平日の金曜日、人出を案じつつ、「外語祭」(11/22~26)に出かけた。ここ数年、学生たちの演じる <語劇> の観劇を楽しんだが、今年は大学祭の雰囲気だけ味わうことにした。(日頃お世話になる者の勤めとしてお邪魔したしだい)
(本ブログ関連:”外語祭”)
キャンパス中央にある円形広場は、思いのほか多くのひとびとであふれていた。平日もあって、(受験生や家族連れというよりは)他大学の若者たちが中心か。もちろん、年配者もそれなりに隙間を埋めていたが。(他方、講義棟の展示は少々寂しい気がした・・・)
広場を囲む回廊に、学生たちが専攻する言語と密接な民族料理店が開かれていた。いわゆる大学祭の屋台だが、ここは外語大らしい品揃えになっている。ビルマ料理の屋台で、菓子「サヌイマキン」(少し弾力のある < ココナッツミルクと小麦粉で作る優しい味のしっとりケーキ >)とミルクティー「ラペイエ 」(ものすごく甘い < 濃厚なミャンマー風ミルクティー >)をいただく。今年も甘い菓子を楽しんだことになる。
帰り道、紅葉に彩られた公園に寄る。人影はまばらで、辺りは静まりかえっていた。まさに黄、紅、茶、緑の色づくし。春の生気あふれる華やかさと比べて、やがて冬を迎える束の間の紅葉に染まった公園には、落ちついたたたずまいがあった。
2017年11月24日金曜日
2016年11月20日日曜日
語劇「怪しい彼女」
地元大学の「第94回 外語祭」に出かけた。去年と同様、学生たちの演劇を見るためと、円形広場のプロムナードに並んだ各国の飲食模擬店を楽しむためだ。日曜日もあって家族連れや、受験志望の高校生たちであふれ大盛況だった。
言語専攻別に、学生たちによる演劇を「語劇」と呼んでいるようだ。語劇は「外語祭」期間中、連日プログラムされていて、その中から、今日最初に演じられる韓国語(専攻の正式名は朝鮮語)語劇、「怪しい彼女(수상한 그녀)」を観劇した。韓国映画の「怪しい彼女(수상한 그녀)」(2014年)を舞台化したもので、配役が一部変更されているものの大筋原作に従っている。
(本ブログ関連:”怪しい彼女”)
芝居の最後に、身を挺して孫を救おうとする祖母(おばあちゃん)に対して、大学教授になった祖母の息子が<自由になって欲しい>と、身を削って育ててくれた母親に感謝の言葉を述べ説得するところがある。客席で、隣の席の夫婦から鼻を啜る音がした。やはり、この物語は<全ての母親に捧げる>ものと実感する。芝居の暗転が気になったが、学生らしさを感じられる楽しい時間をもらった。
模擬店で、アラビアの「バスブーサ」(柑橘系の爽やかな風味を感じるしっとりした菓子)、トルコの「バクラヴァ」(シロップがたっぶり沁み込んだ更にしっとりした菓子)を食べた。実は、語劇「怪しい彼女」を見終わってすぐに、ホール隣接の売店で「ダブルブルーベリケーキ」も食ったばかりというのに・・・。甘い大学祭巡りだった。
(追記)
「外語祭」の帰路、小川の流れる公園に寄って散策する。イチョウの樹下に黄色に染まった葉の絨毯ができ、モミジは文字通り紅葉していた。公園の売店で、甘~い「甘酒」(ノンアルコール)を求める・・・どこまで甘いもの漬けになるやら。
次に、公園そばの美術館でイギリス絵画展「風景への視線」を鑑賞する。展示趣旨に「ピクチュアレスク」とある。ロマン主義的な感性といった評価にぴったりで、風景までもどこか芝居じみた(ドラマチックな)雰囲気がする作品が並ぶ。
どうやら死語になった「泰西名画」の言葉を思い出す。子どものころ見た海外の風景画は、(印刷技術も鈍く)くすんだ色した木立が重々しく覆いかぶさるような絵ばかりだった。でも、表立って好きだといえない隠れファンがいることは間違いない。
言語専攻別に、学生たちによる演劇を「語劇」と呼んでいるようだ。語劇は「外語祭」期間中、連日プログラムされていて、その中から、今日最初に演じられる韓国語(専攻の正式名は朝鮮語)語劇、「怪しい彼女(수상한 그녀)」を観劇した。韓国映画の「怪しい彼女(수상한 그녀)」(2014年)を舞台化したもので、配役が一部変更されているものの大筋原作に従っている。
(本ブログ関連:”怪しい彼女”)
芝居の最後に、身を挺して孫を救おうとする祖母(おばあちゃん)に対して、大学教授になった祖母の息子が<自由になって欲しい>と、身を削って育ててくれた母親に感謝の言葉を述べ説得するところがある。客席で、隣の席の夫婦から鼻を啜る音がした。やはり、この物語は<全ての母親に捧げる>ものと実感する。芝居の暗転が気になったが、学生らしさを感じられる楽しい時間をもらった。
模擬店で、アラビアの「バスブーサ」(柑橘系の爽やかな風味を感じるしっとりした菓子)、トルコの「バクラヴァ」(シロップがたっぶり沁み込んだ更にしっとりした菓子)を食べた。実は、語劇「怪しい彼女」を見終わってすぐに、ホール隣接の売店で「ダブルブルーベリケーキ」も食ったばかりというのに・・・。甘い大学祭巡りだった。
(追記)
「外語祭」の帰路、小川の流れる公園に寄って散策する。イチョウの樹下に黄色に染まった葉の絨毯ができ、モミジは文字通り紅葉していた。公園の売店で、甘~い「甘酒」(ノンアルコール)を求める・・・どこまで甘いもの漬けになるやら。
次に、公園そばの美術館でイギリス絵画展「風景への視線」を鑑賞する。展示趣旨に「ピクチュアレスク」とある。ロマン主義的な感性といった評価にぴったりで、風景までもどこか芝居じみた(ドラマチックな)雰囲気がする作品が並ぶ。
どうやら死語になった「泰西名画」の言葉を思い出す。子どものころ見た海外の風景画は、(印刷技術も鈍く)くすんだ色した木立が重々しく覆いかぶさるような絵ばかりだった。でも、表立って好きだといえない隠れファンがいることは間違いない。
2015年11月23日月曜日
小雪2015 外語祭
二十四節気の「小雪(しょうせつ)」にしては、冷え込みは鋭くないが、小雨まじりの曇天は重く、いかにも雪がぱらつき始めるこの候らしい気配がした。私は、「小雪」をどうしても「こゆき」と呼んでしまう。
(本ブログ関連:”小雪”)
そんな午前中、少し先の街にある大学の学園祭に、空模様を気にしながら出かけた。東京外国語大学(TUFS、タフス)の「93回 外語祭」である。各語学専攻の学生たち、主に2年生による「語劇」が催された。27の芝居の中から、「さようなら、カン・ハンナ(강한나、안녕)」(11:30~12:30)を観劇した。
(参考: TUFS外語祭2015朝鮮語科語劇)
芝居は、映画「カンナさん大成功です!(미녀는 괴로워!、美女はつらい)」のストーリーのようだ。歌唱の才能はあるが容姿のため、芸能界では影としてしか扱われず、強いコンプレックスを持った若い女性(カン・ハンナ)が、美容整形して(ジェニーに変身して)大成功をおさめる。その分、失ったものもあるが、それをどう回復させるかまでを若い学生たちが熱演した。
おもわず見入ってしまったが、考えてみれば演劇サークルの芝居ではない。彼らの演技に驚いたし、映像を取り入れたり、観客席を劇中の劇場に変換したりする演出にも感心した。久し振りに若い世代の熱気に触れた気がする。
(付記)
帰り道にある公園で、紅葉と落ち葉の景観を楽しんだ。紅葉が遅れているそうだが、うっかりすると見落とすかもしれない。大切な景色なので、ひとつひとつの機会を大事にしたい。
(本ブログ関連:”小雪”)
そんな午前中、少し先の街にある大学の学園祭に、空模様を気にしながら出かけた。東京外国語大学(TUFS、タフス)の「93回 外語祭」である。各語学専攻の学生たち、主に2年生による「語劇」が催された。27の芝居の中から、「さようなら、カン・ハンナ(강한나、안녕)」(11:30~12:30)を観劇した。
(参考: TUFS外語祭2015朝鮮語科語劇)
芝居は、映画「カンナさん大成功です!(미녀는 괴로워!、美女はつらい)」のストーリーのようだ。歌唱の才能はあるが容姿のため、芸能界では影としてしか扱われず、強いコンプレックスを持った若い女性(カン・ハンナ)が、美容整形して(ジェニーに変身して)大成功をおさめる。その分、失ったものもあるが、それをどう回復させるかまでを若い学生たちが熱演した。
おもわず見入ってしまったが、考えてみれば演劇サークルの芝居ではない。彼らの演技に驚いたし、映像を取り入れたり、観客席を劇中の劇場に変換したりする演出にも感心した。久し振りに若い世代の熱気に触れた気がする。
(付記)
帰り道にある公園で、紅葉と落ち葉の景観を楽しんだ。紅葉が遅れているそうだが、うっかりすると見落とすかもしれない。大切な景色なので、ひとつひとつの機会を大事にしたい。
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