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2016年12月15日木曜日

イ・ソンヒの「風花」

イ・ソンヒが、SBSドラマ「青い海の伝説(푸른 바다의 전설)」(Part6)で歌った、OSTの「風花(바람꽃)」について、10ASIAの記事「イ・ソンヒ、(映画)『王の男』から(TVドラマ)『青い海の伝説』まで・・・名不虚伝*OSTの女王」(12/15、ユン・ジュンピル記者)は、イ・ソンヒのOST成功の実力を次のように報じている。(* 名不虚伝: 名声や名誉は訳もなく伝たわるものではない)

(本ブログ関連:”青い海の伝説”)

フルで聴くのは今回が初めて。全国ツアーに後追いする形になったが、今年中に新曲がリリースされたのはうれしいことだ。

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・歌手イ・ソンヒが歌った、SBS水木ドラマ「青い海の伝説」(脚本パク・チウン、演出チン・ヒョク)のOST 「風花」が各種音源チャートの上位圏に進入し、興行に成功した。

・「青い海の伝説」は、実力派ボーカリストを掲げたOSTで毎週話題を集める中、そこにイ・ソンヒが加わり、音源チャートで人気のバトンを継続している。イ・ソンヒは、先に色々な映画とドラマに声だけで作品を輝かせ、「OSTの女王」と呼ばれてきた名声をもう一度立証した。

・15日午前0時、各種音源サイトを通じて公開された「風花」は、イ・ソンヒの感性に満ちた歌を掲げたチャート上位圏でリスナーの耳目を集中させている。「風花」は、前世から現生まで続く二人の男女の切なく、胸が痛む恋が繊細に表現された曲で、オーケストラの豊なメロディにのせて、イ・ソンヒだけが聞かせることのできる濃密な響きが含まれ、完ぺきな調和をなしている。イ・ソンヒは、現在、去る9月から始まった全国ツアー「The Great Concert」公演で忙しい日程を送る状況でも、「青い海の伝説」の作品と、「風花」の歌に対する格別な愛情で参加することになった。

・イ・ソンヒは、1,051万の観客に選ばれた映画「王の男」を輝かせたOSTの「因縁(絆)」から、映画「炎のように蝶のように」の同名OST、放送と同時に話題を集めたドラマ「僕のガールフレンドは九尾狐」のOST「狐の嫁入り」などを通じて、世代を超えた大きな愛を受け、音楽性と大衆性を二つとも掴んだ。

・イ・ソンヒの魂に触れる声が、映画とドラマを彩りながら、色々な名場面が誕生した。今回は、さらに深まった感性と次元が違う格別な表現力で「青い海の伝説」の「風花」に注ぎ、「OST不敗」の興行記録を保っている。

・「風花」は、去る8、9回でハイライト・バージョンに公開され、視聴者とまず会った。二人のつらい愛が、イ・ソンヒの甘美な音色で癒され、切ない感情を視聴者にそのまま伝えて大きな感動をもたらした。「ホテルキング」、「輝くか、狂うか」、「私の婿の女」など多数の作品のOSTをはじめとして、歌手キム・ボムス、ピョン・ジンソプ、2AM、NAVIなどボーカリストらと作業したトムとジェリーと、新鋭作詞家ハナが参加して曲の完成度を高めた。

・「OST不敗神話」のイ・ソンヒが加勢して、居間に続き音源チャートでも力を増している「青い海の伝説」は、前世と現生まで続く人魚「シムチョン(沈清?、심청)」(チョン・ジヒョン)と美男の天才詐欺師「ホ・ジュンジェ」(イ・ミンホ)の神秘な愛の物語で、初回から水木ドラマ1位を記録中だ。
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※ シムチョン(沈清?)は、パンソリで海に身を投じた女主人公「沈清」に通じるのか?


(Youtubeに登録のK - OSTに感謝)

KBS WORLD「国楽の世界へ」 四君子

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(12/7)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、梅、蘭、菊、竹で君子を表現した「四君子(사군자)」に関連した3曲を紹介した。

(本ブログ関連:”四君子”)

始めに、「四君子」の竹に例えて就官を拒絶した高麗末から朝鮮時代初の「元天錫(원천석)」について次のように紹介された。
・竹は、梅、菊、蘭と共に「四君子」と呼ばれる。木々は環境によって曲がり育つが、竹は真っ直ぐに育ち、冬でも青い。そのため、節義を意味する植物といわれ、かかる話もある。高麗末期から朝鮮時代初期の学者・隠士の元天錫が、高麗との義を守るため、朝鮮の官職を断った。彼は、このことを竹に例えて、定型詩「時調(시조)」に歌った。朝鮮からの就官の要請を、雪に当たって曲がった竹に例えた。朝鮮滅亡後百年経つが、今も歌われる。
・昔の記録に、竹に関する話がある。竹を見ると卑しい心が無くなり、竹を見習うと学者ソンビの行動が整う。また、その凛とした様は雨露が満たすことができず、その節操は風雪も変えられぬという内容だ。

▼ 女唱チルム時調(여창지름시조)、「雪に当たって曲がった竹を(눈 맞아 휘어진 대를)」を聴く。雪景色におおらかに歌う。

次に、四君子の「蘭」の美しさと気品、時調作家の「李秉岐(이병기)」(1891年~1968年)について次のように紹介された。
・四君子のひとつの蘭は、野生であまり見られず、ほとんど植木鉢で目にする。一年中青くこじんまりしているが、一度花を咲かせると、なんと美しいことか。一人で見るにはもったいないほど。花の美しさもあるが、ほのかな香りが漂い気品ある。時調作家の李秉岐は、蘭がとても好きだった。何冊かの古書と酒、そして蘭があれば、うらやましいものがないとも言った。彼は蘭の美しさを君子に例えた、心まで清くなるような時調を残した。

▼ 蘭(作曲家の娘の名でもある)の演奏曲、「蘭のための歌(란을 위한 노래)」を聴く。なんと素朴で愛らしい今様の旋律。

最後に、四君子の「梅」はソンビに詩作の心を誘ったと次のように紹介された。
・四君子の梅は、まだ雪が残る早春にも花を咲かせる。香りも蘭に劣らず品がある。ソンビは、花を見ると自ずと詩が浮かんだ。そのようにして詩作することが、当時は最高の風流とされた。

▼ 別れをテーマにしたが明るい歌、「梅打令(매화타령)」を聴く。今様にジャズ風に洒落たのだろう。

2016年12月14日水曜日

イ・ソンヒの「Because Of You」

季節は巡る、去年の今頃もそうだったはずなのに、とんと忘れている。いやいや今日のことだって、明日にはあやふやなのだから。よい思い出だけがよみがえる。歳をとるとはそんなことだ。

だから、過ぎ去った切なく苦しいことにためらうなんて、それは若いときだけのこと。さっさと忘れなさいよといえば、それは野暮で次元の違うこと。おじさんの出る幕ではない。

だから、イ・ソンヒの12集所収の「Because Of You」(作詞・作曲ユ・ヨンソク、2001年)は、そのときにしか経験できない憂いや哀しみであって、おじさんに無縁なこと。でも、時計の針を巻き戻して、共感しようか・・・と思っても、そんなナイーブな経験もないし。多分、みなもそうだろう。未来に想像する自分があるように、この歌に合った過去の自分を想像しながら聴くことだろう。

(本ブログ関連:”Because Of You”)

雨に洗い流された思いをドラマチックに歌いあげる、こういう曲調もいいのだが。


私の心なのに、思い通りにできない
過ぎたことは忘れるというけれど、何度も
涙ばかり流して

ばかみたいでしょ、つらい振りができないの
苦しめばもっと思い出す、あなたの
暖かだった微笑み

全てはみなそのままなのに、あなただけがいないのに
これ以上壊れることができないほど、
これほど悲しみに疲れ果てるのか

cause you only cause of you
私は何も考えられなくて

胸の中には説明できない悲しみだけが
私はばかみたい
                 _______

全てはみなそのままなのに、あなただけがいないのに
これ以上壊れることができないほど、
これほど悲しみに疲れ果てるのか

cause you only cause of you
もう懐かしさだけで

生きていかなければならないのに、本当にそうなのに

cause you only cause of you
私は何も考えられなくて

胸の中には説明できない悲しみだけが

cause you only cause of you

cause you only cause of you


(Youtubeに登録のlys2187に感謝)

2016年12月13日火曜日

雪やこんこん

子どものころ、辺りを真っ白に一変する雪降りが楽しかった。積もった雪の感蝕も新鮮だし、握れば雪球になって雪合戦、畑に積もった雪原にばったり倒れれば人型ができる。変幻自在の雪景色にまぎれて、いつのころまで遊んでいたろうか。

もっと幼いころ、雪降りにどんな驚きをしたのだろうか。空から真っ白な塊りが降ってくるのだから・・・とはいえ、そんなとき家から外に出させてもらえないので、灰色の空を見あげたかどうか。残念ながら雪降りの興奮は忘れている。

童謡「」(作詞者、作曲者共不詳)は、Wikipediaによれば、1911年(明治44年)の「尋常小学唱歌(二)」が初出だそうで、思ったより古い。軽いテンポのこの曲を聞けば、雪に飛び跳ねたのは犬だけでなく、子どもだって大いに雪に戯れたことを思い出す。


(Youtubeに登録の「ゆめあるチャンネル」に感謝)


(付記)
朝日新聞デジタルの記事、「『こうのとり』、ISSに到着 14日未明にドッキング」(12/13、山崎啓介記者)によれば、12/9にH-IIBロケット6号機で打ち上げられた「宇宙ステーション補給機 こうのとり」6号機は国際宇宙ステーション(ISS)と無事ドッキングしたと次のように報じている。(抜粋)

(本ブログ関連:”こうのとり”)
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・日本の無人補給船「こうのとり」が日本時間13日午後7時半ごろ、国際宇宙ステーション(ISS)に到着した。ISSにいる米航空宇宙局の飛行士がロボットアームを操作してキャッチした。14日未明にドッキングし、その後、食料や水などが運びこまれる予定。

・宇宙航空研究開発機構によると、1月末ごろにISS内のゴミを載せて離脱。大気圏に再突入し、燃え尽きる予定という。
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⇒ JAXA映像 ”「こうのとり」6号機キャプチャ(把持)ライブ中継

2016年12月12日月曜日

(雑談)自動車免許証返納のこと

日常で物忘れして大きな損害を出したことはない。自動車運転の場合、小さな判断ミスから大事故につながる可能性があるだけに恐ろしい。被害は自分だけじゃない、償いようのない被害者を巻きぞえにすることだってある。

以前、室内で躓いて転びかけたとき、目の前がまるでスロー画面のようにゆっくりと傾いていくのが見えた。なすがままによろける。体勢を元に戻せば持ち直せるというのは、後で考えること。そんなことを二、三度経験すると、(ペーパードライバーながら、もしもの)車の運転が不安になり、運転免許証を返納する決断理由にもなった。

(本ブログ関連:”自動車運転免許証”)

最近、高齢者の自動車運転事故がたびたび報じられる。従来も高齢者による事故はあったろうけれど、高齢者数が増加しているわけで、警鐘が必要なのだろう。そんなとき、ネットで見つけた「運転時認知障害早期発見チェックリスト30」は参考になる。

以下のチェックリストを謙虚に眺めて見るに、自分とは関係ないと言い切る自信もない。(ペーパードライバーながら)知人の車に同乗して、もしも自分が運転したらとシミュレーションしたことがある。そんなとき、次のリストにある、「右折時に対向車の速度と距離の感覚がつかみにくくなった」と一瞬感じたことがある。


(参考) NPO法人「高齢者安全運転支援研究会」の【運転時認知障害早期発見チェックリスト30】
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30問のうち5問以上にチェックが入った方は要注意です。専門医の受診を検討しましょう。

・ 車のキーや免許証などを探し回ることがある。
・ 今までできていたカーステレオやカーナビの操作ができなくなった。
・ トリップメーターの戻し方や時計の合わせ方がわからなくなった。
・ 機器や装置(アクセル、ブレーキ、ウィンカーなど)の名前を思い出せないことがある。
・ 道路標識の意味が思い出せないことがある。
・ スーパーなどの駐車場で自分の車を停めた位置が分からなくなることがある。
・ 何度も行っている場所への道順がすぐに思い出せないことがある。
・ 運転している途中で行き先を忘れてしまったことがある。
・ 良く通る道なのに曲がる場所を間違えることがある。
・ 車で出かけたのに他の交通手段で帰ってきたことがある。
・ 運転中にバックミラー(ルーム、サイド)をあまり見なくなった。
・ アクセルとブレーキを間違えることがある。
・ 曲がる際にウインカーを出し忘れることがある。
・ 反対車線を走ってしまった(走りそうになった)。
右折時に対向車の速度と距離の感覚がつかみにくくなった
・ 気がつくと自分が先頭を走っていて、後ろに車列が連なっていることがよくある。
・ 車間距離を一定に保つことが苦手になった。
・ 高速道路を利用することが怖く(苦手に)なった。
・ 合流が怖く(苦手に)なった。
・ 車庫入れで壁やフェンスに車体をこすることが増えた。
・ 駐車場所のラインや、枠内に合わせて車を停めることが難しくなった。
・ 日時を間違えて目的地に行くことが多くなった。
・ 急発進や急ブレーキ、急ハンドルなど、運転が荒くなった(と言われるようになった)。
・ 交差点での右左折時に歩行者や自転車が急に現れて驚くことが多くなった。
・ 運転している時にミスをしたり危険な目にあったりすると頭の中が真っ白になる。
・ 好きだったドライブに行く回数が減った。
・ 同乗者と会話しながらの運転がしづらくなった。
・ 以前ほど車の汚れが気にならず、あまり洗車をしなくなった。
・ 運転自体に興味がなくなった。
・ 運転すると妙に疲れるようになった。

日本認知症予防学会理事長、鳥取大学医学部教授
特定非営利活動法人高齢者安全運転支援研究会理事 浦上克哉 監修
特定非営利活動法人高齢者安全運転支援研究会 提供
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2016年12月11日日曜日

ぼくらの宇宙飛行士

昔、子ども雑誌、月刊「少年」の巻頭色刷りページを飾ったのは、小松崎茂のSFというべき宇宙活劇画だった。戦争物から転進したせいもあったからだろうか、どこか戦の臭いを残していた。とはいえ未来科学の世界を独特精緻な筆で描いていた。

そんな時代、宇宙飛行士へのあこがれも早かった。時は宇宙開発競争が始まったころ、NHKテレビで、擬似経験をするに充分な白黒の番組、「宇宙探検(Men into Space)」(1959年)に見入った。冷静沈着なリーダー役のエドワード・マコーリー大佐は、ブラウン管を通じて接することのできる憧れの対象だった。まさに宇宙が、漫画雑誌から茶の間へ一歩近づいたのだ。次の映像から、この番組の質の高さが分かるだろう。


(Youtubeに登録のMedia Mixに感謝)

実際の宇宙飛行士には思い出深い名前がある。1961年に弾道飛行して宇宙に飛び出たアメリカ初の宇宙飛行士、アラン・シェパード(Alan Bartlett Shepard Jr.、1923年~1998年)がいる。当時、子どもたちに強烈な衝撃を与えた宇宙飛行士だったはずだが、今は語られることが少ないようだ。

その翌年、1962年にアメリカ初の地球周回をした宇宙飛行士、ジョン・グレン(John Herschel Glenn Jr., 1921年~2016年12月8日)も忘れることはできない。アメリカ軍人らしい風貌と威圧感があり、見るからにヤンキーといった感じだった。後に、77歳の高齢で、スペースシャトルにも搭乗するという、人生を宇宙飛行士で徹した方だった。うらやましい。

そのジョン・グレン元宇宙飛行士が、12月8日に無くなった


1960年代は、米ソの宇宙開発競争の幕開けだった。1961年、ソ連のガガーリンが成し遂げた人類初の地球周回飛行は、アメリカを大いに慌てさせた。

(本ブログ関連:”ガガーリン”)

2016年12月10日土曜日

イ・ソンヒの「青い海の伝説」OST

イ・ソンヒによる、SBSドラマ「青い海の伝説(푸른 바다의 전설)」のOSTが、ついに、12月8日の同番組内で放送されたようだ。

(本ブログ関連:”青い海の伝説”)

次の映像は、第8話の最後に流れたもので、イ・ソンヒの歌をフルに聴かせるものではない。いずれ、CD版で味わうことができればと期待するが、どこで購入しようか? こんなとき、新宿のコリアプラザが閉店したことがかえすがえす悔やまれる。

Youtubeに、「青い海の伝説」8話が登録されているが、微妙に早送りしているものがあって、イ・ソンヒの歌声がまるでデビュー当時のようにかん高いものになっている。(逆に微妙に遅いものもある)


(Youtubeに登録のAcaciaに感謝)

ところで、「もっと!コリア」(12/2)、および「Kstyle」(12/9)の記事によれば、SBSドラマ「青い海の伝説」のOSTに、日本の作曲家・編曲家・音楽プロデューサーの吉俣良(よしまたりょう)氏が参加しているとのこと。記事中に、イ・ソンヒの名があがっていないのが気になるが・・・。(もしかして、イ・ソンヒのパートは、彼女のオリジナルか)

2016年12月9日金曜日

(号外) 「戦略的利益を共有する最も重要な隣国」のできごと

今日は驚いた。日本のテレビ地上波が、韓国国会を実況中継したからだ。朴槿恵大統領の弾劾訴追案の採決の様子を伝えた。

● 韓国国会の採決: 大差で可決

朝日新聞の記事、「朴大統領の弾劾訴追案、可決 憲法裁判所が判断へ」(12/9、16:19、ソウル=東岡徹)より抜粋
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・韓国国会は9日、朴槿恵(パククネ)大統領(64)の弾劾(だんがい)訴追案を採決し、賛成234票、反対56票で可決した。野党3党に加え、与党セヌリ党の一部も賛成に回った形だ。朴氏の大統領権限は停止され、黄教安(ファンギョアン)首相(59)が代行する。今後、憲法裁判所が180日以内に弾劾するか決める。弾劾が決まれば朴氏は大統領職を罷免(ひめん)され、60日以内に大統領選が行われる。
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テレビのライブ中継は、韓国国会の議員たちの様子を映した。カメラが議場を巡るたび、目に入ってきたのは羅卿瑗(나경원)議員。彼女が席に座っているのを確認するだけで!テレビ視聴の目的を半分・・・。


● 日本政府の反応: 韓国内政状況をもうしばらく見定める

日本経済新聞(日経QUICKニュース)の記事、「官房長官、韓国大統領の弾劾可決 『日韓協力の姿勢に変わりない』」(12/9 17:12)より抜粋
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・菅義偉(すが よしひで)官房長官は、9日午後の記者会見で、同日午後、韓国の国会が朴槿恵大統領の弾劾訴追案を可決したことについて、「韓国は戦略的利益を共有する最も重要な隣国であり、北朝鮮問題の対処などについて、日韓両国の協力と連携は地域の安定に不可欠だ」と指摘。「様々な分野で日韓協力を進める姿勢に変わりない」とし、今後も協力関係を重視する姿勢を強調した。
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2016年12月8日木曜日

そろそろ今年のまとめを・・・

そろそろ<今年のまとめ>をする時期になった。日本国内では、「流行語大賞」などあるが、イ・ソンヒ絡みなら、韓国ギャラップによる国民調査、「今年(2016年)を輝かせた歌手」の結果を知りたいものだ。まもなく発表されることだろう。

(本ブログ関連:”今年を輝かせた・・・”)

しかし本年末になって、韓国世相は慌ただしい事態のため、軽々に<年をまとめる>雰囲気でもないのかもしれないが・・・。
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イソンヒにとって、今年は久し振りに、2014年以来のコンサート・イヤーだった。ソウルの(権威ある)「世宗文化会館」でのコンサートで、過去連続4回(今回を含めて)、チケット全席ソールドアウトという快挙を成し遂げた。

今年の「The Great Concert イ・ソンヒ」は、9/2~4に開かれた世宗文化会館のコンサートを起点に全国ツアーへと展開している。従来、年末に全国ツアーを終了していたが、今回は珍しいことに、年明けまで続くスケジュールとなっていて、一部地域(水原、議政府)は、来年1月、2月に開催することになっている。

もちろん私が、9月に世宗文化会館で催された彼女のコンサートに馳せ参じたのはいうまでもない。

2016 コンサート ”The Great Concert” 9/2~4
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・ ソウル  09.02-04 : 「世宗文化会館」
・ 大邱 09.24-25 : 「EXCO5階コンベンションホール」
・ 全州 10.07-08 : 「韓国音(ソリ)文化の殿堂」野外音楽堂
・ 光州 10.22 : 「光州女子大学」ユニバーシアード体育館
・ 大田 11.05-06 : 「大田貿易展示館」
・ 釜山 11.19-20 : 「KBS 釜山ホール」
・ 仁川 12.03 : 「南洞体育館」
・ 高陽 12.17 :
・ 昌原 12.31 :
・ 水原 '17.01.21-22 :
・ 議政府 '17.02.04-05 :
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また、イ・ソンヒは、今年の国歌記念事業で、「国民褒章受賞」を受賞している。同様な国家的表彰として、2010年に「大衆文化芸術賞」を受賞した。

2016年12月7日水曜日

(TED講演) ハンナ・フライ「愛を語る数学」

先日、NHKでも放映されたが、複雑系研究者ハンナ・フライ(Hannah Fry)が、TED(Technology Entertainment Design)で講演した、「愛を語る数学(The mathematics of love)」(2014年)をTEDのサイトで視聴できる。「愛」という複雑で多様な人間の心理と行動理解のための秘訣(Tip)について、次のように紹介している。

下の講演映像を起動後、右下にある<赤い四角>をクリックして、日本語を選択すると字幕が表示される。また、理解するのに一番いい方法は、我流だが先日の本ブログにも記した、音を消して字幕だけ読む・・・。

男女が愛を実らせるには、出会う人のうち最初から37%目までは除外して、それ以降の人から選ぶ考え方がある。つまり、始めの約4割を諦めろといっているようなもの。正直、こんなことを真っ正直に実行する人がいるだろうか。経験値から妥当という声も聴こえてこないし・・・どうだろうか。それに、ここが37%の境界だと気付くだろうか・・・付き合う人すべて(母数)が、その時点で決まっているわけではないだろうし。

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① 「オンラインデート必勝法」=「オンラインデート・サイトでは 魅力的な容姿の人がモテるとは限らない」

② 「完ぺきなパートナーの見つけ方」= 「デート相手の候補リストにいる 最初の37%は 真剣な結婚相手としては 全員お断りするのです (笑)」 ⇒ 「最適停止理論」(「秘書問題」: n人面接して秘書を採用する<最善の応募者を選択する確率>は37%)

③  「離婚の回避法」= 「あるカップルが離婚するか 予測をする上で 最も重要な因子の一つは 会話中の二人が どれだけ ポジティブか ネガティブかです」

「ベスト・カップル」= 「最も成功しているカップルは ネガティブの閾(しきい)値(threshold)が 非常に低いのです これらのカップルは 何事も 気づかないふりはせず、お互いに不平不満を 言えるようにしています」
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(TED講演)

KBS WORLD「国楽の世界へ」 伝統音楽と新しい音楽の融合

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(11/30)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、<伝統音楽と新しい音楽とを融合したジャンルの曲>に関連した3曲を紹介した。

始めに、「国楽」とは何か、伝統と現代の狭間で、若手によるさまざまな取り組みについて次のように紹介された。
・「国楽」には、重々しい<宮中音楽>や、大衆的な<民謡・パンソリ>などが浮かぶ。国楽とはどんな音楽か、明確に答えられる人はあまりない。「昔から伝わる音楽」とすると、比較的最近の音楽は国楽ではなくなる。最近、新形式の国楽が目立つが、ジャンルも形式も様々で、歓迎する人もいれば、嘆く人もいる。一方、国楽や西洋音楽、更に大衆音楽など区分せず、ただ「音楽」という人もいる。彼らは、音楽は現代を生きる人々のストーリーを多様な方式で表現したものという。

▼ 若者の歌 「私の歌(이 내 노래)」(パク・インヘ、박인혜)を聴く。フォーク風に、今様の歌と

・パク・インヘは、12歳からパンソリを習い、韓国芸術総合学校でパンソリを専攻、修士号を取得し、全国パンソリ・コンクールで大賞受賞した。最近、伝統的パンソリより、独特な公演やミュージカルでより知られる。彼女がミュージカルと初めて出会ったのは、その中で、俳優に歌を教えるため指揮する役割だった。そこで、歌に注視してパンソリ公演に訪れた観客を見て、ミュージカルの影響力に関心を持った。より広い国楽の普及のため、ミュージカルを活用したりする。

次に、パク・インヘ以外にも新しい試みをするグループ/バンド 「コレヤ(Coreyah、고래야)」について次のように紹介された。
・バンド 「コレヤ」は、KBS国楽大賞受賞グループだが、国楽の枠にとらわれるのを拒絶する。彼らの音楽に国楽らしく思えない、果たして国楽といえるかと疑問に思う人々が多いのも理解できるが、伝統音楽が、歌謡曲のように親しまれて欲しい気持も感じられる。

▼ 「コレヤ」の「あらん限り遊んでみよう(전폭적으로 놀아보세)」を聴く。今様ながら思いの他、伝統・歌謡の香りが混在する。

最後に、面白いグループ、「ジャンビナイ(Jambinai、잠비나이)」について次のように紹介された。
・「ジャンビナイ」は、コムンゴとヘグム、ギターで構成される小規模集団だ。海外で活発に活動。リーダーは、国楽バンド、またはメタル・バンドと思われても構わない、他ジャンルと結合した新たな国楽を表現をしたいという。メタルバンドは荒っぽいイメージがあるが、伝統的楽器を用いる演奏は、美しいと評価される。彼らがどんな方向へと導いていくのか、もう少し見守る必要がありそう。

▼ ジャンビナイの演奏、「消滅の時間(소멸의 시간)」を聴く。ムムム・・・ちょっと・・・。超今様だ。ふうっと、ため息。

2016年12月6日火曜日

「汽車は8時に出る」

昔、汽車が出るとき、窓を開けて見送る人たちと別れを惜しんだ。岸壁の船出と心情的に通じる光景だ。去る人と残る人の影を心に焼き付けるようにして、汽車は次第に離れていく。映画なら遠近法の消失点に消えるまで。

有無をいわせず、汽車は時間通りに発(た)つ。まるで馬車を牽引する馬のように機関車はいななき、スピードをあげる。短編・戯曲作家にとってクレーンが時代の響きであったように、詩人に機関車は赤い火を吐く鋼鉄の馬であった。かつて新しかった、そんなものへのイメージをいまだに共有する人々にとって、汽車は特別なものだ。

(本ブログ関連:”汽車”、”ひまわり”)

ところが新幹線の窓は固定して開かない。最近は通勤電車まで(一部の窓は開くそうだが)。窓を通じて、互いにジェスチャーで伝えるしかない。だから、テレビニュースでは、車窓を境におどける子どもたちや、孫との別れが切ない祖父母の姿が報じられる。でも、交通網の発達のおかげで、いつでもえるようになった。本当に最近のことだ。

少し以前、汽車に乗るのに決意が必要なこともあった。運命の境界になることも。曲そのものがドラマチックな、「汽車は八時に出る(Το τρένο φεύγει στις οχτώ)」(作曲:Mikis Theodorakis、作詞:Manos Eleftheriou)は、余韻が残る。何度か本ブログで聴いてきたが、今回は、マリア・ディミトリアディの歌だ。(昔のギリシャは極めて政治的な時代があった)


(Youtubeに登録のΈνας αγέραςに感謝)

2016年12月5日月曜日

(雑談) テレビ画面を消して・音声だけ流すことはできないか

基本的にテレビ視聴しない。一度見始めると拘束されるからだ。とはいえ、たまにつけたテレビ番組に付き合うこともある。

<消音>ボタン

テレビでコマーシャルが始まると、急に音量が増す。番組と関係なく自己主張を始める。そんなとき、<消音>ボタンを押すとあら不思議! 当り前だが静かになる。それがものすごい。

消音にすると、急に神経がテレビに集中する気になる ・・・ そんな余裕感がたまらない。あえて試してみるのも面白い。例えば、講演番組 「TED(Technology Entertainment Design)」 の音声を極小にして字幕に集中すると、理解の仕方が深くなったような気がしてくるから不思議。


<画面を消して・音声だけ流す>ボタン

ところで若い頃のこと、下宿生活で揃えたテレビに、消音(どんなテレビにも常備している機能)とは反対の、<画面を消して・音声だけ流す>ボタンがあった。テレビの特徴をないがしろにするではないか、今では考えられないボタンだ。

<画面を消して・音声だけ流す>機能のおかげで、部屋が充実するのが分かった。視線を握られた存在から解放されるのだ。残念ながら、あのころ以来、このような崇高なボタンを持ったテレビと出会ったことはない。実は、あのテレビにはもうひとつ優れた機能があった。<目覚まし>ボタンだ。今の私の生活に必要性はないが。

2016年12月4日日曜日

イ・ソンヒ、SBSドラマ「恐れのない愛」(1992年)に出演のこと

イ・ソンヒが、SBSのドラマ 「恐れのない愛(두려움 없는 사랑)」(1992年5月2日~10月25日)に出演したという。

(本ブログ関連:”1992年”)

劇中、イ・ソンヒは次の歌を歌っている。
・8集所収の 「いつも愛してる(언제나 사랑해)」(1992年、作詞・作曲キム・ヨンドン)
・7集所収の 「あなたが私を愛されるなら(그대가 나를 사랑하신다면)」(1991年、作詞キム・ミソン、作曲キム・ジンリョン)
・8集所収の 「小さな恋歌(ソナタ)(작은 연가)」(1992年、作詞ハン・チョンウォン、作曲キム・ヨンドン)
・8集所収の 「彷徨(방황)」(1992年)
・6集所収の 「懐かしさは去って(그리움은 가고)」(1990年)
・「高3受験生のための歌(고3 수험생을 위한 노래)」


(Youtubeに登録のAcaciaに感謝)

2016年12月3日土曜日

新鉱物「豊石(ぶんのせき)」

「愛媛大と東京大、国立科学博物館の共同研究チームは1日、高知県いの町の(黒瀬川帯)山中で新種の鉱物を発見し『ブンノアイト』と命名したと発表した」と、愛媛新聞の記事、「『ブンノアイト』命名 新種鉱物を高知で発見、愛媛大など研究チーム」(12/2)は次のように報じた。(抜粋)

(本ブログ関連:”新鉱物”)

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・愛媛大ミュージアムの皆川鉄雄研究員(66)によると、約10年前に調査で訪れた「いの町」の鉱山跡で「見たことのない暗緑色の鉱物」を発見。皆川研究員が試料を提供し、チームが構造解析した結果、マンガンやアルミニウム、ケイ素などを主成分とし、新たな結晶構造をもつ鉱物だと分かった。
・国際鉱物学連合に新種の提案書を提出し、2014年4月に承認された。「ブンノアイト(Bunnoite)」の日本語名は「豊石(ぶんのせき)」。「地質標本館」(茨城県)の館長を務め、6種の新鉱物の発見に貢献するなどの功績がある鉱物学者の「豊遥秋(ぶんのみちあき)」博士の業績をたたえて名付けた。
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愛媛新聞に、<発見者>の皆川鉄雄氏の名が記されている。産地に詳しい、地元の発見者の直感がなければ、新鉱物に列することはなかっただろう。ペーパーに、そんなくだりが記されることはないかもしれないけれど。

(参考) 国立科学博物館のプレスリリース : 鉱物写真、結晶構造図

「新種の鉱物を発見、Bunnoite(豊石)と命名」(12/1)

2016年12月2日金曜日

(資料) 田中貢太郎の「仙術修行」

仙人になるのはたやすくないはず。修業は秘伝であるはず。仙人修行のそんなイメージがあるところに、本物かどうか怪しい者が現れて、仙術を修めたと自称する。聞けば、そんなものかと納得するが実にあっけない。

(本ブログ関連:”仙人”)

田中貢太郎(1880年【明治13年】~1941年【昭和16年】)の掌編、「仙術修行」(青空文庫)は、仙人志願の男が四川省白竜山の麓を彷徨い、年数をかけて偶然見つけた仙界へつながる小径(こみち)をたどり仙人たちと出会う話しだ。まるで、桃源郷に至るよう。そこで仙人たちの群れに交わるのに、何の試問もなく、いきなり彼らの行動と一体して修行を努める。そんな経験が語られる。

(本ブログ関連:”桃源郷”)

仙人修行は、俗世でも手の届きそうなくらい安逸な方法で一瞬錯覚させる。仙人が人間の延長であること。誰もが分かる方法なのだ。厄介な修練を積んで、ある境地に達したところで更に深めるというわけではない。

飛翔感は別にして、洞穴のいってみれば他愛もない、誰にもできそうな修行だが、ずっと続けるとなると、世俗の価値と吊り合わない。仙界を俗世に紹介するにはこうするしかないのか、或いは仙人を語る大嘘つきか。そんな修行部分を抜き書きしてみる。

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・(鳥の飛びたつような容(さま)をして走る仙人の)群の最後になった仙人は、彼の傍へやって来た。彼は粛然(しゅくぜん)として立っていた。仙人は瘠(や)せた手をあげて、彼を招いてから走っている群の方へ往けと云うようにして見せた。彼は仙人の群を追うて駈けだした。最後の仙人も彼の後(あと)から駈けて来た。

・絶壁の上も樹木の間も、平地を往くようにして駈け走った。そして、朝霧のかかった谷川の岸に出て、そこで衣(ころも)を脱いで行水(ぎょうずい)をやった。皆黙黙として何人(だれ)も一言(ごん)を発する者がない。彼も同じように冷たい氷のような行水をした。

・行水が済むと、仙人の群ははじめの路(みち)を走って帰った。彼もその群に交まじって帰った。皆それぞれ洞穴(ほらあな)を持っていた。行水から帰って来るとその日の行(ぎょう)にかかった。全身の力を咽喉(のど)に集めて、わあと云う懸声(かけごえ)をだした。それを一日に一万遍(べん)やることになっていた。彼も他人の使わない洞穴を求めてその懸声をはじめた。そして、空腹になれば木の実を探しに往った。それにも山の法則があって、他人の執(と)りかけたものに手をつけることはできなかった。手をつけた印には木の葉を扱(しご)いてあった。そのうえに木の傍で喫(く)うばかりで、持って来て貯えて置くことはできなかった。それがために、ひもじくなれば二里も三里も遠くに木の実を執りに往くことがあった。
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2016年12月1日木曜日

今年も残り12分の1

今日から12月。今年も残り1ヶ月、あっという間に終わりそう。年々、1年が短くなる。この軽さ、何としよう。

テレビを見れば、クリスマス・ケーキやおせち料理の予約CMであふれるし、書店に行けば、来年の年賀状ソフト本が積まれ、いろいろなカレンダーが吊るされている。これらも来年になれば、なかったように消えてしまう。

12月らしいことをしなくちゃ。久し振りに昔の仲間と忘年会をする。そして、一年間の進歩の違いを思い知る。若い人に叱咤激励されるのもわるくはない。

一年の経過を、リンゴの実の食いっぷりで記しているが、今年は11/12を食ってしまった。残りは、1/12しかない。1/12のいかに薄いこと。一口で終わってしまう。とまあ、こんな按配で今年とサヨウナラ。

12月となれば、ジョージ・ウィンストンの「December」の「Joy」が決まりなのだが、余り聞かなくなって久しい。もう一度、バッハより手前で、気楽に聴いてみよう。


(Youtubeに登録のGeorgeWinstonPianoに感謝)

2016年11月30日水曜日

113番元素「ニホニウム」に正式決定

今年6月に新聞などに発表された、113番元素の正式名称が決定したと、NHK News Webの記事、「113番元素 『ニホニウム』 に正式決定 日本が初の命名」(11/30、17:04)は、次のように報じている。(抜粋)

(本ブログ関連:”新元素”)

これから、化学の教科書の裏表紙には必ずある 「周期表」の113番目の欄に元素記号「Nh」と「ニホニウム」の名称が載るのが待ち遠しい。一般的な化学知識としては、せいぜい第6周期(86番元素)ぐらいまでだろうから、113番元素にいたることは稀である。とはいえ、化学の教科書で周期表を見るたび、元素記号の「Nh」があることに、化学を勉強する学生たちに勇気を与えるに違いない。

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・物質の基になる元素のうち、日本の理化学研究所の(九州大学森田浩介教授ら)グループが発見した「113番元素」について、化学に関する国際機関(IUPAC:国際純正・応用化学連合)は、日本という言葉を取り入れた「ニホニウム」という名前に正式に決定しました。元素に、日本が命名した名前が付けられるのはこれが初めてで、アジアでも初めてのことになります。

・理化学研究所のグループは、名前と元素記号の案をことし3月に国際機関に提出し、国際機関がふさわしいものかどうか審査を行ってきました。

・国際機関は「113番元素」の名前を、日本の提案どおり、日本という言葉を取り入れた「ニホニウム」(nihonium)に正式に決定し、日本時間の30日午後5時に、ホームページ上で発表しました。

・「ニホニウム」という名前と、「Nh」という元素記号は早速、化学に関する国際機関「国際純正・応用化学連合」のホームページにある周期表に書き加えられています。
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(追記) 周期表、周期律表
記憶にあるのは「周期律表」で、「周期表」だと何だか刃こぼれしたようで物足りなさを感じる。もちろん学術的には、周期表が正統で、周期律表は現在使われていない。専門家にとって当たり前のことも、かつて一般に馴染んだ名を捨てきれないものだが、この機会に我が脳内を是正?することにしよう。
(参考)「“周期律表(しゅうきりつひょう)”という言葉について」(岡山理科大学 理学部 化学科 坂根弦太氏)に感謝。

KBS WORLD「国楽の世界へ」 西道地域の歌

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(11/23)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズとして、<平安道と黄海道を合わせた西道(ソド)地域>に関連した3曲を紹介した。

始めに、朝鮮時代の平安道地域差別として、農民反乱 「洪景来(홍경래)の乱」(1811年)について次のように紹介された。
・人は、自然や周辺情勢の影響で、地域特有の文化や行動を育てた。戦いを好むとか芸術を好む地域など類別された。それは地域の結束になったし、誤解や差別・対立の原因にもなった。朝鮮時代に、現在の半島北部にある平安道地域の人々は、王朝から差別を受けた。その理由の正確な記録はないが、暗黙に、その地域の人が朝廷の要職に就くのを嫌った。両斑階層は、その地域との婚姻もなかった。当時、洪景来を中心にした大規模な農民の反乱「洪景来の乱」があった。日頃の不満が積もった結果だった。一般の民は、ただ歌で恨みをなだめた。
・北部、平安道と黄海道の「西道地域」では、若干鼻声を交えて歌う。愛と別れの歌にも、深い悲しみや喜びが感じられる。

▼ 悲しみで満ちた歌の意の「愁心歌(수심가)」を聴く。哀調を帯びた長いトーンで訴えるように歌う。大陸風か。

次に、「風具풍구)」と呼ぶ、風を起す道具<鞴(ふいご)>について次のように紹介された。
・「風具」と呼ぶ、鞴(ふいご)は、扇風機のような形状で風を起こし、鍛冶屋で火を焚くときに使ったり、収穫の後、穀物を選別するときも使った。プングで風を起こし、穀物をゆっくり注ぐと、ほこりは飛ばされて、穀類だけが残る。また、かまどで火を焚くときも使った。
・北部の街、平壌は、中国へ向かう途中に位置し、人や物資も豊かな風光明媚な場所だった。当地で官職に就くのが、最高の安楽とされた。

▼ <平壌地域の豊かな環境が浮かぶ>風具の歌、「風具歌(풍구소리)」を聴く。洗練されて今様に歌う。

最後に、豊漁を願う漁民の船歌「延坪島難逢歌(연평도난봉가)」について次のように紹介された。
・黄海道は、イシモチが有名で、イシモチが集まりだすと、その鳴き声で眠れないほどだったという。船乗りには、どんなに興が沸いたことか。また、船を待つ家族もなんと幸せだったかうかがわれる。
・仁川の延坪島で歌われる西道地域の民謡舟歌に「延坪島難逢歌」がある。曲名は、「難逢」という者の名から付けられたというが、今の歌詞は彼の名と関係ないという。<カニのこうらに乗って釣りをしに行く> などという歌詞が大変面白い。

▼ 延坪島がある西道地域の民謡舟歌の「延坪島難逢歌」を聴く。軽やかな歌声。ちょっと楽天的に洗練して歌う。

2016年11月29日火曜日

イ・ソンヒの「少女の祈り」

1985年にリリースしたイ・ソンヒの記念碑的な初アルバムは、最近(2014年10月28日)でも「リマスター版」が出るほど。その第1集所収曲に 「少女の祈り(소녀의 기도)」 がある。心の痛手を歌う、デビューしたばかりのイ・ソンヒの力いっぱいの発声に、まるで恋に恋するような初々しさを感じる。

(本ブログ関連:”少女の祈り”)

少女は気付かないかもしれないが、時間を限られていないという若さの特権が、この曲からほとばしるようだ。残り時間を勘定しないでよい若さは素晴らしい。歳をとれば残り時間のふるまいに、自ずと賢明さを要求されるのだが。


風吹けば散る、寂しい落葉が みな
おぼろな露のよう、揺らぎます
その声耳にして   空しく歩く うつろな心は

*離れた人 なつかしむ、切ない心だけれど
一人残り 守ればならぬ、 孤独なわたしを泣かすよ

引き留められぬ 未練さに
落葉の季節に わたしを埋めて
春がまた訪れを 祈ります、この夜が明けたら

(*以下繰り返し)

この夜が明けたら


(Youtubeに登録のKBS Mediaに感謝)