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2018年5月18日金曜日

ハワイのキラウエア火山

穏やかな火山といわれた、ハワイ島のキラウエア火山が「爆発的噴火」を起こしたと、日本経済新聞の記事「ハワイ・キラウエア山が爆発的噴火 噴煙9千メートル」(5/18)は次のように報じている。(抜粋)

(本ブログ関連:”火山”)

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・【パホア=共同】米ハワイ州当局によると、ハワイ島のキラウエア火山が17日朝、爆発的噴火を起こした。米メディアによると高さ約9千メートルの噴煙が上がっている。当局は有毒ガスの噴出や巨大な噴石が広域に飛散する恐れがあるとして警戒を呼び掛けた。けが人の情報はない。
・キラウエア火山は世界最大級の活火山。今月3日に噴火を始めて2週間が過ぎたが、今後も噴火を繰り返す可能性も指摘されている。・・・
・火山近くの町、パホアなどから住民ら約2千人が避難生活を続けている。・・・
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Googleマップから
ところで、地球上を包むように複数の「プレート」面があり、その中に太平洋の東で生成して、西に向かう「太平洋プレート」がある。

いろいろなプレートがぶつかる場所、例えば日本列島では、そのため地震や火山が発生する。

一方、プレートの真ん中は安定した所だが、特異にマントルが上昇する場所「ホットスポット」がある。ハワイ諸島がそれだ。プレート上に間歇的に島を作り、そのたび役割の終わった島は西へ移動して、次第に波に洗われ、小さくなって海没する。(ハワイ-天皇海山群)

今回は新しい島のハワイ島、キラウエア火山が爆発した。新しい分、爆発の規模は大きくなる。

ハワイに行ったことはないけれど、火山神話につながる「ペレーの毛」は有名だ。火山ガラスがあれば生成できるわけで、先日、テレビで見たカムチャツカ半島の「トルバチク火山」では、草のように積もっているのが一瞬見えた。

2018年4月21日土曜日

霧島火山群 「硫黄山」の噴火

一昨日(4/19)午後3時過ぎ、霧島火山群の「硫黄山」が、1768年以来(約250年振りに)、3回目の噴火をした。所在を国土地理院の地図で参照したところ、霧島火山群の「韓国(からくに)岳」の北西、約1.5Km先にある地味な小山だ。

(参考)気象庁資料:「霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)の火山活動解説資料」(4/21付け)

先日(3/6)、7年振りに噴火した「新燃(しんもえ)岳」が、硫黄山の南東5Kmに位置している。火山群が南東から北西へ列を成している。(ちなみに、伊豆半島の火山群も同様の傾きを持っている)

(本ブログ関連:”新燃岳”、”火山”)


(Youtubeに登録のsupermantaro10に感謝)

硫黄山の名は、火山地にポピュラーだが、鉱物趣味とあいまってとても気になる名だ。山梨・長野をまたぐ「八ヶ岳」にも硫黄山があり、同山系の火山の分布も南東から北西へ列を傾斜している。

元来、硫黄の黄色が好きだ。合成した硫黄の白っぽく反射する黄色も好きだし、透き通った硫黄の結晶にも目が奪われる。それに、箱根の大涌谷の硫黄の臭いも嫌いじゃない。

(本ブログ関連:”硫黄”)

実は、先ほどNHKの番組「体感!グレートネイチャー『爆裂地帯と未知鉱物~カムチャツカ半島 七色の大地』」を見て、そのスケールの大きさに驚いたばかり。無人地帯ゆえ、そんな呑気なことをいえるのだが。「トルバチク火山」周辺では、同地帯特有のプレートの厚さゆえ、深部からの「レアメタルを含む『未知鉱物』の発見が相次いでいる」という。実際に、新発見鉱物「Urusovite」を含めて、色彩豊かなさまざまな鉱物(結晶)を画面で見ることができた。科学博物館で、「カムチャツカの火山」といった展示の機会があるといいのだが。

2014年1月7日火曜日

ボルヴィック

数日前、名前を忘れたがテレビ番組で、スタッフ?の(日本)女性がフランスの名勝を廻るというコーナーがあって、ある家?に泊った翌朝、その家庭の若い娘が洗顔しないことに驚く場面があった。フランスの水道水は硬質で、肌が荒れるからだそうで、以って化粧水で代用するという。

いわれることに、フランスの水道水は硬水のため、飲料水に適さない。代わりに、ミネラルウォーターやワインを飲むのだと。日本でポピュラーな、フランスのミネラルウォーターに「ボルヴィック(Volvic)」がある。このボルヴィックは、どんな処で汲み出されているのだろうか。

▼ ボルヴィックを販売しているKIRINのホームページに、次のように紹介されている。
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・ボルヴィックが生まれるフランス中部オーヴェルニュ地方は、「ピュイ・ド・ドーム」、「カンタル」、「オート・ロワール」、「アリエ」の4つの県からなり、北のアリエ県を除く南部3県は全て山岳地帯で、中央山地(マッシフ・サントラル)と呼ばれています。フランスの中では珍しく変化に富んだ地形をもつこの地方では、昔の火山活動でできた湖や渓谷がいたる所にあります。

・ボルヴィックの水源地はおよそ4,000ヘクタール。その広さは東京ドーム約850個分にも及びます。フランス中部オーヴェルニュ地方に広がる火山自然公園の中心にあるピュイ山脈。・・・

・オーヴェルニュ地方に広がる緑濃い火山自然公園の北端にある美しい村がボルヴィックの故郷、ボルヴィックです。・・・
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ボルヴィックは、硬度60で「軟水」の範疇に入る、1927年に発見された比較的歴史の新しいミネラルウォーターである。


▼ 「ヨーロッパ火山紀行」(小山真人著、ちくま新書)に、ボルヴィックの産地ピュイ・ド・ドームが次のように紹介されている。
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・パリ盆地と地中海にはさまれる形で、広大なフランス中央山塊(Massif central)が存在し、2000メートル近い高山がひしめいている。ただし、山塊の大部分は、険しい山と言うよりはなだらかな高原によって占められている。・・・

・このフランス山塊に数多くの火山が存在する、といっても大部分はすでに活動を終えた古い火山であり、豊かな森におおわれ、その懐には町や村が作られている。・・・

・ピュイ・ド・ドームは、シェヌ・デ・ビュイ火山群の最高峰(一四六四メートル)であり、およそ一万一○○○年前に噴火した溶岩ドームである。高原上に噴出したので、ドームそのものの高さは四五○メートルであり、ドームの底径は二キロである。・・・

・シェヌ・デ・ビュイ火山群には数多くのハイキングコースが整備されている。・・・お勧めは、ピュイ・ド・ドーム北側にあるいくつかのスコリア丘や溶岩ドームである。・・・
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約1万1,000年前に噴火した溶岩ドームのピュイ・ド・ドーム(Puy de Dôme)の写真を見ると、何となく伊豆半島の伊東にある、約4000年前に噴火した単成火山であるスコリア丘の大室山の姿を連想する。時間の経過と、緑に覆われた遠望がそうさせるのだろう。

ボルヴィックのボトルラベルに、なだらかな緑のピュイ・ド・ドームの絵が描かれている。高尾山に登るような気楽さなのだろうか・・・。

(本ブログ関連:”大室山”)

2018年12月9日日曜日

シェヌ・デ・ピュイ火山群

昨夜、体調を崩して以来、回復が芳しくない。明日、健康診断というにどうなることやら。外出もできず、まさに引きこもり状態。養生を続けるしかない。

夕方のテレビ番組「世界遺産」を見ていたら、今年(2018年)世界遺産になった「ピュイ山脈とリマーニュ断層の地殻変動地域」(世界遺産オンラインガイド)について紹介されていた。以前読んだ、ちくま新書の「ヨーロッパ火山紀行」の著者である小山真人氏が番組監修されていた。

フランスの飲料水に「ボルヴィック」があって、ペットボトルのラベルを良く見ると火山の絵がある。伊東市の奥手にある、一度の噴火で火山生成した<単成火山群>の「大室山」を思い浮かべるかもしれない。

(本ブログ関連:”ボルヴィック”、”東伊豆単成火山群”)

番組紹介された、仏オーヴェルニュ地方のシェヌ・デ・ピュイ火山群は、南北に火山が一列に並んでいる。南北のプレート(アドリアプレートとユーラシアプレート)が衝突してできたもので、こちらも<単性火山群>である。

溶岩流が、小川を通路にして流れ出て作られた高さ10mほどある、細長い地形上に町ができている。崖の底から、小川の水が染み出ていてうまいとのこと。全く成因が違うが、「段丘崖」の「国分寺崖線」の湧水が頭をよぎる。

今の私には水が恋しい。体調が回復したら、ボルヴィックのボトルの水を飲み干そう。

2022年1月16日日曜日

トンガ海底火山爆発 海面上昇(津波)

昨日、南太平洋のトンガ近くの海底で火山爆発(噴火)があった。Youtubeにその様子を紹介しているものがある。

■ Space Videos(Youtube)
”Tonga volcano eruption seen from space / First 12 hours time-lapse”(2022/01/16)
https://www.youtube.com/watch?v=Uq4j05KvTRA
ー アメリカ海洋大気庁(NOAA)の静止気象衛星(GOES-West)より撮影
ー 爆発後、噴煙の周りにガス噴出を示す環(衝撃波)が見える。

■ ウェザーニュース
「トンガ近くの火山島で再び大きな噴火  衛星画像で巨大な噴煙捉える」(2022/01/15 16:08 )
https://weathernews.jp/s/topics/202201/150135/
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日本時間の今日15日(土)午後に、トンガ近くにある火山島フンガトンガ・フンガハアパイで再び大規模な噴火が発生しました。昨日14日(金)の未明よりもさらに規模が大きいとみられます。
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さて、今日(1/16)の日付に変わった深夜(午前3時半頃)、つけっぱなし*のままのテレビ画面からただならぬ緊急事態が報じられているのに気づいた。
(*) 昨日、野鳥センサスに一部参加したけれど、その後だらだらと一日過ごしていた。

日本の太平洋側の海岸線および諸島に、津波の注意報と警報が発せられた。
今日の日付に変わった深夜、気象庁で記者との会見がテレビで報じられたが、いわゆる海底地震や山体崩落などによる「津波」と違ったもので、気象庁側は説明に苦心**しているように見えた。
ー 結果、鹿児島県 奄美市小湊【1.2m】、岩手県 久慈港 【1.1m】の津波が観測された
ー 高知県、徳島県の漁港で漁船が沈没・転覆するものがあった。
ー 気象庁は、本日14時00分に津波注意報のすべてを解除した。
(**)波が従来の津波計算より2時間早く到着したことなどから。

■ ウェザーニュース
「トンガでの火山噴火による衝撃波か  日本各地で急激な気圧変化」(2022/01/15 23:07 )
https://weathernews.jp/s/topics/202201/150195/
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今日15日(土)の20時から21時過ぎにかけて、日本全国で一時的な気圧変化が見られました。火山島フンガトンガ・フンガハアパイが午後に噴火した時の衝撃波が到達した可能性があります。
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「火山噴火による空振(衝撃波)で津波が発生」の可能性について、ウェザーニュースは次のように報じている。

■ ウェザーニュース
「火山噴火による空振で津波が発生か  気圧急上昇の観測と良好な対応」(2022/01/16 20:02)
https://weathernews.jp/s/topics/202201/160175/
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昨日1月15日(土)から今日16日(日)にかけて日本を襲った津波は、一般的な海中を伝わる津波ではなく、火山の噴火に伴う衝撃波「空振」***によって大きくなった可能性があると指摘されています。
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(***)空振による波が、さらに合成・成長させたというテレビ解説も聞かれた。

結局、テレビやネット報道に見疲れてしまい、今朝方開催された「自然観察会」(主に植物)へ参加できなかった。また午後になって、基礎知識のないまま或る「講演会」へ出かけたが、これまたさっぱり理解できずへとへとになって帰宅した。

2018年4月22日日曜日

「草津白根山」火山の噴火警報について

鉱物趣味は、硫黄がらみで火山についても関心を持つ。とはいえ、手ごろに観察できる「東伊豆単成火山群」をちょっと独り旅したこと。また、浅間山噴火のとき、火山マニアのオフ会に参加して耳学問したことがあるくらいだが。
だから、何となく火山や地震情報があると聞き耳を立ててしまう。昨日(4/21)も霧島火山群の「硫黄山」の噴火についてブログに記した。

今日のニュースで、「草津白根山」の噴火警報レベルが上がったと報道されたが、ちょっと気になることがある。

(本ブログ関連:”草津白根山の噴火”)

実は、本年中だが、気象庁地震火山部発表の「草津白根山で発表した噴火警報・予報」(火口周辺)を過去に遡ると次のようになる。警戒レベルについて、3/16 ⇒ 4/22 の間に、いったん「噴火警戒レベル1」になったはずだが・・・そのことを知らない。私の理解が不足か、慎重を期して発表しなかったからか、どうなのだろう。

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・平成30年(2018年)1月23日11時05分:火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表
・平成30年(2018年)1月23日11時50分:火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を発表
・平成30年(2018年)3月16日14時00分:火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表
<------------(この間で、レベル1に下がった?)------------>
・平静30年(2018年)4月22日07時00分:火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を切替
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気象庁「参考:噴火警戒レベルの説明」
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【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(避難準備)】:警戒が必要な居住地域での避難の準備、要配慮者の避難等が必要。      
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて要配慮者の避難準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(活火山であることに留意)】:状況に応じて火口内への立入規制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)
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2021年12月3日金曜日

(地震)山梨県東部・富士五湖

先日(10/26)、公民館主催による地震・火山噴火を中心にした「自然災害」についての講演会があって、「山梨県富士山科学研究所」の研究者の方々が講師として来られた。講演会スケジュールには、同研究所をうかがう日が設けられたりした・・・といっても、一般客としての見学内容だが。

(本ブログ関連:”山梨県富士山科学研究所”)

研究所の展示室にある富士山の立体地図をながめながら、周辺に大きな広がりがあるが、そこに大規模な他の火山群がないのが気になった。解説者から「富士山はフィリピン海プレートとユーラシアプレートとの間の沈み込み境界」*にあるという話をうかがった。

(*)資料:「 『富士山はどうしてそこにあるのか』 首都大学東京 名誉教授 山崎晴雄氏 」
https://www.pref.shizuoka.jp/bousai/e-quakes/center/seminar/documents/20180519koukai.pdf
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・伊豆諸島の東側にある太平洋プレートが、ユーラシアプレートやフィリピン海プレートの下に沈み込んだために作られたマグマは、東北の奥羽山脈から中部山岳、八ヶ岳、富士山、伊豆半島、伊豆諸島の火山として線状に連なって噴出している。
・つまり富士山はプレート沈み込み境界と、それとは直接関係しない火山帯(弧)の交点に位置している.これは世界の他地域には存在しない。
・火山は通常基盤の高度の高い地域に噴出しているが、富士山はプレート沈み込み境界という沈降地域に、より地下深部で形成された玄武岩質マグマが噴出したため、広い裾野をひろげることができ、それが美しい山容を形成したと考えられる。
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地図上で見れば、スケールは違うがカムチャツカ半島の大型火山群の連なりと似た部分もあるものの、プレート境界といった特殊性があるということになるのだろう。

ところで、講演会では富士山が噴火したら火山灰などの影響で、首都圏のライフラインに多大な影響が出ると話題にされて、このところの軽石騒ぎなども重なって、富士山が脳裏にあった。そんなとき、きょうになって富士山近くの「山梨県東部・富士五湖」で地震が連続発生した**。

(**)資料:気象庁「地震情報 一覧」
https://www.data.jma.go.jp/multi/quake/index.html?lang=jp

■#1.気象庁「震源・震度情報」(2021年12月03日02時22分発表)
きょうの日付になった深夜のこと、当地の震度は「1」だった。どうりで、眠っていて気付かなかったはず。
----------------------------------------
地震の発生日時:12月03日02時18分頃
震央地名:山梨県東部・富士五湖
(北緯35.5度 東経139.0度)
深さ:20km
マグニチュード:M4.1
(最大震度:4)
----------------------------------------

■#2.02:23にも山梨県東部・富士五湖地震が、同地点(深さ:20km、マグニチュード:M3.6)で続いた。

さらに、きょうの早朝、当地をきつく揺らす地震がきた。

■#3.気象庁「震源・震度情報」(2021年12月03日06時42分発表)
当地の震度は「2」とのことだが、揺れで目覚めたときの体感は「3」と思ったほど***。
----------------------------------------
地震の発生日時:12月03日06時37分頃
震央地名:山梨県東部・富士五湖
(北緯35.6度 東経139.0度)
深さ:20km
マグニチュード:M4.9
(最大震度:5弱)
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(***)資料:気象庁「報道発表」
「令和3年12月3日06時37分頃の山梨県東部・富士五湖の地震について」
https://www.jma.go.jp/jma/press/2112/03a/kaisetsu202112030840.pdf

気になる富士山の火山活動との関連について、報道発表は「なお、富士山の観測データには特段の変化は認められていません。」といった、富士山の火山活動と関連なしというあっさりしたものだった。

結論、今回の地震は富士山の火山活動と関連なし!

2014年9月27日土曜日

御嶽山噴火

帰宅して、夕方のNHKテレビニュースを見て驚いた。長野県と岐阜県の境にある、御嶽山(3,067m)が噴火したのだ。

山頂付近に人影があって、その背後を噴煙がモクモク吹きあがっている。解説によれば、山頂付近の登山者から犠牲者が出るかもしれないという。また、麓で撮影していたテレビクルーを、かつて雲仙普賢岳で発生して犠牲者を巻き込んだあの火砕流(1991年)を思わせる噴煙が山肌を滑り落ちて襲ってくるのに、息をのむような恐怖を感じた。クルーは幸い無事だった。

(本ブログ関連:”火山”)

気象庁の噴火警報「火山名  御嶽山  噴火警報(火口周辺)」(平成26年9月27日12時36分  気象庁地震火山部)は、次のように発表している。(抜粋)
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<御嶽山に火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を発表>
・火口から4キロメートル程度の範囲に影響を及ぼす噴火が発生すると予想。
<噴火警戒レベルを1(平常)から3(入山規制)に引上げ>
(本文)
1.火山活動の状況及び予報警報事項
  ・本日(27日)11時53分頃、御嶽山で噴火が発生しました。
 ・南側斜面を噴煙が流れ下り、3キロメートルを超えるのを観測しました。
 ・山頂火口から4キロメートル程度の範囲では、噴火に伴う大きな噴石の飛散等に警戒してください。
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そういえば、浅間山噴火のときも噴石危険のため、<山頂火口から4キロメートル程度の範囲>を進入禁止にしたことを思い返す。(ある集まりで、航空写真測量の方が、当時の浅間山頂の写真(約1x1㎡)を見せてくれて、2tクラスの噴石が軽々と飛んだ後が分かるものだった)

地震は、震源が見えないから次の発生を恐れる。火山噴火は、見えるだけに衰えぬ噴煙に恐怖が続く。

2018年3月10日土曜日

新燃(しんもえ)岳

霧島火山群のひとつ、宮崎県に接して鹿児島県側に位置する成層火山の「新燃岳」(1421m)が噴火を繰り返している。今日、警戒範囲が更に広がっており(4km)、先行きが不安だ。本日、溶岩が火口西側より流出したとの報がある。(2017年10月に噴火して以来、今月3/6には、7年振りの爆発的噴火をした)

(本ブログ関連:”火山”) ← リンク先画面下右側の<次の投稿>をクリックすると更に続きます。

地理院MAP:
 http://maps.gsi.go.jp/#12/31.909444/130.886389/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1

(3/8放送の「日本テレビ」ニュース番組と思われる)

(Youtubeに登録のilove japanに感謝)

霧島火山群
北西から南東へ、① 大浪池や「韓国(からくに)岳」などを含む北西部(韓国群)と、② 高千穂峰や「新燃岳」などを含む南東部(高千穂群)に分けられる。(Wikipedia)

カルデラ
霧島火山群の周囲には、「小林カルデラ」、「加久藤カルデラ」(小説「死都日本」の舞台)、「安楽カルデラ」などが並置する。

(本ブログ関連:”「死都日本」”)

2009年8月23日日曜日

世界地質遺産

「47News」(8/23)によれば、「世界地質遺産に(日本)国内3地域 洞爺湖有珠山など、初認定」のタイトルで次のように記している。
世界的に貴重な地形や地質、火山、断層などを有する自然公園を認定する「世界ジオパーク(地質遺産)」に、<洞爺湖有珠山(北海道)>・<糸魚川(新潟)>・<島原半島(長崎)>の3地域が日本から初めて選ばれた
⇒<洞爺湖有珠山地域>は、最近100年で4回の噴火があった有珠山や約10万年前の火山活動で生じたカルデラ湖などがあり、美しい山と湖の景観を眺めながら、自然の恵みと災害について考えることができる。
⇒<糸魚川地域>は、本州中部を縦断する巨大な地溝帯「フォッサマグナ」を確認できる断層など、特徴的な地形が見られる。
⇒<島原半島地域>は、1989~95年に噴火した雲仙普賢岳による被災のつめ跡を確認できるとともに、温泉やわき水といった火山の恵みを実感できる。

ところで、石見銀山は「世界遺産」(文化遺産)でUNESCO World Heritage Centre が決めるものであり、上記はUNESCO Global Geopark Networkが決めるようで「地質の世界遺産」ということらしい。
ではポンペイは「世界遺産」だが、ヴェスヴィオ火山は?

それから日本には独自に、「百名山」にちなんだようなネーミングの「日本の地質百選」がある。

2022年11月13日日曜日

(雑談)硫黄と滝沢秀明氏

最近、芸能事務所「ジャニーズ事務所」の副社長を務めていた滝沢秀明氏が退社したという。彼の芸歴について詳しくないが、火山調査に関与したことを、以前の本ブログに記したことがある。研究機関の論文と英科学誌への投稿者のひとりとして名を連ねていたのだ。研究対象は、鹿児島県沖の薩摩硫黄島にある「鬼界カルデラ」だ。

(本ブログ関連:”滝沢秀明”、”硫黄”)

昔のこと、中年になってひとり鉱物採集に目を向け始めたとき、硫黄と名の付く山を訪れたいと思案した。その第一が、YS-11(最終航路前日)に搭乗して北海道の女満別空港を降り、知床硫黄山に登った。ヒグマを恐れて空き缶をハンマーで叩きながら、硫黄結晶(塊り)のある場所へたどりつき採集した。

次に行こうとしたのが、今度は日本の南側、薩摩硫黄島の硫黄岳で硫化水素と高熱水が噴き出す噴気孔を目の当たりにしたかったが、(当たり前ながら)登山禁止だった。無茶苦茶な目論見だったわけで、それなりの装備が必要で、研究者のみ可能と知って断念。鉱物趣味の仲間内でも、そこまでチャレンジしたひとはいなかった。(浅間山噴火のとき、火山に関心を持ったマニアのオフミーティングに参加したことはあるが・・・鉱物マニアと火山マニアは別系統)

後に、薩摩硫黄島の「鬼界カルデラ」調査*に滝沢秀明氏が参加されたとニュースで知って、その本気度に驚きうらやましく感じたものだ。
(*)神戸大学「鬼界海底カルデラ内に巨大溶岩ドームの存在を確認」
https://www.kobe-u.ac.jp/research_at_kobe/NEWS/news/2018_02_09_01.html

ところで、滝沢氏のTwitterのヘッダーにある写真**はすごい。昔、雲仙岳の火砕流に巻き込まれて亡くなった、仏の火山学者「クラフト夫妻」の溶岩流をバックにした映像***を思い出す。
(**)Twitter  https://twitter.com/h_Takizawa329
(***)Youtube    https://www.youtube.com/watch?v=oMArx64RBO4&t=125s

クラフト氏は、溶岩流に船を浮かべて乗ってみたいと語ったことがある。そんな空想を、もしかしたら滝沢氏も心に描いているのかもしれない。


(付記)
NHK「ダーウィンが来た!」(11/13)
「日本で急増中!おしゃれ水鳥の柔軟ライフ」
・渡り鳥の「カンムリカイツブリ」が、温暖化で日本に留まる(越冬する)傾向にある。
・青森県津軽平野の(コンクリート補強されていない)ため池,川などで見られる
・求愛ダンス → 巣作り → ヒナ誕生 → ヒナの食羽行動&エサ魚摂食 → ヒナ分け(生育)

2018年1月23日火曜日

(噴火)草津白根山 噴火警報

朝方のテレビニュースは、昨夜来の降雪を話題にしていたが、そこに白根山の噴火情報が飛び込んできた。

(本ブログ関連;”噴火”)

気象庁地震火山部は、群馬、長野県の境界にある草津白根山(⇒本白根山)が、噴火したと、山麓の嬬恋村、草津町に対して、警報を次のように発した。なお、本噴火で冬期訓練中の自衛隊員1名が亡くなり、11人が重軽傷を負っている。

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火山名 草津白根山 噴火警報(火口周辺)
・草津白根山に火口周辺警報(噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引上げ)
・本白根山で噴火が発生したもよう。鏡池付近から2キロメートルの範囲では警戒が必要。

火山活動の状況及び予報警報事項
・本白根山では、本日(23日)09時59分に鏡池付近で噴火が発生したもようです。
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(追記)
・本白根山は、白根山の南側に所在し、こちらの噴火は3,000年振りといわれている。
・草津町のハザードマップは、白根山の「湯釜」を噴火エリアと想定していたが、今回は本白根山の「鏡池」で発生したという。
・噴火は、小規模で水蒸気爆発(噴火)だったそうだが、被害や映像やから恐ろしさは変わらない。

(付記)
昨夜の降雪を、昼過ぎ雪かきするも、2014年ほどの積雪でなくてあっさり終わる。

2010年8月14日土曜日

九尾の狐

イ・ソンヒがメイン テーマ曲「狐の嫁入り(여우비)」(歌詞)を歌う、イ・スンギ主演のドラマ「僕のガールフレンドは九尾狐」の九尾狐(クミホ)の由来は、Wikipedeiaの「九尾の狐」に紹介されていて、中国の地理書「山海経(せんがいきょう)」(紀元前2世紀~紀元3世紀頃)にあるそうだ。

・日本の伝説では、宮廷で美しく高い教養を見せたものの妖気ゆえに悲痛な最期を遂げる「玉藻前(たまものまえ)」の姿に描かれている。いってみれば、食べられることをいとわないほどの美女か。

・この世の争いごとは新旧の対立の中にあり、伝説では宮廷から追いやられた彼女(一族)が最後の抗戦をしたのが、「殺生石(せっしょうせき)」で知られる、栃木県那須町の那須湯本温泉辺りということになるのだろう。玉藻前つまり九尾の狐は、死後毒石に変じた。この殺生石の「付近一帯には硫化水素、亜硫酸ガスなどの有毒ガスがたえず噴出して」いるとのこと。美しきものの毒気はすさまじい。

死と隣り合わせの妖気に触れようとするのは伝説だけではない。火山噴火や溶岩流の写真家でもあった火山研究者のクラフト(Krafft)夫妻が、雲仙・普賢岳の火砕流の犠牲になったことを忘れることはできない。
彼らが世界の火山を撮影したビデオのなかで、モーリス・クラフトがハワイの滑らかに流れる溶岩流を解説しながら、その溶岩流に金属の船を浮かべて乗って流れてみたい誘惑にかられることがあると語っていた記憶がある。

2014年9月29日月曜日

御嶽山噴火(続)

先週末(9/27)の御嶽山噴火は、犠牲者が多数になるかもしれない。まだ、山頂付近に心肺停止状態のまま救出されずいる方があるようだ。当日、行楽日だったため、行方不明者の中に家族連れが含まれるかもしれない。

(本ブログ関連:”御嶽山”、”火山”)

ところで、今回の噴火の成因について、水とマグマ性の熱による「水蒸気爆発(噴火)」であって、マグマそのもの(噴出)による「マグマ噴火」ではないようだ。ただし、この「水蒸気爆発(噴火)」後、「マグマ噴火」に遷移するかもしれないとのこと。

テレビで知って驚いた情報がある。
① 現在、地震研究と比べて、火山研究の体制(研究者)と資金(研究費)がともに極めて不足しているという。この時代、地道に自然に対する研究を尊ぶ気風を忘れているようで残念だ。火山(災害)研究の国家的支援の是非を、機会損失的な切り口で論じると、とんでもないしっぺ返しを受けるかもしれない。
② 今のところ、「水蒸気爆発(噴火)」について科学的な予知が難しいということも聞いた。

2014年10月1日水曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」済州島

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(9/24)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズの第73回として、朝鮮半島南部に位置する火山島、「済州島(제주도)」にまつわる話を紹介した。

まず、済州島の地理と伝統的な信仰について、次のように紹介をされた。
・半島の南に韓国最大の島、済州島がある。温暖な美しい自然のリゾートアイランド。中央に位置する漢拏山(標高1,950m、한라산)は10万年前にできた火山、牧場や農園などの地でもある。
・美しい島であるだけでなく、ユネスコ人類無形遺産に登録されたシャーマニズム信仰である巫俗(무속)のお祓い「クッ(굿)」の「済州チルモリ堂燃燈グッ(제주칠머리당영등굿)」が、毎年2月に行なわれる。
・漢拏山の他に、10万年前に海底噴火でできた「城山日出峰(성산 일출봉)」火山も有名。列を成した溶岩洞窟の「拒文オルム溶岩洞窟(거문오름용암동굴)」もユネスコ世界遺産に登録されている。透き通った海、島中央の山とが調和した島には、半島と遠く離れて独特の文化が残っている。外国語のような方言、石積みの壁。半島と異なる風景をあらわした歌「瀛州十景(영주십경)」*がある。
(*) 「瀛州十景」は、後述の朝鮮後期の金正喜に師事した李漢雨(이한우、1823年~1881年)の作。

▼ 済州島を代表する風景10ヵ所を歌った「瀛州十景」を聴く。民謡と別の起源を持っている。

次に、済州島の神(神話)について、次のように説明された。
・済州島には、1万8千もの神がいる。今でも祭祀を捧げる場所が400ヵ所も残っていて、土着の信仰を守っている。この世の地形を作った「麻姑婆さん(마고할머니)」や、宇宙を支配するとされる「天地王(천지왕)」などは済州島固有の神だ。
・済州島の歴史(「高麗史古記」)では、「三姓穴(삼성혈)」に古代の耽羅(탐라)国を建国した良乙那(양을나)、高乙那(고을나)、夫乙那(부을나)の3人の誕生から始まる。3人は碧浪国(벽랑국)から3人の姫を迎え、この時、牛馬と五穀の種が済州島に伝わった。4、5世紀頃のことで、その時農耕生活が始まったという。

▼ 「済州の海(제주바다)」という歌を聴く。イメージとしては都会人のあこがれのような・・・今様である。

最後に、流刑地としての側面について、次のように解説された。
・観光地の島だが、昔は罪を犯した臣下の島流しの場所とされた。険しい海を渡ると、いつ戻れるか分からない所だ。秋史・金正喜(추사 김정희、1786年~1856年)先生の絵「歳寒図(세한도)」は、その寂しい暮らしを表した作品だ。済州島の文化が今に至るのも、地理的に海があったからだ。済州島では、今も最も寒い大寒から立春の時期に引越しする。神が天に昇り、新しい任務を受ける過渡期で、引越しに無難な時期と信じられている。実際、済州島で唯一気温が5度以下になる時期で、慣れぬ地引越ししても病になりにくいという。

▼ 済州島女性民謡「シンアウェ(신아외기)」を聴く。次第に合いの手につられて口ずさんでいる・・・今様に歌う。

金寶愛(キム・ボエ)さんの言葉、「文化というものは暮らしの中で身につけた知恵の集まりだと思います」。本当にそうですね、生活に根ざしたものこそが、子孫に受け継がれるというものですね。

2018年2月10日土曜日

(雑談)硫黄

昔のこと、電線柱工事の後の地面に破損した「碍子(がいし)」が散らばっていて、中身を見ると黄色の塊りがあった。子ども心に、それが硫黄ということは直ぐに理解できた。絶縁体として用いられていたのだ。新鮮な硫黄がむき出しになっていて、その光沢にすっかり魅了された。直接関係するかどうか、私は黄色が好きだ。

硫黄といえば、鉱物趣味で、硫黄と名の付くところに行ってみたいと考え、その第一に選んだのが北海道の知床にある「知床硫黄山」だった。ちょうど < 千歳-女満別線のYS-11ラストフライトの前日だったこともあり搭乗(まさに便乗)して、知床硫黄山に硫黄を採りに行くことができた >。

同山は、明治期に海岸線まで大量の硫黄を噴出したという。それは過去のこと、面影だけでも見られればと妄想して出かけた。真夏の時期をはずしたため、山麓までタクシーを借りて至り、ヒグマとの遭遇を恐れ、ハンマーで空き缶を打ち鳴らしながら登った。
岩だらけの頂上に至る前の場所で硫黄を採集した。思ったほど残ってはいなかったが、小片をけっこう手に入れた。鉱物趣味のベテランからみれば、本流じゃないかもしれないが満足できる採集だった。

あれれ、話が長くなる。(箱根の大涌谷で、柵を乗り越えて硫黄を採取したことも・・・)

ところで、九州南部の巨大カルデラ爆発を予測試行した小説「死都日本」(石黒耀)は、科学者参加のシンポジウムを開催するまで関心を呼んだ。頭の中に硫黄が再び浮かんだ。

鹿児島沖に「薩摩硫黄島」がある。「鬼界カルデラ」の一部をなすもので、海底に巨大なカルデラが存在する。北の知床硫黄山に行ったのだから、今度は南だと単純な発想からだった。

ネット情報をもとに色々な装備を想像したが、硫黄岳はずっと手前から眺めるしかできない・・・当り前のことなのだが。火山に行きたい、硫黄を見たい・・・思いだけを残したまま。

(本ブログ関連:”噴火”)

その「鬼界カルデラ」について、毎日新聞の記事「溶岩ドーム 世界最大級、鬼界カルデラで神戸大確認 直径10キロ マグマだまり成長か」(2/10)が最新情報を紹介している。
⇒ 神戸大学プレスリリース「鬼界海底カルデラ内に巨大溶岩ドームの存在を確認」(2/9)
⇒ オンライン英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載。(2/9 公開)
⇒ ニフティニュース「滝沢秀明、英科学誌論文に名を連ねる 海底火山研究チームの一員に」(2/10)
    滝沢秀明さんは、NHKのBSプレミア「火山探検紀行 巨大カルデラの謎に迫る」に参加とのこと。

2025年7月31日木曜日

津波注意報すべて解除、台風9号

きのう(7/30)発生した、ロシアのペトロパブロフスク・カムチャツキー東方沖地震による津波注意報が、今夕すべて解除されたとのこと。「地震から1日余りたって、すべて(警報・注意報が)解除された」ことになる。

全般に、当初予想された波の高さの 1/10 程度だったように思う。とはいえ、第1波識別不能だったけれど「岩手県 久慈港」で 1.3m に達した(7月30日 13時52分)。

■ NHK 
「津波注意報をすべて解除 気象庁」(2025年7月31日 16時40分)
    ー https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250731/k10014880101000.html
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30日にロシアのカムチャツカ半島付近で起きた巨大地震で、気象庁は、津波注意報を北海道太平洋沿岸東部から千葉県九十九里・外房にかけてと、伊豆諸島、それに鹿児島県の種子島・屋久島地方に出していましたが、午後4時半に解除しました。
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カムチャツカ半島

ところで、カムチャツカ半島にはいまだ未踏の高山、多数の活火山があることで有名。むかし、北海道の知床硫黄山に硫黄採集に行ったとき、次は鹿児島県沖の薩摩硫黄島に、そしていつかカムチャツカ半島の火山群のいずれかに登ってみたいと空想していた・・・いずれも、腰痛・膝痛のため断念したが。(カムチャツカ半島の高山へは、専門のツアー会社があったし・・・)

(本ブログ関連:”硫黄山”)


■ Youtube(登録: NHK)
「[グレートネイチャー]大接近!火を噴く大地!巨大火山の密集地  |  ロシア  |  NHK」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=A-Hn_26vnns


■ Youtube(登録: あしや Ashiya)
「カムチャツカ半島ってどんな場所?カムチャツカ美人に聞く!温泉や熊など日本と共通点が意外と多いかも?!🐻♨️」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=S9dFYXxTmkk


(最後に「パカパカ」 (= バイバイ))


台風9号の進路の予想

台風9号の進路について、天気予報に変更があった模様。当初、関東・東北に沿って北上ないし上陸するシミュレーションがあったものの、どうやら茨城・福島県沖で東へ急カーブするという。
最新の予想では、熱帯低気圧が台風9号に影響しないで、台風9号が先行して太平洋の東へ進行してしまうことになるそうだ。

■ Youtube(登録: ウェザーニュース)
「【予報士解説】台風9号 なぜ東に方向転換?/関東上陸の可能性は低下」(本田竜也、2025/07/31)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=HNwOKwzTdMI

2016年5月12日木曜日

県の石

自然景観の妙に、気候、植物、生物の相の変化だけでなく、地形のなせるものがある。風景の受けとめ方にさまざまある。特にふるさとの景色は、郷土愛をつくるだろう、といえば何かとわずらわしさもあるが、わたしたちにとって地母につながる豊穣のもとであることは間違いない。

気高くそびえる孤高、盆地を囲む連峰、果てしなくつづく草原、潮風のよせる海岸、静謐の湖岸、どれもがそこに住んだ者にだけが知る価値がある。わたしも、小学校の校歌に歌われた山を景観とともに思い出すことがよくある。

自然は美しいだけでなく、力強さも示す。それらを広く知らせ残すために、「ジオパーク」があり、世界だけでなく、国内のレベルでも認定されている。日本の地質に絞り込むと、日本地質学界が都道府県別に作成した「県の石」がある。さらに「鉱物」についても次のように選ばれている。最近では、千葉県の「千葉石」が見つかっている。

本ブログで、一昨日(5/10)、イ・ソンヒのコンサート予約を無事にお願いできたことを触れたものの、「地質の日」だったのを記さなかった。あわてて、今日載せたわけだ。


■ 「県の石」(日本地質学会) ・・・ 鉱物の「主要産地」名で、         のものは行ったことがある。(少ない!)











支部 都道府県名  岩石 鉱物 化石

岩石名 主要産地 鉱物名 主要産地 化石名 主要産地

北海道 北海道 かんらん岩 様似町 砂白金 北海道中軸部 アンモナイト 北海道中軸部(空知,留萌,日高など)

東北 青森県 錦石(鉄分を含む主に玉髄からなる岩石) (全域) 菱マンガン鉱 尾太鉱山 アオモリムカシクジラウオ 青森市

  岩手県 蛇紋岩 早池峰山 鉄鉱石 釜石市 シルル紀サンゴ化石群 大船渡市樋口沢

  秋田県 硬質泥岩 男鹿市船川港女川など,女川層分布地域 黒鉱 北鹿地域 ナウマンヤマモモ (特定の場所無し)

  宮城県 スレート 登米市登米,石巻市雄勝 砂金 のの岳,涌谷 ウタツギョリュウ 南三陸町歌津

  山形県 デイサイト凝灰岩 山形市山寺 ソロバン玉石(カルセドニー) 小国町 ヤマガタダイカイギュウ 大江町大江町三郷甲,用地区の最上川川床

  福島県 片麻岩 阿武隈高原 ペグマタイト鉱物 石川町 フタバスズキリュウ いわき市大久町

関東 茨城県 花崗岩 八溝山地南部 リチア電気石 妙見山 ステゴロフォドン 常陸大宮市

  栃木県 大谷石(凝灰岩)            宇都宮市大谷町 黄銅鉱 足尾銅山 木の葉石(植物化石) 那須塩原市塩原

  群馬県 鬼押出し溶岩(安山岩) 浅間山鬼押出し 鶏冠石 西牧鉱山 ヤベオオツノジカ 富岡市

  埼玉県 片岩    長瀞町 スチルプノメレン 長瀞町 パレオパラドキシア 小鹿野町,秩父市大野原

  東京都 無人岩 小笠原諸島 単斜エンスタタイト 小笠原諸島 トウキョウホタテ (特定の場所無し)

  千葉県 房州石(凝灰質砂岩・細礫岩)     鋸山 千葉石 房総半島 木下貝層(きおろしかいそう)の貝化石群 印西市木下

  神奈川県 トーナル岩 丹沢山地 湯河原沸石 湯河原町 丹沢層群のサンゴ化石群 丹沢山地

中部 新潟県 ひすい輝石岩 糸魚川市青海,小滝 自然金 佐渡金山遺跡 石炭紀−ペルム紀海生動物化石群 糸魚川市青海の青海石灰岩

  富山県 オニックスマーブル(トラバーチン) 宇奈月地域 十字石 宇奈月 八尾層群の中新世貝化石群 八尾市

  石川県 珪藻土(珪藻泥岩) 能登半島 霰石 能登町恋路 大桑層の前期更新世化石群 金沢市大桑町

  福井県 笏谷石(火山礫凝灰岩) 足羽山 自形自然砒 赤谷鉱山 フクイラプトル キタダニエンシス 勝山市北谷

  静岡県 赤岩(凝灰角礫岩) 富士火山宝永火口 自然テルル 河津鉱山 掛川層群(大日層)の貝化石群 掛川市,袋井市

  山梨県 玄武岩溶岩 富士火山青木ヶ原 日本式双晶水晶 乙女鉱山 富士川層群の後期中新世貝化石群 身延町など

  長野県 黒曜石 和田峠 ざくろ石 和田峠 ナウマンゾウ 野尻湖

  岐阜県 チャート 木曽川(鵜沼-坂祝),飛水峡,金華山 ヘデン輝石 神岡鉱山 ペルム紀化石群 大垣市赤坂金生山

  愛知県 松脂岩 鳳来寺山 カオリン 瀬戸市 師崎層群の中期中新世海生化石群 知多半島

近畿 三重県 熊野酸性岩類 三重県東紀州地域 辰砂 丹生鉱山 ミエゾウ 津市・亀山市・鈴鹿市・伊賀市・桑名市

  滋賀県 湖東流紋岩 滋賀県南東部 トパーズ 田上山(大津市) 古琵琶湖層群の足跡化石 湖南市野洲川河床

  京都府 鳴滝砥石(前期三畳紀珪質粘土岩) 京都市右京区 桜石(菫青石仮晶) 亀岡市 綴喜層群の中新世貝化石群 宇治田原町

  兵庫県 アルカリ玄武岩 玄武洞 黄銅鉱 明延鉱山 丹波竜(タンバティタニス アミキティアエ) 丹波市山南町,篠山川河床

  大阪府 和泉石[和泉青石](砂岩) 和泉山脈 ドーソン石 泉南 マチカネワニ 豊中市芝原の待兼山丘陵(大阪大学豊中キャンパス)

  奈良県 玄武岩枕状溶岩 玉置山山頂,吉野郡川上村深山の吉野川河床、川上村下多古,十津川村折立など ざくろ石 二上山 前期更新世動物化石 馬見丘陵(広陵町~河合町)

  和歌山県 珪長質火成岩類 潮岬地域の橋杭岩,古座川弧状岩脈の一枚岩,虫喰岩など サニディン 太地町 白亜紀動物化石群 有田川流域(有田川町など)

四国 香川県 讃岐石(古銅輝石安山岩) 五色台 珪線石 猫山 コダイアマモ 阿讃山脈

  徳島県 青色片岩 眉山-高越地域 紅れん石 眉山 プテロトリゴニア 勝浦川流域(勝浦町,上勝町)

  高知県 花崗岩類(閃長岩) 足摺岬 ストロナルシ石 高知市蓮台 シルル紀動物化石群 横倉山(越知町)

  愛媛県 エクロジャイト 東赤石山周辺 輝安鉱 市之川鉱山 イノセラムス 宇和島周辺,松山~四国中央

西日本 鳥取県 砂丘堆積物 鳥取砂丘 クロム鉄鉱 日南町多里 中新世魚類化石群 鳥取市国府町宮下

  島根県 来待石(凝灰質砂岩) 松江市宍道町 自然銀 石見銀山 ミズホタコブネ (県内各地,模式地松江市玉湯町布志名)

  岡山県 万成石(花崗岩) 岡山市 ウラン鉱 人形峠 成羽植物化石群 高梁市成羽町

  広島県 広島花崗岩 広島県南部 蝋石 庄原市勝光山 アツガキ 三次・庄原地域(備北層群)

  山口県 石灰岩 秋吉台 銅鉱石 長登鉱山 美祢層群の植物化石 美祢市

  福岡県 石炭 筑豊地域 リチア雲母 福岡市長垂 脇野魚類化石群 北九州市,直方市,宮若市

  佐賀県 陶石(変質流紋岩火砕岩) 有田町 緑柱石 富士町杉山 唐津炭田の古第三紀化石群 佐賀県西部

  長崎県 デイサイト溶岩 雲仙岳 日本式双晶水晶 奈留島 茂木植物化石群 長崎市茂木町

  大分県 黒曜石 姫島 斧石 尾平鉱山 更新世淡水魚化石群 玖珠盆地(九重町野上)

  熊本県 溶結凝灰岩 阿蘇山周辺 鱗珪石(トリディマイト) 熊本市島崎の石神山 白亜紀恐竜化石群 天草市,御船町

  宮崎県 鬼の洗濯岩(砂岩泥岩互層) 青島海岸 ダンブリ石 土呂久鉱山 シルル紀−デボン紀化石群 五ヶ瀬町祇園山

  沖縄県 "琉球石灰岩" (全域) リン鉱石 沖大東島 港川人 八重瀬町字長毛

  鹿児島県 シラス(主に入戸火砕流堆積物) (島嶼部を除くほぼ全域) 金鉱石(自然金) 菱刈金山 白亜紀動物化石群 甑島・獅子島