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2026年5月18日月曜日

地質の日(5/10)

今朝のNHKニュースの解説で、今月の「母の日」(5/10)は、合わせて「地質の日」(日本での初の地質図作成)でもあったことを聴いた(NHK解説委員 水野倫之氏)。遅れたが、下記のよう追記する。

(本ブログ関連:”地質図”)

■ 日本記念日協会
「地質の日」
    ー https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=479
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・日本地質学の偉大な恩人(ライマン)B.S. Lyman*(Benjamin Smith Lyman:1835.12.11-1920.8.30;以下ライマンとする)は,1873(明治6)年1月17日来日(副見1990)すると,東京 芝に創設されたばかりの開拓使仮学校札幌農学校-北海道大学の前身)において教鞭をとる.
・一般社団法人日本地質学会が制定。地層、岩石、土壌などで構成される大地の性質である「地質」について、多くの人に理解を深めてもらうのが目的。日付は1876年(明治9年)5月10日に、ライマンらによって日本で初めて広域的な地質図、200万分の1「日本蝦夷地質要略之図」が作成されたことから。また、この日は1878年(明治11年)に地質の調査を行う組織(内務省地理局地質課)が定められた日でもある。
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*Lyman: 米国鉱山技師、アマチュア言語研究で日本語の「連濁」の再発見者。

■ 日本地質学会
「ライマン『日本蝦夷地質要略之図』彩色指定稿」より抜粋
    ー https://geosociety.jp/faq/content0086.html
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新生明治日本の将来に順風を送る幌内炭田群(石狩炭田)の発見報告などとともに,1876(明治9)年5月10日,日本最初の広域地質図幅「日本蝦夷地質要略之図」を刊行して日本地質学史に金字塔をうちたてる.
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鉱物採集から見た地質図
鉱物マニアからすると<鉱物> と、地質図の基本である<岩石>は近いようで遠い。アマチュアの採集家で、鉱物採集はあっても岩石採集とあまり巡り会ったことはない。いってみれば、鉱物結晶のハンティングは、アマチュアの物欲志向があるが・・・それに反して、岩石学はプロフェッショナル(学究的)の世界なのだ。薄片を作って偏光顕微鏡で観察したりするのは大変だから・・・。

鉱物は、独自の結晶構造を持っている。同じ組成でも結晶化の環境によって結晶の構造が異なることがあるが、できあがったものはすべて美しい。それに比べて、さまざまな鉱物の集まりである岩石は、絵の具の色々混ぜ合わせると色彩が地味になってしまう傾向がある。そこにアマチュアが寄ってこない原因があるのかもしれない。

とはいえ、地質からその地域の鉱山資源(石炭・鉄・銅など)が推測される。それを地図上に面で示した「地質図」は、国の興産の礎となる重要な情報源でもある。<地質の日>は、「「日本で最初の広域地質図『日本蝦夷地質要略之図』(B.S.ライマンほか著)が発行されてから今年で150年になります。」(地質標本館)とのこと。

(本ブログ関連:”山師”)

■ 産業技術総合研究所:(つくば)地質標本館
「地質標本館 地質の日関連展示『日本で最初の広域地質図:日本蝦夷地質要略之図』」(2026年4月28日 ~ 6月7日)
    ー https://www.gsj.jp/Muse/event/archives/2026geologyday_event.html
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 5月10日地質の日の由来となった日本で最初の広域地質図「日本蝦夷地質要略之図」(B.S.ライマンほか著)が発行されてから今年で150年になります。これを記念して「日本蝦夷地質要略之図」の原本を展示します。
・展示資料: B. S. ライマンほか著「日本蝦夷地質要略之図」:明治9年(1876年)5月10日 開拓使発行 ほか
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■ Youtube(登録: 茨城新聞動画ニュース)
「 地質図150周年で特別見学会  つくば」(2026/04/27)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=2GeVSoFjclU

2018年7月21日土曜日

(資料)地質標本館の「日本列島の立体地質図」

近々見に行きたいものがある。

筑波にある産業技術総合研究所の、一般向け施設「地質標本館」は、まさに名の通り「プロジェクションマッピング」技術を利用して、「日本列島の立体地質図」をリニューアルした・・・。(以前、立体模型地図が置かれていたが、固定情報を塗布しただけだったので、子どもたちがその場に長く留まることは少なかった気がする)

(本ブログ関連:”地質標本館”)

プロジェクションマッピング(投影)により、多様な地図情報*を見ることができる。それも、南北に長い日本列島模型**に、切れ目のない投影するというのだから視覚的に楽しいものになるだろう。(動画像も加味されていたらと・・・我がままな期待を込めて)

 産業技術総合研究所「おしらせ」より
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* 地質図、地形図、衛星画像の3種類の背景画像と、活火山、河川、交通網など約10種類の個別画像があり、これらを自由に重ねて表示することもできる。
** リニューアルした「日本列島の立体地質図」は、全長約9メートルの日本列島の精密立体模型(縮尺1/34万)
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(参考)Youtube:「第7回 GSJジオ・サロン『みんなの地質図』【産総研公式】
(参考)Web: 「絵で見る地球科学


(Youtubeに登録の産総研広報に感謝)

2018年7月22日日曜日

産総研の「地質標本館」

(まるで昨日の暑さそのままのような)今朝、電車を乗り継いで、石の師匠と落ち合い、筑波の産業技術総合研究所にある「地質標本館」へ出かけ、常設の「鉱物標本展示」と <プロジェクションマッピング> による「日本列島の立体地質図」を見てきた。

(本ブログ関連:”地質標本館”)

体調を整えて、ゆるりとお出ましして鉱物標本を鑑賞する、まるで王侯貴族の気分で訪問した。なにしろ鉱物趣味は、博物学の時代、貴族の楽しみの一つだったのだから。ちと大げさかもしれないが、リハビリを兼ねて鑑賞から始めることにした。

標本室の鉱物(といっても岩石や化石も展示されている)を、石の師匠と雑談しつつ巡っていたら、関係者(どうやらOBの方のよう)が、面白い話をしてくれた。
・ 鉱物学(標本)に、① 東京を拠点にしたドイツ系の鉱物科学、② 北海道を拠点にしたアメリカ系の鉱山開発の実学、③ 鉱物趣味を発展したものの3つの源流があるそうだ。(②について初めて聞いた)
・ 標本室の日本産鉱物標本は、鉱山業者が寄贈してくれたものが多く、他所の展示物と比べて大きい。(仰る透り!)
・ 日本に自然史博物館がないことを強調された。(仰る透り!)

(本ブログ関連:”自然史博物館”)

次に、昨日のブログに記載した、「プロジェクションマッピング」技術を利用してリニューアルされた「日本列島の立体地質図」を見た。従来と同サイズだが、白色の日本列島立体模型に、天井からプロジェクションマッピングすることで、どんな情報を得られるのか、どれくらいの高精細画像なのか関心があった。わがままな感想だが次の通り・・・。
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・ 子どもたちの食いつきが、正直気になる・・・キャラクター*が地図上を走り回り、紹介から始まるのはどうだろう。
(* キャラクター例:杏桃アンモちゃん・騎士ナイトちゃん)
・ 2分野別に複数の画像情報が用意されて、分野ごと一つずつ選ぶ組合せだが、自由に複数選択できないだろうか。
・ 地質図を時代別、深さ別に順次(重ねる・剥がす)動的表示ができたら面白いだろう。
・ 動的表示の例として、活火山や活断層の災害状況など考えられるが・・・。
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以上、技術的なこと(&コスト)を無視しての、しろうと感想をご容赦。

さて、石の師匠は、最近、富井鉱山で(実に上品な)紫水晶を見つけた人の話などして復帰するかどうか悩ませるのだった。

(本ブログ関連:”富井鉱山”)

2026年8月23日日曜日

処暑 2026

きょうは二十四節気の「処暑」、暑さが峠を越えて後、朝夕の水道水を冷たく感じる、秋の気配が漂うころ。ただし、きょう一日どんよりと曇り、秋の爽やかさとは違い湿気が多い。

(本ブログ関連:”処暑”)

8月も下旬となれば、子どに(もしかして親にとっても)、夏休みの本当の終わりを気づかせるわけで、残り一週間に(私もそうだったが)宿題・自由研究を仕上げなければならない。これも毎夏の終わりの、恒例行事のようなもの。

昔、小学6年生の夏休みの宿題(自由課題)に、日本列島の立体(等高線)模型を作って提出したことがある。正直言えば、家族総出で、等高線に沿って模型用紙の厚紙を切ってもらった。わたしは、貼り付けと最後の色塗りをしたわけだが。宿題を受け取った先生から「本当に自分でやったのか」と問われたとき、自信をもって頷いた・・・、多分その気になっていたからだ。

以前、鉱物採集の帰り道、産総研(AIST: 産業技術総合研究所)の「地質標本館」に寄って、プロジェクション・マッピングを利用した、日本列島を多角的に見られる立体模型地図に出会ったとき、こりゃ凄いと驚いた。地質地図などが鮮明・細密に次々表示されるのだ。

(本ブログ関連:”鉱物採集”、”地質標本館”)

■ Youtube(登録: 産総研チャンネル)
「地質標本館『日本列島の立体地質図』 プロジェクション・マッピングにリニューアルー【産総研公式】」(2018/03/01)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=kktGFil9gLs&t=12s
    ー 産総研ニュース: https://www.aist.go.jp/aist_j/news/au20180219_2.html

2025年7月15日火曜日

(資料)藍銅鉱(らんどうこう)と銅藍(どうらん)

先日(6/18)、青色の高価な顔料「ウルトラマリン」*について触れたが、安価な鉱物顔料に「藍銅鉱(らんどうこう)」や「銅藍(どうらん)」由来のものがあると記した。
(*)ウルトラマリン: 岩石「ラピスラズリ」から精製された顔料。

(本ブログ関連:”ラピスラズリ”)

鉱物採集のとき、地質図を頭に入れておくべきなのだが、あまり意識していなかった。両者は名前も似ているが、区別(鑑別)に混乱することがある。
・藍銅鉱: 銅の硫化物鉱床が酸化された地帯(酸化帯)の地表近く
・銅藍: 銅の硫化物鉱床の比較的浅い部分の富化帯(二次富化帯)で形成(二次鉱物)される

藍銅鉱と銅藍の <違い>と<見分け方> について、生成AIのGeminiにQ&Aしてみた。

Gemini ❶
Q-1.藍銅鉱と銅藍の違いを教えてください。
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A-1.藍銅鉱(らんどうこう)と銅藍(どうらん)は、どちらも美しい青色の鉱物ですが、化学組成、結晶系、産状などが異なります。

藍銅鉱 (Azurite)
・化学組成: 炭酸銅水和物 Cu3 (CO3)2(OH)2
​ ・結晶系: 単斜晶系
・色: 鮮やかな濃い青色(藍色)
・光沢: ガラス光沢
・硬度: 3.5 - 4
・劈開: 完全
・産状: 銅鉱床の酸化帯に、孔雀石などの他の二次鉱物と共によく産出します。自形の結晶をなすこともありますが、塊状で産することも多いです。
・用途: 古くから青色の顔料(岩群青)として利用されてきました。また、美しい結晶は装飾品としても用いられます。

銅藍 (Covellite)
・化学組成: 硫化銅(II) CuS
・結晶系: 六方晶系
・色: 濃い藍青色で、金属光沢を持ち、しばしば虹色光沢(玉虫色)を示すことがあります。
・光沢: 金属光沢
・硬度: 1.5 - 2(非常に軟らかい)
・劈開: 一方向に完全で、薄い板状に剥がれます。
・産状: 比較的産出量が少なく、黄銅鉱などの他の硫化鉱物に伴って産出することが多いです。自形の結晶は六角板状ですが、稀で、通常は鱗片状や塊状で産出します。
・用途: 銅の鉱石鉱物として利用されます。美しい金属光沢から、研磨して装飾品に用いられることもあります。

まとめ

特徴         藍銅鉱 (Azurite)                                       銅藍 (Covellite)
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化学組成 炭酸銅水和物 Cu3 (CO3)2(OH)2                 硫化銅(II) CuS
結晶系       単斜晶系                                                六方晶系
             鮮やかな濃い青色藍色                       濃い藍青色、しばしば虹色の光沢
光沢         ガラス光沢                                                 金属光沢
硬度         3.5 - 4                                                 1.5 - 2 (非常に軟らかい)
劈開         完全                                                         一方向に完全
主な産状 銅鉱床の酸化帯、孔雀石と共産                 他の硫化鉱物と共産、鱗片状や塊状
主な用途 顔料、装飾品                                         銅の鉱石、装飾品
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Gemini ❷
Q-2.鉱物採集で、藍銅鉱(らんどうこう)と銅藍(どうらん)の見分け方を教えてください。
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A-2.鉱物採集で藍銅鉱と銅藍を見分けるのは、見た目が似ているため注意が必要ですが、いくつかのポイントに注目することで判別できます。

1. 色と光沢:
・藍銅鉱 (Azurite): 鮮やかな濃い青色(まさに藍色)をしており、ガラス光沢を持ちます。光に当てると、キラキラとした透明感のある輝きが見られます。
・銅藍 (Covellite): より濃い藍青色で、しばしば金属光沢を持ちます。表面が油を塗ったようにテカテカと光ったり、虹色の光沢(玉虫色)が見られることがあります。

2. 硬さ:
・藍銅鉱: モース硬度は3.5〜4程度で、方解石(硬度3)よりも少し硬く、蛍石(硬度4)と同程度です。爪で傷つけることは難しいですが、小刀などで傷をつけることができます。
・銅藍: モース硬度は1.5〜2と非常に軟らかいです。爪で簡単に傷つけることができます。

3. 劈開(へきかい:特定の方向に割れやすい性質):
・藍銅鉱: 完全な劈開が1方向にありますが、観察しにくいことが多いです。むしろ、貝殻状断口(貝殻のような滑らかな曲線を描いて割れる)を示すことが多いです。
・銅藍: 1方向に完全な劈開があり、薄い板状に剥がれやすいのが特徴です。

4. 晶癖(しょうへき:結晶の形や成長の仕方):
・藍銅鉱: 短柱状、板状、塊状、鍾乳状など、様々な形で見られます。美しい自形の結晶を伴うこともあります。
・銅藍: 六角板状の結晶をすることがありますが稀で、通常は鱗片状や葉片状の集合体、または緻密な塊状で産出します。

5. 共産する鉱物:
・藍銅鉱: 銅鉱床の酸化帯で、孔雀石(緑色)= マラカイト褐鉄鉱などと共産することが多いです。
・銅藍: 黄銅鉱(黄色)閃亜鉛鉱黄鉄鉱などの硫化鉱物と共産することが多いです。

野外での簡単な判別方法:
・色と光沢を観察する: 鮮やかな青色でガラス光沢なら藍銅鉱、濃い青色で金属光沢なら銅藍の可能性が高いです。
・硬さを試す: 爪で引っ掻いてみて、簡単に傷がつくようなら銅藍の可能性が高いです。藍銅鉱は爪では傷つきにくいです。
・劈開を観察する: 薄い板状に剥がれるようなら銅藍の特徴です。
・共産する鉱物を観察する: 周囲に緑色の孔雀石が多く見られる場合は藍銅鉱、黄色の黄銅鉱などが多く見られる場合は銅藍の可能性が高まります。

これらの点を総合的に観察することで、藍銅鉱と銅藍を比較的正確に見分けることができるでしょう。ただし、微細な結晶や変質している場合は判別が難しいこともあります。
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2026年6月8日月曜日

津波注意報

Yahooニュースを見て驚いた。「津波注意報」が発せられたという。
フィリピンのミンダナオ島沖合で地震が発生(午前8時半過ぎ)したことによるもので、日本の太平洋岸各地(沖縄県~茨城県)への津波の影響が想定される。

(本ブログ関連:”津波”)

気象庁の会見から
ー 津波の高さは、第一波よりその後が高いので、以後9時間ほど確認が必要とのこと。
ー 地震はフィリピン海プレートの滑り込み地帯で発生、深さは50kmくらいまで考えられる。

■ 気象庁:地震情報  詳細情報(2026/06/08 09:06 発表)
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地震検知日時                2026/06/08 08:38
緯度/経度                   北緯05.7度/東経125.2度
マグニチュード             8.2
震源の深さ                   深さ不明                    ← USGSでは 35km
震央地名                     フィリピン付近
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■ 気象庁:津波警報・注意報(2026/06/08 09:05 発表)
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宮古島・八重山地方 沖縄県                         ← 最も早い津波注意:午前11時ころ
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次図左:上記「気象庁:地震情報  詳細情報」より
次図右:Yahooニュースより https://emergency-weather.yahoo.co.jp/weather/jp/tsunami/


■ USGS(アメリカ地質調査所)
「M 7.8 - 24 km WSW of Burias, Philippines」
(マグニチュード 7.8 — フィリピン、ブリアス(Burias)の西南西 24 km)
    ー https://earthquake.usgs.gov/earthquakes/eventpage/us7000srb1/executive
---------------------------------------------
Time:          2026-06-08 08:37:40 (UTC+09:00)
Location:     5.600°N 125.065°E
Depth:        35.0 km
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(追記) 津波注意報の解除

■ 気象庁
「津波観測に関する情報 13報」(2026年06月08日、16時54分 発表
    ー https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#4/22.135/138.46/&elem=warn&contents=tsunami
    ー 観測図から(最大波): 宮崎港 0.3m(16時46分)
    
■ Google検索 AI による概要(19時52分 現在:確認)
    ー 日本全国に出されていた津波注意報はすでにすべて解除されており、現在、津波による災害の心配はありません。

2015年5月29日金曜日

口永良部島新岳が噴火

鹿児島県の南に浮かぶ、屋久島の西にある口永良部島(くちのえらぶじま)で、今日の午前9時59分に、新岳が噴火した。最近、国内であまり見かけない幅広い垂直な黒い噴煙が高く舞い上がり、一部が重みに耐えられず落下して火砕流となった。マグマ爆発といわれている。(災害緊急放送で定評の放送局が、「火砕流」の定義に慎重だったためか、島の地図上に図示するのが遅かったのが気になった)

幸い島民に重大な事故はなかったようだが、全島避難の事態とになり、ほとんどの方が隣りの屋久島へ一時避難している。この先、大変不安なことだろう。(三宅島、大島の事例を思い出す)

素人は、先の東日本大震災の影響を考える。プレートの動きと大規模地殻変動を想像し、近々の地震噴火を結び付けてしまう。この時期、地震火山学者の冷静な語り口を、冷静に受容できないのが残念だ。(自然のメカニズムは、もっと単純ではないかと、いぶかしむばかり)

九州には巨大カルデラが存在する。阿蘇カルデラ(阿蘇山)、 姶良カルデラ(桜島)、鬼界カルデラ(薩摩硫黄島)などが並んでいる。その南に、今回の口永良部島がある。(九州南部のカルデラ群をモデルにした小説を読んだことがあるだけに気がかりだ)

(参考) 産業技術総合研究所「口永良部島火山地質図

今は、早く沈静化して欲しいと願っている。

2023年10月23日月曜日

(資料)新鉱物「桐生石」と「群馬石」、および「北海道石」

郷土名を冠した新鉱物が、次々承認されている。

(参考)
電子顕微鏡で紹介されるサイト
「電子顕微鏡室/Electron Microscope Section」東京大学物性研究所
ー スタッフ » 浜根大輔 » 日本から発見された新鉱物たち(一覧)
https://mdcl.issp.u-tokyo.ac.jp/denken/?page_id=14

(本ブログ関連:”県の石”)・・・ 7年前に紹介したもの


〇「桐生石」と「群馬石」

① ITmedia News
「新鉱物『桐生石』と『群馬石』を発見 ネット上の地質図への“違和感”がきっかけに」(松浦立樹:ITmedia、2023.10.13)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2310/13/news085.html

※ 錫高野
マンガンとタングステンの鉱物「鉄マンガン重石(テツマン)」採集に通った、茨城県の錫高野がなつかしい。

(本ブログ関連:”錫高野”)


〇「北海道石

① NHK NEWS WEB
「新種の鉱物『北海道石』発見された愛別町で初公開」(2023.10.23日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231023/k10014233811000.html

② ITmedia News
「新鉱物『北海道石』、石油生成の謎を解くカギに?」(松浦立樹:ITmedia、2023.6.19)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2306/19/news165.html

2016年12月3日土曜日

新鉱物「豊石(ぶんのせき)」

「愛媛大と東京大、国立科学博物館の共同研究チームは1日、高知県いの町の(黒瀬川帯)山中で新種の鉱物を発見し『ブンノアイト』と命名したと発表した」と、愛媛新聞の記事、「『ブンノアイト』命名 新種鉱物を高知で発見、愛媛大など研究チーム」(12/2)は次のように報じた。(抜粋)

(本ブログ関連:”新鉱物”)

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・愛媛大ミュージアムの皆川鉄雄研究員(66)によると、約10年前に調査で訪れた「いの町」の鉱山跡で「見たことのない暗緑色の鉱物」を発見。皆川研究員が試料を提供し、チームが構造解析した結果、マンガンやアルミニウム、ケイ素などを主成分とし、新たな結晶構造をもつ鉱物だと分かった。
・国際鉱物学連合に新種の提案書を提出し、2014年4月に承認された。「ブンノアイト(Bunnoite)」の日本語名は「豊石(ぶんのせき)」。「地質標本館」(茨城県)の館長を務め、6種の新鉱物の発見に貢献するなどの功績がある鉱物学者の「豊遥秋(ぶんのみちあき)」博士の業績をたたえて名付けた。
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愛媛新聞に、<発見者>の皆川鉄雄氏の名が記されている。産地に詳しい、地元の発見者の直感がなければ、新鉱物に列することはなかっただろう。ペーパーに、そんなくだりが記されることはないかもしれないけれど。

(参考) 国立科学博物館のプレスリリース : 鉱物写真、結晶構造図

「新種の鉱物を発見、Bunnoite(豊石)と命名」(12/1)

2025年7月30日水曜日

ロシアのペトロパブロフスク・カムチャツキー東方沖で発生した地震・津波

朝方(8時25分ころ)、カムチャツカ半島の東方で発生した地震は、M8.7 と強大で日本への津波が心配だ。なお以前(7/20)*にも同方面で M7.5 の地震があったが、津波の影響はなかった。
(*)情報: https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/20250720155224.html


■ ウェザーニュース
「カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 日本の沿岸に津波警報」(2025-07-30 08:37)
    ー https://weathernews.jp/news/202507/300096/
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日本時間の7月30日(水)8時25分頃、海外で規模の大きな地震がありました。震源地はカムチャツカ半島付近(ロシア、カムチャツカ半島東方沖)で、地震の規模(マグニチュード)は8.7と推定されます。
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■ USGS(米国地質調査所)
「M 8.8 - 119 km ESE of Petropavlovsk-Kamchatsky, Russia」(2025-07-29 23:24:50 (UTC))
    ー https://earthquake.usgs.gov/earthquakes/eventpage/us6000qw60/executive
    ー 地図: https://earthquake.usgs.gov/earthquakes/eventpage/us6000qw60/map
----------------------------------------------------
・Time           2025-07-30 08:24:50 (UTC+09:00) : (日本時間 2025年7月30日 8:24:50)
・Location      52.530°N 160.165°E
・Depth         20.7 km

テクトニック概要
2025年7月29日、ロシアのペトロパブロフスク・カムチャツキー東方で発生したM8.7(⇒ M8.8に更新)の地震は、浅い逆断層の結果として起こった。この地震が発生した場所では、太平洋プレートが北米プレートに対して西北西に年間約77mm(⇒ 80mmに更新)の速さで移動している**。なお、北米プレートは北米大陸を越えて西に延びている。この地震の位置と運動方向は、クリル(千島)・カムチャツカ弧の沈み込み帯プレート境界の断層と一致している。
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(**)太平洋プレート / 北米プレート 関係図
    ー https://earthquake.usgs.gov/earthquakes/map/?currentFeatureId=us6000qw60&extent=12.03932,108.63281&extent=73.02259,255.41016

※ マグニチュードの数値: タイトルで8.8、テクトニック概要で8.7の差については、「主に情報の更新や解析方法の違いによるものと考えられる」だろう。⇒ 最新、8.8に更新している。


■ Yahoo Japan(天気・災害)
「津波情報」(2025年7月30日 20時51分 登録
    ー https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/tsunami/
    ー 当初の予測に比して高さが低かった。
30日20時49分現在の、津波の観測値をお知らせします。

津波の観測情報

地点第1波これまでの最大到達時刻高さ
北海道太平洋沿岸東部 釧路7月30日 10時30分(押し)7月30日 15時59分0.4m
北海道太平洋沿岸東部 根室市花咲7月30日 10時17分(押し)7月30日 14時57分0.8m
北海道太平洋沿岸東部 浜中町霧多布港7月30日 10時20分(押し)7月30日 13時11分0.6m
北海道太平洋沿岸中部 浦河第1波識別不能7月30日 16時06分0.2m
北海道太平洋沿岸中部 十勝港7月30日 10時32分(押し)7月30日 16時51分0.6m
北海道太平洋沿岸中部 えりも町庶野7月30日 10時28分(押し)7月30日 14時02分0.6m
北海道太平洋沿岸西部 函館第1波識別不能7月30日 19時00分0.4m
北海道太平洋沿岸西部 苫小牧東港7月30日 11時10分(押し)7月30日 19時04分0.5m
北海道太平洋沿岸西部 白老港第1波識別不能7月30日 20時16分0.3m
北海道日本海沿岸北部 稚内第1波識別不能7月30日 16時39分0.3m
北海道日本海沿岸北部 留萌第1波識別不能7月30日 17時41分0.2m
オホーツク海沿岸 網走7月30日 10時37分(押し)7月30日 15時50分0.3m
オホーツク海沿岸 枝幸港7月30日 11時13分(押し)7月30日 17時09分0.3m
オホーツク海沿岸 紋別港7月30日 10時59分(押し)7月30日 11時15分0.3m
青森県太平洋沿岸 むつ市関根浜第1波識別不能7月30日 19時16分0.4m
青森県太平洋沿岸 むつ小川原港7月30日 10時45分(押し)7月30日 14時54分0.4m
青森県太平洋沿岸 八戸港7月30日 10時52分(押し)7月30日 19時16分0.8m
岩手県 宮古7月30日 10時41分(押し)7月30日 15時08分0.5m
岩手県 大船渡7月30日 10時48分(押し)7月30日 16時23分0.4m
岩手県 釜石7月30日 10時40分(押し)7月30日 14時13分0.5m
岩手県 久慈港第1波識別不能7月30日 13時52分1.3m
宮城県 石巻市鮎川第1波識別不能7月30日 19時09分0.5m
宮城県 仙台港7月30日 11時35分(押し)7月30日 17時11分0.7m
宮城県 石巻港7月30日 11時28分(押し)7月30日 14時23分0.7m
福島県 いわき市小名浜7月30日 11時04分(押し)7月30日 18時49分0.5m
福島県 相馬7月30日 11時33分(押し)7月30日 19時01分0.7m
茨城県 大洗7月30日 11時15分(押し)7月30日 15時09分0.6m
茨城県 神栖市鹿島港7月30日 11時18分(押し)7月30日 16時43分0.6m
千葉県九十九里・外房 銚子7月30日 11時09分(押し)7月30日 13時23分0.3m
千葉県九十九里・外房 勝浦市興津第1波識別不能7月30日 19時02分0.3m
千葉県内房 館山市布良第1波識別不能7月30日 20時05分0.6m
東京湾内湾 東京晴海7月30日 12時37分(押し)7月30日 14時15分0.2m
東京湾内湾 横須賀7月30日 11時40分(押し)7月30日 12時10分0.1m
東京湾内湾 千葉7月30日 12時32分(押し)7月30日 13時08分0.2m
東京湾内湾 横浜7月30日 12時03分(押し)7月30日 13時40分0.3m
伊豆諸島 伊豆大島岡田第1波識別不能7月30日 11時45分0.2m
伊豆諸島 三宅島坪田第1波識別不能7月30日 14時41分0.3m
伊豆諸島 八丈島八重根第1波識別不能7月30日 16時19分0.8m
伊豆諸島 神津島神津島港第1波識別不能7月30日 18時34分0.4m
伊豆諸島 三宅島阿古欠測---欠測
伊豆諸島 八丈島神湊第1波識別不能7月30日 15時27分0.4m
小笠原諸島 父島二見7月30日 11時57分(押し)7月30日 15時19分0.4m
相模湾・三浦半島 三浦市三崎漁港7月30日 11時29分(押し)7月30日 15時19分0.2m
相模湾・三浦半島 三浦市油壺7月30日 11時22分(押し)7月30日 19時42分0.2m
静岡県 沼津市内浦第1波識別不能7月30日 17時23分0.3m
静岡県 御前崎第1波識別不能7月30日 16時53分0.3m
静岡県 南伊豆町手石港第1波識別不能7月30日 18時19分0.4m
静岡県 下田港第1波識別不能7月30日 19時37分0.5m
静岡県 伊東7月30日 11時21分(押し)7月30日 11時46分0.2m
静岡県 焼津第1波識別不能7月30日 17時32分0.3m
愛知県外海 田原市赤羽根7月30日 12時11分(押し)7月30日 14時43分0.3m
伊勢・三河湾 名古屋7月30日 13時29分(押し)7月30日 14時19分0.2m
伊勢・三河湾 半田市衣浦第1波識別不能7月30日 15時01分0.2m
伊勢・三河湾 四日市7月30日 13時20分(押し)7月30日 14時59分0.1m
伊勢・三河湾 豊橋市三河港7月30日 13時18分(押し)7月30日 15時03分0.2m
三重県南部 鳥羽第1波識別不能7月30日 16時31分0.3m
三重県南部 尾鷲7月30日 12時08分(押し)7月30日 17時22分0.4m
三重県南部 熊野市遊木7月30日 14時04分(押し)7月30日 14時12分0.3m
大阪府 大阪天保山第1波識別不能7月30日 18時01分0.3m
大阪府 岬町淡輪7月30日 13時23分(押し)7月30日 18時26分0.1m
淡路島南部 洲本7月30日 12時59分(押し)7月30日 19時03分0.2m
和歌山県 那智勝浦町浦神7月30日 12時14分(押し)7月30日 16時09分0.3m
和歌山県 串本町袋港7月30日 12時51分(引き)7月30日 20時31分0.3m
和歌山県 和歌山7月30日 13時07分(押し)7月30日 18時36分0.3m
和歌山県 御坊市祓井戸第1波識別不能7月30日 18時07分0.4m
和歌山県 白浜町堅田7月30日 12時17分(押し)7月30日 16時30分0.4m
徳島県 小松島7月30日 13時03分(押し)7月30日 18時48分0.2m
徳島県 徳島由岐7月30日 12時30分(押し)7月30日 17時09分0.3m
愛媛県宇和海沿岸 宇和島7月30日 13時31分(押し)7月30日 19時32分0.1m
高知県 室戸市室戸岬7月30日 14時22分(押し)7月30日 20時09分0.5m
高知県 高知7月30日 12時49分(押し)7月30日 19時02分0.2m
高知県 土佐清水7月30日 12時45分(押し)7月30日 16時14分0.3m
高知県 中土佐町久礼港7月30日 12時53分(押し)7月30日 17時35分0.4m
大分県瀬戸内海沿岸 別府港7月30日 13時41分(押し)7月30日 16時25分0.1m
大分県豊後水道沿岸 佐伯市松浦7月30日 13時05分(押し)7月30日 19時10分0.1m
宮崎県 日向市細島7月30日 12時40分(押し)7月30日 13時19分0.2m
宮崎県 日南市油津7月30日 12時56分(押し)7月30日 17時04分0.4m
宮崎県 宮崎港7月30日 12時54分(押し)7月30日 20時28分0.5m
鹿児島県東部 南大隅町大泊第1波識別不能7月30日 17時48分0.5m
鹿児島県東部 志布志港7月30日 13時11分(押し)7月30日 17時08分0.3m
種子島・屋久島地方 種子島西之表第1波識別不能7月30日 17時39分0.4m
種子島・屋久島地方 種子島熊野7月30日 14時48分(押し)7月30日 17時13分0.7m
奄美群島・トカラ列島 中之島第1波識別不能7月30日 18時20分0.4m
奄美群島・トカラ列島 奄美市小湊7月30日 13時19分(押し)7月30日 16時31分0.6m
奄美群島・トカラ列島 奄美市名瀬第1波識別不能7月30日 16時33分0.4m
鹿児島県西部 枕崎第1波識別不能7月30日 18時26分0.5m
鹿児島県西部 阿久根7月30日 14時22分(押し)7月30日 18時08分0.2m
沖縄本島地方 那覇第1波識別不能7月30日 20時41分0.1m
沖縄本島地方 沖縄市中城湾港7月30日 13時33分(押し)7月30日 14時03分0.1m
沖縄本島地方 南城市安座真第1波識別不能7月30日 16時41分0.1m
大東島地方 南大東漁港7月30日 15時18分(引き)7月30日 20時25分0.1m
宮古島・八重山地方 宮古島平良7月30日 14時27分(押し)7月30日 17時56分0.2m
◯m以上津波の高さが観測範囲を超えている
欠測機器の障害によって観測できない

実際には、より高い津波が到達している可能性があるためご注意ください。