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2016年9月16日金曜日

(資料) 慶州の地震と断層

先日、12日に慶州市で発生したM5.8の地震について記したが、震源地付近を縦断する断層について、朝鮮日報記事(日本版+韓国版)、「東日本大地震時に揺れた梁山断層 - 7.0の強震も起りうる」(9/1​​3 03:05 ⇒ 9/1​​3 09:24修正、パク・コンヒョン記者 , イ・ヨンワン科学専門記者)は、次のように紹介している。(抜粋)

(本ブログ関連: ”(資料)朝鮮半島の最大の地震”、”(参考) 韓国南東の蔚山沖でM5.0の地震発生”)

(参考)
地震、活断層と原発について、朝鮮日報のグラフィックニュース「原発、地震無風地帯ではない」は、「(韓国)国内原子力発電所 現況」を図示している。

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・12日午後、慶尚北道慶州市近くで発生した大型地震について、韓国国内の地震専門家らは「もう韓半島(朝鮮半島)も地震の安全地帯という固定観念を捨てなければならない」と口をそろえた。

・韓国地質資源研究院のイ・ユンス博士は「今回の地震は簡単に言えば韓半島西側にある地殻プレートであるインドプレートと東側の太平洋プレートがぶつかって起こったと言える」と語った。地球は液体状態のマントルの上で巨大な陸地である地殻プレートが接し合っている状態になっている。両側から地殻プレートが押し合うと、弱い所が上下にずれるしかなくなる。その場所こそ今回地震が発生した地域にある「牟梁断層(모량단층)」と「保寧断層 ⇒ 梁山断層(양산단층)」ということだ

(記事中図版) 慶州の大型地震 どのように起った  ← (付近の活断層を図示している)
     ★梁山断層(양산단층)
     ★牟梁断層(모량단층)
        東莱断層(동래단층)
        日光断層(일광단층)
        蔚山断層(울산단층)

・断層とは、外部の力を受けた陸地が二つに断裂してずれたもののことだ。今回の地震は東側の陸地が断層で西側の陸地の上に載って起こった。イ・ヨンス博士は「まず『牟梁断層』で地震が発生、続いて東側の『梁山断層』でも地震が起きたものとみられる」と言った。

・地質学界では「『韓半島は地震安全地帯だ』という固定観念を捨て、地震に関するシステムを全面的に再編すべきだ」という声が強い。今回の地震が発生した慶州一帯の「梁山断層」地域は過去にも地震が発生した記録がある。同研究院のソン・チャングク地震災害研究室長は「地震は、過去に地震発生の記録がある地域で再び発生するのが一般的だ。今回地震を起こした『梁山断層』はいつでも地震を引き起こす可能性がある活断層。これまでの分析では韓半島で起こり得る最も大きな地震はM6.5程度で、一部の学者はM7.0も発生の可能性があると考えてきた。ただ、いつ、どこで地震が発生するかについて予測するのは難しい状況だ」と語った。

・科学者らは「韓半島の地質分析や地震予測システムを全面的に再検討すべきだ」と口をそろえる。今回地震が発生した「梁山断層」は、その近くの原子力発電所建設などにより詳しい調査が何度も行われた場所だ。しかし、従来の方法では10キロメートルよりもっと深い地下で起こる地震の可能性を詳しく分析・予測するのが難しい

韓国では現代的な地震観測が始まって以降、最も強い地震9つのうち4つが最近2年間に集中して発生しているだけに、今後さらに大きな地震が起きる可能性は捨てきれないと言われている。韓国地質資源研究院のソン・チャングク室長は「韓国で地質調査が行われているのは一部地域だけだ。これを機に全国的な調査を急ぐべきだ」と提言した。
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2013年2月7日木曜日

立川断層帯2013

立川断層(帯)といえば、以前、地震についての市民講座で当面問題ないだろうという話しだったが、一昨年の政府の地震調査委員会による活断層見直しの結果、地震発生確率が高まった。
現在、立川断層の調査が行なわれていて、その成果の一部が次のように報じられた。(抜粋)

(本ブログ関連:"立川断層")

★TBS News: 「8万6000棟倒壊の想定も、『立川断層』を公開」(2/6)・・・TV映像で分かりやすく紹介

★東京新聞: 「『立川』横ずれ断層か 大規模掘削 地震の頻度など調査へ」(2/7)・・・写真・地図あり
・マグニチュード(M)7級の首都直下地震を起こす可能性があるとされる立川断層帯の活断層面が東京大などの大規模掘削調査で確認され、6日に東京都武蔵村山市の調査地で公開された。

・断層が確認されたのは東京都立川市と武蔵村山市にまたがる日産自動車村山工場の跡地。東西250メートルにわたって幅30メートル、深さ10メートルの溝を掘ったところ、多摩川に運ばれた砂利が堆積した3万~5万年前の地層の中に、団子状の粘土が挟まった地震活動の跡が見つかった

現れた断層は垂直に近い急角度で、従来想定されていた地層が上下方向にずれる「逆断層」ではなく、水平方向にずれる「横ずれ断層」である可能性があるという。東京大地震研究所の石山達也助教は「今回は断層がどこに存在するかを明確にするのが目的。地震の頻度などは今後の調査で情報を得たい」と説明する。

・掘削調査は2月中に終了するが、引き続き地盤を機械で振動させる人工地震による地下探査などで2014年度まで集中的に調べ、どんな地震を起こす可能性があるかを予測する

・<立川断層帯>埼玉県飯能市の名栗断層と、東京都青梅市から府中市までの立川断層からなる。全体の長さはおよそ33キロ。政府の地震調査委員会は今後30年間の地震発生確率を0.5~2%と推定するが、東日本大震災の影響で発生確率が高まったとされる。マグニチュード(M)7.4程度の地震を起こす可能性もあるとされる。


(付記)
Q.今回調査から、縦ずれでなく、横ずれと分かったそうだが、地震の規模に違い(影響)があるのだろうか?
    (NHKニュースでは、断層は(横ずれ+縦ずれ)の合成だそうで、震災への影響も大きそう)
Q.立川断層帯=(立川断層+名栗断層)、だそうだが、立川断層≠名栗断層なのか、同一なのか?
Q.2014年までの調査で、地震発生確率の精度に効果が期待できるか?

ところで、当地で(生きている間に)地震に遭遇したら、震度6弱は免れない。つまり、立っていることが困難になり、耐震性のない家は倒壊するものがあり、一部の列車に脱線の可能性が出ることになる・・・以前なら、まるで映画のようといったが、今回の東日本大震災以降、絵空ごとといなす余裕はない。

2016年10月1日土曜日

(参考) Hi-net自動処理震源マップ

私たちには、地震や津波の自然災害(天災)に対する警戒や対処について、次の言葉が知られている。
・「天災は忘れた頃にやってくる」(明治・大正期の物理学者 寺田の言葉)
・「津波んでんこ」(東北の古い表現ながら、'90に新しい標語として確立)

寺田彦の言葉は、今では当り前過ぎて、ニュースなどでわざわざ話題に採りあげられることは少ない。日常感覚に完全に刷り込まれているからだ。だからこそ、防災や避難に目を向け、「津波てんでんこ」の言葉は真に迫ってくる。

最近、気になることがある。日本海側に地震発生が発生していることだ。防災科学技術研究所の「Hi-net自動処理震源マップ」で、8/31~9/30の間の震源図を見ると、そんな傾向を感じる。

(参考) Hi-net自動処理震源マップ(最新30日間: 8/31-9/30)

国立研究開発法人 防災科学技術研究所<地震津波火山ネットワークセンター>の「高感度地震観測管理室」が作成。
「気象庁一元化震源要素(2日前以前)および,Hi-net地震観測システムによる 自動処理結果(前日・当日)の震源要素を使用して作成しています」とのこと。

この1ヶ月間(8/31-9/30)については、琉球諸島を北上し、九州地方熊本県を通り、中国地方鳥取県・兵庫県、北陸地方の新潟県(佐渡)、そして北海道へ抜ける、日本海側に(震源の浅い)地震が発生している。

日本海側の地震に対応するように、韓国の慶州でも地震が発生した。素人判断では、主として太平洋側のプレート境界を意識するが、日本海東縁変動帯の歪みも活発化しているのだろうか・・・以前と比べる知恵もないけれど気になるところだ。

(追記)
朝鮮日報は、慶州地震の活断層について、「南北方向だけでなく東西方向にも活断層が存在する」というインタビュー記事、「慶州地震:東大名誉教授 『今後の本震が起きる可能性も』」(9/28、ソン・ホチョル記者)を掲載している。(抜粋)

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 日本を代表する地震専門家の笠原順三・東京大学名誉教授(74)は「今後3-4カ月くらいに慶州地震の震源地の東方で今回の地震よりも強い地震が来る可能性がある」と警告した。半月前に慶尚北道慶州市で発生したマグニチュード(M)5.8の地震は、さらに強い本震の前震だという見方だ。

 笠原氏は26日、ソウル・太平路の朝鮮日報本社で行われたインタビューで、「この1カ月間の韓半島(朝鮮半島)における地震を集中的に研究したところ、韓国はもはや地震安全国ではないという結論に至った」として、上のように発言した。そして、「韓国は今後また大きな地震が来た時に備えて対策を講じるべきだ」と述べた。この見解は韓国気象庁の発表とは正反対だ。気象庁は22日、「今後の本震(慶州で発生したM5.8の地震)よりも大規模な地震が起こる確率は低い」と発表している。
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 第一の根拠は、韓半島には南北方向だけでなく東西方向にも活断層が存在するということだ。・・・。韓国の専門家たちは、慶州付近で南北に走る梁山断層を今回の地震の原因と見ている。だが、笠原氏は「この地域における震源の過去1カ月間(8月24日-9月23日)の分布を見ると、南北ではなく東西に長く走っている。この付近で最近、相次いで大小の地震が発生しており、強い本震もこの線上で発生する可能性がある」と語った。

 第二の根拠は、9月12日の慶州地震に先立つ7月5日にも蔚山地域でM5の地震が発生していることだ。これまで地震がほとんどなかった蔚山と慶州で2カ月間にM5以上の地震が相次いで発生したことも、強い本震の前兆だと解釈すべきだという。・・・
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 第三の根拠は、5年前に発生した東日本大震災(M9)の影響だ。・・・例えば、韓半島で強い地震が2回(1643年・蔚山M7、1681年・襄陽M7.5)発生した時、日本では1707年に宝永地震(M8.5)が発生したという。

 笠原氏の主張は、日本の東に位置する太平洋プレートの北上を根拠にしている。太平洋プレートは年に平均10センチメートルずつ北西方向にずれ、日本列島と韓半島が載っているユーラシアプレートにぶつかるため、地下に巨大なエネルギーが蓄積されているというのだ。このエネルギーが広範囲で大地震を引き起こすと説明している。

 その上で、「韓半島の地震の特徴は、日本の地震より震源が浅いことだ。同じ規模の地震なら、被害は韓国の方が大きくなる可能性がある」と言った。事実、日本の震源の深さは、通常80-100キロメートルだが、韓国は5-15キロメートルしかない。

 同氏は「地震予測は非常に難しく、特に発生時期は誰にも当てられない」と言いながらも、「発生時期の予想は違っても、『どの地域にどれくらいの強さの地震が発生する可能性が高いか』という分析は可能だ。私の予測が外れればいいのだが、外れなかったとしても、被害を最小限に食い止めるのにこの警告を役立ててほしい」と言った。
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2021年2月13日土曜日

「KLONDIKE」レベルついに「マスター」・・・と思ったら<地震>

Windows10版(Microsoft Store)のフリーゲームソフト「Microsoft Solitaire Collection」のひとつ、「KLONDIKE」(=「ソリテア」)のレベルが、「天才」から「マスター」*にアップしたと思ったら、なんと地震。
(*)マスターの響きから、「スタウォーズ」のジェダイが持つ「フォース」の力をつい感じてしまったのだが。



その時、Chromeの機能拡張「緊急地震速報 by Extension」による、福島県沖地震速報の「小窓」がデスクトップ上に表示された・・・揺れはまだなかった。

少しして振動が始まった。やがて強い横揺れが襲ってきた。揺れはしばらく続いた。
気象庁の地震速報は、当地の震度を「3」と報じたが、体感は「4」といっていいほどで、先行きが心配になった。10年前の3月11日に発生した「東日本大震災」を思わず想起した。それに次ぐ揺れを感じた。

(本ブログ関連:”東日本大震災 ①”、”東日本大地震”)

なお、同震源の近傍で余震が続いている。


(気象庁)各地の震度に関する情報
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令和3年2月13日23時13分 気象庁発表

13日23時08分ころ、地震がありました。
震源地は、福島県沖(北緯37.7度、東経141.8度)で、震源の深さは約60km、地震の規模(マグニチュード)は7.1と推定されます。
この地震により、日本の沿岸では若干の海面変動があるかもしれませんが、被害の心配はありません。
この地震について、緊急地震速報を発表しています。

この地震により観測された最大震度は6強です。
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2021年2月14日日曜日

地震会見余聞

昨晩(23時08分ころ)福島県沖で発生した地震について、日をまたいだばかりの本日深夜、気象庁はメディア向け地震会見を開いた。その席で発表された担当官(地震火山部管理課地震情報企画官)が鎌谷紀子氏だった。こんな時間にもかかわらず、女性が説明したのは記憶にない・・・もちろん女性記者も出席していた。

会見で「東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)」との関係(=余震活動)についても、発表資料をもとに説明された。記者から「余震」の根拠について質問があがったのはいうまでもない。
発表資料*: 令和3年2月13日23時08分頃の福島県沖の地震について -「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第89報)-
(*) https://www.jma.go.jp/jma/press/2102/14a/kaisetsu202102140110.pdf 

(本ブログ関連:”東日本大震災”、”東日本大地震”)

最近、地震会見で気になることがある。
・記者が、発表資料以上に知りたいことと、発表者の担当範囲とが一致しているだろうか。
・記者席側の映像も表示してはどうだろう・・・若手記者の知識・意欲のためにも。
・リモートで会見すれば、ベテラン記者も参加できる・・・メディア自体の実力まで測れるが。

ところで女性向けと思われる、まとめサイト「まとめまとめ」(2021年02月14日更新)**を見ると、地震会見を担当した鎌谷氏への賛意だけでなく、彼女の経歴についてもよく調べたなと思うほどの情報が載っていたのに驚いた。
(**) https://matomame.jp/user/FrenchToast/8dc5555a947d0f71bd8b 

2011年12月30日金曜日

大地震の記憶

今年3月11日(金)、14時46分18秒、東日本を襲った大地震により、とりわけ東北地方は多大の人命被害を被った。この東日本大震災に伴い、福島の原発による放射汚染も尋常ではない。

地震についていえば、今さら記録をたどってもしょうがないが、3月9日、10日に三陸沖に地震が集中していた。当時、そのことが話題になっただろうか。地震情報を見返すと、残念でたまらない。
(Yahoo地震情報: 3月9日、10日、11日

我が家も地震の影響を受けた。通り路に面した大谷石の塀が倒れたのだ。激しい振動に家の中にいて気付かなかったが、揺れが収まったとき、ご近所に教えられて驚いた。石塀がそっくり板を横に倒したように路面に敷き詰められていたのだ。
いつも可愛い声をして遊んでいるご近所の子どもたちが、下敷きになってはいないかと思い浮かべた瞬間、手が震えた。倒壊の状況から、そんなはずはないと理解しながらも、石の破片を路の隅に寄せるまで不安はおさまらなかった。そして、問題がないことがわかったとき、やっと安堵したことを忘れられない。
夕方、ようやく市役所と電話がつながり、倒れた石塀の処置について相談することができた。

いつもの路に、ご近所の子どもたちが書いた幼いチョーク絵を見るにつけ、本当に運がよかったと思っている。

2023年3月11日土曜日

朝、僅差の間に地震2つ

歳をとると目覚めるのが早い。早朝うつらうつらしていたとき、小刻みな揺れを感じた。少し長めに揺れて(体感)震度2程度に感じた。地震と気づき、急いで急いでテレビをつけた。

テレビ画面の上側に、地震速報のテロップが表示された。震源が北海道の日高地方東部という。遠い地震を東京で感じたとは・・・とても驚いた。もしかしたら、大規模地震が発生したかもしれないと不安になったが・・・、それにしても。マグニチュードが驚くほどではない。

気象庁発表: 震源・震度情報(2023年03月11日05時17分発表)
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地震の発生日時: 03月11日05時12分頃
震央地名: 日高地方東部
深さ: 60km
マグニチュード: M4.8
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ところが、しばらくして、もう一つの地震速報のテロップが流れた。それによると、震源は千葉県北西部というのだ。北海道日高地方東部と千葉県北西部の地震発生時刻が、1分差でしかない。ということは、体感した地震は千葉県北西部のものだったことになる。

気象庁発表: 震源・震度情報(2023年03月11日05時19分発表)
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地震の発生日時: 03月11日05時13分頃
震央地名: 千葉県北西部
深さ: 70km
マグニチュード: M4.2
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気象庁の「震源・震度情報」を見ると、当地は震度2となっている。震度1の地域と入れ混んでいる理由はよくわからないが、体感の2と合っている(もちろん寝起きに感じたもので朧げなものだが)。


きょうは「東日本大震災」が発生して12年目になる。あのとき私なりに経験した、あのなまなましい記憶は忘れられない。

(本ブログ関連:”2011年3月11日金曜日”、”東日本大震災”)

東日本大震災の名称に落ち着くまでに、「東北地方太平洋沖地震」など各種の呼称があった。本ブログではその時期の呼称に合わせて登録しているため、網羅的に本ブログ関連として検索することができない。

2011年8月10日水曜日

立川断層帯(続)

毎日新聞「毎日jp」の記事「地震:『首都直下』高まる危機 東日本大震災で地殻変動」(8/10)は、首都直下地震のなかで、特に立川断層帯(名栗断層と立川断層から構成)について次のように記している。

・(東日本)大震災後、特に注目されているのが「立川断層帯」(埼玉県飯能市~東京都府中市)だ。政府の地震調査委員会は7月までに、国内106の主要活断層のうち、同断層帯を含む四つの活断層で地震発生確率が高まったと公表した。・・・
・立川断層帯は長さ約33キロで、予想される地震の規模はM7.4。東京都国立市、立川市などで震度6強以上、23区西部でも震度6弱が想定され、都内を中心に6300人の犠牲者が出るという国の推計もある。震災前の予想では、30年以内に発生する確率が0.5~2%で、主要活断層の中ではやや高い。今回それが何%上がったかは算出できていない。地震調査委員会委員長の阿部勝征・東京大名誉教授は「階段に例えれば、一段上がったのは間違いない。ただ、何段上がると地震の階に行くのかが分からない」と話す
・一方、地震予知連絡会会長の島崎邦彦・東京大名誉教授は「いつ起きても不思議ではない」と語る。立川断層帯の平均活動間隔は1万5000~1万年で、最後に動いた時期は約2万~1万3000年前。「『満期』に近い状態」(島崎さん)だ
・島崎さんは警告する。「起きたらとんでもないものが足下にある。今対策をとらずにいつやるのか」

(本ブログ関連:立川断層帯、2010/9/282011/6/117/24

(追記)
孫娘の退院手続きがすんだとの知らせがあった。家族そろったにぎやかな生活が始まるだろう。元気な孫たちをまた見に行きたい。

2024年3月11日月曜日

東日本大震災から13年目、映画「ゴジラ -1.0」 アカデミー賞受賞

■ 東日本大震災から13年目

13年前のきょう、東北地方太平洋岸を「東北地方太平洋沖大地震」(東日本大震災)が襲った。震災当日、関東のこの地も大きく揺れ、わが家の大谷石塀が崩れた。そして翌日、津波災害のあまりの巨大さを(テレビ画面を通して)目の当たりにすることになった。死者数は、戦後最大の2万2200人以上に達した。
今年の元旦の「能登半島地震」もそうだった。被災状況を翌日、更に翌日へと重ねて実情を知り驚く。逃げ場のない現地、交通隘路の困難の中、現地に向かう救助活動のむつかしさを知った。被害は甚大だった。

(本ブログ関連:”東北地方太平洋沖地震東日本大震災)”、”能登半島地震”)

自然災害は繰り返し続いてきたし、これからも起こるだろうけれど、直面したらどのよう行動をするか心もとないのが正直なところ。(愚かなことだが、考えたくない面もある)
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■ 映画「ゴジラ -1.0」 アカデミー賞受賞

昨年の師走(12月中旬)、久し振りに映画館へ足を運んだ。「ゴジラ -1.0」を見るためだ。子どものころに震えた、あの恐怖感がよみがえった気がした。それほど引き込まれたのだ。
ゴジラの破壊力は、全景にあるのではなく足元だ。むかしの第1作「ゴジラ」(1954年)で見た、尾が街並みをなぎ倒す凄まじさは、夢に現れたほどだ。今回それが再現された。
というわけでスクリーンに興奮して、ゴジラ映画ひいきになった。見たもの誰もが共感し絶賛した。

(本ブログ関連:”ゴジラ”)

日本アカデミー賞で「最優秀作品賞」を受賞、さらには技術スタッフに大いに栄誉が贈られた。もっともっと期待した面もあるのだが納得。
そして、米国アカデミー賞で「視覚効果賞」にノミネートされ、受賞をおおいに期待した。結果、望んだ通りになった。同時に、「長編アニメーション賞」で、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が受賞したことも合わせて、まさに爽快、快挙だった。

ところで、山崎貴監督のこれまでの作品(原作)について、これまであからさまな立ち位置にいたメディアや「評論家」たちは、受賞をどう説明をするのだろうか。

◎ 日本アカデミー賞
第47回 「日本アカデミー賞」(令和6年、2024年3月8日、東京)
映画ナタリー記事:
「第47回日本アカデミー賞(2024年)受賞結果まとめ」(2024年3月8日 20:00 31、映画ナタリー編集部)
- https://natalie.mu/eiga/news/564145
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最優秀作品賞                      『ゴジラ-1.0』(山崎貴)
最優秀アニメーション作品賞 『君たちはどう生きるか』(宮崎駿)
最優秀監督賞                      ヴィム・ヴェンダース - 『PERFECT DAYS』 他
最優秀脚本賞                      山崎貴 - 『ゴジラ-1.0』
最優秀主演男優賞                役所広司 - 『PERFECT DAYS』
最優秀主演女優賞                安藤サクラ - 『怪物』
最優秀助演男優賞                磯村勇斗 - 『月』
最優秀助演女優賞                安藤サクラ - 『ゴジラ -1.0』
<技術>
最優秀撮影                         柴崎幸三 -『ゴジラ-1.0』
最優秀照明賞                      上田なりゆき -『ゴジラ-1.0』
最優秀音楽賞                      上原ひろみ - 『BLUE GIANT』
最優秀美術賞                      上條安里 - 『ゴジラ-1.0』
最優秀録音賞                      竹内久史 - 『ゴジラ-1.0』
最優秀編集賞                      宮島竜治 - 『ゴジラ-1.0』

◎ 米国アカデミー賞
第96回「米アカデミー賞」(2024年3月10日(日本時間11日朝)、ロサンゼルス)
朝日新聞デジタル記事:
①「「ゴジラ-1.0」がアカデミー賞視覚効果賞 日本映画で初」(五十嵐大介 2024年3月11日 9時50分)
- https://www.asahi.com/articles/ASS393C5ZS36UHBI03Y.html?ref=tw_asahi_kokusai
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第96回米アカデミー賞の授賞式が10日(日本時間11日朝)、ロサンゼルスで開かれ、山崎貴監督の「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」が視覚効果賞*を受賞した。同賞の受賞は日本映画として初めてとなる。
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(*)米アカデミー賞の視覚効果賞受賞で、アジア初(米国以外でも)の受賞となった。

②「視覚効果賞の山崎貴監督「我々にもチャンスがある証」」(五十嵐大介・平岡春人 2024年3月11日 10時18分)
- https://www.asahi.com/articles/ASS385DJTS38UCVL02C.html?iref=pc_extlink
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「ゴジラ-1.0」は、第2次世界大戦直後の東京を舞台に、ゴジラと元特攻隊員らのたたかいを描いた作品。視覚効果賞はスタッフが受賞するケースがほとんどで、監督の受賞は「2001年宇宙の旅」のスタンリー・キューブリック以来、2人目の快挙となった
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2015年9月12日土曜日

早朝の地震(震度4)

早朝、うつらうつらしているところ、いきなりドンと揺れた。来た!と一瞬身構える。立て続けに、ドドドと部屋が振動する。昨晩から付けっぱなしのテレビ画面の中で、司会者たちが地震を伝えた。横になったままどうすることもできない。体感震度は優に4を越えていたが・・・。

何かが落ちたらしい。机の小さな本立てに無造作に積んだ書類がずり落ちたようだ。そんなものだった。幸い家財道具が倒れるほどでもなかった。充分目覚ましできていないときだけに、東日本大震災の恐怖がよぎった。

(本ブログ関連:”東日本大震災”)

テレビのチャンネルを次々切り替える。栃木・茨城・宮城各県の大雨のときもそうだったが、NHKの情報発信の初動に、さすが公共放送とその役割を認識する。どうやら、地元は震度4、近隣の街では最大の5弱だったようだ。

平成27年09月12日05時54分 気象庁発表
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12日05時49分頃地震がありました。
震源地は東京湾(北緯35.5度、東経139.8度)で、震源の深さは約70km、地震の規模(マグニチュード)は5.3と推定されます。
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テレビ解説によれば、心配される首都直下型大地震と比べて震源の深さがより深いため、別のものと説明された。私にしてみれば、ただ恐れおののくばかりだったが・・・。

(付記)
今日、国勢調査の案内資料をもらった・・・ネット記入は便利だ。

2015年4月28日火曜日

地震について

東日本大震災で、現地とは比較にならないが、揺れの凄まじさをこの地なりに経験した。地震の瞬間、身動きできぬ無力さを実感したし、震災の情報が伝わるたび、恐怖は後から来た。

(本ブログ関連:”地震”)

ネパール大地震は、プレートが衝突して作り上げた世界最大の高地で発生した。エベレストの高さに圧倒されるとき、実はその地下で巨大なエネルギーが今も衝突している。マントルのうねりがある限り、プレートは止まらない。
被災者の数が次第に増えている。もどかしさを感じる。国連によると、ネパール(人口2780万人)の800万人が被災したと推計されるという。つらいことだが、亡くなった方の数は考える以上だ。

自然災害となれば無力さがますます増す。次は私たちの番かもしれないからだ。凡俗の身には、悟りも生き方も分かるはずもない。一度経験すると強くもなるし弱くもなる。

地震のおびえを知らない、次の世代の方が強く生き抜くことができるかもしれない。恐怖は遺伝子に閉まっておこう。

2016年9月19日月曜日

(参考) 韓国原発密集地域の地震

祝日の「敬老の日」の今日、先週土曜日から数えると実質3連休のようなもの。しかし、近傍の休日の「秋分の日」は、明々後日(9/22)となるため、連休が続かない。ハッピーマンデー制度を活用した「敬老の日」だが、「秋分の日」の休みと隔たり、今年の「シルバーウィーク」は少々残念のよう。一日中、小雨止まず。

ところでお話し変わって、先日(9/12)の韓国慶州市付近で発生した地震による、同地域沿岸に密集する原子力発電所への影響について、ハンギョレ新聞(日本語版)の記事、「韓国の原発は密集度世界1位、古里原発の周辺人口は福島の22倍」(9/19、ファン・ボヨン記者 / 韓国語版、9/13)は、東日本大震災の福島原発の破損と対比しつつ、次のように解説している。(抜粋、一部改行)

(本ブログ関連:”韓国の地震 ”、”原子力発電所”、”3.11東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災)”)

(追記) 本日(9/19)午後8時33分58秒:  慶州市付近で M4.5 の<余震>発生
           - 聨合ニュース、「韓国・慶州付近でM4.5の余震 ソウルなど全国で揺れ」(9/19

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古里原発8基「世界最多」にもかかわらず/政府は2基追加建設を承認 
半径30キロ圏内に380万人が居住 
月城原発、ハンウル(旧蔚珍)原発、ハンビッ(旧霊光)原発も10位以内 

25基のうち19基が集中している東南部一帯に/60あまりの活断層が分布 
「強震に襲われれば大災害」警告

(図) 原発密集地帯周辺の地震(規模5.0以上)現況と世界上位10位の密集原発団地

        慈仁断層(자인단층)
        密陽断層(밀양단층)
     ★梁山断層(양산단층)
     ★牟梁断層(모량단층)
        延日構造線(연일구조선)
        東莱断層(동래단층)
        日光断層(일광단층)
        蔚山断層(울산단층)
        大韓海峽断層(대한해협단층)   ← 大韓海峽=対馬海峡の韓国側名称

・12日夜に発生した観測史上最大規模の地震は、韓国の原子力発電所(原発)の密集度が世界で最も高いということが重なり一層不安を高めている。韓国は原発の国土面積当たりの設備容量はもちろん、(原発)団地別の密集度、半径30キロメートル以内の人口などすべて世界1位だ。・・・

・世界で原発は30カ国189団地448基が運営されている。13日、原子力安全委員会が2014年に国会に提出した資料「原発密集度国際比較」によると、
韓国は国土面積9万9720平方キロメートルに、8万721メガワットの発電容量の原発を稼動しており、密集度が0.207だった原発を10基以上保有している国の中で最も高い
- 2位の日本は0.112で韓国の半分の水準だ。
- 原発100基を運営し、最も多くの原発を保有する米国も密集度は0.01であり、韓国の20分の1に過ぎない。
この比較を進めていた当時、韓国は原発23基を運営中だったが、現在は25基に増え、密集度は0.282(今年6月基準。エネルギー正義⇒定義行動分析)となり、より高くなった。

・原発団地別に見た密集度はさらに深刻だ。環境団体グリーンピース・ソウル事務所は「8基ある古里原発はすでにカナダのブルース原発とともに世界最多の原子炉密集団地というタイトルを持つ」と明らかにした。特に設備容量を基準にした場合、古里原発は8260メガワットであり、ブルース原発(6700メガワット)を凌駕する。古里原発は半径30キロメートル以内の人口も380万人にのぼる。「全世界で原発が6基以上集まっている団地の中で、周辺に人間が最も多く住んでいるところ」とグリーンピース側は説明した。古里だけでなく、月城ハンウル(旧蔚珍)ハンビッ(旧霊光)など、韓国の全ての原発団地が世界最多の原子炉密集団地のうち10位以内に入る

・・・・韓国は日本より地震発生率が低い方だが、一度事故が起こればそれによる危険性が数十倍大きくなり得るという話だ。何よりも古里原発の半径30キロメートル以内に住む住民が多いという点に専門家たちは注目している。福島原発(約17万人)に比べると22倍も多い。

・このような事情にもかかわらず、政府は6月に新古里5、6号機の建設許可を承認した。古里の近隣地域にはすでに8基あるが、10基に増えることになる。グリーンピースは「釜山、蔚山、慶州が位置する朝鮮半島東南部地域には、およそ60の活断層がある。地震を引き起こす恐れのある活断層が韓国で最も多く分布しているところに原発を新しく建設するのは危険な決定」と警告する。・・・
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2016年4月10日日曜日

NHKスペシャル「巨大災害」

4/6の日付に変わる深夜、NHKスペシャル「巨大災害 MEGA DISASTER Ⅱ- 日本に迫る脅威 ▽ 地震列島 見えてきた新たなリスク」が再放送され視聴した。寝るのを忘れるほど、驚く内容だった。

(Youtubeに同番組の内容が登録されている)

最近の観測にGPSが使われ、隆起、水平移動が詳細に記録されている。現在、次のような現象が観測されている。

① 3.11「東日本大震災」以降、GPS観測により、日本を含めて、日本海沿岸のロシア・沿海地方、韓国・朝鮮半島、中国・東北地域の地盤がに移動している(Max.5cm)。今まで動いてない地域であり、進行中とのこと。

② 活断層が(痕跡も含めて)発見されない地域でも、地震が発生している。長野県、鳥取県*などの地震例がある。地殻の動きに複雑な原因が推測される。
・プレートは、マントルに地殻を乗せた単なる一枚板というわけではない。GPSにより、同一プレート上でも、エリアによって地表の動く方向が異なることが観測されている。
・すなわち、「プレートが複数のブロックに分かれ、その裂け目で大規模な地震が起きるリスクも指摘されている」という。プレート説が登場した時代と比べて、現在は観測精度があがっている。プレートを細分化してとらえる、「ブロック」という考え方があるようだ。

(*)鳥取県の地震・・・内陸地震の危険性が示された。ところで、従来、地震保険の保険料金が安い(=比較的安全?な)ところだったようだが。(損害保険料率算出機構


(参考)
「関東直下の新しいプレート構造の提案」(2005年6月1日、産業技術総合研究所)
日頃、震源を気にしていた、「通常頻繁に発生する茨城県から千葉県北西部を震源とする地震」の解説に、その地下のプレートが、実は相当に入り組んでいるようだ。

地表にGPS観測点(スポット)を立てることはできたのだが・・・地下のプレートの複雑な動きをどうやって観測するのだろうか。

2025年12月28日日曜日

年末の静けさ、安全さ

昼、食事に出かけた。仕事納めの翌日(12/27)から、街の様子が違う・・・シンとして実に静かなのだ。正月を間近にした、落ちついた風情を感じる。そんなとき、遠くで走る電車の音が小刻みに聞こえてくる。

食後になって、あることに気づいて慌てた。デジカメやポケット図鑑など小間物を入れたショルダーバックを、或る場所に置き忘れて入店していたのだ。急いで支払いを済ませ、置き忘れた場所に戻ったところ、ショルダーバックは紛失することなくそのまま置かれていた。30分近く置きっぱなしにしていたのに。
Youtubeで、日本を旅した外国人の驚きの感想として、忘れ物が無事に返還されたとか、スタバなどのコーヒー店で飲み物を受け取りに行くのに、日本の客は自分のテーブルの上にスマフォを置くという光景とか、そういった話題が取りあげられる。今回、わたしの迂闊さだったが、あらためて日本の安全さに感謝した。

ところで、「東日本大震災」(2011年3月11日)のころ、我が家の前の路地を、木箱に弟を乗せてゴロゴロと引きずって遊んでいる小さな兄弟がいた。地震で、大谷石の塀が倒れたとき、もしかしてあの子たちが下敷きになっていたらどうしようと焦って玄関を飛び出した。幸い何事もなかったが。

住宅街の奥手に、あのときの子どもたちの家がある。久しぶりに近くを通ったとき、ひとりの少年がオートバイのカバーを外して洗浄していた。オートバイは、16歳から乗れるそうで、大地震のとき、小学校入学前の5歳くらいだったのだろうか。今、立派に育っているように見えた。

2021年3月11日木曜日

東日本大震災から10年

きょうで「東日本大震災」から10年がたった。当時の記憶はいまだに鮮明である。

(本ブログ関連:”東日本大震災”、”震災”)

あのとき、いままで経験のない大きな揺れに襲われ、ようやく収まったとほっとした矢先、自宅の大谷石塀が倒壊していると隣人から知らされた。当時、近所で幼い子どもたちの遊び声がしていた・・・最悪の事態が脳裏をかすめた。さいわい何事もなく終わったが、あのときばかり焦りようはなかった。思い返すたび慄然とする。

(本ブログ関連:”地震被害(東北地方太平洋沖地震) 2011年3月11日”)

テレビから流れてくる震災映像には、自衛隊や放送局のヘリコプターによる上空からの撮影だけでなく、被災者ご自身が迫ってくる恐怖と一緒にスマホで撮ったものまで、実に多様で緊迫度ははかりしれない。伝聞でなく、一挙に事態を悟らせる視覚情報にあふれた。

真っ先に浮かんだのは両親を失った子どもたちのことだった。しかし、マスコミがそのこととを真正面から取り組んだのは、随分年数を経てからのように感じた。ひとびとの配慮がそうさせたのか、それともマスコミに取材態度そもそもが備わってなかったのか。
(追記)
ちょうど深夜、NHKで親を失った小学生の子どもたちを取材したドキュメントが再放送された。当時の取材対象である、両親を失った子どもは祖父母の手で、母親を失った子どもは父親の手で育てられていた。限りなく近い肉親による保護が可能なケースであり、番組を見る側にも救いがあった。しかし両親を失ったという、死語になったが戦災孤児のような境遇(社会が大混乱する中に放置される)とは違う。マスコミにとって、見えない事態に光をあてるのはむつかしいのだろう。

2024年8月9日金曜日

(パリ五輪) レスリング女子フリースタイル53キロ 藤波朱理選手 金メダル

パリ五輪で、五輪初出場の藤波朱理選手(20)が、レスリング女子フリースタイル53キロで金メダルを獲得した。「この階級で、東京五輪の向田真優選手に続き、日本勢が連覇を達成した」ことになるという。

今回の金メダルについて、今朝のテレビニュースで知った。
深夜のテレビ視聴は、夏バテのせいか、もはや睡魔への回転ドアになっている。試合と結果がつながらず、認識がグルグルしている。そんなときは眠るに限る。

藤波選手は、霊長類最強と言われた吉田沙保里選手の119連勝を超えた強者で、今も無敗を誇っていて、今回、137連勝に達したそうだ。そんな彼女が、決勝戦で勝利した後、喜んでコーチの父親に飛びついたのをテレビで見たとき、家族の強さを感じた。

きのうは、「日向灘地震」およびその地域が含まれる「南海トラフ巨大地震注意」の報道に、もっぱら関心が向いた。遠隔地の大規模地震で「阪神・淡路大震災」や「東日本大震災」、直近では「能登半島地震」のように、被害状況が当日よりも翌日になって知る経験があっただけに、報道されるたび心配が重なった。

パリ五輪に目を向けようとしても、緊急事態が起これば、せっかくの金メダル選手に申しわけないが、競技に対する関心が薄らいでしまう。それでも、朝のニュースで優勝を知るとうれしくなり、メダリストのアピールポイントや、日本人選手の業績の連続(継承)などに興味が向くものだ。

2011年4月14日木曜日

花粉症

数年振りに、花粉症が再発した。ここひと月のことだ。まず、鼻の奥と喉がひりひりして、次第に鼻が詰まる。目は涙目になり、特に目頭が深みにはまるような《かゆみ》に襲われる。そして、クシャミと鼻水、・・・最悪である。外出時にマスクを必ず着用しているが・・・。
とうとう地元の駅近くにある薬局で、花粉症対応の点鼻薬とうがい薬を購入する。帰り道、喫茶店で点鼻薬をためすと、あら不思議!すぐに鼻詰まりがおさまって通気がよくなった。薬の指示書通り、十分間隔を開けて利用することにしよう。

ところで以前、韓国語の教室で花粉症が話題になったとき、韓国には杉花粉症がないようだと聞いた。韓国の山林は、松の木が多いため、杉花粉による花粉症がないのではということだった。

(追記)
先日(3/11)の大地震(「東日本大震災」)の際、倒れた塀の工事が今日完了した。例年3月は、予約がたて混んでいるため、わが家の工事は今月まで遅れてしまった。


★★★★★ 孫が、妹をあやす父親のそばで、精一杯おどけた格好をして見せる動画が届いた ★★★★★
★★★★★ 孫娘が、栄養一杯に育って、ふっくらマシュマロにようになってきた写真がとどいた ★★★★★

2015年5月29日金曜日

口永良部島新岳が噴火

鹿児島県の南に浮かぶ、屋久島の西にある口永良部島(くちのえらぶじま)で、今日の午前9時59分に、新岳が噴火した。最近、国内であまり見かけない幅広い垂直な黒い噴煙が高く舞い上がり、一部が重みに耐えられず落下して火砕流となった。マグマ爆発といわれている。(災害緊急放送で定評の放送局が、「火砕流」の定義に慎重だったためか、島の地図上に図示するのが遅かったのが気になった)

幸い島民に重大な事故はなかったようだが、全島避難の事態とになり、ほとんどの方が隣りの屋久島へ一時避難している。この先、大変不安なことだろう。(三宅島、大島の事例を思い出す)

素人は、先の東日本大震災の影響を考える。プレートの動きと大規模地殻変動を想像し、近々の地震噴火を結び付けてしまう。この時期、地震火山学者の冷静な語り口を、冷静に受容できないのが残念だ。(自然のメカニズムは、もっと単純ではないかと、いぶかしむばかり)

九州には巨大カルデラが存在する。阿蘇カルデラ(阿蘇山)、 姶良カルデラ(桜島)、鬼界カルデラ(薩摩硫黄島)などが並んでいる。その南に、今回の口永良部島がある。(九州南部のカルデラ群をモデルにした小説を読んだことがあるだけに気がかりだ)

(参考) 産業技術総合研究所「口永良部島火山地質図

今は、早く沈静化して欲しいと願っている。