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2014年8月29日金曜日

(資料)京郷新聞 1984年「江辺歌謡祭」でイ・ソンヒが大賞受賞した記事

イ・ソンヒが、1984年に「Jへ」で大賞受賞したMBC第5回「江辺歌謡祭」(7月29日)の結果について、「京郷新聞」(7月31日)が報じた記事「若い熱気むんむん『江辺歌謡祭』 - MBC 創作曲・進行手腕目立つ」(【聖】記者)を、NAVER提供の「デジタルニュースアーカイブ」で見ることができる。

7月29日(日)に開催された歌謡祭の結果は、月曜日が新聞休刊だったため、7月31日(火)に掲載されている。

記事の最後に、「李嬢は仏教界に従事する李鐘圭氏(50)の長女。」と記されている。イ・ソンヒが登場した最初から、父親と仏教との関係について知られていたことになる。

(本ブログ関連:”イ・ソンヒと江辺歌謡祭新聞記事”、”NAVERデジタルニュースアーカイブ”)

当時の紙面について
① 使用の文字、記述
 ・ 括弧書きを” ”ではなく、「 」を使用(横書・縦書き同様)
 ・ 名前に漢字を使用(例:李文世=イ・ムンセ、이문세)
 ・ 敬称に「嬢」、「君」を使用
 ・ 句点をピリオドではなく、「。」を使用
② 歌謡界への健全化の意向を反映して、「健全さ」を強調

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先日29日、京畿道加平郡南怡島にて開かれた「84MBC江辺歌謡祭」決戦大会は、3,000余名の傍聴客が集まった中、決戦進出の10チームが出場、熱烈な競り合いを広げた。MBCは、若い大学生たちの好評に支えられて、第5回を迎えたこのたびの江辺歌謡祭の決戦実況をTVおよびラジオで生中継、夏夜の舞台をなお一層熱気でいっぱい満たした。

キャンパスのアマチュア歌手たちの登用門である「84MBC江辺歌謡祭」出品作は、大賞の栄誉を抱いた「Jへ」を始め、若者たちの切ない恋と友情を描いた曲が大部分で、エレキギターを動員した激しい曲よりは穏やかで情感ある曲が主流をなした。

文化放送がキャンパス内の隠れた人材を発掘のため設けたこのたびの行事は、参加曲がみな創作曲という点で、放送には意味あることとして受け取っている。

一方、このたびの行事は進行を引き受けた、李文世・吉恩貞2人の軟な話術が舞台ならびに放送席の雰囲気を健全に誘導し一層引き立つ舞台だった。李君は夏キャンプで広がりやすい低俗な揶揄怪声を笑(え)みで誘導する老練味を見せたし、先の4月、歌謡界にデビュー、初めての舞台進行を引き受けた吉嬢は、経験がない学生たちがまごつかないように安定感ある態度で司会に臨んだ

大賞の栄誉を抱いた混声デュエット「4幕5場」のメンバー、李仙姫嬢(18・仁川専門大環境管理科 1年)と林成均君(22・〃機械科 2年)は、思いがけない喜びに返って面食らった表情。

仁川専門大の音楽サークルである「4幕5場」メンバーの二人は、先春校内のギター発表会で息を合わせた後、ずっとデュエットで技量を磨いてきたと。「今、歌手としての基盤が固まったようです。趣味だけでした音楽を、今からは本格的に始める考えです」李嬢は、先輩の紹介で高校時代に歌手の張旭朝の作曲事務所(室)で、歌の練習をした隠れた経歴者。

「受賞曲もチャン・ウクチョ氏の事務所で会った先輩からもらいました」李嬢と林君は、参加曲を選定した後、約2ヶ月間、暇があるたびに息を合わせて来たと述べた。

「キャンパスソングは、大学のサークル活動の中でも人気がある課外活動ですよ」淡々とした表情の林君は、李嬢とは別に、将来の歌手活動は「考えて見るつもり」と、慎重な態度。

このたびの歌謡祭で、李嬢は高音の処理に巧みで(熟練している)、飾り気のない唱法で人気を集め、林君は豊かな低音で和音を合わせ拍手を受けた。李嬢は仏教界に従事する李鐘圭氏(50)の長女
林君は公務員である林炳業氏(52)の二男一女の末っ子である。
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2014年8月28日木曜日

夏の終わりを惜しむ

ここ4日ほど、エアコンも扇風機もいらない。気温30℃を境にしてぐんと下がり始めると、こんなにも涼しくなるのか、あっという間の夏だった。本当に惜しい気がする。
わがままだから言うのではない、底冷えするよりも暑い方が好いに決まっている・・・口癖だ。

日向で遊ぶ子どもたちのはしゃぎ声が聞こえて来ると、むかしの夏が呼び戻される。まぶしい陽射しも、風の匂いも、セミの鳴き声も、すべて今と変わらない。

子どもの頃、8月の夏休みは毎日が忙しくて楽しかった。この歳で感じる3ヶ月分くらいはあったように思う。家の廻りを、北側の貯水池の森に探検したり、西側の小山の林に基地を作ったり、北側の広場の傾斜地に湧水を発見したりした。それは、少年たちだけの秘密の行動だった。

空き地の草野球は、周りの家々に明かりが灯り始める頃までやった。一人が「ご飯よ」と呼ばれて帰った後も続けた。そしてまた誰かが呼ばれて帰る。仲間が次第に減り、辺りが暗くなったころ、ようやく終えた。
子どもというのは、陽が落ちて誰もいなくなった空き地に感傷に浸ることはない。そのとき、さて次に何をしようと嬉々としていたものだ。一日が長かったのだ。

夏は、おばかな少年にとって最高の季節だった。

2014年8月27日水曜日

イ・ソンヒ チュ・ヒョンミの「デビュー30周年記念コンサート」にサプライズ出演予定

日本でも根強いファン層がいる、トロット歌手チュ・ヒョンミ주현미、新暦1962年11月5日~)のデビュー30周年記念コンサートに、固い友情で結ばれたイ・ソンヒがサプライズ出演するという。チュ・ヒョンミは、イ・ソンヒと同様、「江辺歌謡祭」出身だ。

(本ブログ関連:”チュ・ヒョンミ”・・・薬剤師の資格まで持つ、中国との関わり深い歌手)

アイニュース(inews)の記事「チュ・ヒョンミ 『デビュー30周年、同期イ・ソンヒと互いに公演の助け合い(相互扶助、품앗이)』 - デビュー30周年迎えて記念アルバム発売・・・9月記念公演開催」(8/26、チャン・チンリ記者)は次のように報じている。

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デビュー30周年を迎えたチュ・ヒョンミがイ・ソンヒとの固い友情を示した。

チュ・ヒョンミは、26日午後、ソウル汝矣島の63コンベンションセンターで、デビュー30周年アルバム発売、およびデビュー30周年記念特別公演の「The チュ・ヒョンミ Show」開催記者会見に出席してデビュー30周年を迎えた所感を伝えた。

来る9月13、14日、ソウル光化門の世宗文化会館大劇場で開かれる、デビュー30周年記念特別公演の「The チュ・ヒョンミ Show」にはチュ・ヒョンミの30年の音楽友達イ・ソンヒがサプライズ出演する予定だ。

イ・ソンヒのゲスト出演について、チュ・ヒョンミは、「共に仕事して助け合おうといった。イ・ソンヒもデビュー30周年だから、互いの公演に行ってサプライズ舞台を飾ることを決めた」と、合同舞台をリリースすることになった理由を説明した。

チュ・ヒョンミは、「イ・ソンヒは、私よりデビューしたのが数ヶ月はやくて、私的な席では自分が先輩とも話すが、私より幼くて実の妹のような存在だ。以前には、家族よりも頻繁に会った」として、「最近、イ・ソンヒさんが『花よりお爺さん』のOST作業をしながら、私を入れたり、いつも新しくするよう刺激を与えたりする」と、イ・ソンヒとの固い友情を示した。

(略)

デビュー30周年記念特別公演「The チュ・ヒョンミ Show」は、来る9月13,14日両日間、ソウル光化門の世宗文化会館大劇場で繰り広げられる。今回の公演には「片思い(짝사랑)」、「ちょっとだけ(잠깐만)」、「新寺洞のあの人(신사동 그 사람)」、「本当に好きでした(정말 좋았네)」などチュ・ヒョンミのヒット曲舞台はもちろん、Guckkasten(覗き眼鏡)のハ・ヒョンウと、30年の音楽友達イ・ソンヒとともに行なう特別な合同舞台までリリースする予定だ。
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本ブログの左で、 チュ・ヒョンミの「사랑한다(愛してる)」をYoutube映像で視聴できる!

2014年8月26日火曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 旌善アリラン

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(8/20)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズの第69回として、江原道旌善(정선)地域に伝わるアリラン(아리랑)、「旌善アリラン」にまつわる話を紹介した。

始めに、アリランの江原道<旌善>について、次のように紹介された。
・旌善アリランの由来に、①朝鮮建国時期説や、②アウラジ(아우라지)川を挟んで恋をした二人の男女の話も伝わる。その歌詞に、旌善地域の当時の暮らしが伝わる。
・国土の7割は山で、その中で江原道旌善は、韓半島の脊梁(大幹)を成す太白山脈の真ん中、山深い奥にある。標高1,000mを超す数多の山、そこから出る水の流れは川と結びつく。百回も曲がりくねった水の流れと一千階層からなる絶壁と表現される。都会と遠く離れた地域だが、山奥の旌善を世に知らせたのは、美しい自然と歌、山と水と共に生きてきた人々の歌、旌善アリランだ。

▼ 旌善アリランを新編曲した「道(길)」の歌を聴く。ラウンジミュージックのよう心地よい・・・今様である。

次に、旌善アリランの由来①について、次のように解説された。
・地域に多様なアリランが伝わるが、ユネスコ無形文化遺産と、韓国文化財の両方指定されているのは旌善アリランだけで、1971年、江原道無形文化財第1号に指定された。
・多様なアリラン中、旌善アリランは最も歴史が長い。約600年前、高麗が滅び、朝鮮建国のとき、高麗臣下に朝鮮王の太祖(태조、李成桂)に不満を持つ者もいた。彼らは杜門洞(두문동)に隠れて生活した。その中の7人は旌善(居七賢洞、거칠현동)に入り、生涯高麗に忠節を誓い、山菜を食べて生活した。高麗を思い、離れた家族を考える、そんな気持ちを込めた彼らの詩を、後に歌にしたのが、今日の旌善アリランの始まりという*。

(*)「旌善郡ホームページ」より: 「大院君が景福宮を修造した朝鮮後期から、アリランが全国的に知られ始め、当時まで命脈をつないできた旌善の伝統音楽に『アリラン、アリラン ・・・』という音をつけて『リフレイン』として定着し、これを基に『旌善アラリ』、または『旌善アリラン』と名づけられた。」

▼ 「旌善アリラン(정선아리랑)」を弦楽器アジェンとピアノ演奏で聴く。あれれ、冬のソナタ・・・コラボ、今様である。

最後に、旌善アリランの由来②について、次のように説明された。
・アウラジ川を挟んだ、ヨリャンリ村の娘とユチョンリ村の青年は、ツバキを摘みに行くと言い訳して川を渡り、互いの愛を育ませた。梅雨時、川の水位が高くなって渡れないのを、娘が川の水を恨めしく思い歌ったという由来だ。現在、アウラジ川辺に娘の銅像が立っている。

▼ ソウル、京畿地域に伝わる「長アリラン(긴아리랑)」の歌を聴く。農作業の歌か、穏やかに伸び伸びと歌う。

・旌善アリランは、山中一人で農作業する身の安全を知らせるため歌ったともいう・・・そうだ。

2014年8月25日月曜日

緑色の橄欖(かんらん)石

「貧者の金(poor man's  gold)」といえば、金融関連では「銀」、合金世界では「真鍮」だそうだ。鉱物採集では「黄銅鉱」、砂金採りでは「金雲母」がいわれる。

それじゃあ、「貧者のエメラルド(poor man's  emerald)」は何だろうとネットで探すと、宝石「ペリドット(peridot)」*だそうだ。金と黄銅鉱ほどに大きな落差はないと思うのだけど・・・。確かにペリドットも緑色の範疇だが、エメラルドのような絵の具箱の緑色でなく、光の陰に茶褐色を感じさせる、ほどほどに落ち着いた味わいがある。

(*)ペリドットとエメラルドの宝石の歴史話題がFB「Marry Me Jewelry」に紹介されている。感謝。

「ペリドット(peridot)」の鉱物名は「橄欖石(olivine)」。橄欖石は、通称オリビンの名の通り、植物のオリーブ色を思わせる。
私の鉱物・・・好物の一つに、オリーブ樹の実を塩水に漬けたものがある。調子に乗って食べ続けてはいけない。せいぜい一回5粒程度かな・・・ああ、いけない、関係なかった。

橄欖石の有名な産地は、ネイティブ・アメリカン居留地のアリゾナはサン・カルロス、ホットスポットの活きのいいハワイ島海岸、日本では三宅島海岸、けれど何処にも行ったことがない。

どこで聞いたのか、アメリカ人の好きな鉱物の色は緑色という。エコグッズだけでなく、日常のポロシャツにも流行って・・・今じゃ、モードの理論通り、日本でも当り前の色になってしまった。

一般に鉱物標本の橄欖石は、小さな緑色結晶が多様に変化して群がったものが多い。宝石エメラルドのように濃い緑色でなく、ペリドットほどの豪華さはないが、地中マントル上部の記憶を伝えてくれる鉱物のこころざしを感じる。


(Youtubeに登録のjstsciencechannelに感謝)

2014年8月24日日曜日

「HIDDEN SINGER3 イ・ソンヒ編」第2回 視聴率8.4%

昨晩、新大久保の「残暑会」から帰宅したとき、放送は終わっていた・・・Youtubeで少しは様子がうかがえる。

先週末(8/23)放送のJTBC「HIDDEN SINGER3 イ・ソンヒ編」第2回の視聴率が8.4%だったと、ペ・ククナム.com*の記事「『HIDDEN SINGER3』 イ・ソンヒ編、視聴率急騰8.4%記録」は次のように報じている。(8/24、イ・コットゥル記者)

(*)ペ・ククナム.comは、韓流スターのインタビューやコラムをはじめとする、スターライフ、ニュース、スターコラム、写真などを顧客に提供しているとのこと。

(本ブログ関連:”HIDDEN SINGER3”)
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「HIDDEN SINGER3」イ・ソンヒ編が高い視聴率を記録した。

24日、視聴率調査会社ニールセン・コリアが、首都圏有料世帯広告除外基準で集計した結果、23日放送されたJTBC「HIDDEN SINGER3」イ・ソンヒ編が8.4%の視聴率を記録した。

これは昨年10月12日放送された「HIDDEN SINGER2」の1回、イム・チャンジョン編が記録した4.3%より、4.1%ポイント上昇した数値だ。

この日放送された「HIDDEN SINGER3」では、高いシンクロ率を誇った歌まね能力者(挑戦者)の優れた実力とイ・ソンヒを愛するファンたちの感動的な舞台で、楽しさと感動全てをプレゼントした。イ・ソンヒもやはり、自身を大事にしてくれるファンたちの舞台に、「初めは心配したが、出演してよかった。今日は本当に貴重な時間だった」と述べた。

イ・ソンヒは、1ラウンド「Jへ」、2ラウンド「因縁」、3ラウンド「美しい江山」、4ラウンド「その中であなたに出会って」を五人の歌まね能力者(挑戦者)と歌った。
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▼ Youtubeに登録 「HIDDEN SINGER3 イ・ソンヒ編」第2回映像 (それぞれの登録者に感謝)
イ・ソンヒファンを自称して憚らなかったが、イ・ソンヒ声質そっくりに歌う挑戦者たちの上手さに驚嘆。正直、区別のつかない、私は自信が・・・。(暫らくこれら映像が見られること願う!)

1st round 「Jへ(J에게)」 6人
https://www.youtube.com/watch?v=y2ilJlP2xpk

2nd round 「因縁(인연)」 5人
https://www.youtube.com/watch?v=3iaxXrFlsh4

3round 「美しい江山(아름다운 강산)」 4人
https://www.youtube.com/watch?v=3phWQSLqUUw

4round 「その中であなたに出会って(그 중에 그대를 만나)」 3人
https://www.youtube.com/watch?v=HYLbPtdSesg

2014年8月23日土曜日

残暑会

残暑会、そんな言葉があれば、今晩の飲み会はそうだった。

美味い食事にアルコールが加わって会話が弾んだ。

先生には、お忙しいところを駆けつけていただいた。

若い仲間が彼の国で成績優秀とのこと素晴らしい。

誕生日おめでとう。

話し上手、話し好きな面を、仲間に発見するのもいい。

そして、体がデカくて、顔の広い幹事さんに感謝。

2014年8月22日金曜日

イ・ソンヒ「私がスカートを着る日には観客が涙涙となる」

1984年、「江辺歌謡祭」に登場したイ・ソンヒが、「Jへ」を歌って大賞受賞したわけだが、そのときのいでたち/スタイルは、まさに伝説のスタートとなった。

(本風ブログ関連:”江辺歌謡祭”)

今年4月18日~20に世宗文化会館で開く、3年振りのコンサート直前、SBS番組「ヒーリング・キャンプ」(4/7)で、イ・ソンヒが次のように語ったと、10アジアの記事(4/8、チェ・イエジン インターン記者)は伝えている。
基本的に知られていることだが、含みのある部分を次に記す。(抜粋)

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・1984年の江辺歌謡祭でのパーマ頭について:
「前日までストレートだった」、「両親が歌謡祭に出場するのを反対した。両親をだますために偽装用にパーマをした」

・江辺歌謡祭でのスカートファッションについて:
「(番組)PDが、女性はみなスカートを着ろと言った」、「(舞台で着た)スカートは、客席の小学生に借りた」

・「(その後)スカートを着ないで常にズボンだけ履いておられた。それで男といううわさもあった」について:
「私がスカートを着る日には、観客が涙涙(涙の海)となる」と付け加えた。
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(参考)
イ・ソンヒは、歌謡祭でのスカート着用について、自伝となる「イ・ソンヒのスター・ストーリー「7.『江辺歌謡祭』の裏話」」の中で、次のように語っている。
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待望の「江辺歌謡祭」決選の前日、私は「変装」した。ひょっとして父や知り合いがTVを見ても、私が誰なのかを見間違えるようにしようと。まず、頭をチリチリにパーマしたし、メガネも視力が似た友人のものと替えて使った。その上、行事当日の演出者シン・スンホ先生の強要(?)で、着ていたジーンズをスカートに着替えたので、それなりにほとんど完ぺきな変装をしたわけだ。

その時借りてはいたスカートの持ち主は春川から来たオ・ヘウォンという女子中学生だった。余裕がなくて返すことができなかったが、今も家に保管している。この記事を読むことになれば、その時の私のジーンズとヘ・ウォンさんのスカートを交換をする心の準備はないのだろうか・・・。
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(参考)
歌謡祭でのパーマとスカート着用後は、もっぱらズボン姿が彼女の基本的イメージとなった。

① 中高時代の制服はスカートだったので、ズボンを履きたいと思っていた。
② 当時、歌謡界でズボン姿で流行った女性歌手とともに、「ズボン三銃士」と呼ばれた。
③ 彼女は、自分の脚に自信がないと語ったことがあるが、そんなことはないという人もいる・・・。
④ あるコンサートで、彼女が珍しくロングドレスで登場したとき、会場にどよめきが起こった・・・。

最初から彼女が、女学生ファンに何より好まれたのは、女性を前面に打ち出す当時の歌謡界の中で、未分化な自身に照らして、心理的に最も馴染みやすい位置にいたからではないだろうか。(日本でも、未分化と童顔が特徴な女性歌手を、ジャンルは違うが、二人ほどあげることができる)

2014年8月21日木曜日

暑いときは喉を潤す

子どもの頃、そろそろ夏休みが終わりに近づいたと気付くのに、カレンダーの残り少ない日数よりも、ツクツクボウシヒグラシの鳴き声だった。何度か夏休みを重ねると、この時期に、日中威勢よく己の名を繰り返すツクツクボウシに空元気を、夕暮れに「カナカナカナ」とデクレッシェンドするヒグラシに哀愁を感じた。それは、舞台袖が幕引きの準備にざわめいているようである。

今日、アブラゼミに混じって、ツクツクボウシの鳴き声が聞こえてきた。やはり、夏の終わりを迎えようとしている。これからは日一日、秋の気配が深まるのだろう。

私は底寒い冬よりも、熱暑の夏の方がましだ。とはいえ、今年の夏、広島を襲った集中豪雨土砂崩れ災害に驚いた。関西、中国地方の表面を覆っている、花崗岩が風化した「マサ土(ど)」のあっけなさ。花崗岩地域で鉱物採集したとき、何度か茶色に変色したマサ土に遭遇した。皆が、花崗岩が「腐った」という表現をしたのを思い出す。

とはいえ続く強い陽射しと照り返しに、喉を癒そうと近所の店で冷たいものを探す。ノンアルコールのビール缶を5種求めた。
元来、アルコールは苦手だ。ノンアルコールにもかかわらず、ビールの香りがするだけで不思議と酔った気分になる。決して美味いとも思わないけれど、夏の風物詩として、夜風を受けながら飲むことにしようか。

2014年8月20日水曜日

「浜辺の歌」

むかし、結核は死の病だった。確実に蝕み最期を迎える。しかも、それは早い。母が子ども時代、結核患者の出た家の前を通るとき、息を止めて走り過ぎたという。誰もが、そんな恐怖を共有した。

竹久夢二の描く女性像に、はかなさと寂しさを残す結核患者のイメージがある。当時、小説や絵画を通して、若くして夢を失う姿を身近に感じられたのだろう。今はその実感がない。ちなみに、竹久夢二は結核を患って、一年も満たずに亡くなっている。

また、祖母が幼い頃に見たという、お遍路さんの中には、(他の重病だが)体が確実に蝕まれながら死に場所を探すひとたちがいたという。お遍路の行為に、生と死の境を旅するという実感は今はない。

死と直結した結核を同心円にして作品に接すると、その時代の思いに一歩でも近づくかもしれない。
懐かしい歌曲、「浜辺の歌」の作詞者林古渓には、結核療養した恋人がいたという(ネット上で知る)。また、作曲者の成田為三も、この病の友人を療養所に見舞ったという*。

(*)「唱歌・童謡ものがたり」(読売新聞文化部、岩波現代文庫)に、この歌について次のような一節がある。
「(歌の舞台の)候補地の一つ、(秋田県の)『道川海岸』説をとる岩城町は、同町の結核療養所に友人を見舞った成田が、月見草の咲き乱れる道川海岸を見て曲想を得たと主張する」

美しい旋律の「浜辺の歌」に、今とは違うものを当時の人々は感じていたかもしれない。

「浜辺の歌」

あした浜辺を さまよえば
昔のことぞ しのばるる
風の音よ 雲のさまよ
よする波も かいの色も
   
ゆうべ浜辺を もとおれば
昔の人ぞ しのばるる
寄する波よ かえす波よ
月の色も 星のかげも


(Youtubeに登録のyasuji4193に感謝)

2014年8月19日火曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 カトリック

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(8/13)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズの第68回として、ローマ・カトリックのフランシスコ法王の訪韓(8/14から4泊5日)に当たり、カトリックにまつわる(音楽の)話を紹介した。

最初に、殉教者、金大建김대건、1821年8月21日~1846年9月16日)神父の紹介から、次のように始まった。
・フランシスコ法王訪韓の目的は、アジア青年大会参加だ。15日、大会開会式が開かれる忠清南道唐津のソルメ(솔뫼)聖地を訪れる。同地は、初めて神父としてミサを捧げ、カトリック迫害て殉教した金大建神父の故郷。17日、閉幕のミサを捧げる海美邑城(해미읍성)、この石城で、興宣大院君政権の朝鮮末期(1866年)、カトリック迫害で一千人余の信者が処刑された。

▼ 「愛の頌歌(사랑의 송가)」をカヤグム演奏。

次に、朝鮮カトリック伝来について、次のように説明された。
・韓国カトリック信者に一番誇らしいのは、西洋の伝道師が来る前からカトリックが伝わっていたことだ。朝鮮時代にカトリックは、文禄・慶長の役(1592年~1598年、韓国でいう壬辰倭乱)、北京を往来する人々を通じて伝わった*。
    (*) K-Wikipediaに、文禄・慶長の役に日本軍についてきた宣教師により伝播した説と並ぶ。
・西洋の神父と交わる中で書籍も伝わり、西洋の学問を学ぶことができた。

▼ 「賛美の祈り(찬미의 기도)」を横笛テグム演奏。

最後に、朝鮮時代のカトリック迫害史について、次のように解説された。
・1784年、北京で朝鮮初の洗礼を受けた李承薰(이승훈、1756年~1801年)は、多くの聖書を持ち帰るなどしてカトリックを伝えた。朝鮮では、主に有識者がカトリックを学問として受け入れた。そのほとんどは既に権力を失ったヤンバン階層で、彼らには力がなかった。また、先祖を重視する儒教の祭祀を否定するカトリックに不満に思う者も多かった。
・カトリック伝来後しばらくして迫害が始まる。朝鮮末期(1866年)、「丙寅教獄(丙寅迫害、병인박해)」で、9人のフランス人宣教師、8,000人の信者が亡くなったが、その後多くの人々がカトリックの教えを学び信仰を守った。

▼ 「アン・ジュングンがカトリックに入門する」の創作パンソリ。

(参考)
2005年度「韓国の宗教人口の分布」(KBS)によれば、国民人口の53.1%が宗教を持っている宗教人口のうち、仏教徒が43.0%、キリスト教徒が55.1%(プロテスタント34.5%、カトリック20.6%)である。
(統計庁人口総調査による)

2014年8月18日月曜日

サルスベリの花

親たちの夏休み(盆休み)が終わり、今日から日常に戻る。子どもたちは、まだまだ貴重な夏休みが続き、毎日が忙しい・・・来週になって宿題に慌てるのだろうけれど。

暑さのせいか、外で遊ぶ子どもの声が聞こえない。夏休みの音を探せば、小学校の校庭を囲む巨木の葉陰からアブラゼミの鳴き声が聞こえてくる。それ以外、実にのんびりして静かなのだ。

近所の植木園いっぱいに、サルスベリの木が育てられている。この時期、紅桃(紅紫)色、白色の古風で小さな花が木々を覆う。中国南部原産というサルスベリ、花の色合い、つるりとした幹の具合から、いかにも中国の画に描かれていそう。とりわけ夕暮れのサルスベリは、香(こう)の香(か)が辺りに漂っているような錯覚を与える。

(本ブログ関連:”百日紅”)

例年、見事に花を咲かせるサルスベリ(百日紅)だが、今年は元気がない。花びらが小さく、色落ちしているように見える。民家の垣根越しに咲くサルスベリも、鮮やかさに欠ける。私の見間違いだろうか、どうしたことだろう、もったいない。


(付記)
花を愛でること。桜花は散る姿もよいが、満開の樹下に立って見上げるのもよい。陽を受けた花弁を透して薄桃色の光が辺りを覆う。他の花にない経験だ。桜花はそれだけに美しい。

2014年8月17日日曜日

イ・ソンヒの「共存」

イ・ソンヒが、新たらしい試行に挑んだアルバム11集(1998年)には、原題が「공존(共存)」(チョ・ウンヒ作詞、イ・ソンヒ作曲)という曲が収められている。思い出にひたり、そこに残った微かな縁(えにし)を信じる。ハングルのタイトルに付された「共存」の漢字に、すこし堅苦しさを感じるが、たとえ成就せずとも互いに(東洋的な)絆でつながっていたことを美しく歌い暗示する。

(本ブログ関連:”共存”)

ちなみに、スーパージュニアのライブアルバムには、「공존(命運線、Destiny)」という同名曲がある(daum music)。こちらは、若く明るい絆のようだ・・・聞いたことありませんが。


「共存(공존)」

旅は終わったの、私たちの愛も
戻るには、あまりにも遠い 道に旅立ったわ
夜空の星のように、胸に積もる
一瞬の、愛は過ぎても 思い出は残って

*私のそばに止まった風、私の中にあふれた陽射し
いつか、傍(そば)を通り過ぎていくでしょう
永遠(とは)に私は見れなくとも

一つになれなかった、世界が嫌(いや)になっても
恋しい、私の心の根は
いつも貴方に向いて深いから

(*)以下繰り返し

夜空の星のように、胸に積もる
一瞬の愛は過ぎても、思い出は残ったわ
う〜ん

(Youtubeに登録のlys2187に感謝)

2014年8月16日土曜日

靴投げ合戦

地方にいた子ども時代、隣りのクラスと口ゲンカになって、互いの男子が揃って下駄箱から靴を取り出し、投げ合ったことがあった。きっかけは忘れた。

さて、その後始末がどうだったかはっきりしない。靴をそのまま放りぱなしにした筈もないから、きちんと元の場所に戻したのだろう。散らばった靴を見て、子ども特有の感で、それが誰れのもので、どこへ置けばよいか分かっていた。

投げ合っている最中、妙に楽しくて、靴が弧を描いて飛んでいく光景を今でも覚えている。やったぜという気持ちは、多分隣りのクラスの連中も同じだったに違いない。靴箱の靴がなくなると、それで終わった。子どもの熱狂が急にしぼんだのだ。

もちろん、クラス同士が靴投げ合戦しているのを、教師が気付かないはずもない。遠くから高見していたのだ。今思い返して驚くのは、靴を投げあった後に、教師から咎めがなかったことだ。説教された記憶がないのだ。

ある意味、粗野だが、そこに暗黙のルールがあるという、昔の子ども喧嘩だった。それを見て、教師はもう一つ別の大人の視点を持っていたのかもしれない。その土地の気風もあって、腹が座っていたことになる。

私が、この暗黙のルールが全く効かないと気付いたのは、東京の小学校に転校したときのことだった。

2014年8月15日金曜日

女性初、フィールズ賞受賞のニュース

マスコミ各紙が、4年に一度、数学界の若手の才能を顕彰するフィールズ賞で、初めて女性数学者のスタンフォード大学教授マリアム・ミルザハニ(イラン出身)が受賞したと報じている。数学の世界、女性初ということで、そうだったのと素人は感心するけれど。

ノーベル賞受賞の場合、マスコミの記者が競って解説記事を載せるが、フィールズ賞の場合、そんなチャレンジ記事が見当たらない。書く方の記者だって大変だろうけれど、読む方のわれら読者に分かるはずもない、多分。

だから、この際、フィールズ賞受賞のニュースは、「女性初!」が中心に報じられる。

学生にも読める、ワトソン、クリックのノーベル賞受賞のベースになった、DNA二重螺旋 (DNA double helix) 構造の論文(「核酸の分子構造」、1953、Nature)は、1ページちょっとのシンプルなもので、しかも直感的に、二重螺旋構造のイメージさえ浮かべばよいのだから。思弁的な理解は必要ない。
二重螺旋構造のヒントになった、DNAX線解析の写真は、女性科学者の手によるものだったけれど、60年ほど昔の話。

そう、今回のフィールズ賞について、「で、それで何が凄いの?」なんて、誰も踏み込んで聞こうとしない。ああ、数学ってドラマがありそうで、なさそうで。(ガロアは別にして)

2014年8月14日木曜日

シルヴィ・ヴァルタン「アイドルを探せ」

ドアを開けると、玄関先の床のタイルの溝に沿って、いつもと変わらぬ蟻(アリ)の列が続く。上から覗いて、隊列一匹一匹の区別がつく筈もない。この夏を懸命に生きて、来年に命をつないでいる。

(本ブログ関連:""、”にわかファンの困惑”)

始まりと終わりを知らぬ蟻だけど、自然の中で、一匹ずつ命を持ち、運命が待っている。彼らは(仲間の中で)ほかとの違いを主張しているようでもない。

私たち(人間)は、共通の言葉を持ち、価値まで作ってしまった。「私は、ほかと違う」という思考で、そう生きようと四苦八苦する。ファッションも知識も、ほかと違うことに一生懸命だ。
でも、蟻は言葉なんて持ち合わせてないから、その場、その瞬間に行動するのが精一杯だろう。黙々とあんな風に仕事をこなす。仕事を放棄したり、逃亡した蟻は知らない。

でもねえ、私が一番というのも悪くない。神様がくれた最高の賜物かもしれない。たとえ実現できなくても、最高の夢を見られたのだから。

イ・ソンヒが誕生した年に大ヒットを飛ばした、シルヴィ・ヴァルタン(Sylvie Vartan、1944年8月15日~)の「(邦題)アイドルを探せ(La plus belle pour aller danser:踊りに行く一番の美人)」(1964年)は、彼女のデビュー頃の好みの笑顔で、聞かせてくれる最高の夢だ。

(本ブログ関連:"シルヴィ・ヴァルタン")

(Youtubeに登録のwin081に感謝)

2014年8月13日水曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 百中

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(8/6)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズの第67回として、道教由来の中元に当たる陰暦7月15日の「百中(백중)」にまつわる話を紹介した。

始めに、「百中」の起源と、関連する両親の日の行事について、次のように紹介された。
・陰暦7月15日、中元を韓国では「百種(백종)」といい、この時期、収穫の百種類の穀物の種を備え置いたの意がある。「百中」、「中元(중원)」ともいう。道教で、心を込めて馳走を準備し神に祭祀を捧げた。仏教で、「亡魂日(망혼일)」といい、亡父母、祖霊を供養して倒懸の苦(逆さに吊るす苦しみ)を救う行事だ。
・日本に「父の日」と「母の日」があるが、韓国は5月8日が「両親の日(어버이날)」で、親孝行をする日でもある。昔は百中がその日だった(今年、陽暦8月10日(日)が当たる)。

▼ 「悔心曲(회심곡)」(回心曲)を聴く。仏教音楽中でも民謡風という。習合の要素だろうか。

次に、仏の弟子目連のなき母への供養から盂蘭盆節が始まったと、次のように説明された。
・亡父母、祖霊を供養して倒懸の苦を救う日を盂蘭盆節という。日本では「盂蘭盆会」と呼び、釈迦の時代に由来する。釈迦の優れた弟子「目連」は神通力があったが、彼の母はむごく、目連が亡母を探したところ、飢えと渇きに苦しむ餓鬼道に堕ちていた。罪深い母としても、目連は母を助ける方法を訊くと、釈迦は、僧侶が精進を終えて日常の修行に戻る7月15日に心を込めた馳走を準備して供養をするようにと答えた。供養により、亡き親、生きている親も全ての災いから逃れられる。目連がそうすると、母は餓鬼道から出た。その時から盂蘭盆節が始まった。

▼ 「お母さん(어머니)」を聴く。呼べば返った母の声が、今は懐かしい・・・今様ながら、誰にも共通の心情。

最後に、百中の頃に農民がしばらく休む「ホミを洗う日」の由来について、次のように解説された。
・百中が終わる頃、農村では草刈も終わり、しばらく余裕のある時期になる。当分、農具「ホミ(虎尾、호미)」を使うこともない。「ホミを洗う日」といい、農夫もこの日ばかりは休み、馳走と酒を楽しむ。雇人のために、主人が新しい服を買ったり、雇人がまだ未婚なら、嫁を見つけることもあった。昔の人々には、この日、心を配って周囲を思いやる、共に生きる知恵があった。

▼ 歩きながら演奏する「珍島(진도)道軍楽(길군악)」を聴く。ちょっと洗練して聞こえるが・・・明るい。

2014年8月12日火曜日

イ・ソンヒ 30周年記念コンサート全国ツアーの追加(安養、昌原、高揚)

インターパークによれば、イ・ソンヒの30周年記念コンサート「歌う イ・ソンヒ」全国ツアーに次の通り3会場が追加された。ここ3回のコンサート中、最大のツアー規模になる。

・安養(안양)9.13-14:「安養室内体育館」(予定
・昌原(창원)10.17-18:「昌原城山アートホール大劇場」(予定
・高揚(고양)11.1-2:「高揚アラムヌリ アラム劇場」(予定

(本ブログ関連:”30周年記念コンサート”)


コンサート”歌うイ・ソンヒ”全国ツアー
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・ソウル4.18-20:「世宗文化会館」4月19日レポート
・大邱5.10-11:「大邱エックス5階コンベンションホール」
・蔚山5.24-25:「蔚山東川体育館」
・光州6.7-8:「金大中コンベンションセンター」
・城南6.14-15:「城南アートセンターオペラハウス」
・釜山6.28-29:「KBSホール」
・富川7.12-13:「富川室内体育館」
・全州8.30-31:「韓国ソリ文化の殿堂 モアク堂」(予)
・安養9.13-14:「安養室内体育館」(予)
・大田10.4-5:「忠南大学正心華国際文化会館正心華ホール」(予)
・昌原10.17-18:「昌原城山アートホール大劇場」(予)
・高揚11.1-2:「高揚アラムヌリ アラム劇場」(予)

2014年8月11日月曜日

台風と竜巻

巨大な台風と竜巻は成因が違うといっても、宇宙に浮かぶISSから見た写真を見ると、素人目には両方とも大きな目をもった上昇気流の渦にしかみえない。

今回のノロノロ台風11号のその端で、栃木県に竜巻様なものが発生した。現在、この現象を調査中であり、竜巻と断定していないようだが・・・調査結果を報告するためには、発生のメカニズムの説明が必要になるだろう・・・。

気になるのは、温暖化により、台風の性質が変わってきているのではないだろうか・・・そのことにより、台風の外側に小さな竜巻様なものが生じやすくなっているのではないだろうか。今後も同様なことが起こるのでは、気になる。

アメリカの巨大竜巻(ハリケーン)は、その外縁に小さな竜巻が生んでいないだろうか、知りたい。

流体に見られるように、大きな流れが物体に衝突したとき、小さな渦流ができるようなメカニズムが、台風と竜巻のような関係で、生じることはないのだろうか。関東地方、栃木県の地上の形状、平地、山地、川などが影響したのでは・・・。

2014年8月10日日曜日

台風11号と「HIDDEN SINGER3」前舞台

朝から土砂降り。しばらく止んでまた降りだす。そんな繰り返しに、午後には強風が加わり、やがて、風だけが間隔をあけて吹くようになった。
鉱物採集に行く途中にある、(Outer rain bandよりOutかもしれない)栃木県の或る町に強風が吹き、まるで竜巻に襲われたようだ。明日、地元気象台が調査するという。もしかしたら、台風来襲と合わせて竜巻がセットされたかもしれない。
今日一日、天気不安定なため外出もままならず、久し振りに整理整頓にはげむ。

お話し変わって

いよいよ今月16日(土、午後11時~)放送される、JTBCの「HIDDEN SINGER(히든싱어)3」の前舞台として、「9日(土)放送されたJTBCの『HIDDEN SINGER3』では、イ・ソンヒが歌まね能力者の声を聞く姿が映じられた」と、WOW韓国経済TVの記事「HIDDEN SINGER3 イ・ソンヒ出現…歌まね能力者シンクロ率に、衝撃(mental崩壊)『どれくらいぴったりなんだ・・・』」(8/10)は、番組内の様子を次のように報じている。

(本ブログ関連:”HIDDEN SINGER”)

(アンダーラインの歌手について不案内で・・・)
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イ・ソンヒが出るという消息(ニュース)にフィソン、キム・ジョングク、ペク・チヨン、VIBE(ユン・ミンス、リュ・ジェヒョン)は驚きを表わした。

続いて、あるスタジオで、キム・ギョンホ、ペク・チヨン、イム・チャンジョンなど、「HIDDEN SINGER」に出た歌手が一緒だったし、キム・ギョンホは「一小節だけうまくやれば良い」と注意深く助言を示した。

引き続き、イ・ソンヒは、キム・ギョンホ、イム・チャンジョンなどとコラボレーション舞台を披露した。この後、イム・チャンジョンとペク・チヨンはイ・ソンヒの歌に涙を流してしんとさせた。

イ・ソジン、ソン・シギョン、イ・スンギ、シン・ドンヨプなどが歌まね能力者の声を聞いて驚き、特にソン・シギョンは、「イ・ソンヒ先輩が6回驚かれた」と話した。イ・ソンヒさえ混乱に陥り、シーズン3の初回に対する期待感を高めた。

HIDDEN SINGER3のイ・ソンヒ出演の消息(ニュース)に、ネチズンは「HIDDEN SINGER3 イ・ソンヒ、その方が来られた(=聖書的表現)」、「HIDDEN SINGER3 イ・ソンヒ、わっ 冗談じゃないよね」、「HIDDEN SINGER3 イ・ソンヒ、最強チーム」などの反応を見せた。
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2014年8月9日土曜日

ノロノロ台風

テレビの気象予報士が、四国・紀伊半島に迫りつつある台風11号(先月末29日発生)に、「ノロノロ台風」(20Km/h程度)と特徴づけている。この台風、強風・豪雨を撒き散らしながらも、天気図上では一向に先へ進もうとしない。そのためか、都下にある当地は、台風11号から遠距離のため、一日中曇り空のまま、・・・図書館から外へ出ると、道端が濡れていたが、はや!乾き始めていた。どうやら一瞬の雨だったようだ。

今夜から明日未明にかけて、台風11号は四国上陸の恐れがあるとのこと。平年でも雨量の多い三重県に、今台風の(Outer rain band)ため、大雨特別警報が発せられたという、心配だ。

ところで、気象庁の「気圧配置 台風に関する用語」には、ノロノロ台風という用語は載っていない。どうやら公式用語ではないようだ。テレビ各局で使っているので、一般的表現ということか。

将来、亜熱帯化が進むといわれるが、そのとき、今の台風はどのように変化しているのだろうか・・・規模、進路など気になるところだ。


* 上記の( ):テレビ朝日の気象解説(8/10)を付記した。

2014年8月8日金曜日

イ・ソンヒの「秋の風」

イ・ソンヒは、デビュー翌年、立て続けにアルバムを1、2集とリリースした。しかし、2集に収録の「秋の風(カルパラム、갈바람)」(1985年、作詞チョン・ウニ、作曲ナム・クギン)で厳しい局面(下記参照)に直面したものの無事切り抜けた。聞くことのできるものは、難色なく美しい曲に当時生まれ直しものだ。
後に、2004年、彼女の20周年記念コンサートで歌った同曲は、突き抜けるような硬質さが薄れ、透明度が増していた。その音質も良い映像がYoutubeにあったが、残念ながら今は視聴できない。

(本ブログ関連:”立秋”)


「秋の風(カルパラム)」

小さな胸にこんなに、しみじみ恋しさ残して
去ったあなたは風、寂しさ呉れた「カルパラム」
今でも目元を巡る、あなたの暖かだったあのまなざし
こころ、何度も何度も、恋しい翼を広げさせるよ

*ああ、あなたは「カルパラム」、雲を作る「カルパラム」
ああ、あなたは「カルパラム」、私のこころ奪った「カルパラム」

小さな胸にこんなに、しみじみ恋しさ残して
消えたあなたは風、寂しさ呉れた「カルパラム」

(*以下繰り返し)

(Youtubeに登録のBread Feetに感謝)

(参考)
上掲のYoutubeに、「(最初)この曲はキム·ヨンジャが83年に発表した曲である『愛の迷路』とリフレイン部分があまりにも似ているという理由で盗作判定を受けました」という登録者の記述がある。このYoutubeは、修正した曲である。

2014年8月7日木曜日

立秋2014

2020年の東京オリンピックは、ちょうど今頃開催とのことで、テレビの天気予報のコーナーで話題になることがある。1964年*の東京オリンピックは10月中旬の秋空に行なわれたが、次回2020年は、熱中症の多いこの時期だ。本当に大丈夫だろうかというのだ。

(*) 1964年、東京オリンピックの年に、イ・ソンヒが誕生している。

それにしても、昔と比べて同時期、今の暑さは厳しい。雨の降り方も激しく尋常でない。温暖化のせいもあるだろう、亜熱帯化がひしひし迫って来ているように感じてしょうがない。

とはいえ、暦の上では、今日は二十四節気の「立秋」、秋の入り口に立つことになる。
「古今集」秋上の巻の始めに、藤原敏行朝臣が秋立つ日によんだ次の歌がある。教科書で学んだからか言葉の通り馴染みやすく、子どもにも何となく秋の気配を感じる詩心を湧かせてくれた。

「秋きぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」

子どものころ、遠くに聞こえた秋の風も、若者には正面から吹いて来るようになり、このごろは、後ろにその気配を感じる。歳とともに、秋の風は自然にだけでなく、人生の節目にも趣を変えて吹く。

(本ブログ関連:”2012立秋”、”2013立秋”)


(追記)
図書館帰りの道、辺りの空気は相変わらず暑くて重い。見上げると、明るい陽射しが残る青い空に浮かんでいる雲が、天空に張り付いているように見える。高層の雲に、はしゃぎたくなるのは何故だろう。

2014年8月6日水曜日

イ・ソンヒ 「HIDDEN SINGER」(シーズン3): 8月16日(土)放送

イ・ソンヒの公式ホームページ<スケジュール>に、彼女が出演するJTBC「HIDDEN SINGER(히든싱어)」(シーズン3)の放送日が、8月16日(土)と記されている。(放送時間帯は、午後11時過ぎか)

(本ブログ関連:”HIDDEN SINGER”)

JTBCの視聴方法については、ネット上に上手い方法が解説されているので、それに従って試してみよう。

2014年8月5日火曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 仏国寺、石窟庵

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(7/30)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズの第66回として、慶尚北道慶州市の仏教遺跡、新羅時代建立の「仏国寺(불국사)」(最盛期の8C)と「石仏寺(석불사)」(現在の「石窟庵(석굴암)」、8C~13C)にまつわる話を紹介した。

始めに、仏教遺跡の仏国寺と石窟庵にまつわる、大城(대성)の逸話の紹介から次のように始まった。
・新羅時代(503年~935年)、牟梁(모량)里(리:村)に大城という男の子がいた。貧しい家に生まれた大城は、僧侶の教えを聞き幸せを祈り布施するため、母を説得して唯一の畑を処分した。しかし、幸せに成るどころか、やがて命を落とす。同じ頃、隣村の金文亮(김문량)の家に一人の赤坊が生まれた時、空から「牟梁里の大城という子をこの家に任せる」という声が聞こえた。生まれた赤坊の手には「大城」の文字があった。(亡くなった)大城の母親と一緒にこの赤坊を育てた。
・(生まれ変わりの)大城は、現世の親のために仏国寺を、前世の親のために石窟庵を立てた。

▼ 「赤い花、赤い心(붉은 꽃 붉은 마음)」を聴く。児童合唱、曲調は童謡・・・今様である。

次に、「吐含山(토함산)」と、仏国寺の「無影塔(무영탑」と「多宝塔(다보탑)」について、次のように紹介された
・新羅の頃、仏国寺と石窟庵が位置する吐含山が神聖視された。大きく毀損されず美しい姿を今も保っている。仏国寺の、無影塔とも呼ばれる釈迦塔(석가탑)と、美しい飾りが特徴の多宝塔が有名。

▼ 創作曲「無影塔」の4楽章の演奏を聴く。重々しくコムンゴの弦が響く・・・今様である。

最後に、インドの仏教遺跡の石窟との関わりと違いについて次のように触れられた。
・岩をくりぬいたり、壁面に刻み出したりした(大規模な)石窟に、インドのアジャンター(紀元前1C~紀元後2C、5C後半から6C頃)やエローラ石窟(5C~7C)があって、中国を経て伝わった。仏国寺と石窟庵の場合、花崗岩を利用して人工的に洞窟を作ったのが大きな違いだ。

▼ 創作曲「沈香舞(침향무)」をカヤグム演奏で聴く。伝統の香りして、飾り気のない音色にしばし耳を傾ける。

2014年8月4日月曜日

最初のこと

親の、多分、母親の言葉を覚えて、幼児は自分の声(言葉)を発することができる、といえば当り前だが、そのとき母音について、最初に聞いた母音の種類だけ記憶する。いいかえると、それ以外の母音は排除される。母国語はそうやって固定するのだろうが、後に他国の言葉に馴染もうとすると、母国語以外の母音や子音が出てくるので、習得が大変だ。これも当り前のこと。

味覚もそうだ。子どもの頃に食べた風味、食感は忘れられない。文化によって、食習慣に齟齬が発生した場合、ヤッカイな問題が発生する。

雪に多数*の単語を持つイヌイット語、雨に複数の言い回しがある日本語。自然と触れ合う生活の中でこそ意味がある。生活環境が変われば、言葉の持つ実感が、そのまま伝わっていくのか気になる。

(*) 多数ではないという話しもあるけれど・・・すっきりした専門家の解説が欲しいものです。

音はどうだろう。例えば、風の音にどれくらい名前が付いているか知らない。風について、単独で考えるようになったのは、もしかしたら天気予報のせいかな。

音楽についていうと、イ・ソンヒの「Jへ」を聞いたとき、以前に最初に聞いた他の歌手のカバーと比べて、美しさ(透明感、共鳴感)が明らかに違っていた。この場合、最初に聞いたものが最も良い(曲のイメージが決まってしまう)とは限らない例だ。

2014年8月3日日曜日

「バラ」(最も好きな花)

春に好きな花は、「レンギョウ(連翹、개나리)」という韓国で、一般的な花の嗜好について、「バラ」が最も好まれるとういう調査結果が、ニューシスの記事「韓国人が最も好きな花は『バラ』」(7/30、イ・サンテク記者)で報じられている。(順位を見やすく表示した・・・なお、先月末発表であるが、調査時期をネット上で確認できず)

(本ブログ関連:”「春」といえばどんな花が思い出されますか?”、”バラ(장미)”)

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(韓国)国民が最も好きな花は「バラ」となった、同様に、野生花として思い浮ぶ花では「タンポポ」が指された。

(7月)30日、韓国農村経済研究院(한국농촌경제연구원)と国立樹木園국립수목원)によれば、野生花に対する国民意識を調査した結果このようになった。
・対象: 成人の男女1000人(標本誤差±3%ポイント、95%信頼水準)

★野生花として浮び上がる花:
・「タンポポ(민들레)」(157人)
・「オキナグサ(翁草、할미꽃)」(82人)、
・「ツツジ(つつじ、진달래)」(61人)、
・「レンギョウ(개나리)」(56人)、
・「スミレ(제비꽃)」(53人)、
・「ムクゲ(무궁화)」(52人)、
・「ツツジ(クロフネツツジ、철쭉)」(49人)、
・「エノコログサ(강아지풀)」(34人)
周辺で簡単に見ることができる花が上位を占めた。

★購入する種類と浮び上がる花:
・「ケマンソウ(금낭화)」(29.6%)
・「オキナグサ(翁草、할미꽃)」(20.4%)
・「アヤメ(붓꽃)」(17.5%)
・「カンゾウ(忘れ草、원추리)」(15%)
・「スズラン(은방울꽃)」(15%)

★一般的花と野生花を網羅した、合計48種を対象にトーナメント方式で理想花を分けるいわゆる「理想花ワールドカップ」:
・「バラ(장미)」
・「フリージア」
・「チューリップ」
・「コスモス」
・「ラベンダー」
農経研は上位5位中に含まれた花は全部認知度が高い導入種だと説明した。

★これは去る2011年、韓国ギャラップが調査した花選好度結果とも似ている。当時調査では、
・「バラ」(41.4%)
・「フリージア」(7.5%)
・「キク」(5.7%)
・「ユリ」(4.4%)
・「カスミソウ」(4.3%)
・「チューリップ」(2.7%)
・「レンギョウ」(2.6%)
・「ムクゲ」(2.2%)
・「モクレン」(2.2%)
・「コスモス」(2.1%)

2014年8月2日土曜日

イ・ソンヒの「バラ」

イ・ソンヒには、バラをタイトルにした13集所収の「バラ(장미)」(2005年、作詞作曲イ・ソンヒ)がある。このラテンの曲調に合わせて踊るダンサーを傍らに、イ・ソンヒが赤いドレスで歌う姿が印象的だったが、そのYoutube映像を見ることができなくなったのは残念だ。

バラは、「情熱」の花言葉を持つが、あわせて聖母マリアの象徴でもある。バラには近寄り難い気高さがある。そして香りは穏やかで人の心を癒す。
バラの赤い花を見るとき、力強い意志を与えてくれるように感じる。落ちつきと芯あるバラの花弁と香気は、それだけに、若い人よりも、時を重ねた人にこそ相応しいように思う。

(本ブログ関連:”バラ(장미)”)


あなたにバラを渡す
その赤い香気、あなたに伝える
私を忘れて眠る夜に
あなたの部屋いっぱいに、バラの花の香気が広がるまで

私たちの愛で生きよう
短い生涯を、夢見るようにしよう
二度と来ないこの瞬間に
愛する時間は、あまりあるではないか

一瞬としても、およばぬとしても
その喜びにひたってみるべきでないか
生きてみて、胸がときめく
時が多くないことを、よく知っているから

その先が痛みだとしても
両の手を広げて、あなたを抱こう
愛しよう
生きてみて
私たち二つの心、熱くなろう


あなたに口づけしたい
ああ、その唇はどれほどうっとりするだろうか
太陽の下、柔らかな花びら
さらに赤く染まっていくのね

愛と憎しみの両方を持って
風の最後にあなたのすべてを預けて
大きくなっていくあなたの熱望は
遥かその昔の、草原を描いているのか

その先が痛みだとしても
美しく咲いたのね
風に触れて
花びらが散るとても
そのこころは、熱く咲いて散る


(Youtubeに登録のCoffee Letterに感謝)

2014年8月1日金曜日

甘熟 バナナラテ

地元の図書館は造りが古く、全館一斉の空調で、部屋ごとのコントロールが効かない。そのため、読書室は夏は涼し過ぎ、冬は温まらぬといった按配だ。しばらく滞在したが、体が芯から冷えてしまい、隣り街の図書館へ場所を変えようと外に出て驚いた。午後の陽射しは目を眩ますように容赦なく、熱射は腕を刺すように暑かった。

隣り街の図書館は、大規模な読書室にもかかわらず、既に満員だった。こちらの施設は新しく、空調も穏やかなので、夏休みに自宅で勉強中の学生たちが一斉に逃げ込んできたようだ。同じフロアのロビーはオープンスペースになっていて、フリーデスクがいくつも並んでいるので、そこで読むべきものを読むことにした。

帰り道、コンビによったところ、バナナ味の乳飲料が目に入った。タカナシ(高梨乳業)の紙パック入り「甘熟 バナナラテ」(果汁5%、500ml)だ。今回、コンビニで氷(ロックアイス)を購入したので、オンザロック?で飲んでみた・・・その分、甘さは控えめになるが、乳飲料のまろやかさと、(昔懐かしい)バナナ風味が口中に広がる。かすかに、バナナ特有のイガイガ感も喉に残る。

パッケージに、バナナの表皮にできる黒い点を「シュガースポット」といって、「熟して甘くなってきている印です!!」と解説が記してあった。

バナナ味の巡礼はまだまだ続く。

(本ブログ関連:”バナナ”)

2014年7月31日木曜日

「孝行ラジオ」販売業者に判決出る

韓国では、携帯ラジオ+デジタル・プレイヤー機能を合わせ持つ、安価な「(親)孝行ラジオ」と呼ばれるものが流行っている。孝行の名が示す通り、親へのちょっとしたプレゼント品として、もらった老人たちにとってもアウトドアで楽しむ便利な音楽ツールになっている。

デジタル・プレイヤーに使う、MP3音源を収録したSD(TF)カード販売が大きな問題になっている。実は、1枚のカードに収められた500~5,000曲が、CDと比べると驚くほど安く販売されているのだ。

音源(トロット曲)を制作、発売する音楽業界にとって影響が大き過ぎたため、今回その違法性に対して、ついに実刑が科せられることになった。ニューシスの記事「『孝行ラジオ』違法です、SDカード流通業者実刑」(7/23、イ・ジェフン記者)は、孝行ラジオの実態と影響、判決内容を次の通り報じている。

(本ブログ関連:”「孝行ラジオ」”)

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「孝行ラジオ」に挿入されているマイクロSDカードに大量の音源を不法に複製、販売した流通業者に実刑が宣告された。

韓国音盤(レコード)産業協会によれば、最近、ソウル中央地裁刑事15単独裁判部は、SDカードに音源を不法複製して販売した流通業者に懲役8ヶ月・執行猶予1年、社会奉仕命令120時間を宣告した。

孝行ラジオはラジオ形態のプレーヤーだ。数千曲が不法複製されたSDカードを挿入すれば、きりなく聴取することができる。

裁判所は、不法SDカードを大量に市中に流通した流通業者Lに、「創作の成果に対する権利を保護して著作物の公正な利用を図ろうとする著作権法の趣旨に照らして罪質が良くない」とし、「犯行規模が大きく、一切の反省をしない点」などを理由に、このように宣告した。

一方、音産協は、今回の事件と関連して2012年から証拠収集などをしてきた。昨年11月、文化体育観光部の著作権保護課と特別事業警察官は、家宅捜索を通じて不法SDカード流通会社4ヶ所を刑事立件した。

協会関係者は、「孝行ラジオの主消費層である老齢層の、購買行為よりも、コンテンツに対する接近性(アクセス)が容易にできない点を悪用した流通業者の悪意的な行動(の方)が問題」としながら、「営利を目的に不法音源を専門的に流通する事業者によって、残っていた成人歌謡市場は完全に崩壊してしまった」と話した。

最近では、トロット曲だけでなく、海外ポップソング、著作権がある賛美歌など、多様なジャンルの音源が数千曲ずつ侵害されるなど、その被害が深刻な水準」と付け加えた。
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2014年7月30日水曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 川漁

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(7/23)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズの第65回として、川で魚を捕る「川漁(かわりょう)(천렵)」にまつわる話を紹介した。

始めに、漁労(川漁)をしながら自由に暮らす、学問に優れたソンビの生活について、次のように説明された。
・漁労には、それを生業とする漁師の他に、ソンビが隠遁生活しながらする場合もあった。生活がかかる漁師は、たくさんの魚を捕って高値で売りたい。一方、ソンビは、魚は捕れても捕れなくても構わない、ただ自然の中で過ごすのが目的で、どこにも拘束されない自由な人々であった。昔は、このように自由な暮らしこそ、ソンビにとって最高の老年と言われた。

▼ 自由な暮らしの喜びを歌う「魚父辞(어부사)」を聴く。山よりも川がいいとノンビリとした風情で・・・今様である。(屈原の「漁夫之辞」じゃない)

次に、農民も川魚獲りに行ったことを歌うフィモリ雑歌「六七月(육칠월)」について、次のように紹介された。
・家族や友人と美味い料理を楽しむため、川に向かう農夫もいる。にわか雨が通り過ぎると、農夫は農機具の代わりに釣りの道具を整えるが、雨具がない昔、雨よけ笠をかぶり蓑を着て出かけた。早いテンポで歌うフィモリ雑歌「六七月」の曲中、そんな姿を歌う。
・畑仕事で手が空かぬ農夫は、通りかかった男の子を呼び止め、自分の代わりに魚を獲ってうちに届けるよう頼む。ついでに、カボチャを入れて鍋料理を用意しておくよう妻に伝えて欲しいと言うが、男の子は機嫌が悪いのか、きっぱりと断る。自分も仕事が山積みで、夜は勉強までしているから忙しいという。鍋を分けてやるかして、うまくなだめるしかない。

▼ フィモリ雑歌「六七月」を聴く。農夫が頼んだのは牛追いの作男(少年)のようで・・・テンポ軽く次々と続く。

最後に、避暑を兼ねて農民が川漁した風俗を、次のように説明された。
・夏は、農夫にとって休む暇もない時期だ。強い日差しの中で働き続ければ倒れるかもしれぬ。だから夏は、早朝から朝方までや、日暮れる頃から仕事を始めたりした。それでも耐えられぬ暑い日は、村中集まり水遊びに出た。小川に足を浸して魚を捕り、辛い鍋料理を作り食べた。これを川漁と言う。
・片隅に石や木の枝を集めて、そこに窯をかける。また、川に網を張り、魚が捕れるのを待つ。足を浸して遊ぶうち、しばらくすると魚が網に掛かる。風が気持ちいい日には魚もよく捕れると言う。

▼ チャルメラのような「太平簫(別名:セナプ(새납))」を長尺に変化させた現代の管楽器「チャンセナプ(장새납)」の演奏で「渓谷(계곡)」を聴く。渓谷に北風が吹くよう・・・。今様である。

金寶愛さん、川辺でも辛い鍋料理がよさ気とのこと・・・そうなんだ。

2014年7月29日火曜日

「江辺歌謡祭」デビュー以来30年

今日は、イ・ソンヒが音楽祭にデビューして、ちょうど30年目にあたる。

1984年7月29日に、イ・ソンヒ(1964年12月14日【旧暦11月11】~)が(満)19歳のとき、第5回MBC「江辺歌謡祭(강변가요제)」に、仁川専門大学のサークル「4幕5場」を代表して、イム・ソンギュン(임성균)とのデュエットで「Jへ(J에게)」(作詞作曲イ・セゴン)を歌い大賞受賞した。これを機会に、イ・ソンヒはソロとしてデビュー、翌1985年に音楽界へ躍進、地球レコードよりアルバム第1集を発表する。

(本ブログ関連:”江辺歌謡祭”)


(Youtubeに登録の010tmehakに感謝)

江辺歌謡祭から、以来30年を記念して、今年4月にソウルの世宗文化会館大劇場で「歌うイ・ソンヒ」コンサートを開催、その後、全国ツアーを展開している。

・ソウル04.18-20: 「世宗文化会館」  ★4.19レポート
・大邱05.10-11: 「大邱エックス5階コンベンションホール」
・蔚山05.24-25: 「蔚山東川体育館」
・光州06.07-08: 「金大中コンベンションセンター」
・城南06.14-15: 「城南アートセンターオペラハウス」
・釜山06.28-29: 「KBSホール」
・富川07.12-13: 「富川室内体育館」
・全州08.30-31: 「韓国ソリ文化の殿堂 モアク堂」
・大田10.04-05: 「忠南大学正心華国際文化会館正心華ホール」

(本ブログ関連:”30周年”)

2014年7月28日月曜日

睡魔

若い頃、図書館で読書や学習を始めようとするとき睡魔に襲われ、しばしまどろんだ後、急に頭の中に涼しい風が吹くようなスッキリした感になる。それからは、読書や学習が軽やかに進んだものだが、歳をとるとそうはいかない。もやもやしたまま、更にもやもやする。いつまでたっても、清朗な気分にならないのだ。

気分転換に、図書館の書棚からおもしろい本を探す。黄表紙の「桃太郎後日噺」(朋誠堂喜三二)を見つけて、挿絵をながめながら言葉がきを楽しむ・・・もちろん、注釈付きで。

桃太郎が連れてきた鬼と、老父母の下女との恋に横恋慕する猿の醜さもあるが、しまいには娘道成寺に変転したりして、ドタバタな展開もいいところ。

ネットに、この噺を史実の人間関係に即して説明するものがある。当時のひとには、何を風刺しているのか分かっていたのだろう。作者の朋誠堂喜三二が秋田の佐竹藩の藩士というのもおもしろい。佐竹藩は上から下まで開放的だったのか、器用な生き方ができたようだ。秋田は、歴史的に見て、東北の他県とは違った独特なものを感じる。

2014年7月27日日曜日

(資料)2014上半期チャート(GAON)

韓国のガオン・チャートは、2014年上半期のランキング集計結果を、同サイトで発表している。
その中で、アルバム部門について見ると(元表は100位まで)、イ・ソンヒが今年3月25日発表した公式アルバム第15集「SERENDIPITY」は、39位の順位を占めている。若手歌手が上位多勢のなかで、自身の音楽的確立のため、試行を止まないイ・ソンヒの姿勢は大きな道標となっている。

(本ブログ関連:”(資料) イ・ソンヒ 伝説を超える”、”(資料)デビュー30周年迎えた「サニー・オンニ(お姉さん)」”)

それにしても、韓国のイ・ソンヒファンのみな様方、彼女のアルバムをしっかり購入しましょう。私は、第15集「SERENDIPITY」を3つ持っていますよ。(1つは新大久保のCDショップで、2つはサイン入りをコンサート会場で)

                        【ランキング集計: 国内出荷量( - 返品量)を基準に集計】
Ranking Title / Artist Gaon Count Production
1 EXO-K|중독 (Overdose) 386,383 Kt music
2 EXO-M|上瘾 (Overdose) 285,078 Kt music
3 동방신기|Tense 197,172 Kt music
4 소녀시대|The 4th Mini Album `Mr.Mr.` 159,007 Kt music
5 인피니트 (Infinite)|Season 2 158,091 로엔엔터테인먼트
6 비원에이포 (B1A4)|Who Am I 126,702 포니캐년코리아
7 씨엔블루 (CNBLUE)|Can't Stop 113,338 CJ E&M
8 동방신기|The 7th Album Repackage `수리수리 (Spellbound)` 109,763 Kt music
9 B.A.P|First Sensibility 104,528 로엔엔터테인먼트
10 비스트 (Beast)|Good Luck 88,800 Universal Music
11 방탄소년단|Skool Luv Affair 75,178 로엔엔터테인먼트
12 엑소 (EXO)|정규1집 리패키지 XOXO (Kiss Ver.) 74,226 Kt music
13 투하트(우현&키)|1st Mini Album 73,463 로엔엔터테인먼트
14 빅스 (VIXX)|Eternity 72,385 CJ E&M
15 슈퍼주니어-M (Super Junior-M)|Swing 63,173 Kt music
16 2NE1|2NE1 NEW ALBUM `CRUSH` 62,132 Kt music
17 태양|RISE 52,859 Kt music
18 에이핑크 (Apink)|Pink Blossom 51,551 로엔엔터테인먼트
19 엑소 (EXO)|12월의 기적 (Miracles in December) (Korean Ver.) 51,272 Kt music
20 김재중|WWW 화장을 지우다 50,000 에이앤지모즈
21 EXO-K|`MAMA` EXO-K The 1st Mini Album 44,444 Kt music
22 GOT7|Got it ? 44,409 Kt music
23 S.M. THE BALLAD|S.M. The Ballad Vol.2 Breath (Korean Ver.) 41,007 Kt music
24 Various Artists|Frozen OST (Deluxe Ver.) 40,998 Universal Music
25 갓세븐 (GOT7)|GOT♡ 38,505 Kt music
26 비 (Rain)|Rain Effect 37,616 로엔엔터테인먼트
27 비투비 (BTOB)|뛰뛰빵빵 34,840 Universal Music
28 Various Artists|Frozen OST 33,387 Universal Music
29 B.A.P|Unplugged 2014 29,986 로엔엔터테인먼트
30 아이유 (IU)|꽃갈피 29,027 로엔엔터테인먼트
31 EXO-M|`MAMA` EXO-M The 1st Mini Album 28,900 Kt music
32 악동뮤지션 (AKMU)|PLAY 28,895 Kt music
33 엑소 (EXO)|XOXO (Kiss Ver.) 28,812 Kt music
34 김광석|김광석 Best 27,364 CJ E&M
35 블락비 (Block B)|Jackpot (Special Edition) 25,043 CJ E&M
36 동방신기|The 4th World Tour "Catch Me" Live Album 24,986 Kt music
37 Various Artists|별에서 온 그대 OST 24,368 로엔엔터테인먼트
38 빅스 (VIXX)|Voodoo 24,260 CJ E&M
39 이선희|SERENDIPITY 23,784 로엔엔터테인먼트
40 엑소 (EXO)|十二月的奇迹 (Miracles in December) (Chinese Ver.) 22,194 Kt music

2014年7月26日土曜日

みそぎぞ夏のしるしなりける

百人一首の最後から3番目の98に、旧暦6月30日の今日にちなんだ、従二位家隆(藤原家隆)の次の歌がある。まさにこの禊祓(みそぎはらえ)の時期、夕暮れに流れる風と小川に夏の気配を感じると詠嘆する。

風そよぐ 
ならの小川の 
     夕(ゆふ)ぐれは
みそぎぞ夏の
     しるしなりける

風そよぐ
イ・ソンヒの代表曲「Jへ」は、「J, 스치는(すれすれに通り過ぎる、かすめる) 바람에(風に)」から始まる。この(頬を)かすめる風について、いろいろなチャレンジ(訳)をネット上に見たが、「かすめる」とか「かすむ」など言葉を越えられないのに対して、作詞家の三佳令二の歌詞はさらりと、「そよぐ風に」と言葉を配している。やはり、プロは凄い。

なら(楢)の小川(をがは)
「京都市北区、上賀茂神社の御手洗(みたらし)川。」[歌枕]【広辞苑(電子版)】
Youtubeを「ならの小川」で検索すると、いくつか該当すると思われる風景が見当たる。川幅は数m程度、まるで唱歌「春の小川」に出てくる小川のようだ。川筋は木々(楢?)に囲まれ整備されているよう。南下して加茂川に合流する。

みそぎ(禊)
「身に罪または穢れ(けがれ)のあるときや重大な神事などに従う前に、川や海でを洗い清めること。」【広辞苑(電子版)】
契約や原罪もない神道世界でも、人生に何となくけがれ(穢れ)を負っているよう感じる。人は心に澱が溜まるようで、日があらたまるとき、洗い清める(禊祓(みそぎはらえ)する)ことをする。(旧暦)6月30日、一年の半分も終わるときに、「六月禊祓」するが、現在は新暦に合わせているようだ。

2014年7月25日金曜日

(資料)イ・ソンヒのデビュー30周年記念コンサート映像

今年、4月18日(金)~20日(日)に、ソウルの世宗文化会館大劇場で開催された、イ・ソンヒのデビュー30周年を記念するコンサート「歌う イ・ソンヒ」のステージは、後日、MBCより放送された。
Youtubeに載った、この貴重な映像が長く登録されることを祈りながら、本ブログ画面左(上側)にも「이선희 30周年記念コンサート」のタイトルで同じものを埋め込んだ。

なお、コンサート中継映像は、5月15日(木)午後11時15分からMBCより放送された。実際、2時間ほど演じられたコンサートであったが、1時間15分ほどに選択されているものの、会場の雰囲気は十分伝わっている。

(本ブログ関連:”イ・ソンヒ 30周年記念コンサート実況 5/15放送 MBC”、”資料:이선희 Concert”、”30周年”)

(Youtubeに登録のにO DY感謝)

2014年7月24日木曜日

夕立と思えど

夕方、公民館を出たそのとき、建物前の乾いた路面に大きな黒点が次々と散った。あっという間に、大粒の雨が降ってきたのだ。戻ろうか、一瞬たじろいだものの、付設の駐輪場が目の前にあったので、そちらへ駆け込んだ。

夕方、6時前のことだ。雨は次第に強さを増し、駐輪場の屋根を激しく叩いた。時節柄、夕立の通り雨くらいに考えて、やり過ごそうとしたのだ。しかし、雨脚はますます強くなり、20mほど先の公民館に戻るのも躊躇した。

えい、ままよと立ち尽くしたが、一向に休まる気配もない。隣接する、欅の巨木の下にたたずむ稲荷神社の遠景が、雨煙に霞んで見える。雨風は横なぶりになり、雷鳴が轟く。俵屋宗達の屏風絵「雷神」を思いめぐらした。まさに雨風が舞い、雷光で辺りが一瞬明るみ、すぐさま雷鳴が轟く、まるで鼓を打つように、ドドドドドと連打して聞こえてくるのだ。(連打して聞こえるというのは、外にいないと分からないことかもしれない)

建物の向こう側が薄桃色に輝いた、落雷だ。ビリビリという響きして、辺りの施設から光が消えた。薄闇の中、待ち続けると、建物一斉に明かりが灯った。置いてけぼりされたように駐輪場にいて、それを見たとき、なぜかほっとしたのは不思議だ。

一時間ほどして、小降りになったのを機会に、急いで公民館に走り込んだ。なにしろ、駐輪場はコの字型に囲われているだけで、壁は腰丈ほどしかなく、風に煽られた雨が舞い込んで来たのだ。ずっと立ち止まっていただけに、ロビーのソファーのありがたかったこと。

雨脚がおさまった7時過ぎ、陽の落ちた中、ようやく帰宅できた。寄り道もしないで。

2014年7月23日水曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 フィモリ雑歌

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(7/16)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズの第64回として、人々の暮らしを早いテンポで歌う「フィモリ雑歌(휘모리잡가)」にまつわる話を紹介した。

まず、清渓川(청계천)の橋を渡った人々を例えた歌「メンコンイ打令(맹꽁이타령)」について、次のように始まった。
・ソウル市の中心を流れる清渓川は、'60~'70年代の経済成長で水質が汚れ、コンクリートで埋めて高架を作り道路とした。2000年代に入り、高架道路の撤去と復元により、市民の憩いの場となる。清渓川は、ソウル北部の北岳山(북악산)と仁王山(인왕산)から出て、市中心部を通り、東に流れて中浪川(중랑천)と合流する。
・昔、清渓川は人々の生活の中心にあり、洗濯をしたり、子供の遊び場だった。正月には、清渓川の橋を往来して遊ぶ人々で混み合い、そこに歌芸人のクァンデ(광대)がいた。朝鮮時代、清渓川が流れる光化門(광화문)に官庁街があり、官職者やその使い、国民に至るまで、各層が往来した。それを地潜り蛙(ヒメアマガエル科)を指すメンコンイに例えた面白い歌がある。

▼ 朝鮮時代の曲調、打令(타령)で歌う「メンコンイ打令」を聴く。青銅青精米・・・とは何?、ともあれ元気だ。

次に、動詞「吹き荒ぶ」(휘몰아치다)の意から早いテンポで歌う「フィモリ(휘모리)雑歌」について、次のような説明があった。
・フィモリに、せき立てるの意があり、早いテンポの俗歌を「フィモリ雑歌」と言う。庶民の素朴な暮らしを大げさに描いた長い歌詞を休まずに早いテンポで歌う。とぼけるように歌うところが面白い。
・清渓川は小さいが、昔は川辺に多くの人が集まって暮らした。夏の梅雨時に水が溢れることも多く、雨に履く木履(ぼくり)が川を流れ、その上に乗っかったメンコンイの様子が、舟に乗ったヤンバンを思わせた・・・そんな歌詞から始まり、混迷した国の情勢や夫を亡くした未亡人、目的もなくブラブラ歩く人や夫の妾と喧嘩して首をつりに行く妻などを、メンコンイに例えながら歌う。現実的ながらもユーモアが溢れて笑ってしまう。

▼ 岩(바위)を意味する「バウィ打令(바위타령)」を聴く。次々と岩の名を挙げていく・・・岩の名で埋め尽くす。

・(バウィ打令は)飯を食うきに小石を噛むと、なんと大きく感じたのか。これを大げさに説明するため、全国の有名な岩の名を全てあげながら歌う・・・まるで山林を思わせて、食べ終えると窯の中から獅子のような動物一組がのそのそと出てきたという。

最後に、雑歌の分類について、次のように説明された。
・よく知るパンソリや民謡も昔は「雑歌」と呼んだ。最近は、専門の歌い手が歌うものを雑歌と言う。フィモリ雑歌は、歌や踊りを楽しんだ後、一番最後に歌うもので、雰囲気も真っ盛りになり、思う存分諷刺をしながら歌った。

▼ ひどく不細工な顔を指す、フィモリ雑歌の中でも最も大げさな歌詞の歌「あばた打令(곰보타령)」を聴く。~のようで~のようで・・・おどけた感じの列記スタイルだ。

・あばた(곰보)の僧侶が小川に現れると、その顔がなんと不細工であったのか、魚がびっくりして逃げてしまっ。川魚はもちろん、突然タコやサバ、イシモチまで登場する。フィモリ雑歌を聴いていると知らないうちに微笑む。

2014年7月22日火曜日

梅雨明け 2014

今日、ついに梅雨明けした。おかげで、映画「怪しい彼女」の鑑賞に出かけることができた。

平成26年度 梅雨明け(気象庁
   地 方   平成 26 年 平年差  昨年差       平  年        昨  年    
関東甲信7月22日ごろ1日遅い16日遅い7月21日ごろ7月 6日ごろ

(本ブログ関連:”梅雨明け”、”梅雨入り”)

映画「怪しい彼女」

久し振りに、都下の大きな街に出て、映画「怪しい彼女(수상한 그녀)」(韓国公開2014年1月)を見てきた。痴呆や死が背後に迫る老人、将来の定まらぬ若者、その中間にいて振り回される親たちが織り成す、可笑しくて、しんみりとさせるストーリーだ。あるとき、70歳のおばあちゃんが、20歳に変身することから始まる騒ぎも、最後には家族の絆の重さに収斂する。

主人公オ・ドゥリ(急に若返ってとまどう自分に、オードリー・ヘップバーンをヒントに付けた仮の名前)役のシム・ウンギョン(심은경)は、映画「Sunny サニー 永遠の仲間たち」で、仲間に引っ張られる、転校してきたおとなしい?高校生役を演じたが、今回は、20歳の体に70歳の意地悪婆さんが憑依したように、元気いっぱい辺りに騒動を巻き起こす。それに、頬がちょっぴり膨らんだ、シム・ウンギョンの童顔になごむ。

(本ブログ関連:”サニー”)

でも20歳の旋風には理由がある。おばあさんの新婚時代の悲しみ*を振り返らねば理解できないことだ。僕らは、肉親だからこそ、知っているようで知らない、気付こうとすらしてこなかった、そんなことがいっぱいある。この映画は、身近なひとの人生を推し量るきっかけになる。あなたの涙腺まで保障はしないけれど。

(*) 経済発展の礎となった、派独、西ドイツへの(鉱山、看護)労働者の出稼ぎ(東亜日報の記事:2004年6月9日

映画の最後に、この映画を「全てのお母さんに捧げます」というメッセージが表示されたのを見て、アジュンマサイトにある、「この世にアジュンマの子どもでない人はいない!」という言葉の、母親が愛するものに持つ絶対的な信念に対する、感謝あるいはオマージュのような気がした。

ところで、この映画は、70年代の流行り歌を取り入れて時代性を演出している。Youtubeに、20歳に若返った主人公のオ・ドゥリが歌う場面を集めたものが載っている。
それぞれの曲目は、ストーリーの各場面に相応しく歌われるもので、あるときは楽しく、あるときは胸に沁みる。そして、原曲の曲調をガラリと変えたものまである。すっかり感情移入してしまった私は、主人公役のシム・ウンギョンのバラードやツイスト風味にすっかり染まってしまった。

-----------------------------------
・「LAに行けば(나성에 가면)」: セセムトリオ(세샘트리오)、1978年、作詞・作曲吉屋潤(길옥윤)、【나성=羅城=LA(ロスアンゼルス)】
・「雨水(빗물)」: チェ・ウンオク(채은옥)、1976年 ・・・ (参考)ブログ「Likeafriend
・「白い蝶(하얀나비)」: キム・ジョンホ(김정호)、1975年、作詞・作曲キム・ジョンホ
・「もう一度(한번더)」 ・・・ ???(気になる話題がでている)


(Youtubeに登録のCJ Entertainment Official、windmillsofmusic、soya iに感謝)

2014年7月21日月曜日

梅雨明け間近・・・多分

昨日は一日、ムチャ暑いと思ったら、夕方に熱さの帳尻を合わせるかのように土砂降りして、空気もヒンヤリさせた。今日は夕方に一雨来るかと思ったが、ずっと蒸し暑いままだ。お天道様の心がよく分からない。

先週末、近所の小学生たちが両手にいろいろ荷物を抱え、ランドセルを揺らせながら下校しているのを見た。そう、夏休み(7月20日~8月31日)がj始まったのだ。いよいよ、本格的な夏になる。子どもたちのためにも、早く梅雨明けして欲しい。

今年の「梅雨明け」は、気象庁(「平成26年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)」)によれば、南側地域から次の通りだ。九州北部が、四国、中国よりも1日遅れるというが面白い。

6月26日頃    沖縄
7月13日頃    奄美
7月16日頃    九州南部
7月21日頃    九州北部
7月20日頃    四国
7月20日頃    中国
7月21日頃    近畿
7月21日頃    東海

関東・甲信地域の、今年の「梅雨入り」は、6月5日頃だった。その日に近く梅雨入りした例は、最近では2012年6月9日頃があり、梅雨明けは7月25日頃だった。

(本ブログ関連:”梅雨入り2014”)

これ以降、関東・甲信、北陸、・・・、の順に梅雨明けするだろうが・・・明日かも知れないという話もある。

2014年7月20日日曜日

イ・ソンヒ 「HIDDEN SINGER」(シーズン3)に出演決定

イ・ソンヒは、中央日報系JTBCの「HIDDEN SINGER(히든싱어)」(シーズン3)に出演がどうやら決まったようだ。亜州経済の記事「”HIDDEN SINGER3” イ・ソンヒ出撃…『歌謡界のレジェンド 女帝』が出る」(7/20、アン・ソンヨン記者)は、シーズン3の最初の主人公として出演すると、次のように報じている。(抜粋)

(本ブログ関連:”イ・ソンヒ 「HIDDEN SINGER」に出演か”)

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・「歌謡界のレジェンド 女帝」 イ・ソンヒが”HIDDEN SINGER3”の最初の主人公として出撃を予告した。

・イ・ソンヒは、来る8月中旬、初放送を控えているJTBCの「HIDDEN SINGER3」の最初の舞台を開ける。1984年の「Jへ」でデビューして以来、15枚の正規アルバムを発表し、30年目のわが国歌謡界の王座を守っているイ・ソンヒが、どんな神話を作り出すのか成り行きが注目されている。

・何より、デビュー30年目の貫禄と内的充実あるイ・ソンヒは、小さな体躯から生まれくる響きとは信じられない嵐吹く声量と圧倒的な歌唱力、繊細な感受性まで兼ね備えた自他共に認めるわが国の代表歌手。HIDDEN SINGERのシーズン1から最も見たい歌手の1位に選ばれるかと思えば、最も付き従って歌うのが難しそうな歌手の1位に選ばれて話題を集めたことがある。

・このために「HIDDEN SINGE」制作スタッフは、シーズン1、シーズン2を経る2年の間、イ・ソンヒと交渉するために刻苦の努力を傾けたところ・・・出演提案を受諾、格別さを増している。

・特に、最近進行された「HIDDEN SINGER3-イ・ソンヒ特集」予選現場には、歴代シーズンを合わせて最も多い志願者が集まって、イ・ソンヒの人気を実感させた。さらに、職場に休暇を出して外国から帰国した30年のファンから、外国人、公務員、医師、教師、小学生に至るまで、国籍も、年齢も、職業も多様な参加者が続出した。これと関連して、老若男女関係なく全国民が知って、愛するイ・ソンヒの声を物まねてやり遂げられる志願者が存在するかどうか疑問が広がっている。

・「HIDDEN SINGER3-イ・ソンヒ編」は、異例の2回に渡って放送される。製作スタッフが、何と2年の間ラブコールを送ってきた「わが国最高の女帝」イ・ソンヒの名声に合うように、既存の「HIDDEN SINGER」では見られなかった、とてもスペシャルな舞台が繰り広げられる予定。どんな歌手よりも視聴者たちに期待が大きい舞台だけに、焦眉の関心が集められている。

2014年7月19日土曜日

「孝行ラジオ」

最近、韓国の巷に流行るもの、親孝行のプレゼント品として知られる「孝行ラジオ(효도 라디오)」がある。
プレゼントされた年配者は、これをハイキングに携えるという。ラジオ機能以外に、デジタル・オーディオプレイヤー機能が付いていて、韓国歌謡のトロットを収録した「TF(ミニSD)カード」を装着して、山歩きにもっぱらこれ楽しんでいるようだ。

(本ブログ関連:”孝行ラジオ”)

ラジオ本体の価格もそうだが、トロットが500曲~5000曲入ったTFカードも恐ろしく安価なのだ。このことが問題になっている。孝行ラジオの出現によって、歌謡界の売り上げが大幅に落ち込んでいるというのだ。

なおラジオ本体は、韓国ネット通販に公開されており、ほぼ中国製だ。一方、トロットの音源については未確認? 電気街や市場の屋台などで、TF(ミニSD)カードをチューインガム・ケースのようなものに隠し置いている映像を見たような気がする・・・じゃなくて、KBSの「뉴스9」で放送していた。

(資料)KBS WORLD「クリックK」の「孝行ラジオ」(2013年12月10日)より、抜粋。
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・孝行ラジオが発売されてから1~2年の間で、トロットのアルバム売上額は70%以上減少。音楽が利益を生み出すのが難しい時代になったという・・・

(資料)スポーツ・トゥデイ「孝行ラジオ」に泣く歌謡界、解決策を問う」(7/3)より、抜粋。
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・2000曲以上の不法音源が入っているSDカードを装着したポータブル・オーディオ(ラジオ兼用)をいう。主に登山道、高速道路の休憩所、清渓川の屋台通りなどで3万〜5万ウォンで取引される。


ところで先日、ソウル土産にこれをお願いしたところ・・・。

2014年7月18日金曜日

イ・ソンヒの「さようなら」

若い女性の繊細な心情を歌う曲が多い中で、イ・ソンヒの4集の最後に収められた「さようなら(안녕)」(1988年、作詞イ・ギョンエ、作曲キム・イラン)は、若い独特な高音の迫力があるとはいえ、内容に、朝焼けとともに旅立つ自信を感じる。(歌の主人公を男にしたら、ありふれたものになるだろうから)

この4集には、後に彼女そのものになった、国民的な代表曲「美しい江山」(作シン・ジュンヒョンのカバー)がある。ソウルオリンピックの年、その時代の気風とまさしく調和した曲々を発表したことになる。

(本ブログ関連:”イ・ソンヒ「ALL THAT MASTERPIECE LEE SUN HEE 4+5」入手”)


美し過ぎた思い出にふけりながら、あなたの寝顔を見つめて
あなたの額に口づけして、静かにささやいたわ、さようなら

ドアを、ドアを開けしなに心残りして、もう一度、あなたを見つめて
遠くから聞こえる夜明けの鐘に、静かにもう一度、さようなら

別れは、本当につらい、愛とは、ただあなた

けれど、去らねばならない私を引き止めないで、ああ、引き止めないでください、

愛しています

ドアの、ドアの外に出たら、冷たい夜は明け、コートの襟を上げて、口笛吹いて
白(しら)露なのか涙なのか、私の目もとに流れ、静かにささやいたわ、さようなら

静かに、もう一度、さようなら、さようなら

(Youtubeに登録の숲속여행に感謝)

2014年7月17日木曜日

【多摩の代官】江川代官の事績と在地支配

地元公民館で、江戸時代に多摩地区(武蔵)を治めた代官による自治機構を解説する、法政大学大学院の馬場憲一教授による、最終会となる第6回講演「江川代官の事績と在地支配」を聴講した。

(本ブログ関連:”多摩地区(武蔵)を治めた代官”)

今回とりあげられた代官の江川太郎左衛門英龍(号を坦庵)は、例によって次男として生まれ、他家に養子に出され、そこで才を認められ代官にまでになる。天保4年の大飢饉(1833年)に際して窮民救済の業績の他に、ペリー来航など騒々しい時代にあって、洋学を特に砲術を修めて、江戸湾防衛のお台場建設と砲台設置などで知られているという。

江川代官について、特にお台場建設で広く知られているということだが、今回始めて知った。彼は絵も得意で、民情視察の際の部下を従えた主従の絵図や自画像を、配布された資料で知った。眼の大きな彼の顔、どこかで見たような気がする・・・それとも別の人物だったのか。

江川代官が世間に広く知られのは、次の要素があるようだ。当初、開国を要求する外圧に抗するため民兵組織の農兵を作った。しかしながら、幕末、国内治安が(一揆など)不安定となり、対策のため、農兵を使うことになる。「本来外へ向かうものが、内に向かうようになった」(本講義)という。

江川代官の支配は、武蔵野全域にあったが、地元へ直接関与した記録はないそうだ。


(付記)
前回の最後に少し触れられた田中兵隅、今回紹介された江川太郎左衛門英龍など初めて知った人物だ。これから、少しずつつだが、近在の博物館巡りなどする新しいテーマができたようだ。