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2026年7月31日金曜日

うなぎの蒲焼、7月の終わり(まだ夏がある)

土用」は、二十四節気の <四(しりゅう)> である「春・夏・秋・冬」の直前、すなわち次の四季が始まる前の約18日間を指す。
今年の、秋に変わる前の土用は、7月20日の「土用の入り」から、「立秋」( 8月6日)の前日までであり、その間に「うなぎ」を食う習慣のある「土用の丑の日」(7月26日)がある。

(本ブログ関連:”うなぎ”)

土用の丑の日に遅れたが、きょう、ファミリーレストランで、伝統というか習慣にのっとり、家族でうなぎの蒲焼を食ってきた。同店は先日まで、うな重の幟(のぼり)旗を立てていたが、今は別の品目に変わっていたけれど。もう町は、8月に向けて変わりつつある。

ということで、きょうで7月が終わる。きりがよくないが、一年の十二分の七(7/12)を食ったことになる・・・今年の半分と一か月をだ。何度も繰り返してきたことだけに、この先あっというまに秋になることが分かっている。本当に時間が過ぎる速さを感じる。

「~の終わり」なんていうと、若いころはドラマチックに聞こえた。今は違う、終わったら新しいことが始まるなんて容易じゃないことを知っているからだ。
でも気象庁の季節区分で夏は6月~8月だし、子どもたちの夏休みは8月いっぱいあるして、当分元気で賑わかしていきたい。

2026年7月26日日曜日

夏の土用の丑の日

きょうは、土用の丑の日。思い浮かぶのは、「鰻(うなぎ)の蒲焼」を食うことだろう。鰻重もよし、鰻丼もよし、ひつまぶしもよし。それにしても、この食習慣、いささか源内の言葉に踊らされた感がしないわけでもない。

(本ブログ関連:”土用の丑の日”、”平賀源内”)

夏バテ防止のためというので、近々予定しているが、本当のところ、その効能に確信はない。ただ、やたら値が張るからそうに違いないと期待するだけだ。

鰻の蒲焼の風味は、店頭の路地に広がる蒲焼の煙と香り、漬け足しを重ねこってりしたタレの味であって、うなぎ本体に特別なものがあるわけでもないのだが。蒲焼の煙と香りをネタにした小話もあるようで、店頭に茶碗飯を持ってきてそれで済ませるのを、店の主人が金を要求したところ、小銭の音で帳消しさせるといったもの。落語に、それを演目にしたものがあるのか知らないが。

元々、海を回遊して産卵・成長して川に戻ってきたウナギを捕まえて食っていたわけで、素朴に川魚の範疇だったのだろう。そういえば、中学時代の校外活動(多分、多摩川の岸辺だったか)で、男子がナマズを釣って、確かアルミホイルを巻いて、焚き火で蒸し焼きしたのを食ったことがある。怖いもの見たさもあったが、ウナギじゃないので遠慮した。

ところで、実物を見たことがないが(当然食ったこともないわけで)、英国(ロンドン)に「ウナギのセリー寄せ」があって、ウナギをぶつ切りにして煮込み、冷やしてセリーと混ぜたものを通年食しているという。歴史的に、庶民の常食だったらしい・・・。こちらも、見たくもあり、恐ろしさもあり。

■ Youtube(登録: Kevin's English Room / 掛山ケビ志郎)
「イギリス名物『うなぎのゼリー』現地で食べたら衝撃の味だった」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=DPhw5swZYiw
    ー Uberで取り寄せたものを、譲り合うように語り合い、食した正直な感想が聞ける・・・。

逆に、英国人が日本の鰻の蒲焼を食べた感想を聞いてみたい・・・。Gemini によれば、カルチャーショックのような反応らしい。いい意味で。

2026年7月20日月曜日

海の日 2026、土用入

3連休のきょう、7月の第3月曜日に制定された、国民の祝日「海の日」*である。
(*)起源は、1876年に明治天皇が初めて灯台視察船(明治丸)で航海し、7月20日に横浜港へご帰港されたことによる。(Google検索 Labs)

(本ブログ関連:”海の日”)

当然、対になる国民の祝日として、来月8月11日に「山の日」**となるわけ。
(**)起源は、(案の定)1996年に「海の日」が祝日になったことを受け、山岳団体や自然保護の関係者から「山の日も作ってほしい」という声が上がったことがきっかけで、2016年に制定された。(Google検索 Labs、Wikipedia)

海といえば、仕事仲間と行った「ゴチ(マゴチ)」釣りを思い出す。吊り上げて喜んだのはいいが、慎重に針を取り外すことを知らず、素手でつかんだ瞬間、背鰭(せびれ)の棘に思いっきり刺されてしまい、しばらく中断して、仲間の釣りを眺める羽目になった。以来、魚釣りは、鰭(ひれ)に注意するようになった・・・そんなに出かけたわけではないが。


土用の入り
合わせて、きょうは土用の入りで、鰻(ウナギ)を食いたくなる季節だ。そういえば、以前触れたことがあるが、日光街道を北に進む、千住新橋の手前に、歩道にモウモウと「蒲焼」の煙を立てた、店頭を開けっ広げにした持ち帰り専門店があった。あれはいけない反則だ・・・客足が絶えなかった。思わず列に加わりそうになった。

(本ブログ関連:”蒲焼”)

2025年10月31日金曜日

江戸の食文化 蕎麦食

きょうの天候は、たいそう重い。夕方降り始めた雨は、深夜(22時ころ)に土砂降りになるという。
いつも不思議なことに、武蔵野台地の特殊さ故か、大事にならず済んでいるのだが、今回は少々心配な天気予報だ。

午前中は幸いに天候が持ちこたえてくれた。そのタイミングに開催された、市民向け公開講座「江戸の食文化とその特質」(講師 江戸東京たてもの園 園長 (学芸員) 市川 寛氏)に参加した。

休憩を挟んで2時間のお話ながら、専門の古文書研究の立場から、江戸時代の庶民でにぎわう江戸市中に蕎麦屋がいかに登場したかを、古文書資料をもとに分かりやすく平易に解説いただいた。(今回は、平日午前中なので、聴講者の大方は私を含めて年配者ばかり)

解説頂いたポイント(私なりに感じたことだが)
① 武士階級に直結する文化に「お抱え絵師による絵」や「能」があるのに対して、庶民に直結するものに「浮世絵師の浮世絵」や「歌舞伎」があった。浮世絵師の葛飾北斎の存在は、日本文化の独自性(庶民の反応から生まれた)といえる。
    ー 明治維新の際、低評価された江戸文化が海外で評価された結果、今は再評価されている。

➁ 蒲焼、天婦羅、蕎麦、寿司などは、庶民の中からふくらんだ食べ物で、今に進化した。
    ー 「うま味」の発見。仏教以前から獣食を忌避した日本人は、海産物により味覚を育てた

③ 「だし」を使った料理に蕎麦がある。
    ー 「そばがき」⇒「そばきり(現代の形)」⇒「蕎麦(具材を含む)」へと発展した。

④ 蕎麦は当初、下層の庶民(旅人、職人、奉公人)のものだったが、武士も食すようになる。
    ー 蕎麦食いの特徴に、「けんどん」という一人で食べるスタイルがある。(都市化)

⑤ 蕎麦は、売掛中心の「店舗商店」で売られたが、やがて「辻売り」の定価販売になった。
    ー 奉行所に、店舗側から、辻売りを不服と上申されたが ⇔ 辻売りは大いに普及した。

⑥ 安価な路上の辻売りは、競争が激しく(今のラーメン店のように)味の向上がはかられた。
    ー 薄利多売の「二八蕎麦」は、(最安値)定価販売だった。→ 味が勝負となる。

以上、庶民の中で育まれた蕎麦食は、日本人の味覚を育てた。→ 明治以降の外来食も日本化することになった。市川氏は「インド人が、浅草で日本のカレーを食べて、『これは何という料理ですか?』とたずねた」といって笑いをとられた。


(追記)

蕎麦物語か!
■ Youtube(登録: 日本浮世絵ばなし)
「なぜ江戸時代の独身男性は蕎麦をたくさん食べていたのか?うどんより蕎麦が人気だった理由【日本浮世絵ばなし】」(2025/11/08)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=3wDJ-TiuGnw
    ー 蕎麦にビタミンB群があって、「江戸患い」(脚気)を防ぐ効果があった。よたか蕎麦。
    ー 関連資料: 江戸時代茎の風俗を語る「守貞謾稿」。

2024年7月24日水曜日

土用の丑の日(第1日)/ 新幹線500系の2027年運行終了

昼過ぎ、雨音とともに雷鳴が遠近にとどろいた。例年の夏と比べて、雷が多い気がする(「ゲリラ雷雨」というのかな)。

今年は「土用の丑(うし)の日」が2回あって、きょうは「一の丑」にあたり、「二の丑」は 8/5 となる。その間(およそ一週間)に、「うなぎの蒲焼」を食わねばならぬという観念にとらわれる。源内先生の、うなぎの効用宣伝にすっかりのせられているわけだ。

(本ブログ関連:”土用の丑”)

丑(うし)の日なのに、うなぎとは。牛食は、明治の開化期に欧風にあわせた若者が、頭をポンとたたきながら食ったもの。それ以前の江戸期に、魚類のうなぎを食ったからといって珍しいことではない。

芭蕉が「奥の細道」の旅に出立した千住大橋のたもとを見に、日光街道の歩道を北へ進んだとき、路上に煙がもうもうと立ち込めていた。うなぎの蒲焼を売るだけを商いにした店舗から漂っていたのだ。食べる場所なんて置いていない。蒲焼に専念した職人気質が実に小気味よかった。

都下のこの街に探せば、うなぎ専門店を数軒見つけることができる。ただし、店構えが古めかしくて、主が気にかけていないのではと推測する。数年前、隣り町にあった人気店も閉まっているし、商売として実は厳しいものがあるのかも知れない。けっきょく、都心寄りの小じゃれた店へ、年中行事のように行くことになるのだが。


(付記)
■ 読売TV
「【速報】新幹線『500系』2027年めどに『引退』JR西日本が正式発表 営業時速300キロ達成 現在は『こだま』として運行」(2024年7月24日 14:00)
https://news.ntv.co.jp/n/ytv/category/society/ytb6b7135bc8274d50ae3a7fb7c5fc5547
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・JR西日本は、山陽新幹線の「こだま」として運行している「500系」車両について、2027年をめどに運行を終了すると発表しました。
・JR西日本によりますと、「500系」車両は、現在6編成が運行していますが、このうち4編成については2026年度末をめどに、残りの2編成についても2027年をめどに「引退」し、すべての車両の運行を終了するということです。
・~運行終了の時期については「未定」としていました。
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むかし、大阪出張の際、東京駅の早朝6時発の500系に乗車した。先頭車両は、他と比べて群を抜いて優美であり、子ども心に戻してくれた。そして必ず、パンタグラフの形状を何度も確認した。500系は、いまだに未来感がある。松本零士の「銀河鉄道999」のメーテルがダブってくる。

(本ブログ関連:”新幹線500系”)

2024年7月22日月曜日

大暑 2024

きょうは、二十四節気の「大暑(たいしょ)」で、快晴が続き、気温が上がる真夏のころ。確かに外に出ると熱気にどっぷり浸かって、まるで温泉の湯に投げ込まれたような気がする。思わず「暑過ぎるだろ!」と口走りそう。

(本ブログ関連:”大暑”)

今月に入って暑い日が続く。最高気温が 35℃以上の「猛暑日」*について見ると、月半ばに梅雨の雨天が続いて気温が降下したものの、「梅雨明け」(7/18)にともない盛り返してきた。
7月 4日:35.5℃、5日:36.1℃、6日:35.5℃、7日:37.0℃、8日:39.2℃、・・・
    19日:36.3℃、20日:38.0℃、、21日:35.6℃、22日:37.9℃(13:35)
(*)気象庁: 夏日、真夏日、猛暑日、熱帯夜などの用語
        ・夏日   :日最高気温が25℃以上の日。
        ・真夏日:日最高気温が30℃以上の日。
        ・猛暑日:日最高気温が35℃以上の日。
        ・熱帯夜:夜間の最低気温が25℃以上のこと。(気象庁の統計種目にはない)

気象庁の用語にないが、最高気温 40℃以上が目前で、日本気象協会の提案した「酷暑日」が用語に取り入れられるかも知れない。ここ数日、濡れタオルを首に巻いてしのいでみたが、すぐに乾いてしまい、クーラーが復活した。薄手からやや厚手に着替えることになり、実に変な話だ。

(本ブログ関連:”酷暑日”)

ところで、この時期に「土用の丑の日」(今年は7月24日、8月5日)があって、それに因んでスーパーなどでは「うなぎの蒲焼」パックがたくさん並んでいる。本格的な「うなぎ屋」で喰ってみたい気もするが・・・。

(本ブログ関連:”土用の丑”)

大暑をさらに分けた、七十二候には次の三候がある。
・初候: 始結花(きり はじめて はなをむすぶ) : 桐の実が生り(実を結び)始める
・次候: 土潤溽(つち うるおいて むしあつし) : 土が湿って蒸し暑くなる
・末候: 大時行(たいう ときどきふる) : 時として大雨が降る

七十二候では夏の気配満々だが、考えてみると、この大暑も次は「立秋」になる。暑さに閉口したのに、秋がもう待ち構えている。暑気から涼しさへと文字上納得して、心がまえする必要性を気付く。一年の後半が、すでに待っていると。

2022年7月7日木曜日

小暑、七夕 2022 、うなぎの蒲焼

きょうは、二十四節気の「小暑(しょうしょ)」で、梅雨明けが近づき(とっくに明けているが)、暑さが本格的になる(とっくに「猛暑日(35℃以上)」を連続したが)ころのことをいう。

(本ブログ関連:”小暑”)

さらに、七月七日は(五節句のひとつ)「七夕(たなばた)」の日でもある・・・、そうそう、きのうのこと、隣町の駅ビルで子どもたちが願いを短冊に書いて、小さな笹に結んでいた。私にしてみれば、願いごと(あの待ち遠しいといった、ういういしい感情)がなくなって久しい。

(本ブログ関連:”七夕”)

連日の暑さから少々気が早いが、息子と近隣の街にうなぎの蒲焼を食いに出かけた。暑気払いと、滋養とパワーをつけたいため。専門店に入れば、薄暗い照明の下で年寄りばかり集まって、ひそひそ声しながら食事していた。

ところで、台風四号が本土にやってきて、関東地方に雨をぱらつかせたが、拍子抜けする結果に終わり、気温も落ち着きを取り戻した。そんなきょう、ビルに入れば涼しく寒い。人通りを歩けばぐったりする。人混みを避けたばかりに、数年ぶりの混雑した街に身の置き場がない。

(付記)
移動が楽な電動アシスト自転車について、息子に聞いたところ強く勧められた。その気になったが、息子の使用している小型電動アシスト自転車を持ち上げてみたところ、びくともしないのだ。ネットに紹介されているような折りたたみ式の小さなものでないと、家と外の出し入れが容易でないかもしれない。小さな子ども二人を前と後ろに、電動アシストのママチャリに乗せて走る若いお母さん方の元気さを想い出し、あらためて感心する。

(付記)
先日(7/3)、近所のホームセンターで、ノルディック・ウォーキングのポールを目にして衝動買いした。膝痛のリハビリ後、少し不安が残っていて、回復のため何かしら運動を継続したいと思案していた。幸いにも、公園管理センター主催で、近く、ノルディック・ウォーキングの初心者教室が開かれるという。さっそく申し込んでみた。

2021年7月22日木曜日

大暑 2021、東京2020オリンピック競技大会開催に合わせた祝日の移動

きょうは、二十四節気の「大暑(たいしょ)」と同時に、祝日「海の日」にあたる。

「海の日」については、本来7月の第3月曜日であるが、「東京オリンピック競技大会」開催期間が次の日程になったため、開催日の7月23日に合わせて、7月19日(月)から本日へと移動した。また、オリンピック開会式当日7月23日には、10月第2月曜日に祝日の「スポーツの日」が、オリンピック閉会式当日8月8日には、8月11日に祝日の「山の日」がそれぞれ移動している。カレンダーを要チェックである。
・東京2020オリンピック競技大会: 2021年7月23日(金)~ 8月8日(日)

■ 大暑
まさに夏盛りの時期、風習に「暑中見舞い」があって、昔はそのため葉書にしたためたりした。暑さに負けぬようと呼びかけて、「うなぎ」を食うことが商業的イベントとして普及し、コンビニやファストフード店で予約販売を競っている。
肉、肉といってむさぼった若いころ、うなぎの蒲焼で夏ばてを乗り切ろうとした壮年のころ、いまとなっては何を食っても胃にもたれる。

(本ブログ関連:”大暑”)

■ 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
オリンピックとパラリンピックの競技大会は、別々に開催される。運営組織の母体は、IOC、IPCと別々だが、一般観客のわれわれにとっては同じようなものという意識。というか、分ける必要があるのかといった印象だ。
・東京2020オリンピック競技大会: 2021年7月23日(金)~ 8月8日(日)
・東京2020パラリンピック競技大会: 2021年8月24日(火)~ 9月5日(日)

2019年8月3日土曜日

鰻の蒲焼

先週の「土の丑の日」(7/27)に果たせなかった鰻の蒲焼を食しに近隣の街へ出かけた。昔から(江戸以来?)の夏バテ防止の習慣。これで猛暑の夏場を乗り越えられるだろう。

今日の東京都心の最高気温は、33.7℃(13:50)で、一昨日、昨日の「猛暑日」とはならず、「真夏日」に終わった。たしかに、家を出たとき、真綿でくるまれたような逃げ場のない暑さほどではなかった。この後、(明日の予報を別にして)これから先は真夏日が続くという。一段落か。

ところで、今日利用した鰻の蒲焼屋は、この時期でない限り寄りがたい店だが、昼には客であふれていた。「土曜の丑」の日近傍ならではのことか。庶民にとっては通過儀礼(儀式)のようなもの。そう思えば、確かに美味かった。

先日の台風6号は本土上陸して、岐阜あたりで熱帯低気圧になった。その後の7号は、今ごろベトナムにあるという。そして、台風8号が南の海に発生し、8/5過ぎには九州横断との予報がある。鰻のように、にょろにょろ動くことなく、北西に直進するという。スパコンの神託や如何に。

2019年7月27日土曜日

土用の丑の日

今日は「土用の丑(うし)」の日。ちなみに、「土用」は、四季の始まる「四立(立春、立夏、立秋、立冬)」の直前の約18日間をさす。そして、土用の中で今日は、昨日が「甲子(きのえね)」だったので、次の「子(ね)」⇒  「丑(うし)」となる。

(本ブログ関連:”土用の丑”)

そろそろ「立秋」(8/8)。夏の暑さで中だるみだろうから元気を付けようと、コピーライターの平賀源内は「鰻の蒲焼」を歌い文句にした。美味い香りに条件反射して、一種強迫観念におちてしまい、この時期だれもが鰻の蒲焼屋を訪ねることになる。

(本ブログ関連:”蒲焼”)

それにしても暑い。天気予報で今日の東京は、台風の影響で不安定さをいわれていた・・・と思っていたが、どうやら明日にずれ込んだようだ。結果、月曜から本格的な熱暑が続き、「梅雨明け」になるようだ。

来週末、鰻の蒲焼を食いに行こうかと思っている。

2019年7月20日土曜日

夏土用入り 2019

今日は「夏土用入」で、そろそろ鰻重を食べたくなるころ。まさにその「土用の丑の日」は、来週の7月27日になる。

(本ブログ関連:”土用入り”)

鰻の蒲焼の記憶をたどると、下町に住んでいたころ、大きな橋の近くに、道路に向けて戸を開けっ放しにした鰻の蒲焼屋があった。飾りがこれっきしもない、蒲焼だけを売る専門店で、この時期になると客が次々押しかけてえらく繁盛していた。

歩道に蒲焼の煙が漂い、美味そうな焼き加減の香りが流れ、歩道に面した店先の屋台には蒲焼が何重も盛られて照りもよく、ますます食欲がそそられた。

で、そこで買い求めたかといえば、ちらりと覗き見するだけで通り過ぎていた。下町っ子の気風が足りず、今になって思えば、食味しておけばよかったのにと悔やむことしきり。そうすれば、蒲焼の記憶は味覚を含めてもっと豊になっていただろうに・・・。

2018年7月20日金曜日

土用入り 2018

今日は夏の「土用の入り」(土用の丑の日)。Wikipediaによれば、「土用は雑節で、四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前約18日間ずつである」とのこと。そして、今日が夏の土用の初日(入り)にあたる・・・まさに猛暑真っ只中であるが、実は今日から18日後に「立秋」(8/7)を迎えるわけで、そろそろ「秋」のことも考え合わせろということなのだろう。

(本ブログ関連:”土用”)

この土用の入りに、遠く源内先生(享保13年:1728年~安永8年:1780年)にいわれて鰻を食うようになった。「丑」の日なので、牛肉でもいいのではと思うのは、文明開化を経験した後の考え・・・そういえば、牛丼屋のメニューに「鰻と牛のセット」がある。

鰻の蒲焼といっても、本物は高価で、学生向けに<鰻の蒲焼のタレ>を混ぜただけの飯があるそうだ。若者に通じる「ジョーク飯」だろう。他方、安価な外国産の養殖鰻があるが、こちらは成長ホルモン剤や抗生物質など気になる。遠慮したいところだ。結局、国産の鰻に行き着くのだが、ちょっとした鰻屋の暖簾をくぐらねばならない。それはそれで足が重くなる。

結局、暑さのせいにして、鰻を食いに出かけることもなく、いつものように終わってしまいそう。

2014年7月2日水曜日

半夏生2014

今日は、二十四節気の「半夏生」。年の後半を始める頃でもある。梅雨の長雨、ゲリラ豪雨、当地でが見られなかったが近隣の市での局地的な雹。そして、夏を思わせるカラッとした晴れ空。一体、どれが本当なのかと聞きたい。

例年のことながら庭に、ハンゲショウの臭いに似たドクダミ草がところかまわず生え繁っている。この雑節(半夏生)について、身近に感じるのはそれくらいかな。

(本ブログ関連:”半夏生”)

ネットのニュースによれば、福井地方に、土用の丑の日のうなぎの蒲焼ならぬ、半夏生に焼サバを食べる風習があるという。いかにもサラリーマン御用達の定食屋メニューにありそう。少し煙った店のカウンターで昼飯によく食ったものだ。隣町に行けば、魚料理の店があるので、いつか食べに行こうか。

2012年7月27日金曜日

土用の丑そして鰻の蒲焼

以前口にしたけど今では高騰してしまい、気安く食すものでなくなったのが鰻の蒲焼だろう。かといって、スーパーでパッケージして陳列されているものを見ると、どうせタレを効かせているのだろうと気乗りしない。しかも決していい値段ではないのだから。

今日は土用の丑。暑さに閉口している。江戸の博学奇才平賀源内(1728年~1780年)の名コピー「本日土用の丑の日、鰻食うべし」に誘われて、鰻の蒲焼でも・・・と思ったが、さて源内は「蒲焼」を推奨していたのだろうか。このこと江戸期の流行と時系列はどうなのだろうか。
キリン食文化研究所のホームページに、次のように解説している。感謝。

・江戸期においては、江戸の名物や名所を記したガイドブック『江戸鹿子(えどかのこ)』(藤田理兵衛著・1687年刊)内で鰻の蒲焼屋について触れていることから、この頃には鰻は蒲焼という形でも広く食されていたと考えられる。そして源内も、この鰻の蒲焼きをこよなく愛した。

ふむふむ、源内存命の頃には、すでに蒲焼はあったようだが、さて今と同じく開いて、甘醤油で味付けして焼いたのだろうか。

以前、TVで紹介されたロンドンの下町料理に「ウナギのゼリー寄せ」を見た。鰻をぶつ切りにした料理で、姿からしていまいちで・・・食わずにいうのは失礼だが。

インターネットに蒲焼について様々な文面を探すと、鰻のぶつ切りを串刺しして焼いたから、蒲浦(がまほ)に似て蒲焼だという説があったり、味付けは関東での濃い口醤油の発明・普及と関連されるなどと・・・研究者のきちんとした文献があればいわれが整理できるだろうけど。

ともあれ鰻の蒲焼、口にしなければ話にならない。

2012年7月22日日曜日

大暑2012

今日は旧暦二十四節気の「大暑」だ。数日前にヒンヤリした涼しさで、暑中に入るタイミングをはずしていたが、再び気温が上昇に転じて、これから暑さが日ごと増していくことだろう。それに、この大暑の季間には、土用の丑の日があって、季節を味わうように鰻の蒲焼を食べるわけで・・・ああ、鰻重がいいな。

さて、夜になって遠くから太鼓の連打音が聞こえてくる。そういえば昨晩も、武蔵小金井の市役所通りから、南の空に花火の閃光が花開き、轟き響く光景を見た。いよいよ夏の夜祭りが始まったようだ。そうか、もう夏休みなんだ。