東京のコリアタウンの代表である(新)大久保一帯が変化しつつある。その中でも大きな出来事は、新宿職安通りに面した「コリアプラザ」の閉店だろう。一時期、CD・書籍以外に工芸品も合わせて販売していた。それが韓流ブームにのって、工芸品だけ別店にしたが、ブームの退潮に従い工芸品店を閉じたし、今年7月31日には、CD・書籍販売の牙城であった「コリアプラザ」本体も撤退した。
(本ブログ関連:”コリアプラザ”)
朝日新聞デジタルの記事、「『韓流の聖地』大久保、脱韓流の動き? 進む多国籍化」(11/15、清水大輔記者)は、変遷を続ける大久保のコリアタウンを次のように報じている。(抜粋、箇条書きに並べる)
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・韓国料理店や韓流スターのグッズ店が立ち並ぶ東京・大久保(新宿区)。「韓流の聖地」とも呼ばれるが、街の韓国人に最近、「脱韓流」の動きがあるという。
・新宿韓国商人連合会によると、12年春に500超だった韓国系の店舗は今年8月現在で320と4年で4割減だ。・・・代わりに増えてきたのが他のアジア料理店。・・・
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今は、テレビドラマの「冬のソナタ」を知らない世代に交代している。何もかも欲しいというファンではなくなっているのではないだろうか。関心も多様化して選択肢も増え、その中の一つに落ち着いたのかもしれない。そもそも、私はイ・ソンヒさん以外何も知らない。