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2016年12月7日水曜日

(TED講演) ハンナ・フライ「愛を語る数学」

先日、NHKでも放映されたが、複雑系研究者ハンナ・フライ(Hannah Fry)が、TED(Technology Entertainment Design)で講演した、「愛を語る数学(The mathematics of love)」(2014年)をTEDのサイトで視聴できる。「愛」という複雑で多様な人間の心理と行動理解のための秘訣(Tip)について、次のように紹介している。

下の講演映像を起動後、右下にある<赤い四角>をクリックして、日本語を選択すると字幕が表示される。また、理解するのに一番いい方法は、我流だが先日の本ブログにも記した、音を消して字幕だけ読む・・・。

男女が愛を実らせるには、出会う人のうち最初から37%目までは除外して、それ以降の人から選ぶ考え方がある。つまり、始めの約4割を諦めろといっているようなもの。正直、こんなことを真っ正直に実行する人がいるだろうか。経験値から妥当という声も聴こえてこないし・・・どうだろうか。それに、ここが37%の境界だと気付くだろうか・・・付き合う人すべて(母数)が、その時点で決まっているわけではないだろうし。

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① 「オンラインデート必勝法」=「オンラインデート・サイトでは 魅力的な容姿の人がモテるとは限らない」

② 「完ぺきなパートナーの見つけ方」= 「デート相手の候補リストにいる 最初の37%は 真剣な結婚相手としては 全員お断りするのです (笑)」 ⇒ 「最適停止理論」(「秘書問題」: n人面接して秘書を採用する<最善の応募者を選択する確率>は37%)

③  「離婚の回避法」= 「あるカップルが離婚するか 予測をする上で 最も重要な因子の一つは 会話中の二人が どれだけ ポジティブか ネガティブかです」

「ベスト・カップル」= 「最も成功しているカップルは ネガティブの閾(しきい)値(threshold)が 非常に低いのです これらのカップルは 何事も 気づかないふりはせず、お互いに不平不満を 言えるようにしています」
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(TED講演)