■ 東日本大震災から13年目
13年前のきょう、東北地方太平洋岸を「東北地方太平洋沖大地震」(東日本大震災)が襲った。震災当日、関東のこの地も大きく揺れ、わが家の大谷石塀が崩れた。そして翌日、津波災害のあまりの巨大さを(テレビ画面を通して)目の当たりにすることになった。死者数は、戦後最大の2万2200人以上に達した。
今年の元旦の「能登半島地震」もそうだった。被災状況を翌日、更に翌日へと重ねて実情を知り驚く。逃げ場のない現地、交通隘路の困難の中、現地に向かう救助活動のむつかしさを知った。被害は甚大だった。
自然災害は繰り返し続いてきたし、これからも起こるだろうけれど、直面したらどのよう行動をするか心もとないのが正直なところ。(愚かなことだが、考えたくない面もある)
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■ 映画「ゴジラ -1.0」 アカデミー賞受賞
昨年の師走(12月中旬)、久し振りに映画館へ足を運んだ。「ゴジラ -1.0」を見るためだ。子どものころに震えた、あの恐怖感がよみがえった気がした。それほど引き込まれたのだ。
ゴジラの破壊力は、全景にあるのではなく足元だ。むかしの第1作「ゴジラ」(1954年)で見た、尾が街並みをなぎ倒す凄まじさは、夢に現れたほどだ。今回それが再現された。
というわけでスクリーンに興奮して、ゴジラ映画ひいきになった。見たもの誰もが共感し絶賛した。
(本ブログ関連:”ゴジラ”)
日本アカデミー賞で「最優秀作品賞」を受賞、さらには技術スタッフに大いに栄誉が贈られた。もっともっと期待した面もあるのだが納得。
そして、米国アカデミー賞で「視覚効果賞」にノミネートされ、受賞をおおいに期待した。結果、望んだ通りになった。同時に、「長編アニメーション賞」で、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が受賞したことも合わせて、まさに爽快、快挙だった。
ところで、山崎貴監督のこれまでの作品(原作)について、これまであからさまな立ち位置にいたメディアや「評論家」たちは、受賞をどう説明をするのだろうか。
◎ 日本アカデミー賞
第47回 「日本アカデミー賞」(令和6年、2024年3月8日、東京)
映画ナタリー記事:
「第47回日本アカデミー賞(2024年)受賞結果まとめ」(2024年3月8日 20:00 31、映画ナタリー編集部)
- https://natalie.mu/eiga/news/564145
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最優秀作品賞 『ゴジラ-1.0』(山崎貴)
最優秀アニメーション作品賞 『君たちはどう生きるか』(宮崎駿)
最優秀監督賞 ヴィム・ヴェンダース - 『PERFECT DAYS』 他
最優秀脚本賞 山崎貴 - 『ゴジラ-1.0』
最優秀主演男優賞 役所広司 - 『PERFECT DAYS』
最優秀主演女優賞 安藤サクラ - 『怪物』
最優秀助演男優賞 磯村勇斗 - 『月』
最優秀助演女優賞 安藤サクラ - 『ゴジラ -1.0』
<技術>
最優秀撮影 柴崎幸三 -『ゴジラ-1.0』
最優秀照明賞 上田なりゆき -『ゴジラ-1.0』
最優秀音楽賞 上原ひろみ - 『BLUE GIANT』
最優秀美術賞 上條安里 - 『ゴジラ-1.0』
最優秀録音賞 竹内久史 - 『ゴジラ-1.0』
最優秀編集賞 宮島竜治 - 『ゴジラ-1.0』
◎ 米国アカデミー賞
第96回「米アカデミー賞」(2024年3月10日(日本時間11日朝)、ロサンゼルス)
朝日新聞デジタル記事:
①「「ゴジラ-1.0」がアカデミー賞視覚効果賞 日本映画で初」(五十嵐大介 2024年3月11日 9時50分)
- https://www.asahi.com/articles/ASS393C5ZS36UHBI03Y.html?ref=tw_asahi_kokusai
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第96回米アカデミー賞の授賞式が10日(日本時間11日朝)、ロサンゼルスで開かれ、山崎貴監督の「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」が視覚効果賞*を受賞した。同賞の受賞は日本映画として初めてとなる。
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(*)米アカデミー賞の視覚効果賞受賞で、アジア初(米国以外でも)の受賞となった。
②「視覚効果賞の山崎貴監督「我々にもチャンスがある証」」(五十嵐大介・平岡春人 2024年3月11日 10時18分)
- https://www.asahi.com/articles/ASS385DJTS38UCVL02C.html?iref=pc_extlink
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「ゴジラ-1.0」は、第2次世界大戦直後の東京を舞台に、ゴジラと元特攻隊員らのたたかいを描いた作品。視覚効果賞はスタッフが受賞するケースがほとんどで、監督の受賞は「2001年宇宙の旅」のスタンリー・キューブリック以来、2人目の快挙となった。
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