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2021年7月16日金曜日

関東甲信 梅雨明け 2021

気象庁は16日、関東甲信で「梅雨明け」したとみられると発表した。今年の梅雨明けは変則的で、四国・近畿・東海に先んじて、関東甲信以北が梅雨明けしたことになる。

(本ブログ関連: ”梅雨明け”、”梅雨入り”)

■気象庁: 令和3年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/sokuhou_baiu.html
地方令和3年平年差昨年差平年昨年
沖縄7月2日ごろ11日遅い20日遅い6月21日ごろ6月12日ごろ
奄美7月3日ごろ4日遅い17日早い6月29日ごろ7月20日ごろ
九州南部7月11日ごろ4日早い17日早い7月15日ごろ7月28日ごろ
九州北部7月13日ごろ6日早い17日早い7月19日ごろ7月30日ごろ
四国7月17日ごろ7月29日ごろ
中国7月13日ごろ6日早い18日早い7月19日ごろ7月31日ごろ
近畿7月19日ごろ8月1日ごろ
東海7月19日ごろ8月1日ごろ
関東甲信7月16日ごろ3日早い16日早い7月19日ごろ8月1日ごろ
北陸7月14日ごろ9日早い18日早い7月23日ごろ8月1日ごろ
東北南部7月16日ごろ8日早い17日早い7月24日ごろ8月2日ごろ
東北北部7月16日ごろ12日早い7月28日ごろ特定しない

(付記)
17日の朝のラジオで、昨日(16日)関東甲信が梅雨明けしたと知り、ブログのタイムスタンプをいじって7月16日付けで登録した。

2021年7月15日木曜日

なめらかバナナプリン

早朝の雨がおさまったと思ったころ、昼になっていきなりの土砂降りに驚く。それもすぐに止んだが。このところの雨は、空が急に暗転して雷鳴まじりで、「夕立」の風情はなくむしろ「スコール」といった降り方だ。先日も帰宅途中の雨に閉口した。雲間から太陽が射しているにもかかわらず、天気雨の「狐の嫁入り」なんてものじゃない、大きな雨粒が落下してきたのだ。

雨上がりに、近所のスーパーへ菓子でも買おうと出かけ、せんべい(柿の種、チーズ味の2種)と、プリン(「なめらかバナナプリン」果汁4%)をもとめた。久しぶりにバナナ味した商品を見つけて、すぐにショッピングカゴに入れた。

ブログでは、「バナナ」への郷愁をふくめてバナナ味する食品を見つけては、食味して感想を記している。

(本ブログ関連:"バナナ")

この洋生菓子は、雪印メグミルク製の食感工房シリーズのひとつ。「なめらかバナナプリン」は、見るからにそそる黄色のパッケージに、4個のプリンが詰め合わせられている。スプーン数回で口におさまる小さな容器に入っていて、ふわふわした蒸しプリンの食感と、昔懐かしいバナナ菓子に共通の味覚をしている。

プリンでバナナ味のものは初めてだ。容器が小さくて少量なので、食感、味覚とも納得できる・・・それ以上食べると感想が浮かんでくる一歩手前で終わるといった按配である。

それにしても最近、バナナ味した菓子類が少なくなっている気がする。バナナを礼賛する世代がぼちぼち消滅し始めているからだろうかと少々ひがみ交じりの気分になる。

(追記)
ところで、これから暑くなるとバナナが早く熟成して、皮の表面に黒い斑点が浮いてくる。まさに食べごろの合図というが、一斉に現れるわけであわてて3本、4本とは食えない。そこで、皮をむきラップで包装して冷凍庫に入れておくと、冷たいバナナができあがる。夏場はこれに限る。

2021年7月12日月曜日

昼の公園広場

月曜日の公園は静かである。しばらくの長雨で、公園の小川は水面を輝かせながら滑るように流れている。梅雨に入る前、すっかり水涸れして川底を覗かせていたが、様子ががらりと変わった。おかげで、幼い子どもと一緒の母子連れが、何組も水遊びに来ている。子どもたちのはしゃぐ声が復活して、公園は元気を取り戻したようだ。

公園併設の自然観察園の横に小さな広場がある。日なたを避けて、木陰のベンチに座ってのんびり眺める。ときどき吹く風は、梅雨の中休みとはいえ 30℃に等しく気休めでしかない。

気象予報は、今週の土曜日に小雨が降り、それ以降連日晴れ間のようだ。来週、梅雨明けになるかもしれない。そうなれば、晴天と厳しい暑さがつづくことになる。

小さな広場の奥に小川に流れ込む支流がある。そこでも母子が水遊びしている。何かを見つけているのだろうか、しゃがんでいるようだ。ときどき母親の帽子と幼い子の頭が見え隠れする。なんだか楽しそうだな、秘密の遊び場所があるようだ。

2021年7月10日土曜日

ゲーム: 神経衰弱(1st)

きょうは土曜日。すっかり勘違いして早起きし、早朝の探鳥会へ出かけるまで準備して気付いた。きょうじゃない、再来週なのだと・・・。

その昔、「神経衰弱」という言葉があった。今でいう「ナイーブ」な感受性といった側面と、本格的な精神的疲弊の意味合いで「ノイローゼ」に近い側面でとらえていた気がする。Wikipediaの神経衰弱の項に、「知的労働を伴うデスクワークを行う、上流階級の人々に発生しやすいとされた。日本でもエリートの病気とされた。」という記述がある。夏目漱石の病歴があげられている。戦後になると、そういった意味合いから「神経質」という言葉が、都会的センスのように扱われたりもした。

現在、神経衰弱は神経症の診断名から消滅したそうだ。いまでは、複雑分散化しているようで、素人にはあずかり知らない。誰もが何らかの症状(かたより)を持っていると診断され、それにより行為に根拠が与えられ、いいわけになるようで少々怖い気がする。

ところで、<神経衰弱>をGoogle検索すると、まず目に飛び込むのはトランプゲームだ。記憶力を競い合うもので、複数人でよし、PC上で一人遊びもよし。
記憶力が心配なわたしは、時間の隙間をみて、ネット上の「ゲームのつぼ」サイトにある、横8列、縦4行のマス目で競う「神経衰弱」ゲーム*に最近すっかり漬かっている。
(*)神経衰弱ゲーム*: https://www.afsgames.com/mind.htm

今まで最も高得点だったのは、28対4で勝ったこと。ソフトが相手のゲームで、初級レベルとはいえ相手も様子見するのだから、スコンクとはいかないわけで、これが精いっぱいだ。


勝ったり負けたりがつづき、しまいに「これくらいにしておいてやる」と捨てぜりふを吐いたりもする。

2021年7月7日水曜日

小暑、七夕 2021

きょうは、二十四節気の「小暑(しょうしょ)」であると同時に、節句の「七夕(たなばた)」(本来旧暦の7月7日)でもある。小暑が7月6日になることもあるので、かならずしも七夕と同日に重なるわけではないのだが。

(本ブログ関連:”小暑”、”七夕”)

この後に来る「大暑」に対して、小暑は文字通り本格的な暑さのはじまりである。実際、きのうの公園散歩では、ジリジリと焼けるような日射しを感じた。きょうは、最高気温が30.4℃まで達した(先月の今ごろの8日に32.1℃となり、9日、10日とも連続して30℃を超えている)。晴れ空のもと、地元の街を巡ってみたりもした。

とはいえ、全国的に見れば、九州から関東にかけて梅雨前線による大雨被害がおさまらない。そんな中、東京の天気は晴れたり雨が降ったりと小競り合いが続いている。

今晩、お天道さまは星空まで見せてはくれなかった。夜の空は残念ながらうすい雲におおわれたものの、昼間、街中で見た子どもたちの作った七夕の飾りは、その役割を果たしたことだろう。子どもたちの願いが空に十分に届いたに違いない。


(付記)
先日、ネット書店に発注した「CD 声でわかる 山野の鳥」(日本野鳥の会)のCDが届いた(7/5)。始めから順に聞いていくと、次第になにがなんだか分からなくなってくる。そんなとき、探鳥会に新しく参加した小学生たちなら、しみ込むようにして記憶されるのだろう・・・と思ってしまう。聴き取り(聴覚)のよさは、語学力のセンスにも通じるような気がする。

2021年7月2日金曜日

半夏生 2021

きょうは七十二候の「半夏生(はんげしょう)」。二十四節気の「夏至」の期間を三つに分けた(初候、次候、末候)最後の候で、田植を終わらせる節目という。梅雨の小雨にぴったりな情景が浮かぶ・・・農事を知らぬものの勝手な妄想かもしれないが。

(本ブログ関連:”半夏生”)

小雨がつづいている。きのうはそんな合間に都議選の期日前投票に行った。きょう、天気がよければ自然観察園に出かけて、半夏生と同じ名を持つ植物の「ハンゲショウ」を見たいと思っていたが・・・。そして、あすの空模様はどうだろう、探鳥会が無事実施されるか気がかりだ。

ところで、この時期、ハンゲショウが葉の表面を白く変色する姿(カタシログサ、片白草ともいうそうだ)は、妙に艶っぽい気がする。和服姿の女性が項(うなじ)に白く化粧を施した様をつい想い浮べてしまう・・・。
でも、このハンゲショウを掘り返したことはないが、庭にはびこるドクダミと同じドクダミ科の植物であり、きっと地下深く根を張り巡らしていることだろう。

(本ブログ関連:”ドクダミ”)

植物のハンゲショウの想いが二転三転してしまったが、七十二候の半夏生について、「四季の詞」(川崎典宏、角川選書)の <半夏生> の項に次のような解説がある。
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半夏生に降る雨には毒気があるから、前の晩から井戸に蓋(ふた)をするようにとか、この日降る雨は大雨になって災害をもたらすとか、男女が交わってはならないとか、とにかく、一日を家にこもってつつしみ深く過ごす日、とされて来たのでした。
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わたしも、きょうは家の中でじっとしている。

2021年6月27日日曜日

(雑談)未確認航空現象(予備的評価)

みんな大好き ”UFO” 現象(2004年~2021年、大部分は米海軍からの報告)について、米国の情報機関を統括する国家情報長官室から予備的評価だが報告書が出た(6/25)。

意外とシビアなことまでほのめかしていたりする。雑誌「ムー」でにぎわしているくらいなら面白いで済むが、米国の政府機関の見解として「~である可能性があります」と語られるやちょっとヒリヒリするけど、彼らはもっと現実的なようだ。

■OFFICE OF THE DIRECTOR OF NATIONAL INTELLIGENCE(米 国家情報長官室)
Preliminary Assessment(予備的評価):
”Unidentified Aerial Phenomena(UAP:未確認航空現象)” (25 June 2021)
https://www.dni.gov/files/ODNI/documents/assessments/Prelimary-Assessment-UAP-20210625.pdf

(Deepl機械翻訳)・・・ 掲載の”note”に感謝
https://note.com/jh0n/n/nb7c72d37ad41 
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・外国の敵対勢力のシステム(5番目に可能な解釈の範疇として)。一部のUAPは、中国、ロシア、他国、または非政府組織によって展開された技術である可能性があります。
・UAPは、飛行の安全を脅かすだけでなく、外国政府による米国の軍事活動に対する高度な情報収集や、潜在的な敵国による画期的な航空宇宙技術を示す事例があれば、より広範な危険をもたらす可能性があります。
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■共同通信
「米、UFO事例140件報告 国家情報長官室『実態不明』」(2021/6/26 10:09)
https://nordot.app/781294406591692800?c=39546741839462401
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・【ワシントン共同】米情報機関を統括する国家情報長官室は25日、未確認飛行物体(UFO)に関する報告書を公表した。米軍などからUFOとされる報告が2004~21年に140件以上あり、国防総省の対策チームが分析したものの、ほとんどについて実態を解明できていないと明らかにした。米メディアは、宇宙人が乗っていたとの事例もないとしている。
・ 報告書によると、事例は多くが海軍からの報告でパイロットによる目撃情報が多い。うち21件の報告にあった18の事例は、推進装置が見当たらないのにかなりのスピードで移動するなど「異常な」動きを示したとしている。
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もうちょっと詳細な情報はこちら

■NHK NEWSWEB
「米 UFOに関する報告書『140件余の目撃情報も正体結論出ず』」(2021年6月26日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210626/k10013104831000.html

■Youtube(WIRED登録)
「元米空軍パイロット(大佐)によるUFO映像の分析」(2021/06/10)
https://www.youtube.com/watch?v=O6aBWssGnng

2021年6月26日土曜日

野鳥観察(17)

多数が参加する自然観察の公開イベントは、新型コロナウィルス感染を警戒して開催を中止している。一方、少数メンバーによる、どちらかといえばプライベートな野鳥観察会(探鳥会)はひっそり続けられてきた。おおむね月2回、早朝に自然と接することのできる貴重な集いだ。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

ベテランの方とともに歩くことができるこの機会はありがたい。ひとりでは手探り状態のままに違いないのだから。
3月末に父親と一緒に小学校の中学年くらいの女の子が、つづいて今朝、父親と一緒に小学一年生のこれまた女の子が参加した。子どもたちは、高齢者の多いこの会に活気を与え、そして(何度もベテランの方に質問ばかりするわが身には)うらやましいほどの吸収力を見せてくれる。
以前、同様の公開観察会に小学生の男子3人が参加したが、かれらと比べて同じ小学生の女子はずっと落ち着いてみえる・・・なんだか面白い。

この季節、公園は緑が深いため野鳥の鳴き声を判定できることが肝要・・・結局、ベテランの方々に教えてもらうしかない。
・ヒヨドリ(鳴き声)
・ガビチョウ(〃)
・シジュウカラ(〃)
・ムクドリ(姿)
・ハクセキレイ(姿・・・グラウンド)

蝶と巡り合う
イチモンジセセリ蝶: 昆虫学的には蝶と蛾に境界はなく、セセリチョウはその中間に位置すると教えてもらった。
ジャコウアゲハ蝶: クロアゲハに似ていると思ったが、むしろその逆に擬態されているようだ。Wikipediaによれば「体内に毒を蓄積する。この毒は一生を通して体内に残るため、ジャコウアゲハを食べた捕食者は中毒」し、以降捕食しなくなるそうだ。

(追記-1)
野鳥の鳴き声を知るため、タッチペン方式によるものもあるが少々高価なため、CDをネット発注した。

(追記-2)
Youtubeに、「鳴き声のきれいな鳥 美しいさえずりを持つ鳥たちを紹介【日本三鳴鳥】」のタイトルで、代表的な鳥の鳴き声と姿が紹介されている。登録の <ネイチャーエンジニアいきものちゃんねる - 亀田恭平氏> に感謝。
https://www.youtube.com/watch?v=HZ_wsWWLSC0
・キビタキ
・イカル
・イソヒヨドリ
・ウグイス 【日本三鳴鳥】
・オオルリ 【日本三鳴鳥】
・コマドリ 【日本三鳴鳥】

2021年6月22日火曜日

ノカンゾウとネムノキ

月曜日が休みの「自然観察園」に出かけ、入口近くにきて休園に気付く。これまで何度かそんなことをやっている。昨日もそうだった。だから、きょうは捲土重来と勇ましくリトライした。

きょうは昨日と比べて陽射しが少し沈んで、樹々と下草がまるでフィルターを透して見るようにしっとりとしていた。草木が太陽光に反射して(印象派絵画風に)葉を白く輝かせるのもよいが、きょうのように本来の緑一色ですみずみまで染まるのもよいものだ。

(カメラを持参しなかったので映像はないが)次の花と出会った。
ノカンゾウのオレンジ色の花がヒメジョオンといい按配に並んでいた。昨日は入園できず柵越しに遠くから眺めた。ノカンゾウの花は、1日でしぼむ「一日花」だそうで、きょう見たものは昨日と別のものになる。
ネムノキが園内の中央にあって(近づけない場所で)、薄紅の花(小さな花が10~20個集まって一輪となる)が天空にむかっていくつも咲いている。その姿は、ちょっと東洋的だ。

(付記)
公園の中央を走る小川の河原に沿って、ヒメジョオンの小さい白い花が一面に帯状に群生している。ふだん雑草としか見ないこの花が不思議な光景を作っている。

2021年6月21日月曜日

夏至2021

きょうは二十四節気の「夏至」、日の出から日の入りまでの時間が、一年中で最も長い日にあたる。東京(日本の経緯度原点)の <日の出>は 04:25、<日の入り>は 19:00となり、その間は14時間35分になる。日が長いと、その分得した気になるのは不思議。

(本ブログ関連:”夏至”)

夏至の字づらから、からっとした日射しの陽気を連想するが、あいにく梅雨の時期と重なる。とはいえ、幸いきょうの天気は梅雨の中での晴れ間で、最高気温 27.8℃の夏日だった。公園から空を見上げると、白い雲がただよい流れ、その合間を青空が顔をのぞかす。梅雨の小休止だ。


本当は、自然観察園をのんびり散歩してみたかったが、月曜のきょうは休園日。公園をめぐれど人はまばら、しばらく静かな中に身を置くのはよいものだ。

ところで休園日の自然観察園から、草刈り機の機械音がした。わたしにしてみれば、先日ちかくの花園で庭に咲いたドクダミの除草を相談したところ、根から掘り返さなければ絶てないとアドバイスされた。やってみるとそれは大変。以前(一夏で終わってしまったが)、Amazonで購入した軽量の電動草刈り機を使ったことがある・・・地表の草を刈っても、結局翌年には茂る・・・根深く浸透していたのだ。雑草の浸食はやっかいである。

2021年6月14日月曜日

関東甲信 梅雨入り 2021

えっ、「梅雨入り」したの?

きょうから「梅雨」になったという。アメダス情報によれば、朝方いっとき小雨がパラパラ降ったらしいが、日中そんな気配を感じなかった。近所をいろいろと散歩したぐらいなのだ。地元は晴れていたが・・・。

だから、関東甲信が梅雨入りしたといわれても、どう受け止めていいやら。そんなんじゃないと、子どもみたいに愚図ってもしょうがないけれど、ずいぶんと納得感の乏しい梅雨入りだ。

(本ブログ関連:”梅雨入り”)

■日経新聞の記事:
「関東甲信で梅雨入り 平年より7日遅く」(2021年6月14日、〔共同〕)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF141WQ0U1A610C2000000/
-------
・気象庁は14日、関東甲信が梅雨入りしたとみられると発表した。平年より7日昨年より3日いずれも遅い
・気象庁によると、14日の関東甲信は気圧の谷や湿った空気が入った影響で、広範囲で雨が降っている。今後1週間も前線や湿った空気のため、雨や曇りが多くなる見通しで、梅雨入りと判断した。
・関東甲信の昨年の梅雨入りは6月11日ごろ、梅雨明けは8月1日ごろだった。
-------

■令和3年の梅雨入り(令和3年6月14日現在)
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/sokuhou_baiu.html
地方令和3年平年差昨年差平年昨年
沖縄5月5日ごろ5日早い11日早い5月10日ごろ5月16日ごろ
奄美5月5日ごろ7日早い12日早い5月12日ごろ5月17日ごろ
九州南部5月11日ごろ19日早い19日早い5月30日ごろ5月30日ごろ
九州北部5月15日ごろ20日早い27日早い6月4日ごろ6月11日ごろ
四国5月15日ごろ21日早い26日早い6月5日ごろ6月10日ごろ
中国5月15日ごろ22日早い26日早い6月6日ごろ6月10日ごろ
近畿5月16日ごろ21日早い25日早い6月6日ごろ6月10日ごろ
東海5月16日ごろ21日早い25日早い6月6日ごろ6月10日ごろ
関東甲信6月14日ごろ7日遅い3日遅い6月7日ごろ6月11日ごろ
北陸6月11日ごろ6月11日ごろ
東北南部6月12日ごろ6月11日ごろ
東北北部6月15日ごろ6月25日ごろ


(追記1)
気象庁の「よくある質問集」に、梅雨の把握について次のように記している。
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq1.html#12
-------
・梅雨は1ヶ月余りに及ぶ時間スケールを有し、梅雨前線や太平洋高気圧の動向など広い範囲での平均的な状態に依存する季節現象であることから、日々の天気予報より広い地域を単位として現象の経過を監視しています。
-------

(追記2)
ちなみに今年の雑節「入梅」は、カレンダー上 6月11日だった。入梅の(旧い暦学上の)基準はあいまいだったようだが、この日に落ち着いている。とはいえ文字通り「梅雨」(梅雨入り)の時期に重なる・・・。

(本ブログ関連:”入梅”)

イ・ソンヒ 「有名歌手傳(伝)」最終回に出演

久しぶりに、歌手イ・ソンヒの話題について。

NEWSENによれば、JTBC(中央日報系の衛星・ケ-ブルTV向け放送局)の芸能番組「有名歌手伝(유명가수전)」の最終回に、イ・ソンヒが出演する。

■NEWSENの記事:
「JTBC側による  "イ・ソンヒ『有名歌手伝』最終回出演、22日放送"(公式)」(ハン・ジョンウォン記者、2021-06-09)
https://www.newsen.com/news_view.php?uid=202106091027316210
-------
・歌手イ・ソンヒがJTBC「有名歌手伝」に出演する。
・JTBC側の関係者は、6月9日、ニュースエンに "イ・ソンヒが「有名歌手伝」の最終回に出演する” と明らかにした。
・「有名歌手伝」は、「シンガゲイン」*のTOP3のイ・スンユン、チョン・ホンイル、イ・ムジンが有名歌手たちと会って音楽の話を交わす番組。これに先立って、イ・ソンヒは、「シンガゲイン」で審査員として活躍した。審査員と参加者ではなく、歌手の先輩・後輩として出会った四人がどのようなケミ(化学反応)を見せてくれるのか期待が集まる。
・イ・ソンヒが出演する「有名歌手伝」は、22日に放送される。
-------

(*) シンガゲイン(싱어게인、Sing again): イ・ソンヒの愛弟子イ・スンギがMCをつとめる、無名歌手再生のオーディション番組。JTBCとディスカバリーチャンネル・コリア共同制作で、2020年11月16日~2021年2月8日の間放送された。イ・ソンヒもシニア審査員として参加した。

2021年6月8日火曜日

ヤマホタルブクロ

先月の外壁塗装をきっかけに、整理・整頓に目覚めたようだ。今まで積ん読で終わった古書や、趣味で集めたものの未分類のまま終わりそうな物を廃棄したり、庭木を刈り込んだりと・・・思いつくまま体を動かしている。庭木以外変わりばえしないが、少しづつ身軽で身ぎれいになっている(はず)。

そうなると気分がよくなって、公園の「自然観察園」に行ってみたくなる。薄曇りのうえ湿気がこもった園内は、見渡すかぎりドクダミの白い花で覆われていた。光も沈んで気も重くなりそうになるのを払って巡った。


そんな中、ようやく見つけたのが「ホタルブクロ」の変種といわれる「ヤマホタルブクロ」の白い花。今月の(観察園の)「花だより」をもとにしただけで、順路とを仕切るロープの奥で咲いていたため、細かに観察していない。ホタルブクロと違い、ヤマホタルブクロは顎(がく)の間が反り返っていないというけれど、次の写真にとらえられたかどうか?
なお、(写真にある)周りの小さな白い花は、例によってドクダミである。かれらは油断ならない、どこからともなく這い寄ってくる。

ヤマホタルブクロ
(本ブログ関連:”ドクダミ”)

2021年6月5日土曜日

野鳥観察(16)、芒種2021

きょうは、二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」。稲の籾殻(もみがら)にある棘のような突起を芒(のげ)といい、そのようなものを持った植物の種を蒔(ま)く時期を芒種という。

(本ブログ関連:”芒種”)

これまで芒種について本ブログに記してきたのは、農作業(田植えなど)につながる「梅雨」とのからみがあったからかもしれない。今年の梅雨は、西日本で思いのほか早く(例年に比べて1~3週間前倒しに)入ったものの、関東・甲信以北は予想に反して遅れそう。

(本ブログ関連:”梅雨入り”)

うす曇りの早朝、野鳥の観察(探鳥)会に参加する。前回は雨天で中止となり、おまけに新型コロナウィルス対策のための「緊急事態宣言」もあって、植物の観察会まで中止になってしまったこともあり、久しぶりの感がした。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

緑が深まった葉陰から聞こえてくる鳴き声だけで、鳥の名を判断するしかない。ベテランはみな一斉によどみなく言い当てる・・・、後ろを付いて廻るわたしは、ただ感心(感動)するばかり。
鳴き声をどう判定すればよいのかとベテランの方に問えば、鳥の「さえずり」や「地鳴き」を集めたCDをじっくり聞いて <3倍努力する> とのこと。実は、会員になったばかりの小学生が、鳥について自然に染入るように知識を身に着けている。大人たちは、そんな能力を何ともうらやましくおもう。

鳥たちは葉の奥に隠れるようにして鳴き動く(声を聞くのも難しいのに)。
・シジュウカラ(声)
・エナガ(声)
・コゲラ(みなさんは姿を見たが・・・)
・カワセミ(小川に沿って上流へ飛ぶのを見た!)

今回も、ベテランの方から、鳥専門誌の「BIRDER」のバックナンバーをいただいた。その中に、「ルリビタキ・ジョウビタキ」特集号がある(2018.9号)。お気に入りのジョウビタキの解説ページを開けてタイトルを見たとき、おもわず笑ってしまった。タイトルはメインとサブを次のよう表示している(文・写真 廣田純平)。
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断言しよう!
雄は確かにきれいな鳥だ。
しかし、かわいさでは
雌のほうが勝っている。

被写体としてのジョウビタキ・
ルリビタキ「雌」の魅力

ジョウビタキやルリビタキは色鮮やかな雄ばかりが注目され、
雌のほうはほとんど相手にされないーー
そうなるのもわからぬではないが、
多くの撮影者は、実は「雌の被写体としての魅力」を
知らないだけなのかもしれない。
-------

いやいや、<おじさん> なら誰もが知っている、気付いている。

(本ブログ関連:”ジョウビタキ”)

2021年6月2日水曜日

「ドクダミ」の花

公園に併設の「自然観察園」へ出かけた。というのも家の外壁塗装のため、長時間の外出をひかえたためのこと。塗装作業が昨日ようやく完了したので、外気を思いっきり堪能したく観察園に足を運んだ。

園内の樹々は緑を濃くし、低地や湿地の草々は密集の度を増して、辺りの空気が緑色に染まったような気配さえした。楽しくいえば、ディズニーアニメの背景画の深い森奥のイメージだ。それでも、足元をよく見れば白い小さな花があちこちに咲いている。「ドクダミ」の花だ。右を向いても左を見ても一面に・・・なんということだろう。

(本ブログ関連:”ドクダミ”)

わが家の小さな庭を毎年苦しめるのもドクダミの花。それが観察園を覆っている。他には「アジサイ」の花しか見あたらない。観察園内をどこまで行っても、ドクダミだらけなのだ。
そんなとき、湿地の上を渡す八橋から(まだ葉先を白く染めていない)「ハンゲショウ」の緑の葉の間に小さな白い花がポツンと見えた。何かとよく見れば、どこからか忍び寄ってきたドクダミの花だった・・・なんということだろう。

ドクダミは興をそぐ。おまけに庭を埋め尽くすやっかいものだ。実は今回、塗装業者さんから、庭に茂ったドクダミをしっかり抜いた方がよいとアドバイスされてしまった。

2021年5月25日火曜日

(事例)Bloggerからブログの投稿削除とその復元

ある日、ブログをサービスするBlogger(=Google)から、ブログに投稿した4件について、「削除」した旨の通知を受信した。「削除理由」について覚えがなく、すぐに<申し立て申請>したころ、当日に「復元」した旨の返信があった。しかし、数日たっても投稿画面が表示されない。結局、復元が「下書き」レベルまでであることに気付き、投稿を「公開」処理して解決した。その経過を次に記す。

① 本ブログの投稿削除の通知を受ける
突然のことで驚く。Bloggerから次のような通知が届いたのだ。全く身に覚えのない「削除理由」だった。
-------
・投稿について審査の必要があるとの報告を受けました。審査の結果、当該の投稿は Blogger のガイドラインに違反していると判断し、削除いたしました
・お客様のブログ投稿が削除された理由
この投稿のコンテンツが、マルウェアとウイルスに関する Blogger のポリシーに違反していることが判明いたしました。本メールに記載されているリンクからコミュニティ ガイドラインのページにアクセスし、詳細をご確認ください。
-------

通知文に示された該当の投稿を確認したところ、公開表示されなくなっていた。気になったのは、削除通知のメールが本当にBlogger(=Google)からだったのだろうかだった。
- Bloggerからのメールを「メッセージのソースを表示」して、「元のメッセージ」項目を確認したところ、いずれも ”PASS" であるので本物と納得する。

② 削除に対する <申し立て申請>をする
そこで、上記の削除についてBloggerに対し<申し立て申請>をした結果、ぞの日のうちに「復元」した旨の返信があった。
-------
・投稿をコミュニティ ガイドラインに照らして再評価いたしました。再審査の結果、当該の投稿を復元いたしましたので、(投稿のURLに)アクセスしてください。
-------

③ 復元の確認できず
上記②で「復元」したという返信に従い、投稿のURLをクリックしたが表示されない。数日待っても状況は変わらなかった。

④ 復元は「下書き」のレベルまでだった
ネットで似たような事例を探したところ、ヒントになる解決方法が紹介されていた。類推して、「下書き」状態になっているのではないかと確認したところ、まさに図星。「下書き」リストから、当該の記事を「公開」にして、公開表示できた。

結論
結局、なぜ削除になったのか真の理由は不明だが、ブログサービスのBloggerは適切に対応いただいた。無事、すべての投稿が公開状態に戻った。


(付記)
本日、「旧石器時代」から「中世」に至る間の、崖線に沿った歴史遺跡について講演会があった。35,000年前以来の考古学的成果の概要が語られた。
新型コロナウィルスの感染を避けるため、会場が変更されたことにより、石器など標本を直接見ることができなかったのが残念。

2021年5月23日日曜日

(資料)ユダヤのユーモア: Wikipediaより

いままでWikipediaをいろいろ参照したつもりでいたが、イディッシュのユーモアがこんなに豊富にあるなんて知らなかった。東欧ユダヤの自虐ネタは、(宗教上の)自信の裏返しなのか、(現実下の)諦念なのかいつも気になる。ともあれ諸事笑い飛ばす気概は、かれらの底力に違いない。

(本ブログ関連:”阿呆”)

ユダヤのユーモア: Wikipediaより

■Jewish humor
https://en.wikipedia.org/wiki/Jewish_humor

(本ブログ関連:”ユダヤジョーク”)

■Jewish humor > ヘルム(東欧ユダヤのユーモア)
https://en.wikipedia.org/wiki/Jewish_humor#Che%C5%82m

(本ブログ関連:”ヘルム”)

2021年5月21日金曜日

小満2021

二十四節気の「小満(しょうまん)」には、草木が緑に繁り照り映える。野鳥の巣立ちも始まる。人のせわしさと違って、自然は時にしたがい命を回転する。生命の輝きを知らせるように、元気が天地に満ち始める。

(本ブログ関連:”小満”)

とはいえ、小満の言葉はあまりポピュラーでない気がする。今年、このブログの目標に、二十四節気のすべてを書き漏らすことがないようにする・・・だったが、うっかり忘れそうになった。というのも、東海地方以西が早い「梅雨入り」して、関東甲信は余波を受けて空模様が怪しい。そんな天候のせいでか、小満の意に沿う気になかなかなれない。

ちなみに、気象庁の「梅雨入り」情報は次の通り。テレビの朝のニュースショーで、天気予報コ-ナーの気象予報士が、関東甲信の梅雨入りは来週いっぱいないかもしれないといった感想を述べていたけど。

■令和3年の梅雨入り(令和3年5月16日現在)
  https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/sokuhou_baiu.html
地方令和3年平年差昨年差平年昨年
沖縄5月5日ごろ5日早い11日早い5月10日ごろ5月16日ごろ
奄美5月5日ごろ7日早い12日早い5月12日ごろ5月17日ごろ
九州南部5月11日ごろ19日早い19日早い5月30日ごろ5月30日ごろ
九州北部5月15日ごろ20日早い27日早い6月4日ごろ6月11日ごろ
四国5月15日ごろ21日早い26日早い6月5日ごろ6月10日ごろ
中国5月15日ごろ22日早い26日早い6月6日ごろ6月10日ごろ
近畿5月16日ごろ21日早い25日早い6月6日ごろ6月10日ごろ
東海5月16日ごろ21日早い25日早い6月6日ごろ6月10日ごろ
関東甲信6月7日ごろ6月11日ごろ
北陸6月11日ごろ6月11日ごろ
東北南部6月12日ごろ6月11日ごろ
東北北部6月15日ごろ6月25日ごろ


付記(「日本の七十二候を楽しむ」(白井明大 著)を参照)
二十四節気をさらに3つの候に分けた「七十二候」があり、小満は次の3候になる。
・初候:蚕起食桑(かいこ おきて くわをくう)、蚕が桑をいっぱい食べて育つ
・次候:紅花栄(べにばな さかう)、紅花が一面に咲く
・末候:麦秋至(ばくしゅう いたる)、麦が熟し収穫する

2021年5月17日月曜日

かわいい鳥

以前、本ブログにかわいい鳥について記したことがある。初心者として探鳥会に参加して以来、鳥の写真や絵図をいろいろ見る機会があり、しだいにかわいらしい鳥が絞られていった。そのなかで「ジョウビタキ」のメスに、小鳥らしい愛らしさ満載と思うに至った。また、その後「エナガ」の話題から、蝦夷地に棲む仲間の「シマエナガ」をネットで知り、おもちゃのような姿に驚いてしまった。

(本ブログ関連:”かわいい 鳥”)

かわいらしいとはいえ、実際にフィールドで彼らを間近に見ることはできないし、双眼鏡の使い方も不十分なので視界からあっというまに消えてしまう。鳥たちの姿を鮮明な写真に撮ってくれるベテランのおかげと知ることになるのだが。

探鳥会のベテランの方から、鳥専門誌の「BIRDER」のバックナンバーを大部いただいている中に、「かわいい鳥 グランプリ」といった特集号がある(2017.9号)。おじさんとして、まさに思いあたる図星の記事があった。

記事「人がエナガをかわいいと感じるにはきっとワケがある」(中村忠昌氏)に次のような記載があって、おもわすニンマリして一人笑いせざる得なかった。抜粋させていただく、文中の( )書きも元の通り。
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・私が鳥を見はじめた30年以上前、当時「かわいい鳥」として鳥業界で市民権を得ていたのは、ヒタキ類の雌系であった。ジョウビタキやキビタキなどの雌やコサメビタキなどのかわいさは、子ども心に何となく理解できた。しかも、いい年をしたオジさん バードウォッチャーたちが、恥ずかしげもなくそんな話をしており、当時中学生だった自分も「同じ感覚だ」と年齢を超えて共感したのを覚えている。
彼女?たちの魅力は、黒くて大きな瞳だろう。雄のような派手さはなく、きれいな声でさえずるわけでもない。しかし、そんな「奥ゆかしさ」「謙虚さ」も日本人(のオジさんたち)の心の琴線に触れていたのかもしれない。

・写真集にもなったシマエナガだ。真っ白いマシュマロみたいな体に、「おまけ」のようについている黒い眼や嘴、漫画のキャラのようなまん丸いビジュアルこそが、誰もが共有したくなる「カワイイ」なのである。
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上記記事の執筆者である中村氏も現在かぎりなくオジさんであろうから、オジさんの心を十分承知してくれたのだろ。

(ところで、高校時代にしとやかで清楚な女子がいた。その当時だれも彼女のことを語ることはなかったけれど、卒業してすぐ集まったとき、男たちはみな正直に口にしたものだ)

2021年5月15日土曜日

(資料) ウミウシの再生能力

学生時代に、海辺にある海洋研究所で夏合宿をした。夜になって時間を持て余していたところ、仲間の一人が「海洋生物に詳しい天皇陛下(昭和天皇)が、『アメフラシ』を食べたことがある」*と話題にした。

(*)Wikipedia: アメフラシ>食材

それじゃ、試してみようということになり、夜の磯辺に出てアメフラシを採集し、薄口の醤油で煮て食ってみた。鍋がなかったので、洗面所に置いてあった真鍮の洗面器を利用したのだが、今考えると(衛生的にも)無茶苦茶である。ゆでて縮んだアメフラシを刻んで口にすると、意外にも焦げ臭いような香りがしてコリコリする食感がした。(若いときは何でやるものだ)

アメフラシに似た生きものに「ウミウシ」がいる**。ともに海中で生活している。陸上でならナメクジにあたるもので、貝出身だが、貝殻を体内に逆転して持っている(なくしたものもいる)。人気の順でいえば、小さくて色彩豊かなウミウシは圧倒的にトップだろう。地味な色のアメフラシは寒天質風のぶよぶよした体躯から、ナメクジは湿気とあいまって登場自体が嫌われていて、ともに人気はない気がする。

(**)環境省: 磯・干潟に住んでいる生きもの紹介 アメフラシとウミウシ
https://www.env.go.jp/water/heisa/heisa_net/setouchiNet/seto/setonaikai/taikenikimono1-1.html

そんなアメフラシと近い関係にあるウミウシの、身体の再生能力について面白い研究があるという***(奈良女子大学人間文化総合科学研究科 博士後期課程 1 年 三藤清香(みとう・さやか)さんの研究)。

体を複数に切断しても、それぞれが元の姿に再生する「プラナリア」がいる(教科書や最近はYoutubeで目にすることができるが、たやすく見つけることはない・・・実体顕微鏡の中で見たことがあるくらい小さな生きものなのだ)。
そんなプラナリアに似た再生能力を、ウミウシが「自切(自ら切断)」後に持っているというのだから驚き。

(*** -1)産経新聞(THE SANKEI NEWS)・・・抜粋
「女子大院生のウミウシ愛 切断頭部だけで再生する生態発見」(2021.5.5 19:00)
https://www.sankei.com/life/news/210505/lif2105050002-n1.html
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・ウミウシのように、複雑な構造を持つ動物が心臓を含めた体の大部分を自ら切り落とし、再生するという発見事例はこれまで確認されていなかったという。
・その(自切)後、体部分は最長3、4カ月生存したが再生はしなかった一方、頭部分には心臓と体ができ、全身が再生した
・今回の(実験に使った)2種(のウミウシ)は、海藻から葉緑体を取り込み、光合成をすることができるため、三藤さんは「頭部だけでも光があればエネルギーを獲得できることが関係しているのでは」と推測する
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(*** -2)国立奈良女子大学
「光合成するウミウシで大規模な自切と再生を発見 ―心臓をなくしても大丈夫。驚くべきウミウシの能力―」
http://www.nara-wu.ac.jp/nwu/news/2020news/20210309/summary.pdf 

生きものって不思議だなというのが率直な感想。プラナリアと比べてウミウシはずっと大きくて複雑な体制の組織や器官を持っているはずなのに、分化する能力をどのように生体のなかで保持し続けているんだろう。