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2024年1月16日火曜日

オオタカとカラス

探鳥会のベテランの方が毎日配信する野鳥情報に、ここ数日「オオタカ」の写真が多い。公園の向かいにある大学の雑木林の頂によくとまっている・・・自然観察会でおなじみだが、ベテランの方の写真のように撮れたことはない。

(本ブログ関連:”オオタカ”)

たまたまYoutubeのindex画面に「カラスを沈めるオオタカ」*(登録:washuu石井)があり、興味深く拝見させていただいた。
(*) Youtube: https://www.youtube.com/watch?v=EWXL_eqPdnM

池畔の雑木林に、オオタカが1羽いて、それをカラスの群れが追いかける(からかい攻撃する)のだが、オオタカに逆襲され、カラスの1羽もろとも水面に落下する。オオタカはカラスを沈め込んで窒息させる。その後、オオタカは溺死させたカラスを岸辺に引き上げ、羽を引きちぎり肉をついばむ。次第に、他のカラスたちが舞い降りて接近し、様子を傍観する。
オオタカは、カラスの群れに辟易したのか舞い上がる。直後、画面は暗く閉じて終了。

関心は、食い千切られたカラスの死体と、群れ集まったカラスのその後に移るのだが・・・。

■ 東洋経済ONLINE
カラスの共食いについて紹介する記事より抜粋。
「あんないるのに『カラス』の死骸を見ないワケ 日本人が意外と知らないカラスの生態」**
(中村 陽子 : 東洋経済 記者、2018/08/12)
 - 「『カラス学のすすめ』を書いた宇都宮大学の杉田昭栄名誉教授に詳しく聞いた。」
(**) https://toyokeizai.net/articles/-/232285
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鳥類では例外的に共食いをする
── 実は個人的にずっと疑問だったのが、街中にあれだけカラスがいるのに、死骸は一度も見たことがない、ってことでした。(記者)

基本的に野生の鳥は弱ると、外敵から身を隠すため、こんもりした森林などへ逃れます。そこで力尽きて、ポロッと枝から落ちて死んでいくケースが多い

・ほかにも、死んだカラスの死骸を仲間が食べてしまうことがあります鳥類では例外的にカラスは共食いをする。数羽のカラスを同じおりに入れておいたとき、ケンカが始まって1羽が負けて死んでしまうことがあった。その後どうするか見ていたら、勝ったカラス周りにいたカラスで、死んだカラスを残さず食べてしまいました。
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上掲のYoutubeは、オオタカの行動に焦点をあてている。その後の、オオタカが残した仲間の死骸を囲むカラスの群れに異様さを感じ、次の展開が予想できる。(映像として、カラスの共食いにつなげなかったのかもしれない・・・推測だが)

随分昔からカラスの知能(賢さ)について、持ち上げられているが、やっぱ相当に不気味な鳥であるのに違いない。集団性・社会性の強い肉食動物には、何かがありそうだ。


(追記)
上掲の東洋経済ONLINEの記事で、杉田昭栄 宇都宮大学名誉教授が紹介しているのは、ある特定の環境下でのことであって、それを普通の事象ではないといいきるネットの意見もあるが。そりゃそうだろう、フィールドで自然死した死骸を見つけ、共食いされる光景まで観察するなんて、とんでもなく難しいことなのだから。
あるいは、カラスはグループが異なれば別グループの死骸を食べるというネット意見もある・・・自然界で個体識別を十分できての話であって、これも容易ではない気がするのだが。

2024年6月21日金曜日

カルガモとカラス

きょうは、午前 10:00ころから、夕方 17:00ころまで、雨が降り続いた。このところずっと家にこもっていたので、この雨上がりのタイミングに外出することにした。

実は、野鳥観察(探鳥会)のベテランの方から、ほぼデイリーに配信いただいているメールに、「カルガモ」親子の生息場所についてあたらしい情報があったからだ。

雨上がりの夕方(18:00 直前)だったため、カメラにおさめるには少々薄暗い、そんな時刻に、水辺にたたずむ母カルガモにヒナたちが集まり、ふところに潜り込んだのが見えた。
そのとき、頭上で「カラス」の鳴き声がした・・・と合わせて、「マルガモ」が水上に舞い降りた直後、カラスが一羽、水辺に降りてきて、母カルガモへと近づいた

母カルガモ(写真左上)とマルガモ、そしてカラス
カラスは次第に距離を縮めた。すかさず、水上のマルガモが羽ばたいて水音をたてながら、母カルガモに近寄った。観察する私はどうすることもできない*・・・カラスを追い立てたいと気が逸(はや)る。しばらく緊張関係が続いた後、カラスは飛び立った。でも、そんなに遠くではない(様子見するためかもしれない)。
・・・しばらくその場に居合わせたけれど、最後まで見届けることなく、わたしはその場を去った。
(*)追記6/22: カラスを追い払うには、石を拾って投げるポーズをするだけで効果があると、ベテランの方からうかがった。


帰り道、雨上がりとはいえ、上空は鼠色のまま。ただし、南、西、東の地平線に、雲と地面の間に隙間ができて、青い空が微かに覗いて見えた。北の地平線は、家屋に隠れて確認できなかった・・・。

2025年3月17日月曜日

(資料)ヒヨドリ

「ヒヨ」と呼び捨てにされる「ヒヨドリ」は、探鳥会のフィールドでよく見かける地味な鳥だ。珍しくもないので見向きもされない・・・、似たように名前がくくられるのに「カラス」がいる。「ブト」(ハシブトカラス)とか「ボソ」(ハシボソカラズ)と同じく呼び捨てにされる。
名前がくくられる鳥たちは、うるさくて図々しくて、ふてぶてしい。カラスと近縁の「オナガ」もそんな振る舞いをするが、どうやら略称はないようだ。(九州から東京に来たとき、オナガが庭先に群れているのを見て、最初、そのスマートさに感動したが・・・)

(本ブログ関連:”ヒヨドリ”)

ヒヨドリの名を平仮名で「ひよどり」と書くと、うるさい鳴き声に気も少しはおさまる。けれど、カラスは「からす」と書いてもおさまりが良くない。つまり、ヒヨドリはカラスより大部ましなのだ。

以前、庭に吊るした籠にミカンのむき身を置いたことがある。ヒヨドリが盛んに寄って来て食ったのはいいが、彼らは隣家前の路地にオレンジ色の糞を撒き散らした。あわてて、ミカンをエサにするのを中止した。(そのとき合わせて、高価なオレンジジュースを置いた。野鳥たちは完全に飲み干すが、一ランク下のものには見向きもしないことがわかった)

探鳥会でのっけから、ヒヨドリが目の前を飛びまわったりすると興ざめする。ベテランの方が個体数をカウントして、会の最後に報告されるが、どれほどいても誰も驚きはしない。
そんなヒヨドリだが、海外(欧米)のバーダー(Birder)にとって、来日した際にぜひとも観察したい対象だそうだ。欧米人にとって、日ごろお目にかからない極東地域に固有の鳥だからだ。

■ Youtube
① 「【ゆっくり解説】カラス並の知能⁉身近な嫌われ者…「ヒヨドリ」とは何者なのか?を解説/日本でしか観察できないヒヨドリの生態」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=ag1WRWN-FKQ

② 「【解説付き】ヒヨドリの鳴き声6種(地鳴き)」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=kMWUQOW-bTM&t=2s

■ 図鑑
①「くらべてわかる 野鳥」写真・文 叶内拓哉著、ヤマケイ文庫
ポケット版の図鑑では、ヒヨドリ科の鳥として、ヒヨドリが1種掲載されているだけだった。
その他について、ポピュラーな「サントリーの愛鳥活動」サイトに、「シロガシラ」が紹介されている。九州南側の島々から北上しつつあるよう。
    「サントリーの愛鳥活動」サイトに掲載の「シロガシラ」
    ー https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/4654.html

②「庭や街で愛でる野鳥の本」大橋弘一 著、山と渓谷社
ヒヨドリはもともと「漂鳥」(山と人里を季節に応じて行きかう)だったが、40数年前から突如人里に出て「住宅街の鳥」になったとのこと。

■ 歳時記
「野鳥歳時記」山谷春潮著、冨山房百科文庫
「鵯(ひよどり)」は秋鳥のうち、「鵙(もず)」(百舌鳥)に次いで多く俳句に詠まれているそうで、著者は、雪景色のなかの鵯が印象的としている。

■ 語源
「野鳥の名前」文 安部直哉、写真 叶内拓哉、ヤマケイ文庫
平安時代の「和名抄」に「和名は比衣土里(ひいどり)」とあるそうで、著者は、鳴き声からではないかを選択している。

2025年10月27日月曜日

ブルージェイ(アオカケス)、日経平均株価5万円突破

今年の米プロ野球「ワールドシリーズ」は、ロスアンジェルスを拠点とする「ドジャース」(ナショナルリーグ所属)と、カナダのトロントを拠点とする「ブルージェイズ」(アメリカンリーグ所属)により頂点が争われる。
カナダのトロントで行なわれた試合の結果は、両チームともに1勝1敗。次開催地はロスアンジェルスとのこと。

ところで、チーム名について、ブルージェイズの「ジェイ(Jay)」が気になる。「アオカケス(Cyanocitta cristata)」に由来しているという。同チームのマスコット(ぬいぐるみ)が青い鳥を表している。

アオカケスは、北アメリカ大陸の <カナダ南部>と<合衆国東部および中部> の森林(針葉樹林は避ける)や樹木の多い都市公園に棲息していて、一年中見られるようだ。
次のセントラルパークで撮られたアオカケスの写真である、カナダと合衆国北部に棲む亜種「Cyanocitta cristataブロミア ・オーバーホルサー」(Wikipedia掲載)を見ると、背が青く、さらに水色と白色の斑模様があり美しい。また、後ろ髪(冠羽)が伸びてやんちゃ坊主(「わんぱくデニス」か)のようで可愛らしい。

カナダと合衆国北部の亜種Wikipedia掲載
By Rhododendrites - Own work, CC BY-SA 4.0,
 https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=79475973

アオカケスは、一見、見栄えはよい騒がしい(耳障り)という。ブルージェイの「ジェイ(Jay)」は、その鳴き声に由来すると言われているそうだ。「カラス」の仲間である「オナガ」も同様なこと(洒落た姿)から見当できる。

(本ブログ関連:”オナガ”、”カラス”)

それでも、プロ野球のチームの名に使われているところをみると、オナガのように興ざめするほどでないのかもしれない。そこで、アオカケスについて以下の資料を参照した。

<行動> は次の通り。
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アオカケスは騒々しく大胆攻撃的なスズメ目鳥類である。
(猛禽類などに)挑発されてない場合、飛行速度は中程度(時速約32~40kmまたは時速20~25マイル)だ。胴体と尾を水平に保ちゆっくりと羽ばたきながら飛ぶ
● 飛行速度が遅いため、開けた場所を飛ぶときに、タカやフクロウの格好の獲物となる。アオカケスと分布域を共有する猛禽類のほぼ全てが、アオカケスを捕食する可能性があり、特にハイタカ属(Accipiter hawks)のような素早い鳥を狩るスペシャリストがこれにあたる。
● 樹上性のリス、ヘビ、ネコ、カラス、アライグマ、フクロネコ(オポッサム)、他のアオカケス、そしておそらく<成鳥>を襲うのと同じ猛禽類の多くなど、多様な捕食者がアオカケスの<卵>や<巣立ち前の雛>を捕食することがある
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Audubon(アメリカの「日本野鳥の会」に相当)
① 解説および <鳴き声>
「Jay, Jay」と鳴き叫ぶようだ。
    ー https://www.audubon.org/field-guide/bird/blue-jay?int_src=site_search&int_query=Blue%20jay
➁ 写真
    ー https://www.audubon.org/field-guide/bird/blue-jay?int_src=site_search&int_query=Blue%20jay

動画
■ Youtube(登録: MyBackyardBirding)
「Exceptional Blue Jay Calls」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=_6P7k4np0Js


日本の「カケス」 と北米の「アオカケス」

■ Gemini の回答より抜粋

日本のカケス (Eurasian Jay) と北米のアオカケス (Blue Jay) は、どちらもカラス科の鳥ですが、見た目、生息地、および行動に明確な違いがあります。

特徴カケス (Eurasian Jay)アオカケス (Blue Jay)
生息地ユーラシア大陸全域(日本を含む)北米大陸(主に東部)
主な体色ピンクがかった茶色、または淡い赤褐色鮮やかな青
頭部の特徴冠羽はないか目立たない。
頭頂は亜種により異なるが、黒い筋があることが多い。
目立つ青い冠羽がある。
翼の模様鮮やかな青の小羽と細い黒い横縞、 黒と白の複雑な模様がある。鮮やかな青と黒い横縞、 太い白い翼帯(ライン)がある。
顔の模様喉の両脇に目立つ黒いひげ状の斑がある。喉から胸にかけてくっきりとした黒い輪状の模様(ネックレス)がある。
行動比較的臆病で、森林の奥や林縁を好む。
(人前に出ない)
比較的大胆で、市街地の公園や庭にも現れる。

(追記)
日経平均株価5万円突破
本日の東京株式市場で「日経平均株価」の終値が、史上初の5万円を突破(先週末比 +1,212円)して、50,512円 となる。

2012年5月26日土曜日

運がつく?

午後、小金井公園を散歩する。公園広場北側の遊歩道は、ハクウンボクヒマラヤスギが両側から天を覆うように葉を繁り、緑の回廊を成していた。江戸東京たてもの園に近づくと、マテバシイが鬱蒼とする光景に出会う。まるで泰西名画を見る思いがする

木立の陰にある野外の木製テーブルで、穏やかな緑の光を受けて、のんびり読書をしていた。そのとき突然、脇に立つ高木のケヤキの上から、鳥のフンがテーブルに開いた本の10cmほど離れたところに落ちた。見上げると、葉や枝に隠れるようにカラスがいた。先ほど多数のカラスの鳴き声がしていたが、まさか静かなこの場所にいるとは。おかげで、読書気分が萎えてしまった。

少し座席位置を横にずらして再び読み始めたとき、わたしの真後ろで、カラス同士がけたたましい鳴き声で争いを始めたのだ。これには参った。そんなわけで、緑陰に読書を楽しむといった風流気分も失い、散歩に切りかえた。

カラスのフンとは、運が悪かった・・・迷惑なできごとだった。

(追記)
本来なら、今日は静岡県の河津鉱山(蓮台寺)に鉱物採集の予定だった。体調が完全とはいえず、せっかくのお誘いを受けながら、同行を断念せざる得なかった・・・とても残念だ。
採集結果はどうだったのだろうか、知りたいところだ。テルルは、もしかして運が良ければ、欽一石はどうだったろうか。

2026年7月7日火曜日

小暑 2026、七夕

きょうは二十四節季の「小暑」で、暑さが本格的になり始めるころ。次の「大暑」(7/23)までの間には「梅雨明け」*になるだろう。
(*)梅雨明け: 平年7月19日ころに梅雨が明ける。

(本ブログ関連:”小暑”、”梅雨明け”)

七夕
合わせて、きょうは「七夕の節句」である。「織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)が、一年に一度のこの日、天の川に架かる橋**を渡って(橋上で)再会する」という伝説がある。
(**)天の川に架かる橋は、背が黒く腹が白いカラス科の「カササギ」たちが翼を繋いで、天の川に大きな橋を作ってくれたものという。

(本ブログ関連:”七夕”、”節句”)

■ Gemini
五節句の一覧表
日付正式名称 (節句名)別名・呼び名行事食・代表的な植物意味・願うこと
1月7日人日
(じんじつ)
七草の節句七草粥(ななくさがゆ)無病息災、邪気払い
3月3日上巳
(じょうし)
桃の節句・ひな祭り桃花酒、菱餅、ひなあられ、白酒女の子の健やかな成長と厄除け
5月5日端午
(たんご)
菖蒲(しょうぶ)の節句菖蒲湯、ちまき、柏餅男の子の成長、身を清め厄を払う
7月7日七夕
(しちせき)
たなばた・笹の節句そうめん、サトイモの葉の露芸事の上達、願い事の成就(笹飾り)
9月9日重陽
(ちょうよう)
菊の節句菊酒、栗ご飯、茄子不老長寿、繁栄(五節句の締めくくり)


カササギ
織姫と彦星のために架け橋となる、「カササギ」(「カシャ・カシャ・カシャ・カシャ」と鳴く)は、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に登場する。日本の伝説には、同じくカラスの仲間が出てくる・・・日本サッカー協会のシンボルマークも。三本足の「ヤタガラス(八咫烏)」だし。

■ 青空文庫
「銀河鉄道の夜」(宮沢賢治)
 「銀河鉄道の夜」の中で、女の子のかおるがカラスと呼んだものは、カササギだった。
    ー https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/456_15050.html
    ー「まったく河原(かわら)の青じろいあかりの上に、黒い鳥がたくさんたくさんいっぱいに列になってとまってじっと川の微光(びこう)を受けているのでした。」
    ー この場面は、旧暦の七夕(新暦の8/19)のころのようだ。ちなみに、「七夕祭り」を旧暦に行なう地域もある。

2025年9月27日土曜日

野鳥観察(88)

早朝、どんよりした空模様のなか、定例の野鳥観察(探鳥会)へ出かけた。通り道のところどころに、雨後の染みが黒く残っていた。今日の日付に変わった深夜に、雨が降ったらしい・・・気づかなかったな。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

集合場所への途中、すれ違う人たちのほとんど(ランナー以外)が、長袖服になっていた。もうすっかり秋なのだ。今週から気温は30℃を切り、20℃代に入った。
曇天は、探鳥会のあいだずっと続き、終了場所に至ったころにようやく南西の空に明るみが増した。

今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものを次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・モズ: 開始早々に鳴き声。その後グラウンドの照明塔の避雷針に1羽が見えた
・シジュウカラ: 群がって木立を飛び抜ける。せわしくて目も追いつけぬ
・カワラバト: 何とも汚れた風体の1羽、群れから離れたのか
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・コサギ: 小川の岸辺に1羽、葦に姿が隠れシャッターチャンスを逃す。やがて飛翔する
・アオサギ: 遠くの電信柱の上に1羽
・カルガモ: 3羽ほど小川を泳ぐ。葦に姿が隠れシャッターチャンスを逃す
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ナンバンギセル: 荻(オギ:ススキ科)の草地に隠れるように薄紫の花を咲かせていた


アオサギ(写真左)、カラスと?(写真中央)、ナンバンギセル(写真右)
・遠くの電柱の突端に「アオサギ」がたたずんでいた。どうやら空を見上げていたようだが、ピンボケ写真になってしまった。このところ、手振れになったり、シャッターチャンスを逃したりが続く。
・指された先の木立にカラスがいるというので写真に撮った。後で見返したところカラスのそばに野鳥がもう1羽いる。野鳥を同定できないのが残念。
    ー 追記:第89回の探鳥会(10/4)で、ベテランの方からもう一羽は「ヒヨドリ」と判定いただいた。
・地下茎で広がる「オギ」原の足元に、「ナンバンギセル」がいた。教えてもらわなかったら気づかずに終わっただろう。ひっそりと薄紫の花を咲かせていた。



野鳥観察を終わった帰り道(馬頭観世音*と小石仏)
観察会の帰り道、急坂の下にある「馬頭観世音」の塔の周りを「ヒガンバナ」が囲っているのに気付いた。人手を経なければ咲くこともない花だが、この景色(取り合わせ)に心が寄った。よく見ると、いつ置かれたのか、小さな石仏が塔の前にいる。これも最近、人の手を借りたのだろう。見慣れて見過ごしていたところ。
(*)馬頭観世音:広く知られる馬頭観音の別名、愛馬への供養として祀られたものという。

2026年3月10日火曜日

雪、冬に逆戻り、 野烏(のがらす)の腹に蹴(け)て行く春の水(稲津祇空)

PCばかり見ていたため、雪が降っていたのに気付かなかった。

朝方、電話があって、きょう予定していた訪問に雪道は大変だろうということで、スケジュールを延期していただくことになった。

いそいで家の前の通りを覗いたところ、雪が積もっているではないか・・・これからも降るかもしれないと思った。まさに、寒の戻り・・・冬へ逆戻りだ。
ー きょうの日付にかわってなお、気温は下がり続けた。(3/9:24時 5.4℃ → 3/10:08時 0.6℃

とはいえ、いずれ雪がとけ、崖線の湧水となって公園の小川に注がれるだろう。

ところで、公園には、「カラス」が多くいて、ある意味 傍若無人である。春先の繁殖期には気性もあらあらしくなる。そんなわけで、対策としてトラップが設けられているほど。
そんなカラスは、小川の水が温むと水浴びする。

今度は第十巻、「第十  折々のうた」(大岡信、岩波新書)に、江戸前期の俳人、稲津祇空(いなづ ぎくう、寛文3年:1663年 ~ 享保18年:1733年)の句が載っている。談林派から、やがて其角の門人となり、先師芭蕉の蕉風に傾倒し、作風を固めたとのこと・・・新書「 折々のうた」で、著者は <静かに物象を見つめてその内懐に入る作風を一人追及した>と。まるで、俳諧史をたどるよう。

(本ブログ関連:”折々のうた”)
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野烏(のがらす)の腹に蹴(け)て行く春の水
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ー 雪どけの水かさが増す「春の水」の小川のなか、カラスの腹を蹴るように、キラキラ水しぶきが反射している・・・そんな光景を想像する(公園の小川は、見下ろす位置にあり、水面がいつも輝いて見えるので)


生成AIの ChatGPT は、この句のなかの其角と芭蕉らしさを次のように区分けしている。
      要素                         出所
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・蹴て行く(発想)        | 其角的 |
・写生の情景                 | 芭蕉的 |
・余計な技巧の少なさ     | 芭蕉的 |
・軽い滑稽                  | 其角的 |
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(参考: Google Labs)
時代主な流派・動向特徴・キーワード中心人物
室町時代連歌(575-77の連句) 滑稽・娯楽性を取り入れる飯尾宗祇
江戸前期貞門派和歌・連歌の規律を重視。言葉遊びや滑稽さを追求松永貞徳
江戸前期談林派貞門の制約から自由な発想、軽口、遊戯性へ。日常語西山宗因
江戸前期蕉風談林の軽薄を正し「さび」「しおり」の芸術性確立松尾芭蕉
江戸前期蕉門十哲芭蕉の弟子たち(其角、嵐雪、去来など)芭蕉門下
江戸中期美濃派蕉門十哲の一つ(全国的に最も広まった派)各務支考
江戸後期与謝蕪村・新風芭蕉復帰を掲げ、絵画的な美を追求与謝蕪村
江戸末期小林一茶人間味、生活感、擬人化小林一茶
明治初期明治俳諧(停滞期)形式化し、俗物化-
明治中期俳句改革(子規)「俳諧」から「俳句」へ。写生正岡子規

2026年3月12日木曜日

オナガ、タンチョウヅル

体操教室の帰り道、民家の垣根越しに見える木立の陰で、「ギィー・ギィー」と鳥の鳴く声がした。野鳥観察(探鳥会)で、いまだに鳥たちを、鳴き声だけで同定できないでいる・・・参加の小学生は鋭く聞き分けるのだが。そんなわたしでも、「オナガ」*の声はすぐに分かった。
(*)オナガは、中部地方以北~本州だけにいるという。

(本ブログ関連:”オナガ”)

子どものころ、父の転勤で東京に来たとき、社宅の庭先に大きな鳥が群がっているのに気付いた。頭が黒く、背は藤色っぽい灰色で、長い尾羽。九州では見たことがない、見映えのよい鳥だと思った。それがオナガだった。

最初の興奮も冷めやらぬうち、オナガの鳴き声がだいぶ変だと気づいた。家族から <カラスの仲間> と教えられた。外見は、カラスと比べようもない、雲泥の差があったのだが。
そもそも、カラス自体「スズメ目」の範疇に入る・・・小鳥(スズメ)のイメージからかけ離れている。どうも合点がいかない。

探鳥会のフィールドで見慣れている「ヒヨドリ」は、仲間うちで「ヒヨ」としか呼ばれないけれど、欧米の人びとには珍しい鳥といわれている。場所がかわれば、そんなこともある。

珍しい鳥が飛来したというニュースがあった。

福岡県東部の、周防灘(すおうなだ)(豊前海(ぶぜんかい))に面した「豊前市(ぶぜんし)」に、国の特別天然記念物である「タンチョウヅル(丹頂鶴)」(生息域は北海道東部とされる)が飛来したという。コメどころに鶴が舞い降りてきた、めでたい話だ。

■  FBS News(FBS 福岡放送)
「九州にタンチョウヅル? 情報をもとに向かった市役所には「鶴担当大臣」田んぼで発見したのは【ケンミン特捜班】」(奥村三枝記者、2026年3月11日)より抜粋
    ー https://news.ntv.co.jp/n/fbs/category/life/fs30f0919c9e7d49e6ac7e6ed9a5a56740
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3月1日、自宅の前でタンチョウヅルらしき鳥を(豊前市役所の職員、上森康博さん)発見したといいます。撮影した動画を見せてもらいました。
・「(大陸から)タンチョウも迷ってきて、おそらく帰りたいんだと思います。そのとき、たまたま良さげなところがあって立ち寄ったのか、疲れたのか。」(阿寒国際ツルセンター・吉野智生学芸員)
・日本野鳥の会などによりますと、九州での目撃情報は数えるほどで、2021年に大分県の宇佐平野に飛来して以来ではないかということです。
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■ Youtube(登録: FBS福岡放送ニュース)
「九州にタンチョウヅル? 情報をもとに向かった市役所には「鶴担当大臣」田んぼで発見したのは【ケンミン特捜班】」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=GqLQqSEBzRs
    ー コメント欄に、そっとして置いて欲しいという声がある。

2024年3月12日火曜日

(資料) スズメとエディット・ピアフ❶

空を飛ぶものなら何でも好き、鳥から飛行機まで・・・。

(本ブログ関連:”野鳥観察”、”飛行機”、”飛行”、”ジェット”、”プロペラ”)

(本ブログ関連:”スズメとエディット・ピアフ”)

模型飛行機と間違えそうな有人超小型機に、フランス人コロンバンが設計した「コロンバン・クリ-クリ(MC-15 CRI-CRI Jet)」がある。Youtube*に登録の「Colomban CriCri Jet - Display Flight - Edith Piaf」で、この機体が滑走路をタキシングして飛び立つ姿を見ることができる。なお同機は開発当初、プロペラエンジンからスタートしている。
(*) Youtube: https://www.youtube.com/watch?v=1HF7zPgow1g
        機体(VH-ZSE): https://www.regosearch.com/aircraft/au/ZSE#google_vignette

クリ-クリ機が離陸するとき、「エディット・ピアフ」のシャンソン「私は決して後悔しない(原題: Non, je ne regrette rien)」の旋律が流れる。超小型機ながら、ぐんぐん飛翔をつづける頑張りを、まるで賞賛するといった風に聴こえてくる。なかなか軽快で溌溂した雰囲気がある。
もしかしたら、機体の華奢さ加減に合わせての選曲かも知れない。あるいはピアフの歌った歌詞の最後にある、新しい出立の喜びを示しての選曲かも知れない。

(本ブログ関連:”私は決して後悔しない”)

余談だが、機体の愛称「クリ-クリ(クリクリとも表記)」について、e-Wikipediaは「航空技師ミシェル・コロンバンが1970年代初頭に設計した世界最小の双発有人航空機で・・・クリ-クリという名は、① コロンバンの娘の一人であるクリスティーヌの愛称に由来している。② 「クリ-クリ」または「クリクリ」は、コオロギやセミの鳴き声を表すフランス語、あるいは昆虫そのものの呼び名です」と紹介している。

空を鳥も飛ぶ。鳥は生き物で、生存のため気配を隠し、静かに飛び静かに着地する。他方、航空基地で開催されるエアーショーに行った方ならご存知だろう、ジェット機が観覧客に寄って低空を飛ぶときの音圧を。それと比べたら、鳥がいかにうまく飛び、うまく生き延びてきたことか。


生物分類
生物を分類する「分類学」は、次のような階層(階級)を設けて体系化している。
    
(参考)野鳥専門月刊誌「BIRDER」2021年10月号の「特集 鳥の分類学入門」

類」の中で、「小鳥」と呼ばれる分類上の位置づけを見ると、大方「スズメ目」に属しているのに気付く。
幼いころ、九州で身の周りに群れていた野鳥は「スズメ」だった。親の転勤で東京(杉並の社宅)に来て驚いたのは、庭木の間を駆け巡る「オナガ」の一見美しさと、その実(カラスの仲間ゆえ)鳴き声の興ざめだったこと。
子ども時代に、スズメの大きさ、飛翔と鳴き声によって<小鳥>の印象が固まった気がする。

スズメ
鳥類図鑑で、小鳥と呼ばれるものについて分類体系に着目すると、「スズメ目」*に属するものが多いように見える(感じる)。「スズメ」そのものについては、分類上次の階層になる。
    動物界 > 脊索動物門  > 鳥綱  > スズメ目 > スズメ科 > スズメ属 > スズメ種 

(*)スズメ目の特徴(Wikipedia
    - 囀(さえず)るための器官である鳴管が発達している。
    - 陸地に生息する。海鳥はまったくおらず、淡水性の水鳥も数属がいるのみである。
    - ほとんどが小鳥で、カラス科・コトドリ科などは例外的に中型である。
    - ただし身近に感じる ハト、カワセミ、キツツキなどは、別の <目> に属する。

AIツールの ChatGPT およびGoogle Bard で、<小鳥>と<スズメ目>の関係についてたずねた。

Q.一般に「小鳥」といわれるものは、鳥類の分類学上、「スズメ目」にあたるものが多いでしょうか?

■ ChatGPT
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A.一般的に、「小鳥」という言葉は特定の科や目を指すものではなく、鳥類全般を指すことがあります。しかし、一般的な感覚では、身近な庭や公園などで見られる比較的小型で可愛らしい鳥を指す場合が多いです。この範囲では、スズメ目に分類される鳥が多く含まれることがあります。

スズメ目(Passeriformes)は、広く分布し、多様な種が含まれる大きな鳥の目です。スズメ目には、スズメウグイスヒワムクドリツバメ などが含まれます。これらの鳥は都市部や農地、林など様々な環境に適応し、人間との親近感があります

ただし、厳密な分類においても「小鳥」という言葉に一意な定義があるわけではなく、地域や言語によっても異なる可能性があります。したがって、具体的な文脈によってどの種が含まれるかが変わることに留意すると良いでしょう。
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■ Google Bard
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A.はい、一般に「小鳥」といわれるものは、鳥類の分類学上、「スズメ目」にあたるものが多いです。

スズメ目は鳥類の分類の1目で、世界中に広く分布しています。スズメ目には小鳥などの多数の鳥が含まれており、数としては55〜70科に分類されています。つまり、鳥網科の3分の1以上が、スズメ目に属します。

スズメ目には、スズメカラスアトリシメイカルウソカワラヒワマヒワヒバリホオジロミソサザイツグミムクドリヒヨドリヨシキリセッカカワガラスヤイロチョウなどが含まれます。

スズメはスズメ目スズメ科スズメ属に分類される鳥類で、全長14~15cmで、頭部が赤茶色、背中は茶色で、お腹は白い色をしています。鳴き声は「チュンチュン」というとてもポピュラーなもので、広く認知されている鳴き声です。
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■ 「野鳥の名前 名前の由来と語源」(安部直哉著、ヤマケイ文庫)の「スズメ」項よち抜粋
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スズメの語源
① スズメのスズは「チ、チ」、「チュン、チュン」など鳴き声の擬声語
② 古語「ささ」は「細かいもの、小さいもの」を賞美する接頭語。「ささ」がスズになった。
③ スズメの「メ」は「群れ」のこと。鳥を表す接尾語。
④(スズメの漢字名は、小さい鳥に使われている)たとえば小雀(コガラ)、雲雀(ヒバリ)
⑤(スズメの英語名sparrowも)「スズメ」同様に多くの種に使われている。
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■ 映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」(Wikipedia
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(海賊)ジャック(・スパロウ Jack Sparrow)は、右の肘と手首の間の前腕に、はっきりと海に沈む太陽の前方を飛ぶスズメ*のタトゥーを彫っている。
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(*)スズメ: 実際の入墨の意匠は、帰還の意を込めた「ツバメ」が彫られている。

2019年9月10日火曜日

今日も「猛暑日」

昨日に続いて今日も暑かった。東京都心の最高気温は、昨日 36.2℃(13:34)、今日は 35.6℃(12:30)。9月に2日連続して 35℃以上の「猛暑日」になるのは 27年振りとのこと。

気象庁「気温に関する用語
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・夏日: 日最高気温が25℃以上の日
・真夏日: 日最高気温が30℃以上の日
・猛暑日: 日最高気温が35℃以上の日
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おかげで出歩く気にもなれず、一日家にこもっていた。それでも、夜になると秋の気配に変わりはない。どこか落ち着きを取り戻したように感じる。ところで、数日前の夜にあった虫の音が、今夜は聞き耳を立てても聞こえてこない。余りの暑さにげんなりしたのだろうか。

台風一過の昨日、公園で、胴が極めて細い黒色の羽をした「カラストンボ」が草の上にふんわりとまるのを見たことを思い出した。蝶のように舞うのが特徴のようだ。カラストンボという呼び名は子どものころのことで、正式には「ハグロトンボ」という。でも、ハグロトンボと口にしてしまうと心地よくない。子ども仲間(世界)から外れたような気がする。

8月気分がまだ抜けきっていないようだ。ならば冷たいビールを楽しみたい。9/13(金)~9/16(月)まで、中央線のある駅前で「ビールフェスティバル」があるという。行ってみようかと思う。

2013年6月9日日曜日

(資料)天気雨の民俗名

先日、太陽につながる映画「ひまわり」やイ・ソンヒの歌「キツネの嫁入り(天気雨)」について触れたが、「Sunshower(天気雨)」をE-Wikipediaで眺めてみれば、世界の民俗がこの言葉に付けたものに、なぜか動物の「結婚式」(一部に出産など)のイメージが多いのに気付く。

(本ブログ関連:"狐の嫁入り"、"(資料) 韓国テレビドラマの九尾狐")
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・南アフリカ(英語):「猿の結婚式」、(ズールー語):「サルの結婚式」、(アフリカーンス語):「ジャッカルの結婚式」、あるいは、「雨降りに太陽がかすかに輝くときジャッカルは狼の妻と結婚する」
・(ヒンディー語):「狐の結婚式」
・(コンカニ語)「猿の結婚式」
・(シンハラ語)「狐の結婚式」
・(ベンガル語)「狐の結婚式」
・ブラジル:「雨と太陽、カタツムリの結婚式」、「太陽と雨、寡婦の結婚」、または「狐の結婚式」
・韓国:「雄虎が狐と結婚する」
・日本:「狐の結婚式」(狐の結婚式が開かれる)
・スウェーデン:「vitterväder」
・モロッコ:「狼の結婚式」
・エリトリア:「ハイエナが出産している」
・(様々なアフリカの言語):「ヒョウが結婚している」
・ケニアで:「ハイエナが結婚している」
・ブルガリア:「熊の結婚」
・タミル(ナードゥ州、南インド):「狐とカラス/カラスが結婚する」
・イラン北部(Mazandarani語):「ジャッカルの結婚式」
・英国の一部:「猿の誕生日」
・(パシュトー語):「ジャッカルの結婚式」
・パキスタン(パンジャブ語):「片目のジャッカルの結婚式」
・フィリピン:「Tikbalang(山や森林に棲む馬頭の怪物)の結婚式」
・ハワイ:「ゴースト・レイン」
・エルサルバドル:「鹿が出産している」
・バングラデシュ:「狐が結婚する」
・フランス:「オオカミの結婚式」
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2025年10月24日金曜日

案山子(かかし)

午前中、外出した。天気予報では <晴れ> だったからだ。でも、雲の一部が気が変わったのかパラパラと雨滴をこぼした。それもほんの少し。頭にポツンと感じ、髪をなでると確かに濡れていた・・・ そんな雫(しずく)が不思議で、もしかして鳥が空から糞尿でも落としたのではないかと疑ったくらい。しばらく進むと、またパラパラと雨粒が落下した。

天気予報の結果を見ると、晴れマークのままだった。実際、空には薄雲が重なっていたけれど明るく、隙間から青空がのぞいていたぐらい。雨に濡れたわけではない。微妙だ。気温も思ったほど上がることはなかった。そんなわけで、遠出を断念して帰宅した。


案山子(かかし)
ところで、秋は収穫の時期、今年の米作は「豊作」とのこと。武蔵野台地は乾燥地なので、身の回りに水田はない。むかしは、この台地の南側下一帯に立川段丘面があって、水田があった。郷土写真などで見ると、稲刈り作業をうかがうことができる。

一般に、田畑の収穫物を狙った野生動物(鳥やけもの)を寄せつかないよう、「案山子」を立てたが、当地域でそのような話を聞かない・・・。少し前の歳時記に案山子の解説があって、動物を嗅覚を使って忌避するため、わざわざ(生き物を焼き焦がした)臭いのするものを吊るしたという。そこから「かがし(嗅がし)」⇒「かかし」に変化したとのこと。

網(ネット)などで囲いをして、畑地を野生動物から守るため、カラスの死骸に似たものを吊るすと効果があるという話を聞いたことがある。カラスには仰天だろうが、他の動物は驚くだろうか・・・まして、クマなどに。


(付記) 「口笛を吹く案山子」(The Whistling Scarecrow: 作 ELF Learning)
ハロウィンの夜、案山子が町にやって来て、子どもをさらう・・・ 子どものためのお話。

口笛が上手な友だちと一緒に、ハロウィンの夜、お菓子をもらいに出かけた。途中、トイレに行きたくなり、自分だけ家に入った。友だちは、外で待っていてくれた。そのとき、案山子のギシギシという足をひきずる音がした。外に出ると、友だちは消えていた。
数年後のハロウィンの夜、あの口笛が再び聞こえた。怖くなって家に帰りベッドにもぐりこんだ。でも、また口笛が聞こえてきたのだ。恐る恐るベッドの下の暗闇をのぞいた。そのとき、あれを見てしまった。恐いぞう・・・

■ Youtube(登録: ELF Kids Videos)
「Scary Halloween Story for Kids - The Whistling Scarecrow - by ELF Learning」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=mN1y0vf-XHI

2025年6月13日金曜日

オウム病 / タヌキの疥癬 / ネコのマダニ媒介感染症

きょうのテレビの情報番組(TBS「Nスタ」)で、「オウム病」に感染して亡くなったケースを紹介していた。患者は、鳥を飼っていなかったというのだから怖い。

病原体「オウム病クラミジア」が、鳥(飼い鳥のオウムインコ、野生のハトスズメカラスなど)のフンを媒介して、人間に感染する・・・特に、免疫力が低い妊婦高齢者は重症化リスクがあるという。

野鳥観察仲間で、そんな話を聞いたことがないが、要注意な情報であることに違いない。

ずいぶんと昔のこと、仕事帰りの路上で、何かが降ってきたことがあった。頭頂にトリのフンらしきものが付いていたのだ。ティッシュでぬぐい取ったが、帰宅後、いそいで髪を洗った記憶がない・・・。
鳥仲間に、冗談で、そのせいで頭髪が薄くなったといったことがあるが。オウム病のリスクもあったわけで、思い返せば恐ろしいことだったのかもしれない。

■  TBS NEWS DIG(抜粋・編集)
「『オウム病』 死に至る場合も 免疫力が低い妊婦、高齢者は重症化リスク 感染予防対策は?【Nスタ解説】」(2025年6月13日(金) 20:46)
    ー https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1978416
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・長崎県で鳥を飼っていなかった30代の妊婦が「オウム病」で死亡した疑いがあります。
・病原体の「オウム病クラミジア」は、人と動物が共通で感染します。
    ー 鳥のフンに出され、塵(ちり)とか埃(ほこり)となって風などで飛び感染する可能性がある。
    ー 鳥を飼育しなくても、(野生の)ハト、スズメ、カラスなど、どんな鳥からでも感染する恐れがある。
感染後 1週間潜伏して突然 38℃以上のせき全身の倦怠感頭痛など、インフルエンザと似た症状が現れます
    ー 重症化すると呼吸困難意識障害をおこし、死に至ることもある病気
・主な感染経路は2つ。① オウムやインコなどに口移しでエサを与えたり、② フンに含まれた菌を吸い込んだりすること。
野外での注意:鳥との接触を避けむやみに触らない、鳥のフンがある場所に行ったときも、手洗い・うがいをします。
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上記「TBS NEWS DIG」より

(追記 6/14) タヌキの疥癬
動物から感染する病気について、「奇妙な動物と出会った(実はタヌキ)」という話題から、RKK熊本放送が次のように報道している。

■ Yahoo掲載:RKK熊本放送「RKKスクープ投稿」(抜粋・編集)
「『顔はオオカミ 身体はツルツル』ヘンテコ動物の正体は…人間のせい?」(6/13(金) 20:02)
    ー https://news.yahoo.co.jp/articles/8f3847e080900ef37a713622b43decae66d6451c?page=2
    ー(RKK 元版)https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rkk/1977092?display=1
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・(熊本博物館 学芸員 )清水稔さん「これは病気で、『疥癬(かいせん)』という皮膚病にかかっている。身体が痒くなってボリボリ掻いてしまい、毛が抜けてこのようになってしまう」/ こうしたタヌキは衰弱していることも多く、思わず手を差し伸べたくなるかもしれないが「(人にうつる可能性は低いものの)安易に触れないように」と話します。
・この『疥癬』は、もともとはイヌが感染しやすいもので、放置されたイヌの餌を食べにやってきたタヌキがそこで感染するケースが多いのだとか。
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(追記 6/15)ネコのマダニ媒介感染症
同じ 6/13 のネット報道に、「オウム病」、「タヌキの疥癬」、および下記の「ネコのマダニ媒介感染症」について記事が掲載されていた、季節がらだろうか。

■ NHK WEB(抜粋・編集)
「ネコ治療した獣医師死亡 マダニが媒介する感染症の疑い 三重」(2025年6月13日 15時54)分」
    ー https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250613/k10014834291000.html
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・マダニが媒介する感染症、SFTS =「重症熱性血小板減少症候群」に感染したネコの治療にあたった獣医師が、先月、呼吸困難などの症状で病院に搬送の数日後に死亡した。
    ー SFTSとは、主に原因となるウイルスを持ったマダニにかまれることで感染する。
6日~2週間の潜伏期間後発熱せき、それにおう吐下痢などの症状が現れ、重症化すると血液中の血小板が減少して出血が止まらなくなったり、腎臓の機能が低下したりして死亡することがある。
・SFTSを発症したペットのイヌネコから感染するケース、患者の血液から医師が感染したケースが報告されていて、厚生労働省は動物ヒト血液唾液などを介した感染にも注意が必要としている。
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2021年8月7日土曜日

立秋 2021、野鳥観察(19)

盛夏、真っただ中のきょう、二十四節気の「立秋」になった。秋の気配が立ちはじめ、このあと残暑ということになるそうだが、暑さは当分つづくだろう。

「夏休み」の今月いっぱい、子どもたちにとっては楽しい「夏」だが、大人はそうはいかない。季節の先を読まなければならないからだ。とはいえ、立秋といわれて心は「秋」に傾くことになる。

(本ブログ関連:”立秋”)

台風(10号)接近による影響を心配したが、早朝の探鳥会に影響はなかった。ただ、雲の動きが怪しいと話題になったりした。
(昼過ぎ、天気予報通り雨が降ったりした)

探鳥会はスタートしてうっそうとした林に入る。木立の下に広がる空隙で恒例のラジオ体操が行われていた。探鳥会のベテランは、気さくに挨拶をかわしながら通り抜ける。私はそのあとにつづくことになる。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

今回、入門者として気になった鳥について次に記す。
・アオサギ: 林の手前をカラスに追われるように滑空。ベテランによれば、カラスのひなを捕食するという。
・シジュウカラ: 地鳴き声は、ベテランにはしっかり聞き取れるが、私は苦戦する。
・キジバト: 遠くの高圧線上に一羽がとまっているのを見た。別場所にもいたようだが。

鳥の鳴き声に苦戦する。CDを購入して耳学問しているが、探鳥会のように動きながら素早く判定するなんて、とてもとても。実際、ベテランの方から10,20年たっても聞き分けるのに十分でないと、以前聞かされたことがある。

今回、鳥以外の話題をベテランの方からいっぱい聞いた。
・アカボシゴマダラ: 赤い斑紋が特徴の蝶。「特定外来生物」に指定の害蝶だそうだ。
・クマゼミ: シャカ~と聞き取れるそうだが、他のセミの鳴き声と混じって私は苦戦する。
・ヤマボウシ: 木の実が橙色に色づいているので、このあと熟せば食べられるとのこと。

探鳥会の集合時、ベテランの方のご厚意で野鳥観察の入門書「岩本流 野鳥観察手帳」(岩本久則著)をいただいた。著者は漫画家でもあるため、本文に愉快な図解説が豊富に掲載されていて、私のような入門者に最適で楽しそう。ありがたく読ませていただきます。

2022年7月17日日曜日

自然観察(12)

早朝、激しい雨音がした。これじゃあ、きょうの自然観察会はむつかしいと危ぶんだ。しかし天候は次第に持ち直して、雲の間に晴れ間が見え、台風一過のような快晴に変わっていった。自然観察会はいつものように無事開催された。

(本ブログ関連:”自然観察会”)

公園の小川は、雨上がりのせいか、澄んで流量も豊か。家族連れが大勢詰めかけていた。

今回、会長が欠席されたため、自力更生に努めようということになり、開始早々、参加者ひとりひとりが野草の名を答える段取りとなった。その最初は、私が運よく知っていた「ワルナスビ」の花で、何とか済ますことができたが・・・。公園を巡って行くうちに日射しが強くなり、「自然観察園」に場所を変えたころには体力も限界となり、それ以上同道することができなかった。最近、観察会の後半を抜け出すことが増えている。

観察会に、幸い昆虫についての大ベテランの幹事が参加されたので、その方の周りに集まって、昆虫の生態など話をうかがった。散策の始め聞こえてきたのは「ニイニイゼミ」の声だった。
・セミ: 何と「カメムシ目」に属し、「カメムシ」と遠縁というのだ。
  - ニイニイゼミ: 小さなセミで梅雨明けに鳴きはじめる。抜け殻がクヌギの幹にあった。
  - ニイニイゼミの抜け殻: 人の目線の高さで多く見つかる。このセミだけ泥だらけだ。
ニイニイゼミの抜け殻
・ツバメシジミ: オスとメス(地味)で羽の色が違う。
・モンキチョウ: 黄色の羽を揺らして飛んでいた。
・昆虫の成虫とは: 羽がしっかり成長したものをいう。

(植物)
・ワルナスビの花(白色)
・ヒメジョオンの花(白色)
・アカツメクサの花(薄紅色)
・カタバミの花(黄色)
・ミズキ(樹)の実
・イヌザクラ(樹)の実・・・別名シロザクラ
イヌザクラ
(野鳥)
・カラス: 幼鳥は口の中が赤い
  - 「ハシボソカラス」(欧州~)の南限と「ハシブトカラス」(東南アジア~)の北限が、日本で交わっている。
  - カラスは、全体で7種いて、ハシボソカラスとハシブトカラスで8割近く占めている。


帰宅後、上記の昆虫のベテラン幹事の方が、昆虫、野鳥、両生類を絵にしたものが展示されている会場へと出かけ、観覧した。作品13点を写真に撮らせていただいた。拡大すると、繊細な筆致がわかった。

2021年8月28日土曜日

野鳥観察(20)

今月に入って、都心で「猛暑日」(最高気温35℃以上)が2度あった。8月10日の36.8℃と、8月26日の35.7℃だ。ウェザーニュースの都心の天気予報を見れば、以降今月末(あす29日)~ 来月初旬ころ(9月7日)へ経るにしたがい、最高気温は32℃から26℃へ降下するという。だから、蒸し暑さに閉口しながらも、やがて来る秋の冷気を予感している。秋はそこにいる。

今朝の探鳥会は、公園の原っぱ全体を覆うようにたまった湿気のなかで開始した。この時期、鳥の種類も限られているそうだ。私にとってきっちり知る機会なのに、次の中で識別できたのは「アオサギ」くらい(それも指差されて教えてもらった)。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

今回も、入門者として気になった鳥についてのみ記す。
・シジュウカラ: ベテランは葉の茂る木に4羽いるという(チラッと見えて、パッと小鳥が飛ぶ?)
・キジバト: ベテランは鳴き声を聞き分ける(どこから聞こえて来るのだろう?)
・ドラミングの音: ベテランには遠くの音でも聞こえるという(コゲラカかアオゲラか?)
・アオサギ: 小川そばの木の樹上にとまっているのが見えた(子どもたちはすぐ見つける)
※キジバトとカラス: 長い高圧線の一点にキジバトとカラスが1羽ずつ隣り合ってとまっていた。

ベテランの方から、野鳥以外にもいろいろなことを教えてもらう。
・オオミズアオ(蛾): 腹を食われた状態で多数見つかる。アオバズクのエサになるとも。
・ナンバンギセル: 葦の下かげに薄紫の花をひっそり咲かせていた。思ったより小柄でかわいらしい。
・トチ(樹木)の実: せんべいにしたり、饅頭に混ぜたりして食べる。たくさんの郷土菓子がある。
・ホルトノキ: 平賀源内がオリーブの木(ポルトガルの木)と間違えて名付けたそうだ。
・サルスベリ: 紅色の花弁の中に黄色く見えるものがあるが、雄しべだそうだ。


(付記)
きょうの探鳥会に、小学生のお子さんを連れた数組の親子が参加した。あの子たちにとって、今回の探鳥会は夏休み最後のものなんだ。この夏休みは楽しく過ごせただろうか、思い出深いものになっただろうか。そう、東京オリンピックを直接(いずれかの機会に、遠くからでも)観戦できただろうか、新型コロナの感染広がりに窮屈な思いをしただろうか。

おじさんは、むかしの東京オリンピックのとき、高校の体操部員(幽霊部員)だったおかげで日本の体操選手の練習光景を見学することができたし、馬事公苑で開かれた乗馬競技を学校に割り振られたチケットで観戦することができた。今も忘れられない。

(本ブログ関連:”東京オリンピック”)

今度の東京オリンピックで残念なのは、子どもたちが直接(間近に)見る機会を逃したことだ。一生の思い出、自信につながるのだから。ただし、パラリンピックについては、関係者の判断にもよるが観戦のチャンスが残っているといわれるけど・・・。

2025年7月23日水曜日

(資料)神社の神に従う生き物/ 仏教寺院についても

神社に祀られる、神に従う生き物*がいる。彼らの石像(あるいは実際の生き物)を参道に置いたり、境内・建築物に配置したりする。古来のひとびとが野生動物とどのように付き合い、神に従う(お使い)の「眷属(けんぞく)」とどう対応してきたのか興味深い。神社のケースについて、生成AIの Gemini に問うてみた。
(*)鳥類: 八幡神社のハト、熊野大社のカラスが見られる。

仏教寺院についても後段に記す・・・ただし仏教の場合、インドや中国由来の動物があるので参考としたい。

Googleの生成AIの Gemini

<神社関連>

Q-1.神社の神は、何かしらの動物(キツネ、コマイヌなど)を連れているといわれていますが、代表的な例を教えてください。
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A-1.神社の神様が動物を連れているという話は、神使(しんし)という考え方に基づいています。神使とは、神様の使いとして神意を代行し、人々と神様の間を取り持つと考えられている動物のことです。

代表的な例としては、以下のものがあります。

1.稲荷神社キツネ
・稲荷大神の神使とされ、五穀豊穣、商売繁盛の神様として信仰されています。神社の境内には、鍵や宝珠などをくわえたキツネの像が置かれていることが多くあります。

     (本ブログ関連:”日本 キツネ”)

2.八幡神社ハト:  
・八幡大神の神使とされ、平和の象徴としても知られています。

3.春日大社シカ:  
・春日大神の神使とされ、神聖な動物として大切にされています。奈良公園には多くの鹿が生息しており、春日大社の神鹿として保護されています。

4.日吉大社日枝神社サル:  
・大山咋神(おおやまくいのかみ)の神使とされ、「魔去る(まさる)」に通じるとして縁起が良いとされています。

5.熊野大社カラス:  
・熊野大神の神使とされ、神武天皇を導いたとされる八咫烏(やたがらす)が有名です。

6.北野天満宮ウシ:  
・菅原道真公の神使とされ、道真公が丑年生まれであったことや、牛に乗り都へ向かったという伝説に由来するとされています。

また、神社の入り口などで見かける「狛犬(こまいぬ)」も、神を守る役割を持つとされています。狛犬は一対で置かれ、口を開けた像と閉じた像があるのが一般的です。その起源は、ライオンなどの想像上の動物であるという説があります。

このように、神社と動物の関係は深く、それぞれの動物神様の使いとして、あるいは神域を守る存在として大切にされています。神社を訪れた際には、これらの動物たちの像にも注目してみると、より深く神社について理解することができるでしょう。
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<仏教関連>

Q-2.仏教寺院の参道・建物などに、何かしらの「動物(含む:架空の生き物)」が存在しますが、代表的なものを教えてください。
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A-2.仏教寺院の参道や建物に存在する動物や架空の生き物は多岐にわたりますが、代表的なものをいくつかご紹介します。これらは、単なる装飾としてだけでなく、仏教の教えや信仰、歴史、文化的な意味合いを強く持つものが多いです。

1. 狛犬(こまいぬ) / 獅子(しし)
・存在場所:  主に参道の入口や本堂の前に一対で置かれています。
・意味合い:   神社にも見られますが、もともとは古代インド中国における獅子像が起源とされ、魔除けや聖域の守護者としての役割を担っています。仏教伝来とともに日本にも伝わり、寺院にも広まりました。

2. 龍(りゅう)
・存在場所:   天井画(特に本堂の天井)、彫刻(柱、軒下、欄間など)、手水舎の吐水口、鐘楼など。
・意味合い:   水神雨乞いの神として古くから信仰され、仏教においては仏法を守護する八部衆の一つとしても位置づけられます。力強さ、威厳、そして慈悲の象徴でもあります。雲と一体となって描かれることが多く、その雄大な姿は見る者を圧倒します。

3. 象(ぞう)
・存在場所:   門の彫刻、本堂の装飾、普賢菩薩(ふげんぼさつ)の乗り物として描かれることもあります。
・意味合い:   仏教において非常に重要な動物で、悟りや智慧の象徴とされます。特に白い象は、釈迦の母マーヤー夫人が白い象が胎内に入る夢を見て釈迦を身ごもったという伝説があり、吉祥の印とされています。普賢菩薩が白い象に乗っている姿は有名です。

4. 鳳凰(ほうおう)
・存在場所:   堂宇の屋根、彫刻、絵画など。
・意味合い:   中国の伝説上の瑞鳥(ずいちょう)であり、平和と繁栄、そして不死や再生の象徴とされます。仏教では、仏の慈悲や智慧が及ぶところに現れるとされ、極楽浄土の鳥としても描かれます。

5. 迦陵頻伽(かりょうびんが) / 緊那羅きんなら)
・存在場所:   天井画、壁画、彫刻、仏具など。
・意味合い:   どちらも仏教における想像上の鳥または半人半鳥の生物で、極楽浄土に住むとされます。美しい声で歌い、人々を魅了すると言われています。仏の教えの素晴らしさを表現するために用いられます。

6. 亀(かめ)
・存在場所:   石碑の台座(亀趺:きふ)、手水舎、庭園の池など。
・意味合い:   長寿、不老不死の象徴とされます。仏教においては、古くから霊獣として尊ばれ、特に大きな石碑の台座に用いられる亀趺は、その重みに耐え、永続性を願う意味合いがあります。

7. 魚(特に鯉:こい)
・存在場所:   庭園の池、絵画(特に禅画)、彫刻など。
・意味合い:   鯉は生命力、立身出世(登竜門の故事から)の象徴とされます。また、仏教においては、解脱や悟りへの道を意味することもあります。

8. 猿(さる)
・存在場所:   庚申堂(こうしんどう)に関連する場所、あるいは単なる飾り。
・意味合い:  「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿は特に有名で、これは仏教の教えである「非礼勿視、非礼勿聴、非礼勿言」(礼にあらざるは見るなかれ、聞くなかれ、言うなかれ)に通じるものがあります。

その他:
(うさぎ):   月との関連で、豊穣や再生の象徴として描かれることがあります。
鹿(しか):   奈良の寺院などで見られるように、神の使い聖獣として扱われることがあります。

これらの動物や架空の生き物は、それぞれが独自の意味を持ち、寺院の歴史や信仰、建築様式と深く結びついています。寺院を訪れる際には、これらの存在にも注目してみると、より深くその魅力を感じることができるでしょう。
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2025年4月23日水曜日

オナガ

野鳥観察(探鳥会)のベテランの方が、会員へ毎日観察した結果を複数の写真を添えてメール配信されている。先日の写真に、「オナガ」(カラス科、雌雄同色、留鳥)の群れがあった。ちょうどそのころ、近所の電柱のいただきに、オナガが1羽とまっているのを見た。何で1羽だけといぶかしんだ。

(本ブログ関連:”オナガ”)

九州から、父の転勤で東京に来たとき、杉並の社宅にオナガの群れがしょっちゅうやって来て、庭木にぶら下がるようにして小休止しては、せわしく飛び去った。今まで見たことのない鳥だった。それは、黒い頭と対称に腹は白く、グレイの背につづく尾は美しい淡青色をしていた。しばらく、調和のとれた色彩に関心を持っていたが、やがて「カラス」の仲間であることに気付いた。実に喧しいのだ。

鳴き声について、どの野鳥図鑑や歳時記を見ても好意的とはいえない。
・「ゲー」、「ギィーイ」、「ゲッ」、「キュキュキュ・・・」
    ー 「くらべてわかる野鳥」(叶内拓哉著、山と渓谷社)
・「グェーイ」、「グェーイグェーイグェーイ」、「ビリビリビリ」
    ー 「野鳥」(正木広造監修・写真、永岡書店)
・「ゲーイゲイゲイ」
    ー 「庭や街で愛でる 野鳥の本」(大橋弘一著、山と渓谷社)
・「ギェーエ」、「ギューエ」
    ー 「野鳥歳時記」(山谷春満著、冨山房百科文庫)

オナガの分布
現在、関東から北日本に棲息するという。かつて九州にもいたという話がある。
・「1970年代までは本州全土および九州の一部で観察されたが、1980年代以降西日本で繁殖は確認されておらず、留鳥として姿を見ることはなくなった。」(Wikipedia
・上記の写真図鑑「野鳥」でも「かつては九州にも分布していた」とある。
これには驚いた。九州(北九州)にいたころ小学生だったとはいえ、これほどの大きさなら覚えていそうなものだが・・・。
・上記の(原寸大図鑑)「庭や街で愛でる 野鳥の本」に、世界で見たとき、(ユーラシア大陸の両端の)東アジアとイベリア半島のスペイン・ポルトガルに棲息しているという。東洋との香辛料貿易で連れられてヨーロッパに渡ったと考えられたが、イベリア半島に4万年以前のオナガの化石が発見されたそうだ。 

2023年2月12日日曜日

日曜日の自然観察園

きょうは、暖かく過ごしやすい晴天の一日だった。最高気温は 16.4℃(15:09)で、きのうより約3℃ も高い。気象庁の日最高気温(1991~2020年)を見ると、3月31日は 16.2℃ なので、今朝の天気予報の通り3月末に相当する。

にもかかわらず、私はいつものようにダウンジャケット(昔風にいえばチョッキ)の上にジャケット(昔風にいえばジャンパー)を重ね着して、公園に併設の「自然観察園」を訪れた。
(追記: 最高気温のころには、汗ばんで襟元を開かざる得なかった)

日曜日なので、大勢のひとびとが来園していたかといえば、ぼちぼちの状況だった。というのも、観察園の草地に野草はなく枯れはて、樹木も大方葉が落ちた、そんな寂しい景観が広がっていた。観察園の今月の「花だより」は、野草の越冬の姿である「ロゼット」観察を推奨していたのだが。

(本ブログ関連:”ロゼット”)

そんな中、愛称「かたくり山」で、野草の花たちと巡り会えた。次の写真の「セツブンソウ」(左)、「フクジュソウ」(右)だ。ともに丈の低い花だが、何とか日光を浴びようと頑張って見えた。白い花のセツブウンソウは陽にあたって色が飛んでしまうので、日陰のものを撮った。黄色いフクジュソウは遠くの斜面に5つの花を咲かせていたが・・・囲いの奥中なのでよく撮れなかった。とはいえ冬の寒さの中、健気に咲いている二つの花に力をもらった気がした。

(本ブログ関連:”セツブンソウ”、”フクジュソウ”)


こんなとき、観察園の枯れ地や枯れ枝の上で、カラスがあちこち我が物顔して群れていた。かれらは、住宅地から随分減った(生ごみの回収袋を破ってまき散らしたりしていた)が、追われるようにしてきた公園など自然保護の場所で、野鳥のヒナを狙ったりするという。悪役稼業はつづくようだが、腐肉の掃除屋でもあるし・・・。