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2024年4月6日土曜日

野鳥観察(65)

早朝、野鳥観察(探鳥会)へ出かける。きょうから開始時刻が、今までと比べて30分早くなった。すなわち、4月~9月は6時30分、10月~3月は7時の集合となる。思いのほかの薄曇りでかつ小寒い。仕舞った防寒着をわざわざ取り出してのことだった。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

公園に近づくと並木道がすっかり変わっている。まさに桜花の満開を驚くとともに、それにいたる景色の経過を楽しむべきだったのにとくやまれる。国分寺崖線下の低地にある公園に咲き誇る桜は、先週(土・日曜日)から開花が加速したようだ(連日同園で野鳥観察を続けている会員の方からうかがう)。ちなみに、わたしは先週の金曜日に自然観察園へ来ただけで、足を運んでいなかった。絶景に巡りあう機会を逃したようだ・・・でも、きょうは観桜を含めて自然観察を経験できた。(満開は、寒さの具合でしばらく続きそう)


今回も会長から野草と樹木について、次のようなお話をいただいた。
 ハナモモ(源平花桃)の花
・集合場所に「ハナモモ」の樹が一本あり、白とピンクの花弁が一緒に咲いている。赤白色の花弁は遺伝子変異によるもので、この2色は源氏・平氏の旗の色にたとえられている。
・同木に、赤色の花だけが密集している枝があるが、接ぎ木によるものではないかとの見解をいただいた。

(本ブログ関連:”ハナモモ”)

 ・園内に立つ常緑小高木の「ベニハナトキワマンサク」は「トキワマンサク」の変種であり常緑樹である。同じ科ながら属が異なる「マンサク」は落葉樹とのこと。トキワが名の通り「常葉」を意味することを知った。

(本ブログ関連:”マンサク”)

・「ショカツサイ」と「ハナダイコン」は、同じアブラナ科で一見似た花のため互いに別名呼ばわりされたりするが、そもそも属は異なる。ショカツサイは「オオアラセイトウ」の別名で一年草、ハナダイコンは本来は多年草だが日本では耐暑性がないため一年草扱い(Wikipedia)とのこと。

(本ブログ関連:”ショカツサイ”)

今回も会長やベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラ写真で確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ヒヨドリ: 普段気にもとめられぬこの鳥も、桜の花枝にいると絵になる
・シジュウカラ: 林間に鳴き声がこだました。その後3羽が樹間を飛ぶのを見た
・カワラヒワ: 百羽を観察されたが、遅れて歩く私の目に留まらず。一瞬数羽飛ぶのを見た
・カワセミ: いつものように枯れ葦の茎にとまる1羽を、<枝垂れ桜> 花を通して見た
・ツグミ: 樹間に1羽、背を向けてとまっていた
・ハイタカ: 最終地点に集合したとき、原っぱの上空を横切った(鳥の名を教えられて)
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・カルガモ: 小川に浮かぶ単独のものを2か所で見かけた
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・ハナモモ: 集合場所に紅と白の花を咲かす(上記に詳細記述)
・ベニハナトキワマンサク: 目の覚めるような紅色の花が満開(上記に詳細記述)
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・スズランスイセン: スズランに似た白色の花が咲き、花弁の先に緑色の斑点がある
・ショカツサイ: 青紫の花を咲かせ、公園外延部になぜか群生している(上記に詳細記述)
・タチツボスミレ: ここでも見られるとは
・マルバスミレ:ここでも見られるとは、丸い葉が特徴


カワセミ(写真左、写真中央)とツグミ(写真右)
・いつもながら観察会の終りごろ、小川をまたぐ枯れ葦の茎に「カワセミ」が1羽とまっている。きょうは「枝垂れ桜」の満開のすだれ越しに見ることができた。
・指差されて樹上で「ツグミ」が背中を見せてとまっているのに気づいた。カメラにおさめて知ることができたけれど、ベテランの方は遠目に判別できるのだ!


ハナモモ(写真左)とベニハナトキワマンサク(写真右)
・集合場所に「ハナモモ」の樹が立っている。わが家の近くの畑地にも若い樹があって気になっている。紅白の花について、上記の解説をいただいている。
・漠然と「マンサク」の花と思ったが、「ベニハナトキワマンサク」の<ときわ>意味とかマンサクとの違いについて、上記の解説をいただいている。


スズランスイセン(写真左)とタチツボスミレ(写真中央)とマルバスミレ(写真右)
・「スズラン」に似た花と見ていたら、「スズランズイセン」と教えられた。花弁の先に緑の斑点があると教えられて、はじめて気づいた・・・見落とすところだった。
・先日(4/4)の高尾山の観察会に行けなかったけれど、平地のここで「タチツボスミレ」に会うことができたのは幸いだ。「ツボスミレ」とは花の色も形も違う。
・スミレにまたしても出会う。「マルバスミレ」と指摘されて名の通り葉の丸さに気づく。


(付記)
帰宅道、例年の秘中の桜並木に立ち寄った。こちらは高木で満開だった。

2024年2月27日火曜日

寒風の公園

昼間、ネット通販の支払いをコンビニで済ませ、ファミレスに寄って熱々の「味噌うどん」を食った*。体が芯から暖まって、なぜか強気になり、寒風吹きすさぶ公園へ(健康のために)出かける気になった。熱いものを食べなかったら、そのまま帰宅したかもしれない。
(*)コンビニ、ファミレスの駐輪場で、強風に煽られて自転車が多数倒れていた。

公園散歩は、午後1時の時間帯のこと。その間の平均風速は 5.2m/sで、午後一番の強風だった。公園内にある苗圃(びょうほ)の木立を通り抜けるとき、向きによって北北西の風を真正面に受けることがあり、歩みが止まってしまうほどだった。予想外の強風だった**。
(**) 2/27の「最大瞬間風速」は 14.4m/s、北西の風、時刻 10:42 だった。

公園を横切る小川の水はすっかり減っていた。乾いた原っぱに「カラス」や「ムクドリ」がうろうろしていたし、樹間を「ヒヨドリ」がかすめて飛ぶくらい。強風による葉擦れのせいで、鳥たちの鳴き声はかき消された。

そんななか、樹木に咲く花を見るくらいしかない。苗圃の或る区画に、枝が垂直上向きに伸びた「サクラ」の木が薄紅色の花を咲かせていた・・・いかにも園芸種らしい。もう少し素朴な花を探した。(苗圃は、主に街路や公園向けの樹木を育成している)

ウメ(写真左)、マンサク(写真中央)、サンシュユ(写真右)
・この時期、「ウメ」の花と早咲きの「サクラ」の花がかぶさる。つい、ウメは終わりかと思えど、まだまだしっかりにぎやかに咲いている。
観察センターで配布の「観察マップ」に、この時期(3月ころという)に葉より先に、黄色の花を咲かす「マンサク」と「サンシュユ」について次のような紹介がある。
・マンサクは、黄色の細長い花びらと、その後ろに赤いガクを見せる。名前の由来は「まんず咲く」からという。
・サンシュユは、枝一面に黄色の花をつけるので「春黄金花(はるこがねばな)」の別名があるそうだ。


(付記)
郵便局で、地震災害地へわずかばかり支援を届けた。

2021年2月27日土曜日

野鳥観察(11)

野鳥観察(探鳥)のため外出するぎりぎり30分前に起床してあわてる。いつもは1時間くらい前に起きていたのに。今朝の冷え込みに合わせて防寒着を取り替えたりして手間取る。外に出て手袋を忘れたのに気づく。結局、エイッと踏んばれば済むくらいの寒さだったが。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

集合場所に近づいたとき、道ばたの畑地で野鳥が群がりエサをついばんでいるのが見えた。マスクから漏れる鼻息で曇るメガネ越しに、それらを「イカル」と思った・・・。初心者に必要な慎重さを忘れて、早めに来られたベテランの方にイカルの件を伝えたところ、一緒に畑地まで戻って探したが見つからない。鳥の姿について問われたが、しどろもどろな回答しかできなかった・・・。

そこで思うに、ベテランのすごさは一瞬で鳥を見極めることだ。鳥を見た瞬間、確認すべきポイントをすべて整理・準備されておられる。これは初心者(瞬発力の乏しい歳をとっての参加者)には難儀である・・・当たり前だが。そんなわけで、少しずつ発見・知見するを楽しむことにしよう。

今回の野鳥観察(探鳥)結果を、ベテランの方々に教わりながら、主に直視や双眼鏡で観察できた鳥について感想(気分)を記す。
・ツグミ: さっそく集合場所の原っぱにお出ましだ!
・イカル: こちらはベテランにいわれて納得する
・ムクドリ: 大きさの基準となる鳥だが妙に大きく感じる、カラスに負けず自信たっぷり
・シジュウカラ: 以前観察園前の路上にいたものと比べて落ち着きなく速く飛び回る
・ハクセキレイ: 双眼鏡の中を、これでもかと速く飛び回る
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・カルガモ: 小川の水が涸れて痛々しい(2羽、夫婦だろうか)
・クイナ: 赤いくちばしを確認する

観察順路には梅の木立があり、ヒヨドリやメジロがたわむれていた。動きが速くて目にとどめるのに苦心する。ベテランの方から、彼らは蜜をすい、くちばしに花粉を付けることで蝶々のような役割(送粉)をしていると教えていただいた。他にソシンロウバイ、マンサクの黄色い花が残っていた。

観察順路途中の小川が水涸れして厳しい状況にある。コンクリート底が露出するほどだ。ベテランの方から背景について次のようにうかがった。
まず、小川の源であるこの地域の崖線から湧く「湧水が減った」こと。
・気候が変化して最近雨量が少なくなってきた。
・崖線上部の台地にある原地(グラウンド施設を含めて)に建築物が作られ地固めされて、雨水が浸透しにくくなった。
次に、「(観察順路の途中にある)小川の造成」に遠因があること。
・水路は、隣接の貯水池造成工事と合わせて人工的に直進するよう堀込まれたもの。(排土で小山が作られる)
・結果、礫(レキ)層上に造られたりしたため、荒木田土(水持ちの良い粘土質)で川底を造成するも厚さが不均一となる。
  - 水量が乏しいと、川底の礫(レキ)層に水がすぐに浸透して涸れる
  - 川底造成時にビニールシートなどひく工夫があればよかった