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2026年8月19日水曜日

夏休みの終わりの公園巡り、断水

暑くなる前に出かけようと、午前10時に公園へ向かった。とりたてて目的はない。先日(8/16)の自然観察のノンビリ版だろう・・・そんなわけで、隣り合う2つの公園を巡った。だから、特別な発見があるでもなく、行き当たりばったり廻った次第。

サルスベリ
公園の道すがら、ミソハギ科の落葉小高木「サルスベリ(百日紅)」が、あちこちで花を咲かせている。最初は、いかにも東洋的な色彩の紅色の花と、次の場所では、紅色と白色の花と出会う。花期は、7月~10月。
以前、公園とは別の場所に植木専門の苗園があって、花が群れて圧倒的な咲き振りを見せていたのだが、いつの間にか土地を売ってしまったようだ。だから、サルスベリの季節感を身近に感じることができなくなった。公園に来て、サルスベリの花の時期を確認している。

(本ブログ関連:”サルスベリ”)


ムベ*
(実は、「ムベ」と「アケビ」の違いは、冬の落葉、実の裂け方だそうだ。この時期では?)
公園併設の「自然観察園」入り口そばにある竹柵に、アケビ科の常緑つる性木本植物「ムベ(郁子)」の実がなっている。果期は、9月~10月で、現在薄緑だが熟すと暗紅紫色になる。
(*)「観察順路図」に基づく位置関係でムベと判断した。

(本ブログ関連:”ムベ”)


■ 奈良女子大
「謎の果物むべ」
    ー https://www.nara-wu.ac.jp/grad-GP-life/bunkashi_hp/tougashi/mube.html
    ー 伝説(ムベの名の起源)に、天智天皇が、老夫婦と子どもたちの元気と長生き振りを見てわけを訊ねたところ、ある果実の効用を話したの聞いて、「むべなるかな(もっともだな)」と言ったことに始まったという。

実の大きさについつい食味が気になる。「果肉は甘く食用になるが、種がしっかり着いており、種子をより分けて食べるのは難しい。自然状態ではニホンザルが好んで食べ、種子散布に寄与しているようである。」(Wikipedia)とのこと。


断水
きょうの公園巡りで、少々困ったことがあった。施設の水道が一斉に「断水」したのだ。サービスセンターのトイレが利用できず、遠回りして別の施設で事なきをえたが。しょうしょう、焦りましたな。(公共施設が突然断水したら大変! つい、他の人が気になる)

2025年11月15日土曜日

橘(タチバナ)

最近、不老長寿の伝説を探している。別に長生きしたいからではない。そんなことになったら、むしろ大変、同情に値してしまうだろう。

不老長寿になるきっかけとなった食べ物、すなわち「人魚の肉」、「螺貝(にし)」、「むべ(郁子)」につづいて「橘(タチバナ)」があることをネットで知った。そこでタチバナについて、以下ネット上だが、調べてみたい。

(本ブログ関連:”人魚の肉”、”螺貝(にし)”、”ムベ”)

タチバナは、日本固有のミカン科ミカン属の常緑小高木で、柑橘類の一種という。正直なところ、店頭で見た覚えがない。酸味と苦みが強くて、ミカンのようにそのまま食べるのに向いてなくて、マーマレードなどに加工しているらしい。

私はマーマレードが好きで、塗装ニス(ワニス)のようなツンとくるものがなおよい。むかしの瓶詰(輸入食品?)には、そのようなものがあったが、最近とんと見つからないのはどうしてか?
ところで、エベレストを登攀したヒラリーが、その途中に飲んだ熱い飲み物にマーマレードが使われたと早とちりして(正確にはレモン湯だった)、寒い冬に熱湯に溶かして飲んだりした。

(本ブログ関連:”マーマレード”)

タチバナについて、Wikipediaに不老長寿の伝説を次にように記している。
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古事記、日本書紀には、垂仁天皇が田道間守(たじまもり)を常世の国に遣わして「非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)・非時香木実(時じくの香の木の実)」と呼ばれる不老不死の力を持った(永遠の命をもたらす)霊薬を持ち帰らせたという話が記されている、古事記の本文では、非時香菓を「是今橘也」(これ今の橘なり)とする由来から京都御所紫宸殿では「右近橘、左近桜」として橘が植えられている。ただし、実際に『古事記』に登場するものが橘そのものであるかについてはわかっていない。
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田道間守(たじまもり)が、天皇の命に従って、海の彼方にある<常世の国>に出かけて持ち帰ったものがタチバナ(橘)だったようで、秦の「徐福」伝説の逆バージョンのような展開だが、どうやら不発に終わったという。田道間守、徐福はともに、下命に従う伝説であって、庶民の物語のようなふくらみと比べてちょっと遠いかなと感じる。

非時香:「時を選ばず香る=永遠に香る果実」
    ー 大和橘のマーマレード: https://www.es-koyama.com/co_and_m/confiture/ci_016_sp.html

ともあれ、タチバナを使ったマーマレードを湯に溶かして飲んでみたいと思っている。

2025年11月14日金曜日

むべ(郁子・野木瓜) 長生きの秘訣

きのうと比べてグッと暖かくなった昼過ぎ(午後2時半ころ)、公園併設の自然観察園へ出かけた。久しぶりのこと、入り口にある掲示板に掲載の花や実の<写真>と<地図>を参考に、直接見てみようと園内を巡った。

月日      午後2時
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11/14 19.7℃
11/13 12.7℃

すぐに、アケビ科の常緑つる性木本植物「ムベ」の実と出会った。掲示板に写真がなかったが、「11月 観察順路図」チラシに<ムベの実>が記載されていたので見当づけた。実が手の平に収まるサイズなのに、1個しか残っていなかった。
そういえば、去年の11月3日にも来園して、ムベの実を写真に撮っていた。

(本ブログ関連:”ムベ”)

下記、奈良女子大学のサイトに掲載の「謎の果物むべ」によれば、「アケビ」を小さくしたような実で、古代の朝廷に献上されたという。私は、アケビの実を食した経験があるような・ないような・・・記憶が曖昧で、ムベにいたっては口にした覚えがない。
ムベの種が集まった(ゼリー状)部分は甘いそうだが、種を取り分けるのが大変とのこと。子どもたちが、山の中に入って見つけて、野生・冒険気分で食べるのによいかもしれない。


■ 奈良女子大学(文化史総合演習 成果報告)
「謎の果物むべ」で紹介の伝説(そのまま掲載)
    ー https://www.nara-wu.ac.jp/grad-GP-life/bunkashi_hp/tougashi/mube.html
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    近江大津宮が栄えていた頃のこと。
 天智天皇が近江国の蒲生野で狩りをしたとき、琵琶湖に面した蒲生郡奥島庄という場所に立ち寄りました。 そこで天皇はとんでもない老夫婦に出会いました。 彼らは子どもを8人も持ち、とても長生きをしている上に病気一つしていないのです。
 驚いた天皇は、なぜこのように健康で長生きできるのかを夫婦に訪ねました。 すると夫婦は「この地に古くから伝わる果物を、毎年秋に食しているからです。」といい、アケビを小さくしたようなような果物を見せました。
 不思議に思った天皇はその果物を口にすると、一言「むべなるかな。」(もっともであるなあ)と言い、朝廷に毎年献上するように、と命じました。
 このとき天皇が口にした「むべ」という言葉が、そのまま不思議な果物の名前になってしまった、ということです。 そして、この年から、奥島地区から朝廷へのむべ献上が始まったのでした。
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「人魚の肉」の不老長寿や、「螺貝(にし)」の長寿のような効能はないかもしれないが、「むべの実」を食することで一族安泰に長寿を誇れるようだ。

(本ブログ関連:”人魚の肉”、”螺貝(にし)”)

2024年11月3日日曜日

文化の日 2024、自然観察園

きょうは国民の祝日「文化の日」である。日ごろ文化的な生き方と無縁なため、文化的な関心は疎いけれど、文化勲章受勲者がどのような方々か知りたくネットのニュース記事を見た。

(本ブログ関連:”文化の日”)

受勲者の中で身近に感じたのは、漫画家の千葉徹也(ちばてつや)氏だろう。わたしら世代にとっては、週刊漫画誌「週刊サンデー」に掲載された「紫電改のタカ」(1963年(昭和38年)~1965年(昭和40年))が印象深い・・・今いわれるような「戦争の二面性」などと当時は思ってもいなかった。戦争経験者の両親世代が、戦後をまさに経済復興させていたころ、その時代背景に、まだ戦争を生きのびた者たちの価値観が残っていた。


自然観察園
きのうの雨とうって変わって快晴の午前中、公園に併設の「自然観察園」へ開園時刻(9:30)に合わせて出かけた。日曜日のせいか、観察園の入口にはすでに5、6人並んでいた・・・その後も人びとがつぎつぎ訪れた。

アザミと蝶
・入口で配布の「観察順路図」をもとに巡る。小さな斜面の「かたくり山」に、「トネアザミ」と「タカアザミ」が隣接して記されている。次の写真のアザミがどちらか確信持てない。ネットによれば、「トネアザはが関東地方の山野に多く見られ」、「タカアザミは関東地方の海岸近くに多く見られる」とのこと。
・アザミの花の蜜を吸いに、黄茶色の地に黒の紋が点々と付いた蝶が来ていた。普段、昆虫を観察していないので蝶の名は不明だが、ネットで画像検索したところ「ヒョウモン蝶」と表示された。なるほど、そんな感じだったような気がする。


フユイチゴの実(写真左)、ムベの実(写真右)の実
・かたくり山の斜面から観察順路にもどるとき、緑の広い葉の隙間に「フユイチゴ」の赤い実が見えた。イチゴの仲間だそうだが、葉のサイズが大きすぎて見落としてしまいそう。
・観察園の出入り口のそばに竹柵があって、いろいろなツル性の植物が育っている。その中に隠れるように、タマゴ大の薄紫色した実を見つけた。つる性の「ムベ」*の実で、天智天皇に贈ったこの果実から「むべなるかな」の語源に使われたようだ。
(*)ムベはアケビ科の植物で、道理で実が「アケビ」の実に似ているわけだ。


カワセミ(写真左)、アオサギ(写真右)
・観察園内の「かがみ池」を望む板橋で、望遠カメラで撮影していた人がいた。池の中央に立つ小木の上に「カワセミ」がとまっていると教えてもらった。きょう手持ちのポケットサイズのカメラでは、写真はこれが精いっぱい。(観察路の帰り道、探鳥会のメンバーと出会ったところ、カワセミはこの池にもよく来るとのこと)
・観察園を出たとき、小川の岸辺に「アオサギ」が、例によって1羽たたずんでいた。少し近づいても泰然と構えていたが、しばらくして草陰にかくれた。