「イディッシュ語教室」は語学以外にも得るものが大きい。今日も授業の始まる前、クラスメイトが持ち寄った江戸以降の和綴じ古書(為永春水ほか)を見せてもらった。変体仮名をすらすらと読んで聞かせられて、楽しくなる。
(本ブログ関連:”春期イディッシュ語 2018”、”イディッシュ語”)
春期コースの後半、クラスメイトが入れ替わり、イスラエル、英国、そしてポーランドへ行く。おじさんは、しっかり日本で留守番する(羨ましい)。
さて、今日も授業は順調に進んだ。
① 前回(5/31)の文法のまとめ(主格:Nominative、与格:dative、対格:Accusative、および形容詞の接尾辞)
①-1.復習
①- 2.Exercise(イディッシュ語の綴り順)
・名詞(性)+ 定冠詞 + 前置詞 + ・・・
・名詞(性)+ 形容詞 + 定冠詞 + 前置詞 + ・・・
② Dialogue の読み取り
・風邪に苦しむ青年を心配した女性の友だちに対し、青年は心配いらない・薬はちゃんとあると言い訳する・・・。
③ (定冠詞 + 前置詞)の「縮約」(イディッシュ語の綴り順)
③-1.名詞(性)+ (定冠詞 + 前置詞)
④ 先生の訳例
④-1.ショーレム・アレイヘムの「嘆きの壁(כּותל-מערבֿי:Koysl-Maarovi)」から
・イスラエルの地を踏んで「嘆きの壁」に接した人から話しを聞いたラビは、感激の余り子どもたちへの授業が中断する・・・
(付記)
地下鉄の乗り換え駅に、毎週、日本各地の物産展が開かれている。そのたび、ちょいちょい覗いては(主として食品だが)名産品を買ったりする。今日は、南九州の物産展で、特産品の「ボンタンアメ」と「甘夏みかん(砂糖)漬け」*を購入した。ボンタンアメには、すぐに昭和へ戻ることのできる懐かしさがある。
(*)砂糖漬けは、「ボンタン」が名産だが、今回は横に並んでいた「夏みかん」にした。