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2026年6月23日火曜日

古代遺跡: 夏至と冬至を示すもの

先日(6/21)、せっかく「夏至」を迎えたので、古代の遺跡に夏至や冬至の時期を知らせるものがあるということに気づいた。遺跡群をどうやって作ったのかが話題になる。

(本ブログ関連;”夏至”)

子ども時代の漫画雑誌に、遺跡群の存在を「世界の七不思議」として紹介されたが、エーリッヒ・フォン・デニケンが登場して以来、宇宙人の指導説*という都市伝説に形を変えられたような・・・。
(*)デニケンに、世界各地で文明が発生したのを認めたくない、真底があるような気がする。ちなみに、フォンが付くが貴族出ではない。

そこで、Gemini に夏至や冬至に関連する遺跡について、一覧表にまとめてもらった。
真っ先に思いつくのは、やっぱり「ストーンヘンジ」だろう。土塁と巨石の構築に3000年近くかけているそうだ。日本の遺跡を例示されたが、「箸墓古墳」の名ぐらいしか記憶にない。

■ Gemini: 国内外の代表的な古代遺跡と、夏至・冬至との関係
遺跡・建造物名所在地対象となる天体現象構造・特徴
ストーンヘンジイギリス夏至の日の出・冬至の日の入り巨石の直線上に夏至の朝日が昇り、その真逆に冬至の夕日が沈む。
ニューグレンジアイルランド冬至の日の出冬至の朝、特殊な窓から通路の最奥部へまっすぐ光が差し込む。
ククルカン神殿メキシコ夏至・冬至(春分・秋分)夏至にはピラミッドの2面だけが完全に光り、残り2面が影になる。
金山巨石群
(かなやま~)
岐阜県下呂市夏至の日の出など巨石の隙間から夏至の光が差し込み、1年の周期を測る観測装置。
大湯環状列石
(おおゆ~)
秋田県鹿角市夏至の日の入り・冬至の日の出2つのストーンサークルの中心を結ぶ線が、夏至の夕日の方向を指す。
箸墓古墳
(はしはか~)
奈良県桜井市冬至の日の出太陽が最も弱まり復活する「冬至の朝日」が三輪山から昇る配置。


日本の夏至の行事
ところで夏至について、欧州ではミッドサマー(夏至祭)」が大々的に祝われるのに対して、日本でのこれといった行事を思いつかない・・・なぜだろう? さらに、「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」を最高神とするのに、夏至と精神的な結びつきがないのはなぜだろう?
あらためて Gemini に、以上の疑問をしたところ、次のような回答があった。

■ Gemini 
・日本の夏至の時期は、梅雨と重なり、しかも田植えで忙しくそれどころではない。
・天照大御神は、「天岩戸(あまのいわと)隠れ」という太陽が暗闇に包まれた後、再び姿を現す冬至からの太陽の復活」を象徴している。

2026年6月21日日曜日

夏至 2026、W杯:日本4 ⇔ 0チュニジア、そしてカルガモ1羽

きょうは二十四節気の「夏至」、北半球で1年のうち最も昼(日の出から日没まで)が長く、夜が短い日だ。文字面でいえば、まさに夏の盛りにあたるだが、実際は <梅雨> の半ばである。

(本ブログ関連:”夏至”)

夏至について、天体の動きと照らして興味深い話題が、科学雑誌の記事・Gemini の情報にある。かいつまんでメモ書きする。
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① 夏至のタイミングで、地球の自転軸がコマの首振りのようにふらつき運動する「章動」と、それを引き起こす「月の位置(引力)」によって、昼の長さが微妙に変化するという。
➁ その結果、太陽が天球上の最も北にある点(夏至点を通過する <瞬間> が、日付の境界ギリギリだった場合、夏至の日とずれることがあるという。
③ また、夏至が「昼が一番長い=日の出が最も早く、日の入りが最も遅い」と思いがちだが、<日の出が最も早い時期は、夏至の約1週間前(6月13日前後)> に、<日の入りが最も遅い時期は、夏至の約1週間後(6月末〜7月頭)> に、それぞれある日にちの幅(分単位の生活上)をもって起こるそうだ。
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■ W杯(メキシコ: モンテレイ競技場)

日本チームのW杯(FIFA ワールドカップ)第2戦は、過去戦歴から鬼門といわれたが、きょうのチュニジア戦で過去最多得点となる4つのゴールを叩きだした。前半戦すぐに2点を、後半戦じっくり2点を獲得した。テレビ中継の解説者* 本田氏の語り口が面白かった。「勝つんだから 欲を出さなければダメ」・・・関西弁を交えた本田節というのがあるそうだ。
(*)選手間の、阿吽の呼吸を合わせるテクニックを聞かせる。

中村選手のパス → 鎌田選手
    ー 1点目 左足で先制ゴール
上田選手
    ー 2点目 GKの股を抜いてシュート
    ー 4点目 宙に浮きながらのヘディング
伊東選手
    ー 3点目 青い稲妻(イナヅマ)


■ 小公園のカルガモ(17:30過ぎ)
国分寺崖線側にある公園を流れる小川の下流で、母「カルガモ」とその後を追う子ガモたちの姿を楽しめるそうだが、下流まで足を運んだことがないので、まだお目にかかったことはない。

あるカルガモ親子連れの隊列の出発点として知られる小公園に、もしかしてと期待して寄ってみたが、うまく出会えなかった。カルガモが1羽、水面から顔を出した岩の上で休んでいるだけだった。ときどき声を出していたが・・・。

2026年6月11日木曜日

入梅 2026

関東甲信にけかて、すでに「梅雨入り」したと気象庁から発表(9/7)されているが、雑節できょうが「入梅」であり、「田植えの日取りを決める」重要な日という。

(本ブログ関連:”入梅”、”雑節”、”梅雨入り”)

梅雨にちなんで梅酒作りがある。二十四節気の「芒種」(6月6日 ~ 6月20日)を3つに分けた七十二侯の「末候」は、<梅> に着目して、「6月中旬〜下旬の完熟梅を使って、『芳醇でフルーティー、コクのあるまろやかな梅酒』に仕上げる」といわれる。(一般の梅酒作りには青梅を使う)

子どものころに母が作ったのは、梅の実と氷砂糖だけのシロップだった。暑い夏に、氷水に混ぜて飲んだとき、シロップだけを飲んでみたい誘惑にかられたものだ。それは、カルピスの白くて濃いい瓶詰のシロップに対して、あるいはさくらんぼの缶詰のときもそうだった・・・ つまみ食いして悟ったのは、実際はそうでもないということだった。

ちなみに、雑節は次の9つがある。

■ 雑節(Gemini による)
雑節(ざっせつ)時期(目安)内容・意味
節分(せつぶん)2月3日頃 江戸時代以降
(立春の前日)
季節の変わり目。邪気を払うために豆まきを行い、恵方巻を食べる習慣があります。
彼岸(ひがん)3月・9月の春分・秋分を挟む7日間先祖供養をする期間。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われ、季節の節目となります。
社日*(しゃにち)春分・秋分に最も近い「戊(つちのえ)の日」生育した土地の神(産土神 うぶすながみ)を祀る日。春は豊作を祈り、秋は収穫に感謝します。
八十八夜
(はちじゅうはちや)
5月2日頃
(立春から88日目)
本格的な農作業(茶摘みや種まき)の目安となる時期。この頃に摘んだお茶は縁起が良いとされます。
入梅(にゅうばい)6月11日頃
(太陽黄経80度)
暦の上での梅雨入り。農家にとって田植えの時期を決める重要な節目でした。
半夏生
(はんげしょう)
7月2日頃
(夏至から11日目)
農作業を終える目安の日。関西ではタコ、福井ではサバなどを食べる風習があります。
土用(どよう)各季節
(立春・立夏・立秋・立冬)の前約18日間
季節の変わり目で、体調を崩しやすい時期。特に夏の土用(丑の日)には鰻を食べることで有名です。
二百十日
(にひゃくとおか)
9月1日頃
(立春から210日目)
台風が襲来しやすい時期とされ、農家が警戒する厄日(やくび)の一つです。
二百二十日
(にひゃくはつか)
9月11日頃
(立春から220日目)
二百十日と同様に、台風の襲来や強い風に警戒が必要とされる日です。

* )社日: 上表のなかで、「社日(しゃにち)」について、あまり縁がないように思われるのは、郷土(生まれた土地)の守護神への意識が、とりわけ都市部で見られないせいだろう・・・もちろん、地域によって郷土意識が十分残っているところはあると思うが。

雑節は、郷土との絆を持たせる大切な知恵(季節観)と思う。郷土を慕い思い返す歌が、NHK「みんなの歌」から見られなくなりつつあるのは残念。

2025年7月1日火曜日

半夏生 2025

きょうは、二十四節気の「夏至」(6/21)から数えて11日目にあたる半夏生(はんげしょう)」の日だ。公園併設の「自然観察園」には、この時期に葉を白く化粧した「ハンゲショウ」が見られる・・・それは、まるで濃い白粉(おしろい)のようで艶めかしい。

(本ブログ関連:”半夏生”)

混同しがちだが、❶葉が白くなる「ハンゲショウ」と、❷ 夏至の期間を三つの候に分けた七十二候の末候「半夏生(はんげしょう)」に生える「カラスビシャク」がある。
 ❶ 葉が白くなる植物「ハンゲショウ」(ドクダミ科)
 ❷ 雑節「半夏生」の由来にもなった生薬「半夏」は「カラスビシャク」(サトイモ科)

(本ブログ関連:”カラスビシャク”)

上掲の「夏至から 11日目」について、現在次のように変更されている。(Wikipedia)
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七十二候の末候「半夏生」(はんげしょう)から作られた暦日で、かつては夏至から数えて11日目としていたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっている。毎年7月2日ころにあたる。


該当日
2010年7月2日
2011年
2012年7月1日
2013年7月2日
2014年
2015年
2016年7月1日
2017年7月2日
2018年
2019年
2020年7月1日
2021年7月2日
2022年
2023年
2024年7月1日
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(付記)虫刺され
10日ほど前、右手の肘(ひじ)の内側を虫に刺された。以来、痒みがとまらない。市販の <虫刺され薬> を塗布したがちっとも治らないので、地元の医院に行って塗り薬を処方してもらう。
「次回はいつ来ましょうか?」と問うたところ、「薬がなくなったら」という返答・・・それまでには治っているだろうということか。また、刺された痕を指して「これは何という虫のせいですか?」と聞いたが、「分かりませんね」とのこと・・・そりゃそうかもしれない。

2025年6月30日月曜日

きょうで今年も半分終る、雑談

アッというまに月日が過ぎ、気付けばきょうで今年も半分終わる。やるせないという思いがあるようでないようで。夏至(6/21)も経てしまえば、これからの盛夏もあっけなく、また季節は下っていく。若いころ、季節に楽しみを見つけたものだが、いまは受け身・・・暑いのをどうしよう、寒いのをどうしようと。

ところで、今月はまるで真夏のような日射しが多くて、最高気温が 35℃ を超える「猛暑日」が、 6/17(36.0℃)、6/18(36.0℃)、6/19(35.1℃)、および 6/30(35.0℃)とあった。そんな日は、外出を(必要な場合は遠出を)ひかえた。砂漠のトカゲも、熱射から身を守るため砂中に潜るし。

以前、こんなことがあった。軽い気持ちでマグカップに水を入れ、冷たくなったら飲もうと冷凍室で冷やした。それを忘れて長時間置きっぱなしにしたところ、水は氷になってマグカップをヒビ割らせていた・・・どうやら、マグカップに以前傷があったのだろう。水から氷への凍結膨張、恐るべし。

きのう(6/29)、「カルガモ」親子のいる小公園の池で、子どもたちがはしゃぐ声がした。少年が1羽のヒナを抱えて、数10cmある段差の上の水面に戻していた(公園の池は段差があっても一周・巡回できる工夫がされているのだが)。それを、二人の年配女性と数人の女の子たちが見守っていた。少年は落ちたヒナを親の元に返してやったと得意気だったけれど、母ガモは羽を広げて少年に飛びかかった。年配女性は日本人で、子どもたちは日本語が流暢だが海外の風貌をしていた。日本人女性のひとりは少年に同調したが、もうひとりは無言のままだった。
わたしは、年配の女性たちが去ったあと、子どもたちに安易に手を出さず、自然のまま見守って欲しいと聞かせたのだが、果たして意が通じたかどうかはわからない。
ー 母ガモと1羽のヒナが気になる。すこし前ここには、ヒナが3羽いたはず。

2025年6月21日土曜日

夏至 2025、ほうじ茶

きょうは二十四節気の「夏至」で、早くに明るみ、陰りが遅い一日だ。この夏至について、毎年、ブログに書き連ねてきたが、出歩くのが減ってきたせいか印象が薄いのが正直なところ。海に行くでもない、山に登るでもない・・・近ごろとんと自然の新鮮な空気を吸っていない。

(本ブログ関連:”夏至”) 

昔のひとはよく歩いたという。花見はよい運動で、都市化以前の夏ならそうだったかもしれない。それに比べて、今の時代は <健康> のため歩くことが進められている・・・次の読売新聞の記事によれば、「(成人は)1日60分(約、8,000歩)以上、高齢者は40分(約6,000歩)以上」を推奨とのこと。

■ 読売新聞
「歩いて足腰鍛えた江戸時代の庶民…現代人も健康維持には1日8000歩の歩行を」(編集委員 近藤雄二、2024/04/22 12:12)より抜粋
    ー https://www.yomiuri.co.jp/column/wideangle/20240422-OYT8T50001/
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・例えば(江戸時代)桜の名所、飛鳥山(東京都北区)なら江戸中心から約8キロ。往復16キロをテクテクと、いや、きっとスタスタと歩いていったのだろう。
・(現代)1歩70センチとすれば、8,000歩はたったの5.6キロ。かつての江戸っ子が聞いたら何というだろう。
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暑い日向を歩く気にならい。なにしろ6月というに、夏まっ盛りのようで、「真夏日」や「猛暑日」が入り乱れているのだから。少し落ち着いたら、緑陰をもとめて公園を散歩してみたい。


(付記)

ほうじ茶(焙じ茶)
この歳になって意外な発見をした。冷やしても香ばしい「ほうじ茶」の口当たりがよいのだ。若いころ、ほうじ茶に抹香くさい感じがして少々苦手だったのに。それが最近そうではなくなった。ホッとするような落ち着いた感触だ、

■ Yahoo掲載
「煎茶? ほうじ茶? 暑い日に冷たいお茶をどう選ぶ? 日本茶のプロが実践する自分に合うお茶を見つけるコツ」(日本茶ナビゲーター Tomoko 、2024/8/28(水) )より抜粋    ー https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/de096ca30cc61b70a53d87def80e81d752ff6aa6
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ほうじ茶にはピラジンという血行を良くするといわれる成分が含まれています。
・暑い日は冷たいものを飲みたくなるのですが、暑くても冷えが気になるなら「冷たいほうじ茶」をおすすめします。
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2024年12月21日土曜日

冬至 2024

きょうは二十四節気の「冬至」、一年間で昼が最も短く・夜が最も長くなる日であり、太陽の高度は最も低くい日である(反対は「夏至(来年6/21)」)。

(本ブログ関連:”冬至”)

連日、冷えびえしているのに、今朝のテレビの天気予報では、なぜか今日だけ最高気温*が 15℃まで上がるという・・・。歳をとると寒さがこたえるのでありがたいけれど。
(*)きょうの最高気温: 結果、15℃より高く 17.4℃(14:09)に達した。

冬至は今年最後の二十四節気であり、冬の折り返しである。来年初の二十四節気は「小寒(来年1/5)」であり、その後も寒さは漸増して「大寒(来年1/20)」まで冬がつづく。
・・・実は、これから年末年始に「寒波」が襲来(2回ほど)して、気温が急降下するそうだ。


七十二候
「冬至」の期間を三つに分ける「七十二候」は次の通り。
・初候: 乃東生(ないとう しょうず)  乃東(夏枯草=ウツボグサ)が芽を出す
・次候: 麋角解(しかのつの おつる)  麋(大鹿=おおじか)の角が抜け落ちる
・末候: 雪下出麦(せっか むぎを いだす)  雪の下で麦が芽を出す

乃東(ウツボグサ)
ちなみに、冬至の真反対である「夏至」の間の七十二候の「初候」に、「乃東枯(ないとう かるる) ウツボグサ**の花穂(かすい:花が縦に群がる)が黒ずむ」とある。乃東(ウツボグサ)は、冬至や夏至の指標になっているようだ。
(**)ウツボグサ: 夏に紫色の花をつけ、終わると黒ずんだむ。採集して薬用にする。

(⇒ ヘラジカなのか、トナカイなのか、それとも単に大鹿なのか?)
七十二候の「次候」の麋について、中国語版c-Wikipediaで、「ソリはヘラジカの代わりにトナカイが引く(拉雪橇用的是鹿而不是鹿)」(Google訳)と記している。「鹿」=トナカイであり、麋の文字を使う「鹿」=ヘラジカである。 だから、七十二候の「麋」がどちらを指すのか、それとも単に大鹿なのか、日本語でどうなのか ・・・ ネット上に、「」を「馴れ鹿(トナカイ)」としているものがあったりして、少々混乱している。
ー ヘラジカとナカイの角は、毎年成長し切った後に根本から抜け落ちそうだ。


雑談
新年が迫って、年の ”year”と、耳の ”ear” の発音の違いをYoutubeの解説で確認した。
⇒ 視聴して、自分の口で発音したものの、区別できているのか独りじゃ分からない。

2024年6月21日金曜日

梅雨入り 2024

きょうは、せっかくの「夏至」なのに、早朝から曇り空となり、午前と午後の夕方近くまで雨が降った。とはいえ、この時期は、梅雨の季節と重なり、関東甲信の「梅雨入り」は平年 6月7日ころ、「梅雨明け」は7月19日ころである。今年はえらく遅れていた・・・。

そこに関東甲信地方の「梅雨入り」が発表された。恵みの雨とホッとするか、長雨とウンザリするか・・・結局は、自然とのかかわり方次第だろう。
・ホッとすること: 公園の小川が水を満々と蓄えておれば、水鳥も集まり、自然も潤う。
・ウンザリすること: ただでさえ出不精なのに、外出の機会や範囲が狭まる。


■ 日本気象協会
❶ 「関東甲信は梅雨入り早々『非常に激しい』雨 日曜・月曜はまた雨・風強まるおそれ」(日本気象協会本社 田中正史、2024年06月21日16:43)
    ー https://tenki.jp/forecaster/tanaka_masashi/2024/06/21/29249.html
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遅い梅雨入りの関東 短期集中型の大雨になる可能性
関東甲信の6月21日の梅雨入りは、2007年、1967年の「6月22日ごろ」に次ぐ、記録的な遅さとなりました。ただ、これに伴って梅雨明けも遅くなるかというとそうではなく、2007年は「8月1日ごろ」と梅雨明けが遅くなりましたが、1967年の梅雨明けは「7月18日ごろ」で、早い梅雨明けとなりました。
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❷「今週末は続々と梅雨入りへ 今年の梅雨はメリハリ型 警報級大雨猛暑が隣り合わせ」
(日本気象協会本社 福冨里香、2024年06月18日18:10)
     ー https://tenki.jp/forecaster/r_fukutomi/2024/06/18/29205.html#sub-title-b

(表:日本気象協会より)


■ 気象庁(今年の梅雨入り状況)
「令和6年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)」(令和6年の梅雨入り :令和6年6月21日
 ー https://www.data.jma.go.jp/cpd/baiu/sokuhou_baiu.html
地方令和6年平年差昨年差平年昨年
沖縄5月21日ごろ11日遅い3日遅い5月10日ごろ5月18日ごろ
奄美5月21日ごろ9日遅い3日遅い5月12日ごろ5月18日ごろ
九州南部6月8日ごろ9日遅い9日遅い5月30日ごろ5月30日ごろ
九州北部6月17日ごろ13日遅い19日遅い6月4日ごろ5月29日ごろ
四国6月9日ごろ4日遅い11日遅い6月5日ごろ5月29日ごろ
中国6月6日ごろ5月29日ごろ
近畿6月21日ごろ15日遅い23日遅い6月6日ごろ5月29日ごろ
東海6月21日ごろ15日遅い23日遅い6月6日ごろ5月29日ごろ
関東甲信6月21日ごろ14日遅い13日遅い6月7日ごろ6月8日ごろ
北陸6月11日ごろ6月9日ごろ
東北南部6月12日ごろ6月9日ごろ
東北北部6月15日ごろ6月9日ごろ

夏至 2024

きょうは二十四節気の「夏至(げし)」。一年で最も昼(日の出~日没)が長い、すなわち夜が短い日のことである。

(本ブログ関連:”夏至”)

実際に、東京天文台の「日の出・日の入り」*を見ると、きょう・あす共に、日の出は 4:25、日の入りは 19:00 で同時刻・・・微妙な差(数秒)までについては知らないけれど。
(*)東京天文台: https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/2024/s1306.html

なお、夏至を中心に、日の出・日の入りは、最も早く・最も遅くなる日が、前後にずれている。
■ ウェザーニュース
「二十四節気『夏至』 冬至と比べて昼の長さはどれくらい長い?」(2021/06/21 05:01)
    ー https://weathernews.jp/s/topics/202106/200085/#google_vignette
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実は、日の出が最も早いのは夏至の一週間ほど前で、日の入りが最も遅いのは夏至の一週間ほど後となっています。夏至はあくまで、昼間の長さが(日の出から日の入りまで)が最も長い日のことなのです。
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なお、夏至の期間を3つに分けた「七十二候」は次の通り。
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・初候  乃東枯(ないとう かるる)     ウツボグサの花穂(かすい:花が縦に群がる)が黒ずむ
・次候  菖蒲華(しょうぶ はなさく)  あやめ**の花が咲く
・末候  半夏生(はんげ しょうず)     烏柄杓(カラスビシャク)が生える
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(**)漢字「菖蒲」は、似た花の「ショウブ」(ショウブ科)と「アヤメ」(アヤメ科)のどちらも使える。梅雨入りの今、水辺を好むショウブが合いそうだが、夏の時期から見て乾地に咲くアヤメが一般的

2024年5月20日月曜日

小満 2024

(昨日5/20の、二十四節気「小満(しょうまん)」をブログに書き忘れたので、タイムスタンプを逆回しして、本日5/21 記す)

二十四節気の「小満」となる、きょう(5月20日)の日付にかわってから降り始めた雨は、未明(4:00頃)にピークを迎え、朝方になっておさまった。それに代わって、今度は風が昼過ぎまで吹いた。収まりの悪い天気に、外出する気力も萎えて一日こもった。

「夏至」から15日後のきょうは、小満で草木が繁って天地に満ちあふれるころだ。実際、公園を巡れば、草や木の枝葉が繁り、緑が深まったことを実感する。
江戸時代の「暦便覧」*に「万物 盈満(えいまん)すれば 草木枝葉志げる」と記されている。(盈満: 満ち溢れること)
(*)国立国会図書館デジタルコレクション: https://dl.ndl.go.jp/pid/2536637/1/7

(本ブログ関連:”小満”)

小満を3つに分ける「七十二候」は次の通り。
・初候: 起食(かいこ おこって くわを くらう) : が桑を盛んに食べ始める
・次候: 紅花栄(こうか さかう) : 紅花が盛んに咲く
・末候: 秋至(ばくしゅう いたる) : が熟し麦秋となる

現在は七十二候の(小満の)「初候」にあたり、カイコ(蚕)が桑の葉を盛んに食う時期だ。むかしの養蚕農家は、自宅の二階に蚕室を設け、カイコの幼虫に桑の葉を毎日与えて成長させた。絹糸は、日本の貴重な外貨獲得の産品だった。

中学生のころ、杉並の高円寺にあった「蚕糸試験場」を記憶している。最近、大学博物館**で絹織機を見たとき、解説の研究員に高円寺の蚕糸試験場の話をしたが通じなかった。それもそうだな、同試験場は、1980(昭和55)年に茨城県つくば市へ機能を移転***したのだから。すでに40年近く経っている・・・。
(**) https://www.tuat-museum.org/繊維機械展示室/
(***) https://www.suginamigaku.org/2014/10/yosan-shikenjou-02-01.html

カイコについて、前に触れたかもしれないが、大学時代におかしな奴がいて、どこからか持ってきたカイコの幼虫を「千円くれたら食って見せる」と言い出した。面白がった仲間の一人が賭けに出たところ、本当に食って(飲み込んで)しまったのだ。当時の千円は今と違って、だいぶ価値があった・・・そっちの方が気になった。

2023年12月31日日曜日

2023 大晦日

きょうは「大晦日(おおみそか)」。いつの間にか、今年最後の日になった・・・というのが正直なところ。年年歳歳、新年が待ち遠しいというより、また来るのかといった心境だ。「もういくつ寝ると お正月」(「お正月」作詞:東くめ、作曲:瀧廉太郎、1901年)と素直に歌っていたころが懐かしい。

そういえば、昨年(2022年)の大晦日に、来年(2023年)は仙人の境地で過ごしたいなどブログに記した。仙人の超越した力が欲しいというより、世間と距離を置いた生活にあこがれた。でも、ふらふらと街に舞い戻っていた。先月、映画「ゴジラ -1.0」を見に出かけたりもした。やっぱり街の賑わいは忘れがたい。

(本ブログ関連:”大晦日”)

ところで、Wikitionaryなどによれば、大晦日の文字「晦」の ”日”(意味:”日にち”)と、”毎”(音符:”呉音:ケ、漢音:カイ”)を合わせて <毎月末> を意味するという。さらに「大+晦+日」で「つごもり(月末)」、「くらい」、「みそか(旧暦の三十日)」 の意となるけれど、文字と意味がうまくつながらない。

旧暦(月の満ち欠け)の一日(ついたち)は、新月のとき「朔日(さくじつ)」にあたるわけだが、もっと古い日本の暦はどのように定めていたのだろうか。
中国伝来の暦法など以前、「弥生」あるいは稲作が開始された時期を含む「縄文」の時代に、農作は暦がなければ計画・準備がたたぬだったろう。もしかしたら、一年で一番わかりやすい、「夏至」や「冬至」*から何日目といった判断をしたのだのだろうか。

(*)冬至の太陽: (古代の人はどうやって判断したのだろう)
    ・真東(春分・秋分の日で判断)**から最も南寄りの方角から上がる。
    ・太陽の高さが最も低く、東京付近では12時ごろ約32°になる。
(**)方位の基準となる天文について、砂漠と違い、湿潤モンスーン帯は観望がよくない。

(本ブログ関連:”冬至”)

「一年の計は元旦にあり」というが、むしろ冬至だったかも知れないなんて思うきょうこのごろ。

2023年7月2日日曜日

半夏生

二十四節気「夏至」の末候(節気を5日間ずつ三っに分けた最後の候、雑節)にあたる「半夏生(はんげしょう)」が、きょうから始まる。田植えなどの農事を終える節目であり、しばらく農作業を休む。<天から毒気が降る> と正当化する言い伝えがあるが、昔のひとびとも暑くて休憩が必要だったに違いない。農業を身近に見ない都市生活者には、今一つ実感しづらいけれど。

江戸期、武蔵野に開発された武蔵野新田は台地上にあって、水田でなく陸田だった。水資源は、玉川上水からの分水(遺構跡が今も見られる)や井戸水以外、乏しかったと思われる。(現代の水道水がいかに貴重なものか思い知らされる)
新田開発の歴史についての市民講座で、講師が語ったのは、新田開発による生産の多くは武蔵野台地よりもっと奥地に作られた山際の棚田だった・・・と聞かされた記憶がある。

当地はそれでも農地が幾分残っている。最近、あちこちの畑地や栗林が、宅地化のため整地が進んでいる。余談だが、或る作家Youtuberが、このような状況から郊外には見えない大金持ちがいると示唆していた。

ところで、雑節の半夏生について、<烏柄杓(カラスビシャク)が生える> ころとのこと。カラスビシャクの草は、画像検索で見る限りその姿はいささか奇怪だ。草原で、鎌首をニュッと突き上げたような姿と出会ったら慌てるだろう。サトイモ科ハンゲ属という。

(本ブログ関連:”カラスビシャク”)

一方、名前からして白い色を被ったこの時期の草「ハンゲショウ」は、ドクダミ科ハンゲショウ属なので、雑節の半夏生により近しいと思うのだが。

(本ブログ関連:”ハンゲショウ”)

2023年6月21日水曜日

夏至 2023

きょうは二十四節気の「夏至」。一年中で、昼が最も長く(約14.5時間)、夜が最も短い(約9時間)。朝方の気温は20℃になるというに、なぜかヒンヤリ感じる。気象庁の季節区分では「夏」(6~8月)に入り、まさに梅雨本番。ここ数日、晴れ間がつづいたが、天気予報は、この先小雨に戻るという。

(本ブログ関連:”夏至”)

「日々の歳時記」(広瀬一朗著)の夏至の項に、夜の明るい港から船数をながめる句が採られている。文末に、「本能寺の変」(天正10年6月2日:1582年6月21日)も、この夏至の夜に推定されると記している。ネットに探せば、本能寺の変当夜、梅雨の雨降る夜だったとか、夏至の言葉通りに晴れていたとか・・・、いずれが正しいか知るよしもない。そこで、ChatGPTに質問を無茶振りしてみた。

ChatGPT
Q.信長が光秀に討たれた「本能寺の変」は、夏至の日の夜だそうですが、天気はどうだったのでしょうか?
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A.申し訳ありませんが、本能寺の変が起きた1579年(天正7年)6月2日*の具体的な天候に関する記録は残っていません。当時の天候についての正確な情報は得られていませんので、特定の天気条件についてはわかりません。この出来事は歴史上の出来事であり、天候に関する具体的な情報は残されていない可能性があります。
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(*)1579年(天正7年)6月2日: 天正10年6月2日(1582年6月21日)の誤り

とはいえ、ChatGPTのいうように、当夜の天候について正確な記述は残っていないらしい。

2022年7月2日土曜日

野鳥観察(37)、半夏生 2022

最近、物忘れというか勘違いがひどい。前回(6/25)の野鳥観察(探鳥会)のときもそうだった。集合時刻を他のイベントと勘違いして大幅に遅れて到着してしまい、欠席となってしまった。埋め合わせというか反省のため(当日のブログに記した通り)、公園や自然観察園そして調布飛行場の周辺をぐるりと周った。

(本ブログ関連:”野鳥観察")

きょうの野鳥観察(探鳥会)は定刻(6:30)通り参加した。ただねえ暑くて汗だらけで、おまけに足腰もふらついて・・・体が大分きつくなってきている。せめて体力だけはと必死なのだが。

そんなわけで集中力をきらし、みなの後を追うのに必死・・・野鳥観察は消化不良に終わった。
・シジュウカラ: 木立の中を飛び交うのも、点にしか見えず・・・。
・エナガ: (シジュウカラに混じって飛び交う・・・指差されても見当つかない)
・ヒヨドリ: 空を3羽が横切る・・・これくらいの成果なのだ

(野草)
・エノコログサ: 長い穂をニギニギして遊んだ思い出がある。


・ワルナスビ: 相変わらず咲き続けている(外来種おそるべし)。

(樹)
・アベリア: (トウネズミモチの樹といい)独特な香りする花で、でもしっくりこないな。
・ネムノキ: よく見れば派手だが、その存在を慎ましやかにする不思議な花だ。


(追記)
きょうから二十四節気の「夏至」の末候「半夏生(はんげしょう)」である。

(本ブログ関連:”半夏生”)

2022年6月21日火曜日

夏至 2022

きょうは、二十四節気の「夏至(げし)」。一年でいちばん昼(日の出から日の入りまで)時間が長い(14時間35分間)。けれど「国立天文台」資料*によれば、「分」レベルでは昨日・一昨日と共に同時間だった。
(*)位置(日本経緯度原点)https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/2022/s1306.html

(本ブログ関連:”夏至”)

おとついの「自然観察会」で解説いただいた「ハルニレ」の木を再確認するため、きのう公園を巡った(小川の流れに勢いが増した印象)。ともに快晴だったが、きょうは薄暗い、じめじめした梅雨空模様。テレビで気象解説の森田正光氏が、関東地方の梅雨を「陰性の梅雨」と語っていた(ちなみに、現在豪雨の九州地方は「陽性の梅雨」とのこと)。

ところで、今夜の「月齢」は 21.6、「下弦」の月にあたる。やがて「新月」にいたるが、最近、月の満ち欠けを感じることがない。夜は家に籠って、外出することなんてとんとなくなった。

午前の「体操教室」の帰り、教室のそばにある小公園の池を観察した。先日の「自然観察会」で、この池にカルガモ親子がいたという情報があったが、成鳥が一羽だけ泳いでいるのを見ただけ。
Youtube(テレビ朝日のニュース、6/20)**に、「千葉県習志野市の京成線で駅の線路にカルガモの親子が現れ、線路外に誘導されるまでの10分間、電車がストップする騒ぎとなりました」という映像がある・・・ニュース情報なので、じきに見られなくなるだろうけれど。駅構内の線路上を子どもたちを連れて歩く母ガモはたくましい。
(**)https://www.youtube.com/watch?v=mqAofXEygPY

人間の親(母)子連れの場合、乳母車、ベビーカー、バギーは欠かせない・・・呼び名の違いがよくわからない。海外で暮らす日本人の話題に、外国は石畳や道路事情が良くないので、車輪の小さな日本製はガタゴト揺れるとのこと(海外のものは車輪が大きいそうだ)。

2021年12月22日水曜日

冬至 2021、民間信仰

きょうは、二十四節気の「冬至」で、日の出から日の入りまでの昼(日照)時間が一年中で最も短い日だ。東京天文台から見た日の出は 6:47、日の入りは 16:32になり、昼時間は 9時間45分となる。一方、昼時間が最も長い「夏至」(6月21日)の場合、日の出は 4:25、日の入りは 19:00になり、昼時間は 14時間35分となる。

(本ブログ関連:”冬至”)

冬至の昼時間が夏至のときと比べて、約5時間も短いのは驚きだ・・・一年中、昼時間が長ければ活気あふれそうだが、北極圏の「白夜」のように日没がないのはどうなんだろう。逆に冬至の前後に起こるという「極夜」では一日中太陽が昇らないわけで・・・憂鬱なことだろうなんて想像するが、そんなことをいうとトナカイを飼っている民族や、子どもたちへのクリスマスプレゼント準備に忙しいサンタクロースに失礼になる。

幸い、ほどよい緯度に住んでいるおかげで、冬至が生活の一区切りになる。これも体調が揃ってのことで、このところ右膝の調子がおもわしくなく日常の範囲が狭まった。外出も野外散歩から、座ってできることへと移っている。

■ 民間信仰
先日、2回(12/11、18)に渡って市民講座「日本人の民間信仰 - その起源と八百万(やおよろず)の神たち」(久保田裕道氏、東京都文化財研究所 無形民俗文化財研究室長)が開催された。民間行事や芸能、信仰などの精神的な回路(位置取り)として、次のような図解を中心に解説された。(柳田国男の「遠野物語」や折口信夫の「まれびと」の考えも紹介されつつ)

    集落(民間信仰の主な場所) - 田畑里山(神がいる、山岳信仰の場所)

網羅的に整理・理解できないしろうとは、ある局面について関心がいくもの。本ブログでは、民間信仰に近いテーマの一つとして「お稲荷さん(稲荷信仰)」の話題を渉猟したりしている。稲荷信仰について、どのように触れられるか期待しつつ出かけた。

「家の神」として、<屋敷神>の紹介で久保田氏が調査対象にした東京都東村山市の例として「屋敷内に祠が設けられる(屋敷神は)、300軒以上で稲荷神。弁天・霊神が2ケタ、1ケタ台で水天宮・御嶽・八幡・観音・地蔵など」とのこと。
① 圧倒的に「稲荷神」が多い。屋敷神は転居してもそこに残るという。経済と結びつきの多いことから、東村山市は繁栄していたのだろう(稲荷神が武蔵野の新田開発時代のものか、維新以後の商業関連のものかうかがわなかったけれど)。

(本ブログ関連:”稲荷信仰”)

② 「地蔵」が1ケタ台というのもうなづける気がした。土地柄がよければ、疫病とも縁が薄いだろうし、子どもを捨てたり水子にすることも少なかったのだろう。(地蔵は、屋敷より地域の境界や外れに置かれたろうから)

(本ブログ関連:”地蔵”)

その他、「鬼」と火の関係など、しろうとにとって偏ったことだが興味・関心がうずうずと湧いてくる話題が多々あった。

2021年9月23日木曜日

秋分の日 2021

祝日「秋分の日」のきょうは、二十四節気の第16の「秋分」にあたる。二十四節気の名をとって祝日としているものに、「春分の日」がある。ともに、昼と夜の長さがほぼ等しくなる、季節の羅針盤である。

(本ブログ関連:”秋分の日”)

春分の日に「ぼたもち」を、秋分の日に「おはぎ」を食べる。同じあんこ餅なのに、ぼたもちの方は「牡丹」の花に、おはぎの方は「萩」の花にちなんで、季節花によって区別される。わたしにしてみれば、ぼたもちはあんこの包(くる)み方がどこかボテッとしたような感じだし、おはぎは漉しあんでサラリと包(くる)んだようなイメージがする。

ところで、古代遺跡に必ず取りあげられる、こちらも季節の羅針盤といってよい「夏至」と「冬至」は祝日にあたらない。わたしたち日本人の祖先にとって、夏至よりも同じ時期の梅雨の方が農耕に重要だっただろうし、冬至のころにはひと休憩が先だったのかもしれない。

最近気づくこと

・日めくりカレンダーが軽くなって、日ごと一枚剥がすたび、フラフラと揺れるようになった。なんだか心もとなくなり、先日、近隣の街の大型書店で来年度2022年版を購入した。それを、現在の日めくりカレンダーの後ろに一緒に吊るし支えるようにし揺れを抑えている。

・日没の時間が早くなってきた。日が暮れるのは寂しいものだ。子どものころ、夕方になると遊び場の原っぱを囲む家々に明かりが灯り始め、あちこちから夕飯だと親が呼びかける。一人抜け二人抜けして、さっきまでの熱気が急に衰えてくると、みな合図したようにボソッと別れのことばを口にしながら散らばっていく。

2021年7月2日金曜日

半夏生 2021

きょうは七十二候の「半夏生(はんげしょう)」。二十四節気の「夏至」の期間を三つに分けた(初候、次候、末候)最後の候で、田植を終わらせる節目という。梅雨の小雨にぴったりな情景が浮かぶ・・・農事を知らぬものの勝手な妄想かもしれないが。

(本ブログ関連:”半夏生”)

小雨がつづいている。きのうはそんな合間に都議選の期日前投票に行った。きょう、天気がよければ自然観察園に出かけて、半夏生と同じ名を持つ植物の「ハンゲショウ」を見たいと思っていたが・・・。そして、あすの空模様はどうだろう、探鳥会が無事実施されるか気がかりだ。

ところで、この時期、ハンゲショウが葉の表面を白く変色する姿(カタシログサ、片白草ともいうそうだ)は、妙に艶っぽい気がする。和服姿の女性が項(うなじ)に白く化粧を施した様をつい想い浮べてしまう・・・。
でも、このハンゲショウを掘り返したことはないが、庭にはびこるドクダミと同じドクダミ科の植物であり、きっと地下深く根を張り巡らしていることだろう。

(本ブログ関連:”ドクダミ”)

植物のハンゲショウの想いが二転三転してしまったが、七十二候の半夏生について、「四季の詞」(川崎典宏、角川選書)の <半夏生> の項に次のような解説がある。
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半夏生に降る雨には毒気があるから、前の晩から井戸に蓋(ふた)をするようにとか、この日降る雨は大雨になって災害をもたらすとか、男女が交わってはならないとか、とにかく、一日を家にこもってつつしみ深く過ごす日、とされて来たのでした。
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わたしも、きょうは家の中でじっとしている。

2021年6月21日月曜日

夏至2021

きょうは二十四節気の「夏至」、日の出から日の入りまでの時間が、一年中で最も長い日にあたる。東京(日本の経緯度原点)の <日の出>は 04:25、<日の入り>は 19:00となり、その間は14時間35分になる。日が長いと、その分得した気になるのは不思議。

(本ブログ関連:”夏至”)

夏至の字づらから、からっとした日射しの陽気を連想するが、あいにく梅雨の時期と重なる。とはいえ、幸いきょうの天気は梅雨の中での晴れ間で、最高気温 27.8℃の夏日だった。公園から空を見上げると、白い雲がただよい流れ、その合間を青空が顔をのぞかす。梅雨の小休止だ。


本当は、自然観察園をのんびり散歩してみたかったが、月曜のきょうは休園日。公園をめぐれど人はまばら、しばらく静かな中に身を置くのはよいものだ。

ところで休園日の自然観察園から、草刈り機の機械音がした。わたしにしてみれば、先日ちかくの花園で庭に咲いたドクダミの除草を相談したところ、根から掘り返さなければ絶てないとアドバイスされた。やってみるとそれは大変。以前(一夏で終わってしまったが)、Amazonで購入した軽量の電動草刈り機を使ったことがある・・・地表の草を刈っても、結局翌年には茂る・・・根深く浸透していたのだ。雑草の浸食はやっかいである。

2021年3月20日土曜日

春分の日 2021、「はじめてのバードウォッチング」(2nd)

きょうは二十四節気の「春分」で、祝日「春分の日 」である。最近、日没が遅くなり昼夜の長さが同じになった。玄関の灯りは、「日の入り」の夕方6時過ぎにつけるようになった。これから陽の沈む時間が「夏至」に至るまでもっと遅くなる。

(本ブログ関連:”春分の日 ”)

寒い冬は苦手だ。春分の日になって、冬からようやく抜け出たような気分になった。ホッとしている。


「はじめてのバードウォッチング」
朝方、顔に雨滴をかすかに感じたが、それも何となく止んだ。「はじめてのバードウォッチング」(第2回目=最終回)の観察会に参加した。新型コロナウィルス感染に対する「緊急事態宣言」のため公園と離れた近接の広場で開催された。ここを起点に小川の下流をたどり探鳥した。

(本ブログ関連:”はじめてのバードウォッチング”)

観察会には、若者から高齢者までさまざまな方が参加された。小学生の低~中学年くらいの子どもたちも参加した。思った通りのおしゃべりで、まるで恐竜を知り尽くしたように、野鳥(今回は主に水辺の鳥)についてもくわしく語ってくれる。そしてよく見つける、うらやましい観察力だ。

パーク・レンジャーの方は声がよく通り、「雨の日でも野鳥は動いています」、「今日の目標はカワセミ」とわかりやすく解説された。次のような野鳥を見ることができた。
・カルガモ: オスとメスの違い(羽の先の白色の大きさ、羽のうろこ模様の明瞭さ)
・コガモ: オスの目の周囲が緑色
・シマアジ: このフィールドに、毎年一羽だけ来る珍しい水鳥
・ダイサギ: 川筋に沿って上空をアッというまに飛んで行った
・コサギ: 一羽が片足立ちして静かにたたずんでいた
・バン: 口ばしは白っぽい
・カワウ: 黒く大きな姿
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・カワセミ: オスとメスの違い(口ばしの色)、土手に造られた巣穴の周りの状況
・モズ: 広い原が減少して狭い場所に移動、エサを求めて異種間で争いもする
・ムクドリ: オスとメスの違い(体の色の濃さ)
・ジョウビタキ: オスだけが観察できた
・ヒヨドリ: 実は帰り道に会ったがボサボサ頭したものが一番鮮明

観察会の終わりに空はすっかり晴れ、温かい春日が差した。
今回は野鳥がよく見えた。多分、観察で歩く速さがゆっくだったので、双眼鏡でじっくり見ることができたからだろう。
事前に何の鳥がいるかガイドしてもらっていなかったら、一人でフィールドに出て同じことができるか自信ない。これからも、繰り返し・繰り返し覚えるしかないだろう。

春の河原に咲く菜の花と桜のつぼみ

カワセミ

(追記)地震
宮城県沖で、18時09分ころ、最大震度5強の地震が発生した。
津波警報など発表されたが、後に解除された。

なお当地(東京)の震度は3とのこと。短時間に終わり妥当な震度だったと思う。
現地の被災状況の詳細は、明朝判明するだろう。