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2014年5月11日日曜日

秩父鉱山ウズノ沢(渦の沢)

【秩父鉱山大黒坑へと出かけてみたが】

中津川沿いに県道210号線を北上。出合トンネル入り口に達したとき、「全面進入禁止」、「落石注意」の看板が立っていた。ここに至る途中、道路の陽影急斜面にまだ残雪があって、防石金網の覆いを押し広げるように路面にずり落ちていた。トンネル入り口で停車して、秩父鉱山への走行をどうしようかと思案する横を、他の車がスイスイと走り抜け進入するが・・・万一を思い断念した。

【急遽、渦の沢へ場所を変える】

出合トンネルに入らず、そのまま道を直進。例によって、炭焼き小屋施設の上にある、渦の沢に入る。思った以上に冷える。急いで簡易ヤッケを着る。沢に入ると、何と!枯葉に守られた下に未だ雪が残っていた。・・・とはいえ、採集を始めると、暑くなって簡易ヤッケを脱ぐ。

さて、噂によれば?cm台のものが見つかったという燐灰石は全く見当たらない。今回の採集品は次の通り。(いただき物も含む)
・磁鉄鉱+灰鉄輝石、緑簾石(緑色透明針状)、黄鉄鉱、菱鉄鉱+[硫酸鉛鉱(or白鉛鉱)]?、閃亜鉛鉱+水晶、灰鉄輝石、孔雀石

(本ブログ関連:”「秩父鉱山ウズノ沢(渦の沢)」”)


(追記) この時期、虫が湧くのか、虻(アブ)が周りを飛び廻りうるさい・・・中には、メガネを越えて目の中に飛び込んでくるものまでいる。虫除けが必要だ。

2011年7月3日日曜日

秩父鉱山ウズノ沢(渦の沢)

先月(5/26)の野州鉱山以来、久し振りの鉱物採集だ。今回の採集地は、秩父鉱山ウズノ沢(渦の沢)である。
採集のため利用する地元駅に入る、4:43始発電車の横を、高架駅ホームの採光窓の高さに朝日が水平に差し込む。夏の早朝は、これほどに明るく暖かい。(一方、冬の同時刻の駅は暗くて寒い)
その後、いつものように武蔵野線に乗り換えて、最寄の駅で、お世話になるxаякава氏の車に同乗して秩父鉱山渦の沢へ出向く。

渦の沢へは、炭焼き小屋広場に至る道から入るのが楽だ。
沢は散乱した石の沢で、かつて搬送に利用した?のだろうか、一部人工的な積み石も見える。(なぜか奥多摩鉱山の沢を思い出した)
沢を登ると苔に覆われた石が急に多くなるところがある。その辺りに、何らかの動力装置を据え付けたと思われる苔むした台座跡がある。装置固定用のネジが台座から何本も突き出ている。
沢下からそこ迄を鉱物採集の範囲(≒磁鉄鉱がいっぱい)とした。
ところで、採集の途中、沢の木立の葉がザワザワと鳴り出した。雨が降り出したのだ。「雨雲の間に晴れた空が見えるのだから、雨は長くは続かない」とxаякава氏が言った。雨合羽を取り出して採集を続行する。

採集鉱物の成果は次の通り。
・ 燐灰石(<ゴマ粒)、磁鉄鉱(結晶もよい)、水晶(群晶)、珪孔雀石、黄鉄鉱など

2013年5月23日木曜日

秩父鉱山大黒川原

秩父鉱山の大黒の川原に鉱物採集に行く。今日は、ありがたいことに鉱物仲間のёб氏が自宅前に車をつけてくれたおかげで、そのまま大黒の駐車場で現地集合することができた。感謝。

前回同様にXa氏を交えて、大黒の川原で鉱物採集する。自然金欲しさに、ふるいとパンニング皿を用意したが・・・。
まず、橋の下をくぐって、急斜面の上側に坑口をのぞかせる処までと・・・川をちょっと遡行したが、わたしだけ諦めた・・・ああ高さに足腰が追いつかない。お二人の情報によれば、坑口周辺に黄鉄鉱石が転がっていたという。

そこで独り、最初の川原に戻って次の鉱物を採集した。(もらい物を含む)
・菱マンガン鉱、磁鉄鉱、(?)ザクロ石、黄鉄鉱、閃亜鉛鉱

次に、ネット情報をもとに自然金を求めて川原を下る。砂防ダムまで至るが、残念ながら該当の場所が見つからない・・・そこで途中に合流している川に入り遡行したが、ここでも残念な結果に終わった。
とりあえず次のものを採集。(もらい物を含む)
・黄鉄鉱、硫砒鉄鉱

(本ブログ関連:"秩父鉱山大黒坑")

(追記)
川の岩石歩きに四苦八苦するわが身を考えると、今日、史上最高齢の80歳で最高峰エベレスト(標高8,848m)を登頂された三浦雄一郎氏のパワーに敬服の至り。今後の鉱物採集に参加をあやぶんでいたわたしだが、もう一度気を取り直して、しばらく継続することにする。

2012年11月4日日曜日

四谷で鉱物の会 12-11-4

四谷へ鉱物の会の例会に行く。この時期、プログラムのメインは夏休み報告で、会場は大盛況、会員であふれていた。
基本的に夏を中心に、鉱物採集した産地、採集物、地元状況などの成果について、会員がひとりひとり報告する。なかでも、秋田県(A鉱山)と愛知県(T鉱山)の採集報告が重なった。多数の会員が同一鉱山におもむいたようだ。それから最近の傾向だが、親子連れの新入会員が増え、子どもたちの自己紹介がほほえましかった。
また、会員有志による群馬県沼田周辺のミニ鉱物採集会の丁寧な報告があった。

ちなみに私の報告は、8月末に栃木県西沢鉱山へ行ったこと。10月初めに秩父鉱山大黒坑でブーランジェ鉱を手に入れた(いただいた)こと。10月末に東京都埋蔵文化財センターの見学会で滑石を使って勾玉作りを・・・まず砥石で大きく削り取り、鉄ヤスリ、サンドペーパー、水ペーパーなどで整形し、最終的に感熱型のレシートで磨くと光沢が増して綺麗に仕上がる・・・ことを。

ところで、いつもお世話になっている筑波の研究者S氏から、鉱物の学会で催された巡検に参加して採集した標本をいくつか分けていただいた。
・桜石(京都府亀岡): インド石を核に菫青石が周りを囲むように成長。断面が花弁に見えて美しい。
・正長石(大阪府能勢町): がっつり組み合ってカルルスバット式双晶がわかる。
・高温型石英(大阪府能勢町): しっかり両錘状だ。
・コーク石(兵庫県猪名川町): 希少鉱物だそうだ・・・黄土色皮膜の地味な鉱物。

また、毎回会員が提供する鉱物標本をいただいた。
・水晶(秋田県大仙市A鉱山)
・緑水晶(秋田県大仙市A鉱山)
・黄鉄鉱(岩手県北上市S鉱山)
・赤鉄鉱(岩手県北上市S鉱山)
・砂(モロッコ、サハラ砂漠)

2013年9月29日日曜日

秩父鉱山 大黒の河原、石灰沢

朝明けは遅く、夕暮れは早い。薄明かりのホームに始発電車を待ち、待ち合わせ駅を降りて、いつもお世話になる石仲間の車に早速同乗。朝方には、秩父鉱山の大黒の河原に着いた。

[大黒の河原]
朝は少々涼しい。薄手のヤッケを着て鉱物採集を開始した。いわゆる大黒の河原を今回も特定できていないため、いつもの同チャレンジ場所よりだいぶ上流にある脇道から河原に降りて、下流へ歩を進めた。

切り立った岸に川が挟まれて、河原がないような所では、早目に沢の崖を登った。社宅の廃墟跡の幾段もの石組みを横目にして迂回するように下流へ向かった。ある空き地で、キューピー人形や、ブラウン管テレビがぽつん廃棄されたまま置かれているのを見た。そこには若い働き手の家族がいたのだろうか。

途中の河原で鉱物採集をしている親子と会った。彼らも、友だち情報を元に来たものの、場所の確信はないという・・・一体、大黒の河原はいずこ。

しかも、目立った成果をあげられず、白鉄鉱のみ・・・如何んせん。

[石灰沢]
次に、採集場所をずっと上流にある秩父鉱山石灰沢へ移した。こちらも表面採集だけではだいぶきつい。途中昼食をはさみながら、ずっと採集を続けるも、河原の転石が陽を反射してまぶしい。随分と喉が渇く。そんなわけで、ヤッケは御免となった。昼間はやはり暑い。

こちらでは、オーソドックスだが採集種類を次のように増やすことにした。
・孔雀石、磁鉄鉱、黄鉄鉱、黄銅鉱、緑廉石、方解石・石英、
・等質石灰岩

帰宅したとき、辺りはとっくに暗くなっていた。

2015年11月16日月曜日

秩父鉱山(大黒川原)

早朝とはいえ明るいだ頃、鉱物採集に家を出た。今回は余裕がある。いつもと比べて3時間遅いのだ。東の空は朱に輝やき、日の出を待っている。

駅ホームに入ってきた電車に戸惑う。休日・祝日に鉱物採集して、気にもとめなかったが、まさに通勤電車なのだ。つい、車内での自分の姿を想像してしまう。待ち合わせ駅でも、平日モードの人々が改札口から次々出て来るのに更に驚く。

落ち合った鉱物仲間S氏と、いつもお世話になっているH氏の車に同乗させていただき、目的地の埼玉県秩父鉱山へ向かう。県道210号線に入れば、進むほど紅葉が増す。大黒坑手前にある広場でY氏と合流して、いよいよ鉱物採集を開始する。

(本ブログ関連:”秩父鉱山 - 大黒渦の沢石灰沢小倉沢”)

小春日和に恵まれ、空気は澄み、川原は少しひんやりしている。期待に胸が膨らむ。昼飯を挟んで約4時間、採集に没頭・・・果たして、オーソドックスなものばかり。成果は、私の謙虚さを表しているようだ。

・黄鉄鉱、磁鉄鉱、閃亜鉛鉱、硅孔雀石、柘榴石、(水晶)、(方解石)

平日の鉱物採集の特典は、帰り道に混雑がないことと発見した。次回から、おじさんたちの行動は、平日の方が都合よいかもしれないと覚った。

2024年12月18日水曜日

源内忌(火浣布)

きょうは、江戸中期の万能の畸人、平賀源内(享保13年(1728年)~ 安永8年12月18日(1780年1月24日)、筆名に「鳩渓(きゅうけい)」、「風来山人(ふうらいさんじん))」が亡くなった「源内忌」にあたる。蘭学・本草学・浄瑠璃など異能多才振りについて、これまで本ブログに、耳情報による数行をメモしている。今回もダラダラと記す。

(本ブログ関連:”平賀源内”)

きっかけは鉱物趣味だったころ、彼の発明した「火浣布」が、現在の秩父市大滝の中津川で見つかった石綿をもとにしたと知って俄然興味がわいた。
秩父鉱山によく行ったせいもある(秋田藩の鉱山(銅山)との関わりも興味深い)。それにしても、江戸から秩父への道のりを考えると、彼が多々成し遂げた仕事の一つのために、精神も体力もついやす驚異の人と言わざる得ない。
ちなみに源内(鳩渓)は、その行動から「山師」とあざけられたりもした。

(本ブログ関連:”秩父鉱山”、”山師”)

■『マリンエンジニアリング』← Wikipediaの平賀源内の「出典」に掲載
「解説 マルチ人間 平賀源内の発想」(砂山長三郎、第55巻第5号、2020年)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jime/55/5/55_604/_pdf/-char/ja
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まだ雪深い中で,2 月には採取した石綿から布を作り出します.中島一家の協力で出来上がり,「火浣布(かかんぷ)」(火で汚れが浣(あら)える布)と名付け,2~3cm 角の香敷(香を焚くときに炭の上にのせる網)に仕上げます.オランダ人一行に見せ,昔はトルコで織り出されたが今は何処にも出来ていないとの証言を得て,それらの経緯を「火浣布説」にまとめ,3 月香敷と一緒に幕府に献上します
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北越雪譜
■ 国立国会図書館デジタルコレクション
江戸時代後期の商人・随筆家「鈴木 牧之(明和7年1月27日(1770年2月22日) ~ 天保13年5月15日(1842年6月23日))」の著「北越雪譜」に、火浣布の記述がある。
https://dl.ndl.go.jp/pid/767990/1/5

■「北越雪譜」二編 巻之四(青空文庫)
「火浣布」: 源内の他に、黒田玄鶴と稲荷屋喜右衛門が同様に作ったが、いずれも術をつたへずして没した。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001930/files/58401_70229.html

■ レファレンス協同データベース
「『北越雪譜』火浣布に出てくる黒田玄鶴と稲荷屋喜右衛門」
https://crd.ndl.go.jp/reference/entry/index.php?page=ref_view&id=1000025717



「近世人物夜話」
「秀吉から辰五郎まで-----」の四十編におよぶ人物話である「近世人物夜話」(森銑三、講談社文庫)に、源内の項がある。話は飛ぶが、ここでいう辰五郎は腹の据わった侠客で、徳川慶喜とつながったりして、江戸幕府がもし生きながらえていたらと想像したくなる。
源内については、江戸期に記されたいくつかの評伝を並べ、読み解いている。

源内は、大才であるが狭量だったようだ。源内のエレキテルを盗用したと錺(かざり)師(あるいは鍛冶屋)を訴え牢死させ、その後借金取りを切って死なせ**、そのお咎めで入牢するも自身がそこで最後を迎えるとは・・・。そもそも事故物件の家に住んだという話もあって、風変り、波乱万丈の人だった。
(**)源内の門人であって、源内宛の密書を盗み見したからだと・・・さらに義経伝説のような顛末が続く話もある。

森銑三氏は、源内について「癇癪で自尊心が強く、変質者的な一面はあったにもせよ、源内その人は心置きなく交際のできる人物であったらうと、私は思っている。」と評している。

2015年7月20日月曜日

土用の入り、海の日 2015

今日は、「土用の入り」、今週土曜日の「丑」の日まで後6日間ある。土用の丑といえば鰻だが、年々<鰻重>への関心が薄らいでいる。暑い日が続けばなおさらだ。

土用の丑の日に、鰻を食べるキャンペーンをしたのが平賀源内という。よほどにタフな人だろう、秩父鉱山まで足を運び鉱山開発したり、秋田藩に出かけて蘭画の指導をしたり、方々におもむいている。実感するのは、秩父鉱山へつづく中津川沿いをたどっていた途中、江戸市中からここまでよくぞ歩いて来たものだということだ。

(本ブログ関連:”平賀源内”)

もちろん、泊まりなくずっと歩き通したわけではなかろうが、よほど信念がなければこんな手間は選ばない。源内のエネルギーの源に、もしかしたら本当に鰻があったのではと思えなくもない。

源内の一族は信濃の出とのこと。彼は、近くに小豆島をながめる、讃岐の志度湾沿いに生まれた。出自の自負か、海への進展に関心は薄かったように思われる。むしろ、細部に真実が宿るといった考えの持主だったのかもしれない。

今日は「海の日」なれど、源内と結びつくのは、日本の南の海で産れた<鰻>くらいしかないようだ。

2012年10月8日月曜日

秩父鉱山大黒坑

念願の産地、秩父鉱山大黒坑にようやく鉱物採集に出かけた。超!有名なこの場所へ行きたいと思いながら、おもむくには人頼りのためなかなかチャンスに恵まれず延び延びになっていたが、今日ようやく実現した。(当初6日に予定したが、7日に、そして8日の今日に延びた)
自然金にする?、それとも車骨鉱にする?・・・ああ、煩悩がとけない。

採集場所が秩父方面だからといって、いつものように地元駅始発電車に乗らずに済むかといえば、そうでもない。その分、仲間との集合時刻が繰り上がってしまったのだ。結局始発電車に乗ることになる・・・眠気も同じだ。

道路は順調で、出合トンネルを抜けた先にあるトンネル出口の右手広場に8時半に着く。早速、河原に 降りて採集を開始する。黄鉄鉱・黄鉄鉱・・・磁鉄鉱・磁鉄鉱・・・と辺りに散らばっている。河原を遡行して橋をくぐれば坑口が見えるが、今回の採集はもっぱら橋より下流でおこなう。

今回の成果は次の通り。
・黄鉄鉱、磁鉄鉱(葉片状)、白鉄鉱?、磁硫鉄鉱、方解石、灰鉄柘榴石、閃亜鉛鉱
・方鉛鉱+硫黄?+車骨鉱?
・ブーランジェ鉱+菱マンガン鉱、バビントン鉱+方解石

いつもの通り、名のある石は・・・そう、いただき物ばかりである。

ところで同地に、小学校低学年の坊やと幼稚園ぐらいの女の子を連れた若い夫婦が採集に来られていた。興味と驚きと感激を同時に経験することができる子どもたちと、それを見守る両親の眼差しがとてもよかった。

2013年9月8日日曜日

2020年東京オリンピック決定

本日予定の秩父鉱山鉱物採集は、空模様が芳しくなく、来週に延期になった。午前4時に決まった。昨日(土曜日)か今日(日曜日)に、鉱物採集へ行こうと誘っていただいたのに、自分の都合で今日に延ばしたところ、あいにくの空になってしまった。恐縮の至りだ。

Weathernewsは、4時現在、埼玉県秩父地方の天気を「午前中と夕方以降に雨が降りやすく、ザッと強く降ったり、雷の可能性もあります。ただ、昼頃から夕方前は雨の止み間が多くなる見込みです。」と予報している。

秩父鉱山の場合、沢に入ることもあるので延期がベストだろう。因みにWeathernewsは、当地の天気についても上記と同様のコメントしているため、今日は一日おとなしくしていよう。

さて明け方を騒がした、2020年オリンピック開催地のIOC投票経過には驚いた。

上記の通り、鉱物採集について電話相談していたとき、第一回の投票で過半数を超す開催地が決まらなかったため、東京を残してイスタンブールとマドリードによる2位争いの再投票が行なわれイスタンブールになった。直後、東京とイスタンブールによる最終投票が実施された。結果は5時発表という・・・そのままテレビを見続けてしまう、眠れないじゃないか。

テレビ解説で、一般的な予想と比べてマドリードが脱落したことについて、将来のパリオリンピック開催とか、次のIOC会長候補に同じヨーロッパ圏(ドイツ)のひとがいるからとか、裏側の駆け引きが関係しているという話も聞こえてきた。

05:20、2020年オリンピック開催地が東京に決定。逆転の可能性もあったので驚きでいっぱい。

2020年の新しい日本が見えるようだ。

2011年10月30日日曜日

秩父鉱山 石灰沢 11-10-30

鉱物の会の催す鉱物採集会に参加する。採集場所は、埼玉県秩父市の秩父鉱山石灰沢で、昨年の9/26に個人的に行って以来のことである。
うす曇りのなか、新宿からマイクロバスで向かう。現地集合組と合わせて総勢30名弱だ。今回の採集会は、今までにない特徴があった。何と、小学生以下の子どもを連れた家族が3組もいらしたことだ。随分と和やかな雰囲気になった。

今回の目的は「ベスブ石」と「スピネル」の採集だ。埼玉県道210号線道路沿いの小倉沢の涸れた川原を横切り、石灰沢(地図)を前回より上側に遡った。結果は次の通り。

<石灰沢>
・ベスブ石、スピネル、灰礬柘榴石、方解石・・・(前回より成果は芳しくなく、スピネルはいただきもの)

<小倉沢>
・磁鉄鉱、方解石の球(沢の流れに丸くなったもので、孫のお土産)


(採集帰りのバスの中で、孫が妹のお休み時間に、母親とデートを楽しんだという知らせを受けた)
★★★★★ 孫が、母親と一緒に、足蹴り三輪車、ブランコ、滑り台で遊んでいる写真と動画が届いた ★★★★★

2011年10月15日土曜日

雨の歌

埼玉県の県道210号線から秩父鉱山に分岐する地点で、中津川の川原に降りて鉱物採集をする予定だったが、今日明日の雨模様から延期しようと、いつもお世話になっているxаякава氏から連絡があった。残念な雨だが、今月末にも鉱物の会で、秩父鉱山の石灰沢で採集会もあることなので・・・。

ところで昨日の韓国語教室で、雨について話題になったとき、韓国の人々から見れば、雨はザッと降ってサッと上がるもので、しとしと降り続く日本の雨とだいぶ趣が違うようだ。だから、雨に対してロマンチックな想い入れがあるという。
雨にちなんだ80年代の歌について、先生方からペタラギ(배따라기)の「雨と湯飲み茶碗の間(비와 찻잔 사이)」(歌詞)が紹介されたので、わたしはイ・ウンハ(이은하:イ・ウナ)の「春雨(봄비)」(歌詞)をあげたところ、先生はそれを見事に歌ってしまわれた。参りました。

そういえば、5月に世宗文化会館で催されたイ・ソンヒの「2011イ・ソンヒ『五月の陽射し』コンサート」にゲスト出演したキム・ボムニョン(김범룡)が、「冬雨は降って(겨울비는 내리고) 」(歌詞)を歌っていたのを思い出す。

(Youtubeに登録のleesang4388momo86ist013picに感謝)

(本ブログ関連:"ペタラギ"、"イ・ウンハ"、"キム・ボムニョン")

2009年9月27日日曜日

秩父鉱山小倉沢、石灰沢

早朝、自転車で地元駅に向かうとき秋の気配におどろく。随分と風が冷たくなった。いつもお世話になるxаякава氏に集合駅で待合わせて、埼玉県秩父鉱山の小倉沢と石灰沢に車で連れて行ってもらう。以前、鉱物の会で同場所に来たことがあるので、今回は二度目の採集になる。
・小倉沢:
中津川にかかるズリで、河原に降りるのに以前と比べて難儀した。赤茶けた錆び色の磁鉄鉱の塊がころがっていた。採集できたものは次の通り(含:大方いただきもの)。
磁鉄鉱、褐鉄鉱、磁硫鉄鉱、黄鉄鉱、白鉄鉱、藍銅鉱、硅灰石、閃亜鉛鉱、緑簾石、緑泥石、(粗粒)方解石、水晶など
・石灰沢:
小倉沢の対岸にあるズリで、2段の砂防ダムがあるが探索不徹底を反省。採集できたものは次の通り(含:ほとんどいただきもの)。
ベスブ石、灰礬柘榴石?、濁沸石?、方解石など

2013年1月6日日曜日

鉱物の集い2013

四谷で開かれた鉱物の集いに出席する。今年もこの会が繁栄することを祝う新年会であるが、恒例の鉱物バザーとオークションは参加者の最大関心事といってよいかもしれない。

バザーでは、参加者94名を5つのグループに分け、抽選グループの順にメンバーが別室に置かれた有志提供の鉱物標本を手にするわけだ。抽選の結果、順番は何と最後の5番目だった。あらかじめ目星をつけていたものは全く見当たらなかった。ああ、欲しいものは他のメンバーの手に渡ってしまった・・・とはいえ、次の通り標本を選りすぐった。

・[方鉛鉱・硫酸鉛鉱・緑鉛鉱+黄銅鉱・班銅鉱+水晶](新潟県魚沼市白板鉱山)
・[輝安鉱](埼玉県秩父六助沢)
・[ビンドハイム鉱](埼玉県秩父大黒坑)
・[赤鉄鉱(鏡鉄鉱)](岩手県湯田町和賀仙人鉱山)
・[(転炉スラグ)](栃木県足尾鉱山)

オークションは、有志提供標本中でも良質のものを入札するが、残念ながら2点とも外れてしまった。ああ、各地の水晶標本セットは惜しかったな。

その他、上記イベントと関係なく、次の鉱物提供がされたのでいただいた。
・[菱沸石+灰十字沸石](埼玉県吉見町)、[ブーランジェ鉱](埼玉県秩父大黒坑)

先日(1/4)採集に行った足尾鉱山文象沢の景観を記した「広報あしお」の記事「足尾の産業遺跡(40) 小滝文象沢三坑の検証」(平成17年3月号)のコピーを知人に渡した。今年もみなで採集に行きましょう。

2016年5月12日木曜日

県の石

自然景観の妙に、気候、植物、生物の相の変化だけでなく、地形のなせるものがある。風景の受けとめ方にさまざまある。特にふるさとの景色は、郷土愛をつくるだろう、といえば何かとわずらわしさもあるが、わたしたちにとって地母につながる豊穣のもとであることは間違いない。

気高くそびえる孤高、盆地を囲む連峰、果てしなくつづく草原、潮風のよせる海岸、静謐の湖岸、どれもがそこに住んだ者にだけが知る価値がある。わたしも、小学校の校歌に歌われた山を景観とともに思い出すことがよくある。

自然は美しいだけでなく、力強さも示す。それらを広く知らせ残すために、「ジオパーク」があり、世界だけでなく、国内のレベルでも認定されている。日本の地質に絞り込むと、日本地質学界が都道府県別に作成した「県の石」がある。さらに「鉱物」についても次のように選ばれている。最近では、千葉県の「千葉石」が見つかっている。

本ブログで、一昨日(5/10)、イ・ソンヒのコンサート予約を無事にお願いできたことを触れたものの、「地質の日」だったのを記さなかった。あわてて、今日載せたわけだ。


■ 「県の石」(日本地質学会) ・・・ 鉱物の「主要産地」名で、         のものは行ったことがある。(少ない!)











支部 都道府県名  岩石 鉱物 化石

岩石名 主要産地 鉱物名 主要産地 化石名 主要産地

北海道 北海道 かんらん岩 様似町 砂白金 北海道中軸部 アンモナイト 北海道中軸部(空知,留萌,日高など)

東北 青森県 錦石(鉄分を含む主に玉髄からなる岩石) (全域) 菱マンガン鉱 尾太鉱山 アオモリムカシクジラウオ 青森市

  岩手県 蛇紋岩 早池峰山 鉄鉱石 釜石市 シルル紀サンゴ化石群 大船渡市樋口沢

  秋田県 硬質泥岩 男鹿市船川港女川など,女川層分布地域 黒鉱 北鹿地域 ナウマンヤマモモ (特定の場所無し)

  宮城県 スレート 登米市登米,石巻市雄勝 砂金 のの岳,涌谷 ウタツギョリュウ 南三陸町歌津

  山形県 デイサイト凝灰岩 山形市山寺 ソロバン玉石(カルセドニー) 小国町 ヤマガタダイカイギュウ 大江町大江町三郷甲,用地区の最上川川床

  福島県 片麻岩 阿武隈高原 ペグマタイト鉱物 石川町 フタバスズキリュウ いわき市大久町

関東 茨城県 花崗岩 八溝山地南部 リチア電気石 妙見山 ステゴロフォドン 常陸大宮市

  栃木県 大谷石(凝灰岩)            宇都宮市大谷町 黄銅鉱 足尾銅山 木の葉石(植物化石) 那須塩原市塩原

  群馬県 鬼押出し溶岩(安山岩) 浅間山鬼押出し 鶏冠石 西牧鉱山 ヤベオオツノジカ 富岡市

  埼玉県 片岩    長瀞町 スチルプノメレン 長瀞町 パレオパラドキシア 小鹿野町,秩父市大野原

  東京都 無人岩 小笠原諸島 単斜エンスタタイト 小笠原諸島 トウキョウホタテ (特定の場所無し)

  千葉県 房州石(凝灰質砂岩・細礫岩)     鋸山 千葉石 房総半島 木下貝層(きおろしかいそう)の貝化石群 印西市木下

  神奈川県 トーナル岩 丹沢山地 湯河原沸石 湯河原町 丹沢層群のサンゴ化石群 丹沢山地

中部 新潟県 ひすい輝石岩 糸魚川市青海,小滝 自然金 佐渡金山遺跡 石炭紀−ペルム紀海生動物化石群 糸魚川市青海の青海石灰岩

  富山県 オニックスマーブル(トラバーチン) 宇奈月地域 十字石 宇奈月 八尾層群の中新世貝化石群 八尾市

  石川県 珪藻土(珪藻泥岩) 能登半島 霰石 能登町恋路 大桑層の前期更新世化石群 金沢市大桑町

  福井県 笏谷石(火山礫凝灰岩) 足羽山 自形自然砒 赤谷鉱山 フクイラプトル キタダニエンシス 勝山市北谷

  静岡県 赤岩(凝灰角礫岩) 富士火山宝永火口 自然テルル 河津鉱山 掛川層群(大日層)の貝化石群 掛川市,袋井市

  山梨県 玄武岩溶岩 富士火山青木ヶ原 日本式双晶水晶 乙女鉱山 富士川層群の後期中新世貝化石群 身延町など

  長野県 黒曜石 和田峠 ざくろ石 和田峠 ナウマンゾウ 野尻湖

  岐阜県 チャート 木曽川(鵜沼-坂祝),飛水峡,金華山 ヘデン輝石 神岡鉱山 ペルム紀化石群 大垣市赤坂金生山

  愛知県 松脂岩 鳳来寺山 カオリン 瀬戸市 師崎層群の中期中新世海生化石群 知多半島

近畿 三重県 熊野酸性岩類 三重県東紀州地域 辰砂 丹生鉱山 ミエゾウ 津市・亀山市・鈴鹿市・伊賀市・桑名市

  滋賀県 湖東流紋岩 滋賀県南東部 トパーズ 田上山(大津市) 古琵琶湖層群の足跡化石 湖南市野洲川河床

  京都府 鳴滝砥石(前期三畳紀珪質粘土岩) 京都市右京区 桜石(菫青石仮晶) 亀岡市 綴喜層群の中新世貝化石群 宇治田原町

  兵庫県 アルカリ玄武岩 玄武洞 黄銅鉱 明延鉱山 丹波竜(タンバティタニス アミキティアエ) 丹波市山南町,篠山川河床

  大阪府 和泉石[和泉青石](砂岩) 和泉山脈 ドーソン石 泉南 マチカネワニ 豊中市芝原の待兼山丘陵(大阪大学豊中キャンパス)

  奈良県 玄武岩枕状溶岩 玉置山山頂,吉野郡川上村深山の吉野川河床、川上村下多古,十津川村折立など ざくろ石 二上山 前期更新世動物化石 馬見丘陵(広陵町~河合町)

  和歌山県 珪長質火成岩類 潮岬地域の橋杭岩,古座川弧状岩脈の一枚岩,虫喰岩など サニディン 太地町 白亜紀動物化石群 有田川流域(有田川町など)

四国 香川県 讃岐石(古銅輝石安山岩) 五色台 珪線石 猫山 コダイアマモ 阿讃山脈

  徳島県 青色片岩 眉山-高越地域 紅れん石 眉山 プテロトリゴニア 勝浦川流域(勝浦町,上勝町)

  高知県 花崗岩類(閃長岩) 足摺岬 ストロナルシ石 高知市蓮台 シルル紀動物化石群 横倉山(越知町)

  愛媛県 エクロジャイト 東赤石山周辺 輝安鉱 市之川鉱山 イノセラムス 宇和島周辺,松山~四国中央

西日本 鳥取県 砂丘堆積物 鳥取砂丘 クロム鉄鉱 日南町多里 中新世魚類化石群 鳥取市国府町宮下

  島根県 来待石(凝灰質砂岩) 松江市宍道町 自然銀 石見銀山 ミズホタコブネ (県内各地,模式地松江市玉湯町布志名)

  岡山県 万成石(花崗岩) 岡山市 ウラン鉱 人形峠 成羽植物化石群 高梁市成羽町

  広島県 広島花崗岩 広島県南部 蝋石 庄原市勝光山 アツガキ 三次・庄原地域(備北層群)

  山口県 石灰岩 秋吉台 銅鉱石 長登鉱山 美祢層群の植物化石 美祢市

  福岡県 石炭 筑豊地域 リチア雲母 福岡市長垂 脇野魚類化石群 北九州市,直方市,宮若市

  佐賀県 陶石(変質流紋岩火砕岩) 有田町 緑柱石 富士町杉山 唐津炭田の古第三紀化石群 佐賀県西部

  長崎県 デイサイト溶岩 雲仙岳 日本式双晶水晶 奈留島 茂木植物化石群 長崎市茂木町

  大分県 黒曜石 姫島 斧石 尾平鉱山 更新世淡水魚化石群 玖珠盆地(九重町野上)

  熊本県 溶結凝灰岩 阿蘇山周辺 鱗珪石(トリディマイト) 熊本市島崎の石神山 白亜紀恐竜化石群 天草市,御船町

  宮崎県 鬼の洗濯岩(砂岩泥岩互層) 青島海岸 ダンブリ石 土呂久鉱山 シルル紀−デボン紀化石群 五ヶ瀬町祇園山

  沖縄県 "琉球石灰岩" (全域) リン鉱石 沖大東島 港川人 八重瀬町字長毛

  鹿児島県 シラス(主に入戸火砕流堆積物) (島嶼部を除くほぼ全域) 金鉱石(自然金) 菱刈金山 白亜紀動物化石群 甑島・獅子島