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2024年11月16日土曜日

BIRDER 12月号

曇天のもと、久し振りに近隣街の書店へ出かけた。野鳥観察に関心ある「鳥見人」のための雑誌「BIRDER」(文一総合出版)の最新号(12月号)を入手するためだ。特集は「見たい! 知りたい! カラ類」*で、カラ類の「混群」(地域別混群、観察のコツ)についての解説もある。
(*)カラ類: シジュウカラを始めとする山野の小鳥類の総称。(Wikipedia)

カラ類は、生物学的な正式な分類名称でなく、通称(山野の小鳥類の総称)だ。BIRDERに、次の野鳥について紹介されている。
・シジュウカラ科: シジュウカラ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ
・ゴジュウカラ科: ゴジュウカラ
・エナガ科: エナガ

(本ブログ関連:”カラ類”)

今一番人気の小鳥といえば、エナガの「シマエナガ」だろう。以前は「ジョウビタキ」の雌だったが。
いつまでたっても眼力がおよばぬ私は、残念ながら BIRDER に掲載の写真でしか知らないので・・・。雑誌 BIRDER は、実物に接しても見切れない私にとって、知った気にさせてくれるありがたい救いの本なのだ。

(本ブログ関連:”シマエナガ”、”ジョウビタキの雌”)


テレパシーか?
ところで、書店のある駅ビルに、鉄道をまたぐ南北の通路がある。そこに出店があって、「ワッフル」菓子を販売していた。その前を通り過ぎたとき、色付けされた菓子が中々ユニークだったので、口元で「おいしそう」とつぶやいた。すると、店のオヤジさんが「おいしいですよ」と口にしたのだ・・・。ビックリ、読唇術か、それとも聞こえたのか、あるいはテレパシーで受容したのか。

11月の満月(ビーバー・ムーン)、閼伽棚

今夕の月は、月齢14.6の「満月」。曇り空のなか、月が南中するとき(17時49分)、その高度は 73.47° とのこと(国立天文台:三鷹市)。夜分も曇り空がつづき、窓から外を覗いて見たが変わりない。路上に出て再確認する気も失せて・・・。

(本ブログ関連:”満月”)

米国の「農事暦」(The Old Farmers’ Almana)*によれば、今月の満月を「ビーバー月(Beaver moon)」と呼んでいる。由来について、ビーバーが(川にダムを作った中央部に)巣作りする月など諸説あるようだ。
(*)農事暦: https://www.almanac.com/full-moon-names
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農事暦で使用している月の名前は、「ネイティブ・アメリカン」、「植民地時代のアメリカン」、あるいは「その他の世代を超えて受け継がれてきた伝統的な北米の情報ソース」に由来している。
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今月は、旧暦とまるまる被っていて、新暦の11月1日が、旧暦の10月1日である。その意味で、旧暦10月で見れば「神無月」にあたる。

高校生のころだったか古典の授業で、吉田兼好の「徒然草」*に、「神無月」について触れる第11段「神無月のころ、栗栖野といふ所を過ぎて」があった。このとき初めて「閼伽棚(あかだな)」というものを知った。実はネットで、閼伽棚の写真を見ても、どこかで以前見た記憶がない・・・いまだにピンとこないのだ。
(*)山梨県立大学の「徒然草DB」
ー https://www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo/tsuredure/turedure000_049/turedure011.htm
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 神無月のころ、栗栖野といふ所を過ぎて、ある山里に尋ね入る事侍りしに、遥かなる苔の細道を踏み分けて、心ぼそく住みなしたる庵あり。木の葉に埋もるゝ懸樋(かけひ)の雫(しずく)ならでは、つゆ(ほとんど)おとなふ(音を出す)ものなし。閼伽棚(あかだな)**に菊・紅葉など折り散らし(無造作に置く)たる、さすがに、住む人のあればなるべし。

 かくてもあられけるよとあはれに(感じ入って)見るほどに、かなたの庭に、大きなる柑子(こうじ=みかん)の木の、枝もたわゝになりたるが、まはりをきびしく囲ひたりしこそ、少しことさめて(興ざめして)、この木なからましかばと(この木さえ無かったらよかったのにと)覚えしか。
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(**)閼伽棚(あかだな): 仏具や花などを仏さまに供える祭壇

これで、「水」中生物のビーバーと、仏に供養される「水」(=閼伽)とが何となくつながった。


(追記 11/29)
と思ったところ・・・閼伽棚に花など置く他に水を盛ることがあっても、それは「棚」の問題であって、「水」=閼伽 とはならない。閼伽には水の意はないと知った。

少なくとも大正時代の初期(4年)に、閼伽=aqua の俗説が流布していたという。サンスクリット研究(インド学)の立場から原点にさかのぼり、相違を解説した論文がある。

■ 「歴史言語学」(2014年11月号 vol.3)
Forum「Skt.argha-/arghya-、閼伽、Lat. aqua」(笠松 直: 仙台高等専門学校)
https://researchmap.jp/SunaoKasamatsu/published_papers/22932320/attachment_file.pdf
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仏教語「閼伽」がサンスクリット argha- 「価値」 ないし arghya- 「価値ある」 の音写語で. あること、ラテン語 aqua と語感は似ているものの全く別の単語である。
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2024年11月14日木曜日

ケイシー・ジョーンズ

子どものころ、テレビを初めて見たのは、同じ社宅の友だちの家で、アメリカのテレビ番組「宇宙探検(Men into Space)」とか「ハイウエイ・パトロール(Highway patrol)」だったと思う。今考えると随分はずかしいことだが、友達の家の夕餉が始まっていたにもかかわらず長居して視聴していた。言い訳になるが、迷惑を気にもかけず熱中していたのだ。

(本ブログ関連:”宇宙探検”、”ハイウエイ・パトロール”)

その中に「ケイシー・ジョーンズCasey Jones)」の鉄道(機関士)シリーズがあった。原点に列車衝突の被害を最小限に抑えようと、自ら犠牲となった機関士の伝説があるが、テレビドラマはそんな事件と関わりのないものだった・・・あくまでも子ども向けの物語なので*。
(*)e-Wikipediaは、「当時の暴力的な成人向け番組に対抗して、より穏やかな西部劇シリーズ」であり、「エピソードはケイシーと家族、特にケイシー・ジュニアとの交流に重点が置かれている。」と記している。

いまも記憶にあるのは、番組の歌だろう。「ケイシー・ジョーンズ、楽しいなあ」のフレーズを今も忘れていない。そこでネットを探したが、日本語版当時の番組・歌詞情報を見つけることができなかった・・・残念である。

■ Youtube(登録: TeeVees Greatest)
「Casey Jones 1957 - 1958 Opening and Closing Theme」
https://www.youtube.com/watch?v=Hps6L5vS0sc

朗報: 野鳥の名前を教えてくれる「AI双眼鏡」・・・ ただし手が出ない

Choromeにログインするたび、毎回いろいろな情報(必ずしも時事ニュースだけではない)が紹介される。今朝、最初に見たのが何と「 野鳥の名前を教えてくれる『AI双眼鏡』」で、販売するのは、泣く子も黙る「スワロフスキー」*だ。
(*)スワロフスキー: オーストリアを代表するクリスタルガラス、光学機器ブランド

- すでに日本のカメラメーカーから手のひらサイズの ”望遠鏡+カメラ機能” の商品が発売されている。将来、テラレベルの情報(野鳥の動作、鳴き声 etc.まで)を収めたチップを内蔵した、高精度のものが安価に出てくる時代がくるかもしれないなんて想像すると楽しい。(部厚い紙の辞書から、平らな電子辞書に変化したように・・・)

■ wired.com(日本語)
「野鳥の名前を教えてくれる『AI双眼鏡』が最高だった」(Lola Méndez、2024.11.13)より抜粋
https://wired.jp/article/swarovski-optik-ax-visio-ai-binoculars/
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① スワロフスキー・オプティックの新製品「AX Visio」は、画像認識GPSデータを駆使して鳥の種類を識別できる世界初の双眼鏡だ。双眼鏡を向けるだけで9,000種以上鳥を特定でき、バードウォッチングで見つけた鳥の撮影から記録までを1台で完結できる
② スワロフスキー・オプティックによると、AX VisioはAIを搭載した世界初の双眼鏡であり、双眼鏡でとらえた野鳥の種類を幅広く識別できるコンピューターを備えている
③ AX Visioはカメラを内蔵しており、画像認識ソフトウェアを活用して9,000種以上の鳥をリアルタイムで識別できる
④ ほかに類を見ない独自の機能を備えているAX Visioは、それだけに価格も高額だ。1台の価格は4,600ユーロ(約75万円である。
⑤ AX Visioの鳥の識別機能である「Bird ID」は、コーネル大学鳥類学研究室の広範なデータベースである「Merlin Bird ID」**の改良版を活用したものだ。
(**)Merlin Bird ID: https://merlin.allaboutbirds.org/
⑥ (使用例)
・AX Visioは、30メートル先の水面上の枝に止まっていた体長12センチほどの「カンムリカワセミ」を正確に識別できたのである。
・近日展開予定の新しいソフトウェアがすでにインストールされていた別の双眼鏡は、80~90%の確率で正しい情報を提供してくれた。
⑦ ユーザーはAX Visioと専用アプリ「Swarovski Optik Outdoor」(iOS版、Android版)を連携させることで、撮影した画像や動画を双眼鏡以外の端末でも閲覧できる。アプリ上の画像のメタデータには種の識別情報が含まれている。しかしこの画像をモバイル端末にダウンロードすると識別情報は失われ位置データしか利用できなくなる
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2024年11月13日水曜日

シジュウカラ

探鳥会に参加してつねづね思うことがある。ベテランの方々が、野鳥の飛翔する姿を見て判別したり、木立の繁る葉陰で鳴く声を聞き分けて同定したりする能力がうらやましい。自然の中で生きる野鳥は、「図鑑」の絵のように細部が見られるわけではないので、経験を重ねて観察力を高めるしかない。でも、それがなかなか身に付かない。

きのうの自然観察園で見た「シジュウカラ(四十雀)」の判定が、正直自信ない。数羽の小鳥が観察順路近くの樹木に飛んできて、特別な鳴き声をたてることもなく、枝葉の中を素早く飛びまわった。一瞬、正面に顔を向けたとき、首元の黒いネクタイ模様*が特徴的に見えた。けれど、少し小型で尾が長く、動きが軽快だった。果たして、シジュウカラだったのだろうか・・・。
(*)首元から、シジュウカラ科の「コガラ」、「ヒガラ」、「ヤマガラ」ではなかったが。
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(追記 11/14): 子ども向けのヤマケイジュニア図鑑「鳥」に、シジュウカラの季節別の行動について、「秋から冬は、コガラなどほかのカラ類(=シジュウカラ科など)と群れになる」と解説があった。
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ところで、「野鳥歳時記」(山谷春潮、冨山房百科文庫)に、「従来は秋の季語となっていたが」、「特に季節的な感覚はないが、俳句には他の季語を配してしばしば詠まれてきた」。生態も留鳥なら、季語もない無季の鳥なのだ。それほど身近にいながら、いまだに見極めることができないとは。

シジュウカラには、高度な言語能力**があることが知られている。いろいろな意味で、研究対象になっているようだ。
(**)2024年現在、伝える「文」を200種以上持っているという。(Wikipedia

「トリノトリビア」(川上和人、西東社)に、シジュウカラの足に「ピットタグ」(受動無線周波標識、小さなICタグ)をつけて行動を分析したところ、仲よし仲間(行動的集団、慎重的集団)に分かれていることが分かったそうだ。人間もそうだなと思った次第。

2024年11月12日火曜日

自然観察園

このところ家に籠る日が続いた。そこで小春日和の昼、 気分転換に公園併設の「自然観察園」へ出かけることにした。公園を横切る小川は、今月初旬の降雨の余韻のせいか、水量が豊かで、あふれ出たのか岸辺がぬかるんでいた。

観察園に繁る雑草を、公園ボランティアの方が刈っているのところに出会った。自然の名のまま放置している場所ではないことを改めて知る。

例によって、観察園入口の掲示板(写真と地図)と、配布の印刷物「花だより/観察順路図」を頼りに園内を巡った。

シロヨメナ(写真左)、シュウメイギク(写真中央)、コンギク(写真右)
・観察園入口の園と外部を仕切る金網の内側に、白菊の仲間の「シロヨメナ(白嫁菜)」の花が咲いている。腰の低いとても地味な白い花だ。
・順路わきに咲く「シュウメイギク」の紅紫色の花に、ハチが蜜を吸いに来ていた。漢字名「秋明菊」が今にふさわしい。
・湿地の木陰に、薄紫色の「コンギク(紺菊)」の花が咲いている。コンギクは、シロヨメナに似た「ノコンギク(野紺菊)」の栽培品だそうだ。緑陰に咲く薄紫の色合いに、なんとなく魅かれる。


サネカズラ
・観察園入口そばの竹柵に「サネカズラ」のつるが絡まっていて、赤い実を実らせている。一見美味そうに見えるが、ネット情報によると無毒だがえぐみがあって食用に適さないそうだ。


カルガモ
・観察園の小池(かがみ池)の奥深くに、番(つが)いだろうか「カルガモ」の2羽が静かに餌を探していた。おだやかな風情が何ともゆかしく感じた。観察園の帰り、隣接する公園に、カルガモの群れが小川に浮かんでいるのを見た。ある場所で7羽、また別の場所で2羽いた。

小春日和(インディアンサマー)

早朝のテレビで、気象予報士の方がこのところの空模様について「小春日和」であるが、沖縄方面は「小夏日和」といってもよいかもしれないと解説した。小春日和らしい気温 20℃ をこえて、沖縄方面では 25℃ 以上の日が今週いっぱい続くという。

(本ブログ関連:”小春日和”)

(参考)夏日、真夏日、猛暑日、熱帯夜など「気象庁」の用語
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            夏日   :日最高気温が25℃以上の日。
            真夏日:日最高気温が30℃以上の日。
            猛暑日:日最高気温が35℃以上の日。
            熱帯夜:夜間の最低気温が25℃以上のこと。(気象庁の統計種目にはない)
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今月11月の開始(11/1)は、旧暦の十月一日でもあり、一ヶ月の差ながらまるまる被っている。旧暦十月(神無月)の異称が「小春(しょうしゅん、こはる)」と呼ばれているそうで、古来わたしたち日本人にとって、この時期に、冬に入る前の小休止を感じてきたのだろう。


インディアンサマー
この「小春日和」を解説しているWikipediaの「言語版」を英語に切り替えると、「Indian Summer」になる。そこに、音楽の紹介があって、最初に挙げられている曲目に、「このタイトル(”Indian Summer”)を持つ、ビクター・ハーバート(Victor Herbert)によるピアノ独奏曲は、1919年に作曲された」とある。

Youtubeに、ヴィクター・ハーバート指揮、ヴィクター・ハーバート・オーケストラ(38名)によるレコード音源が登録されている。とても素朴な響きがして、穏やかな旋律に小春日和の陽射しを感じるほどだ。(なんとなく、昔懐かしいディズニー・アニメーションの背景音楽が浮んだりする)

■ Youtube (登録: Vintage Sounds)
「Victor Herbert's Orchestra - Indian Summer (Herbert) (1923)」
https://www.youtube.com/watch?v=wEIB1IgS-Ac

2024年11月7日木曜日

立冬 2024、木枯らし、富士山の初冠雪、オーロラとキツネ

二十四節気「立冬」
きょうは二十四節気の「立冬(りっとう)」。冬の気が立ち始めて、いよいよ冷気が沁みるころ。今週いっぱい寒気が南下して、最高気温は 14℃ と冷え込むようだ。天気予報では、来週に 21℃ に復活すると予想している。

(本ブログ関連:”立冬”)


七十二候
二十四節気の「立冬」の間を、三つに分けた「七十二候」は次の通り。
●初候:「山茶*始開(つばき はじめて ひらく)」  山茶花(さざんか)が咲き始める
    (*)山茶: 「ツバキ(椿)」の意。ここでは、ツバキ科の「サザンカ」を指す
●次候:「地始凍(ち はじめて こおる)」  大地が凍り始める
●末候:「金盞**香(きんせん こうばし)」  水仙の花が咲く 
    (**)金盞: 金色の杯、「スイセン(水仙)」の別名

(本ブログ関連:”スイセン”)


木枯らし
きょう、東京に「木枯らし1号」が吹いた。きのうから予想されたものだが、確かに昼過ぎ体操教室に出かけたとき、寒風に身が染みた。

■ 日経新聞
「東京・近畿で木枯らし1号 各地で今季一番の冷え込み」(2024年11月7日 12:18)より抜粋
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE073IE0X01C24A1000000/
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・気象庁によると、7日午前10時54分、東京都心で最大瞬間風速13.7メートル北西の風を記録した。
・木枯らし1号は例年、東京近畿で発表される。〔共同〕
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■ 気象庁 お天気相談所 (2020年の資料)
https://www.data.jma.go.jp/tokyo/shosai/news/pdf/2020/20201104kogarasi_oshirase.pdf
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東京地方における「木枯らし 1 号」は、下記の事項を基本として総合的に判断して発表しています。
1 期間は10月半ばから11月末までの間に限る。
2 気圧配置が西高東低の冬型となって、季節風が吹くこと。
東京における風向が西北西~北である。
東京における最大風速が、おおむね風力 5(風速 8m/s)以上である。(ただし、お知らせには最大瞬間風速を記入する)
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■ 木枯らし紋次郎
昔のテレビ番組に「木枯らし紋次郎」(中村敦夫主演、1970年代)という股旅ものがあった。主人公が口にする「あっしにはかかわりのねえことでござんす」という決め台詞が流行った。竹楊枝をくわえた姿に、いっそうニヒル味が加わった。


富士山の初冠雪
きのう、静岡側で富士山に冠雪が確認されたが、歴史的に甲府地方気象台による観測が必要とされているとのこと。

■ 日本気象協会 tenki.jp
「富士山で「初冠雪」 統計開始以来 最も遅い観測」(日本気象協会日直主任、2024年11月07日07:17)
https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2024/11/07/30890.html
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今日7日(立冬)、富士山の初冠雪の便りが届きました。甲府地方気象台の観測で、統計開始以来、最も遅い初冠雪となりました。
富士山の初冠雪は山梨県の甲府地方気象台が観測しており、「一日の平均気温が、その年の最も高い日」の後に、山頂付近が雪などによって白く見える様子が、麓の気象台から見えたことが、観測の条件です。
・これまでの最も早い記録は、2008年の8月9日でした。
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オーロラとキツネ
以前に触れたことだが、寒い夜、雪原を走るキツネの尾が雪を巻き上げて、火となる伝説がフィンランドにある。寒さがしみるとき、舞い上がった粉雪が、やがて上空のオーロラへつながるのを幻視したのかもしれない。

フィンランド政府観光局:「オーロラ  キツネが飛び散らせる火花?」より。
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フィンランドの北部(ラップランドなど)に住むサーミ(Sápmi)の人々の伝説に、オーロラ(極光)は「キツネが北極圏の丘を走るとき、尻尾が雪原に触れ、それが火花となって巻き上がり、夜空に光となって現れる」という。
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(本ブログ関連:”オーロラとキツネ”、”キツネ 狐”)

■ Youtube (登録: VisitFinland)
アニメーション「Revontulet (狐火) - FINLAND」
https://www.youtube.com/watch?v=UILnfI3dcAc

2024年11月6日水曜日

きょうは寒い、米国大統領選挙

昼飯を食いに町へ出かけたところ、思いのほか寒いのに驚く。しかも、北風がひゅーっと吹いてくる。あわてて、ベストのボタンをはめた。

きのうの昼(12:00)、気温が 19.3℃風速 1.3m/s) だったが、きょうはもっと低いだろうと、気象庁の「アメダス」を覗いたところ、観測装置が不調なのか同時刻のデータが欠落していた。そこで、近くの都市の観測ポイントを参照したところ、同時刻の気温は 13.7℃4.2m/s) となっていた。きのうと比べて、気温が 5℃以上 降下したようで、道理で寒いわけだ。

結局、ガス・ストーブを点けて暖をとっている。ただし直ぐに熱くなるので、点けたり消したりを繰り返している。本格的な冬は始まったばかり。
― 「木枯らし」も「富士山の初冠雪」もあしたにお預けのようだ。


米国の大統領選挙
米国の大統領選挙で、ドナルド・トランプ前大統領は、予想通り有利に進んでいるようで、数州が開票を終わってないものの、次の通り事実上の「勝利宣言」をした。他方、ハリス副大統領は、首都ワシントンの演説会場に現れず、あす話すと述べたと伝えられた。

■ Reuters
「米大統領選、トランプ氏が勝利宣言」(By Joseph Ax 他、2024年11月6日午後 4:55)より抜粋
https://jp.reuters.com/world/us/45SDMRGCHZIG5F2FNTQ2WLWY7Y-2024-11-06/
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[フィラデルフィア 5日 ロイター] 
・米大統領選の共和党候補「ドナルド・トランプ」前大統領は5日、同氏が勝利したとの「FOXニュース」の報道を受けて勝利宣言した。
・トランプ氏はフロリダ州パームビーチで歓声を上げる支持者に向かって、「米国はわれわれに前例のない強力な権限を与えた」と語った。
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2024年11月4日月曜日

H3ロケット(衛星「きらめき3号」)打ち上げ成功

今回も安定に「H3ロケット」(H3-22S)4号機が、きょう「種子島宇宙センター」から、Xバンド防衛通信衛星『きらめき3号(DSN-3)』の打ち上げに成功した。これにより、同型ロケットの打ち上げを3機連続成功している。

(本ブログ関連:”H3ロケット”)

■ JAXA(宇宙航空研究開発機構)プレスリリース
「H3ロケット4号機による Xバンド防衛通信衛星『きらめき3号』の打上げ結果」(2024年:令和6年11月4日)
https://www.jaxa.jp/press/2024/11/20241104-1_j.html
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、種子島宇宙センターから2024年11月4日15時48分00秒(日本標準時)に、H3ロケット4号機によるXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」の打上げを行いました。
ロケットは計画どおり飛行し、打上げから約29分11秒後にXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」を正常に分離したことを確認いたしました。
今回の打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。
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■ NHK NEWS WEB
「H3ロケット4号機 打ち上げ成功」(2024年11月4日 16時52分)より抜粋
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241104/k10014628731000.html
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・ロケットに搭載された防衛通信衛星は、防衛省が広い範囲に展開する部隊どうしの情報共有などに使う目的で独自に整備を進めていて、これまでに2機が打ち上げられていました。
・今回、3機目の打ち上げに成功したことで、防衛省が計画している独自の衛星3機を同時に運用する体制が整うことになります
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■ Youtube(登録: ウェザーニュース)
「【打ち上げ成功!!】#H3ロケット4号機 によるXバンド防衛通信衛星「#きらめき3号」」
https://www.youtube.com/watch?v=UMu-Onl_jdE

■ Youtube 記者会見(登録: JAXA)
「第1部:機関代表報告/第2部:技術説明  H3ロケット4号機 打上げ経過記者会見」
https://www.youtube.com/live/a5dvUHaKu9w
ー 第2部:技術説明は、37:27~
ー 会見の各記者が、質問の最初に「打ち上げおめでとう」を添えたのは4名。
ー 安定解析は大変なんですね。

2024年11月3日日曜日

文化の日 2024、自然観察園

きょうは国民の祝日「文化の日」である。日ごろ文化的な生き方と無縁なため、文化的な関心は疎いけれど、文化勲章受勲者がどのような方々か知りたくネットのニュース記事を見た。

(本ブログ関連:”文化の日”)

受勲者の中で身近に感じたのは、漫画家の千葉徹也(ちばてつや)氏だろう。わたしら世代にとっては、週刊漫画誌「週刊サンデー」に掲載された「紫電改のタカ」(1963年(昭和38年)~1965年(昭和40年))が印象深い・・・今いわれるような「戦争の二面性」などと当時は思ってもいなかった。戦争経験者の両親世代が、戦後をまさに経済復興させていたころ、その時代背景に、まだ戦争を生きのびた者たちの価値観が残っていた。


自然観察園
きのうの雨とうって変わって快晴の午前中、公園に併設の「自然観察園」へ開園時刻(9:30)に合わせて出かけた。日曜日のせいか、観察園の入口にはすでに5、6人並んでいた・・・その後も人びとがつぎつぎ訪れた。

アザミ
・入口で配布の「観察順路図」をもとに巡る。小さな斜面の「かたくり山」に、「トネアザミ」と「タカアザミ」が隣接して記されている。次の写真のアザミがどちらか確信持てない。ネットによれば、「トネアザはが関東地方の山野に多く見られ」、「タカアザミは関東地方の海岸近くに多く見られる」とのこと。
・アザミの花の蜜を吸いに、黄茶色の地に黒の紋が点々と付いた蝶が来ていた。普段、昆虫を観察していないので蝶の名は不明だが、ネットで画像検索したところ「ヒョウモン蝶」と表示された。なるほど、そんな感じだったような気がする。


フユイチゴの実(写真左)、ムベの実(写真右)の実
・かたくり山の斜面から観察順路にもどるとき、緑の広い葉の隙間に「フユイチゴ」の赤い実が見えた。イチゴの仲間だそうだが、葉のサイズが大きすぎて見落としてしまいそう。
・観察園の出入り口のそばに竹柵があって、いろいろなツル性の植物が育っている。その中に隠れるように、タマゴ大の薄紫色した実を見つけた。つる性の「ムベ」*の実で、天智天皇に贈ったこの果実から「むべなるかな」の語源に使われたようだ。
(*)ムベはアケビ科の植物で、道理で実が「アケビ」の実に似ているわけだ。


カワセミ(写真左)、アオサギ(写真右)
・観察園内の「かがみ池」を望む板橋で、望遠カメラで撮影していた人がいた。池の中央に立つ小木の上に「カワセミ」がとまっていると教えてもらった。きょう手持ちのポケットサイズのカメラでは、写真はこれが精いっぱい。(観察路の帰り道、探鳥会のメンバーと出会ったところ、カワセミはこの池にもよく来るとのこと)
・観察園を出たとき、小川の岸辺に「アオサギ」が、例によって1羽たたずんでいた。少し近づいても泰然と構えていたが、しばらくして草陰にかくれた。

2024年11月1日金曜日

きょうから11月

きょう(11/1、旧暦10/1)から、11月が始まる。旧暦との差が、まさに一ヶ月というのはきりがよい。新暦では、気象庁的に言えば秋(9~11月)*の終わりの月。旧暦では、秋(10~12月)の始まりの月になるわけだが。

(本ブログ関連:”気象庁 季節区分”)

先日、百均ショップに行ったら、もう来年のカレンダーが販売されていた。いろいろなサイズを求め、家中あちこちに掛けるつもり。きょうがいつの日か気になる歳だからだ。西暦・和暦の年、月・日・曜日を直ぐ言えるようにするためだ・・・。 

記憶力保持のため、ネットを見るとき手始めに、<神経衰弱ゲーム>や<間違い絵比べゲーム>が欠かせない。毎日、ちゃんとできたか一喜一憂している。

そのくせ、佐藤愛子氏の原作による映画「九十歳。何がめでたい」を見たせいか、何事にも「平常心」をもって(装って?)、「何がめでたい」を口癖にしている。

(本ブログ関連:九十歳。何がめでたい

実は、早朝のテレビの情報番組に「星座占い」**があって、きょうのわたしの運勢は一番バッドだった。でも、幸い何事もなく終わろうとしている。いつまでも悪態をつき続けるのも、ちいと気が引ける。
(**)占いを知りたくネットを覗くと、サイトによってさまざまで、真反対なものまである。

2024年10月31日木曜日

ハロウィン

今年も「ハロウィン」の季節になった。でもハロウィンの行事にかかわることは、何もないけれど。一時期、度の過ぎたにぎやか振りが世間を騒がせた。アメリカの子ども向け行事だったものを、青年たちが好き勝手に(曲解)したことで、世間の目は鋭くなった。今年は、どうやら都心(例えば渋谷界隈)でのお祭りを自粛するよう地元行政は呼びかけている。

アメリカのハロウィンは、子どもを中心にしたコミュニティの風習*のはず。日本でも、そのように定着すれば楽しいのだが。それには、住宅地に子どもたちがいて、夜の道の安全が保障されることが前提だが、これから先、いずれも崩れようとしているようで心配だ。
(*)暗くなって子どもたちが、近所を廻り菓子をねだる(Trick or Treat)光景が可愛い。

(本ブログ関連:”ハロウィン”)

そういえば、昔の「クリスマス」は、親父たち**が三角帽を被って街なかで酔いつぶれていた、そんな光景が映画やニュースで映じられた。それが、今では家庭内の行事に変わったのだから、ハロウィンも子ども中心のイベントになるのはそう遠くないだろう。
(**)酔っ払ってゲロを吐いていた彼らは、実は戦争経験者たちだった。そのとき解放されていたのかもしれない。

■ Youtube
ティム・バートンの「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」より
「The Citizens of Halloween - This Is Halloween (From Tim Burton's "The Nightmare Before Christmas")」(登録:DisneyMusicVEVO)
https://www.youtube.com/watch?v=ZVuToMilP0A

(付記)
庭木の剪定の真似ごとして、久し振りに指先に力を入れたせいか、指がプルプルしてキーボードの打ち込みがはかどらない。

2024年10月30日水曜日

優等生歌手: パット・ブーン、アンディ・ウィリアムズ

以前、触れたことだが、ビートルズの来日(1966年)に、私より3,4歳下の若者たちが熱狂しているのを遠目に眺めながら、何ともいえぬ違和感を感じた。流行が、時代にバッサリ区切られてしまうのを目の当たりにしたからだ。エルヴィス・プレスリーに馴染んできただけに、さあこれからはビートルズの時代だ!なんて、気安く鞍替えできるわけがなかった。


ぼくらは、今でいう「オールディーズ」と呼ばれる範疇に漬かっていた。プレスリーやコニー・フランシスを聞きまくっていたわけで、しかも「演歌」と「アメリカン・ポップ」が同時に耳に入った世代だ。

(本ブログ関連:”エルヴィス・プレスリー”、”コニー・フランシス”)

歌手の中で、プレスリーの不良っぽさの対極に、安心して聞くことができる歌手がいた。ラジオから流れる、優等生的な歌手の代表は、パット・ブーン(Pat Boone)だろう。そして茶の間のテレビのブラウン管に登場したのが、アンディ・ウィリアムズ(Andy Williams)のショー番組だった。

パット・ブーン(1934年6月1日~)
彼の代表曲に、「砂に書いたラブレター(Love Letters in the Sand)」(1957年6月:原曲は 1931年に出版)と、「四月の恋(April Love)」(1957年10月)がある。オールディーズ世代にとって、彼の甘いメロディーは、ともに懐かしく胸に響く。パット・ブーンの端正なイメージは、これらの曲と重なり合いできあがった。
・「砂に書いたラブレター」は、波に消されてもう読むことはできない。それでも若者はロマンチックなもので、思い出が消えることはないようだ。
・「四月の恋」は、ときめく初恋のようなもの、大切なもの。けれど、雨に濡れて指の間から零(こぼ)れ落ちる切ないもの、そんな風に聞こえる。

■ Youtube
砂に書いたラブレター[日本語訳・英詞付き」 パット・ブーン」(登録:MrMoonligtt)
https://www.youtube.com/watch?v=WekYMFZQSgQ


アンディ・ウィリアムズ(1927年12月3日 ~ 2012年9月25日)
毎週日曜日、テレビ音楽番組「アンディ・ウィリアムス・ショー」(日本では、NHK*より放送、1966年~1969年)に、セーター姿(実際はスーツ姿がメインだったようだが)の彼がホスト役で登場するのを楽しみにしていた。
(*)NHKでの放送: https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009041275_00000

正直なところ、この番組を通じて彼を知ったわけだが。落ち着いた上品さがあって、数々の米国音楽・芸能界の代表的なアーティストをブラウン管を通じて紹介してもらったことになる。

■ Youtube
「Andy Williams - Moon River (Year 1961)」(登録:burtmurdoch)
https://www.youtube.com/watch?v=LK4pmJQ6zgM

2024年10月27日日曜日

海賊版、リプリント版

海賊版
昔(著作権など無視のころ)、超円安の時代、大学の研究室に海外の高価な原書(専門書)を複製した「海賊版」という違法な書籍を販売する業者が訪ねてくることがあった。年配のスーツ姿の男性が、革鞄と風呂敷に包んだ海賊版書籍を両手に持って研究室に入ってくるののだ。

海賊版の本は、黒の単色で滲んだ印刷仕上がり*をしていた。需要が限られた小部数販売というビジネスが成立したのだろう。詳しい事情は分からぬが、研究者が専門分野の論文の参考文献をもとに(あるいは仲間内の言い伝えで知って)、業者に指定したのかもしれない。
(*)滲んだ印刷仕上がり: どんな技術で製作したのかよく知らない。

ところで、子どものころ(テレビ時代の初期のころ)、アメリカの植民地を経験したアジアの国の警察官が、まるでアメリカのテレビドラマ「ハイウェイ・パトロール」に出てくる警察官とそっくりな制服スタイルをした画面を見て、その国の方がよほど進んでいると錯覚(勘違い)したことがある。

(本ブログ関連:”ハイウェイ・パトロール”)

高校生のとき、欧米以外の開発途上国(昔は、”後進国”といった)の大学では、授業を英語ですすめているのを知り、最初から英語で学ぶのだと単純に感心した。アメリカが基準の価値観だったからだ。

リプリント版
大学生になってしばらくして、書店の洋書売り場で大学生向けの(基礎的・教科書的な)専門書が並んでいるのを見て驚いた。それは、シンガポールで印刷された「リプリント版」**と記したもので、原本と同じと思われる体裁内容に仕上がっていた。ただしハードカバーではなく、ソフトカバーの装丁だったが。
(**)「リプリント版」の印刷: 記憶が不確かだが、印刷技術で知られる日本と欧米の合弁会社が印刷していた。

考えてみれば、日本で英語書籍(教科書)で学ぶ必要はない。もっといえば翻訳版も重要でない。日本語で著すことができる優れた日本人研究者の層が厚くいて、結果、学生たちは日本語書籍で学べる環境にいる。それが当たり前になっている。

(付記)
以前、韓国のソウルの地下街にある、最大規模といわれる書店内を巡ったとき、技術系の書棚に日本書籍の翻訳書があったのを見たことがある。

2024年10月26日土曜日

野鳥観察(74)

10月最後の土曜日、早朝、空は薄曇りながら明るい。こんなに緩いのかと思うほどの気温(16.5℃)の中、野鳥観察(探鳥会)へ出かけた。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

最近、左膝の調子が按配よくない(せっかく回復したと思ったのに)。おまけに睡眠不足。観察開始早々、足元がふらつく。結局、みんなに追いつくのに精一杯で、じっくり観察する余裕もない。セカセカと慌ただしく過ごしてしまった(帰宅後、例によって転寝してしまう)。

観察の途上、下記内容(写真説明)も含めて、博識の会長から次の話をうかがった。
・公園樹木の解説掲示板が誤っているのを指摘された(幹に横筋のある「エノキ」を「エゴノキ」と誤表示)
・下記「ホウノキ」と「トチノキ」: 葉の単位(単葉と複葉)について(⇒ 写真説明)。
・「エノキ」の 葉: 形が左右非対象形、葉の半分先端の縁に鋸歯(きょし)がある。「オオムラサキ」の食草であること。
・小さな棘のある実の野草「オオオナモミ」と「オナモミ」の違いについて。
・小川の岸辺に、薄桃/白色の花が咲く「ミゾソバ」から蕎麦を作ってみたいとのこと。

今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ヒヨ(ヒヨドリ): 観察早々、鳴き声が聞こえる
・メジロ: 3羽ほど目視するがあまりに小さくて、ベテランの方は鳴き声で判別
・シジュウカラ: 1羽、枝にとまっているが、私に眼力がない
・エナガ: 1羽(2羽)ほど枝にとまっているが、私に眼力がない
・カワラヒワ: なんと50羽ほど(ベテランの方のカウント)、群れて飛び去った
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・ダイサギ: そろそろ、いつものように会うことができた
・コサギ: 公園で会った経験はあるが、多くはないとのこと
・カルガモ: 毎度会って、元気をもらう
・カワウ: 1羽、小川の上空を下流に向かって飛んで行った
・アオサギ: 飛んでいたと聞かされた
・カワセミ: 指さされた先に、葦の葉が揺れていた。たった今飛び去ったらしい
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・ホオノキ:(下記写真の通り)
・トチノキ:(下記写真の通り)
・エノキ:(上記会長の解説の通り)
・オオオナモミ:(上記会長の解説の通り)
・ミゾソバ:(上記会長解説の通り)
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ツヅレサセコオロギ: 観察早々、路辺に鳴き声がする。副会長が解説された


ダイサギコサギ(写真左)、カルガモ(写真右)
小川に接した水門の口に、水鳥たちが集まっていた。
・写真左の奥に「ダイサギ」がいつものように立ち、手前に「コサギ」がめずらしく並んでいた。非繁殖期のこの時期、コサギの指が黄色になっているのが分かる。
・サギたちのいるそばを「カルガモ」が4、5羽が小川に浮かんだり、岸に上がって餌を探していた。岸辺にたくさん生えている薄桃/白色の花が咲く「ミゾソバ」を食うそうだ。


ホオノキ(写真左)とトチノキ(写真右)
落ち葉の季節にふさわしく、幹の下に枯葉が敷き詰められていた。いずれも大きくて似た葉だが、「ホウノキ」の落ち葉の裏側は灰色、「トチノキ」の枯れ葉は赤茶色に見える。
・ホオノキの葉は「単葉」、トチノキの葉は「複葉」。
 - 単葉:1枚1枚が独立した葉でできている。
 - 複葉:5~6枚の子葉が集まって1枚の葉とされる。
 -(参考)くりんとの自然観察ガイド:「複葉植物の戦略」より
    http://www.enyatotto.com/nature/plant/fukuyou/fukuyou.htm


2024年10月24日木曜日

ほめること

だいぶ以前のテレビで、ラーメン屋の主人が新弟子に、厳しく叱りつけながら料理修行させる(ドキュメント風)番組があった。どこまで本気なのかと思いながら見たわけだが。今ならパワハラ確定で、制作されることはないだろうけど。

昔は「技(わざ)を盗む」といった親方や兄弟子の後ろ姿を見て学ぶ、伝統的な徒弟制度があった。ところが上記の場合、テレビ番組の娯楽性から、自発的に学ぶといったスタイルと違い、厳しく仕込むという映像の面白さを狙ったのかもしれない。それは常軌を逸したものだったが。

あるとき、都下の街でコンサートがあって観賞に出かけた。開演前の少しの時間、駅前のラーメン店に入ったとき、店内の様子が変なのに気づいた。当時流行っていた、主人がスパルタ式教育を曲解した叱咤が、店の奥から聞こえてきたからだ。鼻白むというのはまさにこのことで、調子に乗り過ぎじゃないか、勘違いも甚だしいと思った。

ところで、子どもはほめられてこそ成長する。誰もが、子どものとき経験し、大人になって再確認・納得する。大人になっての教育の場合、ただほめとおすのは難しい。言いたくても細かくいわないのが、大人(社会人)のルールだからだ・・・仕事の段取り(ステップ)ごとの成果を注視し、評価するしかない。ダメなら諦めるだけなのだから。冷たくいえば替わりはいくらもいる。

実は、大人になって、ほめられるオンリーの緩い経験をしたことがある。

ある語学教室に通ったときのこと、珍しい言語習得のせいもあり、日ごろお付き合いすることもない才人たちが集まった。講師の方の気風から、終始和気あいあい、和やかな雰囲気で進められた。最大の特徴は、ほめて・ほめて・ほめちぎることだった。

多分、他の受講者は言語能力に余力があってだろう、会話が自然に弾んだのもうなづける。そんな中でいい気分にさせていただいたわけで、入門過程を無事終れたのは幸いだった。

もう一ついえば、語学習得に向いている人がいることだ。研究者*とは別の才能かも知れないが、とても前向きで会話がはずむ方だ。そんな若者を見て羨(うらや)ましいと思った。
いい環境が人を前向きにし、講師の方がそれを後押しする、そんな素晴らしいサイクルができあがる。
(*)研究者の方は特別で、言語マニアとは違った観点で、理知的に構築する雰囲気がした。

2024年10月23日水曜日

霜降 2024

きょう(旧暦 9/21)は、二十四節気の「霜降(そうこう)」。朝夕冷え込んで、露が霜になるころをいう。きのうよりきょうは冷えるが、例年と比べればまだ穏やかである。

(本ブログ関連:”霜降”)

寒さが増すとダラリとした気分があらたまり、心情に遠近が定まるよう。「端唄」の先に「短歌」があり、さらにその奥に「俳句」がある。「江戸端唄集」(倉田喜弘辺、岩波文庫)を片手に眺め、もう片方で「折々のうた」(大岡信、岩波新書)に掲載の短歌や俳句を見比べて気付く。端唄より短歌はズ~ッと真面目である。

旧暦九月の端唄から。紅黄葉の景色を歎美するのもよいけれど、世間で人の心は中だるみして、便りのない相手に焦がれることもなく、ちょいと軽い文(ふみ)でも送ってよと溜息をつく。もしかしたら、相手は紅葉に染まって浮名を流しているかもしれないのに・・・。

■「江戸端唄集」(倉田喜弘辺、岩波文庫)
「とっちりとん」の「十二ヶ月」の(旧暦)「九月」より
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ぬしのたよりを わしや菊月(きくづき)の 月より心は うはのそら とんとこのごろ 蘭菊(らんぎく)の おまえはわたしを 捨菊(すてぎく)や そふいふき菊と しら菊の ほかのつまをば かさねぎく まだ秋はてる ころでなし 月にばつかり うかれずと 雁(かり)にもたよりを しやしやんせ

秋はてる  秋が果てる。九月は旧暦で秋最後の月。飽きてしまう意をかける。  
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(付記)
霜降の期間を三つに分けた、七十二候は次の通り。
・初候: 始降(しも はじめて ふる) が降り始める
・次候: 時施(こさめ ときどき ほどこす) 時雨(しぐれ)がしとしと降る
・末候: 楓蔦黄(もみじ つた きなり) もみじ(つた)が黄葉する

2024年10月22日火曜日

「図鑑」牧野富太郎、「野鳥」中西悟堂

きょうは「図鑑の日」*といわれ、初めて「図鑑」の名を用いた書籍「植物図鑑」(明治41年[1908年]10月22日、東京博物学研究会 [代表・村越三千男] 編集・牧野富太郎校訂、参文舎=のちの北隆館)が発行された日にちなんでという。
(*)雑学ネタ帳「今日は何の日 図鑑の日」:https://zatsuneta.com/archives/110225.html#google_vignette

(本ブログ関連:”牧野富太郎”)

図版を付した江戸時代の博物学(本草学)の書に「~ 図譜」と多く付されたが、牧野富太郎はあらためて「~ 図鑑」と表現した最初の人だ。
明治期の民間学者(いいかえると在野の博物学者)によって、現在一般に使われている言葉がある。鳥類の自然観察者として知られる中西悟堂が造語した「野鳥」・「探鳥会」の言葉もそうだし、天文分野の野尻抱影は準惑星である「冥王星」を和訳命名した(Wikipedia)。

(本ブログ関連:”中西悟堂”、”野尻抱影”)

幕末・明治以降、日本で造語されたり和訳命名した漢字熟語の「和製漢語」**が、東アジア近隣国へ浸透したのは周知の通り。漢字文化圏の中で、ある意味近代化を先んじた結果といえる。
(**)和製漢字例:「幕末以降」(Wikipedia

中国語では、和製漢語表記をそのまま利用したりした。
朝鮮語も同様だったが、現在、漢字を放棄した結果、漢字一文字ごとに「ハングル」(発音の仕方を前提にした文字)を一律表記***している。結果、同音異義語のハングル単語が多々発生して学生が混乱している。
(***-1)表記例:「ハングル専用文と漢字ハングル混じり文」(Wikipedia
(***-2)表記例:朝鮮日報【萬物相】「韓国人の読解力低下、根本的な問題は漢字力?」
   ー https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2024/10/16/2024101680116.html

2024年10月20日日曜日

きのう真夏日、きょうヒンヤリ

先日(10/9)、熱い「うどん」が美味い季節になったと記した。その日は気温が少しヒンヤリして、フウフウいいながら「うどん」を久し振りに食ったわけだ。

(本ブログ関連;”うどん”)

その後、再び暖かい日がつづき、きのう(10/19)はついに「真夏日」(気温が30℃以上)になった*。ところが、きょうはどうだ、わずか一日で「最高気温」が10℃近く(正確には 8.6℃)一挙にダウンしてしまった。連日の暖かさで、半袖シャツにしたため冷えびえしている。そんなわけで、夜食に軽く「うどん」を食った。
(*)19日午後、東京都心でも、気温が30℃に到達し、統計史上最も遅い「真夏日」となった

■ きのうときょうの最高気温
月日                    最高気温(時刻)
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きょう(10/20): 21.6℃(00:14)
きのう(10/19): 30.0℃(13:03)
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■ 気象庁「天気予報等で用いる用語 」より
- 気象用語(夏日、真夏日、猛暑日、熱帯夜など) 
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夏日   :日最高気温が25度以上の日
真夏日:日最高気温が30度以上の日
猛暑日:日最高気温が35度以上の日
熱帯夜:夜間の最低気温が25度以上のこと。(備考: 気象庁の統計種目にはない)

冬日   :日最低気温が0度未満の日
真冬日:日最高気温が0度未満の日
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ブログを読み返してみると、例年10月中旬ころ、ストーブを点け付け始めているようだ。そろそろ、ストーブを引っ張り出すことになるだろう。