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2023年3月21日火曜日

北本自然観察公園

月一回(第3日曜日)、決まったフィールドで野鳥・植物・昆虫などを観察する「自然観察会」へできるだけ参加している。自然観察会では、別途、関東近辺にある代表的なフィールドを選定して観察会(同じく月一回)を設けている・・・年齢に関係なく元気な方々が積極的に参加されている。私の場合、体力と距離と相談して、連れて行ってもらうといった具合。

そんなわけで、天候に恵まれた「春分の日」のきょう、埼玉県の「北本自然観察公園」*へ出かけた。新宿からJR湘南新宿ラインに乗って北本駅を降り、バスで現地に着く。名前の通り、自然観察に適した公園で、環境、設備が整っている。私の歩き方では、限界を超える規模だ。
(*)北本自然観察公園: https://www.saitama-shizen.info/koen/
 
二十名近くの方々が参加して、午前から午後にかけて園内を観察した。今回もベテランの方から解説いただき、自分なりに目視・カメラで確認したものを整理して次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
- 双眼鏡に替えて高倍率カメラを使い始めたが(2/25)、いまだに使いこなせない。

野鳥
・ウグイス: 盛んに鳴き声(谷渡り > さえずり)を耳にするが姿は見られず
・オオタカ: 目の前で、小鳥の群の1羽を狙い定めて襲うのを見る(小鳥は危機を免れた)
・キジ: 遠くの平地で1羽のオスが2羽のメスを追い求める様子が見えた
・ジョウビタキ: 地鳴きの「ピッ、ピッ、・・・」を耳にするが姿は見られず(人気の鳥だ)
・ガビチョウ: 目の前を一瞬横切った。鳴き声に癖があって、外来種のためか人気がない
・シジュウカラ: 小さな姿が飛んで来て、枯れ枝にとまったと思った瞬間すぐに飛び去った
・アオジ: 目の前を横切った・・・見たとはいえないほどの一瞬
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・タシギ: カメラを通して見るが、カメラに画像が残っていなかった
・ダイサギ: 沼地奥に1羽を見る(写真で嘴《口角》を確認できた)
・コガモ: 池の遠くに群れる、カメラを通してじっくりオスの姿(頭部)を見た

植物
・タンポポ: カントウタンポポ? 花のサイズが大きい、黄色だけでなく白色もあった
・セイヨウアブラナ: 黄色の花がまぶしい、茎を巻くようにして葉が伸びている
・ツルニチニチソウ: 紫色の花が咲いていた、つる状の形態までは気づかなかったが
・ぺんぺん草:「ナズナ」の別名で、果実の形が三味線のバチに似て三味線草ともいうそう
・ツバキ: 椿の樹を飾るように薄紅色の花を多数咲かせていた
    ー 会長から、漱石の俳句「落ちざまに 虻(あぶ)を伏せたる 椿かな」が紹介された
・ホウノキ: 落ち葉の裏表クイズがあった(葉の裏が上になるように落ちるようだ)
・エドヒガンザクラ: 市の天然記念物で高さ20m、花の開く光景は見事だったようだ
    - 今は、根元から折れて倒伏(2019年10月)した姿になっている

生きもの
・アオガエル: 枯草の原に次々見つけた(ガイドに「シュレーケルアオガエル」とある)
・カエルの卵塊: 湿原にかかる八つ橋のそば、浅い水底にいくつも見つけた


<写真>
ダイサギ(左)とコガモ・カルガモの群れ(右)


キジの求愛(左側2羽のメスに対する右側のオス、嫌われているようとの声があったが)


ツルニチニチソウ(左)とツバキ(中央)とぺんぺん草(右)




(付記)デーノタメ遺跡
同じ北本市(北本自然観察公園近く)に、縄文時代中期~後期の「デーノタメ遺跡」(集落跡)がある。
デーノタメ遺跡総括報告書」(北本市文化財保護課文化財保護担当、2022年7月6日)
https://www.city.kitamoto.lg.jp/soshiki/kyoiku/bunkazai/gyomu/1478482179727.html
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4度にわたる発掘調査、および内容確認調査によって遺跡の全容が徐々に明らかになり、関東最大級の環状集落を持つ遺跡であること、集落と水辺がセットで残された全国的にもまれな遺跡であること、低地部から多量の有機質の遺物が出土しており、縄文人の植物利用の実態が解明できる遺跡であることなどがわかってきました。
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Youtube(分かりやすく解説されている)
「【ゆっくり解説 】100年に1度の大発見!!関東最大級の環状集落デーノタメ遺跡の謎!!」
https://www.youtube.com/watch?v=2SSy3Kxtnhw

2021年3月6日土曜日

野鳥観察(12)

野鳥観察(探鳥)会のため朝早く家を出る。昨夜に降った小雨のせいか、通り道はしっとりと濡れて黒く染めたようにつづいていた。気温は9℃代とぬるく、冬着を少し軽装にしても額に汗がにじむほど。結局、きょうの最高気温は、21.5℃(13:51)に達した。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

観察会の集合場所広場は、昨夜の雨で濡れた草々が朝陽に温められて霞立ち、遠くがかすんで見えた。いままで見たことのない景色だ。とはいえすぐに観察に入った。

観察順路に、「コブシ」の白色の花、「シデコブシ」の薄紅色の花が咲き、季節の変わりを感じさせる。あるところで「ツバキ」の紅色の花のかたまりがいくつも落ちていた。ベテランの方がいうに、ヒヨドリが落としたのかもしれないとのこと(ヒヨドリがツバキの花弁を食べるという話がある)。また、地面にあった「ヒノキ」の球果(松ボックリに相当)を見せてもらった(割れ目から出てきた黒い物は・・・何だろうか)。

ベテランの方から探鳥にかかわる話をうかがった。
① 探鳥で見つける鳥の種類数は、公園内で20種類くらい ⇒ 市内で75種類くらい ⇒ 日本国内で500~600種類くらいとのこと。何と、今日の探鳥も20種類だった。ちなみに植物の場合、一般に5000種類くらい。シダなどを含めると倍近くになるだろうとのこと。
② 鳥はじっとしていないので、動き具合もおさえておくといいいとのこと。

ベテランの方々に教わりながら、直視や双眼鏡で観察できた鳥について今回も感想(気分)を記す。(昨日、地元を歩き廻ったせいでエネルギー不足気味で集中に欠ける)
・ジョウビタキ: 双眼鏡でしっかり見えるがまだ小さい
・アオゲラ: 双眼鏡で見ても遠い
・ツグミ: グラウンドにたたずむ姿を見る
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・コサギ: 水の涸れた小川の上を飛んで行った
・アオサギ: 水の涸れた小川でエサをついばんでいた(見ていて辛い)

2023年2月25日土曜日

野鳥観察(47)

野鳥観察(探鳥会)のため、目覚まし時計の設定を早めにしている。冬にアラームガ鳴るとき、外はまだうす暗い。でも最近、明かりがだいぶ早くなった気がする。気分も和らぎ起床もスムーズになる。

(本ブログ関連:”野鳥観察")

とはいえ、いつも通り厚着して探鳥会へ出かける。集合場所に近づいたとき、小川(一級河川の「野川」)とつながる暗渠入口の鉄柵に向き合うように、土手上に数名の会員の方が「カワセミ」の出現を待ち構えていたが、今回は巡り合えなかったようだ。・・・ 実は昨日(2/24)、新たに交替したカメラの試し撮りに、この場へ来たとき、カワセミを目撃している。しかも2羽、目前にいたのに!  残念ながら、興奮して撮り損ねたのだ。

きょうもベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視・カメラで確認したものを整理して次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ヒヨドリ: 観察早々登場、多数カウントされる(もちろんベテランの方々による)
・ムクドリ: 原っぱに群集するを見る、何と本日最大数カウントされる(〃)
・カワラヒワ: 一群となって舞い上がる、群れ全体が茶黄色に染まったように見えた
・シジュウカラ: 人を恐れず、頭上の樹の枝に2羽が飛んできた
・カワセミ: 観察時、小川にとび出た枝でたたずんでいるのが見えた
・メジロ: 苗圃(びょうほ)の梅の区画で、みなが指さすが・・・後で写真に見つけた!
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・ダイサギ: 1羽、小川の中でエサを探している、突風にたじろぐ様に親近感を覚える
・クイナ: サササッ・・・と小川を渡り切る様がおかしい

次は「ウメ」の花を撮った画像を見直したとき、上述の通り意図せず「メジロ」が撮影されていたのに気づいた。(初心者が、ブログに載せることを目的にコンデジ高倍率カメラを使用する場合、フレームいっぱいに対象を撮るのではなく、対象物がいそうな場所をとりあえず撮っておけばいいようだ・・・、後になって画像を拡大して探せばいいのだから)


観察の場で本来番外だが、寒い冬に咲く樹々の花を次に並べる。樹や花は動かないし、逃げないので、カメラに手こずる私にとって手軽な撮影対象だ。
左から、「ウメ」、「ソシンロウバイ」、「ツバキ」、「サンシュユ」の花だ。


 ウメとソシンロウバイは、それぞれ苗圃(びょうほ)に区画が与えられ、丁寧に育てられている。朝のまぶしい陽を受けて、咲き並ぶ花を明かりが透ける。区画一面に輝きが増し、華やいで見える。
観察の路上に巡り合う、一木のツバキ、花は一輪ごと落花する。ふと「五瓣の椿」を思い出す。また、一木のサンシュユは、大きな木立の影にいて、けなげに空に向かう花を咲かせる。

2026年3月28日土曜日

野鳥観察(96)

今月初(3/7)の野鳥観察(探鳥会)を休んだので、きょうの出席を決めていた。昼間のいでたちで早朝家を出た。春の朝は随分と明るい。きょうの日付に変わった深夜前後に降った小雨のせいか、街路は黒く湿っていた。北風がまだ残っていたが、10℃少しとはいえ寒さを感じさせない。通算96回目・・・今春中に100回に達するだろう。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

今月、家に籠った回数が近年のなかで最多だったため、フィールドのある公園に来るのは久しぶりだ。集合場所に向かって、園の外周路を進みながら、園内のサクラが一斉に白く咲き揃っているのに気付いた・・・朝の公園が明るんで見えた。

集合場所に着いたとき、辺りに各種の樹々が花を咲かせていた。「サクラ(紅陽)」、「レンギョウ」、「ハナモモ(源平枝垂れ花桃)」、「シデコブシ」(下記写真)。
熱心な方がいて、ハナモモの育成について語ってくれた。

ウグイスについて
公園内を巡りながら、きのう(3/27)のブログに記した「ウグイス」について、会長に教えていただいた。公園などでは <さえずり> の存在のようだ。
・生息場所: 山では樹間だが、公園などではブッシュ(低木茂み)の中で鳴く。
・姿: スズメだい(15cm)のサイズで小さく、くすんだ色をして野外ではっきりしない・・・姿を見せない。

公園の小川は、小雨程度では水流を作るにいたらず・・・あちこちで川底が見えた。

ベテランの方々から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものを次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。今回は集合場所で樹木の花を見て安心してしまったせいか、観察の先頭に遅れてチャンスを失ってしまった。次は会の記録の一部も含む
・コゲラ: ベテランの方に指されても??
・ヤマガラ:(コゲラと同様)
・シメ: 地面に群れでいたが、一斉に飛び立ってしまった
・ツグミ: グラウンドに群れていると指された
ウグイス:(何と会の観察記録に記されていたとは!)
・カワラヒワ:(今回最多。観察記録に記されていたのに・・・)
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・マガモ: 番(つがい)がいた・・・「カルガモ」と「マガモの交雑種」のようだ
・アオサギ:(会の観察記録に記されていた)


シメ(写真左)、ツグミ(写真右)
・遅れて、「シメ」が地面に群れているのを見たが、すぐに飛び立った・・・近くの樹上に1羽いるのを撮って、後に確認した。
・野球グラウンドに「ツグミ」が多数いるといわれて、1羽だけカメラにおさめた。


サクラ(写真左)、レンギョウ(写真中央左)、ハナモモ(写真中央右)、シデコブシ(写真右)
・「サクラ」の園芸種「紅陽」は、とりわけ紅色が強いとのこと。
・いつも竹の低い「レンギョウ」を見ているので、少々大きく感じた。
・「ハナモモ」の園芸種「源平枝垂れ花桃」は園芸品種。中高木だが、一部にしか咲いていない(枯れかかっている)。
・「シデコブシ」は少し赤みがかっていて、園芸品種だろうか。


その他の樹々の様子
・観察順路に、「ツバキ」の紅い花が咲き、一輪ごと落ちていた。

(付記)
野鳥観察で、万歩計が3,000歩を超えた・・・いつもは、2,000歩+αなのに?

2022年11月20日日曜日

自然観察(14)

朝、月一の「自然観察会」へ出かける前に、テレビの天気予報を見ると、気温は昨日と比べて低目だという。用心して厚着したけれど、家を出た時刻は、きのう(11/19)が6:30、きょうは8:30だったので、この時間差が気温差を埋め合わせたようだ・・・思ったほど冷えを感じなかった。通り道に大粒の雨跡があり、どんよりした空模様を案じたくらい。

(本ブログ関連:”自然観察会”)

このところ膝が按配良くなくて観察会の途中でリタイヤしたりしていたが、今回は最後まで付いて行くことができた。貴重で膨大な解説をいただき、手帳に聞き書きすることができたので以下列記する(聞き間違いがあったらご容赦を)。

観察会の始め
フィールドに出る前に会長から「ススキオギヨシ(アシ)」の特徴などについてレクチャーがあった。
・生育環境: 乾いた場所(ススキ)> やや湿った場所(オギ)> 水・湿地(ヨシ)
・茎の生え方: 大きな株(ススキ)、 地下茎から一本ずつ(オギ)、 水・湿地(ヨシ)
・ノギ()の有無*: 長いノギが有る(ススキ)、 通常ノギは無い(オギ)
 (*)「オギにノギ無し、ススキにノギ有り」という表現がある(副会長)。
     → ススキとオギの違いを知って、先日(11/17)のブログに誤まりがないか気になる(再確認が必須)。

フィールド(植物)
① 赤い実のなる樹木
モチノキ(メスの木): オス/メスの区別は、春・夏に花のメシベの多さで判別できる
イイギリ: キリの名を持つが、科が違うアオギリ、キリ(箪笥、500円硬貨の裏)がある
② 黒い実のなる樹木や野草
トウネズミモチ(樹木)
スイカズラ(つる性木本)
ヤブラン(草)
③ 草と木の違い: 年輪(形成層)の有無、木には形成層(木質部)が有り、草には無い
ツバキサザンカの違い: ツバキは花一輪ごと落花、サザンカは花びら一枚一枚が散る
コブクザクラ: 白い花が咲いていた(春と秋・冬に咲く)
史前帰化植物: 日本へ、稲作と同じころ中国から来たといわれる帰化植物
⑦ その他
ヨウシュヤマゴボウ(草):毒性がある。一方、ヤマゴボウは毒性無く食用される
・レモンエゴマ(草): シソ科。枯れた花序をもんでもレモンの芳香がする
・ラン・キクなどは進化が進んだ草である
・ちょっと可哀そうな草の名
  - ヘクソカズラ: 実を潰すと凄い臭い
  - ハキダメギク:「最初に掃溜めで見つけられた」そうだ
  - ヌスビトハギ:「果実が、泥棒の足跡に似ると言う」そうだ
・ササクサ(草): まるで笹の葉(かたち、葉脈)にそっくり
・キチジョウソウ(草): 薄紫の花が、他の野草の下に隠れて咲いていた
・シダの胞子のできる場所: 葉の裏、胞子茎などがある

フィールド(野鳥)
・この時期、樹木は落葉して野鳥がよく観察できるが、”Bird Week” は葉の繁る5月となる
・カワラヒワ: 遠くの樹上で群れるが・・・
・シメ: 遠くの樹上で・・・
・アオサギ: 視認できた
・ハクセキレイ :視認できた

2023年12月17日日曜日

自然観察(19)

寒気の緩んだ晴れた朝、実に久し振り(あまりに以前の 6月18日以来)に、定例(毎月第3日曜日開催)の「自然観察会」へ参加した。十分厚着してのこと。集合時刻(9:00)の気温は 14.3℃ だった*。
(*)きょうの最高気温(16.3℃)は、17日の日付に変わった深夜(00:39)に記録されたもので、きのうと同様、変則的な動きをしている。

自然観察会は、定例会とは別に公開型のものがある。公開型は遠方地開催が多く、足腰がきつい私には少々辛い。そこで、きょうの定例型の観察会は頑張った・・・けれど観察の途中、フェイドアウトしてしまった。観察途中までの手帳のメモを頼りに次に記す。

今回もベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視と写真で確認した草木や野鳥を整理した(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ヌマスギ: 集合場所の背側に立つ、針葉樹ながら(メタセコイヤと同様)紅葉する
・モチノキ: 雌雄異株で、雌株に赤い実が生る。アオキ、サンショウも雌雄異株
・マユミ: 弓の材料から名付けられた。自然の枝振りが弓のように湾曲して見える
・コブクザクラ: 年2回白い花が咲く・・・そのため相当にエネルギーが費やされるようだ
・ハルニレ: 樹元の幹から出た小枝(ニシキギの枝に似た板状の翼)に春先葉が出るようだ
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・カントウタンポポ: 季節に関係なく、冬晴れの原っぱに小さな花を咲かせていた
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・ヤマガラ: 落葉の枝間を駆け巡り飛び去った。これほど目で確認できたのは初めて!!


■会長から解説いただいたテーマ(抜粋)
① イチョウ: 
・街路樹に使われたが、雌株が落とした実の悪臭のため、雌株は減らされているようだ。
・生命史は古く、恐竜も見た樹だ。過去は多様だったが、現在「一科一属一種」になった。
・銀杏の実は、古く縄文の時代から食べられていた。

② タンポポ(日本原産カントウタンポポ、帰化植物セイヨウタンポポ):
・「カントウタンポポ」と「セイヨウタンポポ」の交配が進み、冬場に咲くようになった。

③ 帰化植物:
・帰化の時期や地域性に諸説ある。
・「ヒガンバナ」(中国原産)のように、古くからあるものを「史前帰化植物」という。

④ サザンカとツバキ: 
・「サザンカ」は日本原産で白色の花が咲いたもの。一方「ヤブツバキ」は赤い花が咲く。
・夏目漱石の句に、「落ちざまに虻(あぶ)を伏せたる椿かな」がある。

⑤ 石炭: 
・石炭がいまあるのは、石炭紀(3億6000万年前~2億8600万年前までの古生代5番目の時代)に倒れた草木を分解する生物がまだ存在しなかったからだそうだ。


■ 写真
❶ ヌマスギ
これまで、「ヌマスギ」についてブログに記述がない。観察会の集合場所直ぐ後ろ、ICU構内にそびえる針葉樹、見慣れたはずなのに。針葉樹でも紅葉することを、正直初めて知る。


❷ モチノキの実
集合場所付近に、雌雄異株の「モチノキ」の両株が並んでいる。当然ながら、雌株に赤い実が生り、雄株にはない。

(本ブログ関連:”モチノキ”)


❸ カントウタンポポ
集合場所から早々、小川の橋を渡ると「カントウタンポポ」が広場の西端にポツンと咲いている(よく見れば広場中央でも見つかる)。花の裏側に、「セイヨウタンポポ」特有の総苞外片の反り返りがない。

(本ブログ関連:”カントウタンポポ”)


❹ コブクザクラ
公園には「コブクザクラ」と同様、年に2度咲く「ジュウガツサクラ」がある(今回、観察路に入らず)。写真にアップしたが、春のように木全体が満開となるわけではない。サクラはやっぱり春がよい。

(本ブログ関連:”コブクザクラ”、”ジュウガツサクラ”)


❺ ハルニレ
欧米のニレ(「ハルニレ」)は、ここ数十年でほとんど枯れてしまった。この木は、英国ジョン・コンスタブル(John Constable、18世紀末~19世紀初頭)の風景画によく登場した。彼はニレの幹を研究し、樹皮に着目した絵まである。
写真は、上段に示した幹から出た小枝に着目したもの。

(本ブログ関連:”ハルニレ”)


2025年1月25日土曜日

野鳥観察(77)【探鳥会の公式200回目のフィールドワーク】

今年第2回目の野鳥観察(「早朝探鳥会」)の朝、初回(1/4)を欠席しただけに、何としても参加せねばと夜明け前から出かける準備に怠りない。「自然観察会」の小会とはいえ、この探鳥会は、きょうで公式200回目を迎える*。・・・私としては、途中参加して(欠席などもあって)77回目にあたる。
(*)訂正(2/1): 1/25に100回目と記したが聞き間違えていた。200回目が正しい。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

曇り空のもと門を出たとき、路地が真っ黒に濡れているのを見た。一部に水溜まりさえあって少々戸惑う。未明に雨が降ったのを全く気付いていなかったからだ。雨音には敏感なはずなのに。

集合場所にいつものように参加者が集合したし、フィールドの途中に追い着いた方々もいた。探鳥会は無事、200回目を成就した
ー 集合場所の手前にある橋から、小川にカルガモ(2羽)と、浅瀬を歩く水鳥(逆光でよくわからない)が見えたが・・・果たして何(クイナ、ソイサギ、バン)?。

今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ヒヨ(ヒヨドリ): フィールド入口の木立に、鳴き声が響く
・アオゲラ: 指差された先に姿を見る(うれしくて内心祭り状態・・・写真は下記の通り)
・ムクドリ: 一羽、遠くの幹を這うように舞い上がるのが見えた。不思議な光景がした
・シジュウカラ: 「ジュクジュク」という鳴き声がする。彼らは多様多彩の発声をする
・メジロ: 一株のツバキに10数羽が群がりせわしく出入りした(写真に彼らは見つからず)
・モズ: 尾羽をふりふりする後ろ姿をみた。特徴的なくちばしが見えないと判別に苦心する
・カワセミ: 子ども会員に教えてもらった先に見る(写真は下記の通り)
・シジュウカラ: こちらも、一本の木に群らがり出たり入ったりして、なかなかせわしい
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・カルガモ:(下記写真の通り)
・トモエガモ: (下記写真の通り)口ばしの基部に白い斑紋がある、雌鳥(雄鳥は不在)
・アオサギ: (下記写真の通り)
・ダイサギ: (下記写真の通り)珍しくじっと動かないでいた
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・サクラ: サクラの苗園に、2~3輪の花を咲かせたものが2株ほどあった
・ソシンロウバイ: ソシンロウバイの苗園は、今を盛りに黄色に染まっていた
    ー ロウバイの改良(園芸品種)に「素心ロウバイ」、「満月ロウバイ」がある(会長)

(参考)公園外周路の「ツバキ」、園内の「カンツバキ」が花を散らせていた
    ー サザンカ: 10月頃~12月頃までが最盛期(花弁が1枚ごと散る)
    ー カンツバキ: 11月頃~3月頃まで(花弁がバラバラに散る)
    ツバキ: 12月頃~4月頃まで(花が丸ごと落ちる)

アオゲラ(写真左)、カワセミ(写真右)
せっかくのチャンスだっただけに、ぼけぼけの写真になったのは残念だけれど、心眼をこらして眺めたい・・・敢えて載せる。
・木立の奥に、「アオゲラ」 の姿を教えてもらった。手前の枝に焦点が当たってうまく撮れてないが、とにかく目視できたのは間違いない・・・「コゲラ」には何度かお目にかかっているが、アオゲラは久し振り。
(追記)後日(1/30)、ベテランの方が撮影したアオゲラの写真を送られてきた・・・それはないでしょ、すご過ぎる。
・小学生の会員が指差した先の水門の鉄柵に「カワセミ」がとまっていた。瑠璃色の背をみせているのが、ぼんやりだが分かる。こちらも手前の枯れ草に焦点が当たってしまった。



カルガモ(写真左)、トモエガモ(写真中央左)、アオサギ(写真中央右)、ダイサギ(写真右)
・とにかくたくさんの「カルガモ」が小川に浮かんでいた。水中に頭を突っ込みエサを探すものもいる。
・カルガモの一団に、「トモエガモ」の雌が混じっていた。彼女にとって安住の地が見つかったのだろう。(この小川では、カルガモと「マガモ」の交雑と思われる「マルガモ」の雄の姿を見かける)
・いつものように孤高を保って立つ「アオサギ」が悠然としたたたずまいを見せてくれる。
・いつもは少しせわしい「ダイサギ」が、きょうは珍しくじっとしていた。

2022年4月23日土曜日

野鳥観察(34)

野鳥観察(探鳥会)へ出かけるに、軽装も不安ないほど実に心地よい朝だった。空は青く、陽射しはじゅうぶんにまぶしい・・・すっかり夏気分だ。集合時刻の午前6時半過ぎには、気温が 15℃ほどになった。

(本ブログ関連:”野鳥観察")

集合場所から見渡す原っぱでは、下草の丈が伸びている、それも清々しいほどに青々している。仲間から、こんな景色を俳句の季語で「雀隠れ(すずめがくれ)」というと教わった。なるほど、公園はおしなべて緑が増している。観察順路の木立は葉が茂り、野鳥も声でしか所在を教えてくれない。それでもベテランは、かれらの姿をちゃんとお見通しのようだが。

途中、「ヤエザクラ」が散っている場所があった。サクラでも「ソメイヨシノ」は、花吹雪となって花弁を宙に舞い散らせるが、ヤエザクラは花柄ごと(まるでツバキと似て)落下する。写真に撮ったヤエザクラは、栽培品種の「ショウゲツ(松月)」というようだ。家族と一緒に参加の小さな女の子がそれを集めていた。


さて、本題の野鳥観察だが、私としてはまったくの不発だった。
・カルガモ: 木立の下になぜか一羽、上方にカラスが騒がしく集まっていた。
・キジバト: いつもは当たり前だが、観察手帳に記しているので。
・シジュウカラ: 声だけが樹上の葉陰からせわしく聞こえてくる。
・ヒヨドリ: 飛ぶ姿を見る。
・ムクドリ: 飛ぶ姿を見る・・・あっという間に上空を横切る、ベテランの指摘が必要。
・カルガモ(再): 小川に一羽ずつ、別々の場所にいる。
別ルートを歩いた一団は、アオゲラを見事にカメラに収めたようだ。

今回は、「サクラ」について、会長から次のような解説があった。
日本の野生のサクラは、11種ある。
・駿河台匂(スルガダイニオイ): 香りが心地よい。→ (参考: ジョウニオイ
・関山(カンザン): 食用にもなる桜(cf. 桜餅の葉はソメイヨシノが多いようだが)
・普賢象(フゲンゾウ): 普賢菩薩の乗る白象に似て花弁が白い。
(参考)旗弁(きべん): 雄しべが花弁化する ⇒ ヤエザクラのような重弁化につながる。

2025年5月24日土曜日

野鳥観察(82)

薄曇りの早朝、外気は 17℃近くで小寒い。月2回の野鳥観察(探鳥会)へ出かける。長袖の上着にしたが肌寒い・・・もう少し厚めにすればよかったと思うほど。

公園の通称「はらっぱ」には雑草が生い茂り、はらっぱの内側にある集合場所の「トウカエデ」の樹まで、雑草を踏み分けてたどり着く(草/藪漕ぎほどじゃないが)。
不思議なことに、トウカエデの樹下に雑草が生えていない。推測(空想)だが、トウカエデの根から除草の成分が出ているのではないだろうか・・・関係ないかも知れないが、木どうしのコミュニケーションに根を介した化学信号があると聞いたことがある。何らかの物質が出ていてもおかしくない・・・と思うのだが。

フィールドに入って早々、常緑樹の林の地面に枯葉が厚く積もっていた。なぜこの時期にと不思議に思い、会長にうかがったところ次の回答をいただいた(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・常緑樹といっても、新芽が出るたび古い葉が落葉する。
    ー クスノキ、スダジイ(常緑高木): 新芽から数えて全て落葉
    ー ホルトノキ(常緑高木): 新芽が出ると古い葉から順次紅葉して落葉
    ー ユズリハ(常緑高木): 新芽から数えて2代前が落葉
    ー ツバキ(常緑高木): 新芽が出ても、古い葉は3~5年続く(落葉しない)
・常緑樹の落葉は、葉に寿命があり、老廃物を捨てるため。

今回も観察結果は、前回同様、樹木しか記述できない。
もちろん、幹事さんから報告される「早朝探鳥会の記録」には野鳥の種類と数が記載されているのだが・・・何と、参加者数と同じ数の野鳥の種類が観察できたとのこと。
・ムクドリ: 群れをなして飛んでいた。(別の場所、1羽だけ地面のエサを探していた)
・ツバメ: 写真に撮れないほど早く、川原で群れになって交差しつつ頭上を飛んでいた。
・シジュウカラ: 木立ちの中を縫うように群れをなして素早く飛びまわるのが見えた。
・コゲラの巣: 枯れた幹に、コゲラが営巣した後、それをシジュウカラが利用したという。
・水鳥の姿が見えない。

ポプラの綿毛: 柳絮(りゅうじょ)
観察路上の脇に沿って、真っ白な真綿状のフワフワしたものが落ちていた。ベテランの方から、綿毛に包まれた「ポプラ」の種子(「柳絮(りゅうじょ)」:「ヤナギ」の例が有名)といわれた。Wikipediaに次のように記している。
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(ポプラ)細く直立して枝を上に伸ばした樹形が特徴的である。葉は広三角形。雌雄異株で、春に花を咲かせる。花が終わるとすぐに綿毛付きの種子を大量に付ける。この種子が風に飛ばされて空を舞い、並木など多数のポプラのある所では、地面が真っ白になることもある。このため、英語でコットンウッドともいう。
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■ 精選版 日本国語大辞典(kotobank.jp)
「りゅう-じょ【柳絮】」
〘 名詞 〙 柳の花が咲いた後、白い綿毛のある種子が散るさま。また、その種子。やなぎのわた。降る雪の形容にも用いられる。→ 柳絮の才(さい)。《 季語・春 》
・[初出の実例]「林中若二柳絮一、梁上似二歌塵一」(出典:懐風藻(751)詠雪〈文武天皇〉)
・[その他の文献]〔梁元帝‐登江州百花亭懐荊楚詩〕
    ー https://kotobank.jp/word/%E6%9F%B3%E7%B5%AE-658756

■ 漢字ペディア(kanjipedia.jp)
「絮」
・音: ジョ・ショ
・訓: わた・わたいれ・くど(い)
    ー https://www.kanjipedia.jp/search?k=%E7%B5%AE&kt=1&sk=leftHand

ホルトノキ
観察路の道脇に「ホルトノキ」の赤い葉が落ていた。木の下から見上げると、赤い部分が目につく・・・上記の通り、まだまだ落葉するのだろう。Wikipediaに、次のような逸話が紹介されている。
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和名ホルトノキの由来は、元来はオリーブの木を意味する『ポルトガルの木』が転訛したもので、江戸時代の学者平賀源内*が本種をオリーブと誤認して、ホルトノキとよばれるようになったものである。「ホルト」とは、ポルトガルのことを意味し、平賀源内による命名とされている。
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(本部ブログ関連:”平賀源内”)


 クワ(桑)の実
観察順路の途中3か所に「クワ」の木が赤い実をみのらせていた。黒く熟した実は、甘いというので試したところ、黒い面の裏側が未だ赤くてちょっと酸っぱかった(指先が赤くなった)。他の人は甘いといっていた。別の場所で、実を摘んでいる人がいたので聞いたところ、「ジャムにできるが、そのまま食べる」ようだ。

2025年2月1日土曜日

野鳥観察(78)

野鳥観察(探鳥会)の朝、明るさは次第に増してきているものの(明後日は二十四節気の「立春」というに)寒さは厳しい。家を出てすぐ気づいた・・・手袋をしっかりはめていても、指先がじんじんするのだ。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

公園内を横断して集合場所に近づく路に、鳥の影をあまり見かけないので少し心配したけれど、結果は以下の写真のようにちょっとだけ満足のいくものだった・・・カメラに小鳥たちを捉えることが何とかできたのだ。

前回の観察会(1/25)を本ブログに記したとき、公式に100回目としたが「200回目」が正しいと、集合場所で知らされた。(急いでブログを訂正した)

会長から次のような話をうかがった。
・木の根: まっすぐ地中に深く伸びる根を「直根」という。(横に伸びるものを「側根」という)
・寒椿: 「サザンカ」の仲間に、高く成長するものと低く広がるものがある。(寒椿は低め)
・目撃: あるとき小川に「ダイサギ」がいるのを見て女子高生が「鳥がいる!」と叫んだ。

今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・アオゲラの巣穴: ベテランの方が撮影したカメラ映像で確認できた(本当に目が不確か)
・メジロ: 花盛りのツバキに、多数が群れて素早く飛廻った
・エナガ: 2羽が一本の木の中でダンスをするように飛び舞った
・ツグミ: 1羽が木の頂き近くにいるのを見てカメラを向けたが見失う
・ヒヨドリ: 1羽が木の頂き近くにいるのを見てカメラを向けたが、ピンボケ
・キセキレイ: 小川の水門近くに1羽が小走りしていた、何となく黄色に見えた
オオタカ: キジバト1羽に狙い定めて執拗に追い続けるのを見た。衝撃の場面だった
・カワラヒワ: 黄色の筋をカメラの映像で確認した-(下記写真)
・シジュウカラ: 背が黒青色なのをカメラの映像で確認した-(下記写真)
・モズ: カメラの映像で確認した-(下記写真) 
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・カルガモ: きょうは意外に少ない(下記写真)
・アオサギ: いつものように1羽孤高を保つ(下記写真)
・トモエガモ: カルガモの群れに1羽の雌が混じる(下記写真)
・コサギ: 1羽が川筋を飛ぶのを見る
・クイナ: そこに居たという過去形の言葉だけが残る(前回、集合前に見たのはクイナか)

カワラヒワ(写真左)、シジュウカラ(写真中央)、モズ(写真右)
・アトリ科の中で小柄な「カワラヒワ」は小鳥の可愛らしさが感じられる。翼の黄色帯がわたしには唯一の目印。
・写真で見ると「シジュウカラ」であることを確信できるが、これも、せわしく飛ぶ姿から見極めるに眼力が足りない。
・樹上からあたかも遠望するがごとき、「モズ」の雄姿は凛として清々しい。



アオサギ(写真左・写真中央左)、カルガモ・トモエガモ(写真中央右)、トモエガモ(写真右)
水鳥は、小鳥の空を切るような動きが少ない分、余裕を持って観察できる。
・岸辺にとどまった「アオサギ」が、写真左⇒写真中央左の順に、飛び立つ一瞬をとらえることができた。
・「カルガモ」と一緒に「トモエガモ」(雌)が混じっていた。このところ、ここに居場所を求めたのかずっと見かける。
・トモエガモの特徴な、頬に白斑が見られる。

2025年3月1日土曜日

野鳥観察(79)

早朝、野鳥観察(探鳥会:月2回開催)へ出かける。すでに太陽が昇った(6:12)18分後のこと、外はすでに明るい。おかげで、実際の気温(約4.5℃)より温かみを感じてしまう。前回(2/22)の探鳥会を欠席したので、今回はしっかり起床して出席した。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

集合場所手前の橋を渡るとき、すでに集まった参加者から川岸に「クイナ」がいると教えられ、橋から観察した。前々回(1/25)も同様に、集合直前に橋の上から目撃している。

晴天が長く続いたせいで、公園を流れる小川が水が涸れ*したようだ。あちこちで水底が顔を出している。少しでも水だまりがあると、そこに水鳥が集まる。移動のために飛ぶ姿をみると残念な思いがする。
(*)水路を改修したとき、砂礫層の上を走らせたようで、水が地下に滲み込みやすくなっていると聞いたことがある。

今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・モズ: ベテランの方に指差されて、隣接の自動車教習所との境にある木の上に姿を見た
・キジバト: 樹上をサッと横切る
・ヒヨドリ: 鳴き声をあげながら、樹上をサッと飛び抜ける
・ツグミ: 枯れ葉が敷き詰められた地面をつつきながら餌を探していた
・ヤマガラ: 樹上にとまっているのを撮った(下記写真)
・ムクドリ: 多数群れていて、地面と上空を行ったり来たりして落ち着かない
・カワセミ: 小川の岸辺の枯れ木の枝にとまって、羽を休めていた(下記写真)
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・クイナ: 集合場所に着く直前、小川の岸辺でエサを探す様子を撮った(下記写真)
・カルガモ: 少ない水場に浮かんでいるのを撮った(今回掲載せず)
・コサギ: 1羽いて、後から来た1羽と合流せず、互いに分かれて飛び去った(下記写真)
・ダイサギ: 1羽、ゆったりと水溜りを横断していた(下記写真)
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・ツバキ: テレビの解説であったように、花が下向きに咲いていた(鳥媒:頭を潜らせる)


ツグミ(写真左)、ヒヨドリ(写真中央)、ヤマガラ(写真右)
・隣接の自動車教習所との境にある枯葉の絨毯の上を「ツグミ」が1羽餌を探していた。
・みなが指さした樹上に、ゆったり腰を下ろしている「ヒヨドリ」がおもしろい。
・逆光のせいで、黒色の頭頂やレンガ色の腹部が影になったが、よく見れば「ヤマガラ」と分かる。



クイナ(写真左)、コサギ(写真中央左)、ダイサギ(写真中央右)、カワセミ(写真右)
・集合場所の手前の橋から、つまり朝7時ころ、小川に「クイナ」の姿を何度も見かける。
・小型で黒い嘴から「コサギ」とすぐわかる。珍しく2羽同時に見られたが、競争相手か?
・「ダイサギ」は、さすがに大きい。嘴の口角が目より奥に続く。
・久し振りのヒット。「カワセミ」の写真をこんなにもうまく鮮明に撮れたのは初めて。


(追記)
幹事さんから、本日の結果がメールで知らされた。その中で、「ムクドリ」、「カワラヒワ」のカウントがトップである。上記にムクドリについて記したが、カワラヒワは目視したが大群の群れに目が定まらず曖昧なまま終わったので記していない。

2021年9月20日月曜日

今年最後の3連休

今年(2021年)最後の3連休が終わった。旅行情報を提供するサイト「Trip-prep(トリプレ)」に掲載の「2021年カレンダーで3連休以上をまとめてみました」*を参照したところ、きょうは最後の3連休の最終日になる。今年は、3連休以上が6回あったとのこと。
(*)トリプレ: https://www.trip-prep.com/consecutive-holidays-2021/

敬老の日」といっても、歳を重ねた者にとっては、背に齢の重さをずっしりと感じるばかり。子どもたちの「こどもの日」のような浮き立つ気分になれるはずもない。それでも、休日の賑やかさに誘われて、昼過ぎの公園を巡ってみた。

(本ブログ関連:”敬老の日”)

いつもの探鳥会の観察路にしたがい歩いてみたが、最高気温28.4℃の暑さに負けてハーフコースに切り替えた。園内に植木畑の区画があって、代表的な樹木を間近に見ることができる。そのなかに「ヤブツバキ(ヤマツバキ、ツバキ)」がある。球形の実が熟して褐色になったものもあれば、同じ木から紅色を帯びたものまである。


以前、テレビの番組で、ツバキ油を海の向こうに送ったとの話が紹介された・・・と記憶していて、ネットであらためて確認したところようやく、長崎県にある椿油製造会社の五島椿本舗**のサイトで次のような紹介を見つけた。
(**)https://www.gotohtsubakihonpo.net/category/history/
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日本原産の貴重な椿油は1000年以上も前に、海を渡っているんです。
・7~9世紀に、日本の朝廷が唐(今の中国)に派遣していた遣唐使で、唐皇帝に椿油を献上したと伝えられています。
・797年に編さんされた「続日本記」には、光仁天皇宝亀8年(777年)に渤海国の使者に海石榴***油を贈ると書かれています。
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(***)海石榴
ツバキを、その実がザクロ(石榴)に似ているので、「海石榴」と名付けられたのだろうか。ネットには、異国の現行の発音をもって、古くからの名称に結び付ける怪しげな説を披露するサイトもあるが、Wikipediaは次のような紹介をしている。
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「椿」の字の音読みは「チン」で、椿山荘などの固有名詞に使われたりする。なお「椿」の原義はツバキとは無関係のセンダン科の植物チャンチン(香椿)であり、「つばき」は国訓、もしくは、偶然字形が一致した国字である。
歴史的な背景として、
・日本では733年『出雲風土記』にすでに椿が用いられている。その他、多くの日本の古文献に出てくる。
・中国では隋の王朝の第2代皇帝煬帝の詩の中で椿が「海榴」もしくは「海石榴」として出てくる。海という言葉からもわかるように、海を越えてきたもの、日本からきたものを意味していると考えられる。
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ところで、家族連れでにぎわう公園の小川で子どもたちが水遊びに興じていた。さぞやカルガモもあわてたことだろう。岸辺の葦の茂みに隠れるように2羽が、雨上がりで豊かな流れに浮かんでいた。


2023年3月8日水曜日

涸れた小川と観察園の花

きょうの都心の最高気温は、今年最高の 21.3℃(13:20)で暖かい一日だった。陽気に誘われて昼食後、公園に併設の「自然観察園」へ出かけた。(冬の気分がまだ残っていて)外出着を少し緩めにしたけれど、結局は汗がにじんできた。日なたと日陰の間には、近ごろ寒暖の差が無くなってきている。

天候がよいのはありがたいけれど、公園を流れる小川が水涸れして、川底を見せているのが心配だ。公園内を人工的に整備して走らせたため(水は底にしみ込んでしまい)、崖線からの湧水もむなしく石底が露わになっている。

(本ブログ関連:”小川の人工的整備” )


観察園は週の半ばでもあり、人影が乏しく閑散としていた。入口の掲示板の地図に添えられた植物写真を参考に園内(主に東側)を巡ってみた。

アズマイチゲ(写真左)
観察路を進むと、入口で配布の「3月の花だより」に未掲載だが、小さな白い花が群生している場所があった。掲示板に戻って見ると「アズマイチゲ」の写真が貼られていた。花びらは花弁ではなく、実は <萼片(がくへん)>であり、野草名の由来は <東(あずま)の一花(いちげ=一輪草)>とのこと。

ニリンソウ(写真右)
所定の場所に到着したが、「ニリンソウ」の姿が極端に少ない。ニリンソウは、二本の花柄の先に花を咲かせるので二輪草といえるのだが、花が1個や3個の場合もあるそう・・・なので写真の花もニリンソウといえる。

(本ブログ関連:”ニリンソウ”)



ヤブツバキ(写真左)
ツバキの樹と花を何度も見てきたが、正式な種名として「ヤブツバキ」を知る。樹下に花一輪ごと塊りになって落ちている。絵画にして美しく描くことはできるだろうけれど、写真に撮るには難しい。資生堂のロゴ(シンボル)マーク*は花椿で、それにつながる落ち着いたイメージがあるようだ。
(*)資生堂のシンボルマーク「花椿」:資生堂サイトより
1915年に初代社長福原信三の描いたスケッチを元に意匠部のスタッフがデザインを手がけ誕生しました。
    ー https://corp.shiseido.com/jp/company/company-name/

スイセン(写真右)
スイセン」は、園の西はずれにある群生場所に数株残すのみになっている。それでも咲いている姿は凛としている。花の中心にある(口ばし、ラッパなど呼ばれる)黄色の副花冠と白い花弁との白黄色の対比は、ヤブツバキの場合と同様に爽やかだ・・・場所近く続けて見たのでそう思ったのかもしれないが。


帰宅してしばらくすると冬の習い性で、ついストーブをつけてしまう。部屋に熱気がこもってしまい消すが、またつけるの繰り返しだ。