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2018年8月30日木曜日

夏休み2018 イディッシュ語 3日目

今日は、夏期コース「イディッシュ語」(初中級、8/28~8/30 の3日間)の3日目、最終日だ。夏休みの最後に当たるこの時期を無為に過ごすことなく、イディッシュ語講習を受講でき、感謝一杯です。

(本ブログ関連:”夏休み2018 イディッシュ語”、”夏休み2016 イディッシュ語”、”イディッシュ語”)

本コースを一緒に受講された方が、ユダヤ教研究者ということもあって、普段では経験できない貴重な話をうかがうこともできた。そんな状況を考慮して、進捗や内容調整のため先生にご迷惑をかけたのではないか反省しきり。

授業は次の内容で進められた。
① 本テキスト
  ・ 「過ぎ越し(פּסח)」の行事について: <用意する物>、<食事の飾りつけ(סדר)や四つの質問>、<過ぎ越しの物語り(モーゼ)>

② サブ読み物(追加)
  ・イスラエルでイディッシュ語の普及に努めた詩人アヴロム・スッケヴェルの詩「与えられたものへの祝福(שהחײנו)」
  ・スッケヴェルが発行した季刊文芸誌「黄金の鎖」の冊子を拝見。
  ・スッケヴェルについて、先生の著書「現代イスラエルにおけるイディッシュ語個人出版と言語学習活動」p.77-78(鴨志田聡子著、三元社)に紹介されている。

というわけで、3日目は、近郊にある高尾山の登山者の前にいきなりエベレストが現れたようで、先生とユダヤ教研究者の間で解釈が語られるのを拝聴した。奥深さを知る貴重な経験ができた。

2018年8月29日水曜日

夏休み2018 イディッシュ語 2日目

今日は、夏期コース「イディッシュ語」(初中級、8/28~8/30 の3日間)の2日目。昨日の授業で、昨年春期に使用した教材の既習部分をほぼ読了したので、本日どうなることかと気にしながら臨む。(教材は昨年春期だけ使用したため、今日からは未読ページにチャレンジすることになる)

(本ブログ関連:”夏休み2016 イディッシュ語”、”イディッシュ語”)

始業(午前10時)前に、早く到着しそうなので、校舎近くの立ち食い蕎麦に寄って <たぬき蕎麦> を食う。旨くて量も適切なのに、わたしには腹持ちがよ過ぎて後悔する。立ち寄るタイミングを誤ったようだ。もちろん自宅で朝食をとってきたわけではないのに・・・。

使用教材を、「דער אָנהײבער(The Beginner)」と(昨日)記したが、本テキストとサブテキスト(ワークブック形式)で構成されていて、本テキストは昨年春期に使用したもの、サブテキストは、今回新たに加えられたものだ。しかも、大判にして見やすくしていただいたので、老眼者にも読みやすい。教材を工夫いただき本当に感謝です。

授業は次の内容で進められた。
① 本テキストとサブテキスト
 ・ <子犬の湯洗い>、<雪だるまと橇(そり)遊び>、<よい子のケンカ仲裁>、・・・、<猫とネズミ遊び>まで進んだ。一部未読部分もあるが、おおむね全体の2/3読了したことになる。

② サブ読み物(追加)
 ・ショーレム・アレイヘムの掌編「嘆きの壁(כּותל-מערבֿי:Koysl-Maarovi)」
  - エルサレムで「嘆きの壁」を見た人から話しを聞くラビは、子どもたちへの授業を中断、感激の余り泣いてしまう。
  - この物語り、以前の授業で紹介いただいたのに・・・記憶がおぼろでぼろぼろ。

2018年8月28日火曜日

夏休み2018 イディッシュ語 1日目

今日から、夏期コース「イディッシュ語」(初中級、8/28~8/30 の3日間)が始まった。今年前半の春期コースが先月末に終了して以来、一ヶ月ほど経過したことになる。この間自習を少し進めたが、むしろ退行するのが早いのではと心配していた。

(本ブログ関連:”夏休み2016 イディッシュ語”、”イディッシュ語”)

午前と午後をまたがって、途中小休止するものの授業が進められた。合間に、先生と他の受講者の方がされた<ユダヤ文化などの話題>について楽しく拝聴した。だから、あっという間に時間が過ぎたといってよいかもしれない。

昨年(2017年)の春期コースで使用したテキスト「דער אָנהײבער」(The Beginner)を超高速で読み進め、初日の今日で、既習部分をほぼ読み終わったことになる。残り2日間、どうなることだろう。というのも、このテキストの後半は、進むに従って活字が小さくなり稠密になる・・・。

(本ブログ関連:”דער אָנהײבער”)

ところで、授業後も、先生と他の受講者(実はユダヤ研究者)の方との会話をうかがうことができた。素人学習者にとって、(こんな幸運はない!)本当によい機会に巡り合うことができたとよろこんでいる。

2018年7月26日木曜日

春期イディッシュ語 2018-15th (終業)

今日、「イディッシュ語教室」の春期間コースが終業した。とはいえ、夏休みコース、秋期間コースが控えているので休むことはできない。

最終日らしく、授業は今までと違ってチャレンジングなものだった。基本テキストの新たな章(過去形)から読み物を2つ選び出し、輪読・読解するというのだ。事前に下読みしていないと手に負えないのに、他の出席者はそれを難なくこなした。凄い!

(本ブログ関連:”春期イディッシュ語 2018”)

先生のイディッシュ語話者との経験で聞き知ったまざまな情報をまじえて進められた。
① 基本テキスト「Colloquial Yiddish」
  次の2つの読み物について、先生の基本的な解説の後、輪読する。
  ・対話編:(仮題)「!אױ װײ! איך האָב פֿאַרגעסן אָנצינדן דעם אױװן」
                 (何てこと、オーブンに火をつけるのを忘れてた)
  ・読み物:「הערשעלע גײט אין קרעטשמע」
                (ヘルシェレが居酒屋へ行く)*
② 「イディッシュ語-英語」辞書の紹介
   ・ケンタッキー大学版のネット辞書:
      https://www.cs.uky.edu/~raphael/yiddish/dictionary.cgi


(*)ヘルシェレ(Hershel of Ostropol): Wikipediaに、この人物と上記の読み物と思われる小話「My Father」が紹介されている。実在の人だそうだが、<貧乏を逆手に取った> 小話が面白い。ただし、テキストとWikipediaに相違はあるけど。
実在の人物だそうで、阿呆村「ヘルム」の住民のことでもないようだが、どこからどこまでが実像なのか気になる。

(本ブログ関連:”ヘルム”)

ところで、できもしない脅かしをして、ことを済まそうとするのは、「玄関をお借りしたい」と狂言切腹しようとする話とどこか似た感じがする。(映画「切腹」:時代劇感想文集に感謝)

2018年6月23日土曜日

再(案内)2018 夏期間「イディッシュ語教室」

本ブログに案内した、夏期間「イディッシュ語教室」が、東京外国語大学の府中キャンパスで開催されます。日頃忙しい方も、夏休み期間のコースなので体験してみてはどうでしょうか。

すでに本ブログに掲載した「コース案内」で概略知ることができますが、具体的には東京外国語大学「オープンアカデミー」の次の「イディッシュ語」案内をご覧ください。
・「超入門」コース : 7月31日(火)~8月2日(木)
・「初中級」コース : 8月28日(火)~8月30日(木)

(雑談)
・イディッシュ語文学の第一世代の3大作家といわれる人物に、「ショーレム・アレイヘム」(1859年3月2日~ 1916年5月13日、NY没)、「イツホク・レイブシュ・ペレツ」(1852年5月18日~1915年4月3日、ワルシャワ没)、「メンデレ・スフォリム」(1836年1月2日~1917年12月8日、オデッサ没)がいます。
・彼らは、イディッシュ語による(ユダヤ)文学を普及したひとびとで、「ロシア革命」以前に没しています。彼らの作品を通して、イディッシュ文化の「原形」を知ることができるのではないでしょうか。そんな読書の機会を持てたらと、いつも思っています。
・イディッシュ文化の原形を、さらに「民話」の中で読み取れれば、(いわゆるユダヤジョークと違った意味で)楽しいことと思います。