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2023年9月22日金曜日

La paloma

中学生のころ、原種「カワラバト」を改良した「伝書バト」のブームがあった。熱心な友人は自宅にハト小屋を作り育てていて、見せてもらったことがある。場所も費用も何より熱意のない私には、手に負えるものでないことをすぐに悟った。あるとき、友人の妹が「小屋に猫が入った」と伝えてきて、大騒ぎになったことがある。

伝書バトが野生化したものを「ドバト」と呼ぶが、外見は伝書バトの気風を残しているのに「ド~」を付した呼称は惜しい気がする。公園などで見かけることが多く、ハトといえばドバトくらいしか思いつかなかった。

野鳥観察(探鳥会)に参加して、(正直、あまり馴染みのなかった)「キジバト」の存在に気付いた(知らされた)。茶色っぽい色合いながら、羽模様がしっかりしていて、キジの名を借りたのもうなづける気がした。キジバトは群れで飛ばないようで、大勢集団で飛んでいるのはドバトのようだ。

ただ両者(ドバト、キジバト)ともマジックショーには向かない。白いハトの方が暗い照明に映える。

ところで、スペイン語でハトの意のある「ラ・パロマ(La paloma)」という曲がある。どこかで聞いたのか、耳の奥に残っている。
Wikipediaから次のことを知った。
① スペインの作曲家「セバスティアン・イラディエル(Sebastián Yradier,、1809年~1865年」が、(キューバの舞曲様式)ハバネラのリズムをもとに、キューバ訪問後の1860年ごろ作曲した。
② ハバナを去る自分を鳩に托す歌詞があり、Wikipediaにはスペイン語と日本語対訳が記されている。

Youtubeで聞いてみようと探したところ、ギリシャの歌手「ナナ・ムスクーリ(Nάνα Μούσχουρη :Nana Mouskouri])の歌があった。彼女が歌えば、イメージにぴったりな(と私が想う)爽やかさ、透明感、やさしさが増す。次のYoutubeでは、歌詞の1番だけ歌っている。

(本ブログ関連:”ナナ・ムスクーリ”)


(Youtubeに登録のFascinating Nana - Νάνα Μούσχουρηに感謝)

(付記)
この歌の歌詞2番以降について、サイト「詩と音楽」*は、スペイン語翻訳を含めて面白い考察をしている。
(*) https://www7b.biglobe.ne.jp/~lyricssongs/TEXT/S1504.htm

2021年3月5日金曜日

(資料)アマポーラ

(主にYoutubeとWikipediaによる情報)

Youtubeを巡っていたら、信販会社のCM映像*から印象的な歌声が聞こえてきたので記す。
(*)CM: https://www.youtube.com/watch?v=BxAXlC3EvVE&t=16s
オーヘンリー風のドラマ仕立ての場面に流れる、この曲名や歌手をネットで探してみた。曲名については、次の通り見当がついたが、CMで歌った歌手名は分からずじまいであるが。

(追記) 歌手西条安紀さん: http://www.aozora777.co.jp/archives/1614

耳をそばだててみれば、スペイン語風の歌詞の始まりに、”Amapola”の言葉が聞こえる。あらためて、Wikipediaで”Amapola”を探してみた**ところ、「スペイン出身の作曲家ホセ・ラカジェが1924年に発表したポップ・ミュージック」と記されていた。特に、日本語版の解説には、スペイン語・日本語の歌詞対訳が載っていて、歌の理解に役立つ。
(**日本語) https://ja.wikipedia.org/wiki/アマポーラ
(**英語) https://en.wikipedia.org/wiki/Amapola_(song)

作曲者であるスペイン系アメリカ人のホセ・ラカジェ(José María Lacalle García、1859年11月17日~1937年6月11日)***について、Wikipediaに日本語版まである・・・よく知られたポピュラーアーティストだったようだ。(実は、今回初めて知ったわけだが)
(***日本語)https://ja.wikipedia.org/wiki/ホセ・ラカジェ
(****英語) https://en.wikipedia.org/wiki/Joseph_Lacalle

「アマポーラ」は大変人気があったようで、「1941年にユアヒットパレードで1位になった」という。結果、ルンバ、ポップスなど様々アレンジされ、多くの歌手にうたわれたという。そして映画音楽にも採用された。かつてニューヨ-クでのユダヤ系若者たちによるギャングの栄光と挫折を描いた映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」(音楽 Ennio Morricone.)****でもイメージ曲として使われたようだ。
(****)https://www.youtube.com/watch?v=PuyYc0gINbU

ちなみに、「アマポーラ」はスペイン語で「ヒナゲシ」の花を意味する。ヒナゲシの花畑を背景に、この曲を聴いてみよう。「日曜はだめよ」でおなじみの「めがね」のギリシャ歌手ナナ・ムスクーリ( Νάνα Μούσχουρη, Nana Mouskouri、1934年10月13日~)*****がスペイン語で歌っている
(******)https://ja.wikipedia.org/wiki/ナナ・ムスクーリ

(本ブログ関連::La Violetera(すみれの花売り娘)」

(「アマポーラ」の歌には、スペイン、イタリア、ギリシャにまたがる地中海のイメージがあるのだろう)
(Youtubeに東麓のfontenoy2010に感謝)

2014年4月6日日曜日

La Violetera

TVコマーシャル(ダイハツ軽トラックの「くらしの真ん中で~」シリーズ)から流れてくる曲を聴きながら、ああ、そういえば以前、このブログで美しい曲だと記した、同じくTVコマーシャル(JR東日本)だが、大貫妙子が歌う「美しい人よ」(1994年)を思い出した。彼女の日本語歌詞で、穏やかなアレンジして歌う雰囲気が心地よくていつまでも残っている。美しい曲だ。

原曲は、「La Violetera(すみれの花売り娘)」(1914年)で、スペインのホセ・パディヤ・サンチェス(Jose Padilla Sanchez、1889年5月23日~1960年10月25日)の作曲と、エドゥアルド・モンテシーノ・ロペス(Eduardo Montesinos Lopez)の作詞によるとのこと。

何とこの曲、チャールズ・チャプリンが、映画「街の灯(City Lights)」(1931年、本来サイレント)のサウンド版で使用したのだが・・・何だか、あの強烈な映像の方に目を奪われ過ぎたのかもしれない。随分と感傷的だ。

ところで、「日曜はだめよ」でおなじみ、「めがね」姿のギリシャ歌手ナナ・ムスクーリ( Νάνα Μούσχουρη, Nana Mouskouri、1934年10月13日~)がスペイン語で透明感あふれる声で歌っているのもいい。Youtubeで聴いてみよう。それに、映像も春らしくて作られていていい。

(参考)ブログ「續 more register movement」は、La Violeteraについて詳細に解説されている。感謝。


(Youtubeに登録のAbe Seimeiに感謝)