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2025年1月2日木曜日

夾竹桃(キョウチクトウ)

きょう(1/2)は、<私小説> で知られた作家「檀一雄」(1912年 ~ 1976年)の忌日で、彼が「夾竹桃(キョウチクトウ)」の花を好んだことにから「夾竹桃忌」と呼ぶそうだ。正直なところ、彼の小説を一度も読んだことがないのだが・・・。

夾竹桃について、こんな思い出がある。
ベビーブームのころ、小学校の一クラス(組)の定員は48名近くのすし詰め状態だった。しかも、1学年に8クラスほどあったのだから、学校全体は大所帯だったはず。そんな小学校の校舎の北側に便所があり、建物の外に「キョウチクトウ」の木がいくつも植わっていた。

(本ブログ関連:”キョウチクトウ”)

私はこの木を見ると、小学校の便所のイメージがつきまとっていて良い印象がない。当時の便所は、もちろん水洗でなく、汲み取り方式だったので、便所の臭いがキョウチクトウに重なり、この木に対して微妙な偏見を産んでしまったようだ。細長く滑(ぬめ)っとした葉にも、紅桃色の花にも、いまだなじめないでいる。

便所の汲み取り口の周囲に、キョウチクトウをなぜ植えたのだろうか気になって、Googleの生成AI Gemini に問うてみたところ、次のような回答を得た。

■ Googleの生成AI Gemini 
Q.昔、小学校の便所の外に「夾竹桃」が植わっていたが、そのころ一般的だったのでしょうか?
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A.昔、小学校の便所の外に夾竹桃が植えられていたというお話、興味深いですね。夾竹桃は美しい花を咲かせる一方で、全草に強い毒性を持つ植物です。そのため、なぜこのような場所に植えられていたのか、少し疑問に思う方もいるかもしれません。

夾竹桃が昔、小学校の便所の近くに植えられていたことについて、いくつかの理由が考えられます。

・害虫よけ: 夾竹桃は強い毒性を持つため、害虫を寄せ付けない効果が期待されていました。特に、蚊やハエなどの衛生害虫を減らす目的で、便所周辺に植えられた可能性があります。
・耐暑性・耐寒性: 夾竹桃は暑さや寒さに強く、病害虫にも強いという特徴があります。そのため、手入れが比較的楽で、丈夫な植物として、学校の花壇によく植えられていました。
・排気ガス浄化: 夾竹桃は排気ガスを浄化する効果があるとされており、道路沿いなど大気汚染が気になる場所に植えられることもありました。
・単に観賞用: 美しい花を咲かせるため、単に観賞用として植えられていたという可能性もあります。

しかし、近年では夾竹桃の毒性に関する認識が高まり、学校など公共の場での植栽は減少傾向にあります。 特に、子どもたちが誤って口にしてしまう危険性があるため、安全性の高い植物に植え替えられるケースが増えています。

あなたの経験された小学校の状況について、もう少し詳しく教えていただけますか?
・どのくらいの大きさの学校でしたか?
・どのような地域にありましたか?(都市部、郊外など)
・他の学校でも夾竹桃が植えられていたという話を聞いたことがありますか?
・これらの情報があれば、より具体的な回答ができるかもしれません。

補足
・夾竹桃は、美しい花を咲かせる一方で、非常に危険な植物です。誤って口にしたり、皮膚に汁液が付着したりすると、重篤な中毒症状を引き起こす可能性があります。
・夾竹桃を見かけたら、絶対に触ったり、口にしたりしないように注意しましょう。
・万が一、夾竹桃に触れたり、口にしてしまった場合は、すぐに医師の診察を受けてください。

ご自身の健康と安全のために、これらの情報を心にとめておいてください。
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なるほど、キョウチクトウと便所の関係に、「蚊やハエなどの衛生害虫を減らす目的で、便所周辺に植えられた可能性があります」というのは、理にかなっているように思える。



(追記: 2025.5.15)
弁護士ドットコムは、キョウチクトウを「市の花」に制定した自治体の情報、あるいは、この花の扱いについて注意喚起している自治体の情報などを紹介している。

■ 弁護士ドットコム ニュース
「隣人からもらった植物は猛毒だった…人気漫画の作者が驚愕、それでも『キョウチクトウ』が愛される理由」(2025年05月14日)
    ー https://www.bengo4.com/c_23/n_18795/

2024年7月27日土曜日

野鳥観察(70)

月2回(第1・第4土曜日)開催の野鳥観察(探鳥会)に、2020年8月22日に初めて参加して、以来、欠席などを除いて(私の区切りであるが)、きょうで 70回目にあたる。全くの初心者が、よくもまあ長続きしたものと驚く。同時に会員の方々から解説、指導、助言などいただいたことに感謝しなければならない。

とはいえ観察力は、いまだ初心者のまま低迷している。そんな揮発性のメモリーを補うため、このブログにせっせと、回ごとの行動・成果を書き続けている。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

快晴の今朝、探鳥会に出席するため家を出た。ふと忘れものに気付いて家へ戻り、数分後に通り道を再度進んだ瞬間、朝陽が急にまぶしくなった。わずかな時間差ながら、太陽は高度を上げて、民家の家並を越えて、照らし出したのだ。こういった自然の変化を、あたりまえにせず(素直に)新鮮と感じるほど、私は歳を重ねたことに気付く。

夏場の探鳥会は、鳥たちも行動をひかえているようで、彼らと出会うのは難しい。デイリーにフィールドの野鳥写真を配信される、ベテランの方の予想通りで、本日の成果は、参加者数 > 野鳥種類数 となった。参加者が多過ぎるからと笑いになった。

観察の途上、下記内容も含めて、博識の会長やベテランの方から次の話をうかがった。
●「クズ(葛󠄀)」 
・マメ科植物で、根に澱粉を貯え、食材(葛湯・葛餅・葛切り)や漢方薬などの原料になる。
  ー 添加物が一切ないという「吉野葛」があるそうで、一度食べてみたいと思う。
・つる(蔓)を伸ばして、樹木を立体的に、草地を平面的に覆い、草木を枯らす。
  ー 特性を生かして、盛り土などの法面に、雨天による流土防止のため植えることがある。
  ー 米国で、利点をいかして植えたが、現在は <侵略的外来種> 扱いされている*。
  ー クズに付着した日本在来種の「マメコガネ」が米国で拡散して、農産物に被害を与えている*。
    (*)読売新聞: https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/20181003-OYT8T50070/2/

● セミの抜け殻
・「アブラゼミ」と「ミンミンゼミ」の抜け殻に大差はないが、触角の有無で判別できる。

●「キョウチクトウ(夾竹桃)」(ベテランの方から、会長と語り合った内容とのこと)
・毒性があり、触ることも、葉を食べることも危険という。
  ー 牛の飼料に紛れ込んで、牛が死亡した。
  ー 「西南の役」の官軍兵士が、戦場で箸(はし)の代わりに、夾竹桃と知らずに枝を折って使い、中毒になった。

今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラ写真で確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。今回、野鳥は鳴き声ばかりで姿が見られず満足なものでなかった(ベテランの方は視認しているが)。
・アオゲラ: 開始早々、鳴き声が指摘された(さえずりだったか、地声だったか覚束ない)
・ブト(ハシブトカラス): フィールドの外側に1羽いたが、ずいぶん大きく見えた
・シジュウカラ: 鳴き声が指摘されたが、これも覚束ない
・スズメ:グラウンドのネット塀の外側に、多数鳴き声がしたが、姿が分からない
・ドバト(カワラバト): 土手斜面に群れていた。随分黒ずんだものもいる
・キジバト: 小川の水門?のコンクリート上に1羽いた
・カワセミ: 指されたとき、葦の枯葉が揺れるのだけ気づいた
・コゲラ: 鳴き声が指摘されたが、これも覚束ない
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・カルガモ: 小川の葦の隙間、二地点で見る
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・クズ(葛): (上掲の通り)
・マツヨイグサ、オオマツヨイグサ、メマツヨイグサ、コマツヨイグサの4種類がある
  ー 花が萎んだとき、オオマツヨイグサ、メマツヨイグサは黄色のまま
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・セミの抜け殻: 開始早々、幹についていた
・ミンミンゼミ: 名前の通り鳴くと気付かされた
・シオカラサナエ?:(「サナエ:早苗」の時期に登場するの意で、きれいな水辺に棲む)
・マメコガネ:小さな粒のように見えた
・カミキリムシの仲間:正式な名前は後で教えていただく


カルガモ(写真左)、ドバト(写真中央)、キジバト(写真右)
・最近、小川の岸の草刈り時、水際の葦を残すようで、水上の「カルガモ」の発見に手間取る。
・カラスと見間違うほど黒ずんだ「ドバト」が群れにいた。ドバトの姿は多様とのこと。
・小川の水門?に、超然と1羽の「キジバト」がたたずんでいた。こちらは、模様が鮮明。


クズ
・平面的に広がった「くず(葛)」が、つる(蔓)を伝わせて野草を締め付けている、よく見れば恐ろしい光景だ。


セミの抜け殻(写真左)、シオカラサナエ?(写真中央)、カミキリムシの仲間(写真右)
・抜け殻が木の幹についていた。写真を見ると、触覚が見える。何セミの抜け殻か教えてもら機会を失した。
・トンボが静かにとまっていた。名前は「シオカラサナエ」と聞こえたが、ネットにヒットする情報がない。聞き違えたか?
・足が朱色で、背が緑色に美しく輝くカミキリムシ、正式な名を後で聞くことになっている。