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2012年8月25日土曜日

デザインサロントーク

以前、旧知が広告代理店にいて、地方公共団体などと一緒に、地域おこしや町おこしのイベントを総合的に企画していた。時代の趨勢に大きく影響されるそうで、果たして現在はどのような状況だろうか。

ところで、個々のお客(クライアント)とデザイナーの関係は、時代に関わりなく存在するわけで、そんな現場の話を、銀座松屋で開かれている「みつばち先生 鈴木輝隆展 咲いている花は絶対見逃さない」*のデザインサロントークで聞かせていただいた。
(*)実はこれも以前、東京大学総合研究博物館の特別展示「生きる形」を教えてくれて、図解事典「骨単(ホネタン)」の出版に関わっていると遠縁から紹介された。

アートに無縁の素人ゆえ、今日のトークで聞いた話を何かに転化できるわけでもなく、その場その時うなずくだけであるが・・・とはいえ実際に作製に当たった温泉のポスターやワインラベルのデザインの経緯から、クライアントに対するデザイナーの真摯な態度を知ることになる。
最後に「問題解決」という言葉があったが、司会者がデザイナーを(いわゆる)コンサルとは違いますよといっていたのが可笑しい。

ああ、それにしても今日は暑かった。帰り道、乗換駅の荻窪で立食いの冷やしたぬき蕎麦を食う。美味かった。

2012年8月24日金曜日

イ・ソンヒの「あなたが私を愛されるなら」 フルート前奏

イ・ソンヒが、「あなたが私を愛されるなら(그대가 나를 사랑하신다면)」(歌詞)の始まりにフルートを奏でる、1994年秋(9月)のコンサート映像がYoutubeに登録されているので聴いてみよう。(なお同曲は、1991年のアルバム7集に所収)

彼女のフルート演奏を初めて見た。ステージに工夫を加えようとチャレンジしている。そういえば、2009年、ソウルのCOEXオーディトリウムのコンサートでも、ギターやキーボードを演奏して歌っていた姿を思い出す。

(本ブログ関連:"あなたが私を愛されるなら")



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2012年8月23日木曜日

千年鶴

映画「風の丘を越えて ソピョンジェ(西便制)」(1993年)の続編にあたる、映画「千年鶴(原題:천년학)」(2006年)を、 韓国文化院ハンマダンホールで見る。両編ともにイム・クォンテク監督の作品である。

それぞれ生い立ちの違う二人が、姉弟としてパンソリ師匠に育てられる映画「風の丘を越えて 西便制」は、パンソリのひそかな伝承を神話のごとく描いたからこそ、人々の共鳴を得たのだろう。姉と弟のその後を、プロットに追いつくように語られる「千年鶴」には、期待されるような幻想はなく、生身の人生だけが横たわる。
盲いた姉を探し求める弟に、果たして理があるのだろうか・・・人生を経るということは、つまり離別したときのままではない自身の理を問われることでもあるようだ。

KBS WORLDの「国楽の世界へ」は何度となくパンソリを聞かせて、その歴史を教えてくれる。そんなパンソリが物語の、それも庶民感情ままの場面で歌われると、今までと違って聞こえてくる。

(本ブログ関連:"西便制")

2012年8月22日水曜日

イ・ソンヒの「愛しただけなのに」

イ・ソンヒのアルバム10集 「First Love」(1996年)所収の第1曲「愛しただけなのに(사랑했을 뿐인데)」(作詞・作曲イ・ソンヒ)が、Youtubeに登録されているので聴いてみよう。彼女の独特な高音の特性を抑え、全体にしっとりした歌い方にして・・・やがて引き込まれるだろう。
彼女が本格的にシンガーソングライターに変身したといわれるこのアルバムは、ほぼ全て彼女が作詞・作曲したものである。

(本ブログ関連:"愛しただけなのに")



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2012年8月21日火曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 安翡翠

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(8/15)に、人物シリーズ41回目として京畿民謡の芸能保有者、安翡翠(アン・ビチィ、안비취、1926年~1997年)を紹介した。

古来ひとびとは歌と踊りを好んできた。今も宴会の席に欠かせない曲の紹介から始まった。

▼安翡翠の歌による「倡夫打令(チャンブタリョン、창부타령)」を聴く。掛け合いでなく独唱で聞かせ、地味ながら次第に踊りを誘う雰囲気がする。

この「倡夫打令」について次のように解説された。
・ソウル、京畿道地域で、占い師の巫堂(ムーダン、무당)がお祓い(クッ、굿)のときの歌が元になり、歌や踊りの神である倡夫(チャンブ、창부)を慰める際に歌われたという。日頃生活は厳しくとも、神と共に歌い踊り楽しもうという、庶民の切実な心情が伝わる一曲・・・とのこと。

次のように安翡翠のプロフィールが紹介された。
・1926年 ソウルで雑貨店を営む裕福な家に生まれる。
・13歳のとき、家出を決行し、正楽教習所に入る。
・1975年 李銀珠(イ・ウンジュ、이은주)、黙桂月(ムク・ケウォル、묵계월)と共に、重要無形文化財第57号、京畿民謡の芸能保有者に指定され、主にこの3人で音楽活動を行って、<安翡翠、黙桂月、李銀珠>の名で呼ばれる。
・1997年1月 没す。弟子のイ・チュンヒ(이춘희)が師匠の歌を引継ぎ発展している。

さらに安翡翠の名について次のような紹介がされた。
・安翡翠の本名は安福植(アン・ポクシク、안복식)である。福植は、韓国で男子の名だが、安翡翠のすぐ上の姉が幼いころ亡くなったため、次の娘は健康で長く生きて欲しいという両親の願いから授けられたという。
・翡翠の名は、16歳で初めてテレビ出演した際、師匠がつけた芸名である。翡翠*は、鳥の名前で、鳥のように美しい声で歌って欲しいという思いが込められている。
(*補注)ちなみに宝石のヒスイも、「翡翠」の字があてられ、原義は中国で元々鳥の「カワセミ」を指す言葉とのこと。

▼安翡翠、黙桂月、李銀珠の歌による「小春香歌(ソチュニャンガ、소춘향가)」を聴く。ゆったりと歌うホモフォニーの調べ・・・恋の歌なのかなあ。

この「小春香歌」について次のように解説された。
・「京畿雑歌」といわれる歌のひとつで、重要無形文化財に指定された。京畿民謡は、よく耳にするアリランやトラジタリョンなどではなく、京畿雑歌に属する曲を指す。京畿雑歌はこれまでに12曲が伝承されて「京畿12雑歌」とも呼ばれ、また舞台に座って歌うため、座唱(좌창)と言われることもある・・・とのこと。

▼安翡翠の歌による「悔心曲(フェシムゴク、회심곡)」(回心曲)を聴く。以前、松庵和尚の紹介のときに聴いたとき民謡風な感じがしたが、今回は宗教的な響きがしてくるのも不思議。
・・・イ・ソンヒと縁のある、宗教曲"梵唄"をいつかしっかりと聴いてみたいし・・・そんな機会が欲しい。

2012年8月20日月曜日

プロペラカフェ

今日の暑い日中、先週(8/16)行ったばかりの調布飛行場に再び訪れ、空港内のレストラン「プロペラカフェ」に寄って昼食をとることにした。

最初に目にしたのは、月曜日のためか、空港北側でNCA(新中央航空)の高翼双発機ドルニエ228が3機もならんで(掃除?をして)いる光景だ。

前回、旅客ターミナルの待合室に行ったとき、コーヒーを飲める場所が見つからず、帰宅後インターネットで調べたところ、プロペラカフェを知った。旅客ターミナルを更に南側に進むとAEROTECの表示のある建物があって、その1階にプロペラカフェがある。

同カフェ窓側席から、飛行場の様子を見ることができる。早速そこに座って、ランチメニューからベーコンエッグバーガーをいただく。一言で、ボリュームあり過ぎ。とはいえ、フライドポテトをゆっくり(時間をかけて)つまみながら、窓から直ぐの所に駐機している単発機2機種の姿を見る。
・JA72XL: Liberty XL2 ・・・ とりあえず、そのママじっと待機。
・JA4022: SOCATA、TB-21・・・ 整備の仕上がり点検のようで、昼食中ずっと、エンジンを吹かしたり、水平尾翼昇降舵を上下したりと、いろいろ観賞させてもらった。

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(本ブログ関連:"調布飛行場")

2012年8月19日日曜日

サーカスの「Mr.サマータイム」

暑い今日は、懐かしく、それでいて今なおお洒落な歌である、サーカスの(本格)デビュー曲「Mr.サマータイム」(1978年)をYoutubeで聴いてみよう。

デビュー当時、かれらの洗練されたコーラスにひかれた。軽快で透明感のある歌声が心地よかった。それは、端正な合唱でもなく、ムードあふれる歌謡でもない、新しくてとても新鮮な響きがした。テレビの歌番組でも、彼らの存在は独特な輝きを持って抜きんでていたような気がする。そして、TV画面のなかに、なぜか(長女)叶正子の姿ばかり見ていたのを思い出す。



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2012年8月18日土曜日

天気雨

昨日観覧した江戸東京たてもの園の「武蔵野の歴史と考古学」展は、今日、東京都埋蔵文化財センターの研究員によるスペシャルトークがあり、再び出かけた。
スペシャルトークのタイトルは、「ギャラリー展『縄文中期の様と美』を中心に」とのことで、縄文土器の形状や装飾模様から同時代の美意識が聞かれると期待したが、とても慎重で素人受けするような言葉はほとんどなかった・・・研究者として誠実であることを後で納得する。

ところで、装身具の展示品については次のように語られた。
・白い貝の中心をくりぬいて作った貝輪(腕輪)は、「見た感じ小さく思われるが、子どものときから身に着けさせたようだ」とのこと。
・耳飾りにいくつか大小のサイズがあることについて、「(シャーマン家系で子どもの頃から)ピアスのようにして、小さいものから大きなものへと順に装着したようだ」とのこと。5cm位のサイズはある、国指定重要文化財の「土製耳飾」(縄文時代晩期)*が耳に飾られたのもうなづける。この「土製耳飾」は、弁柄(べんがら、赤鉄鉱:酸化第2鉄)によって赤茶色に色付けされているそうだ。

(*)「多摩の博物館に行こう - デジタルアーカイブ」(#21)に次のような解説がある。
・この耳飾は、昭和43年(1968)に調布市下布田遺跡から出土しました。今から約2500年前の縄文時代晩期の遺跡で、京王線の布田駅から南へ1.5km、多摩川に沿った大地にあり、その中心部は国指定の史跡として保存されています。
この耳飾の製法は、粘土が生乾きの段階を見計らってタイミングよく削って形を整え、焼いた後、樹脂に混ぜた赤色顔料のベンガラを塗って仕上げられたものです

(本ブログ関連:"武蔵野の歴史と考古学")

帰り道、五日市街道沿いのマクドナルドで休憩した後、外に出て空を見ると、空の西半分太陽光に明るく、東半分がうす曇の境目になっていた。そして次第に天気雨(狐の嫁入り)になった。それまで暑さにうんざりしていたので、雨宿りすることなくそのまま雨道に出た。
からっとした空気のなかに降る雨は、いつもの雨と違っていた。濡れるに任せて進むうち、雨は次第にやみ、しばらくすると濡れた衣服と髪が乾きはじめたのだ。しばらくしてすっかり乾いたことはいうまでもない。こんなことは初めての経験かもしれない・・・なるほど、相の入り混じる微妙な場の出来ごとだ。もしかしたら、向こうの木立の奥で狐がコンと鳴いていたかもしれない。

2012年8月17日金曜日

武蔵野の歴史と考古学


というわけで、路面の照り返しがきついものの、平坦な道で行ける小金井公園に足を運んだ。公園内の江戸東京たてもの園で、同園の開園20周年記念「武蔵野の歴史と考古学」の展示を見学した。展示物は、同園の収蔵品であり、昨年も同様な展示があった。
縄文土器は、デザインされた外形(=同心円)や機能(=生活に近づける)を意識しているようには見えない。機能が優先することで無地を作る弥生土器以前の、形あるものに相似させるような、存在に対する祈りが込められているように思える。
ところで、今回も展示の「土製耳飾」(縄文時代晩期)の繊細で洗練された美しさに・・・今も通用するのではと素人ながら感嘆する。何度見ても美しい(もっと明かりが欲しい!)。

同展示のため、スペシャルトーク「ギャラリー展『縄文中期の様と美』を中心に」が明日(8/18、14:30~)ある。せっかくだから明日もう一度行くかな。(ちなみに。わたしは同園の「友の会」会員である)

それにしても、今日は特別暑かった。読売テレビの記事「東京都心で35.7℃、今年一番の暑さに」(8/17、17:34)によれば、都心の今年最高気温を次のように報じている。

・17日も広い範囲で猛烈な暑さとなり、東京都心では今年一番の暑さを記録した。一方、この暑さの影響で大気の状態が不安定となり、広い範囲で激しい雷雨となっている。
・東京都心は17日朝から気温が高く、午後2時前に最高気温35.7℃を記録、今年一番の暑さとなった。全国で最も暑かったのは群馬・館林の38.0℃。

2012年8月16日木曜日

調布飛行場

いつも上空を低く轟かせながら東から飛来した小型プロペラ機が、機首を南に旋回して着陸姿勢をとる光景が見られる。その先にあるのが調布飛行場で、今日はそこへ行ってみることにした。

陽射しが強いせいか人影がまばらな野川公園を南に進む。舗装された散歩道は木立が並び、木陰が太陽の直射から守ってくれるのが幸いだ。とはいえ、公園に唯一ある売店の自動販売機で冷たい飲料水を求め一息つく。

人見街道と面した公園の正門を左折して、しばらく歩くと龍源寺が街道の左手にある。ここに近藤勇の墓所があるとのこと。境内に入らなかったが、寺の前に近藤勇の(彼の写真と言われる顔立ちとそっくりな)リアルな坐像があり、ここに彼の墓があることを示す石碑も並んでいる。正直、新撰組についてよく知らない・・・別の機会に訪れてみよう。

さて、龍源寺のある人見街道から分かれて、南に道を進む。飛行機の爆音がしても機影が見えないもどかしい思いをしながら・・・ようやく調布飛行場(東京都調布飛行場)の端に着く。
考えてみれば都下にあるローカル飛行場(都営コミューター空港)なわけで、想像したよりも小さくて、見た目は大きい。タキシングエリアとそれに平行した離着陸用滑走路が一本ある。とはいえ、絶え間なく離発着が繰り返されていた。

(本ブログ関連:”調布飛行場”)

調布飛行場の花形は、NCA新中央航空)所有の高翼双発機ドルニエ228だろう。ジェットエンジンそのものとは違うが、プロペラを廻すターボプロップのエンジン音に耳をかたむけてしまう。やがて、ドルニエ機は意外なほどあっさり短距離(STOL?)で、大島、新島、神津島に向かって離陸した。やはりプロペラ機は美しい。

旅客ターミナル前に並ぶタクシーの運転手が、「今度は15名だ」と連絡し合っていた。ドルニエ機は、定員19名近く旅客を載せて運行しているのだろう。アルミサッシの手開きというシンプルな旅客ターミナルの入り口を入ると、中は旅客で混雑していた。飾りのない待合室そのものだった。

飛行場の周辺は金網の塀で囲われていて、北側に小さな展望台や丘があって、そこから飛行機の離着陸の様子を観察することができる。今日は、展望台に一人、丘の上にあるベンチに父親と小さな男の子の親子連れがいた。
今度来るときは望遠鏡が必要だ。

2012年8月15日水曜日

骨単(ホネタン)

先日、東京大学総合研究博物館主催の特別展示「生きる形」に出かけ、会場にずらりと並んださまざまな生き物の骨格標本を見て以来、気になって骨に関する書籍を探した。素人にも理解しやすそうな・・・、「骨単(ホネタン)」(監修:河合良訓、文・イラスト:原島広至、出版:NTS)を、国分寺の紀伊国屋書店で購入した。

皮膚の下で、筋に支えられ筋肉で動く人間の<骨>について、骨の図と名称に語源を加えた骨の事典だ。図版は、実際の骨格標本を手にとり、Illustratorを使って描いたためシャープで見やすい。最初は医学生に関心を持たれたが、好評でそれ以外のひとびとにも読者が広がったようだ。

著者が接した骨格標本のラベルから、若くして亡くなった女性のものであると知ったときの心情が書かれた序文は胸を打つ。だから、この本に描かれた骨のひとつひとつから、事典としての情報だけでなく、命の意味も知らされる。

さて、骨の名は、英語と日本語(全て日本語<漢字>で表すことのできる素晴らしさ)で表記されている。英語の名前をもとに、著者はそこからが凄い・・・ギリシャ語、ラテン語などの語源を駆使して、医学に関係ない読者にも関心を持てるよう様々な解説を加える。

例えば、頭蓋骨と首の骨はどう繋がっているのだろうか。首の頚椎の上に環椎という骨があって、それが頭骨を支えているという。ギリシャの巨神Atlasが天空を支えていることから環椎にあたる骨が"Atlas"と名付けられた。更にAtlasを語源にして、メルカトル図法の地図をアトラスと呼び、アトランチス大陸に話が広がり、ジョージア州の都市アトランタの名前の由来へと話がつづく・・・。

ところで、上記の展示会を教えてくれたのも、この書籍の出版にも遠縁が関わっている。

2012年8月14日火曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 張思翼

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(8/8)に、人物シリーズ40回目として歌い手(ソリックン)の張思翼チャン・サイク、장사익、1949年~)を紹介した。

張思翼が歌に選んだ、詩「旅人(나그네)」(朴木月(박목월)、1916年1月6日~1978年3月24日)*の朗読から始まった。

(*)高校の教科書にも載っている詩だそうだ。また、ホームページ「イ・ワングン、イ・ハクジュンの希望の文学」に詳細な解説がある。

▼張思翼の歌による「旅人(나그네)」を聴く。リズムは国楽風、旋律は洋楽風・・・微妙にミックスして違和感がなく、むしろ親和的でさえある。

張思翼に対する評価について、いろいろな見解があるという。
・(彼の)音楽の伴奏に国楽器を使用しているが、伝統的長短(チャンダン、장단)に則(のっと)って演奏されておらず、国楽としての基本に欠けるという評価もある。
・(解説者の岸さんの解説)「(彼の音楽の)その中に国楽の匂いを感じ取れるということは、昔から現在まで、人々が守り伝えてきた韓国の情緒がチャン・サイクさんの音楽の中に込められているということなのではないでしょうか。」**

(**)納得です。コラボとかフュージョンという洗練されたものと違って、聴衆と合わせ鏡の関係を基盤にしているからなのでしょうか・・・それに、Youtubeで見る彼の風貌も飄々として良いですね。

▼張思翼の歌による民謡「アリラン(아리랑)」を聴く。朗々と詩を詠じるように歌う。いわゆる「アリラン」の旋律と離れて、言葉を強調したのだろう・・・若者にどのように感じられているのだろうか知りたい。

次のように張思翼のプロフィールが紹介された。
・1949年 忠清南道洪城郡に生まれる。父親は農楽演奏団で杖鼓チャング장구)を担当していた。
・様々な仕事を経て40代の頃に、太平簫(テピョンソ:태평소)を習い始める。
・1993年 テピョンソの演奏で、全国民俗競演大会で大統領賞、全州デサスプノリ大会で大賞を受賞する。
・1995年 たまたま演奏後の歌会で歌ったことがきっかけになり、レコーディング(1集アルバム)して歌手になる。

▼張思翼の歌による「お花見(コックギョン、꽃구경)」を聴く。母と息子の心情・・・松葉を道筋に撒く母の思い知りたい。

2012年8月13日月曜日

ロンドンオリンピック閉幕

ロンドンオリンピックの閉会式を見ていない。朝起きるとつけっぱなしのTVが、平日の番組を流していた。今晩いずれかの局で、閉会式の模様をビデオ放映してくれるだろうから、それをながめることにしよう。
ブログにオリンピックについて記したのは初めてなので、何とか努力したが睡魔には勝てなかった。

さて、今回のロンドンオリンピックは無事に終了し、日本のメダル数は過去最高だったそうだ。
日本経済新聞の記事「熱戦17日…ロンドン五輪閉幕 日本のメダル最多」(2012/8/13 5:39 (2012/8/13 10:28更新))は次のように記している。(抜粋)

・【ロンドン=共同】第30回夏季オリンピック・ロンドン大会は12日、ロンドン東部の五輪スタジアムで閉会式が行われ、17日間にわたった祭典が幕を閉じた。2016年大会は南米初、ブラジルのリオデジャネイロでの開催となる。

・26競技の302種目を実施。12年ストックホルム大会の初参加から100周年となった日本は293選手を含む518人を派遣した。金メダル数は目標とした世界5位、15個に遠い7個だったが、銀14、銅17を合わせたメダル38個は、04年アテネ大会の37個を上回って史上最多。金メダル数では米国が46個で中国から覇権を奪回。地元英国は3位となる29個を獲得した。

(付記)
選手も視聴者もみんなお疲れさま。次回開催地のリオデジャネイロも試合中継は、また深夜に放送されるのかな。

(付記)
昨晩、ペルセウス座流星群を眺めようと外出したが、外灯の明るさで観測が難しい。それにしても、東の空に浮かんだ月の赤いこと・・・。

イ・ソンヒ 麗水万博「ポップフェス アンコール公演」 映像

イ・ソンヒが、8/9の麗水万博「ポップフェス アンコール公演」の舞台に立った映像が、Youtubeに登録されている。いわゆるプロの撮影によるものではないが、それだけに会場の熱狂が大きな音量で収録されている・・・にしても、手振れの少ないアップ映像を楽しませていただいている。
(Youtube映像の音量調整が必要なようなので、今回autoplayにしていません)

ここでは、イ・ソンヒは代表曲の「私はいつもあなたを(나 항상 그대를)」を歌っている。

(本ブログ関連:"麗水万博")



(Youtubeに登録のseungsun loveに感謝)

2012年8月12日日曜日

男子レスリング金

ロンドンオリンピック最終日の今日、にわかファンはもう終わりだなあと余韻モードに切り替わろうとしていた夜分、男子レスリングの米満達弘(よねみつ たつひろ)選手が金メダルを獲得した。
TV画面の試合を見ながら、米満選手の落ち着きぶりと気迫から、(にわかファンの即決で)勝利を確信した。素晴らしいフィナーレに感謝。

日本経済新聞の記事「米満が金、レスリング男子24年ぶり 66キロ級」(2012/8/12 22:03)は、試合結果を次のように報じた。(抜粋)

・レスリング男子フリースタイル66キロ級の米満達弘(自衛隊)は決勝で北京五輪銅メダルのスシル・クマール(インド)を2-0で破って、金メダルを獲得した。日本勢男子では1988年ソウル大会以来、24年ぶりの同競技金メダル


(付記)
閉会式を見たいが、日本時間の明日13日午前4時に開催だそうだ。ずっと起きて、見ることができるだろうか。

(追記)
北東の空にペルセウス座流星群を眺めてみよう。

ボクシング金 11日

どれひとつ真面目に打ち込んだスポーツもなくて、オリンピックもイベントとしてそのときだけ楽しむにわかファンとわが身を十分わきまえているつもりだ。それでも、いやそれだから、にわかファンは、選手が獲得したメダルに群れたくなる・・・わたしも一緒に。

今朝のニュースで、11日にボクシングミドル級で村田諒太(むらた りょうた、東洋大職)選手が、オリンピックで日本のボクシングが48年ぶりに金メダルを獲得したと知れば、凄いと驚き、おめでとうといいたい。

北海道新聞の記事「村田48年ぶり『金』 ボクシング・11日」(08/12 06:46、08/12 09:22 更新)は、次のように試合を報じている。(抜粋)

・ボクシングは男子5階級の決勝を行い、ミドル級で昨年の世界選手権銀メダリストの村田諒太がE・ファルカン(ブラジル)に14-13で判定勝ちし、1964年東京五輪バンタム級の桜井孝雄(故人)以来、日本選手として48年ぶり2人目の金メダリストとなった。


(付記)
ロンドンオリンピックの日本メダル獲得数は過去最高で、メダルの数だけインタビュー回数も多くなるわけで、選手の言葉や表情から、喜びやくやしさを知るたび、メダルの本当の重さを知ることになる。
オリンピックには、女子サッカーのメダルのように新境地を開拓するもの、バレーボールやボクシングのように何十年ぶりのメダルという歴史を更新するもの、そして女子レスリングのように個人3大会連続金メダルといったドラマがある、偉業がある。オリンピックは人間本来持つ力を知る機会でもある。

ロンドンオリンピックは何かが違ったようだ。選手個々のインタビューを見て気付いたことだが、彼らの言葉には「勝ちたい」という意志が、「感謝」という言葉が、「楽しむ」ことよりも強く出ていた。彼らは、日本で見守るひとびとの想いを感じ、次代の若者たちの希望の先導となるよう託されていることを理解していた。

2012年8月11日土曜日

女子バレーボール銅

今回、ロンドンオリンピックの日本女子選手たちの活躍は素晴らしい。サッカー、卓球、レスリング、アーチェリー、そしてバレーボールと歴史を作り、塗りかえている。日本のメダル獲得に大きく寄与しているのは間違いない。

朝日新聞の記事「バレー女子、韓国破り銅 日本、28年ぶりのメダル」(2012年8月11日21時49分)は、女子バレーボールの試合結果を次のように報じている。

・ロンドン五輪第16日の11日、バレーボール女子の3位決定戦があり、日本は韓国を3-0のストレートで破って銅メダルを獲得した。この競技の日本勢のメダルは1984年ロサンゼルス大会で女子が銅を獲得して以来、28年ぶり。

(付記)
1984年のロサンゼルスオリンピック(7月28日~8月12日)に女子バレーボールの選手として試合に出場した経験のある年配TVコメンテーターが、今回もし銅メダルを獲得したら「私のとき以来です」といっていたのを思い出す。それほど・・・といっては失礼かもしれないが、長い間メダルに恵まれていなかったのを見事に跳ね返し、歴史を改めた。
ところで、同じ1984年の7月29日、20歳になる直前のイ・ソンヒは、MBC「第5回 江辺歌謡祭」に仁川専門大学の「4幕5場」チームとして出場して、彼女が高校時代に運命的に出会った「Jへ」を歌い大賞を受賞した。

(本ブログ関連:"イ・ソンヒとオリンピック"、"1984"、"京郷新聞1984年7月31日の12面参照")

にわかファンは結果しか知らずに他者に聞いてその偉業に感服するが、一緒に祝わせて欲しい。本当におめでとう。

豊川稲荷東京別院散歩

イ・ソンヒの、SBSドラマ「僕のガールフレンドは九尾狐내 여자친구는 구미호)」(2010年、日本2011年放送)のOST「狐の嫁入り(여우비))」のヒット以来、狐⇒お稲荷さんに関連づけてブログに記してきた。

(本ブログ関連:"狐の嫁入り(日照り雨、天気雨、Fox Rain、여우비)") ← 画面右下「前の投稿」も

そんなわけで日中暑い陽射しの昼前に、昔の仕事仲間と一緒に、四谷見付にある豊川稲荷東京別院に行く。

本殿にお参りした後、思いの他狭い境内を巡る。まずは文化会館という名の古い土産物屋(3軒が間口を並べる)で、稲荷ずしを頼む。まだ暖かくてけっこう大きいものを2個食って一息つく。

・江戸将軍吉宗の懐刀で享保改革の立役者、大岡越前守が本院の設立に由来していることを説く碑文の後ろに、「開基大岡越前守忠相公御廟」が 囲いの中に座している。大岡越前守の下屋敷に元々まつられた豊川稲荷社が、歴史の中で移転してこの地にある。

・正門から奥まったところに「霊狐塚」がある。豊川稲荷の本尊である豊川吒枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)に仕える狐の小さな像がペアになって、所狭しと並べられている。そこだけ静かで独特な気配を感じさせる場所・・・のような気がしてくる。狐の顔は穏やかな母性を浮かべるものから、怒気や妖気を見せるものまで様々だ。

(本ブログ関連:"オリンピック開会式・・・眠たい"、"お稲荷さんと油揚げ"、"府中市郷土の森博物館"、"キツネの信仰")

男子サッカー銅逃す

寝過ごしたばかりに(関係ないけれど)、男子サッカーはオリンピックのメダルを手にすることができなかった。

きのう夜中に、TV番組の「タモリ倶楽部」まではしっかり見た。今回は線香花火作りがテーマで、この花火の芯が関東では紙"こより"であり、関西では麦藁という違いが紹介された。わたしとしては、記憶にあるのは麦藁芯の線香花だ・・・夏の夜の庭先で花火遊びした幼い頃の思い出がよみがえってくるよ。
番組の最後は、"こより"と麦藁の両方で作った線香花火の、火花の仕上がりを参加者で競っていたが、なんとも適当なしまい方がよい。

そんなわけで連日の夜更かしもあって、うとうと寝込んでしまい、早朝のニュースでサッカーの試合が0-2で終わったことを知った。
ロイターの記事「五輪=サッカー男子日本はメダル届かず、韓国に敗れる」(2012年08月11日、06:39 JST)は、試合結果を次のように報じている。

・[カーディフ 10日 ロイター] ロンドン五輪は10日、サッカー男子の3位決定戦をカーディフで行い、日本は韓国に0─2で敗れて1968年メキシコ五輪以来となる銅メダル獲得を果たせなかった。
・日本は前半38分に韓国の朴主永(パク・チュヨン)に先制ゴールを許し、後半12分には具滋哲(ク・ジャチョル)にゴールを決められ、追加点を許した。勝った韓国は五輪で初のメダル獲得となった。

(付記)
にわかファンは、試合に一喜一憂する。そして勝てば大喜びし、敗れればすぐに忘れる。

2012年8月10日金曜日

昨晩のイ・ソンヒ 麗水万博「ポップフェス アンコール公演」

WIKITREEの記事「夏中に熱い愛情 <イ・ソンヒ-イ・スンギ>」(8/10)は、昨晩の麗水万博における「ポップフェス アンコール公演」の模様を写真付で次のように報じている。(イ・ソンヒについてのコメントのみ)

・お互いの道で最善を尽くす姿が/美しい師弟の間 イ・スンギ&イ・ソンヒが/もう一度万博ポップフェスティバルに出演しました。/(イ・ソンヒ写真)

・もう一度ポップ フェスティバルの舞台を/訪ねてきた小さな巨人! イ・ソンヒの登場!!/(イ・ソンヒ写真)

・いつも変わりない最強の童顔 <イ・ソンヒ>!/今日もポップフェスティバルの舞台を明るく照らします。/(イ・ソンヒ写真)

・パワフルな声で観客を圧倒する/姿は相変わらずです。/すでにポップフェスティバルの現場はイ・ソンヒさんのカリスマに熱狂しています。/(イ・ソンヒ写真)

・いつも久しい間イ・ソンヒの/歌を聞いて幸せならば良いですね。 (以下略)

(付記)
ところで今晩、深夜に日付が変わって03:30に男子日韓のサッカー試合があるけれど、起きていられるだろうか・・・いや、もう限界です。