4年前、7年間の旅を終えた小惑星探査機「はやぶさ」が帰還したときの感動を忘れられない。小惑星「イトカワ」から持ち帰った微粒子を収めたカプセルを切り離した後、自ら夜空に燃えつきた情景に思わず感情移入したものだ。
(本ブログ関連:”はやぶさ”)
その後、「はやぶさ」が採集した鉱物の研究成果や、後継の「はやぶさ2」について、メディアに取り上げられることがあったが忘れがちで、今回のH2Aロケット(26号機)で「はやぶさ2」が打上げられる機会に、再び関心が呼び覚まされるという、素人ながらの盛り上り方をしている。素人はその気になるのは早いのだ。
打上げ日が気象具合のため、当初の日程から繰り下がった。今日ということだが、その時間に健康体操教室にいる・・・教室を休んで打上げの実況を見るべきか少し考えたけれど・・・健康体操を選んだ。素人は自分の方を優先するのだ。
帰宅してネットを探すと、Youtubeでリフトオフ光景(午後1時22分)も見られるし、新聞社の速報も次のように読める。
毎日新聞の記事「はやぶさ2: 打ち上げ成功 予定軌道に投入」(12/3、15:13、大場あい記者)は無事、「はやぶさ2」が切り離され、小惑星への軌道に入ったと次のように報じている。
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・三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3日午後3時9分過ぎ、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」をH2Aロケット26号機から分離し、予定された軌道への投入に成功したと発表した。
・当初は、11月30日に打ち上げが予定されていたが、射場付近の天候不順が予想されたため2度延期していた。H2Aの打ち上げ成功は2007年の7号機から20回連続で、成功率は約96%。
・H2Aロケットは1段目のエンジンを切り離した後、2段目のエンジンを2回に分けて噴射し、地球を一周してミクロネシア上空ではやぶさ2を切り離した。
・はやぶさ2は、世界で初めて小惑星の微粒子を持ち帰った「はやぶさ」の後継機。水や有機物を含む小惑星「1999JU3」を目指し、生命の起源や太陽系誕生の謎解明につながる成果が期待されている。
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ところで、「はやぶさ2」の帰還は2020年という。東京オリンピックの年ではないか! この機会に何もかも成功することを楽しみに・・・6年先か。