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2023年4月16日日曜日

自然観察(17)

自然観察会は、午前中いっぱいを使って定例の公園、同付属「自然観察園」を巡る。今朝の集合時刻には、小さな白い雲が青い空を走っていた。昼ごろに、天気がくずれるかもしれないという話が出たが杞憂に終わった。快晴の下の観察会だった。
- 前回(3/19)の観察会を寝坊で欠席したため、今回頑張って出席した。

(本ブログ関連:”自然観察”)

先おとつい(4/13)の高尾山「スミレ」観察会で足腰をくたびれ果てた私は、幸いにもきょうまでに回復して自然観察の順路を踏破?することができた・・・健康な参加者には当たり前のことだろうけど。
もうひとつ幸いなことがあった。観察開始前の説明会のとき、旧「東京都高尾自然科学博物館」発行の冊子「自然観察シリーズ1 スミレの観察」をいただいた・・・これを機に高尾山をフィールドにできたらと想ったりする。

今回もベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視・カメラで確認したものを整理して次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。最近、カメラを双眼鏡替わりに使用している。

植物
自然観察園では、オドリコソウ、ヒイラギソウの花が広く群生して目立った。
・セリバヒエンソウ: 紫色、外来種で繁殖力が強い(ヒエン=飛燕:戦闘機があった)
・タンポポ: 黄色、日本と西洋のタンポポの交雑化=形態が連続して変化して区別しにくい
※カントウタンポポの高さ: 環境、管理、時期で低い→高い(綿毛を飛ばすとき最も高い)
・オオアマナ: 白色、群生する姿が美しい、ただし繁殖力が強い(侵略性はないようだ)
・ムラサキサギゴケ: 紫色、日影、木洩れ日に咲く美しい花
※ハルジオンとヒメジョオンの区別: ハルジオンの茎(切り口は筒状、葉が茎を抱くよう)
・オドリコソウ: 淡紅色、横から見るとよい=傘をかぶった踊り子の姿が見える
・ラショウモンカズラ: 紫色、高尾山でも見た
・ヒイラギソウ: 青紫色、葉がヒイラギの葉の形に似る
・ムサシアブミ: 葉が花に進化したを想わせる妖とした姿
・キンラン: 黄色、ラン科の花
・イチリンソウ: 白色、木洩れ日に淡く照らされていた
・タツナミソウ: 紫色、シソ科の花
------------------------
・コナラ: 4月開花のとき、雄花・雌花が混在する両性花がある
・モチノキ: オスの木、メスの木が別
・オオシマザクラ: 現在、実が赤いサクランボになる前の状態
・ムクロジ: 実の中に羽根つきの玉になる種が見える(実には泡立効果のサポニンがある)

鳥類
野鳥の鳴き声に「さえずり」、「地鳴き」、「谷渡り」があり、言語化した「シジュウカラ」の鳴き声についても解説いただいた。ウグイスの場合、さえずり(ホーホケキョ)、地鳴き(ジッジッ・・・)、谷渡り(ピピピ・・・ピポ~)がある。
・イカル: 観察会の集合場所で鳴き声(自分なり文字表現するのがよいと指導いただく)
・アオゲラ: 遠く隣接緑地にある樹上の1羽を見た(好機にもカメラが震えて撮れず)
・カルガモ: 2羽を自然観察園の「かがみ池」と「ひょうたん池」で見る(同じつがい?)

昆虫
・スジグロシロチョウ: 大分くたびれた姿、羽に黒い筋(モンシロチョウとの違いを解説いただく)
・トウキョウヒメハンミョウ: 幼虫が出入りする「穴」だけ観察(解説いただく)

2023年3月21日火曜日

北本自然観察公園

月一回(第3日曜日)、決まったフィールドで野鳥・植物・昆虫などを観察する「自然観察会」へできるだけ参加している。自然観察会では、別途、関東近辺にある代表的なフィールドを選定して観察会(同じく月一回)を設けている・・・年齢に関係なく元気な方々が積極的に参加されている。私の場合、体力と距離と相談して、連れて行ってもらうといった具合。

そんなわけで、天候に恵まれた「春分の日」のきょう、埼玉県の「北本自然観察公園」*へ出かけた。新宿からJR湘南新宿ラインに乗って北本駅を降り、バスで現地に着く。名前の通り、自然観察に適した公園で、環境、設備が整っている。私の歩き方では、限界を超える規模だ。
(*)北本自然観察公園: https://www.saitama-shizen.info/koen/
 
二十名近くの方々が参加して、午前から午後にかけて園内を観察した。今回もベテランの方から解説いただき、自分なりに目視・カメラで確認したものを整理して次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
- 双眼鏡に替えて高倍率カメラを使い始めたが(2/25)、いまだに使いこなせない。

野鳥
・ウグイス: 盛んに鳴き声(谷渡り > さえずり)を耳にするが姿は見られず
・オオタカ: 目の前で、小鳥の群の1羽を狙い定めて襲うのを見る(小鳥は危機を免れた)
・キジ: 遠くの平地で1羽のオスが2羽のメスを追い求める様子が見えた
・ジョウビタキ: 地鳴きの「ピッ、ピッ、・・・」を耳にするが姿は見られず(人気の鳥だ)
・ガビチョウ: 目の前を一瞬横切った。鳴き声に癖があって、外来種のためか人気がない
・シジュウカラ: 小さな姿が飛んで来て、枯れ枝にとまったと思った瞬間すぐに飛び去った
・アオジ: 目の前を横切った・・・見たとはいえないほどの一瞬
------------------------
・タシギ: カメラを通して見るが、カメラに画像が残っていなかった
・ダイサギ: 沼地奥に1羽を見る(写真で嘴《口角》を確認できた)
・コガモ: 池の遠くに群れる、カメラを通してじっくりオスの姿(頭部)を見た

植物
・タンポポ: カントウタンポポ? 花のサイズが大きい、黄色だけでなく白色もあった
・セイヨウアブラナ: 黄色の花がまぶしい、茎を巻くようにして葉が伸びている
・ツルニチニチソウ: 紫色の花が咲いていた、つる状の形態までは気づかなかったが
・ぺんぺん草:「ナズナ」の別名で、果実の形が三味線のバチに似て三味線草ともいうそう
・ツバキ: 椿の樹を飾るように薄紅色の花を多数咲かせていた
    ー 会長から、漱石の俳句「落ちざまに 虻(あぶ)を伏せたる 椿かな」が紹介された
・ホウノキ: 落ち葉の裏表クイズがあった(葉の裏が上になるように落ちるようだ)
・エドヒガンザクラ: 市の天然記念物で高さ20m、花の開く光景は見事だったようだ
    - 今は、根元から折れて倒伏(2019年10月)した姿になっている

生きもの
・アオガエル: 枯草の原に次々見つけた(ガイドに「シュレーケルアオガエル」とある)
・カエルの卵塊: 湿原にかかる八つ橋のそば、浅い水底にいくつも見つけた


<写真>
ダイサギ(左)とコガモ・カルガモの群れ(右)


キジの求愛(左側2羽のメスに対する右側のオス、嫌われているようとの声があったが)


ツルニチニチソウ(左)とツバキ(中央)とぺんぺん草(右)




(付記)デーノタメ遺跡
同じ北本市(北本自然観察公園近く)に、縄文時代中期~後期の「デーノタメ遺跡」(集落跡)がある。
デーノタメ遺跡総括報告書」(北本市文化財保護課文化財保護担当、2022年7月6日)
https://www.city.kitamoto.lg.jp/soshiki/kyoiku/bunkazai/gyomu/1478482179727.html
----------------------------
4度にわたる発掘調査、および内容確認調査によって遺跡の全容が徐々に明らかになり、関東最大級の環状集落を持つ遺跡であること、集落と水辺がセットで残された全国的にもまれな遺跡であること、低地部から多量の有機質の遺物が出土しており、縄文人の植物利用の実態が解明できる遺跡であることなどがわかってきました。
----------------------------

Youtube(分かりやすく解説されている)
「【ゆっくり解説 】100年に1度の大発見!!関東最大級の環状集落デーノタメ遺跡の謎!!」
https://www.youtube.com/watch?v=2SSy3Kxtnhw

2022年3月20日日曜日

自然観察(9)、東京の桜開花

第3日曜日のきょう、月例の自然(おもに植物=野草・樹木)を観察する会に参加した。膝痛も限りなく快方してきたので、この機会に歩数を確保しようと・・・結局 3,500歩ほど歩いたが太ももの筋肉がへとへとになった・・・成功と思う。

(本ブログ関連:”自然観察会”)

観察場所の公園にある「桜」の幹に、花が咲いているのが見られた。本日、東京管区気象台から <靖国神社にある桜の標本木(ソメイヨシノ)の開花>が発表されたと、日本気象協会は次のように報じた。

■ 日本気象協会(2022年03月20日14:02)
「東京で桜が開花 平年より4日早く 昨年より6日遅い 16年連続で関東(地方で)一番乗り」
   https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2022/03/20/16581.html#sub-title-a

午前中実施の観察会は、始め少し寒かったが、次第に陽がさしてきたものの、気温14℃くらいで、もう少し厚着しておけばよかった。きょうの最高気温も15.0℃(13:35)に終わった。

ところで、今回の観察会では、春らしく多数の植物を紹介・解説いただいた。以下の記述は、観察会指導者の方の解説を聴き耳たてたもので、聴き間違いがあるかもしれない点をご容赦。

ジンチョウゲ(沈丁花):樹
・「ミツマタ」の仲間で共に香る。樹皮が丈夫だが、ミツマタのように紙作りに適さない。
・根が弱く移植がむつかしい。基本的に、人為的な挿し木で増やされたもの。
・「花弁」に見える花は、「(がく)」でできている。


アカシデ(房):樹
・雄花の茶色の房が垂れさがっている。(シデ:しめ縄の紙垂(しで)に由来とのこと)


ペンペングサ(ナズナ
・「春の七草」(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)の「ナズナ」に当たる。当然、茹でて食べられるとのこと(チャレンジャブルな会員の方が、花の部分を生のまま試食した)。
・「ぺんぺん草も生えない」といった言葉の方が耳に馴染んでいるが・・・。


カントウタンポポ(Wikipediaも参照)
・花のつけ根にある、緑色の総苞の外片が反り返らずに垂れ下がらない。
・自家受粉できない(自家不和合性)・・・昆虫による花粉の媒介が必要。
・外来の「西洋タンポポ」に負けて絶滅の危機がある・・・大切にしたい。
  - 西洋タンポポは、自家受粉でき、年中発芽できる。


ダイサギ
・観察途中、小川に「ダイサギ」が舞い降りたとのこと、慌てて撮りに行ったがピンボケ。
・(付記: 野鳥望遠鏡を通して「オオタカ」の若鳥をみた。「ウグイス」の声を聞いた)


ソメイヨシノの開花:樹
・多分、ソメイヨシノのはず。
・上記の、都心での「開花宣言」が出るだろうと、みなで語り合った。


フキ
・以前(3/3)観察したフキノトウの丈が伸びて雑草風に成長。
・根元の葉がやがて大きくなり、その葉柄を採集して茹でれば食用になる。子どものころ経験した食感は忘れられない。


・薄紫色の花が愛らしい。群生していたので、次に2つの画像を載せる。
・小さなスミレというわけでもなく、やがて葉が大きくなるそうだ。




(付記)
観察会で、次のような解説をいただいた。
・「花弁」は学術用語だが、「花びら」は学術用語でない。

<花の進化> 
・海 ⇒ 陸上(コケ → シダ: 花がない「隠花植物」)⇒(花ができる「顕花植物」)
・花(および萼)は、葉から進化した。

<花冠(複数の花弁)の開き方>
・閉鎖花:花冠が開かずに終わる。「ホトケノザ」の花の一部が閉鎖花(自家受粉)。
・開放花: 多くの花は花冠が開く。

<「コブシ」と「ハクモクレン」の花弁> 共にモクレン科
・枚数: コブシ(6枚)、ハクモクレン(9枚)
・形: コブシ(広げるように平たく咲く)、ハクモクレン(上向きに包むように咲く)

・「単葉」と「複葉(複数の葉で1つの葉となるもの)」の違い。

2024年3月9日土曜日

自然観察園の土曜日

快晴ながら寒風の絶えぬ一日だった。時間別平均気温で本日最高だった午後2時(10.9℃)に、公園併設の「自然観察園」へ出かけた。ちなみに、本日の最高気温は 11.3℃(13:38) だった。

(本ブログ関連:”自然観察園”)

土曜日とはいえ、公園は人影がまばら。小川の水面はきらきら輝き、一見水量が回復しているかのように見えたが、観察園内にあるいくつかの小池には、わずかしか水が残っていなかった。

改修した板橋(写真左)、ザゼンソウ(写真中央)、フキ(写真右)
・先日(3/4)、観察園を訪れたとき未完だった、園内の湿地を巡る「改修した板橋」が通行できるようになっていた。真新しいのに、木製橋だから歩を進めるたび微妙な軋みをたてるのが面白い。
・板橋から湿地を眺めた先に「ザゼンソウ」の株が4つ並んでいた。ちょっと奇妙な形をした花だ(色合いも変だ)。ネットによれば、「ミズバショウ」の花に似ているという・・・ただ白い花というだけで、こんなにも印象が変わるものだ。
・先日(2/20)訪れたとき見た早春の花茎「フキノトウ(蕗の薹)」から、花茎(薹)が伸びて本来の「フキ(蕗)」に成長しつつある。子どものころ、茎を刈って、湯がいて食べさせられた(食べた)思い出がある。


上記の他に、園内東端にある細枝の落葉低木「ウグイスカグラ」の小さな赤い花を、前回(3/1)同様見た。また、隣接の公園の草地に「ムクドリ」が群れいて、人の気配を気にせずエサを探していた。

2025年6月15日日曜日

梅雨の自然観察園

昨夜および早朝、小雨が降った。きのうの南の風に湿気が運ばれて満ち、一日じっとり汗ばんだ。ときどき雨雲が通り抜けて、忘れたように小雨がぱらついた。夕方まで気温が次第に上昇して、17:27に至って、最高気温 30.9℃ に達した。

昼過ぎ、公園併設の「自然観察園」に出かけた。園の入口に広がる原っぱの雑草(野草でもあるが)がすっかり刈り取られていた。このまま観察園全体に広がるかどうか。

このところ(10,11日と14,15日)の梅雨の雨により、湿地エリアをまたぐ順路は、じめじめした湿気に覆われていた。ただし、園内の池には久しぶりに水が満ちて・・・梅雨の恵みだ。

きょうも、観察園入口の掲示板に貼りつけた野草の写真を目的に、「今月の花だより」の地図を片手に持って所定の場所を巡った。

ホタルブクロ(写真左)、ヤマホタルブクロ(写真右)
・入口から東に向かう小道、園内と外部を区分する柵の内側の足元に、「ホタルブクロ」の白い花が釣鐘状に咲いていた。花の色について、「赤紫のものと白とがあり、関東では赤紫が、関西では白が多い」(Wikipedia)とのことだが・・・園のものは白色だ。
・園の北側に、ゲンジホタルを育てる一画に「ホタルの里」があり、柵で囲われている。その内側に「ヤマホタルブクロ」が淡紅紫色*の花を釣鐘状に咲かせていた。
(*)写真では白っぽく見えるが、実際には紫が濃い。



ウグイスカグラ(写真左)、オニシバリ(写真右)
・水いっぱいの「かがみ池」の隣りに小道があり、池側奥に落葉低木の「ウグイスカグラ」の枝葉が広がっている。よく目を向けると小さな赤い実を見つけることができた。
・北側の順路を西に進む途中、「オニバシリ」の赤い実を探した。これも目立たぬ小さな実だ。



ハンゲショウ(写真左)、クチナシ(写真右)
・毎年この時期にお馴染みの、葉を白く変色するドクダミ科の「ハンゲショウ」が目立つ。園内は、「ドクダミ」の白い花が覆っている。ハンゲショウは、花の代わりに葉を白化粧をしている。
公園入り口に、今を盛りと常緑低木の「クチナシ」が白色の花を咲かせている。まだ辺りに香りを漂わせるには至ってないが。写真左下の赤丸に「バッタ」の姿があった。なんの種か分からないが・・・。

2026年7月25日土曜日

野鳥観察(参加100回目)

このところ、夜の暑さに閉口している。就寝時、エアコンを点けっぱなしにするようになったのだ。昨年まで、扇風機の首を振らせながら寝ていたのに。このままいけば、今夏、当地でも 40℃以上の「酷暑日」になるかもしれない。

穏やかな早朝、気温 27℃ のなか野鳥観察(探鳥会)へ出かけた。以前、6/27(雨天中止)、7/4(欠席)と間を開けての久しぶりの出席だ。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

地元の自然観察会の中で、野鳥観察を主題にした探鳥会に参加したのは、2020年(令和2年)8月22日が初回で、以来、休んだり天気の都合で中止になったりしたことを除いて、きょうで通算100回目となった。
これまで、各回ごとブログに記してきたのはほかでもない、全く初心者にとって記憶にとどめるには、この方法しかないからだ。100回も同行したのだから、さぞや身についたかといえば、恥ずかしい限り。それでも、体力が続く間は参加したく願っている。

エンジュの花
観察の路上一面に、小さな黄白色の花片が散らばっていた。街路樹にあるマメ亜科の落葉高木「エンジュ(槐)」から落ちたようだ。高木のせいか、見上げないとエンジュの木と気づかないし、花片がなければ木の名もわからない・・・。
会長から、エンジュの葉の並び方について、「奇数羽状複葉(きすううじょうふくよう)」と解説をいただいた。枝先に一枚小葉があり、以下対になって並ぶという(そういえば、マメ科の植物の葉の並び方に似ているなんて勝手に想起した)。
ちなみに、「槐の花(えんじゅのはな)」は晩夏の季語だそうだ。

ベテランの方々から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものを次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・(ウグイス): 探鳥会に向かう途中、公園内の細道にある樹上でしっかり鳴き声がした。
・シジュウカラ: いつものフィールドに入ってすぐ、鳴き声(そう指摘を受けた)を聞いた。
・ハシボソカラス: 樹上で子カラス(2羽)が、エサを求めて親(2羽)に甘えた鳴き声をあげていた。
--------------------
・カルガモ: 小川の岸辺に茂った萱の隙間から、1羽が泳いでいるのを一瞬目撃した。
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・エンジュ: 落葉高木(上記の通り)
--------------------
・クルマバッタモドキ: クルマバッタに似せた小型の昆虫。(以下の通り)
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・ミミズ: なぜか小川に沿った小道に、人に踏まれるのもかえりみず、多数這い出ていた

クルマバッタモドキ
フィールドを一周して終着地点に戻るとき、小川の道筋で、皆が斜面の雑草に着目していた。きょうの観察のあかしとなる写真が一枚もないので(野鳥を撮ることができず少々焦っていたところ)、観察対象の「クルマバッタモドキ」をカメラにおさめた。
もどきといっても、バッタ科の昆虫であることに変わりない・・・蛾や他の昆虫が擬態しているわけではない。(写真では、足の数が不安、写り具合が悪かったのか?)


(雑談)
「~もどき」を「プシュード(pseudo:接頭辞)~」ということがある。Youtubeのジャーナリストのライブに、チャットをあげる中に不届きモノがいて悪意の言葉を記述することがある。参加者から指摘を受けて、ジャーナリストは、そのようなやからを(薬を撒くように)「プシューッしましょう」といって消す(効力はその回限りだが)。ニセモノには、プシューッがよく似合うのかもしれない。

2026年4月12日日曜日

公園散歩

雲一つない青空が広がる暖かな昼過ぎ(13:30ころ)、公園を巡った(最高気温 24.2℃、12:47)。野鳥観察のフィールドに隣接する公園の南側まで足をのばした。大広場には、子どもたちや若者グループ、そして家族連れが集まり・・・にぎやかな声であふれていた。

公園裏手の入り口すぐにある、中規模の <いこいの広場> の日向に、「タンポポ」が黄色の花を輝かせ一面に群生している(毎年見ては感嘆する)。次に大広場へ近づく途中にある樹間を抜けるとき、木漏れ陽の下に「ショカツサイ」が薄紫色の花を潜ませるように咲いていた。

カントウタンポポ
<黄色の花の下にある緑色の「総苞片*(そうほうへん)」が反り返っているか(西洋)、閉じて上を向いているか(日本)で、外来種と在来種の区別がされる>。観察したところ、総苞片が上向きだったので、地元(在来)の「カントウタンポポ」とした。けれど、外来種と在来種の交雑化が進んでいるため、一瞥で見分けるのは難しいと自然観察会で言われたことがある。
(*)総苞片:「萼(がく)」とは別組織(変形した葉の集まり)だが、役割は似ているとのこと。



ショカツサイ(諸葛菜)
花期は、主に早春3月~5月の春、木陰・土手の陰で薄紫色の可憐な花を咲かす。「ショカツ」とは「諸葛孔明」の名からで、「諸葛孔明が陣を張ったとき、この花の種を食用として播いたという伝説」(Wikipedia)によるそうだ。また、別名「オオアラセイトウ」、「ムラサキハナナ(紫花菜)」という。


カツカレー(ライス)
先日(4/7)、抜歯した後、2日間は「ポタージュ」and 3日間は「うどん類」と、治療跡に触らぬよう食事に気を掛けてきたが・・・もう我慢ならぬ。好きなものを食べたいということで、公園近くにある「とんかつ」チェーン店に寄って、カツカレー( カレーライス+ とんかつ)を食った。

ウグイス
帰路、野鳥観察のフィールドである公園の外周を通ったとき、崖地(ハケ)の雑木林から「ケキョ」という声がした。もしかしてと、耳を傾けると「ホーホケキョ」は聞こえた。私としては、今年最初の「ウグイス」の出会いかもしれない。
ー ベテランの方が、きょう配信された野鳥写真の中に、ウグイスの鮮明な姿があった。

古書店
途中にある古書店で「正岡子規」(ちくま日本文学全集)を購入した。
文庫本サイズの全集(いってみればアンソロジー)の最初に、いきなり結核の話から始まる。なんだか苦しい。巻末近くに、ピックアップされた子規の俳句が、年代/季節別に並ぶ中から:
明治三十二年/春
「春雨や傘さして見る絵草子屋」(子規)

■ ジャパン アーカイブズ
「【1899年】書店(明治32年頃)▷絵草子屋の店前」(写真)
    ー https://jaa2100.org/entry/detail/035371.html

2021年6月26日土曜日

野鳥観察(17)

多数が参加する自然観察の公開イベントは、新型コロナウィルス感染を警戒して開催を中止している。一方、少数メンバーによる、どちらかといえばプライベートな野鳥観察会(探鳥会)はひっそり続けられてきた。おおむね月2回、早朝に自然と接することのできる貴重な集いだ。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

ベテランの方とともに歩くことができるこの機会はありがたい。ひとりでは手探り状態のままに違いないのだから。
3月末に父親と一緒に小学校の中学年くらいの女の子が、つづいて今朝、父親と一緒に小学一年生のこれまた女の子が参加した。子どもたちは、高齢者の多いこの会に活気を与え、そして(何度もベテランの方に質問ばかりするわが身には)うらやましいほどの吸収力を見せてくれる。
以前、同様の公開観察会に小学生の男子3人が参加したが、かれらと比べて同じ小学生の女子はずっと落ち着いてみえる・・・なんだか面白い。

この季節、公園は緑が深いため野鳥の鳴き声を判定できることが肝要・・・結局、ベテランの方々に教えてもらうしかない。
・ヒヨドリ(鳴き声)
・ガビチョウ(〃)
・シジュウカラ(〃)
・ムクドリ(姿)
・ハクセキレイ(姿・・・グラウンド)

蝶と巡り合う
イチモンジセセリ蝶: 昆虫学的には蝶と蛾に境界はなく、セセリチョウはその中間に位置すると教えてもらった。
ジャコウアゲハ蝶: クロアゲハに似ていると思ったが、むしろその逆に擬態されているようだ。Wikipediaによれば「体内に毒を蓄積する。この毒は一生を通して体内に残るため、ジャコウアゲハを食べた捕食者は中毒」し、以降捕食しなくなるそうだ。

(追記-1)
野鳥の鳴き声を知るため、タッチペン方式によるものもあるが少々高価なため、CDをネット発注した。

(追記-2)
Youtubeに、「鳴き声のきれいな鳥 美しいさえずりを持つ鳥たちを紹介【日本三鳴鳥】」のタイトルで、代表的な鳥の鳴き声と姿が紹介されている。登録の <ネイチャーエンジニアいきものちゃんねる - 亀田恭平氏> に感謝。
https://www.youtube.com/watch?v=HZ_wsWWLSC0
・キビタキ
・イカル
・イソヒヨドリ
・ウグイス 【日本三鳴鳥】
・オオルリ 【日本三鳴鳥】
・コマドリ 【日本三鳴鳥】

2026年5月25日月曜日

公園の下草が刈られ、桑の実がみのっているが・・・

昼下がり(午後4時過ぎ)公園へ出かけた。初夏らしく陽射しが強い。きのうより断然暖かく、5℃ ほども高い(最高気温: 27.9℃(13:52))。実際、帰宅して頬がヒリヒリしているのに気付いたほど。

いつもの野鳥観察フィールドに行くと、「草刈 作業中」の看板が立っていた。木立の向こうから、除草機のエンジン音が響いてくる。下草を刈り取られた場所では、独特な香りが漂っている。そこに、タイミングをみはからったように、「ムクドリ」の群れが舞い降りてエサを探しついばんでいた。

先日(5/23)、野鳥観察に訪れたとき口にした「クワ(桑)」の実(赤から黒に熟した)の様子を確認に行ったところ、赤い実だけが残っていた・・・つまり、黒く熟して甘味のする実がいろいろな人に食されたのだろう。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

草刈の看板(写真左)、クワの実(写真右)


その後、隣りの公園を巡った。園内併設の自然観察園は、休日・祝日の翌日は休園のため、柵沿いに通ったとき、中から <ホーホケキョ>と「ウグイス」のさえずりがしきりに聞こえた。

(本ブログ関連:”ウグイス”)

2024年3月23日土曜日

野鳥観察(64)

早朝、定例の野鳥観察(探鳥会)に出かける。空は力なく薄曇りで、思った以上に寒い(気温は3℃ほど)。防寒着で身を固めたものの、手袋を忘れたことを後悔する。次第に首がすくみ背中が固まる。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

集合場所に近い公園北側を進んでいたとき、「ウグイス」の鳴き声「ホーホケキョ」が聞こえた。幸先良いものを感じた・・・。
天気予報では、観察終了予定の時刻(午前8時頃)に、「湿雪(湿り雪)」が予報されたが、ポツポツと小雨が降るにとどまり、びしょ濡れにならず帰宅できた。

オオカンザクラをヤマザクラと誤った件
久し振りに会長が出席されたので、先日(3/17)一人で観察して判断した「ヤマザクラ」について相談したところ、「オオカンザクラ」と勘違いを指摘いただいた。さっそく当該ブログを訂正した。また次のような深い話をうかがった。
ー 植物の分類学は、まず「花」の構造(即ち生殖器官につながる)の研究から始まった。
ー 常緑小高木「ヒサカキ」は、独特な香りがして、あるとき都市ガスが漏れていると誤解されたり、(「酒悦」の高級「福神漬け」とは違う)安価な福神漬けの臭いがすると語られたりした。
ー 「実生(みしょう)」は、種子から発芽した(いわゆる野生)植物。「ソメイヨシノ」のように挿し木や接ぎ木して増やすクローンと対比される。

今回も会長やベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラ写真で確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ウグイス: 鳴き声が何度か別の場所で聞く。
・ハクセキレイ: 集合場所前の原っぱの上を1羽が飛ぶ
・ツグミ: 集合場所前の原っぱに2羽が降りてエサを探していた
・メジロ: 鳴き声でそういわれたが、いわれなければ・・・
・アオゲラ: コンデジカメラでは、枝の奥の姿に焦点を合わせられないのが残念!
・カワセミ: 小川の枯れた葦に小休止(下記写真)
・コゲラ: 珍しく小川の枯れた葦に小休止(下記写真)
--------------------------
・オオカンザクラ: イロハモミジのY字幹間を本木の枝が伸びて花を見せる(上記に説明)
・カンヒザクラ: 先日(3/17)とは別に、真紅の花が満開の木があった
・ヒカサキ: 常緑小高木で、花から独特な臭いがする(上記に説明)

カワセミ(写真左)とコゲラ(写真右)
・探鳥会の終盤、小川の岸の枯れた葦に小休止している「カワセミ」がいた。いつもこの辺りで見かけるので、落ち着いて写真に撮る。(ただし、一人散歩でこんなチャンスの経験はない)
・たまに、林の中でしか見ることのない「コゲラ」が、カワセミの近くで小休止しているのを見た(もしかしたら若鳥か?)。珍しい光景なので、焦って撮ったため焦点が合っていないが。


(追記)
本日の探鳥会で、会長から樹木関連の著作が多数ある、次の人物について語られた。
菱山 忠三郎 氏*・・・ 同氏がヒカサキの臭いについて、上記のよう語られたという由。
(*)プロフィール(HMV): https://www.hmv.co.jp/artist_菱山忠三郎_200000000623164/biography/
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昭和11年、東京都八王子市生まれ。成蹊大学卒業後、東京農工大学林学科を卒業。八王子市立高尾自然科学館研究嘱託、八王子高校講師を経て、八王子自然友の会副会長、日本植物友の会理事などのほか、朝日カルチャーセンターで植物講座も担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
『持って歩きたい 里山・山地の身近な山野草図鑑』より
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2026年3月27日金曜日

鶯(うぐいす)のこゑ前方に後円に(鷹羽狩行)

「春告げ鳥」で知られる「ウグイス(鶯)」の鳴き声(さえずり:「ホーホケキョ」はあまりにポピュラー)を聞いたことはあるが、その姿をしっかり見た経験がない。
自然観察(探鳥会)のフィールドで、<さえずり> を耳にしても・・・目視(目で見て識別)できる迄にいまだ至ってない。

(本ブログ関連:”ウグイス”)

■ 日本の鳥百科(一部 Labs)
「ウグイス」の鳴き声より、文字化してみた
    ー https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1384.html
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・さえずり♂(春): ホーホケキョ
・地鳴き♂♀(秋・冬): ヂッヂッヂッ
・谷渡り♂(春末・夏): ピピピピ ~ ピ・ポ・ピ ~ピポ
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ウグイスの姿は地味だ。全身が薄茶(灰)色に見えるし、大きさだって13.5♀cm ~15.5cm♂の小型で、樹間を飛べばもう分からない・・・に決まっている。ベテランの方々はどうやって識別しているのだろう。

■ Youtube(登録: kazenotobuzon001) 
「ウグイス ホーホケキョ」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=zCshWxv85bE


折々のうた
今度は第二巻、「続  折々のうた」(大岡信、岩波新書)に、鷹羽狩行(たかは しゅぎょう、昭和5年 [1930年] ~ 令和6年 [2024年])の句が載っている。「『後方』が『後円』になってふっくらする。江戸俳諧風の言葉の機知である」と説明している。

(本ブログ関連:”折々のうた”)

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鶯(うぐいす)のこゑ前方に後円に  
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鶯の声の響きに、<前方後円墳>のイメージを重ねて、空間の広がりを意識している句だ。

2023年4月1日土曜日

野鳥観察(48)

先月(3月)の野鳥観察(探鳥会、月二回開催)に、朝寝坊と雨天中止のため参加できなかった。だから、今回(4月)はぜひとも出席せねばと出かけた。今月から(~9月まで)、集合時刻が30分繰りあがり、6時30分開始となった。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

早朝、思いのほか寒かった(約 9.5℃)。少し着増ししたが、巡回路の最後になって息苦しくなり反省・・・この時期着合わせが難しい。ちなみに、きょうの最高気温は、22.3℃(13:55)だった。

ところで、公園の「サクラ」は満開に近づき、朝陽をうけて花は白く輝き、地に幹の影を這わす。このタイミングしか見られない荘厳な景色だ。そんなわけで、参加者は花に染まってしまったようだ。会長から「花見じゃないよ」と言われても、ついつい目が桜花に向いてしまう。

きょうもベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視・カメラで確認したものを整理して次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。

鳥類
※ウグイス?: 探鳥会前に公園小入口で、足元から飛上がってさえずる。羽色は暗緑茶色に見えたが・・・
・コジュケイ: 「チョットコイ」 のさえずりが聞こえてきた。姿は確認できず
・ヒヨドリ: 新緑の樹間を飛ぶのが見えた
・エナガ: ベテランの方から「あれ!」と指されても、余りに小さく余りに早い動きで・・・
・オオタカ: 遠く民家のTVアンテナにとまる。幼鳥ということになった


・カルガモ: 小川の水量がちょっと回復したとはいえ、2羽ほど見えた。(あるいは4羽、二度見かもしれない)
・ムクドリ: 少し離れて宙を2羽が舞っていた
※ 確認: 以前単独で観察した、嘴が黒ずんだ「マガモ」♂風のものを「マルガモ」だろうと確認いただいた

植物
・ハナモモ: 集合場所近くに、紅白の混じった花を咲かせていた(園芸種「源平桃」)。
・オオシマザクラ: 写真左・手前(日本の固有種、日本に自生する10or11種あるサクラ属の基本野生種の一つ)
・アマノガワ(桜): 写真左・奥(「オオシマザクラ」系の園芸種)
・オモイガワ(桜): 写真中央(栃木県の小山修道院で栽培された「十月桜」系の園芸種)
・ギョイコウ(桜): 写真右(一部開花、「オオシマザクラ」系の園芸種で萌黄色した花弁)


・ツルニチニチソウ: 低く紫の花が咲く。先日(3/21)の北本自然観察園でも見た
・カエデの花: 紅い花(紅い蕾)が咲いていた


(追記)
動物
- 公式報告の「探鳥会の記録」メール(4/2)から一部転載させていただきます。
・ハクビシン: 「木の上に居て、ハシボソガラスが近くで盛んに鳴いて牽制していました。」と記載

2022年1月1日土曜日

謹賀新年 令和四年 、野鳥観察(27)


令和四年(2022年)元旦、あけましておめでとうございます。

カレンダーは新しくなり、PCデスクのディスプレイ横に「日めくりカレンダー」がぶら下がり、家中のあちこちの壁には「月次カレンダー」が掛かっている。気分一新、新しい時間が始まったようだ。
元旦のきょう、野鳥観察(探鳥会)が定例の通り開催された(第1・第4土曜日、今年の1月1日は土曜日)。探鳥会の後、帰り道にある神社と稲荷神社へ初詣した。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

野鳥観察会(探鳥会)
冬至以降、早朝の空は次第に明るみを増しているが、寒さは相変わらずで厳しい。がっちり固めた防寒着もたじろぐほどに攻めてくる。手袋の指先もかじかむ。
公園の探鳥会の集合場所に近づいたとき、原っぱ越しに初日の出を迎えようと(拝もうと)おおぜいの人びとが集まっていた。探鳥会のベテランの方から、このような人出は例年のことと教えてもらう。探鳥をスタートしてすぐ、原っぱ奥の木立の間から太陽が輝きながらのぼるのが見えた。やがて大きな日輪となる。


観察順路の途中、柔らかな地面が霜柱で膨らんでいて、人に踏まれて窪んだ断面に細い氷柱の束をのぞかせていた。この冬一番の霜柱と出会った。中学校の校舎横にある畑地にできた霜柱を踏みつけて、ザクザクと音をたて感触を楽しんだものだ。(九州から東京に転して来て初めての冬、巨大な霜柱を発見したときの驚きが忘れられない)

ところで、きょうの探鳥会にいつも使用している「観察手帳」を忘れてしまい、鳥たちを見たときの感想をメモに残せず、記憶だけでは揮発しそう・・・さいわい会の幹事さんから毎回の結果をメールしていただいているので、それを元に印象深かったものを記す。
・ヒヨドリ: わが家の周りもそうだが、樹間のあちこちで飛び、鳴き声がする
・キジバト: 一番多く見られた(漠然と空を仰いでもカウントできない・・・)
・ムクドリ: 多数いたが、一羽だけ木の根元にいて間近に観察できた
・メジロ: 双眼鏡の視野いっぱい、じっくりと見ることができた
・カワセミ: 小川の上に伸びた小枝に一羽いて、朝陽を受けた瑠璃色の背が一層輝いた
・カルガモ: つがいや一回り小さい群れが見られた
・アオサギ: いつ見ても一羽
会員の方々は、シロハラ、アオジ、ウグイスなど見つけるが、一体どこにいたのだろう。

毎日、ベテラン会員の方から早朝の野鳥写真をメールをいただいており、写真を見ながら野鳥の特徴を一つ一つ確かめている・・・眼力を磨いているつもりだ。でも、自然の中に溶け込んだ野鳥を見つけるのは大変。そうそう、葉の落ちた冬場は野鳥観察に最も適した時期だから、しっかり見ていきたい。


初詣
探鳥会が終わって早朝の初詣となった。地元の小さな社にも人影が続いた。毎年のことながら、みなの平安と安寧を祈るばかり。帰りにお守りをいただく。

(本ブログ関連:”初詣”、”稲荷神社”)

2020年7月30日木曜日

公園散歩

昼過ぎに公園を散歩した。Amazonで(発作的に)購入した双眼鏡(Vixen10倍)を試したく、野鳥でも見ようと出かけたのだ。

公園入口に、野鳥観察のための仕切り壁があって小さな覗き穴が設けられている。そこから観察するのだが、経験もない超初心者には深い森がただ見えるだけ。木陰でウグイスが「ホーホケキョウ」と鳴く声がこだまするけど、双眼鏡の出る幕はなかった(というか姿を発見できず使いきれなかった)。

併設の自然観察園には平日ながら人出があった。日射しもよくのんびり園内を巡る。トカゲ、トンボ、蝶の小さな生き物、花を咲かせた野生植物を見て回った。

双眼鏡があれば近づいてもっと見られると思ったが何のことはない、携帯したカメラの倍率をあげて写真に撮ればいいのだ。そんなわけで、カメラに収めたトカゲ、トンボ、蝶など(これらの正式な名前を知らない)と、野草の花を並べてみる。





ノカンゾウ

ヤブミョウガ
ヤブラン
ヒオウギ

2024年3月1日金曜日

カルガモと水紋

晴天の昼過ぎ、きょうの最高気温(16.8℃、13:38)になった頃、公園に出かけた。
途中、桜並木路を通り抜けたとき、桜の樹々に少し芽が出ているのか、空へ伸びた枝が薄く靄っているように見えた。写真に撮ってみれば、枝ばかり強調されて面白みのない景色になっていた。

公園を巡れば、厚手の冬着(ジャンパー)が鬱陶しくなる。でも、日向と日陰に寒暖差があることから、いま月面で太陽光の受け入れに苦心している「SLIM(小型月着陸実証機)」を思い出す。

公園を流れる小川は、昨晩の小雨程度では助けにならず、ところによって涸れていた。いずれ来る梅雨に頼むしかないのだろう・・・か。

公園併設の「自然観察園」に入ると、西側の湿地を巡る板橋の改築工事が完了前のため、乾燥地の多い西側を歩くことにした。順路に敷き詰められた木材チップが歩く力を吸収してしまい、足腰に難儀な年寄りには少々きつい。
1、2輪の「カントウタンポポ」、雑草のごとき「オオイブノフグリ」、伸び始めた「フキノトウ」、掲示板の写真イメージと比べて小さく赤い「ウグイスカグラ」の花を観察する。

道路を挟んで隣りにある公園に渡ると、小川に豪雨の際に溢れた水の取り入れ口(暗渠口)があり、そこにはある程度の水溜りがある。いつもと違って反対側の岸辺から見おろすと、「カルガモ」の番(つが)い?と思われるペアが2組いて(少し離れて1羽を目撃したが)、葦の枯れた茎を背景に泳いでいる。カメラにおさめると、水面の揺れが、ぬっとりとして緩い時間を感じさせるのに気づく。

(本ブログ関連:”カルガモ”)

2021年4月3日土曜日

野鳥観察(13)

今週(3/29~4/3のきょう)に入って、4/2を除き、最高気温が20℃を超えている。まるで初夏に踏み込んだ気分だが、夜になるとストーブがまだ恋しい。

今月から、野鳥観察(探鳥)会は開始時刻が30分早い6時30分となった。すでに日昇時刻(きょうは5時24分)を過ぎて辺りは明るい。この時刻、朝陽の高度はまだ低く、木立の横を透して光差すようで、公園のさくらの花がことのほか紅色を増して彩り美しい。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

樹々は黄緑の新芽が出て、鳥たちが隠れると、探鳥会のベテランの方々は鳴き声に集中して識別する。昨年秋遅くに入会したとき、鳥の姿を見て図鑑とにらめっこして来れたが、これからはそうもいかないようだ。視覚だけでなく聴覚まで必須のよう・・・大変。
・ヒヨドリ: さくらの花の蜜も吸うし、ピッ、ピッ、ピッと鳴く
ジュウカラ: さえずり(求婚中とのこと)
・アオゲラ:(ピヨッ、ピヨッと鳴いたのか・・・)
・ウグイス: 「ホーホケキョ」とは別に「谷渡り」の声も
・(ガビチョウ): 飼育したものを放鳥したようだ・・・とのこと、美しいがうるさい

ネットの愛鳥サイトに、鳥の鳴き声も併載している「日本の鳥百科」があるので、そこで耳を鍛えたい。
(*)日本の鳥百科: https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/

今日は、さらに特徴的だったのは、
・ヒヨドリ: 大群(140~50羽近く)となって次々飛ぶのを見て感動する
・ツバメ: つがいが飛翔、会としては今年初めての観察とのこと

スズメの姿が目立たなくなったことについて、ベテランの方から次のように教えていただく。
・現在の住宅事情によるもので、茅葺(かやぶき)家のような巣を作れる隙間がない
・山歩きして道に迷ったとき、スズメに出会ったら人家が近いことが分かる・・・といわれた

春ともなれば自然も変わる。当然、接し方(見方、聴き方)も変わらねばならない。

2023年5月30日火曜日

(資料)ホトトギス

夏の鳥として代表的な鳥に「ホトトギス」と「カッコウ」がいる。

ホトトギスは、名を知っているが<姿>に接したことがない(気付かずにいただけかもしれない)が、<鳴き声>は先日(5/27)の探鳥会で聞いた(ベテランの方から教わって・・・次に単独で聞いても判別できる自信は?)。
(参加している自然観察会(探鳥会)の会報に、昨年(2022年)の例として、5~6月の間に5件報告されている。7~8月については、別年の報告で0件。)

カッコウは、常識の範囲で名や鳴き声を知っているだけで、<姿>に接したことはない。

(本ブログ関連:”カッコウ”)

ホトトギス、カッコウ
ホトトギスカッコウ
分布

夏鳥として5月中旬ごろ飛来
(主に森林、托卵相手のいる林や公園)
夏鳥として5月ごろ飛来
(河川敷、草原、高原、明るい林など)
分類カッコウ属カッコウ属
英名Lesser cuckooCommon cuckoo
全長28cm、「ヒヨドリ」と同様35cm、「ドバト(カワラバト)」と同様
さえずり

キョッ、キョッ、キョッキョッキョッ
昼夜かまわず鳴く
カッコー
主に日中に鳴く、稀に夜中
托卵の相手「ウグイス」など「オオヨシキリ」など

ホトトギスとカッコウは、ともに夏鳥といわれ夏の季語となっている。ホトトギス*は古典で春の初音として知られている。

(*-1)Word-Wise Web(三省堂)サイトより
「(29)職曹司時代『5月の御精進のほど』 ~ホトトギスを尋ねて~」(赤間恵都子、2010/06/22)より抜粋
https://dictionary.sanseido-publ.co.jp/column/makura29
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『枕草子』には、5月の描写が多く見えるので、5月は清少納言が好んだ時節だったと考えられています。現代では初夏のさわやかな頃ですが、旧暦の5月は、現在の6月半ばから7月の緑深まる盛夏であり、同時に梅雨の季節にもあたります
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(*-2)同志社女子大サイトより
「『ほととぎす』をめぐって」(吉海直人 日本語日本文学科教授、2016/07/15)より抜粋
https://www.dwc.doshisha.ac.jp/research/faculty_column/2016-07-15-15-15
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・・・古典の世界では、「かっこう」と「ほととぎす」の混同など生じていません。少なくとも平安時代において、「かっこう」は文学に全く登場していないからです。要するに現代では「郭公」に二つの読み(意味)がありますが、古典では「ほととぎす」という読みしかなかったのです。
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(余談)
先日(5/21)、図書館で借りた酒井順子著「平安ガールフレンズ」の単行本に、清少納言がホトトギスを聞きに女性たちと出かけた後日談がある。仕えている中宮定子(ていし)から「どんな歌を詠んだのか」と聞かれ、やりとりのあと「もう歌はやりません」と宣言した。清少納言は、実は祖父、父親ともに歌人で知られていて、彼女にも素養が期待されていたのだろう。それをアッサリうっちゃったのだから。

このキパッとした清少納言の態度を、作家はお気に入りのようで、清少納言と競った紫式部にはちょっと厳しめに見える。お気に入りの問題なので、どちらでもいいのだが、私には清少納言に松任谷由実を、紫式部に中島みゆきを重ねてライバル関係(現代の彼女たちが互いにどう評価しているかは知らないが)に見える。

ところできょう、ブックオフで同著の文庫版を見つけて購入した。単行本と比べて随分と手が入っている・・・訂正・軽量化もしているようだ。そのかわり、対談などの付録が充実している。