昨日、調布飛行場巡りで通り抜けた野川公園は、週一の韓国語教室で脇道を通るのだが、8、9月が夏期休講のため遠のいていた。地図上では自宅から近い距離にあるが、野川崖線の急な坂道のため、行きは楽だが帰りはきつい・・・暑い夏にはますます避けてしまう。
というわけで、路面の照り返しがきついものの、平坦な道で行ける小金井公園に足を運んだ。公園内の江戸東京たてもの園で、同園の開園20周年記念「武蔵野の歴史と考古学」の展示を見学した。展示物は、同園の収蔵品であり、昨年も同様な展示があった。
縄文土器は、デザインされた外形(=同心円)や機能(=生活に近づける)を意識しているようには見えない。機能が優先することで無地を作る弥生土器以前の、形あるものに相似させるような、存在に対する祈りが込められているように思える。
ところで、今回も展示の「土製耳飾」(縄文時代晩期)の繊細で洗練された美しさに・・・今も通用するのではと素人ながら感嘆する。何度見ても美しい(もっと明かりが欲しい!)。
同展示のため、スペシャルトーク「ギャラリー展『縄文中期の様と美』を中心に」が明日(8/18、14:30~)ある。せっかくだから明日もう一度行くかな。(ちなみに。わたしは同園の「友の会」会員である)
それにしても、今日は特別暑かった。読売テレビの記事「東京都心で35.7℃、今年一番の暑さに」(8/17、17:34)によれば、都心の今年最高気温を次のように報じている。
・17日も広い範囲で猛烈な暑さとなり、東京都心では今年一番の暑さを記録した。一方、この暑さの影響で大気の状態が不安定となり、広い範囲で激しい雷雨となっている。
・東京都心は17日朝から気温が高く、午後2時前に最高気温35.7℃を記録、今年一番の暑さとなった。全国で最も暑かったのは群馬・館林の38.0℃。