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2026年6月11日木曜日

入梅 2026

関東甲信にけかて、すでに「梅雨入り」したと気象庁から発表(9/7)されているが、雑節できょうが「入梅」であり、「田植えの日取りを決める」重要な日という。

(本ブログ関連:”入梅”、”雑節”、”梅雨入り”)

梅雨にちなんで梅酒作りがある。二十四節気の「芒種」(6月6日 ~ 6月20日)を3つに分けた七十二侯の「末候」は、<梅> に着目して、「6月中旬〜下旬の完熟梅を使って、『芳醇でフルーティー、コクのあるまろやかな梅酒』に仕上げる」といわれる。(一般の梅酒作りには青梅を使う)

子どものころに母が作ったのは、梅の実と氷砂糖だけのシロップだった。暑い夏に、氷水に混ぜて飲んだとき、シロップだけを飲んでみたい誘惑にかられたものだ。それは、カルピスの白くて濃いい瓶詰のシロップに対して、あるいはさくらんぼの缶詰のときもそうだった・・・ つまみ食いして悟ったのは、実際はそうでもないということだった。

ちなみに、雑節は次の9つがある。

■ 雑節(Gemini による)
雑節(ざっせつ)時期(目安)内容・意味
節分(せつぶん)2月3日頃 江戸時代以降
(立春の前日)
季節の変わり目。邪気を払うために豆まきを行い、恵方巻を食べる習慣があります。
彼岸(ひがん)3月・9月の春分・秋分を挟む7日間先祖供養をする期間。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われ、季節の節目となります。
社日*(しゃにち)春分・秋分に最も近い「戊(つちのえ)の日」生育した土地の神(産土神 うぶすながみ)を祀る日。春は豊作を祈り、秋は収穫に感謝します。
八十八夜
(はちじゅうはちや)
5月2日頃
(立春から88日目)
本格的な農作業(茶摘みや種まき)の目安となる時期。この頃に摘んだお茶は縁起が良いとされます。
入梅(にゅうばい)6月11日頃
(太陽黄経80度)
暦の上での梅雨入り。農家にとって田植えの時期を決める重要な節目でした。
半夏生
(はんげしょう)
7月2日頃
(夏至から11日目)
農作業を終える目安の日。関西ではタコ、福井ではサバなどを食べる風習があります。
土用(どよう)各季節
(立春・立夏・立秋・立冬)の前約18日間
季節の変わり目で、体調を崩しやすい時期。特に夏の土用(丑の日)には鰻を食べることで有名です。
二百十日
(にひゃくとおか)
9月1日頃
(立春から210日目)
台風が襲来しやすい時期とされ、農家が警戒する厄日(やくび)の一つです。
二百二十日
(にひゃくはつか)
9月11日頃
(立春から220日目)
二百十日と同様に、台風の襲来や強い風に警戒が必要とされる日です。

* )社日: 上表のなかで、「社日(しゃにち)」について、あまり縁がないように思われるのは、郷土(生まれた土地)の守護神への意識が、とりわけ都市部で見られないせいだろう・・・もちろん、地域によって郷土意識が十分残っているところはあると思うが。

雑節は、郷土との絆を持たせる大切な知恵(季節観)と思う。郷土を慕い思い返す歌が、NHK「みんなの歌」から見られなくなりつつあるのは残念。

2026年2月3日火曜日

節分 2026、衆院議員選挙 期日前投票と恵方巻

きょうは「節分」、あすから春の気配がする「立春」の前日に当たる。気象からみて、気象庁の季節区分*の「春」は <3月~5月> であり、実質的にまだ晩冬で寒い。
(*)気象庁:「時に関する用語」>「 季節を表す用語」
    ー https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/toki.html

(本ブログ関連:”節分”)

節分には、「一般的には『鬼は外、福は内』と声を出しながら福豆(煎り大豆)を撒(ま)いて、年齢の数だけ(もしくは1つ多く)豆を食べる厄除けを行う」(Wikipedia)風習がある。

「豆まき」は、子どものころに、窓(掃き出し窓)を開け、「鬼は外!」といって庭に撒いた記憶がある。また、歳の数だけ豆を食べたのはほんの数回しかない・・・というのも、残った豆を好きなだけ食っていたからだ。
それが、この歳になると、歳の数が多すぎて食えるものじゃないことになっている。

衆院議員選挙の期日前投票と、いまだに馴染めない「恵方巻」
昼過ぎ、「衆院議員選挙」の <期日前投票> に行った帰り、スーパーに寄ったところ、「恵方巻」の海苔巻きがずらりと(多種多様に)並んでいた。コンビニで始まった、関西起源の風習だが、いかにも客単価を上げたいがための商魂たくましいラインアップに見えて、いまだに不自然さを感じる。(よく紹介される、恵方巻を食べる姿に共感を持てないでいる)

結果、店内を巡ったのに、豆まきの袋が霞んでしまったようで・・・購入するのを忘れてしまった。(もしかしたら、入り口の一角にある小さな商品棚に置かれていたのかもしれない)

2026年2月1日日曜日

自然観察園、ロウバイ(蝋梅:俳句では臘梅)

きょうから2月。毎月初に、家じゅうの壁掛けカレンダーを新しい月に更新する。昔は、色刷りで自然の景色、飛行機、列車などの写真付きのカレンダーを吊るしていた。けっこう高価なものだった。それが近年になって、100均ショップで、日付だけ印刷した各種サイズのカレンダーを見つけて乗り替えた。安価なので部屋ごとに掛けている。

今月の初日が日曜日とは、始まりがよい。 快晴の昼過ぎ(13:00ころ)、気温も10℃と穏やかななか、公園併設の自然観察園へ出かけた。落葉低木の「ロウバイ蝋梅)」の黄色の花を見るためだ。(このところの晴天のせいで、公園を流れる小川の水は枯れて、川底のごつごつした石が露わになっていた)

月日ごと記した歳時記「日々の歳時記」(広瀬一朗、東京新聞出版局)の2月1日のテーマは「臘梅」で、「<ろうばい>。寒の内から、半透明の黄色の小花を下向きにいっぱいつけ、春に先立って周囲を明るくする」と始まる。末尾に、俳句では「蝋梅」ではなく「臘梅」と記述すると解説がある。(:ワックスのロウ、:下記に説明)
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臘月*(陰暦十二月)に咲くからこの名と思うのは間違いだと古書もいう。だったら「臘梅」でなく「蝋梅」とすべきだが、俳句はなぜか臘梅とばかり書く。
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(*)臘月: 陰暦十二月の異称、1年を締めくくる冬の季節を表す言葉(検索 Labs)


セツブンソウ(写真左)、ウメ(写真中央)、ソシンロウバイ(写真右)
・あさって(2/3)は「節分」、よいタイミングで、地面に小柄な白い花の「セツブンソウ」が群生していた。カメラを地面に置いて撮影しているひともいた。日本固有種とのこと。
・陽射し背に受けて眩しい「ウメ」の白い花をながめる。菅原道真公が詠んだ「東風(こち)吹かば 匂いおこせよ梅の花 主(あるじ)なしとて 春な忘れそ」を思い浮かべる。
・観察園の東奥に「ロウバイ」と「ソシンロウバイ」があると掲示板に表示されていたが、きょう見た限りでは、花の真ん中も黄色いソシンロウバイだけだった・・・香りも薄い。

2025年2月2日日曜日

市民向け古代史発掘調査の講演会、節分2025

日曜日の空は、きょうの日付に変わった深夜から午前中にかけて小雨がぱらついた。昼過ぎの市民講座に出かけたとき(午後1時過ぎ)、曇天の空に一瞬霧雨を感じたが、帰り道はすっかり乾いていた。

講演会は、地元の考古学的発掘調査の状況を市民向けに報告するもので、教育委員会が昨年3月に発刊した「文化財パンフレット」の小冊子をもとに紹介された。講師は、市教育委員会の学芸員の髙木翼郎(たかぎよくろう)氏がされた。
ー あいにくの天気にもかかわらず、聴講者100名を予定していたところ何と150名の参加となったそうだ。

当地は、多摩川の河岸段丘の古い台地である、野川の流れる国分寺崖線上部の「武蔵野面」にある。それでも、台地の窪地を辿(たど)り「仙川」が流れて(さらに北側の他市には「石神井川」があり、後の江戸時代に市中に向けた「玉川上水」も加わるが)いて、古代人(旧石器時代【37,000年前】~縄文時代、および古墳時代以降)の住居跡がある。
ー なぜか、弥生時代にひとびとの姿が消えるそうだ。(勝手な推測だが・・・水稲生産の都合上、水利のよくない武蔵野面から、南側に広がる水田に適した?「立川面」の方へ移動したのではないだろうか?と、素人は瞬間的に勝手に想い付くのであるが・・・)

上記の遺跡紹介の中で、古墳時代の「横穴墓」(七世紀中期)の発見や、中世の古道と現在の街道と差異がある(遺跡とかかわる古道は重要)こと、あるいは仙川の水源について新たな見解などが紹介された。

(追記)
きょうは「節分」。「立春」の前日と決まっているので、今年は2月2日(2月3日ではなく)となる。上記の講演会の帰り道、スーパーに寄って結局「恵方巻」を買ってしまった。

(本ブログ関連:”節分”)

2024年2月3日土曜日

野鳥観察(62)、節分 2024

早朝のきょう、やっぱり寒い。防寒着を重ねて野鳥観察(探鳥会)へ出かける。家を出て直ぐの路地に、近隣の家で実って落ちたキンカンの実を「ヒヨドリ」が1羽貪っていた。わたしに気づいたのか直ぐに飛び去った。冬寒のなか、生きていく厳しさを想像したりする。

辺りは日ましに明かりが広がり、気分がゆるむというもの。探鳥会の集合場所に、開始9分前に到着したが誰もいない。やっぱり寒さのせいだろうかと思ったが、すぐにみなさんが集まった。日の出時刻(6:41)過ぎ、観察開始の7:00 に見る公園東側奥の木立の中に赤い太陽が浮かんだ。太陽のわれら民族は、それを見届けてホッとする。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

このところフィールドで、会長から野鳥、植物、自然景観にいたるまで多様な話題を聞かせていただく機会がないのが残念。早く復帰を願うばかり。

今回もベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラ写真で確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・アオゲラ: せっかくカメラにおさめたのに、ウロ(樹洞)に頭を突っ込んだものだけ
・メジロ: 中型の樹の葉陰を飛びまわっている。それを教えられたが、目視も撮影も難儀
・ハクセキレイ: 小川への湧水取り入れ口に、1羽がじっとたたずんでいた
・ムクドリ: 遠くに圧倒的多数で群れているけど、撮影できず(ベテランのカウント1位)
・カワラヒワ: ムクドリにつづき、多数群れていた(ベテランのカウント2位)
・カワセミ: 何という幸運、今までで最も良く撮れた
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・カルガモ: 小川に残る水溜まりで群れていた(共にいる「マルガモ」がいつも気になる)
・クイナ: ベテランはその姿を見た。私は枯れ葦の揺れるのを見た・・・

ハクセキレイ(写真左)、カワラヒワ(写真右)
・「ハクセキレイ」が湧水取り入れ口のコンクリートの上から水面を覗いていえう。首を竦(すく)めたように映っているが、もっと軽快でスマートな瞬間を撮りたかった。
・「カワラヒワ」が樹上に群れていた中で、一番はっきり映っているもの。他の写真に、もしかしたら「アオジ」が混じっているのではないかと思うものがあった・・・眼力不足で識別できないのが残念。


カワセミ
探鳥会の終盤、小川に沿って進む道で「カワセミ」とよく出会う。みなが塊りになってカメラや双眼鏡を向けても。カワセミはしばらく動ぜず、しばらく小枝にとまっている。小川を見つめて、水面すれすれを飛び降り、たくみに小魚を採る。そして直ぐに次の枝に移って、獲物を探し始める。



■ 節分
先日(1/31)、自然観察園で5弁の小さな白い花「セツブンソウ」が咲いているのを見た。きょうは「節分」で、豆まきの日だ。このところ、豆まき用の大豆をもっぱら食っている。恵方巻は、予約なしで売っているものがあれば食うこともある。

(本ブログ関連:”節分”)

2024年1月6日土曜日

小寒 2024

きょうは二十四節気の「小寒(しょうかん)」、これより寒さが極まるという。Wikipediaに「この日から 節分(立春の前日)までを『寒(かん。寒中・寒の内とも)』と言い、この日を『寒の入り』とも言う。」と記されている。

(本ブログ関連:”小寒”)

まさに、この「寒の入り」の今朝、野鳥観察(探鳥会)へ出かけて、寒さを実感した。

ところで、元日のブログに「令和6年 能登半島地震」について記述した際、その「(付記)」に次のような或るYoutubeの情報を書き添えた。
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(付記)
最近のYoutubeで、千葉県沖に地震が頻発していることから、大型地震の襲来を予言?する 話題が目についた。正月前に、いやな予見だと思った。
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千葉県沖に要注意を喚起していたが、はからずも本州をはさんで反対(日本海側)の北西にある能登半島北端で地震が発生した。妙なざわつきを感じた・・・。

天気予報では、これから被災地の能登半島に寒さが強まり、雨が降るという。もし、わが身をその場に置き換える想像をしてみたら、途方に暮れるばかりだろう・・・一刻も支援が被災者の方々に届くのを祈るばかりだ。

2023年2月3日金曜日

節分 2023

節分」のきょう、各家庭では「は外」・「福は内」とばかりに(特に子どもたちがいれば)大声で叫んで豆をまく。子どものころの節分はそうだった。

鬼退治の風習は、「追儺」に起源に持っているそうだが、一度としてさかのぼった記憶はない。ということで、「」についてネット上を検索してみた。

(本ブログ関連:”節分”)

数日前のTVニュースで、節分の行事について報じた際、ある神社の豆まきを次のように紹介した。そこでは豆まきの掛け声が「福は内」だけしかないという。宮司は「(神社の)内側に鬼がいないから」と理由を説明した。社に侵入できない鬼は、外側の世間に満ち満ちているようで、毎年節分に、各家庭から追い出される。

わたしは豆まき用の大豆をすでに購入している。撒くよりも、もっぱら食している。豆が体の中に入れば、わたしの内から鬼が退散するのではないか・・・と。

ところで、下記Youtubeの説明で、鬼に対して防御の役割を果たした「方相氏(ほうそうし)」(鬼追い神)は目を多く持っていて、最初の鬼といえる「酒呑童子」も目を多数持っていたことから、方相氏のイメージが鬼に転じたのではないかと語られている。

また、節分の大豆を < なぜ炒るのか > について、次のブログ*に、鬼の「目」をつぶすべき大豆が、生だと地に落ちて「芽」が出るからという解釈もあるそうだ。

(*)ブログ「オリーブオイルをひとまわし」:節分に炒り大豆をまく理由は?
        ー https://www.olive-hitomawashi.com/column/2018/02/post-1382.html

Youtube ガリレオ Ch:「鬼の正体 今の日本があるのは鬼のおかげ?」
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・大阪府 八尾天満宮: 鬼 ⇔ <方相氏(鬼追い神)+ 天狗>
    - 京都府 日本の鬼の交流博物館: 初期の鬼は目に見えない存在
    ー 倭名類聚抄: 隠(おん、おぬ)→ 訛って鬼に転じる(見えない鬼)
    ー 酒呑童子: 目が複数=方相氏も目が複数ある説(見える鬼・見える存在になる)
・能面: 象徴的な顔、角がある鬼は女性だけ(=般若、結婚の衣装に角隠しがある)
・鬼退治: 鬼は退治されるが、その後その土地に祭られる
    ー 桃太郎ばなし: 桃太郎のモデルに「吉備津彦命」、鬼のモデルに「温羅(うら)」の説がある
・鬼: 鉱山、製鐵、土木技術を持っていた集団という説がある

(追記)
歴史研究者には、鬼を資料の中で収束、筋立てしようとするが、はたして縄文・弥生の膨大な時間の中で生活を営み、精神世界を形成してきた日本固有の継承にまで思いいたっているだろうか。

2022年2月20日日曜日

自然観察(8)

月1回、第3日曜日に開催されている、公園の「自然観察会」へ久しぶりに出かけた。前回参加したのは、何と昨年(2021年)の4月18日のこと。10か月ぶりの出席となった。この間、新型コロナ感染防止のため中止となったり、その後も警戒が少しとけて実施されたこともあったが雨模様で自ら休んでしまったりとで、長きにわたり中断していた。(一昨年の8月に初めて参加して以来、今回でわずか8回目でしかない)

(本ブログ関連:”前回(7回)の観察会”、”自然観察会”)

昨夜来の雨は天気予報の通り早朝にやんだものの、雨上がりの草地を巡るため長ぐつ姿に身を固めて出て行った。幸い薄曇りの空から雨が降ることはなかった。(昨日、観察会の幹事さんからの会員宛てメールに、新型コロナ《オミクロン株》に注意のうえ参加は自ら決めるよう案内があった)

久し振りの観察会、ゆったりと公園や併設の観察園を巡った。膝痛のわたしは、きのう(2/19)に続きリハビリを兼ねながら歩を進めた。少し遅れ気味ながらみなさんの後に続くことができたと思う。いろいろな意味で貴重な催しであり、感謝している。

セツブンソウ
観察会の始まりに、会長から本日のポイントとして、節分の時期(早春)に花を咲かせる「セツブンソウ」が紹介された。白色の小さな花弁は萼(がく)であって、キンポウゲ科の花に多く見られる(「宿萼性(しゅくがくせい)」による)とのこと。実際の花は、萼による花弁の中にある、黄色のものがあたる。土壌としては石灰岩の地を好む(参加者から「ホウレンソウ」栽培でも同様などと話題があった)。
次のセツブンソウは、公園併設の「自然観察園」に咲いていたもの。


白梅
自然観察園に「白梅」があって、見方を工夫すると浮世絵を想い出し、いかにも梅らしい枝ぶりを観察できる。梅の花は、きょうの曇天にもよく似合った。


アオサギ
自然観察園を回っていたとき、池の辺にじっとたたずむ「アオサギ」と遭遇した。驚いたのこちらの方。アオサギの微動だにしないその超然としたたたずまいに感動してしまう。


ところで、解説いただいた植物をカメラに何枚も収めたつもりでいたが、いずれもピントが合っていない。コンパクト・デジカメの限界が見えたような気がする。とはいえ、ベテランの方から、きょうの観察会の写真をメールでいただいている。ならば鑑賞する立場に徹するのもよいかなと考えたりもする・・・。

2022年2月3日木曜日

節分 2022

新型コロナウィルスの「オミクロン」株による感染予防のため、第3回目のワクチン接種に出かけた。接種会場に希望者が次々来場した。待合室は人であふれていたが、接種後に副作用が発症していないか確認のため、タイマーを持たされて待機(15分ほど)する人たちも合わせてのことだ。オミクロン株は、デルタ株と比べて症状が軽症化しているといわれる。今回の接種には焦りが薄く、念のためといった感じが強い。

(本ブログ関連:”節分”)

ワクチン注射した腕に痛みはほとんど残らなかった。実はこの後、膝治療で膝に注射することになっていて・・・憂鬱な気分で施設内を移動した。膝の注射は、これまでの2週間に1回から月1回でよいことになって、少しホッとする。

ところで、きょうは「節分」。本来、四季の変わる前日を指すが、今では、明後日の「立春」の前日であるきょうの節分だけを指すようになったようだ。

「鬼は外、福は内」の掛け声は幼い子どもたちがいてこそ。歳をとれば、豆を食うくらいだったそんなとき、関西方面の習慣といわれる(ノリ巻き)「恵方巻」が、コンビニのマーケティング戦略で地域を拡大している。商業的なニオイのする恵方巻に拒絶反応があったが、きょうの医療施設の帰り道、スーパーに寄って長いそれをついに買ってしまったのだ。

以上、ワクチン接種、膝注射、恵方巻の三題噺といった次第。


(追記) 庭木に吊るした、野鳥のための<エサかご>に「メジロ」が来た。
・エサかごの中に、ミカンの実(房にばらしたもの)とカナリアシードを容器に入れて置いたものの、なかなか野鳥が寄って来なかった。野鳥の食事具合を確認しようと、たまたまガラス戸を開けて覗いたとき、一羽のメジロが飛んできたのだ。一瞬互いに目が合ったわけだが、すぐに飛び去ってしまった・・・まことに身近で観察できたのは幸い。
・エサかごを確認したところ、ミカンの房は跡形もなく完食。カナリアシードも半分くらいに減ったが、それらがメジロによるものかどうか未確認。観察の仕方を考えねば・・・これからの課題だ。

2021年2月16日火曜日

観察園散歩

公園併設の「自然観察園」が月曜日に休園であるのを気付かず何度訪れたことか。だから、きょうは火曜日だとしっかり確認して出かけた。昼過ぎの公園は日射しもよく陽気で、冬を忘れてしまいそう。平日にもかかわらず人影を欠くことはなかった。

きのうは久しぶりに大雨(47mm)だったので、間違えても出かけるはずはなかったが。そんな雨のせいか、きょうの公園の小川は水量が少しだけ増したように見えた。もちろん、地にしみ込んだ雨水が本格的に湧き出てくるには、数日かかるかもしれない。

冬の2月に野草は地面に放射状に葉を広げて張りつき、太陽エネルギーを蓄えようとする。そのときの葉の形状を「ロゼット」という。観察園の今月のテーマでもあるのだが、きょうはしゃがんで見る、観察路の傍らに咲く小さな花を探した。

(本ブログ関連:”ロゼット”)

セツブンソウ」は、「節分」のころから咲く花で、小さくて可憐である。白い五弁の花びらは実は「がく片」だそうだ。ちょっとした高山植物の雰囲気がする。群生しているさまは賑やか。以前、別の庭園で一輪だけしか見たことがなかったので。

(本ブログ関連:”節分”、”セツブンソウ”)

セツブンソウ

オオイヌノフグリ」は名前が残念である。しかも道ばたに生える「雑草」と一刀両断される。よく見れば、4枚のコバルトブルーの花弁が色鮮やかである。果実が犬の睾丸に似ている?というだけであって、咲く花になんの関係もないのに。

オオイヌノフグリ

小川に沿った道ばたに「ハクセキレイ」が一羽いて、私が近づいても逃げようとしない(マイペースな鳥で、ネットにそんな話しがいくつもあって驚く)。じっと眺めていたところを、自転車が通り過ぎようとしてようやく飛び去った。そのときの羽ばたく姿に思った以上の青色を感じた・・・。← (訂正: 後になって考えれば、ハクセキレイだったようだ

(本ブログ関連:”ハクセキレイ”)

(付記)
出かける前、Amazonに注文した山渓文庫「野鳥の名前 名前の由来と語源」(文=阿部直哉、写真=叶内拓哉)が届いた。アイウエオ順に代表的な鳥名の語源など丁寧に紹介していて、読み物としても楽しみたい。なお、叶内氏は、以前入手の同文庫「くらべてわかる 野鳥」の著者でもあり、つながりもよいと思って購入した。

2021年2月3日水曜日

立春 2021

きょうは二十四節気の「立春」で、春が始まるという。とはいえ、気象庁の「天気予報で用いる用語」によれば、カレンダー上の春は3月に始まり、今はまだ冷え冷えした冬の終わりに過ぎない。(きのうの最高気温は15.9℃で、きょうは4℃ほど低くなると予想されたが ⇒ 結果、10.8℃に終わった)

・春:3月から5月までの期間
・夏:6月から8月までの期間
・秋:9月から11月までの期間
・冬:12月から2月までの期間

(本ブログ関連:”立春”)

立春についてWikipedia(英語版)を見れば、東アジア独特の「太陰太陽暦(lunisolar calendar)」の用語と記され、中国と日本の例が挙げられている。立春について誰もが共有するといった感覚を持っていたが、いってみれば漢字文化圏のカレンダーといっていいことに気付く。
ちなみに、「節分」については各季節の始まる前日として、特に春の始まる前日に日本で祝うと注記がある ⇒ 日本独特なもののようだ。

ところで、春の兆しを知らせる公園の催事「四季の花まつり冬・うめまつり」(2/15~2/24)は、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止のため、中止することといたしました」とのこと。当分のあいだ、春は近寄りがたそう。

結局、昼に健康と気分転換のため外出する。寒さは極端でないとはいえ、足を延ばして「うめまつり」が予定された公園にある梅林を覗こうとするまでの意欲はなかった。近所をぐるりと巡って帰宅する。

2021年2月2日火曜日

節分 2021

先日、久しぶりに息子に会い、「節分」に合わせた菓子をもらった。そのとき今年の節分は、例年と比べて1日早まるといわれた。テレビのニュースでも、節分の日が「いつもの2月3日から2月2日にずれるのは124年ぶり」といっていた。この歳になると、ああそうとつい聞き流してしまう・・・。

(本ブログ関連:”節分”)

節分は「立春」の前日で、立春がずれれば節分もずれる。立春は太陽の公転周期のずれを調整するため、2月3日になったり2月4日になったり2月5日になったりする。それに伴い節分も変動する。

子どものころ、家族総出で大声で「鬼は外! 福は内!」といって、豆を暗い庭にまいたり、部屋の隅々までまいたりした。節分の行事は家族の楽しみであった。子どもたちが成長するにしたがい、いつのまにかやらなくなる・・・それがいつだったか忘れた。でも、座敷の戸をすべて開け放ったとき、縁側が鬼の住む世界との境界となった瞬間を忘れない。あのとき家族が一体になる思い出ができた。

昼過ぎにスーパーへ出かけたら、店頭に豆まき用の煎り大豆の入った袋が山積みになっていた。今晩、近所の子どもたちがいる家庭で「鬼は外! 福は内!」の声が聞こえるとよいのだが、最近の建築は耐震設計のため縁側が少ない、どうするのだろうか。
ところで、見ることがない漫画「鬼滅の刃」に掛けて、「全集中で鬼退治!」なんてネットで語られているが、節分の鬼と「鬼滅の刃」に登場する鬼とがどういった関係になるのか教えてほしい。

2019年2月3日日曜日

節分の豆まき 2019

「Googleニュース」のトップニュースに、「節分の豆まき」の記事がひとつも掲載されていない。わたしにしてみれば、今日の伝統行事の豆まきが見あたらないのは気になる。

最近、鬼も寄り付かず、さりとて福を呼びたい欲もない。それでも節分に豆がないのは寂しいものだ。久し振りに図書館に行った帰り道、コンビニで(砂糖をコーティングした)「紅白福豆」を買ってきた。テレビを見ながら、福豆をポリポリ食っていたら、(豆まきするほどもない)量が少ないせいかアッというまになくなってしまった。

(本ブログ関連:”節分”)

テレビで語られた俗説に、昔から(陰陽道で)忌まわしい方向を「鬼門」といい、北東すなわち「丑寅(うしとら)」をさすという。だから、鬼には牛の角があり、虎の毛皮のパンツをはく。いつ頃からか、鬼の姿が怖くなくなった。童話の鬼はどこか滑稽でもある。

鬼は恐怖の符号だから、童話の鬼以外にも、仏教由来の「鬼子母神」がある。名前の通り、母親でもあり、やがて改心という救いがあるようだ。
Wikipedia(日本語版)によれば、バスク神話に「ラミア(Lamia)という女性は魔女(Sorgin)、または子どもの血を吸う鬼として現れる」そうだ。こちらも女性であり、子どもの命と関連するようだ。
一方、Wikipedia(英語版)の「Lamia」を見ると、海洋性の人魚に近く誘惑的である。日本語版のものとだいぶ違うように(今のところ)見える・・・ここから興味が始まるというものだ。

「ニューエクスプレス バスク語」(吉田 浩美著、白紙社)を読み始めた。今は、人魚のLamiaに近い存在で、好奇心にくすぐられて寄って見ているが・・・。

2018年2月4日日曜日

立春 2018

昨日は<豆まき>の「節分」。そして、今日は「立春」。いずれも「二十四節気」に従う。旧暦(太陰暦)時代の暦ながら、四季に合わせた太陽暦なので、二十四節気を「太陰太陽暦」と呼ぶそうだ。

ブログでは、何かにつけて二十四節気を話題にしている。古い暦にもかかわらず、太陽の運動に沿っているため、生活実感に合うのがいい。春は始まったのだろうか?

(本ブログ関連:”立春”)

気象庁の「時に関する用語」は、季節区分を次のように月間で設定している。
   春:3月から5月までの期間。
   夏:6月から8月までの期間。
   秋:9月から11月までの期間。
   冬:12月から2月までの期間。  ← まだ冬!

今日は、(陽射しだけ見れば)ちょっとした緩みがあるが、外に出れば相当寒い。天気予報によれば、来週からまた冷え込むという。やっぱり、体感はまだ冬である。

2018年2月3日土曜日

節分 2018

季節の変わり目の前日を「節分」という。春になる「立春」(1/4)前日の今日が節分にあたる。慌ただしい日常、気付かないかもしれないが、スーパー店頭に、鬼の仮面を付した<煎り豆>パックが積まれてる。

(本ブログ関連:”節分”)

節分の思い出は「豆撒き」だ。夕方、縁側のガラス戸を開け放ち、庭に降りて明るい室内に向かって「福は内~」、逆に縁側に立ち暗い庭先に向かって「鬼は外~」と叫びながら煎った豆を撒く。途中、目を盗んでは豆を頬張る。家族で行なう、親から子に伝わる、楽しい風習だ。
(「恵方巻き」いまだ馴染めず・・・本当に関西で確立・普及した風習なのだろうか?)

今日は病院をはしごして、いろいろ安心のお墨付きをもらった。ほっとしたのか、帰宅して、テレビをつけたまま転寝してしまう。散々気をつけたインフルエンザが忍び寄りそう。くわばら、くわばら。

ちなみに、インフルエンザ予防のため、外出時には①マスク着用、②あちこち商品や電車の吊り輪などを触らないこと、そして、帰宅時には、①手洗い、②顔まで(目から感染の可能性があるので)洗うことが大事と指導いただいた。当分の間、気をつけた方がよさそう。
(インフルエンザ患者が、洟(はな)をかんだ後、手にウィルスが残っていて、その手で色々なものを触る場合がある・・・ウィルスが町中にウヨウヨしていると考えたほうがよさそう)

(本ブログ関連:”インフルエンザ”)

2017年2月3日金曜日

節分 2017

季節の始まる前日を「節分」といい、一般に「立春」の前日、すなわち今日をさす。節分に、「豆まき」の風習があり、幼い頃の思い出につながる。少々寒い夜、戸を開け放して、暗い庭に向かって「鬼は外!」と叫んだもの。社宅の家並みのそこかしこから子どもたちの声がした。うれしくて競ったかもしれない。それも遠い昔、ほんの一瞬のできごとだ。線香花火のような思い出だが、妙に明るくて暖かい。歳をとると大事にしたくなる。

(本ブログ関連:”節分”)

2016年2月3日水曜日

節分 2016

今日は「節分」だ。各季節の始まりの前日を「節分」という。とりわけ、春の始まりの「立春」の前日に、鬼を豆で追い出す「豆まき」が節分の家庭行事として定着している。幼い子がいればなおさらだろう。

(本ブログ関連:”節分”)

一年の暦の始まりである元旦前日の「大晦日」に、除夜の鐘を打って煩悩を祓うように、一年の季節の始まりの日である春分の日前日に、豆まきして悪気を追い払う。今日の節分は、一年の覚悟を示す節目かもしれない。

そういえば同じ節分に、「恵方巻き」という巨大な海苔巻きを食べる関西風の食行事がある。恵方巻きに予約が必要のようだが頼んだ覚えはない。ただ食べることしかないため、生活の中に居場所がなく馴染みにくい。家庭内の行事として、演技する家族があることを忘れている。

先日、テレビの誕生月占いで最下位のことがあったが、その日困ったことがなかった。悪気や悪鬼と出会うこともなかった。もしかしたら、鬼の方から逃げ出したのかもしれないが。そういえば、インフルエンザがいるな・・・。

2016年1月18日月曜日

積雪2016

昨晩、冷え方が厳しかった。テレビで、降雪を知る。早朝、近所から雪掻きの音が聞こえたりした。家の廻りに今年最初の雪が積もった。

気象庁の最新気象データ(9時現在、都心)では、24時間「累積降雪量」は6cmとのこと。早速、わが家の状況を測る。みぞれから雨粒に変わり多少削られていることも勘案して、(一番積もったと思われる)塀の上の積雪を見ると、8cmほどの高さだった。

昨年、雪止め工事をしてもらったので、例年のように屋根からどさっと雪が落ちて雨どいを壊すことはないだろう。今回、その効果が確かめられるわけだが・・・そんなことより、近隣の街へちょっとした買物を予定していたが、明日にしようか。


(付記) 「冬の土用の入り」
今日から18日後に「立春」すなわち春を迎える。この間を「土用」といい、その入り口だ。立春の前日は「節分」となる。
春を間近に見る、冬の土用の入りに雪が降るとは。旧暦の春は、旧暦1月1日(今年の2月8日)から始まる。陽暦の3月から始まるのに比べて1ヶ月早い。実感の春にはまだ遠い。

2015年2月3日火曜日

節分 2015

今日は二十四節気の始まり「立春」の前日、「節分」である。行事として、鬼払いが行なわれるが、「追儺」を起源にしていて、「」はその先導者の名残りといわれるようだ。子ども時代に記憶をたどれば、戸を開けて煎り豆を外へ撒いて「鬼は外!」、内に撒いて「福は内!」と叫んだ楽しい思い出がよみがえる。

(本ブログ関連:”節分”)

鬼は日本特有のものという。モジャモジャ頭に二本の角を生やし、睨むように大きく鋭い目をして、牙を剥き出している。容貌だけでなく、上半身裸で筋肉隆々とした体躯に虎皮の褌(ふんどし)姿は、いやがうえにも恐怖を感じさせる・・・はずだった。

けれど、昼間の絵本の世界に引っ張り出された鬼は、桃太郎に征伐されていたし、節分の時期ともなれば豆を投げれると逃げ出す存在だった。江戸の黄表紙「桃太郎後日噺」(朋誠堂喜三二)には、鬼を連れてきた桃太郎一家のどたばた劇が描かれている。鬼はいつのまにか優(やさ)男に成り果てているのが悲しい。

(本ブログ関連:”桃太郎”)

ところで、鬼はどこから生まれたのだろう。ときに考えることがある。わたしたちが人類に進化した頃、恐竜は既にいなかったにもかかわらず、滅んだはずの彼らの姿に今も深い恐怖を覚えるのはなぜか。恐竜が存在していた時代、ネズミのようにして草陰で脅えていた記憶が、遺伝子に受け継がれているのではないかと・・・。そうだとしたら、鬼への恐怖も、わたしたちの祖先がこの世界で感じたいいしれぬ異型の恐怖という、何かがあったのでないかと空想してしまう。

2015年1月24日土曜日

豆、恵方巻、チョコレート

図書館の帰り道、スーパーがあって、入り口に季節に応じた食べ物が陳列されている。来月4日「立春」(節分)の前日に撒く、煎り豆の入った菓子袋がずらり並んでいると思ったら、今度はコンビニ店頭に、のぼり旗が立って、節分に食べる「恵方巻」の予約をうながしている。

節分の時期を、豆や恵方巻の商品で代替して知るような気がして妙な感じだ。ファッションに先取りという価値があるように、食べ物までもが先取り情報を持つている。年末から、予約、予約とせきたてられている気がしてならない。

とうとう、チョコレートまで加わった。テレビで、チョコレートフェアの催事と外国ブランドの高級チョコが押し寄せてきていることを放送していた。美味そうだな・・・と見ていたが、考えてみれば、2月14日の「バレンタインデー」に合わせてのことではないか。

いささか早過ぎないかと思うけれど、事(ビジネス)はどんどん運ぶ。スーパーに隣り合う商業ビル内も改装という名の店舗の入れ替えが進んでいる。何ごとも絶えず入れ変わっている。

季節は天候の変化よりも、ビジネスのカレンダーで早まる。1月なのに、もう2月だ。