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2014年12月7日日曜日

大雪2014

雪が降ったわけでない。二十四節気で今日は「大雪(たいせつ)」。名の通りならば、雪が激しく降るころというが、まだその気配はない。ただし、冬の寒さは本格的で、先週から家の中でも足元が冷えるようになった。なにしろ、ひと気のない二階部屋まで冷えるのだから驚く。

同じ二十四節気でも「小雪(しょうせつ)」は、名の通りどこか可憐で愛らしい。うっすらと積もった雪景色に、あらためてその美しさに気づく。それに、和風で隙のない美人な役者もいるし・・・。

(本ブログ関連:”小雪”)

今年、去年と年の始め、降る<大雪>に閉口した。なにしろ二階屋根に積もった塊りがドスンと落ちて、一階の雨どいを吹き飛ばしたのだ。三度目を繰り返すまいと先日、屋根に雪止めを付けてもらったが、次の大雪があればどうなることか気がかり。

(本ブログ関連:本当の”大雪”)

今年の二十四節気も「冬至」(12/22)を残すのみとなった。ああ、後ろから迫る時間に押し出されるよ・・・本当に。

ともあれ、イ・ソンヒが、アダモ(Salvatore Adamo)の「雪が降る(Tombe la neige)」(1963年)をカバーして、同名曲「雪が降る(눈이 내리네)」(1988年)を歌う珍しいYoutube映像を見よう。(音質はソースによる)

(Youtubeに登録のjunghee .Pに感謝)

2014年12月6日土曜日

イ・ソンヒ30周年記念コンサートポスター

今年4月、イ・ソンヒ30周年記念コンサート「歌うイ・ソンヒ」会場で、彼女のサイン入り15集CD「SERENDIPITY」を購入したときにもらった公演ポスターを大事にしまってある。

このポスター、イ・ソンヒらしさが表現されていて、共感を得やすいのだろうけれど、あまりにも”普通さ”が滲み出ている。最近の他の写真に、もっとおしゃれな女性らしさを強調したものがあるが、よく考えれば、この方がいいのかもしれないと納得する。

彼女が何より素晴らしいのは、この体躯で、この雰囲気でといったところから途方もない歌唱力を今なお発揮していると、ポスターが気づかせる面があるのかもしれない。

(本ブログ関連:”イ・ソンヒに似ている?”)

ところで昨晩、このポスターを我が部屋に飾って、久し振りに訪れた息子に、それとなく感づかせようとしたのだが・・・しばらく部屋で雑談したけれど、何~んにもいわずに帰っていった。そういうものなのか、はたまた気づかなかったのか。

2014年12月5日金曜日

火星

火星探査のためのNASA宇宙船「オリオン」の試験飛行がいよいよ始まった。午前7時(日本時間午後9時)にケープカナベラル空軍基地から無人試験機が飛び立った。今回は地球周回だけだそうだ。

(本ブログ関連:”火星着陸”)

ケープカナベラル、なつかしい名前だ。いつもは、隣接するケネディ宇宙センターの名を聞いていたが、両施設の使い分けはどうなっているのだろう・・・、Wikipediaによれば、ロケットが有人か無人かの違いのようだが。

火星について、探査機「キュオリシティ」による地表写真を見てきたけれど、学生時代に受けた月着陸のような衝撃はない。それが、2030年代に人類(アメリカ人)の着陸が実現するという。これから、16年以上先のこと・・・恐らく20年後位いのことだろう。

(本ブログ関連:”キュオリシティ”)

「はやぶさ2」が戻ってくるのが2020年末。これから、楽しみがいっぱいある。

(本ブログ関連:”木星や火星の春”、”はやぶさ”)

2014年12月4日木曜日

NHK紅白歌合戦の出場歌手

年末の恒例行事、NHK「紅白歌合戦」の番組名に、今更ながら「巨人軍」のような古さを感じるが、このところテレビの前に坐ることもなく、歌手名をどれくらい知っているか、大衆としての感度をはかってみた・・・ちょっと気になる。

ということで、次の出場歌手一覧で、知っている歌手に「○」印を、名前だけ知っている歌手に「△」印を勝手ながら付けさせていただいた。去年よりも意外と知っているのに安心した・・・選出の基準が変わったのかな?

2015年紅白歌合戦 出場歌手
紅組
白組
○ 絢香 ○ 嵐

E-girls ○ 五木ひろし
○ いきものがかり ○ EXILE
○ 石川さゆり ○ 関ジャニ
○ AKB48 ○ クリス・ハート

SKE48 ○ 郷ひろみ

NMB48 ○ ゴールデンボンバー

HKT48
三代目J Soul Brothers
△ 神田沙也加 ○ SMAP
○ きゃりーぱみゅぱみゅ △ SEKAI NO OWARI 
○ 香西かおり
SEXY ZONE
○ 伍代夏子 ○ TOKIO
○ 坂本冬美
AAA
○ 椎名林檎 ○ T.M Revolution
○ 天童よしみ ○ 徳永英明
○ 中島みゆき ○ 長渕剛
△ 西野カナ ○ 氷川きよし
○ Perfume ○ V6
○ 藤あや子
福田こうへい
○ 松田聖子 ○ 福山雅治
△ 水樹奈々 ○ 細川たかし
○ 水森かおり ○ ポルノグラフィティ
○ May J. ○ 美輪明宏

miwa ○ 森進一
△ ももいろクローバーZ

○ 薬師丸ひろ子

○ 和田アキ子




2014年12月3日水曜日

はやぶさ2

4年前、7年間の旅を終えた小惑星探査機「はやぶさ」が帰還したときの感動を忘れられない。小惑星「イトカワ」から持ち帰った微粒子を収めたカプセルを切り離した後、自ら夜空に燃えつきた情景に思わず感情移入したものだ。

(本ブログ関連:”はやぶさ”)

その後、「はやぶさ」が採集した鉱物の研究成果や、後継の「はやぶさ2」について、メディアに取り上げられることがあったが忘れがちで、今回のH2Aロケット(26号機)で「はやぶさ2」が打上げられる機会に、再び関心が呼び覚まされるという、素人ながらの盛り上り方をしている。素人はその気になるのは早いのだ。

打上げ日が気象具合のため、当初の日程から繰り下がった。今日ということだが、その時間に健康体操教室にいる・・・教室を休んで打上げの実況を見るべきか少し考えたけれど・・・健康体操を選んだ。素人は自分の方を優先するのだ。

帰宅してネットを探すと、Youtubeでリフトオフ光景(午後1時22分)も見られるし、新聞社の速報も次のように読める。
毎日新聞の記事「はやぶさ2: 打ち上げ成功 予定軌道に投入」(12/3、15:13、大場あい記者)は無事、「はやぶさ2」が切り離され、小惑星への軌道に入ったと次のように報じている。
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・三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3日午後3時9分過ぎ、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」をH2Aロケット26号機から分離し、予定された軌道への投入に成功したと発表した。

・当初は、11月30日に打ち上げが予定されていたが、射場付近の天候不順が予想されたため2度延期していた。H2Aの打ち上げ成功は2007年の7号機から20回連続で、成功率は約96%。

・H2Aロケットは1段目のエンジンを切り離した後、2段目のエンジンを2回に分けて噴射し、地球を一周してミクロネシア上空ではやぶさ2を切り離した。

・はやぶさ2は、世界で初めて小惑星の微粒子を持ち帰った「はやぶさ」の後継機。水や有機物を含む小惑星「1999JU3」を目指し、生命の起源や太陽系誕生の謎解明につながる成果が期待されている。
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ところで、「はやぶさ2」の帰還は2020年という。東京オリンピックの年ではないか! この機会に何もかも成功することを楽しみに・・・6年先か。

2014年12月2日火曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 告祀

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(11/26)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズの第82回として、家族の加護を祈る儀式「告祀(고사)」にまつわる話を紹介した。

始めに、陰暦10月(「上月(상달)」)に行なわれた祭祀「告祀」について次のように紹介された。
・昔、陰暦10月を「上月」と呼び、家族の平和を祈る祭祀「告祀」を行った。居住敷地を守る神、家や台所、家族を守る神などに挨拶する儀式だ
・上月は収穫の時期に、刈り取った穀物を神に捧げ、心を込めて告祀の祭祀を行った。家族の平和を祈る儀式では、祭壇に餅(「告祀餅(고사떡)」)を供え、近所で分け合った。きょうの餅はカボチャが入って美味いとか、味が薄いなどといって話もした。告祀は、巫女(巫堂、무당)が行なうクッ(儀式、굿)と違い、主に女性が中心に日取りを決め、門に金の縄を引き、人が往来できぬようにした後、黄土を振りかけて厄払いした。そして、心を込めて財物を捧げ、それぞれの神に祈った。

▼ 「祈願(기원)」の歌と演奏を聴く。平和、豊作、愛を歌う・・・古皮に新酒、不思議な雰囲気を醸し出す今様である。

次に、儒教で基本となる道徳指針の「三綱五倫(삼강오륜)」について次のように説明された。
・「三綱五倫」の基準に従って生きると、国中が安らかになり、国民も平和になると、毎年豊作になるという。告祀は家族の平和のための祭祀だが、まず宇宙と自然、人類の調和を祈った。自分や家族が大切でも、世を一人で生きられぬからだ。本格的に告祀を行うとき、経を唱える専門の人を招くこともあった。昔は目が不自由な人がその役割を担った。農作や特別な技術を身に付けられぬ不自由な人が、自分の能力で生きられるための意味があった。

(参考)三綱五倫
  君爲臣綱/父爲子綱/夫爲婦綱
  父子有親/君臣有義/夫婦有別/長幼有序/朋友有信

▼ 「盲人德談経(맹인덕담경)」 の歌を聴く。読経に似て繰り返し淡々と進む、何処となく明るい。

最後に、今に告祀が引き継がれていることについて次のように解説された。
・10月の上月に告祀を行うが、それ以外に重要なときにも告祀を行った。海近くの地域で新船を買ったとき、あるいは節句に告祀を行った。今でも、新しいビジネスを始めたり、店舗をオープンするとき、映画の撮影を始めるときなどに告祀が引き継がれている。食べ物を並べる膳に豚の頭を供えてお辞儀をする。

▼ 厄払いの歌「エクメギ(액맥이)」の歌を聴く。土の香りをして軽快に歌い続ける今様である。

2014年12月1日月曜日

イ・ソンヒについて「人生のメンター」

女性歌手グループに「ジュエリー」があったそうだが、その中でメインボーカルを担ったキム・イェウォン(예원)が、bntnewsの記事(12/1)中、イ・ソンヒについて「人生のメンター(指導者)」と次のようにリスペクトしている。
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・あやかりたい、メンターはいるが、人生のメンターはイ・ソンヒ先輩。イ・ソンヒ先輩が有名でいらっしゃる時、活動する時の姿を見られなかったけれど、今まで倦(う)まず弛(たゆ)まず音楽をなさって、今でも見るとキャリアウーマンみたいな感じを受ける。(テレビ番組の)ヒーリングキャンプに出て来られた姿を見たが、(イ・ソンヒの愛弟子である)イ・スンギ先輩がとても羨ましかった。
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(本ブログ関連:”ヒーリングキャンプ”、”イ・スンギ”)

2014年11月30日日曜日

イ・ソンヒ、今年の人物部門検索順位で第6位(Daum)

師走が迫ってくると、恒例のまとめが始まる。今年のいろいろな出来事や人物への関心や人気について思い返すことだ。
イ・ソンヒが、サイト「タウム(Daum)」(タウムカカオ*)で今年検索された人物中6位だったと、ヘッドライン済州の記事「2014年 今年の人物・・・検索語総合1位は?」(11/29)は次のように報じている。
10位のハ・ジウォンと合わせて喜ばしいかぎりである。

(*)タウムカカオ: 韓国2位のポータルサイト「タウム」(タウムコミュニケーション)と韓国1位のモバイルメッセンジャーアプリ「カカオトーク」(カカオ)の合併社
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・タウムカカオが28日、2014年の一年を整理して今年1月から11月まで検索回数が最も多かった「今年の検索語」を部門別に公開した。

・人物部門ではJTBCニュースルームのアンカーであるソン・ソッキが1位を占めた。2位は秋信守、3位EXO、4位チョン・ジヒョン(モデル)、5位少女時代の順だ。

6位はイ・ソンヒ、7位IU、8位Hyeri、9位Ailee、10位ハ・ジウォンがそれぞれの名前を連ねた。

・「今年の検索語」は、事件、新規、最多、人物、放送、映画などに分かれて、検索回数が多い順にまとめて発表している。
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2014年11月29日土曜日

イ・ソンヒの「I Have To Say Goodbye」

イ・ソンヒの曲には、未熟さゆえの別れを、独り追想するものが多い。ある意味、ドラマ性とは離れた面もあるけれど回想は美しくなり、まさに女学生年代に受け入れられた。音楽界に登場して、以来17年近く時代を共有したファンたちもいろいろな人生を経験するわけで、彼女の歌にも多面な変化がある。

その17年目にリリースされた、12集(My Life+ Best)に所収の「I Have To Say Goodbye」(2001年、作詞:イ・タギョン、作曲:チョン・シロ、編曲:ユ・ヨンソク、パク・ヨンス)は、心ならずの別離であるが、歌詞がいつもと違う。
<もう、さよならを言わなくちゃいけない>という詞に、刹那的出会いを連想させる、どこかさばさばしたものを感じる。そこに、おじさんは思わず腰を抜かす。
新しく異質なるものを求める、女性特有のメンタリティーなのだろうか。イ・ソンヒのこの歌に驚くばかり。


あなたを愛したんじゃないわ、ただ酔ったのかしら
すれ違いはいやだったの、初めは本当にそうだった
電話を待ったりもしたわ、こっそり隠したときめき
あなたのその眼差しの中で、道に迷ってたわ
*
だけど、私には久しく一緒だった
人がいるって、知ってるじゃないの
私が全てである、彼をどうするの
しばらく(あなたと)一緒だった、時間を忘れて

now I have to say goodbye

互いを消さねばならなくて
うろたえさせないで
私の久しい彼を捨てられない

あなたを忘れたいの

(*以下繰り返し)

(Youtubeに登録のlys2187に感謝)

2014年11月28日金曜日

養老渓谷、金谷

昨日からの天候に恵まれて、千葉県夷隅郡大多喜町粟又にある「養老渓谷」巡りのバスツアーに参加した。養老渓谷に訪れたのは初めてである。

「養老」という言葉から、滝の水が酒に変わったという孝行伝説に出てくる「養老の瀧」(岐阜県養老郡養老町)との区別をこの機会に整理した。千葉の養老渓谷は、紅葉時期の景観が素晴らしく、渓流にある滝を「粟又(あわまた)の滝(高滝)」という。

粟又の滝は、養老川の上流にあって、川床を緩やかに斜めに削ってできた滝だ。滝の下から、岩肌を落下する水流を眺めるのもよいが、滝の上で滑り落ちる水の勢いを眺めるのもよい。左の写真は、滝上部に脇道があって、そこから渓流の下りを撮ったものだ。

足元は、ドロ状で滑りやすい。川床が泥岩からなっているからだろうか。おかげで、靴はドロだらけになってしまった。年長者には、この岩場での転倒を心配をしてしまう。

紅葉はピークを過ぎただろか・・・とはいえ、葉を染めた木々が、まだ渓谷を彩っていたし、渓流の音と光と相まって景観を楽しめる。

ツアーの楽しみにもう一つある。フェリー港、金谷でカキ、ホタテ、サザエ焼きを時間いっぱい賞味したのだ。いやあ実に美味かった。てきぱきと食べる人あれば、慌てて後追いする人もいる。楽しくて面白い一日だった。

(付記)
バスの振動は心地よい。会社帰りに、バス路線をわざわざ選んだほどだ。今回も乗車中、ほとんど居眠りしていた。

2014年11月27日木曜日

小春日和

今日は朝からぬくもりがして、寒さが苦手な身には、気持ちまで緩むような一日だった。この時期、暖かく穏やかな小春日和はまことにありがたい。

【Wikipedia情報によれば】
英米では、よく知られているように、小春日和を「インディアン・サマー(Indian summer)」という。ネイティブ・アメリカンの生活行動やインド洋の気象に関連するそうだ。
ドイツでは「アルトバイバーゾンマー(Alt-weiber-sommer)」といって、「老婆の夏」といわれるが、実際は蜘蛛糸に関連する。秋に蜘蛛が糸を流して飛ぶ様から、老人の白髪に例えたよう。「爺さんの夏(Großvatersommer)」というのもあるそうだが・・・で、何で夏(sommer)なの?

図書館のスタディールームは、午後の陽射しにカーテンを閉めざるえないほどだった。いつもなら、午後3時を過ぎるとひんやりしてくるのに、今日は午後4時頃まで部屋はぬくぬくしていた。それでも、その後、急に冷え始めた。やはり冬だ。

この小春日和、明日はくだり坂のようで、来週は厳しい冬に戻るという。

2014年11月26日水曜日

イ・ソンヒの「そうよ過ちは私にあります」

イ・ソンヒらしさって、力強く突き抜けるような高音を響かせることなのだと思い返す。最近、彼女の初期作品に耳を傾けることが多い。元気と無垢が背中合わせになっている、そんな感じがいいのかもしれない。
2集収録の「そうよ過ちは私にあります(그래요 잘못은 내게 있어요)」(作詞チュ・セホ、作曲チョン・ギョンチョン、1985年)も、背伸びしたい年頃に、さぞや受け入れられたことだろう。

(本ブログ関連:”イ・ソンヒのファン”)

熱い涙で、胸濡らしながら
一人で、とても悩みました
*
そんなに愛した私を
忘れてもかまわないんですか
胸いっぱいになる、そんな悲しみを
一人で、受けとめてます

これ以上のこと、もっとあったのに
私たちが別れるなんて、信じられません

そうよ、過ちは私にあります
いつも、私だけのせいだから

(*以下繰り返し)

(Youtubeに登録のkang yeol jungに感謝)

2014年11月25日火曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 大木匠(棟梁)

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(11/19)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズの第81回として、木造の家を建てる棟梁、「大木匠(대목장)」にまつわる話を紹介した。

始めに、パンソリ「興甫歌(흥보가)」の物語りから「大木匠」について、次のように紹介された。
・ある日、興甫(フンボ、흥보)は怪我したツバメの足を治した。ツバメは恩に報いるため瓢箪(ヒョウタン)の種を運んできた。その種からなった瓢箪を割ったところ、最初の瓢箪から金と米が、二番目の瓢箪から絹が出てきた。三番目の瓢箪から、職人が出てきてテキパキと、立派な瓦葺きの家を完成した。

(本ブログ関連:"興夫歌"、"興甫歌")

・昔は、宮殿や大きな瓦葺きの家の建築には、「大木匠」と呼ぶ棟梁が全てを総括した。家を建てる職人を大きな木の意の大木といい、家具などの生活用品を作る職人を小さい木の意の小木と言った。大木に匠を付けて大木匠と呼び、建築の設計、施行、監督に至る責任者で、官職につくほど重要な職だった。

▼ パンソリ「興甫歌」から「興甫、家を建てる場面(흥보 집짓는 대목)」を聴く。パンソリ・・・である。

次に、棟梁である大木匠の文化的な位置づけについて次のように説明された。
・木造の家を建てる大木匠の役割は大変重要だ。大木匠の手を経た建物に、仏国寺(불국사)や昌德宮(창덕궁)などがある。大木匠は、建築文化を率いてきた芸術家とも言える。ここ100年近く、コンクリート造りの西洋建物に慣れてきた中で、大木匠の役割は次第に忘れられてきたが、最近、伝統文化に目覚め、韓国固有の家屋、韓屋(한옥)に関心が集まっている。文化遺産の保存ととにもに大木匠の役割も注目されて、ユネスコ人類無形遺産に登録された。

▼ 京畿道坡州地域の歌「敷地を固める音(집 터 다지는 소리)」を聴く。労働の歌らしく、反復と軽快さが伝わる。

最後に、木造建築の作業と大木匠になる修行について次のように解説された。
・建築作業に敷地を整える重要な作業がある。木や石を使って土地を整える作業を、互いに呼吸を合わせ、歌を歌いながらした。伝統的木造建築は、木組みに釘を使わず、木を精巧に削って互いにかみ合わすのが特徴。木の特徴を把握し、建物の用途や自然環境など考慮して、適切な木材を使う。外見の美しさも重要だ。
・大木匠は数十年の経験を重ねて、人並み優れた者だけがなることができる。大木匠が最も活躍したのは、景福宮(경복궁)を再建(朝鮮末期1867年)したときだ。ソウル鐘路にある宮殿に、全国から人を集めて再建に取り組んだ。

▼ 景福宮再建当時、広く歌われた「景福宮打令(타령)」を聴く。「再建時に集まった芸人の歌」とのこと、沸き立つ賑やかさだ。

2014年11月24日月曜日

金鶏鉱山鉱物採集

先月9日に転んで右膝を強打して以来、久し振りに石仲間と一緒に、長野県茅野市金沢にある金鶏鉱山へ鉱物採集に出かけた。膝の治り具合に正直自信がなかったが、何と無事にやりとげた。

早朝、JRのK駅前でS氏と待ち合わせして、H氏の車に同乗、待ち合わせ場所でY氏と合流。そのまま、金鶏鉱山に進む。諏訪南ICからの道のりは、関連書籍に掲載の通り、驚くほど整備され分かりやすい。道筋の紅葉の美しさに感嘆するが、枯葉がやっかいなことに後で気付くことになる。

(本ブログ関連:”(資料)金鶏鉱山”)

水が少量流れている沢の向かい斜面が採集場所で、枯葉に覆われていて滑りやすく、採集に少々手間取る。斜面上部と下部の転石の種類が異なる。膝の調子を考慮して、斜面上部で採集は1回に留めた。快調なら何度も往復できたのに残念。

あたり一面、緑色したクロム白雲母だらけ・・・最初、孔雀石かと驚いた。

採集の結果は次の通り。(頂き物を含む)
・苦土電気石(針状)、クロム白雲母、水晶(晶洞、日本式双晶)、クロム鉄鉱(粉)、緑泥石、石英

けれど、セリウム・フローレンス(石)様との出会いは叶わなかった・・・幹事役のY氏には舞い降りたのに。

(本ブログ関連:”セリウム・フローレンス様”)

この機会に次の頂きものがあった。
Y氏から: 北海道
・カンラン石(オリビン/クロム透輝石/石榴石、東邦オリビン採石所)、ペクトライト(日高町)、日高ヒスイ(日高町)
H氏から: 群馬県
・閃亜鉛鉱(白沢鉱山)、硫砒鉄鉱(白沢鉱山)、黄鉄鉱(根羽沢鉱山)

2014年11月23日日曜日

(資料)金鶏鉱山

明日出かける鉱物採集地「金鶏鉱山について、「金鶏山」と打ってネットで調べると、Wikipediaに奥州藤原氏にゆかりの平泉にある山が出てくる。私にとって懐かしい、東北修学旅行の経路(中尊寺~毛越寺)近くにあった山である・・・未だに、毛越寺の庭園の陽射しが焼きついている。何十年前のことか。

今回は、長野県茅野市金沢にある金鶏鉱山の方だ。同鉱山は、「鉱物ウォーキングガイド 全国版」(松原聡著、丸善)に次のように紹介されている。
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金鶏鉱山は、武田信玄によって開発されたと言われている。三波川変成帯に属する滑石-白雲母-緑泥石-石英片岩中に金を含む鉱床で、初期は鉱床の風化部に残された金鉱を水で選り分けて採掘していたらしい。その中心部が信玄つるし堀跡と呼ばれる場所と考えられている。
その後も江戸時代から、明治、大正、昭和時代に至るまで、小規模な採掘は断続的に行なわれていた。
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もし、かなうなら、「セリウム・フローレンス石」に、あるいは水晶の双晶に巡り会いたい。

(本ブログ関連:”セリウム・フローレンス石”)

天気は、まあまあのよう、幸運を祈るばかり。

2014年11月22日土曜日

小雪2014

今日は、二十四節気の「小雪(しょうせつ)」。雪降りと違って、どちらかといえば冬の中休みのような、暖かく穏やかな一日だった。このまま連休が続けばいいのだが。(明後日の振り替え祝日の月曜日、久し振りに採集にでかけたいので)

(本ブログ関連:小雪”2011”、”2012”)

ところで、「小雪」の文字に最初に浮かぶのは、どうしても女優の小雪さんだろう。映画「三丁目の夕陽」シリーズは1作目しか見てないが、どうやら作家と結ばれたようだ・・・何だか薄幸なイメージがしていたけれど幸せになれただろうか・・・役の上では。

女優としての彼女は、むしろ化粧品のTVコマーシャルが印象深い・・・映画もTVドラマも不精で見ないため、CMでしか見る機会がなくて。彼女の容貌は、いわゆる情念を深く秘した般若顔の伝統的な日本美人だ。
般若顔的美人顔は他に、栗山千明さんなんかもあげられるのではないかな。
海外では、シンガポールのコン・リー(鞏俐)、韓国のチョン・リョウォン(정려원)・・・

・・・ぉおっと、「般若顔 美人」でGoogle検索したら、次々と小雪さんの名前が出てくるではないか。けれど、般若顔についてあまり好意的でないようだ。だが若者よ!まだ気づいてないのかな・・・歳をとれば理解できることなんだよ。


(追記)地震情報
夜遅く、テレビから地震のアラーム音が流れてきた。慌ててストーブを消して固唾をのむと、やがて、わが家も揺れ始めたが幸いすぐにおさまった。読売新聞の速報「長野県北部でM6・8地震、長野市で震度6弱」(11/22、22時22分」によれば、震源は長野県に珍しく規模の大きいものだった。
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22日午後10時8分頃、長野県北部を震源とする強い地震があり、長野市、同県小谷村、小川村で震度6弱を記録した。
地震の規模を示すマグニチュード(M)は6・8、震源の深さは約10キロ。
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2014年11月21日金曜日

小川未明の童話「石をのせた車」

小川未明の童話「石をのせた車」は、生きることの刹那を知る、まるでスケッチのような短文だ。主人公は、時間が重荷になった大人ではない、時間を抱いて生きていく少年である。しかし、時代は残酷だ、乞食という言葉が通用したころの童話である。

あらすじ:
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あるところに病身で身寄りのない、歳の頃十五の少年がいた。生きるすべを失いかけていたとき、通りがかりの老婆に温泉で養生するように勧められる。しかし、その費用を工面する当てもなった。仕方なく、少年は意を決し底辺に身を置くことにした。人に銭を恵んでもらうことだ。

あるとき、四つ筋に立って、行きかうひとに小さな手伝いをして小銭をためた。もちろん十分ではない。その晩、物乞いたちが集まる処に身を寄せて過ごすことにした。新入りの少年は、正直に、四つ筋でのいきさつと小銭について話した。脅され危うく小銭を取り上げられそうになったのを救ってくれた男に、翌朝、四つ筋を横取りされてしまう。

途方にくれた少年は、坂道を上がるのに難儀していた「石をのせた馬車」を押してやる。その時、きらりと輝く小石が落ちた。坂の上まで登った御者は礼もいわず立ち去った。少年は落ちた石を拾い町に出た。ある店で石を見せたところ、星のかけらのような美しい紫色のその石を主人は買ってくれた。もっと欲しいとまでいわれた。

物語の最後を原作のまま載せる:
「少年は、その店から出て、往来に立ちましたときに、また、今夜も、あの坂の下に待っていて、もし、あの車がきたときに、後を押してやろうかなどと考えましたが、なんでも、いい機会というものは、二度あるものでない。お開帳の日だって、つぎの日には、あんなことがあったと考ると、旅費のできたのを幸いに、はやく目的地をさしてゆこうと決心したのであります。」
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2014年11月20日木曜日

イ・ソンヒの「分かりたいです」

何度も触れたことだが、イ・ソンヒの代表曲のひとつである、しっとりとした曲調が美しい3集収録の「分かりたいです(알고 싶어요)」(作詞ヤン・インジャ、作曲キム・ヒガプ、1986年)は、作品の成立にさまざまな逸話がある。ファンも一緒になって作ったといってもいいかもしれない。

「李氏朝鮮で最も有名な妓生」である黄真伊(ファン・ジニ:황진이)の伝承に引き込まれるようにして、この歌は元々、彼女の次の漢詩がベースになって生まれたとまことしやかな噂となった。

蕭寥月夜思何事
寢宵轉輾夢似樣
問君有時錄忘言
此世緣分果信良
悠悠憶君疑未盡
日日念我幾許量
忙中要顧煩或喜
喧喧如雀情如常

実際に、作曲家と作詞家の関係、この歌を最初に発表したのは、あるいは、漢詩はいかにして登場したかなど興味深い話題を、次の「本ブログ関連」のリンク先で紹介した。現在は、古典をしのびつつも、逸話にぶれることなく、ファンに長く支持される名曲となった。

(本ブログ関連:”イ・ソンヒの「分かりたいです」、そして漢詩”)


月明りの夜、あなたは、誰を想いますか
夢路で、あなたは、何を見ますか

深い夜、一人醒めて、涙流しませんか
時に日記に、私のことも、記しませんか

私と逢って幸せでしたか、私の愛を信じますか
あなたを想えば、全て気掛かりです

一日中、私の想い、どれほど重ねますか
私本当に、あなたの、心に入りますか

雀のように、騒いでも、今でもかわいいですか
忙しいとき、電話しても、私の声嬉しいですか

私はとても綺麗ですか、心から私を愛してますか
本当に分かりたいです、話ししてください

(Youtubeに登録のhyunmi kimに感謝)

2014年11月19日水曜日

セリウム・フローレンス様

まだお目にかかったことがないのに、突然このような文をしたためましたことご容赦願います。

水晶の狭間に隠れていらっしゃる妖精、セリウム・フローレンス様に、一度お目にかかりたくお願い申しあげます。

写真で拝見しただけですが、ピンク色に頬を輝かせ、薄紫色の衣から香気が漂うお姿にお会いしたく存じます。

ルーペの奥に、あなた様の清雅なお姿とお目にかかることがかないましたなら、望外の幸せでございます。

ぜひとも、妖精の羽を休めて、私のそばに舞い降りられますよう切に願っております。

2014年11月18日火曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 清声濁声

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(11/12)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズの第80回として、国楽(伝統音楽)の音域を指す「清声濁声(청성탁성)」にまつわる話を紹介した。

始めに、国楽の音域、弦楽器「玄琴(コムンゴ、거문고)」と打弦の「匙(スルテ、술대)」について次のように紹介された。
・国楽の五つの音域で、中心となる音域を「中声(중성)」と言う。中声から1オクターブ高い音域を「清声(청성)」、1オクターブ低い音域を「濁声(탁성)」と言う。
・代表的な弦楽器「玄琴」は時々、打楽器ではと言われることもある。竹棒の「匙」で弦を叩いて演奏するためだ。弦を弾ませてきれいな音を出すのでなく、力いっぱい叩いて音を出すのが特徴。匙が弦を叩いて、筒の本体にぶつかる音も玄琴の音色を構成する。さらに、左手で弦をこすりつけて出すのもまた玄琴の音だ。バイオリンやハーフのような音色に慣れた人には、聞き慣れぬ音色かもしれないが、文化によってこのような違いもある。

▼ 玄琴散調から、国楽の拍子「チュンチュンモリ(중중모리)」を聴く。躍動感あって喜怒哀楽の部分に聞かれるとのこと。

次に、管楽器「大笒(テグム、대금)」の特徴であるリード部分の響きについて、次のよう解説された。
・「大笒」演奏の姿はフルートと似るが、その音色は全く違う。大笒の構造に、息を入れる吹き口の少し下方にもう一つ穴があって、<吹き口>と、音の高さを変えるためにおさえる<音孔>の間に位置し、これを「清孔(청공)」という。この清孔に、葦(あし)の茎内にある「ソクチョン(속청)」という白い薄膜(=リード)を張り付けて塞ぐ。息を吹くたびソクチョンに振動が伝わり、不思議な音がする。風になびく旗音に似た小さい音だ。フルートの音色に慣れた人には、練習不足で未熟な音に聞こえるかもしれないが、大笒演奏は、このソクチョンの見事な振動にかかっている。

▼ 振動の響きを重視した大笒演奏「清声曲(청성곡)」を聴く。この楽器は、音色も深く素晴らしいし演奏スタイルも格好いい。

最後に、白磁「月壺(달항아리)」の<破調>に似た造形から「奚琴(ヘグム、해금)」について、次のように説明された。
・月壺は、模様のない白磁の丸壺で、月のイメージから呼ばれた。しかし、完全な丸でなく、片方は丸く反対側はへこんだ形がほとんどだ。大きな月壺を作るとき、上下別々に作って貼り付けたため、窯の中で模様がつぶれたり、壺の形がへこんだ。丸い形を作れなかったのではない。優れた陶磁器は既によく知られていた。わざわざへこんだ形にしたのだ。
・中国の二胡に似た、二弦の擦弦楽器、「奚琴」にもそんな響きがあるようだ。

▼ 京畿民謡「臼引き打令(방아타령)」を奚琴演奏で聴く。中国風の響きがする。