ劇場
・高陽 07.09(土)-10(日):高陽アラムヌリ アラム劇場
・大田 07.16(土)-17(日):忠南大 チョンシムファホール
・釜山 09.03(土)-04(日):KBS釜山ホール
・全州 09.17(土)-18(日):全北大 三星文化会館
・仁川 10.08(土):サムサン・ワールド体育館
・光州 11.05(土)-06(日):光州文化芸術会館 大劇場
・大邱 11.12(土)-13(日):大邱EXCO本館 5階
・晋州 11.19(土)-20(日):慶南文化芸術会館
2009 コンサート"招待" 4/1-4/5
・ソウル(서울) 04.01-05:「COEXオーディトリウム」 ★4.2レポート
・仁川 05.16(土):「仁川サムサンワールド体育館」
・全州 06.27(土):「韓国音文化の殿堂モアクダン」
・清州 07.05(日):「清州芸術の殿堂大公演会場」
・水原 07.11(土):「京畿道文化の殿堂大ホール」
・城南 08.15(土):「城南アートセンターオペラハウス」
・高揚 09.05(土):「高揚アラムヌリ アラム劇場」
・大邱 09.12(土):「大邱市民会館大劇場」
・釜山 10.24(土):「KBS釜山ホール」
・大田 11.01(日):「忠南大 チョンシムファホール」
2016年11月5日土曜日
イ・ソンヒの「あなたが私を愛されるなら」
イ・ソンヒの7集所収の「あなたが私を愛されるなら(그대가 나를 사랑하신다면)」(1991年、作詞キム・ミソン、作曲キム・ジンリョン)は、バラード中のバラードといってよく、ファンにとても愛される曲だ。そして美しい。
それが証拠に、最近の彼女のコンサートで、前回の「歌うイ・ソンヒ」(2014/4/19、世宗文化会館)だけでなく、今年9月のコンサート「The Great Concert」(9/4、世宗文化会館)でも歌われた。ファンは待ち望んでいる。
(本ブログ関連:”あなたが私を愛されるなら”)
この曲ほど、多くのファンが思い入れたっぷりに、様々な画像を駆使してYoutubeに登録しているのものはない。ファンにとって、感傷に酔い、恋情に溺れるための旋律かもしれない。果たして通好みかどうか知らないが、「愛」が全能であるファンには充分過ぎる曲だ。
あなた本当に 私を愛してるなら
今のようにだけ 私を愛してください
あなた本当に 私を望まれるなら
心の中だけで 私を愛してください
*あなたの目に映った私が、余りに痛々しく見えて
その痛みを和らげようと、私に来るのなら
目の前に私が見えなくて振り返ると
しだいに遠のく心、私に来るのなら
あなた本当に 私を愛してるなら
あなた本当に 私を望まれるなら
(*以下繰り返し)
あなた本当に 私を愛してるなら
あなた本当に 私を望まれるなら
(Youtubeに登録のJung Sook Kimに感謝)
それが証拠に、最近の彼女のコンサートで、前回の「歌うイ・ソンヒ」(2014/4/19、世宗文化会館)だけでなく、今年9月のコンサート「The Great Concert」(9/4、世宗文化会館)でも歌われた。ファンは待ち望んでいる。
(本ブログ関連:”あなたが私を愛されるなら”)
この曲ほど、多くのファンが思い入れたっぷりに、様々な画像を駆使してYoutubeに登録しているのものはない。ファンにとって、感傷に酔い、恋情に溺れるための旋律かもしれない。果たして通好みかどうか知らないが、「愛」が全能であるファンには充分過ぎる曲だ。
あなた本当に 私を愛してるなら
今のようにだけ 私を愛してください
あなた本当に 私を望まれるなら
心の中だけで 私を愛してください
*あなたの目に映った私が、余りに痛々しく見えて
その痛みを和らげようと、私に来るのなら
目の前に私が見えなくて振り返ると
しだいに遠のく心、私に来るのなら
あなた本当に 私を愛してるなら
あなた本当に 私を望まれるなら
(*以下繰り返し)
あなた本当に 私を愛してるなら
あなた本当に 私を望まれるなら
(Youtubeに登録のJung Sook Kimに感謝)
2016年11月4日金曜日
KBS WORLD「国楽の世界へ」 人の本分を悟らせる曲
KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(10/26)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、<人の本分を悟らせる曲>に関連した3曲を紹介した。
始めに、パンソリ「春香歌(춘향가)」で、朝鮮後期、「暗行御史(암행어사)」として働く李夢龍(이몽룡)を次のように紹介された。
・パンソリ「春香歌」は、妓生の娘春香と李夢龍の愛を歌う。李夢龍は、国王直属の「暗行御史」という官吏となり、密かに地方の民情や、行政の不備を探った。暗行御史となった彼は、一番先に春香を訪ねた。南原(全羅北道の南東)の地方官は、仕事せず、むやみに宴会を開き、民を苦しめていたし、罪のない春香をいじめた。李夢龍は、貧しい姿で地方官の宴会に行き、上流の両斑をからかったが、追い出されそうになって詩を歌う。<高級な器と美味い酒は民の血と涙>という内容だ。
▼ 「春香歌」から「官吏が現れる場面(어사출도 대목)」を聴く。怨嗟吐き出すような力強さみなぎる。
金樽美酒千人血
玉盤佳肴万姓膏
燭漏落時民漏落
歌声高処怨声高
次に、ソンビの申光洙(신광수、1712年~1775年)の詩唱(시창)、「關山戎馬(관산융마)」について次のように紹介された。
・パンソリは、詞を漢詩文にして権威づけて歌う。朝鮮時代の学識者ソンビらは、自ら心を詩で表現した。彼らには、詩作が日常だった。役人任用試験の「科挙」でも、与えられたテーマに合わせて詩作したものだ。中には、人々に広く伝わり、今では歌として歌われているものもある。代表的な歌に、漢詩にリズムをつけた詩唱の「關山戎馬」の曲がある。ソンビの申光洙が科挙試験で作った詩で、秋のわびしい情緒のリズムが今でも親しまれている。楼閣に上って、關山の戦いが終わらないことを嘆く意の題名で、国中が騒がしく、民が安らかでない様子を表した歌だ。
・ところで、申光洙は、後日平壌で妓生の牧丹(모란)と舟遊びを楽しんだ。牧丹がこの歌を歌うと、空の雲も止まってしまったという。川の上で聞いた曲が、なんと美しかったことか。
▼ <秋の川はわびしく、魚も寒さを感じるだろうに、人は西風に当たって楼閣にいる>で始まる詩唱「關山戎馬」を聴く。余韻深く。
秋江寂寞魚竜冷
人在西風仲宣楼
梅花万国聴暮笛
桃竹残年随白鴎
最後に、科挙試験で作詩されたものを基にした「竹枝詞(죽지사)」について次のように紹介された。
・ソンビが科挙試験で作詩したのを基にした歌「竹枝詞」がある。竹枝詞は、まっすぐ育つ竹に例えて、人の堅固な意志を歌った。<天と地は老いることがなく、月はいつまでも浮いているのに/ひっそりとした川と山はやっと百年が経った/・・・>という。人間がどれだけ小さい存在かを、そして宇宙時間で見れば限りなく短い人間の人生を語っており、どう生きるべきか、考えさせる歌詞だ。
▼ 歌「竹枝詞」を聴く。宇宙の無限と比べて「自省」する・・・そんな気にさせる、アウレリウスもさぞや。
乾坤不老月長在
寂寞江山今百年・・・
始めに、パンソリ「春香歌(춘향가)」で、朝鮮後期、「暗行御史(암행어사)」として働く李夢龍(이몽룡)を次のように紹介された。
・パンソリ「春香歌」は、妓生の娘春香と李夢龍の愛を歌う。李夢龍は、国王直属の「暗行御史」という官吏となり、密かに地方の民情や、行政の不備を探った。暗行御史となった彼は、一番先に春香を訪ねた。南原(全羅北道の南東)の地方官は、仕事せず、むやみに宴会を開き、民を苦しめていたし、罪のない春香をいじめた。李夢龍は、貧しい姿で地方官の宴会に行き、上流の両斑をからかったが、追い出されそうになって詩を歌う。<高級な器と美味い酒は民の血と涙>という内容だ。
金樽美酒千人血
玉盤佳肴万姓膏
燭漏落時民漏落
歌声高処怨声高
次に、ソンビの申光洙(신광수、1712年~1775年)の詩唱(시창)、「關山戎馬(관산융마)」について次のように紹介された。
・パンソリは、詞を漢詩文にして権威づけて歌う。朝鮮時代の学識者ソンビらは、自ら心を詩で表現した。彼らには、詩作が日常だった。役人任用試験の「科挙」でも、与えられたテーマに合わせて詩作したものだ。中には、人々に広く伝わり、今では歌として歌われているものもある。代表的な歌に、漢詩にリズムをつけた詩唱の「關山戎馬」の曲がある。ソンビの申光洙が科挙試験で作った詩で、秋のわびしい情緒のリズムが今でも親しまれている。楼閣に上って、關山の戦いが終わらないことを嘆く意の題名で、国中が騒がしく、民が安らかでない様子を表した歌だ。
・ところで、申光洙は、後日平壌で妓生の牧丹(모란)と舟遊びを楽しんだ。牧丹がこの歌を歌うと、空の雲も止まってしまったという。川の上で聞いた曲が、なんと美しかったことか。
▼ <秋の川はわびしく、魚も寒さを感じるだろうに、人は西風に当たって楼閣にいる>で始まる詩唱「關山戎馬」を聴く。余韻深く。
秋江寂寞魚竜冷
人在西風仲宣楼
梅花万国聴暮笛
桃竹残年随白鴎
最後に、科挙試験で作詩されたものを基にした「竹枝詞(죽지사)」について次のように紹介された。
・ソンビが科挙試験で作詩したのを基にした歌「竹枝詞」がある。竹枝詞は、まっすぐ育つ竹に例えて、人の堅固な意志を歌った。<天と地は老いることがなく、月はいつまでも浮いているのに/ひっそりとした川と山はやっと百年が経った/・・・>という。人間がどれだけ小さい存在かを、そして宇宙時間で見れば限りなく短い人間の人生を語っており、どう生きるべきか、考えさせる歌詞だ。
▼ 歌「竹枝詞」を聴く。宇宙の無限と比べて「自省」する・・・そんな気にさせる、アウレリウスもさぞや。
乾坤不老月長在
寂寞江山今百年・・・
2016年11月3日木曜日
文化の日 2016
祝日「文化の日」だからといって、庶民としては文化とよほどに無縁だった。祝日に相応しく? 近所を散歩したが、昼過ぎの日向と日影の寒暖差は激しく、そのうえ北風は寒い。厚着してよかったという感想しかない。
(本ブログ関連:”文化の日”)
図書館に寄ったところ、入り口に、読者の利用に恵まれなかった、つまり誰にも読まれない本が「再利用図書」として処分されていた。ご自由のお持ち帰りくださいというわけだ。ときたま見る光景だが、興味ありそうな本と出会ったことはない。
今回どうしたことか、まるで手付かずのような綺麗なままの 「鉱物 ウォーキングガイド 全国版」が置かれていたのだ。もしかしたら、図書館に購入申請した利用者が読んだだけで終わったのかもしれない。このまま放置はできないと、連れて帰った。でもこの本はすでに購入済みなのだ。で、どうするかって? 鉱物仲間で希望する方を探して差しあげようと思っている。
(本ブログ関連:”鉱物 ウォーキングガイド”)
ところで、最近、膝が芳しくなくて、鉱物採集をしばらく止んでいる。この活動については、「再利用」なんて考えが当てはまらないので悩みどころだ。
(本ブログ関連:”文化の日”)
図書館に寄ったところ、入り口に、読者の利用に恵まれなかった、つまり誰にも読まれない本が「再利用図書」として処分されていた。ご自由のお持ち帰りくださいというわけだ。ときたま見る光景だが、興味ありそうな本と出会ったことはない。
今回どうしたことか、まるで手付かずのような綺麗なままの 「鉱物 ウォーキングガイド 全国版」が置かれていたのだ。もしかしたら、図書館に購入申請した利用者が読んだだけで終わったのかもしれない。このまま放置はできないと、連れて帰った。でもこの本はすでに購入済みなのだ。で、どうするかって? 鉱物仲間で希望する方を探して差しあげようと思っている。
(本ブログ関連:”鉱物 ウォーキングガイド”)
ところで、最近、膝が芳しくなくて、鉱物採集をしばらく止んでいる。この活動については、「再利用」なんて考えが当てはまらないので悩みどころだ。
2016年11月2日水曜日
妻帯僧(帯妻僧)
韓国の仏教新聞の書評記事、「仏教の生活方式・文化を訪れる歴史旅行」(10/31、アン・ジクス記者)は、同紙記者チャン・ヨンソプ(ペンネーム、チャン・ウンヨン)が著した、「仏教に関する些細だが、決定的な問い49」(ダムエンブックス)を紹介している。
同書は、仏教について一般的な49の質問、「尋ねるには曖昧な、些細だが気になる問い」に回答するという。僧侶がなぜ菜食(精進料理)なのか、仏教から見た「神」とは、「高僧」とはどういう僧侶なのかなど、いってみれば素朴な疑問に解説回答している。
そのなかで、イ・ソンヒの父親に関連して、僧侶の妻帯(韓国では”帯妻”)の解説があり、次のような説明(⇒引用)がある。余りにさらりと書き流しているが、韓国の仏教界の独特な内情について、戦後史も含めて特有な性格の理解が必要と思われるのだが・・・。
(本ブログ関連:”妻帯僧”、”韓国仏教”)
------------------------------------------
「歌手イ・ソンヒ氏が、ある放送で、父が帯妻僧(대처승)であったという事実を告白した。父のために幼い頃いじめを受けたというイ・ソンヒ氏のやるせない話しのように、帯妻僧は現代史のシミとして残っている。一時は、帯妻僧が韓国仏教の主流だった時代があった。僧侶の帯妻は日本から渡ってきた風習だ。12世紀以前まで、日本の仏教は修行者に結婚生活を許諾しなかった。明治維新以前の日本では女性と同衾した僧侶を刑事処罰できたが、1872年3月、(キリスト教)プロテスタント牧師を意識して、政権は僧侶にも帯妻を許諾した。」
------------------------------------------
韓国仏教には、妻帯を認める「太古宗」(韓国仏教界最大宗派で妻帯を認めない「曹渓宗」に次ぐ第2位の宗派)などがある。イ・ソンヒの父親は、仏教音楽「梵唄(ぼんばい:범패)」の指導者であったという。所属宗派は、イ・ソンヒの言葉によれば「一乗宗」、ネット情報では「太古宗」というものもある。
(参考)
・浄土真宗、親鸞の夢(1201年)
・明治5年(1872年)4月25日、太政官布告第133号 「僧侶肉食妻帯蓄髪並ニ法用ノ外ハ一般ノ服着用随意タラシム」
同書は、仏教について一般的な49の質問、「尋ねるには曖昧な、些細だが気になる問い」に回答するという。僧侶がなぜ菜食(精進料理)なのか、仏教から見た「神」とは、「高僧」とはどういう僧侶なのかなど、いってみれば素朴な疑問に解説回答している。
そのなかで、イ・ソンヒの父親に関連して、僧侶の妻帯(韓国では”帯妻”)の解説があり、次のような説明(⇒引用)がある。余りにさらりと書き流しているが、韓国の仏教界の独特な内情について、戦後史も含めて特有な性格の理解が必要と思われるのだが・・・。
(本ブログ関連:”妻帯僧”、”韓国仏教”)
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「歌手イ・ソンヒ氏が、ある放送で、父が帯妻僧(대처승)であったという事実を告白した。父のために幼い頃いじめを受けたというイ・ソンヒ氏のやるせない話しのように、帯妻僧は現代史のシミとして残っている。一時は、帯妻僧が韓国仏教の主流だった時代があった。僧侶の帯妻は日本から渡ってきた風習だ。12世紀以前まで、日本の仏教は修行者に結婚生活を許諾しなかった。明治維新以前の日本では女性と同衾した僧侶を刑事処罰できたが、1872年3月、(キリスト教)プロテスタント牧師を意識して、政権は僧侶にも帯妻を許諾した。」
------------------------------------------
韓国仏教には、妻帯を認める「太古宗」(韓国仏教界最大宗派で妻帯を認めない「曹渓宗」に次ぐ第2位の宗派)などがある。イ・ソンヒの父親は、仏教音楽「梵唄(ぼんばい:범패)」の指導者であったという。所属宗派は、イ・ソンヒの言葉によれば「一乗宗」、ネット情報では「太古宗」というものもある。
(参考)
・浄土真宗、親鸞の夢(1201年)
・明治5年(1872年)4月25日、太政官布告第133号 「僧侶肉食妻帯蓄髪並ニ法用ノ外ハ一般ノ服着用随意タラシム」
2016年11月1日火曜日
今年も残り2ヶ月しかない
昨晩、余りの冷え込みに、冬支度して出かけた。その途中、線路脇の暗くて狭い小道に、ハロウィン衣装に身を包んだ子どもたちと、その付き添いの親で溢れていた。あれは一体何だったのだろうか。
朝方の小雨は、昼までにすっかり止み、突き抜けるような青空になった。まるで台風一過。日射も風も清々しい。そんな日向の暖かさに気が緩んだけれど、夜ともなれば、晩秋を思い知る。今年の秋は、夏の混乱に掻き回され、風情を楽しむ間もなく冬に突入したようだ。
今日から11月。1年の10/12が過ぎて、残るは1/6、2ヵ月しかない。ハロウィンも終われば、クリスマス、正月と慌ただしい。書店には、来年のカレンダーが吊るされ、年賀状図案ソフト本が平積みされている。次々と行事や風習は、忘れさせまいと待っている。
ところで、先日、冬服を求めて店内を廻っていたら姿見があってのけぞってしまった。私が顔を横に向けると、そいつも横を向いた。息子が子どものころ好きだった漫画、「浦安鉄筋家族」に出てきそうなおじさんが立っていたのだ。
昭和の臭い満載のドタバタ漫画、いい歳したおじさんまでも(陰で)笑い転げた。それにしても、登場人物のデフォルメに少々悪意すら感じたものだ。
(Youtubeに登録のCatherineに感謝)
朝方の小雨は、昼までにすっかり止み、突き抜けるような青空になった。まるで台風一過。日射も風も清々しい。そんな日向の暖かさに気が緩んだけれど、夜ともなれば、晩秋を思い知る。今年の秋は、夏の混乱に掻き回され、風情を楽しむ間もなく冬に突入したようだ。
今日から11月。1年の10/12が過ぎて、残るは1/6、2ヵ月しかない。ハロウィンも終われば、クリスマス、正月と慌ただしい。書店には、来年のカレンダーが吊るされ、年賀状図案ソフト本が平積みされている。次々と行事や風習は、忘れさせまいと待っている。
ところで、先日、冬服を求めて店内を廻っていたら姿見があってのけぞってしまった。私が顔を横に向けると、そいつも横を向いた。息子が子どものころ好きだった漫画、「浦安鉄筋家族」に出てきそうなおじさんが立っていたのだ。
昭和の臭い満載のドタバタ漫画、いい歳したおじさんまでも(陰で)笑い転げた。それにしても、登場人物のデフォルメに少々悪意すら感じたものだ。
(Youtubeに登録のCatherineに感謝)
2016年10月31日月曜日
イ・ソンヒとSBS「青い海の伝説」
イ・ソンヒがTVドラマのOST(劇中歌)に挑むと、スポーツ東亜の記事、「【単独(=スクープ)】 イ・ソンヒ - ユン・ミレ、チョン・ジヒョンとイ・ミンホ主演の『青い海の伝説(푸른 바다의 전설)』のOST」(10/28、チャン・キョングク記者)は次のように伝えている。(抜粋)
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・東亜ドットコムの取材結果、歌手イ・ソンヒとユン・ミレは、至近の(SBS)ドラマ「青い海の伝説」に合流することを決めた。来る16日初放送を目前に控えているだけに、11月初めに音源が公開される予定だ。二人の他にも、国内最上級の歌手が加勢する見込みである。
・「青い海の伝説」は、絶滅寸前の地球最後の人魚が、都市の天才詐欺師と会い、陸の生活に適応しておこなわれる予測不能の事件を通じ、笑いと喜びをもたらすファンタジー・ロマンスのジャンル。過去と現在を行き来する縁(因縁)の話を繰り広げて視聴者たちに新しい経験をプレゼントすると期待を集めている。
・イ・ソンヒは、映画「王の男」(⇒「因縁(인연)」)、SBSドラマ「僕のガールフレンドは九尾狐」(⇒「狐の嫁入り」)などのOSTに参加した。ユン・ミレも上半期の話題作である「太陽の後裔」のOSTに参加して大きな愛(支持)を受けた。二人が歌ったOSTは、映画だけでなく、TVドラマ中の名場面に挿入され、劇に対する集中(没入)感を高めてくれたりした。
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このドラマ、果たしてどのように展開されるのだろうか。TVドラマ「僕のガールフレンドは九尾狐」もそうだったが、時間と世界を超えた異類婚姻譚だったり、「人魚姫」や「赤い蝋燭と人魚」のような童話風(ただし、これらは厳しいストーリーだが)なのかもしれない。何となく2つ目を狙っているような。でも、「笑いと喜びをもたらすファンタジー・ロマンス」という但し書きがあるので、きっとハッピーエンドになるだろう。視聴者の評判がよければ、いずれレンタルDVDで・・・。
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・東亜ドットコムの取材結果、歌手イ・ソンヒとユン・ミレは、至近の(SBS)ドラマ「青い海の伝説」に合流することを決めた。来る16日初放送を目前に控えているだけに、11月初めに音源が公開される予定だ。二人の他にも、国内最上級の歌手が加勢する見込みである。
・「青い海の伝説」は、絶滅寸前の地球最後の人魚が、都市の天才詐欺師と会い、陸の生活に適応しておこなわれる予測不能の事件を通じ、笑いと喜びをもたらすファンタジー・ロマンスのジャンル。過去と現在を行き来する縁(因縁)の話を繰り広げて視聴者たちに新しい経験をプレゼントすると期待を集めている。
・イ・ソンヒは、映画「王の男」(⇒「因縁(인연)」)、SBSドラマ「僕のガールフレンドは九尾狐」(⇒「狐の嫁入り」)などのOSTに参加した。ユン・ミレも上半期の話題作である「太陽の後裔」のOSTに参加して大きな愛(支持)を受けた。二人が歌ったOSTは、映画だけでなく、TVドラマ中の名場面に挿入され、劇に対する集中(没入)感を高めてくれたりした。
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このドラマ、果たしてどのように展開されるのだろうか。TVドラマ「僕のガールフレンドは九尾狐」もそうだったが、時間と世界を超えた異類婚姻譚だったり、「人魚姫」や「赤い蝋燭と人魚」のような童話風(ただし、これらは厳しいストーリーだが)なのかもしれない。何となく2つ目を狙っているような。でも、「笑いと喜びをもたらすファンタジー・ロマンス」という但し書きがあるので、きっとハッピーエンドになるだろう。視聴者の評判がよければ、いずれレンタルDVDで・・・。
2016年10月30日日曜日
大西宇宙飛行士帰還
大西卓哉宇宙飛行士、お帰りなさい。
今年、7月7日七夕に、宇宙へ飛んだ大西卓哉宇宙飛行士(11人目)は、ISS(国際宇宙ステーション)の第48/49次 長期滞在クルーとして約4ヶ月間滞在し、本日ソユーズ宇宙船(47S/MS-01)で、午後0時58分、中央アジア・カザフスタンの平原に無事帰還した。第一声は「地球は空気が本当に気持ちいい」だそうだ。さぞや美味しかっただろう!
(本ブログ関連:”大西宇宙飛行士”)
大西宇宙飛行士は元ANAパイロットであり、前任の日本人宇宙飛行士油井亀美也宇宙飛行士は航空自衛隊のテストパイロットだった。日本の宇宙飛行士に、航空関係者が続けて着任したのは、航空ファンにとってうれしいかぎり。
一般向けに、油井宇宙飛行士による報告会(3/16)があったように、大西宇宙飛行士も同様開くことだろう、大いに期待したい。(大西宇宙飛行士の分かりやすい成果説明を楽しみたい)
ところで、来年11月ごろ国際宇宙ステーションに長期滞在する日本人宇宙飛行士(12人目)は、金井宣茂氏とのこと、希望が続く。
(Youtubeに登録のpomピカットに感謝)
今年、7月7日七夕に、宇宙へ飛んだ大西卓哉宇宙飛行士(11人目)は、ISS(国際宇宙ステーション)の第48/49次 長期滞在クルーとして約4ヶ月間滞在し、本日ソユーズ宇宙船(47S/MS-01)で、午後0時58分、中央アジア・カザフスタンの平原に無事帰還した。第一声は「地球は空気が本当に気持ちいい」だそうだ。さぞや美味しかっただろう!
(本ブログ関連:”大西宇宙飛行士”)
大西宇宙飛行士は元ANAパイロットであり、前任の日本人宇宙飛行士油井亀美也宇宙飛行士は航空自衛隊のテストパイロットだった。日本の宇宙飛行士に、航空関係者が続けて着任したのは、航空ファンにとってうれしいかぎり。
一般向けに、油井宇宙飛行士による報告会(3/16)があったように、大西宇宙飛行士も同様開くことだろう、大いに期待したい。(大西宇宙飛行士の分かりやすい成果説明を楽しみたい)
ところで、来年11月ごろ国際宇宙ステーションに長期滞在する日本人宇宙飛行士(12人目)は、金井宣茂氏とのこと、希望が続く。
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2016年10月29日土曜日
ハロウィンを受け入れること
世の中、習慣といわれるものは、モードでフォーマルがあるように、いつの間にか流行(はやり)が固定して様式化されたもの。神道の「初詣」も「神前結婚式」もそうだった。今では当たり前のことだが、始めは奇異だったろう、さぞ違和感を感じられたかもしれない。でも、そこにつながる源流があったればこそなのだ。
ところが「ハロウィン」は、いまだに疑問を感じている。でも、それは風物として習慣化し、行事となってしまったようだ。最早、合点いかぬと言えば、時代遅れだの烙印を押されかねない。むげに逆らえば孤立する。といって承服とか、したり顔もしたくない。ただ、若者の遊びがひとつ増えたぐらいに傍観するしかない。
(本ブログ関連:”ハロウィン”)
私にしたら、ハロウィンは、レイ・ブラッドベリのSFファンタジー小説で初めて知った、文字を空想に置き換えた世界だった。だから今様の騒ぎを見ると、漫画を生身の役者が演じる「実写化」といったものに対して、若者よ、君らだって異論はあるだろう。そういうことなんだよ。
まあいいや、ハロウィンを受け入れよう。そして、それに乗じてちょっと他愛ないことでもしてみよう。
(レイ・ブラッドベリ原作 ”The Halloween Tree”のアニメ化より: メインタイトル”)
(Youtubeに登録のess89に感謝)
ところが「ハロウィン」は、いまだに疑問を感じている。でも、それは風物として習慣化し、行事となってしまったようだ。最早、合点いかぬと言えば、時代遅れだの烙印を押されかねない。むげに逆らえば孤立する。といって承服とか、したり顔もしたくない。ただ、若者の遊びがひとつ増えたぐらいに傍観するしかない。
(本ブログ関連:”ハロウィン”)
私にしたら、ハロウィンは、レイ・ブラッドベリのSFファンタジー小説で初めて知った、文字を空想に置き換えた世界だった。だから今様の騒ぎを見ると、漫画を生身の役者が演じる「実写化」といったものに対して、若者よ、君らだって異論はあるだろう。そういうことなんだよ。
まあいいや、ハロウィンを受け入れよう。そして、それに乗じてちょっと他愛ないことでもしてみよう。
(レイ・ブラッドベリ原作 ”The Halloween Tree”のアニメ化より: メインタイトル”)
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