▼▼ 青字下線付語句のリンク先は、マウス右クリック+<新しいタブ>で進んでください。(本ブログ関連)の最下段に「次の投稿ホーム」があるとき次ページがあります。▼▼

2018年10月11日木曜日

Yiddish語 2018秋-2

或るイディッシュ語教材を勝手ながら一部コピーしたものの、コピー作業を成果と錯覚してか、そのまま放置してしまっていた。これはまずいと自覚して、しっかり製本し、いつでも使えるようにした。仕上げをごろうじろ、準備万端の心意気である。

(本ブログ関連:”Yiddish語 2018秋”)

おかげで、教室へ通うカバンに教材をあれこれ詰め込んで膨らませてしまう。

今回も、先生はイディッシュ語だけ使って、生徒たちに自己紹介と名前の筆記を指示・質問し、生徒同士の会話練習を指導された。まるで、ייִדの教室のように、先生は休みなく次々と質問し、のんびり考えて答える余裕などなく・・・即応力を鍛えられた。

もちろん、ホワイトボードに基本単語(および対語)や語句が書かれたが、ノートに書き写す暇もない。そして、どっと疲れる・・・楽しい経験をした。

2018年10月10日水曜日

レベル社のプラモデル

プラモデル作りの記憶はずっと昔のこと。タミヤがこんなに隆盛となる以前、社宅の腕白仲間から、親がアメリカ出張帰りに買ってきたというヘリコプターのプラモデルを見せてもらった。細部の細かさに驚いた、とういかアメリカの凄さを経験したといったほうがいいかもしれない。何しろNHKテレビ番組で「ハイウェイ・パトロール」が放送されていた時代だ。

その頃から飛行機模型に関心があったが、当時といえば、粗く切りだした木製の素材ぐらいしかなく、購入したもののヤスリなどで削りだすには相当根気がいった。結果は無残なもので、飛行機の断面図に合わせて器用に調整するなんてことは子どもに無理だった。

テレビで、三遊亭小金馬がマルサンのプラモデルを紹介した。子どもの小遣いで買えるものといったらマッチ箱シリーズの、今でいえば駄菓子の付録のようなものだが、子どもの目には精巧で手にする喜びを大いに感じたものだ。

(本ブログ関連:”プラモデル”)

小遣いをためては、胸をドキドキさせながら模型屋に向かった。そこは、子どもたちが飛行機や模型の知識をためるところであり、試すところでもあった。右手で飛行機雑誌を読み、左手で模型作りに励むといった具合だ。

そんなとき、アメリカ製のプラモデル(模型部品)が入った箱を見て驚いた。飛行機の姿が何と美しく描かれているのだろう。機体の光沢が何と流麗なことだろう。箱に耳を当てればエンジン音が聞こえてくるようだった。レベル(Revell)社の箱絵の作者が誰だったのか、関心が及ばなかったが、何度も箱絵を見ては買い求めた。捨ててしまった箱の、絵の部分だけでも切り取っておけばと今も悔やむ。

当時、480円だったかと思う。今の価値にすれば、5~6倍になるかもしれない。考えてみれば、(子どもには)相当な値段だったわけだが、欲しい一心で小遣いをためた。

2018年10月9日火曜日

(雑談)怪異話

山の怪異話は、都会の人間が入り込むのも稀な白神山地などの奥で、もっぱら父祖伝来の猟師集団に伝わるものの方がイマジネーションを高める。ブログで何度か紹介した「山怪」もそうだが、具体的に伝承者の所在と氏名が語られる。

(本ブログ関連:”山怪”)

これは、怪異話に定則で、古い中国であれ、江戸の市街であれ、主人公たちの所在(あるいは出身地)や名から始まる。しかも、その人物が知られた必要はない。ただ、固有名が語られることで具体的風味を持つことができる。その後に続く話題に信憑性を増すというものだ。

原話に具体的なものを付け替えすることで、時代や場所を超えた様々なバリエーションを生み出すことにもなるだろう。

歴史家ホイジンガだったか、ある市民が戦場と化した都市の被害状況を克明に記したものを紹介している。随所の死者数が何千何百何十何人と事細かに記録しているのだが、一市民が果たしてそんな実測が可能かよりも、そのような数字の確からしさから、一定の心理的なもの(信頼)を感じるようだ。

その場に居合わせた訳でもない話を聞くとき、私たちは一定の準備(身構え)が必要のようだ。怪異であれ、歴史的事件であれ、確からしさを示唆するようなものがあれば、それで十分なのだろう。どうやら容易にそんな術中にはまってしまうようだ。

2018年10月8日月曜日

イ・ソンヒの「バラ」

秋になると「バラ」の花が気になる。特にバラ園には落ち着いたかがやきと色彩があり、香りが漂って来る気配がする。

今日は「体育の日」の祝日(また、二十四節気の「寒露」でもある)。韓国語会話は休講となったが、この時期の通い道に、バラの花が塀越しに覗く庭園があった。足を止めてよくよく見れば、後で気づいたことだが、実は庭園墓地だったわけだ。ここに墓を予約したという人の話を聞くことがあり、なるほどとうなづいてしまった。

(本ブログ関連:”体育の日”、”寒露”)

バラに関心があるのは、どちらかといえば中高年の女性のような気がする。ガーデニングが流行り出す以前からの本格定番だが、長く栽培するのは難しく、公園などのバラ園を一団で巡り鑑賞するのが多いかもしれない。明後日(10/10)から、「神代植物公園 秋のバラフェスタ」が始まるという。私にしたら、深大寺のイメージに「深大寺そば(蕎麦)」と「深大寺城」跡があるが・・・。

イ・ソンヒの13集所収に「バラ(장미)」(作詞・作曲イ・ソンヒ、2005年)がある。韓国では、花の人気のトップがバラという。いずれのアンケート調査からそのようで、なぜそうなのか知りたいところだ。彼らに「むくげの花」に対する主義もあれば、「さくら」に対する主張もあるが不思議な感じがする。

(本ブログ関連:”バラ”、”百万本のバラ”)

以前、ブログで紹介させていただいたことだが、東亜日報(donga.com)の記事「[カンホンの歌手列伝] <14>イ・ソンヒ」(2011年10月10日)に、大衆音楽評論家のカンホンが、イ・ソンヒの「バラ」について次のように記した部分がある。(抜粋)
----------------------------------------------
・イ・ソンヒという名前は、栄光と絶望が交差する韓国女性ミュージシャンの歴史の巨大な注釈点のようだ。1994年9集の興行惨敗は、彼女の音楽履歴で最も危機だったにもかかわらず、彼女は決して挫折しないで、「因縁」と「バラ」という傑作を作ったシンガーソングライターとして、そして、成熟した女性に衣替えした2005年の傑作「四春期」(13集)のアルバムを、私たちの手に抱かせてくれた。
----------------------------------------------


あなたにバラを渡す
その赤い香気、あなたに伝える
私を忘れて眠る夜に
あなたの部屋いっぱいに、バラの花の香気が広がるまで

私たちの愛で生きよう
短い生涯を、夢見るようにしよう
二度と来ないこの瞬間に
愛する時間は、あまりあるではないか

一瞬としても、およばぬとしても
その喜びにひたってみるべきでないか
生きてみて、胸がときめく
時が多くないことを、よく知っているから

その先が痛みだとしても
両の手を広げて、あなたを抱こう
愛しよう
生きてみて
私たち二つの心、熱くなろう
______________

あなたに口づけしたい
ああ、その唇はどれほどうっとりするだろうか
太陽の下、柔らかな花びら
さらに赤く染まっていくのね

愛と憎しみの両方を持って
風の最後にあなたのすべてを預けて
大きくなっていくあなたの熱望は
遥かその昔の、草原を描いているのか

その先が痛みだとしても
美しく咲いたのね
風に触れて
花びらが散るとても
そのこころは、熱く咲いて散る


(Youtubeに登録のMusic maniaに感謝)

2018年10月7日日曜日

台風の影響か、公園の倒木

昼過ぎに近くの公園へ出かけた。ピリピリと焼き付ける陽射しは真夏のよう。それでいて、日陰に入れば和らぐ。「勿忘草」ならぬ「勿忘日射」か、それとも「暑の深情け」とでもいうべきか、程度がるだろうというもの・・・。

先日(10/1)の台風(24号)の結果については、街のあちこちに余波を見た。今日の公園にも、倒木や枝が落ちたままの立入禁止ゾーンが残されていた。普段ひとびとが行き交う木立下の遊歩道周辺だけは、管理事務所も落下の危険を防ぐため、刈り込みして整理していたが。

「アカマツ」に隣立した「クヌギ」(だけ)が、樹の下側かられて、幹の内側を曝していた。果たして、台風の強風のせいだけなのか、それとも、菌糸類が侵入して幹の内側から侵食したせいなのか、素人目には判別できないが、折れた部分に白く柔らかな塊りがいくつかあったのが気になる。
以前、菌類に犯された樹木は弱く危険なため、早めに切り倒すことにしていると聞いたことがある。

公園中央に、一見異国のような高木の「ユリノキ」が連なる木立がある。ここは、洒落た光景を楽しめる場所だが、今回は違った。周りをロープが張られて、下を通ることも近寄ることも禁止されていた。
ユリノキの足元には、驚くほど枝が落ちて積み重なっていた。頭上高くの折れた枝々には手の施しようがないのかもしれない。このまましばらく放置して、様子を見ているいるようだ。
このような光景が散見されるためか、強烈な台風が通過した後の公園には、日曜日といえども思ったほど人出はなかった。

緑陰に書を親しむなんて呑気に構えて行ったはずだったが、それが、余りの惨状に呆気に取られて驚き、書を忘れて早々に引きあげた次第。

2018年10月6日土曜日

(雑談)スマホの怪

いえ、別に驚かそうっていう訳じゃないんですよ。ただ、夕方、スタディールームの窓辺が暗くなり、そろそろ引き揚げようかなと思い、カバンにいろいろ詰め込んで立ち上がって周りを見回したら、若者が三人じっと机に向かっていたんです。

それも、全員、机の上に何も置かず、ただスマホをいじっているだけで、動こうとしないんです。蝋人形のように固まった姿は異様でね。一瞬、作り物に見えました。音もたてず、身動き一つない彼らは、天井からの明かりを受けても、まるで影がないように見えたのです。

聊斎志異じゃないけれど、暗い夜道で冥土の鬼隷に出会い、デスノートでも見せられやしないかとひやひやでした。スマホはいけません。彼らは、すっかり魂を抜き取られていたのですから。

わたしは、時代に置いてけぼりされても、回りから何といわれようと、スマホが饅頭と同じくらい怖いのです。

2018年10月5日金曜日

ISSへの贈り物、「こうのとり」7号機搭載の生鮮食品

野菜や果物が成長するのに必要なものに、教科書風に、水、太陽光、炭酸ガスがあげられる。実践的には、肥料や温度管理などを含めてこまやかな調整が求められるが、炭酸ガスについては制御対象でない。野菜や果物の組織を作る有機物は、炭酸ガスのおかげなんだけど・・・。普段、当り前過ぎて何とも思わないけれど、畑地などで野菜や果物があんなに大きくなって、実を膨らますのを見て、はたと炭酸ガスのおかげを合点する。

海沿いの広い敷地に巨大な化学コンビナートがあるのに比べて、野菜や果物は小さなエネルギーで、あれほどのものを合成する、そんな有機反応に驚く。自然は互いにうまく融通して、身の丈にあった物質とエネルギーを循環している。人は古来それを知って、自然に生命に感謝してきたと思う。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)に「こうのとり」7号が新鮮な野菜と果物を運んだと、ニュースリリース「『こうのとり』7号機に搭載した生鮮食品について」(平成30年(2018年)10月4日)で次のように発表した。(抜粋)
-------------------------------------------------
・9月23日に打ち上げ、28日に国際宇宙ステーション(ISS)に結合した「こうのとり」7号機によって、以下の生鮮食品をISSに搭乗する宇宙飛行士へ届けましたので、お知らせいたします。
-------------------------------------------------

ISSの乗務員から、「アリガトウ」の言葉とともに日本の自然災害への気遣いもあった。さっそく新鮮な野菜を使って「チーズバーガー・ナイト」を開いたそうだ。そう、野菜や果物は人を幸せにしてくれると、次のYoutube映像を見て思い、納得した。


(Youtubeに登録のJAXA | 宇宙航空研究開発機構に感謝)

2018年10月4日木曜日

新学期(Yiddish語 2018秋-1)

イディッシュ語教室「2018秋期コース」が始まった。教材の入った重いカバンを背負って出かけたところ、地元駅で忘れ物に気付いた。鈍より空の下、少し涼しげな道を汗を拭きふき出直した。電車(地下鉄)を乗り継いで通うのは、運動も兼ねると思っていたが、新学期初日というに、このヘマは恥ずかしい限り。

クラスメイトに若干入れ替えがあった。新しいみなさんは、イディッシュ語への関心をいろいろなきっかけで持っているようで、初めて手にしたテキストを初心者とは思えないほどチャレンジされていた。聞けば驚くようなバックグラウンドをお持ちなのだろう。

今回から、先生の授業スタイルが一新された・・・何と! ほとんどイディッシュ語だけで講義が進められたのだ。たしかに教材は、児童向け教材「דער אָנהײבער(The Beginner)」を使っているが、それをベースにイディッシュ語でQ&Aするのだから新鮮な経験ができた。および、語学教材「Colloquial Yiddish」の初期Unitから、「どんな言葉を喋れるか」を楽しくQ&Aされた。このスタイルをしばらく続けるとのこと。

単語の下調べだけしていた予習では済まないようで、これからは瞬発力とセンス?が試されるだろう ・・・つまり実践的になったようで・・・ 秋、冬、緊張が続きそうです。

(本ブログ関連:”Yiddish語 2018秋”)

2018年10月3日水曜日

台風25号の進路予想(「予報円」)、および「MASCOT」について

昨日のブログに、地元で見かけた「台風24号」の被災状況を触れて、合わせて「台風25号」の進路についてテレビニュースの映像(Youtubeに登録のもの)を埋め込んでみた。残念ながら、埋め込み映像は、テレビ局のものなので(著作権もあり)一日ももたなかったようだ。

そこで、新しい情報を載せることにした。日本気象協会(tenki.jp)の記事「台風25号 列島接近 各地の警戒ポイント」(10/3、16:35、吉田友海)に掲載の、「台風25号」の進路予報図を埋め込み、記事内容を抜粋させていただく。

最初に聞いたときより進路予報が、昨日は南側に、今日は(昨日から)若干北寄りに移動しているようだ。(ある予報官の着想からはじまったという)「予報円」の範囲内のことだから、今後も様子を見なければならないだろう。

(参考)39年前に「予報円」を作った饒村曜(にょうむら よう)氏の貴重な解説。
「台風予報円はなぜ出来たか?(1)(2) 予報官達の苦労『扇形表示』から『予報円表示』へ」(饒村曜、気象予報士/青山学院大学・静岡大学非常勤講師、2015/7/24)

(図版はクリックすると拡大します)
----------------------------
大型で非常に強い台風25号は沖縄の南を北上しています。4日(木)夜から5日(金)にかけて強い勢力で沖縄にかなり接近するでしょう。その後は東シナ海を北上し、6日(土)から7日(日)には日本海から北日本へ進む予想です。

【関東】前線の影響で4日(木)午後から5日(金)は雨が降るでしょう。6日(土)からの3連休は晴れ間がでますが、7日(日)は南風が強まる見込みです。3連休は日中は気温がグングン上がり、最高気温は30度前後まで上がるでしょう。湿気も多く、蒸し暑くなりそうです。
----------------------------



(付記)
「はやぶさ2」から小惑星「リュウグウ」へ、先日(9/22)の探査ロボット「MINERVA(ミネルバ)-Ⅱ」の1Aと1Bに続き、本日(10/3)、独仏製作の小型着陸機「MASCOT」が無事分離・着陸した。
毎日新聞の記事「はやぶさ2  分離のマスコット、リュウグウへの着陸確認」(10/3)は次のように報じている。スケールの大きな観測体制が敷かれつつある。成果について、これから先が楽しみだ。
----------------------------
ドイツ航空宇宙センター(DLR)は3日、DLRがフランス国立宇宙研究センター(CNES)と共同開発した小惑星探査のための小型着陸機「マスコット」が、日本の探査機「はやぶさ2」から計画通りに分離され、目標の小惑星リュウグウへ着陸したことを確認したと発表した。
----------------------------

2018年10月2日火曜日

台風24号、並木道に小枝が散乱していたこと

強風が吹いた後の公園の散歩道に見られることだが、今回の「台風24号」でも同様で、近くの並木道をくぐると小枝と葉が路肩に重なっている。風雨に曝された木立がこすれ合い、枝を小さく切り落し葉を撒き散らしたようだ。

商店街の外れにある、中古店舗の壁がずり落ちていたりした(・・・すでに撤去されているが)。気付かぬ場所で影響がまだまだあるのかもしれない。そんな重い気分を吹き飛ばしてくれたのが、昨日発表された本庶佑京都大特別教授の「ノーベル医学・生理学賞」の受賞だった。

(本ブログ関連:”ノーベル賞”)

ところで、台風はまだ続くようだ。今度は「台風25号」が発生し、次の3連休(10/8月曜の祝日「体育の日」)にかけて影響が出そう。「沖縄地方に接近し、その後、対馬近海から日本海へ進む予想」(10/2)と次のニュース(Youtube)で報じている。

なんだか、3連休を狙ったように台風がやって来る。

(10/2のニュースから・・・長くは見られないでしょうが)
--- 残念ながら、Youtube映像を一日しか見ることができませんでした  ---
(Youtubeに登録のにANNnewsCH感謝)

2018年10月1日月曜日

おめでとうございます「ノーベル医学・生理学賞」の受賞

今年もノーベル賞の季節になった。庶民として、縁遠いとはいえ、日本人が受賞するとなぜかうれしい。今年の最初の発表(本日)である「ノーベル医学・生理学賞」に日本の研究者が受賞されたという。

産経新聞の記事「本庶佑(ほんじょ・たすく)氏にノーベル医学・生理学賞 がん免疫治療薬を開発」(10/1)は、がん免疫治療に通じる研究をされた、京都大特別教授の本庶佑氏の受賞について次のように報じている。(抜粋)
------------------------------------------------
・スウェーデンのカロリンスカ研究所は1日、2018年のノーベル医学・生理学賞を、免疫を抑制するタンパク質を発見し、がん免疫治療薬「オプジーボ」の開発につなげた京都大特別教授の本庶佑(ほんじょ・たすく)氏(76)ら2氏に授与すると発表した。免疫を抑える働きを阻害することでがんを治療する画期的な免疫療法を確立し、がん治療に新たな道を開いた功績が評価された。
・他の受賞者は米テキサス州立大のジェームズ・アリソン博士。
・日本人のノーベル賞受賞は2年ぶりで計24人。昨年のカズオ・イシグロ氏ら外国籍を含め計27人となった。医学・生理学賞は大隅良典氏に続き計5人。
------------------------------------------------

本庶佑京都大特別教授は、受賞会見の席上、子どもたちへ向けたメッセージを発信されたそうだ。科学の心を継承する環境作りは、大人たちすべての責任だ。

台風24号と新学期

災害は経験して初めてその恐怖を実感するもの。離れた場所や遠い過去のことは、分かったつもりでも、残念ながら頭の中の理解に過ぎない。

「東日本大震災」のときの、激しい揺れと石塀の倒壊といった経験は、生々しく、倒れた塀の下に、もしかしたら近所の子どもがいたらと思った瞬間、手が震えたことを(幸い、石の撤去だけですんだが)忘れることはできない。

今回の「台風24号」もそう。今日の日付に変わった深夜、午前0時前後の一時間ほど、激しく続く豪雨と強風にさらされた。今までにない、恐れを感じた。上空でうなり声をあげながら叩き付ける風雨のすさまじさが耳に残る。

(本ブログ関連:”東日本大震災1、東日本大震災2”、”台風24号”)

台風がこのところ変だ。そんな台風も、通り抜けてしまえば、朝はいつものように明るい。まるで夏のような暑さにくるまれて、空には一点の曇りなく、木々は陽射しを受けてきらきらと輝いて見えた。台風一過の、本当なら清清しい朝だろうけれど、午前0時過ぎの恐れが未だ残っている。

ところで、今週から会話教室の秋期コースが始まる。今日(月曜日)は韓国語教室が、木曜日はイディッシュ語教室がスタートする。8月、9月の夏休みをあけて、久し振りに全員集合。

今晩の韓国語教室に、若い人の参加者が増え、全体の雰囲気を若返らせてくれた。彼らのエネルギーに連れられて私も頑張りたい。そして、先生の工夫を重ねたご指導を今回も受けられることに感謝申しあげたい。

2018年9月30日日曜日

今年も3/4が過ぎる

月の始めは月曜日がよい。今日は9月の終わりで日曜日(9/30)、そして明日から10月が始まり、その初日が月曜日(10/1)となる。いい按配である。

1年の経過を、このブログで、一個のリンゴの食い具合に例えている。とすれば、今日までに3/4食ってしまったことになる。あっという間のことだ。そして残り1/4しかないのにあわてる。リンゴを大方食ってしまい我に返る。若けりゃ先を見るのだが、おじさんには足元しか見ないのだ。

(本ブログ関連:”リンゴ”)

この後、10月にちゃらちゃらした若者が目立つ「ハロウィン」、11月に(縁はないが)ちゃらちゃらした大人の「ボジョレー・ヌーヴォー解禁」、12月に唯一まともな行事になった「クリスマス」(昔は三角帽子の酔っ払いが騒いでいた)と賑やかなことが続く。

でも、現実はせわしい。テレビの番組表を見て驚いた。四国南端から和歌山方面に進入した「台風24号」の日本縦断警戒のため、NHKは今晩の番組を改めて、「ニュース『台風24号』関連」に全て切り替えている。公共放送本来の役割を果たしている。

2018年9月29日土曜日

イ・ソンヒの詩 「片思い」

雨降りに出かけるのも気が重く、しょうもなく過ごしてしまった。10月から秋期コースが始まるというのに、雨をいいわけに予習をサボっている。

テレビで、洞窟好きのNHKらしい「秋芳洞」の鍾乳洞新発見についての話題(再放送か?)や、NHKスペシャルで伊豆諸島の先に浮かぶ「孀婦(そうふ)岩」の岩石(組成)や海底の深海魚調査のドキュメントに見入っていた。NHKの受信料は、科学系番組、および災害情報のためと思っている。

そんなわけですることなく、以前の今日のブログを見ると、イ・ソンヒの詩 「片思い」の朗読があった。なんとも可愛らしい声をした、イ・ソンヒの自作詩朗唱集「去る者だけが愛を夢見ることができる(떠나는 자만이 사랑을 꿈꿀 수 있다)」(1990年)に所収の「片思い(짝사랑)」を、カセットテープの映像を身ながら聞くことができる。(もちろんLP版の音源もある・・・持ってますよ)

(本ブログ関連:”「去る者だけが愛を夢見ることができる」”)

まるで、思えど届かぬ、たどり着かぬ外国語習得のようなものなのであります。


私に あなたがどんな意味なのか
あなたは お分かりにならないでしょう

けれど あなたが分からないといって
悲しがったり しないつもりです

ただ あなたが居るところに 私の
暖かい 祈りが届くように願うだけです

ひとりおぼつかないときは
もっと多くの勇気を振るうつもりです
もっと多くの愛で 立っているつもりです

初めてかなわぬ困難が
私の心にいっぱいだけれど

その心は全てあなたに向かっています

ひとり 愛が折れそうにさまよいます


(Youtubeに登録の이원호に感謝)

2018年9月28日金曜日

宇宙ステーション補給機「こうのとり」、ISSと結合

宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV7)が、国際宇宙ステーション(ISS)と無事結合したと、時事通信の記事「こうのとり、ISSにドッキング=11月に小型カプセル回収-JAXA」(9/28)は次のように報じた。

(本ブログ関連:”こうのとり”)

-------------------------------------------------------
日本の無人補給機「こうのとり」7号機が28日午前3時すぎ、国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングを完了した。同4時40分ごろにはISSとの間のハッチが開かれ、滞在中の宇宙飛行士が中に入った。
・今後、運んできた日本製大型リチウムイオン電池(電力システムのアップグレード)のISSへの取り付けや、貨物の運び込みなどを行い、11月上旬ごろISSから分離する。大気圏再突入の際、実験試料を収めた小型回収カプセル*が「こうのとり」から切り離され、南鳥島近海に着水。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が船で回収する
-------------------------------------------------------

(*) 「カプセル」のサイズ: 時事通信(9/23)によれば、「小型回収カプセルは直径約84センチ、高さ66センチの円すいに似た形状。内部にタイガー魔法瓶が開発した真空二重容器(容積30リットル)」とのこと。

宇宙ステーション補給機「こうのとり」は、ISS乗組員のために5トン以上の物資を補給するわけで、その規模から、いろいろ夢想してしまう。「こうのとり」に秘かに乗って、ISSへ密航できないかと空想した子どもも多いことだろう。


(Youtubeに登録のFNN.jpプライムオンラインに感謝)

2018年9月27日木曜日

Beer Cellar Tokyo

狛江市にある「クラフトビール」と「サイダー(シードル)」の店「Beer Cellar Tokyo」にイディッシュ語学習仲間が集った。全員集合前に、教科書内容について熱心な受講者の質問タイムがあり、同席聴講させていただいた。この夏の不勉強を感じて喉が乾いた。

おかげで、皆と乾杯するときには、ビールの味はひとしお。喉にしみた。

いわゆる、缶ビールで知った、大手各社に共通の風味と違って、香りも味もあっさりして飲みやすい。1つ2つと銘柄を変えたものの、そのうちアルコール度数が恋しくなり、濃い物を頼んだ・・・。最後は、サイダー(シードル)でしめたけれど。

(本ブログ関連:”ビール”)

店まで、都下を東西に平行して走る3本電車路線を、南北に通り抜けて行くのに少々手間取った。最適な道順を知らないからだ。ジョルダンの「乗換案内」ツールを参考にしたものの、日頃遠出していないため足元がふらつき、冷えた日にもかかわらず汗が止まない。そんなこともあって、ビールがとても美味かった。

今回のビール会は、もう一つ大きな理由がある。クラスメイトであるミュージシャンが、この夏にポーランドで開催されたクレツマー音楽祭に日本(アジア)を代表して参加された。野外ステージやコンサート会場で、イディッシュ語で歌ったことから、現地のイディッシュのひとびとが大きな感動を覚えたようだ。そのときの様子を、プロジェクターで投影して紹介された。

先生のご家族、これから秋期コースに参加される方、夏期コースに参加された方々が集った。アルコールの力も手伝って和気藹々。勢い、イディッシュ語への取り組みを再確認した次第。秋期コースが楽しみだ。

2018年9月26日水曜日

久米仙人

仙人は山奥に棲み神通力を示すもの。空を飛ぶなんてたやすい。久米仙人もそうだった。ところが、飛翔の途中、眼下の川辺で洗濯する女性の足を見てしまい、空から落っこちてしまう・・・余りにも知られた話だ。久米仙人の中に、生身の人間が登場する滑稽さは可笑しく楽しい。男ならみな同感する。

(本ブログ関連:”久米仙人”、”仙人”)

奈良の橿原神宮(かしはらじんぐう)の南東に久米寺があり、久米仙人の伝説と縁があるという。神仙と仏教が合体したのだろうか。そのあたりに事情を知りたいものだ。橿原市の久米寺の紹介に、「聖徳太子の弟だった来目皇子(くめのおうじ)の創建」とある。久米=来目につながるような話題が紹介されている。また、久米仙人が神通力を発揮したのは、東大寺大仏殿の建立の際だったと記されている。仏教が国家宗教の時代の物語で、次に引用する児童書と違う場所なのが興味深い。

児童向け読み物「日本国民伝説」(高木敏雄, 小笠原省三著、敬文館、大正6年(1917年))に、「久米仙人(くめのせんにん)」の話が紹介されている。(抜粋)
------------------------------------------------
昔、大和の国に久米仙人と呼ばれてゐた男があった。仙術を得て自由に空を翔けまわってゐたが、ある時吉野川の上の空を飛んでゐると、その河に一人の少女(をとめ)が衣服(きもの)の裾を高くかかげて洗濯をしてゐた。久米仙人はこの少女の白い脛(すね)を空の上から見て、忽ち子心が迷ひ其処に落ちてしまった。そして少女と夫婦となって其の村に住んでゐたので、後そこを久米邑(むら)と呼ぶやうになった。

(結果、久米仙人は神通力を失いこの国のひととなった)
(天皇が宮殿(みや)を作るとき、其処に住む民を召した)

ある時官人(やくにん)は久米仙人に戯れて、
「おまへはもと人だったそうだが、今でも此の木を祈って飛ばすことが出来るか」
と云った。久米は聞いて
「出来るか如何(どう)か試して見ませう」

(家に籠(こ)もって一心不乱に祈って南の山にあった木を宮殿を作る所へ飛ばした)

これから後里人は、畏(おそ)れ敬(うやま)ふやうになったと云ふ。
------------------------------------------------

2018年9月25日火曜日

秋の歌

青空文庫」に、この時期に合ったタイトルで、寺田寅彦(1878年~1935年)のスケッチのような小文「秋の歌」が載っている。彼の説き明かす談義は、明治・大正の物理学者らしい視点で世の中に風を吹き込んだ、そんな人だけに、この文章には面食らった。書き出しにあるように、まさに「独り静かにこの曲の呼び出す幻想の世界にわけ入る」のだが、一体どうしたというのでしょう。

寺田寅彦が夢見た世界へ誘うのは、E.ジンバリストがヴァイオリン演奏した、チャイコフスキーのピアノ曲集「四季」から「秋の歌」という小曲のレコードだそうだ。10月にあたる歌という、これから迎える月に何ともセンチメンタルな・・・、でもちょっとそんな気分になるような。(Youtubeに本来のピアノ演奏もあって、枯葉が、そ~っと舞い散るように聞くこともできる)


(Youtubeに登録のuchukyoku1に感謝)

2018年9月24日月曜日

十五夜 2018

旧暦8月15日の今日、残念ながら夜になって小雨が降りあいにくの空模様。「十五夜」の「中秋の名月」はお預けになったが、「満月」となる明晩に「月見」できることを期待したい。(「国立天文台」のホームページの「中秋の名月(2018年9月)」に「中秋の名月と満月の日付がずれること」について解説リンクがある)

(本ブログ関連:”十五夜”)

連休が続いてすっかり忘れていた。近くの公園で、「お月見のつどい」が一昨日、昨日と催されていたのだ。いつもは、祭りに並んだ屋台(地元のボランティア団体が多い)から「月見団子」を購入していた・・・。

実は今日、町の菓子屋で(彼岸明けに至ってないから問題ないが)、目の前に置かれた「おはぎ」を買ってしまった。その横に、小さな山型に積まれた「月見団子」が売られていた。「十五夜」だから十五個だそうだ。明日は必ず、「月見団子」を食べながら月見しようかと思う。(ちなみに「月見団子」は、餡をくるんでいるわけではない、団子の素の味のままだ)

十五夜だからと軽い気持ちで、童謡「十五夜お月さん」(作詞:野口雨情、作曲:本居長世、大正9年(1920年))を何気なく聴いた。なんだかねえ、こんなにも悲しい気分にさせる歌だったとは・・・。もし、この歌の時代の人が現代を見てどう思うか聞いてみたい。何が変わって、何が変わらないのかと。


(Youtubeに登録のキッズボンボン TVに感謝)

2018年9月23日日曜日

秋分の日 2018

スーパーの食料品売り場に、パック入りのおはぎ、串団子などがずらりと並び積まれていた。今日は祝日、昼と夜の長さが(ほぼ)同じになる「秋分の日」だ。彼岸の中日であり、この時期おはぎが供物となり食べられる。祝日にふさわしく、朝から晴れて温暖、過ごしやすい一日だった。

(本ブログ関連:”秋分の日”)

ところで、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から、宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)「こうのとり」について、今日の日付に変わった「2時52分27秒、種子島宇宙センターから宇宙ステーション補給機『こうのとり』7号機を搭載したH-IIBロケット7号機を打ち上げました。ロケットは正常に飛行し、打ち上げから約14分59秒後(高度約290km)に『こうのとり』7号機を正常に分離した事を確認しました。」と発表された。

(本ブログ関連:”こうのとり”)

・朝日新聞の記事「H2Bロケット打ち上げ成功 兄弟機とあわせ40回連続」(9/23)は、「H2Bは、全長56.6メートル、重さ531トンで、国産最大のロケット。2009年の1号機以降、今回を含めて7回全ての打ち上げに成功している。兄弟機のH2Aと合わせると、2005年から40回連続の成功となる。」と報じている。(抜粋)

・毎日新聞の記事「JAXA 『こうのとり』打ち上げ成功 ISS(国際宇宙ステーション)に物資輸送」(9/23)は、「こうのとりはISSに滞在する宇宙飛行士の生活物資や実験装置を運ぶ。約6トンの輸送量は現役では世界最大今回は初めて実験試料を地球に持ち帰るための小型カプセル真空断熱容器(容量約30リットル))を搭載しており、ISSに物資を届けた後、カプセルに試料を入れて大気圏に突入させる実験を予定している。」と報じている。(抜粋)

(凄い映像、H2Bロケット第一段に付いた固体ロケットブースター (SRB-A) の分離も見えるよ!)

(Youtubeに登録のTane Solaたねそらに感謝)

付記
テレビ番組「情熱大陸」に、ボランティアの尾畠春夫さんが紹介された。尾畠さんの生き方、言葉に感銘し、けじめのつけ方に庶民として共感する。