「李氏朝鮮で最も有名な妓生」である黄真伊(ファン・ジニ:황진이)の伝承に引き込まれるようにして、この歌は元々、彼女の次の漢詩がベースになって生まれたとまことしやかな噂となった。
蕭寥月夜思何事
寢宵轉輾夢似樣
問君有時錄忘言
此世緣分果信良
悠悠憶君疑未盡
日日念我幾許量
忙中要顧煩或喜
喧喧如雀情如常
実際に、作曲家と作詞家の関係、この歌を最初に発表したのは、あるいは、漢詩はいかにして登場したかなど興味深い話題を、次の「本ブログ関連」のリンク先で紹介した。現在は、古典をしのびつつも、逸話にぶれることなく、ファンに長く支持される名曲となった。
月明りの夜、あなたは、誰を想いますか
夢路で、あなたは、何を見ますか
深い夜、一人醒めて、涙流しませんか
時に日記に、私のことも、記しませんか
私と逢って幸せでしたか、私の愛を信じますか
あなたを想えば、全て気掛かりです
一日中、私の想い、どれほど重ねますか
私本当に、あなたの、心に入りますか
雀のように、騒いでも、今でもかわいいですか
忙しいとき、電話しても、私の声嬉しいですか
私はとても綺麗ですか、心から私を愛してますか
本当に分かりたいです、話ししてください
(Youtubeに登録のhyunmi kimに感謝)