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2026年9月20日日曜日

秋の七草、彼岸の入り

きょう(9/20)は、秋の「彼岸入り(初日)」である*。秋の彼岸に食べる和菓子に「おはぎ(お萩)」がある。「小豆の粒を萩の花に見立てたことが、その由来と考えられている」**そうだ。
(*)ちなみに「彼岸明け」は、9/26 。
(**)わがし京増:「和菓子小径」https://wagashi-kyomasu.com/blog/2026/2026-09-23.html

おはぎは、大好物だ。特にあんこ粒(つぶあん)が感じられるものがよい。むかしから、一個食べると、二個目が欲しくなる。歳をとっても変わらぬ食い意地だ。

萩の花は、まさに秋の七草の一つ。

七草というと、春の七草を思い浮かべる。この場合、「七草がゆ」にして無病息災を願い食べる「薬草」の意があるが、秋の七草は、花を見て秋の景をもっぱら「楽しむ(鑑賞する)」ものとされ、次の「花」がある。

(本ブログ関連:”七草”)

・萩(はぎ):マメ科の落葉低木
・尾花(おばな):ススキ(イネ科の植物)の別名、かすかな花が咲く。
・葛(くず):マメ科の(ツル性)多年草植物
・撫子(なでしこ):ナデシコ科の多年草植物
・女郎花(おみなえし):スイカズラ科の多年草植物
・藤袴(ふじばかま):キク科の多年生植物
・桔梗(ききょう):キキョウ科の多年生植物 ⇔ 朝顔をあてる説もある。


なぜ「ヒガンバナ」は、秋の七草に入らないのか
ところで、この時期に重なるように咲く紅い花に「ヒガンバナ(彼岸花)」があるが、秋の七草に与されないのか気になる。ネット検索すると次のような解説があった。確かに合点行く。

(本ブログ関連:”ヒガンバナ”)

■ Google検索 Labs
「秋の七草にヒガンバナが入らないのは?」に対する回答より抜粋・追記
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ヒガンバナ(彼岸花)が秋の七草に入らない最大の理由は、秋の七草の起源となった奈良時代の和歌(万葉集)に選ばれていなかったからです。
 ● 起源となった歌に登場しない
山上憶良(やまのうえのおくら)が『万葉集』で詠んだ和歌が由来となっています。
・「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花」(巻8-1537)
・「萩の花 尾花葛花 瞿麦(なでしこ)の花 女郎花また藤袴 朝貌(あさがほ)の花」(巻8-1538)
 ● 不吉なイメージや有毒性
ヒガンバナは全草、特に球根(鱗茎)に強い毒(アルカロイド)を持っています。その毒性から、モグラやネズミを避けるために墓地や田んぼのあぜ道に植えられてきた歴史があります。そのため古くから「死人花(しびとばな)」「幽霊花」といった不吉な別名が多くつけられ、可憐な美しさをめでる目的で選ばれた秋の七草(鑑賞用)の趣旨には合わなかったとも言われています。
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2026年2月23日月曜日

天皇誕生日 2026,春の七草: 芹喰ふて翼の軽き小鴨かな(酒井抱一)

天皇誕生日
きょうは国民の祝日「天皇誕生日」(旧称 天長節)である。考えてみれば、私たちは、天皇陛下が幼少時に使われたお名前に親しんだ世代である。皇室の歴史の三代に渡って知る世代でもある。


自然観察園
昼間(午後2:30)、公園に併設の <自然観察園> へ出かけた。三連休最後の日(「天皇誕生日」の祝日)のためか、ぽかぽか陽気(最高気温 24.1℃、14:03)のおかげか、思った以上に家族連れで賑わっていた。公園の小川が川底をのぞかせていなかったら、元気な子どもたちが水遊びしていたかもしれないほどだ。


春の七草
合わせて、きょうは旧暦の1月7日で「春の七草」の日にあたる。本来の春の七草の季節感からいえば、旧暦のきょうの方が当たるようだ。今年の新暦の1/7に記した春の七草について記したことを再度述べる。

(本ブログ関連:”春の七草”)
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せり (芹)、なずな (薺)、ごぎょう (御形)、はこべら (繁縷)、ほとけのざ (仏の座)、すずな (菘)、すずしろ (蘿蔔)

上記「春の七草」の中で、「せり 芹 」は、かろうじて何処かで食べたかもしれない。「すずな 菘」はカブであり、「すずしろ 蘿蔔」はダイコンなので、こちらはいろいろな形で味わっているはず。
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せり (芹)
観察園の帰り道、産地直送の野菜の売店に寄ったところ、春の七草の「芹(せり)」が置かれていた。セリの酢味噌和えなど思い浮かび、つい買ってしまいそうになったが・・・。
ところでセリにからめて。今度は第八巻、「第八  折々のうた」(大岡信、岩波新書)に、次の、江戸後期の万能の文化人、酒井抱一(さかい ほういつ、 宝暦11年:1761年 ~ 文政11年:1829年)の句がある。
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芹(せり)喰ふて翼の軽き小鴨かな
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同書の解説は、セリを喰うからこそ身軽に空を飛ぶという抱一の想いを語りながら、もう一方で、小鴨(コガモ)を「真鴨(マガモ)、巴鴨(トモエガモ)などと同様美味な小形の鴨である」と並べている。ムムム・・・。

(本ブログ関連:”折々のうた”)


フキノトウ
きょう観察園へ行ったのは、きのう訪れた際に、「フキノトウ(蕗の薹)」の写真を撮れなかったので再度出かけた次第(写真は、きのう(2/22)のブログに追記した)。フキノトウは、「新鮮なものは、ほろ苦い味と、特有の香りが春の味覚として好まれている」(Wikipedia)といわれ、春の七草に加えてもよいものにと思う。春の七草(若菜摘み)に入らないのはなぜ?  味覚としての苦みと、季節感の一歩の出遅れにあるらしい。

2026年1月7日水曜日

春の七草

きょうは、「節句」(五節句)の最初の日(人日 じんじつ:人の日)。奇数が縁起が良く、日にちが重なるという「陰陽五行説」にもとづいている。
・1月は、1日が元旦のため、<1日から8日までに当てた動物> のなかで七番目の「人」を選び、最初の節句にしている。
・五行説に則して、奇数月の9月までしかなく、11月は対象外になっている。

(本ブログ関連:”節句”)

■ 節句(五節句)
漢名                       日付け     和名                   風習
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人日(じんじつ)    (1/7)    七草の節句          七草粥
上巳(じょうし)    (3/3)    桃の節句・雛祭     雛飾り
端午(たんご)         (5/5)    菖蒲の節句          こいのぼり
七夕(たなばた)    (7/7)    七夕(たなばた)  笹飾り
重陽(ちょうよう) (9/9)    菊の節句              菊の花
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■ 春の七草
「七草」に春と秋があって、「春の七草」は食べられる野草や野菜が選ばれる。一方「秋の七草」は鑑賞が主となる。きょうの「人日」は、「七草の節句」にあたり、「七草粥」を食べる風習がある・・・と毎年記しながら、いまだに口にしたことがない。

・せり (芹)
・なずな (薺)
・ごぎょう (御形)
・はこべら (繁縷)
・ほとけのざ (仏の座)
・すずな (菘)
・すずしろ (蘿蔔)

上記「春の七草」の中で、「せり 芹 」は、かろうじて何処かで食べたかもしれない。「すずな 菘」はカブであり、「すずしろ 蘿蔔」はダイコンなので、こちらはいろいろな形で味わっているはず。

今朝のラジオで、コメンテーターが食べてない言い訳をしていた・・・「野菜を切るのが面倒」と。実際、スーパーの野菜売り場に置かれた七草セットを見ると、そんな思いが分からなくもないし、馳走としての仕上がりも想像に難い処がある。

(追記)
昼下がり(午後3時半ころ)のスーパーで、しっかりしたパッケージに入った七草セットが売られていた。買おうか・買うまいか ・・・ 結局、買わずに終わった。なんとなく、食事の場面が分かったような気がしたので。

2025年9月12日金曜日

秋の七草(粥はありません)

歳時記に、「お花畠」は高山のもので夏の季語という。「花畠」は秋のもので、野に花がさきみだれる。

そういえば「七草」について、「春の七草粥」*があり、「人日の節句(旧暦1月7日)の朝に食べる風習」がある。今年こそ、と思いながら食していない。
(*)春の七草: セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ

(本ブログ関連:”七草”)

それじゃあ、秋の七草の粥はと思い返してみたが、スーパーの野菜売り場でパック入りのものを見かけたことがない。調べたところ、次のような解説があった。

■ 日本気象協会(tenki.jp)
「七草粥に入れて食べる『春の七草』。では『秋の七草』はどうするもの?」(Marina Hishinuma、2016.1.6)抜粋
    ー https://tenki.jp/suppl/marinahishinuma/2016/01/06/8991.html
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・秋の七草は、ハギ(萩)・オバナ(すすき)・クズ(葛)・ナデシコ(撫子)・オミナエシ(女郎花)・フジバカマ(藤袴)・キキョウ(桔梗)の7種類を指します。
・秋の七草は食べたり摘んだりするものではなく、観賞して季節を感じるためのもの。よって、春の七草(七草粥)のように特別な行事はなく、秋の七草粥というものも存在しません。
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(付記)
きょう、PCメーカー直販のノート・パソコンが届いた。明日にでも初期設定しようかと思っている。現在のPCを、OSを入れ替えて(Windowsとは別OSで)と考えたが・・・。

2025年2月4日火曜日

春の七草 2025 (旧暦 1月7日)、童謡「春よ来い」

春に育つ野草や野菜に「七草」と呼ばれるものがあり、年初の「節句」に、それらを粥に入れ「七草粥」として食す伝統がある。節句は、月日が同じ奇数がならぶ日であるが、最初の場合だけ1月7日であり「人日(じんじつ)」の日と呼ぶ・・・本来、旧暦の1月7日(新暦の今年 2月4日)にあたる。
スーパーに行き、<春の七草> のセットを買って、七草粥をチャレンジしてみたかったが、冷え込みを口実にサボってしまった(何だか毎年同じ言い訳している)。

(本ブログ関連:”七草”、”節句”)

新暦の2月は、気象庁の季節区分で「冬(12月~2月)」の最終月であり、まだ寒気が残る。本格的な「春(3月~5月)」まではあと一歩だ。

春の歌に、「あるきはじめた みいちゃん」と「おうちのまえの 桃の木」が待つ「春よ来い」(作詞:相馬御風、作曲:弘田龍太郎)の童謡がある。「唱歌・童謡ものがたり」(読売新聞文化部、岩波現代文庫)によれば、童謡に幼児語が使われている特徴があると紹介されている。寒い冬を終えて「みいちゃん」や「桃の木」が春の始まりを期待しているのが感じられる。

(本ブログ関連:”春よ来い”)

上記の現代文庫に、作詞者の御風は、詩創作の半ば忽然と郷里の新潟県糸魚川へ帰郷し、子どもたちとの無心の交わりで知られる「良寛」の研究に没頭したという。また、Wikipediaによれば、次のように、帰郷先の糸魚川で「ヒスイ」発見につながる示唆をしたという。
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地元に伝わる「奴奈川(ぬなかわ)姫」伝説を元に、糸魚川でヒスイ(翡翠)が産出するとの推測を示したことが、1935年(昭和10年)に同地でのヒスイの(再)発見につながった。
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■ Youtube(登録: 四日市 童謡愛好会)
「童謡 『春よこい』(みみちゃんレコード童謡集)」
https://www.youtube.com/watch?v=L1b8NJbLeWI

2022年1月7日金曜日

春の七草

きのうの積雪は、きょうになっても低い気温のため融けるのが遅れるだろう。なにしろ、きょうの日付になった深夜の1:00過ぎに、-6.7℃だったのだから。一日中冷え切ったままでいる。

二十四節気「小寒」の始まりの代表といえる、健康を願う風習に「春の七草(種)」粥(かゆ)がある。七種の野菜(野草)を刻んで粥に入れて食べる。スーパーなどで七草をパック詰めして販売されているが、今まで手にしたことはない。食した記憶はないけれど、「七草粥」の言葉はしっかり身についている。

(本ブログ関連:”春の七草”)

春の七草(草の名を漢字で書くことはないが)
・せり(芹)
・なずな(薺)
・ごぎょう(御形)
・はこべら(繁縷)
・ほとけのざ(仏の座)
・すずな(菘)
・すずしろ(蘿蔔)


(参考)
サイト「みんなの知識 ちょっと便利帳 」に、「春の七草・春の七種」関連情報が多数掲載しており、七草粥を作るときの<お囃子>が詳細に記されている。お囃子を知れば、七草粥がまるで「鳥インフルエンザ」の予防というか、それに打ち勝つための養生・滋養になるといっているよう気がしてくる。
- 「[7] 七草の囃子詞・七草囃子・七草たたき」
https://www.benricho.org/koyomi/nanakusa-nanakusahayashi.html

2020年1月7日火曜日

春の七草

陰陽五行の説に一年を次の五つに分ける「節句」がある。1月だけは7日があたるが、他月は月・日の数が同じになる。全ての奇数月があてはまるかといえば、11月は除外される。元来の節句が五つではなく六つになってしまうからだろうか・・・よく分からない。
・人日(じんじつ) 1月7日  七草粥
・上巳(じょうし) 3月3日  雛祭り
・端午(たんご) 5月5日  子どもの日
・七夕(しちせき) 7月7日  七夕(たなばた)
・重陽(ちょうよう)9月9日  菊の節句

きょう(1/7)の「人日」の日に健康を願って、次の七種の植物(「春の七草」)が入った「七草粥」を食べる風習がある。これらをセットにしたパッケージがスーパーなどで売られているけれど、今年も食することはなかった。
・せり(芹)
・なずな(薺)
・ごぎょう(御形)
・はこべら(繁縷)
・ほとけのざ(仏の座)
・すずな(菘): かぶ(蕪)
・すずしろ(蘿蔔): 大根

(本ブログ関連:”春の七草”)

上記の七草は、一般に覚えられている順に並んでいる。それと順序が異なるが、姿を紹介しているYoutube映像がある。


(Youtubeに登録の0727yuchanに感謝)

きょうは、一般に正月飾りする「松の内」の最終日で、「門松」などを早朝までに片付ける。新年の締めといってよい。門前に門松を飾ったことはないけれど。ちなみに、門松の飾りにある<竹>の先端の切り方について、テレビで聞いた解説(Wikipediaとは別説)によれば、斜めに切る(客商売で福を受ける)場合と、先端を水平に切る(企業などが福を貯める)場合とがあるそうだ。

2016年1月7日木曜日

(雑談) 七草

今日で正月気分がすっかり抜けて一新する。芽吹きの春を体に実感するよう、春の「七草粥(せり/なずな、ごぎょう/はこべら/ほとけのざ、すずな/すずしろ)」を食べる風習がある。今年こそ・・・と思いながら、またしても忘れてしまった、が。

(本ブログ関連;”七草”)

正月行事を振り返ってみると次の通り。終われば、明日から小学校は3学期が始まる。

1月1日 元旦
1月3日 正月明け(三が日の終わり)
1月4日 仕事始め
1月7日 松の内(正月)の終わり、飾り納め
           小学校の冬休みの終わり
           七草(節句のひとつ)、七草粥を食べる


■ 佐賀市富士町産 「春の七草」。日本の伝統食「七草粥」レシピ紹介 (健康をいただけそうです!)


(Youtubeに登録のJa Sagaに感謝)

2014年2月6日木曜日

春の七草

立春に入った矢先、雪に見舞われて寒い日が続く。週末にひと雪あるかも知れないという。積雪が心配で、スーパーの店頭に並んだ雪かき(スコップなど)が気になる・・・早めに購入すべきかどうか。

うっとおしかったストーブが、まだ役目を終わらない。とてもじゃないが春は暦の名ばかりだ。

旧暦で見れば、今日はまだ1月7日で寒いはずだ。昔は、この日に春の七草を食べたという。先日、このブログに(1/7)に七草粥についてメモして、春の息吹を期待したのに・・・まだ遠いな。

七十二候を書いたガイドブックに、春の七草を小寒の項に入れてあるのを見て、はたと気付いた。すべて旧暦のなかで考えれば順当だったのに、このブログでは新暦で節気を記して、旧暦で思いをはせるという、まことにまとまりの悪いことをしている。旧暦の言葉は、旧暦がおさまりよいというもの。

ところで、国立国会図書館のレファレンス協同データベースに、「七草粥を作るときに歌う歌を知りたい」の問いに対して、次のような回答がある。
「1月6日の夜、七草をまな板の上に載せて、包丁で刻むときに歌う歌で、地域によって歌詞は異なる。例えば、山梨県では、『唐土の鳥と日本の鳥と渡らぬ先に、あわせてこわせてバッタバッタ』と唱え、栃木では『七草なずな唐土の鳥と日本の鳥と渡らぬうちにすととんとんとんとん』、宮城では、『七草ただげ七草ただげ七草なずなとうどの鳥といなかの鳥と通らぬ先に七草ただげ』と唱える。」

<七草粥を作るときの歌>でいう七草とは、「春の七草」、「秋の七草」両方を指しているのだろうか・・・「唐土の鳥」と「日本の鳥」というように、渡りの<時期>に符合させているとイメージしてしまうが。