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2026年1月17日土曜日

小惑星イダ(Ida)の衛星ダクティル(Dactyl)

以前、バスク語入門講座に出席したとき、バスク人のエリアである、スぺインのカンタブリア海に面したビルバオ地方について、かつて製鉄の工業都市から文化都市へと変貌しているという解説があった。そこで、古い資料をもとに、バスクと鉄の関連について調べた。

(本ブログ関連:”バスクと鉄”
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国立国会図書館デジタルコレクションに、「民族形成と鉄の文明」(宍戸儀一著、道統社、昭和17年)がデジタル保存・公開されている。その記述に、「ダクチリと原バスク人」の項があり、原バスク人と鉄の関係について触れている。

(同書に紹介された)ヒューウィット(Hewitt)によれば、ダクチル(dactyl)族はフリギア(Phrygia)に於いてフィン系*の原バスク人と合一したといふ。(ダクチル:ギリシャ神話に登場、metalworkingを人に授ける)
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(*)先日(2025年12月23日)、フィンランド人(フィン族)について触れたが、原バスク人と関連あるというのは興味深い。


小惑星にも衛星がある
あるとき、火星と木星の間にある小惑星帯のひとつである「小惑星イダ(Ida)」の周りをまわる「衛星ダクティル(Dactyl)」があることを知り、上記の「ダクチル(Dactyl)族」のことを思い出した。ちなみに、衛星ダクティル(1.6x1.4x1.2 km)は、小惑星イトカワ(538x294x209 m)より大きい。

Dactylの名の由来は、
・「ギリシア語で『指』を意味する」(検索AI Labs)。
・「ギリシア神話に登場する『イダ山』に住む生き物の名前を取って『ダクティル』と命名された」(Wikipedia)。
・「ダクティルスは古代の鍛冶屋であり、治癒魔術師でもあった。いくつかの神話では、彼らはヘパイストスに雇われており、人間に金属加工、数学、アルファベットを教えたとされている」(e-Wikipedia

ところで、鉄に縁の深い小惑星は「ベスタ(Vesta)」で中心部に重い金属の核があるという。

2025年5月31日土曜日

マカロンちゃん、バスクのサンセバスチャンへ行く

海外で暮らしている日本人妻と現地の夫、そして子どもたちのYoutubeチャンネルがある。以前のブログに、アメリカ、ドイツ、フランス、スイス在住の4家族の様子をよく見ると記したことがある。

(本ブログ関連:”海外の家族”)

その中で、南フランスのピレネー山麓に住む日仏家族が、スペインのバスク地方サンセバスチャンを訪れて観光・食事を楽しむ様子が紹介された。同家族のひとり娘「マカロンちゃん」が着物姿になって街を巡り食事する場面を見せてくれる。日本文化の紹介でもあり、女の子のかわいい着物に現地の人びとの目が釘付けになるのも面白い。

(本ブログ関連:”サンセバスチャン”)

■ Youtube(登録: Macaron Chan 南フランス田舎娘)
「遂にフランス以外のスペインで着物を着て歩いたら…まさかの結果になりました!サンセバスチャン【海外の反応】」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=hc6lQlm8DBo

ところで、同地サンセバスチャンは、バスク語学習者でなくても、バスク料理の代表的な場所として知られている。土地柄、海あり山ありの食材の宝庫で、美食の街(地域)である。行ったことはないけれど!

■ Search Labs | AI による概要
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サンセバスチャンとミシュラン星付きレストラン
・ サンセバスチャンは、人口あたりのミシュランの星の数が世界で一番多い街として知られています。
・ 世界TOP10レストランに2件がランクインしており、世界一の美食の街としても知られています。
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なお、サンセバスチャンの地名について、Wikipedia は次のようにスペイン語とバスク語の両方を記している。
・サン・セバスティアン(スペイン語: San Sebastián  [san seβasˈtjan])
・ドノスティア(バスク語: Donostia  [doˈnos̺tia])

(本ブログ関連:”バスク” 最下段で「次の投稿」に続く)

2019年12月6日金曜日

(雑談)寒い、地震、兄姉

きょうも寒かった。朝のテレビの天気予報では、あしたは「初雪」になるかもしれないと報じた・・・二十四節気の「大雪(たいせつ)」にあたるので、マスコミが盛りあがったのかもしれないが・・・雪の源になる雨雲が千葉県東岸にずれていきそうな気配。
外へ出かけるに、マフラーはしないが、防寒コートと手袋は着用した。外気は頬を刺すくらい冷たい。真冬の感覚だ。

ところで、関東北部(茨城県北部)の地震が継続している。次に、きのうのブログに写しもれた分・きょうの分(関東北部についてのみ)を追記した。きょうは、今のところ1回(震度1以上、22:25現在)だけ「地震情報」に記載されている。

気象庁「地震情報」(抜粋)
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地震検知日時                       震央地名   マグニチュード 最大震度    情報発表日時
2019年12月6日20時57分    茨城県北部   M3.3     震度2  12月6日21時00分
2019年12月5日22時35分    茨城県北部   M4.5     震度3  12月5日22時39分
2019年12月5日15時01分    茨城県北部   M3.9     震度2  12月5日15時04分
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きょうは、サイト「今日は何の日」*によると、漫画家の畑田国男氏が1992年(平成4年)に提唱したからというわけでないが、のりで定めたような、兄弟姉妹の記念日のなかの「姉の日」だそうだ。ちなみに、弟の日 は3月6日、兄の日は6月6日、妹の日は9月6日という。
(*)「今日は何の日」: https://www.nnh.to/12/06.html

バスク語で、親族名称(兄、姉)を、主語(私=Ni)が男・女のどちらかによって呼称が異なる。
  ・Ni(男): 兄(anaia)、 姉(arreba)
  ・Ni(女): 兄(anaia / neba)、姉(ahizpa)
韓国語も同様で、親族名称(兄、姉)を、主語(私=나)が男・女のどちらかによって呼称が異なる。
  ・나(男): 兄(형、尊敬형님)、姉(누나、尊敬누님)
  ・나(女): 兄(오빠、尊敬오라버니)、姉(언니、尊敬Ø)

2019年7月23日火曜日

大暑 2019

今日は、二十四節気の「大暑(たいしょ)」。このところ晴れたり小雨がぱらついたり、気温もまばらな日が続いた。字面から暑さがつのるころとはいえ、道筋に雨に濡れたあとが残る公園を久し振りに散歩した。(ちなみに、大暑の真反対は「大寒」になる)

(本ブログ関連:”大暑”)

日焼けした中学生の男女が、公園から駅に向かう道を連なっていた。スポーツ競技があった帰りのようだ。背中に大きなバッグをズリさげるようにして背負っている。どうやらテニスの試合でもあったのだろう。

公園に着くと、夕日がまだ木陰の上で輝いていた。人影はすっかりまばらで、売店のシャッターはとっくに下りている。そんなとき、公園の端にあるテニスコートから大きな歓声が上がった。まだ試合が残っているようだ。
テニスコート面はいくつもある。たまたま通りかかったコートの隅で、赤いユニホームの少女たちが黙りこくったようにまとまっていた。もしかしたら、敗退でもしたのだろうか。

この時間にもなると、公園を行きかうのは犬の散歩連れくらいだ。大きな広場では、そんな姿も小さな固まりにすぎない。日が暮れて緑の陰が深くなると、遠くでカラスの鳴く声が妙に響いてくる。(帰り道、ローソンでバスクチーズケーキの「バクチー」を買った)

今日は「バスク語教室」の最終日だったが、夜に所用があり休んでしまった。テキストを読んで穴埋めしておこう。

2019年7月18日木曜日

(歌)わたしの父の家(Nire aitaren etxea)

以前(7/2)の「バスク語教室」で、先生からバスクの歌の対訳が複数紹介された。Youtubeでそれらを参照したところ、故郷の賛歌もあれば、恋の歌もある。最後に参照・視聴したのが、次の曲「Nire aitaren etxea(わたしの父の家)」だった。

歌詞は、現代バスク語の始祖といわれる「ガブリエル・アレスティ(Gabriel Aresti)」(1933年~1975年)が、1964年に著した「石と国(Harri eta Herri:Stone and Country)」に収めた詩「Nire aitaren etxea defendituko dut(わたしの父の家を守っていく)」という。

Eñaut Elorrietaが柔らかな旋律で歌っているが、真の理解のためにバスクの歴史を紐解く必要があるのだろうけれど、「父の家」を比喩としてバスク地方を守るといった主張を込めているという。あらゆるものが奪われてゆくとも、(如何になろうとも)私は守る。それは父の家だ。

(Youtubeの登録者の記述に、アレスティの詩が記載されている)

(Youtubeに登録のGabi de la Mazaに感謝)

(感想)
<大地>とともに生きることを選択した者は、その自然を含めて守るべきものを知る。<大地>は先祖を葬ってきた場所であり、命を育む豊穣の場所でもある。<大地>に根ざした郷土への愛着は、ますます強固なものになるだろう。

2019年7月16日火曜日

2019春期バスク語-14

小雨がぱらつく空模様、相変わらずかんばしくない。数歩進んで気付く、やっぱり傘が必要と。今日は、新暦の7月16日なれど、旧暦の7月16日と見たたて「やぶ入り」という。昔、奉公人に与えられた年2回の休日のひとつ。ぱっと晴れて欲しいときだ。

そんな中、「バスク語教室」へ出かけた。(後1回を残すのみ)

(本ブログ関連:”春期バスク語”)

前回の現在形「不完了分詞」の復習(宿題のプリントを全員が順に回答)と、「所有属格」(所有・帰属)について次のように解説いただいた。(第10章相当)

① 語順
  ・通常、強調したい語(名詞、代名詞)を先頭に置く
  ・ただし「疑問詞」がある場合、先頭に疑問詞を置き、動詞が続く
    - 疑問詞+動詞(動詞+助動詞)

② 所有属格(所有・帰属:~の)
  ・名詞の前に置く: 所有属格 + 名詞

教室のみなさんは、飲み込みも早くうらやましい。一方、わたしときたら隘路にはまったよう。これからどうしょうかと戸惑うばかり。

2019年7月9日火曜日

2019春期バスク語-13

梅雨寒がつづく。7月に入って、東京都心の最高気温が25℃未満が5日連続したのは26年振りとのこと。同様に連日の日照時間が一日当たり30分にしかないという。おかげで長袖服を引っ張り出した。

曇り空の下、「バスク語教室」へ出かけた。(後2回を残すのみ)

(本ブログ関連:”春期バスク語”)

前回の「未来形」の復習(宿題のプリントを全員が順に回答)して、「現在形」(<反復・習慣>のケース)について、次のように解説いただいた。(第9章相当)

① 不完了分詞
  ・現在形では不完了分詞を使用する
     例: (完了) Nik joan naiz. ⇒ (現在) Nik joaten naiz.
  ・不完了分詞は、動詞(辞書形)語尾のいろいろなパターンに応じて作られる
     例: 行く  joan(-n) ⇒ (nを削除、tenを付加) ⇒ joaten

② 位置格([場所・時間]~で/に )
  ・例: 喫茶店 kafetegi ⇒ 喫茶店で kafetegian(位置格単数)

2019年7月2日火曜日

2019春期バスク語-12

空模様を気にすることなく一日を過ごせた。明日は、九州はふたたび大雨とのこと。東京もくだり気味のようだ。(ところで、今月の福島県石川町への訪問はいつになるやら、気象情報のAccuWeatherで一ヶ月先まで天気予報を見たりして・・・)

今日のバスク語教室は、月一回のペースで、東京外国語大学教授の萩尾生氏から紹介いただいている「バスク文化」の第3回目で、「年間暦と伝統行事」(暦用語と関連語)について、写真や動画を交えて解説された。

① 太陽(eguzki)に関連する用語
 ・eguzuki = egun(朝・明かり)+ zuki(光?)
 ・egunsenti(曙)、egutegi(カレンダー)

② 月(ilargi)に関連する用語
 ・ilargi = il(月、死)+ argi(光)
 ・ilberri(新月)、ilzahar(満月)

③水(ur)に関連する用語
 ・euri(雨)、edur(雪)、urutzi(空)

④ カレンダー
 ・月(1月~12月)・・・・・・ 農業に関連か
 ・曜日(月曜日~日曜日)・・・ 月の満ち欠けに関連か
 ・季節(春~冬)
 ・行事

バスク語の単語に「k」の表記が多い理由について、バスク語の独自性を出すため、周囲で使用の言語の「c」や「q」表記を、「k」にまとめたそうだ。

「バスクと鉄」の関連が深いことから、以前ブログに記した原バスク人と原フィン人の関連について雑談した。

(本ブログ関連:”バスクと鉄”)

2019年6月25日火曜日

2019春期バスク語-11

今日はからりと晴れて心地よい。いい気分で「バスク語教室」へ出かけた。
ところで、地下鉄の始発乗り換え駅で、いつも火曜日発売の「ニューズウィーク」(日本版)を購入しているが、今週号はなかなか盛りだくさんで興味深い記事が並んでいる。
また、G20サミットにあたってのことだろう、この地下鉄路線が都心を通るためか、始発駅ならではの荷棚・座席下の厳重なチェックがされたのには驚いた。

(本ブログ関連:”春期バスク語”)

今回も、宿題のプリントを全員が順に回答し、次に、未来形(未来分詞形)の作り方について解説いただいた(テキスト第8章相当)

① 未来分詞形
 ・作り方: 動詞の完了分詞形の語尾に付す(-ko、語尾が「n」のときだけ -ngo 
   - 過去分詞形: Xabier goizean lan egin du. (シャビエルは午前に働きました)
   - 未来分詞形: Xabier goizean lan egingo du. (シャビエルは午前に働きます)
 ・参考:「位置格」(場所、時の「~に」を示す)・・・第9章の一部だが
   - (例)上記例文にある goizean: goiz(午前)+ean(~に)= 午前に

② 奪格(~から)
 ・空間的・時期的な基点を示す
  - Japoniatik(日本から): Japonia(日本)+tik(~から)

③ 到格(~まで)
 ・場所の到達を示す
  - Pariseraino(パリまで):Paris(パリ)+eraino(~まで)

2019年6月18日火曜日

2019春期バスク語-10、山形県沖 M6.8 地震発生

長年労苦?を共にしたノートPCが、ときどき悲鳴を上げるようになった。昨日、ネットで新しいPCを申し込み、今日、銀行で代金を振り込んだ(振込手数料がかかっても、ネット上でカード情報を絶対に明かさないようにしている)。そんな作業を済ませて、「バスク語教室」へ出かけた。

(本ブログ関連:”春期バスク語”)

今回も、まず宿題のプリントを全員が順に回答し、次に目的語を持つ「完了分詞」について解説いただいた(前回は目的語を持たない完了表現)。(テキスト第7章相当)

① 目的語を持つ「完了分詞」
  ・完了表現: 完了分詞 + du助動詞
  ・否定表現:Nik ez dut liburu hori erosi.(I + not du助動詞 + book this + buy)
  ・疑問表現:Zer eskatu duzu?(What + ask + du助動詞

② 名詞の格で、手段・材料・話題を表す「具格(~で)」について
  ・名詞を不定数形で表示: 名詞+(-z/-ez:by)
  ・Biziklta-z ettori naiz.(bicycle-by + come + da助動詞

③ 人称の格の「受益格(~のために、~にとって)」について
  ・人称代名詞について、niretzat(for me)、zuretzat(for you)
  ・Hau zuretzat da.(This + for you + is)

バスクでは、少人数グループで酒を飲むとき、おもしろい酒代の払い方があると紹介された。幹事は全員(一杯)の酒代を払う ⇒ 一杯飲むと次の酒場へ移動し、幹事が入れ替わって、全員(一杯)の酒代を払う ⇒ 移動のたび幹事が変わって一巡りすることで、全員で酒を楽しむという。

(追記)
久し振りに大きな地震が発生した。しかも津波の心配があるという。気象庁発表は次の通り(令和元年 6月18日22時26分 ⇒ 速報後の修正)。
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18日22時22分ころ、地震がありました。
震源地は、山形県沖(北緯38.6度、東経139.5度、酒田の南西50km付近)で、震源の深さは約10(⇒14修正)km地震の規模(マグニチュード)は 6.8 (⇒ 6.7修正)と推定されます。
津波警報等(大津波警報・津波警報あるいは津波注意報)を発表中です。
この地震により観測された最大震度は6強(新潟県 村上市 府屋)です。
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2019年6月11日火曜日

入梅 2019、2019春期バスク語-9

今日は、二十四節気の「芒種」の時期に設定された雑節の「入梅」で、梅雨入りのころを指す。気象庁発表では、今年の関東の「梅雨入り」は 9月7日だった。「昨年(2018年)より1日遅く、平年より1日早い」ことになる。雑節の「入梅」を含めて、それぞれ近傍ということになる(といっても関東地方についてのことだが)。

(本ブログ関連:”入梅”)

昨日の雨が、そのまま今日も続くのではと、天気予報のそれらしく語ったが、(本来実りの雨であるが)どうやら止んでくれて、濡れることなく「バスク語教室」へ出かけた。・・・でもやっぱり、帰宅時には雨に濡れて大変だった!

(本ブログ関連:”春期バスク語”)

今回は、まず宿題のプリントを全員が順に回答し、次に方向(~に)を示す「方格」と、今日起きた「完了分詞」について解説いただいた。(テキスト第6章相当)

① 「方格」:方向(~に)を示す
  ・基本的に<無生物(含:植物)>や<地名>などの名詞に「方格」の語尾(不定数形、単数形、複数形)を付ける
  ・<無生物>は単数形が多い
  ・<地名>で疑問詞(Zein:Which、Zenbat:How many)を使用時、不定数形を使う
      例: Zein herritara joan zara?(どのZein、街にherri+方格tara、出かけたjoan zara(下記②参照)?)
  ・<生き物>については、人名などに付けることがある

② 「完了分詞」:今日起きた/完了した事態を示す(目的語を持たない)動詞
  ・複合形で示す:[完了分詞(動詞の辞書形)△ da助動詞*]
    (*)da助動詞: これまでbe動詞(人称・数により活用したもの)として扱ったもの
     例: Zu eskolara joan zara.(You school+方格語彙)
         (Zu:You、eskola+ra:school+方格ra。joan:goの完了分詞、zara:da助動詞)
  ・否定形: ez△da助動詞
  ・疑問詞と完了分詞の結びつきが強い
     - Nor etorri da?(Nor:who、etorri:comeの完了分詞、da:da助動詞)
     - Noiz ettori da ~?(Noiz:when、etorri:comeの完了分詞、da:da助動詞、~:主語)

だんだん複雑さが増してきたようだ。

2019年6月4日火曜日

2019春期バスク語-8

先々週末から先週初にかけて「真夏日」に襲われたが、連日好天が続き、心地よい初夏が続いている。おかげで、足も軽く早めに「バスク語教室」へ出かけたが、少々早過ぎたようだ。
教室の地元駅にある喫茶店で予習かたがた過ごしたが身に入らない。周りの騒音や会話にかき乱されてなかなか集中できない・・・当り前のことだが、喫茶店は予習する場所ではないようだ。

(本ブログ関連:”バスク語”)

今回は、前回のバスク文化紹介から、いつもの講習(テキスト「第5章」に相当)に戻った。まず宿題のプリントを全員が順に回答し、いつも通り丁寧な解説と説明をいただいた。
① 能格の直接目的語が複数あるとき、単数の場合と違う動詞(have)をつかう。
  ・例: Nik(一人称能格)の動詞 = 直接目的語単数 ⇒ dut / 直接目的語複数 ⇒ ditut
② 直接目的語の数が特定されないとき「分格」と呼び、「絶対格」と区別する。
  ・名詞: 辞書形+rik/ik(単複の区別はない)
③ 親族名称(兄、姉)を、主語(Ni)が男・女のどちらかによって呼称が異なる。
  ・Ni(男): 兄(anaia)、          姉(arreba)
  ・Ni(女): 兄(anaia / neba)、姉(ahizpa)
④ 数量表現
  ・たくさん(asko)、いくつか(batzuk)

今までの基本知識が絡み合って、これからは、使い方(語法)の整理・理解が必要になってきたようだ。

2019年5月30日木曜日

(雑談)活字の大きさ

学生時代に読んだドイツの文豪の全集を、あるとき読み直そうと取り出したことがある。ところが、上下2段刷りの活字が余りに小さくて目が霞んでしまい、読みづらいのに慌ててしまった。今も書棚にあるが、大きな虫眼鏡でもなければ手を出せない。

先日、バスク語教室で、司馬遼太郎の「街道をゆく」シリーズの第22巻「南蛮のみちⅠ」(朝日文芸文庫)が、< バスクのひとびと >について記されていると先生から紹介があった。そこで図書館で借りて読み出したところ手元に欲しくなり、ネットで古書を購入した。

届いた古書の適当なページを開けたところ驚いた。図書館の本では左ページにあった図版が、右ページにあるでないか。よく見れば古書は活字が小さい。本の厚さも薄い。図書館の方は、2014年6月30日新版第3刷であり、古書はそれより古く1998年5月10日第11刷だったのだ。

昔ほど小さな活字で、ぎっしり埋め込むといったわけで、若いときはそれでいいのだろうけれど、歳をとると大きな活字の方が読みやすい。その分、書籍は厚くなるのだが。
ところで。新聞も活字を大きくして久しい。ページ数が増えたわけでもないので、結局情報量は減っていることになる。読者に老人が多いそうだから、それでも按配がよいのかもしれない。

2019年5月28日火曜日

2019春期バスク語-7

昨日まで「真夏日」が4日間連続したと思ったら、今日は夕方から雨という。天気予報の雨雲レーダーは、今晩から明日の午前中まで、雨雲が関東一円を這う様子を描く。夕方、空模様を心配しながら「バスク語教室」へ出かけた。

(本ブログ関連:”バスク語”)

バスク語教室は、月一回のペースで、東京外国語大学教授の萩尾生氏から「バスク文化」を紹介していただいている。先月(4/16)の「バスクの地理」に続き、今回は「バスクの名前」(人や屋号の名前の変遷など)について、図や歌を交えて解説された。

① 存在と名前
  ・存在(izan)+ α : izadi(自然)、izaera(性格)
  ・名前(izen): ponte-izen(洗礼名)、ezizen(あだ名)
② 文字(ローマ字による)
  ・近世: 教会・印刷技術により普及、 「バスク初文集」(エチェベリ、1545年)
  ・近現代: バスク・ナショナリズム、人名の統一など <純粋化>(サビノ・アラナ
  ・現在: バスク語の公用語化、スペイン(1979年)、フランス(1966年)
  ・バスクアカデミーの設立(1966年): 標準語
③ 人名
  ・人名は多様: 固有、宗教的、聖地、上記のアラナによる、自然、地名・・・などに由来
④ 親族名称
  ・私(Ni)が男女別に、「兄」と「姉」の表現が異なる
  ・財産相続: 相続者は長子に限らず3/4相続、相続者以外*は家から町に出る。
   (*)相続者以外: 僧侶、役人になったり、海外に出たりする。独身のまま家付きも可
⑤ 家(屋号)
  ・家(etxe): etxeko egin(親しくなる)、etxeko jaun(家長) ← (~ko:位置属格)

(付記)
バスク人と鉄の関係について ⇒ (本ブログ関連:”バスクと鉄”)

2019年5月26日日曜日

最高気温32.6℃ (ついに「バスチー(BASCHEE)」を食べる)

今日の東京都心の最高気温は 32.6℃(12:58)、3日連続の「真夏日」だ。二十四節気の「小満」をさらに3つに分けた2番目、七十二候の「紅花栄 (べにばなさかう)」にあたる。「ベニバナ(紅花)」が盛んに咲くころというが、あいにく身近にこの花(黄色の花弁ながら水に曝して赤色の染料になるという不思議ももちろん)を見る機会はない。

先日来求めたいたバスク風チーズケーキ「バスチー(BASCHEE)」を、今日ようやく食することができた。ちょっと遠回りした場所にあるコンビニ「ローソン」に出かけて購入。パッケージに「レアでもベイクドでもない」と記されているが、食味はまずもってネットリして重い。いわゆる酸味の効いたチーズケーキと違い、甘味も抑えてまったりとしている。いってみれば、腹持ちのいいチーズケーキだ。ちょっと意外な感がした。

(本ブログ関連:”チーズケーキ”)

ところで夜になって、BS日テレで、今年の1月1日に放送されたらしい紀行番組「壇れい初めてのスペイン! 魅惑のバスク」*(19:00~20:54)を途中からだが視聴した。
(*)番組: http://www.bs4.jp/guide/document/danrei_spain/
・かつて製鉄で知られた「ビルバオ」の町。グッゲンハイム美術館の紹介。
・対岸にフランスの町を臨む(バスク語教室の先生推奨の美しい町)「オンダリビア」を巡る。

(本ブログ関連:”ビルバオ”)

(Youtubeに登録のBS日テレ公式チャンネルに感謝)

2019年5月23日木曜日

バスク風チーズケーキが食べられず

前々回の「バスク語教室」で、先生からコンビニ「ローソン」でバスク風チーズケーキ「バスチー」*が発売されていて、どうやら美味しいらしいと話題にされた。受講者で、それを食べたことのあるのわずかだった。どんなものか気になった。

(*)バスチー: https://www.lawson.co.jp/recommend/original/detail/1367433_1996.html

以前、チーズケーキ作りにチャレンジしたが大失敗したことがある。ためにチーズケーキに関心が強く、ましてバスク風となればなおさら。ところで、コンビニのローソンは、遠くの公園に行く途中にしかなくて、購入のタイミングを持てずにいた。

(本ブログ関連:”チーズケーキ”)

まるで真夏のような強い陽射しの昼間、そのローソンへ寄ったところ売り切れていて、午後3時に入荷するという。一昨日が「小満」だったので、木々の葉が深緑色に染まる様でも見ようと、そのまま公園へ向かうことにした。洒落たグリーン色したペットボトル入り「生茶」と新聞を購入した。

ベンチに腰掛けて、新聞を読んでいると風にめくれた。一瞬目に入った記事をあらためて確かめようと目を凝らしたが見つからない。何度探しても紙面に見当たらない。そんな馬鹿なと、帰宅してネットで確認するとちゃんと表示される。もう一度、新聞を読み直すと見つかった。ベタ記事と思い込んだのが間違い、実は(灯台元暗しのようなことだが)大見出しの記事を見誤ったのだ。

以前、物が何かの下に隠れたりすると、その存在が見当付かなくなって大慌てしたことがある。多分、これが老化の始まりと心配した。今度は、手にした新聞紙面の中で探し回ったのだから・・・。

2019年5月21日火曜日

2019春期バスク語-6(小満2019)

二十四節気「小満(しょうまん)」の今日、雨に濡れた木々の若葉は緑を深め繁っている。「立夏」も過ぎてのこと、気分は初夏のはずだが、気象庁のカレンダーの「夏」は6月から。まずは、梅雨(例年の「梅雨の入り」は6月8日)まぢかである。
昨日のブログに、勘違いして「小満」について記してしまった・・・ここに訂正

(本ブログ関連:”小満”)

朝から雨風が止まず、夕方の「バスク語教室」がどうなるのか気掛かりだったが、5時過ぎには雨もすっかり上がった。傘も持たず出かけた・・・結果は、大丈夫だった。

(本ブログ関連:”バスク語”)

今回も、宿題のプリントを全員が順に回答し、新しい章ではいつも通り丁寧な解説と説明をいただいた。(テキスト第4章)
① 能格(主語)で、次の文を使えるようにする。
  ・否定文: 「いいえ(Ez)」を使う場合
  ・疑問文: 回答が、「はい(Bai)」、「いいえ(Ez)」の場合
  ・疑問文: 疑問詞「何を(Zer)」、「誰が(Nork)」を使う場合

 ② その他の表現
  ・「ある一つの~だ(~ bat(dut))」、「~という名前だ(~ du izena)」
  ・数詞(-ta = eta)、時刻/時間(何時ですか?(Zer ordu da?)、~時です)

③ 話題
  ・TV番組「世界遺産」*: バスク地方の鉄の町だったビルバオ**にある「ビスカヤ橋
    (*)TBS: https://www.tbs.co.jp/heritage/1st/archive/20080224/onair.html
    (**)本ブログ関連:”ビルバオ
  ・子どもの命名: (フランコ死後)バスク語の名が自由化され、音の良さに頼った奇妙な名付けがある。

2019年5月14日火曜日

2019春期バスク語-5

天気予報では、午後に雨混じりとなり、夜は本格的な雨降りのはずだった。夕方、「バスク語教室」へ出かけたとき、小雨がぱらつくほどで、帰り道の夜分には一瞬霧雨かといった程度だった。昨日からふくらはぎに鈍痛があって、雨の中の歩行を心配したけれど、幸いな結果になった。(雨はやっかいだが、直に(例年6月8日になれば)梅雨入りになる)

(本ブログ関連:”バスク語”)

前回の「バスク語教室」は、4/23(第4回)だったので、実質3週間のブランクがある。ネジを撒き戻すのに心配したが、クラスメイトの真剣ぶりに引っ張られた。

今回も丁寧な解説と説明をいただき、宿題のプリント教材を全員が順に回答した。(テキスト3章)
① 目的語を「持つ」主語として、新たに「能格」が登場
  ・(前回) 主語(絶対格)+ 名詞/形容詞(絶対格)+ である(英語:be相当)
  ・(今回) 主語(能格)   + 目的語(絶対格)       + 持つ(英語:have相当)
② 主語(能格)の作り方
  ・固有名詞の場合
  ・普通名詞の場合
③ 「ベレー帽」について
  ・バスクの男性は60歳になると「ベレー帽」を被る。
  ・競技でチャンピオンになったときや、郷土の伝統的な祭りのときも被る。

授業後、バスクの「ベレー帽」と、周辺の、例えばフランスの「ベレー帽」との関連について、クラスメイトとともにうかがった。

2019年4月25日木曜日

バスクと鉄

以前、バスク語教室の第3回目で「バスク文化」が紹介された。その回、先生がスペイン・バスク州ビスカヤ県の「ビルバオ」地域の街歩きガイドBOOKを配られた。おしゃれなカラー写真と図版で解説・構成された上質紙の冊子だ。

(本ブログ関連:”バスク語”)

ビルバオ地域は、かつて県内で産出された鉄鉱石をもとに、製鉄業でスペインの重要な地位を占めたという。Wikipediaによれば、「高品質の鉄がヨーロッパ中に輸出された。19世紀後半まで製鉄業は発展し続け、資源はビルバオに富をもたらした」という。上記の旅行ガイドは、かつての工業都市を脱して、文化都市への様変わりを宣言しているようだ。

ところで、国立国会図書館デジタルコレクションに、「民族形成と鉄の文明」*(宍戸儀一著、道統社、昭和17年)がデジタル保存・公開されている。その記述に、「ダクチリと原バスク人」の項があり、原バスク人と鉄の関係について触れている。素人の覗き見でしかなく、この書全体でどのような位置づけされているのかもよく知らないが、次のような記述が気になった。・・・これが、現在のバスク人とどうつながるか、つながらないかの知識はないけれど、バスク人と鉄の関係がうかがえたような気がした。
(*) 民族形成と鉄の文明: http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1060237

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ヒューウィット(Hewitt)**によれば、ダクチル(dactyl***)族はフリギア(Phrygia)に於いてフィン系の原バスク人と合一したといふ。
・・・ヒューウィット説に従えば、彼等は、地中海の西端に辿り着いてエブロ河(Ebro)を母川とするイベリア・バスク人になった。この説の当否は問題であるが、コウカサス南麓のエベル(Eber)の国やフリギア辺境のイブレーズ町(Ibreez)とイベリア・バスク人との間になんらかの所縁だけはあったのであらう。
原バスク人は、ヒューウィットによって採鉱冶金者なる原フィン人と同一視される。しかるに、フィン語では金属はもともとバスキ(vaski)と呼ばれた。
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(**) James Francis Hewitt: ”The Ruling Races Of Prehistoric Times”
           https://archive.org/details/in.ernet.dli.2015.283692/page/n385
(***)ダクチル:ギリシャ神話に登場、metalworkingを人に授ける

地図:「民族形成と鉄の文明」所載
フリギア:現トルコ中央部














ヒューウィットの説にほぼ負った記述であるため、妄想世界に引き込まれて行きそうな危惧がある。果たして、この説がどうなのか自信ないし、現在の研究者たちにどう判断、評価されているかも知らない。ローマと対峙したというバスク人の祖先が、ギリシャ系とフィン系が合一したというのは夢がある。
(ちなみに、フィンランド語で「vaski」は「真鍮」。ただし「鉄」は「rauta」)

(本ブログ関連:”山師”)

2019年4月23日火曜日

2019春期バスク語-4

「バスク語教室」のカリキュラムは特別で、これまで第1、2回は文法・会話編(吉田先生)、第3回は文化編(萩尾先生)だった。月1回の割合で文化編を組み込むことで、難解といわれるこの「孤立語」を少しでも取り組みやすいよう工夫いただきありがたい。4回目の今日、再び文法・会話編に戻った。

(本ブログ関連:”バスク語”)

今回も丁寧な解説とプリント教材を使った説明と、全員が順に口答する練習があった。
① 形容詞、指示代名詞を使った名詞句の表現
② 否定形の表現(ez=否定辞)
③ oso(とても~)の表現
および、アクセント(2音節と3音節以上)の付け方についての説明があった。(今回の内容は、「ニューエクスプレス  バスク語」(吉田浩美著 白水社)の「レッスン2」に相当する)

4月末から5月初旬にかけて長期の連休のため、授業が2回分休みとなる。それ補う意味から、しっかり宿題をいただいた。時間もあるので、合わせて「ニューエクスプレス  バスク語」を熟読したい。

(先生推奨の町Hondarribiaを見てみよう・・・ Hondarribia herri txiki eta polita da. )

(Youtubeに登録のBasque Country Spiritに感謝)