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2025年3月29日土曜日

(資料)キツネに化かされる話(怪異・妖怪伝承データベース)

むかし、お天気キャスターとして知られた、倉嶋厚氏が新聞に記した随筆*の切り抜きを、「奇談の時代」(百目鬼恭三郎著、朝日新聞)の間に見つけて読み返した。茶に変色して擦(かす)れ、しかも今と違い文字数が多く読むのに苦心する。
(*)新聞不明。「お茶の間歳時記」の囲みに「お天気怪談」のタイトルで小文を記してある。

江戸の天気にかかわるはなしを、寛政の随筆(奇談集)である「梅翁随筆(ばいおうずいひつ)」から紹介している。人が強風に吹き飛ばされ空を飛ぶこと、突然商店を襲った雷の正体などだ。

この梅翁随筆をネットで検索したら、国際日本文化センターの「怪異・妖怪伝承データベース」に行きついた。キツネ(狐)をキーにした検索結果の中にあった。

■ 国際日本文化センター「怪異・妖怪伝承データベース」
「キツネ」
    ー https://www.nichibun.ac.jp/cgi-bin/YoukaiDB3/simsearch.cgi?ID=3610020

ところで、本ブログは<狐>につながる、動物としてのキツネだけでなく、歌や、伝説・信仰に登場する狐たちも含めていろいろな情報を趣味的に載せている。特に、化かすキツネ、化かされる人間との関係に、何か根源的なものがあるような気がしてならない。

(本ブログ関連:”キツネ ”、”山怪”)

上記のデータベースは、キツネについての民間の怪異・妖怪伝承を一覧でき、資料の頭にある、「キツネ」、「キツネツキ」などからリンク先に飛んで、出典を知ることができる。

2025年3月28日金曜日

桜並木と自然観察園の春

きょうは、温かだった。いや(冬慣れした体には)むしろ暑かった(最高気温 25.9℃(13:22)の夏日)。サクラの開花状況を知りたく昼直前に出かけたところ、陽射しが強くて、額に汗が滲んできたことに驚いた。

桜並木
秘密(勝手にそう呼んでいるのだが)の桜並木を訪れた。さほど長くはない道筋なれど、めったに車が通ることもなく、開花、満開、花吹雪を味わう観桜にぴったりの場所だ。もちろん、この時期になると地元の人びとが集い愛でる。

(本ブログ関連:”桜並木”)

現在、七分咲きといったところ。きょうの最高気温でさらに進むだろう。あすの雨に満開への駆け足がとどまるかもしれない。


桜の名所「小金井公園」で、「桜まつり」が明日~明後日と開催される。天気がよければ、明後日(3/30(日))に訪ねてみようかと思う。そうそう、実は同日、自然観察会で「カタクリ」の花を観察する催しが予定されている・・・どうしよう。


自然観察園
青空に映える桜並木を眺めたのち、公園に併設の「自然観察園」へ足を延ばした。途中、平日ながら、公園を横切る小川で水遊びする親子連れを見かけた。今朝の小雨は、小川の水量にどれほど役立っただろうか。

観察園に年配の観察者たちが次つぎ訪れた。これも、春の「夏日」のおかげだ。

ニリンソウ(写真左)、タチツボスミレ(写真中央左)、フキ(写真中央右)、カタクリ(写真右)
・観察園内の随所に白い花の「ニリンソウ」が咲いている。「イチリンソウ」との見分け方に、葉に白斑があるということで判断した。
・「タチツボスミレ」(花の構造まで立ち入る観察をしていないが)の薄紫色した美しい花が咲いていた。考えてみれば、民家の花壇に、薄紫色~青色した花々が多く栽培されているの気付く。
・早春に「フキノトウ」を探したが見つからなかった・・・で同じ場所から、雄株が次第に伸びた様子を見せてくれた。
・きょうのメイン観察は「カタクリ」の花だ。観察園内に小さな斜面を<かたくり山>と呼んでいる場所があるが、そこに見つからなかったけれど、さらに池を過ぎた東側に群落があった。尖った花が特徴的、小さいけれど元気といった風体だ。

2025年3月27日木曜日

(資料)ジャンケンポンを続けて輪になる、まるでクレズマーダンスのよう

毎週木曜日に開催される体操教室に行った。いつもの体操メニューをこなした後、全員参加型の次のゲームを楽しんだ。

ゲームは、まず2人のジャンケン(3回先勝した人が勝ち)から始まり、負けた人は勝った人の後ろに回り(両手を勝った人の肩に添えて)つながる。勝った人は改めて別の勝者の列とジャンケンをする。それを繰り返すと、勝ち続けた人を先頭にした長い列ができあがる。最終的に、全員が一列になるというもの。

ゲームの結果、長い列を丸い輪にして、両隣りを手でつなぐ。足でステップを踏みながら、輪を回転させる。続けると、あら不思議、一体感が生じる。それは、どこかで経験したことがある、全員一緒に手をつなぎながらステップを踏むダンスなのだ。

以前、イディッシュ語を学んだとき、学習メンバーにいた音楽家の(ユダヤ音楽=クレズマー)コンサートで、観客の中から自然と飛び入りして、手をつなぎながら踊ったことを思い出した。もちろん即席なため、ほんのわずかな時間であったが。

(本ブログ関連:”イディッシュ語”、”クレズマー”)

ところで、来月4月に、これまで体操後に楽しいゲームを指導してくれた方が異動することになった。(4月を起点とする)年度が新しく変わるためとはいえ、いたし方ないのかもしれないが。体操後にユニークなゲームをいろいろと紹介していただいたことを感謝します。

2025年3月26日水曜日

(見たい映画)トランス・ワールド

なにげにネットを巡っていたら、面白い「映画紹介」に出会った。映画(邦題)「トランス・ワールド」(原題:Enter Nowhere、2011年)だ。WWⅡの前後に生まれた3人が、別々にタイムスリップして、森*の中の小屋にたどり着く。物語は小屋とその周りを舞台に展開する。さらに小屋に近づくドイツ兵と3人は、実は世代を分けてつながりがあったことが分かる・・・。
(*)森: 同映画は後に「The Haunting of Black Wood」と改名して公開(2015年)されている。Black Wood/Forestは、ドイツ語で「黒い森(Schwarzwald)」であり、グリム童話の舞台である。(グリムの童話集の初版はとても怖いとのこと)

ところで、この映画について、Youtubeに下記の通り、① 映画の要約と、② 映画の解説(感想)が登録されている。また、いささかピントはずれだが ③ 映画の予告編がある。

①映画要約のコメント欄、および ②映画解説では、本作品の <脚本> の素晴らしさが絶賛されている。少ない登場人物にかかわらず、舞台劇のように展開しているようだ。機会があれば、DVD**で視聴したいと思う。
(**)DVD: Amazonでレンタル落ちを探したところ無いようで、新品しかない。少し待つかな。


① 映画要約
■ Youtube(登録: 毎日映画を見る)
映画内容の全体が推察できる、展開・ポイントを適切に要約紹介している。
「三人の若者が偶然にも森の中で迷子になり、ひとつの小屋に集まった。どんなに歩いても出られず、数日間困り続ける」
ー https://www.youtube.com/watch?v=ALoS7ITugyA

② 映画解説
■ Youtube(登録: ミラクル沼尾(Miracle Numao))
ネタバレを含むが適切・妥当に映画解説されている。
「【映画解説】トランス・ワールド のラストから世界的社会問題を考える/ミラクル沼尾」
ー https://www.youtube.com/watch?v=tIOqzKO_BVU

③ 映画予告編
■ Youtube (登録: マイシアターD.D. 公式チャンネル)
作品をホラー風に無理に改変した映画予告編になっている。
「映画『トランス・ワールド』予告 出演:サラ・パクストン/スコット・イーストウッド」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=61oNua9GSiA


(追記)
Googleの生成AI「Gemini」に、上記映画「トランス・ワールド」(原題:Enter Nowhere)の原題を元に、洒落たタイトルになるよう候補を挙げてもらった。「迷い込んだ果て」なんか、なかなか良さそうな気がする。

Q.映画タイトル「Enter Nowhere」に、(直訳でない)洒落た訳をつけてください。
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A.映画「Enter Nowhere」の(直訳でない)洒落た訳ですね。いくつか候補を提案します。

・迷い込んだ果て: 「どこでもない場所」に迷い込んでしまった登場人物たちの状況と、そこから抜け出せない焦燥感を表現しました。
・彷徨の森: 「どこでもない場所」を、まるで出口のない森に例えました。サスペンスやホラーの要素がある映画に合うかもしれません。
・ノー・エスケープ: 「どこにも逃げられない」という意味で、緊迫感と絶望感を強調しました。
・異界への扉: 「どこでもない場所」を、日常とは異なる世界への入り口として捉えました。ファンタジーやSFの要素がある映画に合うかもしれません。
・境界の迷宮: 「どこでもない場所」を、現実と非現実の境界にある迷宮として捉えました。ミステリーやサスペンスの要素がある映画に合うかもしれません。

これらのタイトルは、映画のジャンルや雰囲気に合わせて選ぶと良いでしょう。
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2025年3月24日月曜日

さくら開花宣言(都心)2025

夕方のテレビ報道は、東京管区気象台職員による観測の結果、東京都心の「さくら」(靖国神社の「ソメイヨシノ」の標本木)が開花したと伝えた。

(本ブログ関連:”開花宣言”)

■ 読売新聞
「東京の桜が開花、昨年より5日早く…1週間程度で満開見込み」(3/24(月) 14:16)
    ー https://www.yomiuri.co.jp/national/20250324-OYT1T50104/
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気象庁は24日、東京の桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。開花日平年と同じで、昨年より5日早かった。今後、1週間程度で満開になる見込み
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「ソメイヨシノ」の開花を観察するテレビ映像で、見守る人々の服装が冬着に戻ったように見えた。きょうの最高気温は、きのうと比べて、ぐんと冷えている。武蔵野の地についても次の通り6℃ほど低くなっているが、ここ数日は、20℃台前半をキープする。
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    3/24    19.6℃(13:49)
    3/23    25.7℃(14:34) ← きのうは「夏日」だった
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ところが武蔵野の地は、今週末から来週にかけて最高気温 11℃ がしばらく続く。そんな中、気象関連会社は、さくらの「満開」を今週末*と予想している。
(*)今週末土曜日と翌日曜日(3/29-3/30)に、小金井公園で「さくら祭り」が開催される。

江戸時代に武蔵野の新田開発にあたり、玉川上水が整備され、合わせて現公園辺りの岸辺にヤマザクラが植樹**された。以降、同公園内も含めて桜の名所になっている。
(**)武蔵野新田の世話役の川崎平右衛門が、幕府(大岡越前守忠相)の命を受け、玉川上水の小金井橋周辺に桜を植えたのが始まり。新田開発に従事する農民たちの慰安や、村おこしの一環として行われたとされる。(Google 生成AI Gemini)
ー 

2025年3月23日日曜日

サクラとレンギョウ

秘密の桜並木がある。ここでは気兼ねなく、満開を愛で、花吹雪を浴びることができる。住宅街の一隅にあって、50mに満たない小さな道路だが、車が滅多に通過することがない。サクラの樹は、空高く枝を伸ばしている。

開花の状況を知りたく、久し振りに訪れてみた。枝先の蕾(つぼみ)は、ふっくら膨らんでいたが、花の気配はまだない。武蔵野の地ゆえ、都心の靖国神社の標本木(ソメイヨシノ)*より少し遅れそうだ。
(*)標本木の、きょうの状況は「つぼみがピンク色に色づき、開花間近」とのこと。
(追記)本日の最高気温は、25.7℃(14:34)となり今年最初の「夏日」となった。

サクラ(写真左)、レンギョウ(写真右)
・「サクラ」のツボミが膨らんで、そこから花弁をかすかに覗かせるには、もう少し日にちを要することだろう。
・サクラ並木の端に、サクラの開花を予告するかのように、腰ほどの高さに選定された「レンギョウ」が黄色の花をすでに咲かせている。


都心の開花予想は、あした3月24日(月)とのこと。やはり、春はサクラだ。本格的なサクラの春が待ち遠しい。

2025年3月22日土曜日

朝寝坊

きょうは、月2回(第一、第四土曜日)開催の野鳥観察(探鳥会)の日だ。集合時刻の午前7時に合わせて、早朝家を出るつもりでいた。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

ところが、布団の中で目を覚ましたら、すでにフィールドワークの時間を遠に過ぎているのに気づいた。最近、電熱敷布の温もりにはまって、眠りが深くて長い。きょうも、やってしまった・・・。今回参加すれば、通算80回目のはずだった。一区切りとなる、この日を寝過ごすとは。結果、カメラ、観察手帳、携帯図鑑などはいったショルダーバッグが、PCデスク横の小椅子の上にちょこんと置いたままだ。

公園の林間と小川を巡って野鳥観察する会に初めて参加したのは、2020年8月。以来、バードウォッチングに同行してきたわけで、われながらよく続いたものと思う。繰り返せば何とかなると念じてきたが、観察眼は一向に鋭くならなず、低空飛行している。タカの目を持つベテランの方々に教えをこい、お世話になっている。

なお、同探鳥会は、2025年1月25日(土)に、開催200回目を迎えている。

ようやく春めいてきた。季節の変わり目は、特に春の陽気は、「此の芽どき」といい心身ともに変化をもたらす。朝寝の深さも(逆の意味で)、そのせいかもしれない。

きょうの最高気温は、24.4℃(14:24)。もう少しで「夏日」(日最高気温が25℃以上の日)になりかけた。この調子で行って欲しいが、来週末には「寒の戻り」があるという。

2025年3月21日金曜日

桜見よとて

桜(染井吉野)の開花は、あしたとか来週月曜日とか。そして、今年も満開の桜をぜひ見たい。

「江戸端唄集」(倉田喜弘編、岩波文庫)に「桜見よとて」がある。
こんな情景かな。一日の花見を口実に出かけた若旦那が、昼に、廓の遊女に逢いたいと問えば、仕事終わりの深夜ならという返答。結局どっぷりつかる・・・。
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桜見よとて  名を付(つけ)て  まづ朝桜夕桜  よひ夜桜は  間夫(まぶ)の昼桜  ヱゝどふなと首尾して  あわしゃんせ  何時(なんどき)じゃ  ひけ*すぎじゃ  たそや行灯**  ちらりほらりと  鉄棒(かなぼう)引(ひく)
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(注)上記文庫以外のネットで:
    ・「よひ夜桜」は、「よひ夜桜」となっている。
    ・間夫(まぶ)」は、「間夫(まぶ)(ひるざと)」となっている。(間夫=遊女の情夫⇒若旦那)
(*)上記文庫の補注より: ひけ(引け)、深夜の十二時頃。
(**)上記文庫の補注より: たそや(誰哉)行灯、妓楼の門口にある屋根付きの行灯。


■ 生成AI Geminiによる、端唄「桜見よとて」(上記文庫)の解釈。
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端唄「桜見よとて」の歌詞解説ですね。この唄は、桜の季節の遊郭を舞台に、遊女と客の恋模様を粋に描いたものです。以下に、歌詞の内容と背景を解説します。

歌詞の内容と解説
「桜見よとて 名を付て まづ朝桜夕桜 よひ夜桜は 間夫の昼桜」
    ・「桜見よとて」とは、桜を見ようと誘う口実で、遊女に会いに来たことを意味します。
    ・「朝桜」「夕桜」「夜桜」と、時間帯ごとの桜を挙げることで、一日中桜を楽しむ様子を表しています。
    ・「間夫の昼桜」とは、恋人(間夫)が昼間に会いに来ることを、桜に例えた表現です。
    ・つまり、桜を見に来たと言いつつ、本当は恋人に会いに来た、という心情を歌っています。
「ヱゝどふなと首尾して あわしゃんせ」
    ・「首尾して」とは、都合をつけて、という意味です。
    ・「なんとか都合をつけて会いましょう」と、遊女が答える場面です。
「何時じゃ」
    ・「いつ会えるのか」と恋人が尋ねています。
「ひけすぎじゃ」
    ・「引けすぎ」とは、夜、客との時間が終わり、遊女が自分の部屋へ引き下がる時間のことです。
    ・「夜、客との時間が終わってからなら会える」と、遊女が答えています。
「誰哉行燈 ちらりほらりと 鉄棒引」
    ・「誰哉行燈」とは、夜道を照らす行燈のことです。
    ・「鉄棒引く」とは、夜回りの警護の者が金棒を打ち鳴らしながら歩く様子です。
    ・夜も更け、ひっそりとした遊郭の情景が目に浮かびます。

唄の背景
・この唄は、江戸時代の遊郭を舞台にしています。
・昼間は他の客もいるため、遊女は恋人とゆっくり会うことができません。
そ・こで、夜、他の客が帰った後に会おうと約束する様子が唄われています。
・この唄は、男女の駆け引きを粋に表現した端唄の代表的な一曲です。
・この唄は、文政四年(1821)に三世坂東三津五郎が作詞作曲した上方小唄が元になっており、端唄、歌沢にも広まり、幾つも替唄が出来たとされています。

この解説が、唄の理解を深める一助となれば幸いです。
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■ Youtube(登録: 日本伝統芸能)
「さくら見よとて 田村葉留寿【小唄 レコード】」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=JZLgFP2Zxms



(参考)
■ 瓢(ひさご)小唄教室(小唄解説~木村菊太郎著より~)
「桜見よとて」(2021年8月17日)
    ー https://hisago-kouta.com/115/

2025年3月20日木曜日

春分の日 2025

きょうは二十四節気の「春分」であり、合わせて国民の祝日の「春分の日」である。春分は「立春」(2/3)から数えて四番目の節気に当たる。春分と対極にある「秋分」(「秋分の日」)は、昼と夜が同じ時間になるといわれるが、実はともに昼が少し長いそうだ、

(本ブログ関連:”春分”)

春分を三つに分ける七十二候のキーワードは、それぞれ「雀(スズメ)」(巣作り)、「桜(サクラ)」(開花)、「雷」(春雷)で、春らしさを醸し出している。とりわけ、サクラの開花は一番知りたいところ。

日本気象協会(Tenki.jp)もウェザーニュースも、東京都心(靖国神社)の開花は3月24日(月)を予想している。満開については、前者は 3/29を、後者は 開花後1週間~10日以内としている。
(追記)ウェザーマップの予想では、開花3/22、満開3/27 とのこと。

春はサクラに代表されるが、小川の岸辺から眺めれば、小さな息吹を感じられる。
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    すみれや れんげの花
    蝦(えび)やめだかや 小鮒(こぶな)の群
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これは、文部省唱歌の「春の小川」(作詞 高野辰之、作曲 岡野貞一、1912年:明治45年/大正元年)に詠われる春の生命だ。

■ Tiutube(登録:ゆめあるチャンネル )
「春の小川(童謡)」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=6oqI7AC_860

2025年3月19日水曜日

サクラの花とヒヨドリ

白くこぼしたような雪が、わずかに屋根に残っていたが、昼下がりになると空はカラリと晴れて、雪景色を忘れたようだ。穏やかな陽が夕方までつづいた。けれど陽の陰るころになると、いつもの冷気につつまれる。

まだ明るい昼下がりのこと、陽気に誘われて出かけた。といっても、狭い範囲の街巡りでしかないのだが。ある建物脇の通路に八重の「サクラ」が咲いていて、青空に栄える様子を観察していたとき、その奥に「ヒヨドリ」が1羽、静かに花の蜜を吸っているのが見えた。

(本ブログ関連:”ヒヨドリ”)

八重のサクラは盛りを過ぎたようで勢いはないが、西日を受けて薄桃色の花弁を輝かせていた。その下を人びとが行き交うけれど、花に囲まれてヒヨドリが蜜を漁っているとは誰も気付かない。ヒヨドリは、味わうのに忙しいせいか、鳴き声ひとつあげない。


寒さに家にこもっていては何事も気付かない、驚きも感動も乏しい。街に出て、ほんのささやかな出会いだったが、サクラとヒヨドリの光景を愛でることができたのは幸いだ。

(雑報)
きのうから行方不明のメガネがようやく見つかった。予備があるから余裕だったが、ふかふかのチョッキ(ダウンベスト)のポケットの奥に見つかった。一度、確認したはずなのに、これでテレビが見やすくなった。

ことし二度目の雪、ディープフェイク

当地で、ことし二度目の雪のようだ。昼になって住宅街の屋根をながめたところ、小分けしたように残っていた。さて、いつから降り始めたのやら。雪には吸音効果があって、融けはじめまで、辺りに静寂をもたらす。余りの静かさに予感した通りだった。

なぜ昼になって気づいたのか・・・歳をとると、暖かい部屋から動かず、屋外には以って関心が薄い。それでも、テレビをつけると、雨と雪と、そしてサクラの開花の話題で持ち切り。
・・・おもむろに、腰を上げて確認したわけだ。

■ ウェザーニュース
「都心で1cmの積雪を観測  強い雪はすでにピーク越え」(2025/03/19 10:40)
ー https://weathernews.jp/s/topics/202503/190115/
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(本日3/19)10時時点で埼玉のアメダスで2cm、東京で1cmの積雪を観測*しました。東京で積雪が観測されるのは3月4日(火)**以来です
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(*)同社別ニュースで、都心で7時46分に直径9mmの雹(ひょう)が観測されたとのこと。
(**)当地(武蔵野地域)では、3月3日(月)の午後2時ころに雪が降った。

雪は真っ白である。結晶が複座でかつ重なり光を乱反射する(反射光は合成すると白くなる)からだ。懐中電灯は白色に発行する。そこで、不可能なことだが黒色のランプがあったら面白いと思っている。


ディープフェイク
ところで、昨晩、NHKの未来予知型ドラマ「創られた“真実”  ディープフェイクの時代」(初回放送日:2025年3月18日)を見た。外資系会社の日本の経営陣によるビデオ会議にある女性が参加して、トップから顧客データを海外の本社へ送信するよう指示される。実は、指示された女性以外は、AIで作成したディープフェイクだった・・・。女性の家族も巻き込んだドラマが展開される。

多分それに合わせたのだろう、きょうのYahooニュースに、共同通信による似た事件が配信されている。こちらの場合は、社長の声で送金指示があったという。どうやら < 動画投稿サイトなどに公開された社長の音声をもとに、AIの学習に利用された可能性がある > とのこと。

■Yahooニュース
「AI悪用か、社長の偽音声で指示 部下に電話、不正送金命じる」(3/19(水) 9:25 配信)    ー https://news.yahoo.co.jp/articles/5348195015828b041fc662eb9b450e8256a88f9d

これからは、ネットに「顔」や「声」など個人生体情報を公開するのは、細心の注意が必要になるだろう。

ずっと以前のこと、ある銀行がATMの受付で、手のひらの静脈情報を本人識別の手段としていたが、今は止めている。もしかしたら、先読みしてその危険性を察知していたのかもしれない。でも、貸金庫から行員が客の金を盗み出すというアナログなことも起こっているわけで、買いかぶりかも知れない。

2025年3月17日月曜日

(資料)ヒヨドリ

「ヒヨ」と呼び捨てにされる「ヒヨドリ」は、探鳥会のフィールドでよく見かける地味な鳥だ。珍しくもないので見向きもされない・・・、似たように名前がくくられるのに「カラス」がいる。「ブト」(ハシブトカラス)とか「ボソ」(ハシボソカラズ)と同じく呼び捨てにされる。
名前がくくられる鳥たちは、うるさくて図々しくて、ふてぶてしい。カラスと近縁の「オナガ」もそんな振る舞いをするが、どうやら略称はないようだ。(九州から東京に来たとき、オナガが庭先に群れているのを見て、最初、そのスマートさに感動したが・・・)

(本ブログ関連:”ヒヨドリ”)

ヒヨドリの名を平仮名で「ひよどり」と書くと、うるさい鳴き声に気も少しはおさまる。けれど、カラスは「からす」と書いてもおさまりが良くない。つまり、ヒヨドリはカラスより大部ましなのだ。

以前、庭に吊るした籠にミカンのむき身を置いたことがある。ヒヨドリが盛んに寄って来て食ったのはいいが、彼らは隣家前の路地にオレンジ色の糞を撒き散らした。あわてて、ミカンをエサにするのを中止した。(そのとき合わせて、高価なオレンジジュースを置いた。野鳥たちは完全に飲み干すが、一ランク下のものには見向きもしないことがわかった)

探鳥会でのっけから、ヒヨドリが目の前を飛びまわったりすると興ざめする。ベテランの方が個体数をカウントして、会の最後に報告されるが、どれほどいても誰も驚きはしない。
そんなヒヨドリだが、海外(欧米)のバーダー(Birder)にとって、来日した際にぜひとも観察したい対象だそうだ。欧米人にとって、日ごろお目にかからない極東地域に固有の鳥だからだ。

■ Youtube
① 「【ゆっくり解説】カラス並の知能⁉身近な嫌われ者…「ヒヨドリ」とは何者なのか?を解説/日本でしか観察できないヒヨドリの生態」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=ag1WRWN-FKQ

② 「【解説付き】ヒヨドリの鳴き声6種(地鳴き)」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=kMWUQOW-bTM&t=2s

■ 図鑑
①「くらべてわかる 野鳥」写真・文 叶内拓哉著、ヤマケイ文庫
ポケット版の図鑑では、ヒヨドリ科の鳥として、ヒヨドリが1種掲載されているだけだった。
その他について、ポピュラーな「サントリーの愛鳥活動」サイトに、「シロガシラ」が紹介されている。九州南側の島々から北上しつつあるよう。
    「サントリーの愛鳥活動」サイトに掲載の「シロガシラ」
    ー https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/4654.html

②「庭や街で愛でる野鳥の本」大橋弘一 著、山と渓谷社
ヒヨドリはもともと「漂鳥」(山と人里を季節に応じて行きかう)だったが、40数年前から突如人里に出て「住宅街の鳥」になったとのこと。

■ 歳時記
「野鳥歳時記」山谷春潮著、冨山房百科文庫
「鵯(ひよどり)」は秋鳥のうち、「鵙(もず)」(百舌鳥)に次いで多く俳句に詠まれているそうで、著者は、雪景色のなかの鵯が印象的としている。

■ 語源
「野鳥の名前」文 安部直哉、写真 叶内拓哉、ヤマケイ文庫
平安時代の「和名抄」に「和名は比衣土里(ひいどり)」とあるそうで、著者は、鳴き声からではないかを選択している。

2025年3月16日日曜日

(雑談)サンシティ

むかし、レンタルVIDEO店から借りたSF映画に「ソイレント・グリーン」があって、人類が膨張した未来社会での高齢者への処遇がおぞましい形で描かれていた。それ以来(一時期)、エンドウ豆のスナック袋菓子が食べづらくなったことがある。

(本ブログ関連:”ソイレント・グリーン”)

逆に、高齢者に夢をもたせる若返りのSF映画「コクーン」もある。結末がそれでよかったのかどうか気になる所だが、前向きに見ることはできた。

人生の幕をうまく閉じられるかどうかが老人の課題になる。「ソイレント・グリーン」は<姥捨て伝説>に通じるし、「コクーン」は<桃源郷>にある意味でつながる。

アメリカのベンチャー経営者の中には、企業の業績で一発あてると、アイデアを早く売って老後の道を選ぶ者がいると聞いた。その後どうするかと問えば、西海岸でブドウ園を作って葡萄酒づくりを楽しむという。ビジネスは続けている。

皆がみな、それほどの財力があるわけではないだろうけれど、ほどほどの金持ちはいっぱいいる。そんな人たちがリタイヤ後に過ごす、主に55歳以上(ほぼ白人)を対象にした町*がある。
(*)現在販売中の住宅の75%が、50万ドル以下の(エリアがある)模様。

カリフォルニア州に隣接した内陸部のアリゾナ州に「サンシティ」(1960年1月~)という高齢者向けの人工的な町だ。地図上で見ると、北緯33度(≒日本の大分市)で、乾燥した大地にある。

■ Google Map
サンシティの<地図

寒さが苦手な高齢者に適した気候で、広大な敷地だ。

■ 生成AI「Gemini」・・・ 抜粋
・夏は非常に暑く、平均気温が摂氏40度を超えることもある。
・冬は温暖で、平均気温は摂氏10度から20度程度。
・同程度の面積規模としては、東京都の府中市(約29.4平方Km)が挙げられる。

■ Weather Spark
日本語)「サンシティ における年間の気候および平均気象」 アリゾナ州
    ー https://weatherspark.com/y/2461/Average-Weather-in-Sun-City-Arizona-United-States-Year-Round#google_vignette
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サンシティでは、夏はうだるように暑く、乾燥状態、冬は涼しく、年間を通じてほぼ晴れです。1 年を通して、気温は 6°Cから 41°Cに変化しますが、2°C 未満または 44°C を超えることは滅多にありません。
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実際の町の景色は、平屋住居が密集**しているが、コミュニティ施設は大きいといった具合のようだ。家族解禁の地区も設けられていて、55歳以下でもコミュニティ施設の使用はできるという。町は広く、次のYoutubeでは、高層ビルが少なくとも見えない。
(**)密集: 隣家に何かあったとき、異変に気付いたとき感知しやすい意味もあるだろう。

■ Youtube(登録: Living in Arizona Now)
「フェニックス北西部のサンシティとサプライズ・アリゾナ」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=mZCbRlsBCSA

2025年3月15日土曜日

柴又帝釈天の木彫

きのう、「満月」(15時55分に迎える)の観察を忘れた。昨年(2024年)の満月は3月25日だったが、お月さまと太陽の巡りは違うため、時期がえらく離れていて、同月同日に重なるわけでない。

昨晩は天気がよくて、満月がよく見えたようだった・・・ 過ぎて惜しみ、忘れたことを後悔する。

(本ブログ関連:”3月の満月(ワーム・ムーン)”)

ところで、深夜にTOKYO MXテレビ(MX2チャンネル)の「ヒーリングタイム&ヘッドラインニュース」(13:55~14:00)を寝つきに何気に見ることがある。毎回いろいろな景観(工業地帯や寺院など)を背景に、画面の下側にニュースを字幕にして横向きに流す*古風な番組だ。
(*)字幕にして横向きに流す:「ロールテロップ」というそうだ。

そのなかに或る寺院が登場する。拝殿の壁面にはめられた木彫が気になる。透かし彫りなのだろうか、大きな木板に奥行きのある表現をして微細に(空間を余すところなく)彫り進んでいる。
他の画面に「矢切の渡し」があったように見えたので、もしかして葛飾の「柴又帝釈天」**で有名な寺院ではないかと想像した。渥美清の「フーテンの寅」***が主人公の映画「男はつらいよ」でお馴染みの舞台だ。
(**)柴又帝釈天: 経栄山題経寺(きょうえいざん だいきょうじ)と号するそうだ。
(***)寅さんのお馴染みのせりふ「私生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します」。


まさに直近、その思いを満たしてくれるYoutubeが登録されている。

■ Youtube(登録: 山田五郎 オトナの教養講座)
「【彫刻の寺!葛飾区・柴又帝釈天ロケ】細密&立体感に感動!超絶技巧の彫刻に込められた震災への思いとは?そして柴又帝釈天の彫刻は日本の...」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=9PyLKeFWlqg

山田氏の代わりに番組アシスタントのウリタニさんが現地を訪問して、当地、葛飾区主査学芸員 谷口栄氏にインタビューしながら、寺院の景観・立地の紹介、および木彫作品の解説を受けた。谷口氏の説明が実に素晴らしい。山田氏も絶賛している。

暖かくなったら、柴又の町を散歩して、団子を食って、その足で帝釈天を参拝したい。もしかしたら、境内で佐藤蛾次郎のひょうきん役の寺男と、笠智衆のおっとり役の御前様に出会えるかもしれない。

2025年3月13日木曜日

(資料)ゲーム「指名回し」または「番号回し」

現在通っている体操教室は、ほどよい規模なので、体操を終了後いろいろなゲームをすることがある。グループごと、あるいは全員でゲームを楽しむ。今回も、前回(3/6)と同じゲームが行なわれた。

ゲームは、全員が輪になり席順に番号が割り振られ、当てられた番号の人は、(手拍子にあわせて)任意の番号の人を指定して、次に続けるというものだ。

リーダーの方から、ゲームのルールがしっかり説明されたが、いざ始めると(全員年配者のため)いつ自分が当てられるか予測できないため、慌ててしまいシドロモドロになってしまう。

ネットでゲーム名を調べてみたがうまくヒットできない。例によって、Googleの生成AIのGeminiに、次のように聞いてみた。

Q.次のゲームを何と言いますか。参加者が輪になって、自分の番号を言った後、任意の人の番号を言って廻す遊び。
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A.そのゲームは一般的に「指名回し」や「番号回し」と呼ばれています。地域や学校によっては、独自の呼び方があるかもしれません。

ゲームのルールはシンプルで、参加者が輪になって座り、順番に自分の番号を言った後、任意の人の番号を指名します。指名された人は、自分の番号を言ってから次の人を指名します。これを繰り返していくゲームです。

このゲームは、人数が多い場合でも楽しめるため、学校のクラス地域のイベントなどでよく行われます。また、ルールが簡単なので、小さな子供から大人まで幅広い年齢層で楽しむことができます。

ゲームのポイントは、以下のとおりです。
順番を覚える自分の番号だけでなく、他の人の番号も覚えておく必要があります。
指名する人を決める:  誰を指名するかを瞬時に判断する必要があります。
リズムに乗る:  ゲームをスムーズに進めるために、ある程度のリズムに乗ってうと良いでしょう。

このゲームは、記憶力瞬発力を養うだけでなく、参加者同士のコミュニケーションを促進する効果も期待できます。
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「指名回し」・「番号回し」ゲーム
あらためてネットで、「指名回し」または「番号回し」の名を検索したが、該当ソースに行きつくことができなかった・・・ただし、Geminiが回答してくれたので、きっと何処かに情報があるのだろう。

2025年3月12日水曜日

春の雨

夕方にとうとう雨が降り出した。どうやら深夜零時まで続くらしい。(→ 19:00頃まで)

昔、仕事仲間とカラオケに行ったとき、持ち歌がなくて困った。頑張って探したのが、次の2曲だった。その後はカラオケが楽しくなり、いろいろとチャレンジした。
渡哲也(1941年〈昭和16年〉~ 2020年〈令和2年〉)の「くちなしの花」(作詞 水木かおる、作曲 遠藤実、1973年)
八代亜紀(1950年〈昭和25年〉~ 2023年〈令和5年〉)の「なみだ恋」(作詞 悠木圭子、作曲 鈴木淳、1973年)

「なみだ恋」の歌詞に、「肩を寄せ合う 通り雨」とか「夜咲く花が 雨に散る」といった雨が絡む場面がある。作詞者の悠木圭子の他の歌にも、雨が色づけする。ちなみに、悠木圭子と作曲者の鈴木淳はご夫婦とのこと・・・そりゃあ息が合いますね。

この春の時期の<雨>を歌った、田川寿美の「春の雨」(作詞 悠木圭子、作曲 鈴木淳、1999年)がある。同歌も、鈴木、悠木夫妻の作品。演歌には雨や風が似合う。
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墨絵のような淋しい町に  紅い野の花が
冷たい風にさらされながら  そっと咲きました
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■ Youtube(登録:ピノキオ・ミュージック2021)
「春の雨 歌:田川寿美」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=7xO4IU7Fm8I

Youtubeの画面に、早春の「カタクリ」と「ミスミソウ」の花が揺れている。

2025年3月11日火曜日

東日本大震災から14年

2011年(平成23年)3月11日14時46分に発生した「東日本大震災」の記憶は今も鮮明だ。

(本ブログ関連:”東日本大震災”)

まずわが家のことでいえば、激しい振動の後、通りに面した大谷石塀がすべて崩れたことだ。強震が収まってホッとしたとき、隣家から塀が倒れていると知らされて頭に浮かんだのは、いつも近所の幼い兄弟が木製の箱を引きずって遊んでいたことだ。不安が襲った。瓦礫の下に子どもたちがいたらと思い巡った瞬間、指先が震えるのを感じた。

さいわい、大谷石の瓦礫が重なっていただけで、とんでもない事態には至らなかった。

(本ブログ関連:”東日本大震災 2011年3月11日12日13日”)

震災の状況は、連日、テレビ画面を通じて判明できた。次に身近に迫ったのが、福島原子炉の津波による事故だ。海沿いに建設した原発の装置(電源盤や非常用発電機など)が、何と海面下の地下に設置され海水をかぶってしまった。原子炉を冷却するための電源を失った結果、原子炉は熱暴走した。放射能が空中に噴出する危機に陥ったのだ。

(本ブログ関連:”福島第1原子炉事故”)

水道水の放射能汚染を心配して、幼い身内のため、大分県日田市の湧水を購入して配送するのを続けてもらった。(当時、米軍人家族が日本から緊急退避したり、日本人の中にも沖縄へ家族と一緒に転居した人がいたようだ)

メディアは、非難対象を作るため、原子炉所長を生贄にした。情報収集の不適切さによる全くの誤報(曲解)と判明したにもかかわらず、ジャーナリズム大賞の特別賞を受賞していた。
「みなさまに深くおわびします 朝日新聞社社長」(2014年9月12日)
    ー https://www.asahi.com/shimbun/20140912.pdf

2025年3月10日月曜日

(雑談)若い女性の喋り方と、前髪をたらすこと

最近の若い男性アイドル、タレントや歌手に、どこの影響を受けたのか薄化粧して前髪をたらしている者が多数見られる。作る者がいて、演じ表現する者がいて、見る者がいる・・・まあ、ビジネスだろうけれど。

一方、若い女性の場合、欧米との違いでよく言われることがある。
❶ わりあい声のトーンが高いという。随分以前からのような気がする。女性の本能で、若く・幼く見られたい、そう聞かれたいという願望だろうか。
❷ 前髪をたらす(額を隠す)のも同様で、小顔(童顔)に見られたいという願望か、欧米経験者からよく指摘される。


喋り方、声のトーンについてネット上で調べてみた。

■ 東洋経済オンライン
「日本人女性の声は、なぜこうも『高音』なのか」(音・人・心 研究所理事 山粼広子氏、2018年7月8日 6時0分)より抜粋
https://news.livedoor.com/article/detail/14979655/
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──日本人女性の声は高いとも。
多くの国で調べてきたが、声の高さは世界一だ。それも本来の地声よりも高い声を作って話す。地声はそれほど高くはない。最近は体格がよくなり、声帯が短いわけもなく、本来は落ち着いた低い声が十分に出るはずが、それを隠して作り物の高い声で話す
  ・・・・・
最近の日本人女性は、本来なら230~240ヘルツで話すべき抑揚を300~350ヘルツの高いところに持っていく。これは不自然。
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■ 生成AI Gemini
若い女性の喋り方について、Q&Aをしてみた。
Q.日本の若い女性の喋り方で、若く幼く聞こえるように、唇を開けたまま発音しているように聞こえますがどうでしょうか?
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A.ご指摘の通り、若い女性の話し方で、若く幼く聞こえるように、唇を開けたまま発音しているように聞こえる現象は存在します。これは、以下のような要因が考えられます。

1. 音声模倣と憧れ:
・若い女性は、メディアや周囲の同年代の女性の話し方を無意識に模倣することがあります。
・特定のアイドルやアニメキャラクターのような、若く可愛らしいとされる話し方に憧れ真似ることで、自身もそうありたいという願望が表れることがあります。

2. 心理的要因:
・若く見られたい、可愛く見られたいという心理が、幼い印象を与える話し方につながることがあります。
・相手に親近感を与えたい、甘えたいという気持ちから、意図的に幼い話し方を選ぶこともあります。

3. 社会的要因:
・現代の日本では、若い女性に対して「可愛らしさ」が求められる傾向があり、それが話し方にも影響を与えていると考えられます。
・SNSなどの普及により、より視覚的に「可愛らしさ」を意識する機会が増え、それが音声表現にも影響している可能性があります。

4. 実際の音声的特徴:
具体的には、以下のような音声的特徴が挙げられます。
口角を上げ、口を大きく開けて発音する
語尾を伸ばしたり、上げたりする
声のトーンを高くする
「〜ですぅ」「〜ますぅ」のように、語尾に「う」をつける
これらの要因が複合的に作用し、若い女性の話し方に特徴的な傾向が現れていると考えられます。

ただし、これらの特徴はあくまで一般的な傾向であり、全ての若い女性に当てはまるわけではありません。また、時代や地域によっても変化する可能性があります。
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髪形のファッションは変遷するので確かなことでないが、「前髪をたらす」について、以前こんな歌があった。

ロカビリー歌手でもあった平尾昌晃(1937年〈昭和12年〉~ 2017年〈平成29年〉)が作詞・作曲して歌った「ミヨちゃん」(1960年)の歌詞の一番に「前髪たらした かわいい娘(こ)」がある。ニキビ面の男子高校生にとって、愛おしさにあふれている姿が見えるでないか。でも、結局・・・。

■ Youtube(登録: GSiloveyou)
「平尾昌章/ミヨチャン (1960年)」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=r6JFimPSZsI
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僕のかわいい  ミヨちゃんは
色が白くて  ちっちゃくて
前髪たらした  かわいい娘
あの娘は  高校二年生
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2025年3月8日土曜日

三八式

むかし勤めていた会社の部門に、親入社員が配属された。寡黙で仕事を着実にこなす有能な若者だった。みなが雑談していたとき、わたしが戦争の話を(子どものころ見たテレビの記憶映画をもとに)していたとき、その若者から「戦争に行ったのですか?」と問われたことがある。たしかに、彼から見れば年配であり、話しぶりからそう思ったのかもしれない。

きょうは、3月8日でサンパチなので、サンパチにちなんだ話をひとつ。

わたしが若いころ、職場で年配社員の方から(こちらは事実だが)戦争経験を聴いた。今も記憶に残っていることがある。歩兵銃(三八式歩兵銃だったのだろう)の射撃の話だ。同ライフル銃は、弾を一発ずつ発射した。連射できないことを、上官から、むしろ一発ずつ精神を込めて撃つことの重要性(意義)をいわれたそうだ。戦況が逼迫し、弾薬が不足する段階でのことで、精神主義が物量主義を上回ってしまっていたのだろう。

そんな歩兵銃を携えていた戦場が何処だったのか、聞いたはずなのに忘れてしまった。わたしの父もそうだったろうが、よくぞ生き延びたものと、この歳になってつくづく思う。

(本ブログ関連:”ひまわり(映画)”)

2025年3月7日金曜日

三大香木

今朝のNHKテレビの情報番組で、気象予報士の方から「三大香木」のクイズが出された。ヒントとして、パネルに「春(ジンチョウゲ)」があり、残りの「夏(?)」、「秋(?)」について問うたものだった。花から香りを発する樹木を想い描いても、季節と合わせると戸惑う。寒い冬を乗り切った早春の「ジンチョウゲ」は季節と一致するのだが・・・。

花の香り
三大香木の正解は、春の沈丁花(ジンチョウゲ)、夏の梔子(クチナシ)、秋の金木犀(キンモクセイ)の3つで、春・夏・秋それぞれの季節に、強い香りの花を漂わせる。散歩で見つけることができる身近な樹々だ。
● ジンチョウゲは、小学校の生垣に並んだ「カイヅカイブキ」(ヒノキ科)の隙間に植わっていたが・・・なぜか伐採されてしまった。赤を滲ませた白い小さな花(萼片)の集まりがあちこちに咲く。花期は2~4月。
クチナシは、公園入口に、気付けばそこに居るようにひっそり植わっている。白い花弁が咲き、香りは他と比べて穏やかで、爽やかである。花期は6~7月。
キンモクセイの樹高は、ジンチョウゲが1~1.5m、クチナシが1~3mと比べて、とても高く、10~18mに達する。「江戸東京たてもの園」入口の両側に立つキンモクセイは圧巻で、オレンジ色の小花が房状に集まり、木全体を飾る。花期は9~10月。

(本ブログ関連:”ジンチョウゲ”、”クチナシ”、”キンモクセイ”)

■ Youtube(登録: high_note Music Lounge)
「春よ、来い - 松任谷由実(フル)」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=gol5dFrv4Ao


木の香り(香木)
ところで、樹自体が香りを発する<香木>については、名前を聴いたことがあるが、嗅いだ記憶は朧ろだ。とても高価なもののようで、線香などを通じてありがたみを感じただけかもしれない。Wikipediaに、次のものがあげられている。
● 白檀(ビャクダン): 熱を加えなくても香気を発する特徴があり、線香のほかか、数珠や扇子、仏像等の工芸品に使用されているそうだ。
● 沈香(ジンコウ): 白檀とは異なり熱を加え焚くことで放香するそうだ。
● 伽羅(キャラ): 沈香の最高級品だそうだ。

香道
聞いたことはあるが接したことのない趣味に「香道」があり、上記の白檀、沈香、伽羅は重要な香木として扱われるそうだ。ただし、貴族的で高踏趣味のようなので、近づくには気が引ける。
ー AIのGeminiに聞くと、入門で数万円、本格的に始めると数十万円から数百万円以上とのこと。

2025年3月5日水曜日

啓蟄 2025

昨夜来の「氷雨」は、早朝には落ち着いたようだ。黒く濡れた通りに雨はないものの、家々の雨樋(あまとい)を伝わって水の滴る音がする。見上げると、屋根に雪が残っているのが見える。どうやら(天気予報の通り)、夜中に雪が積もったらしい。

先週の暖かさが嘘のようだ。寒暖の繰り返しが当分続くのだろうか。少々気が休まらない。

きょうは、二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」。冬に土中にこもっていた虫が、穴から出てくるころ。啓蟄について、江戸時代の「暦便覧」*(著者 太玄斎、出版者 蔦屋重三郎[ほか1名]、出版年 天明7年)に、「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、あな(穴)をひらき出ればなり」と記されている。
(*)国立国会図書館デジタルコレクション
    ー https://dl.ndl.go.jp/pid/2536637/1/7

(本ブログ関連:”啓蟄”)

きょうの天気に、地中の虫たちは出番をあぐねていることだろう。それを押し出すのが、この時期(啓蟄)の雷(初雷)で、「虫出しの雷」というそうだ。たしかに、落雷は樹の幹を吹き飛ばしたり、地面を這うように広がり危険。地中の虫たちたまったものじゃないだろう。

七十二候
二十四節気の「啓蟄」の間を、三つに分けた「七十二候」は次の通り。
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・初候: 蟄虫啓戸(ちっちゅう とを ひらく) 冬籠りの虫が姿を現しだす。
・次候: 桃始笑(もも はじめて わらう) 桃の花が咲き始める。
・末候: 菜虫化蝶(なむし ちょうと けす) 青虫**が蛹(さなぎ)となり、羽化して蝶に生まれ変わる
 (**)青虫:アブラナ科の野菜につく昆虫(害虫)を指す。
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(付記)
① 生成AI「Gemini」
啓蟄の頃に活動を始める主な昆虫を問うてみたところ、(土中に棲むものとしては)クロアリアミメアリダンゴムシなどをあげた。

② ウェザーニュース
七十二候の「蟄虫啓戸」にある「虫」は、昆虫に限らず冬ごもりから目覚めたいろいろな生命をあらわすという。
「二十四節気『啓蟄』 虫も山も笑顔になる時季!?」(2022/03/05)
    ー https://weathernews.jp/s/topics/202202/280125/
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啓蟄の「啓」は「開く」の意で、「蟄」は「冬の間、地中に閉じこもっている虫」のことです。この場合の「虫」は昆虫に限らずヘビカゲカエルなども含みます。つまり「啓蟄」は「冬ごもりをしていた昆虫などが地上に這い出ること」を意味します。
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2025年3月4日火曜日

(資料)Gemini:「端唄」の旋律について

Googleの生成AI Gemini に、端唄の旋律について、西洋音楽との違いを問うてみた。
結論として、端唄では、「言葉が持つニュアンスや感情」を重視して伴奏する。ただし、旋律が「唄の節とは異なっているのも大きな特徴」とのこと。

(本ブログ関連:”端唄”)

Gemini とのQ&A
Q.「端唄」は、西洋音楽のような旋律を繰り返すというより、歌詞の言葉に沿って旋律をつけるように聞こえますが、どうでしょうか?
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A.おっしゃる通り、端唄は西洋音楽とは異なる旋律の付け方をしています。その特徴は、以下の点が挙げられます。

1. 歌詞に寄り添う旋律
端唄は、歌詞の言葉の意味や情景を大切にし、それに合わせて旋律が作られています。
● そのため、歌詞の一つ一つの言葉が持つニュアンスや感情が、旋律を通して表現されます。
西洋音楽のように、旋律の繰り返し形式美を追求するよりも、歌詞の内容を重視する傾向があります。

2. 短い曲の中に込められた情景
端唄は、短い曲の中に季節の風物や男女の恋模様などを表現します。
● 限られた時間の中で、情景や感情を豊かに表現するために、歌詞と旋律が密接に結びついています。

3. 三味線との調和
端唄は、三味線の伴奏に合わせて歌われます。
三味線の音色やリズムも、歌詞や旋律と調和し、曲全体の雰囲気を盛り上げます。
三味線の旋律が、唄の節とは異なっているのも大きな特徴です。

4. 庶民的な音楽
端唄は、江戸時代の庶民の間で流行した音楽です。
● そのため、歌詞も旋律も、庶民の生活や感情に寄り添ったものが多くなっています。

これらの特徴から、端唄は歌詞の内容を重視し言葉の意味や情景に合わせて旋律が作られていると言えます。
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2025年3月3日月曜日

端唄 春雨

「雛祭り」のきょう、一日雨と雪で冷える。
(追記-1)いつ降り始めたのか、午後2時に外を見ると、ぼた雪が濡れた道に降っていた。
(追記-2)午後4時前に見たら、雨に変わって雪は積もっていなかった。(同時刻、都心で雪が降っていたりした)
(追記-3)明晩~あさっての朝方、大雪の恐れがあるとのこと。

子どものころ、時代劇の映画が身近だったため、社宅の空き地でチャンバラごっこをして遊んだものだ。どんなふうに切られ、倒れるかを競い合った。だから今でも、時代劇の果たし合いのシーンを見ると、敵役がどのように討たれるのか興味が湧く。

春に小雨が降りだすと、少々濡れても平気だと月形半平太を気取って「春雨じゃ、濡れてまいろう」といったもんだ。子どもは雨に無敵である。どしゃ降りになっても遊び続けたいのだが、泥だらけで帰宅すると小言をもらうので、適当に切り上げることになるのだが。

(本ブログ関連:”春雨じゃ、濡れてまいろう”)

ところで、欧米人には傘をささない習慣があるらしい。生成AIの「ChatGPT」や「Gemini」に聞いてみると、霧雨が多いから、雨が降ってもすぐ乾燥するから、服装に違いがあるからなどさまざま回答がある。そんな欧米人も、日本旅行で来て、傘無しではすまないだろうと推測する。日本の雨はちょっと違う。

きょうの雨を、「春の雨」というか「春雨」というか。ネット上にさまざま定義があるようだが、濡れて行くにはちと寒い。鳥もどこかで雨宿りしていることだろう。

春の訪れを指す、取り合わせのよい「ウグイス」と「ウメ」を歌った、江戸の「端唄」に「春雨」がある(「江戸端唄集」(倉田喜弘編、岩波文庫)より)。端唄としては、おもう相手に飛び込んでいきたいのだろう・・・。
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はるさめに しっぽりぬるゝ鶯(うぐいす)の  羽かぜに匂う 梅が香の(や)  花にたはぶれ しほらしや  小鳥でさへも 一とすじに  ねぐらさだめる気はひとつ   わたしや鶯 ぬしは梅  やがて身まゝ  気まゝになるならば  サァ 鶯宿梅*(おうしゅくばい)じやないかいな   さっさ なんでもよいわいな
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(*)村上天皇が紀貫之の娘の家にある梅の木の移植を求めたとき、娘が鶯の宿る梅をいかにと問うた歌によるという。

■ Youtube(登録:朝川玲伎
「端唄 春雨 朝川玲伎」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=ZImXK9vPzJ0

2025年3月2日日曜日

早春賦

3月から、気象庁の季節区分で「春」(3月~5月)が始まる。きょうの最高気温は、21.2℃(15:19)、ちなみに昨日は、20.4℃(13:51)と春爛漫(はるらんまん)の気配すらした。ところが、あすから急激に気温は低下して、今週末まで冬に逆戻りするようだ。もしかしたら、降雪の可能性まであるという。まさに、名のみの春だ。

ここ数日、春の気分に浮かれたが、そういってばかりいられない。早春の長野の安曇野一帯を歌った唱歌「早春賦」*(作詞 吉丸一昌、作曲 中田章、大正2年:1913年)がある。まだまだ辺りには雪が残り、春の訪れが待ち遠しい。
(*)「早春賦」の「賦」とは、早春の詩歌を詠(うた)うの意)

(本ブログ関連:”早春賦”)

この歌を「由紀さおり安田祥子」の姉妹が歌っている映像がYotubeにある。姉(安田)がソプラノ歌手、妹(由紀)がポピュラー歌手であるが、しっとりと聞き取りやすい歌唱で語ってくれる。
一般に、ソプラノ歌手が唱歌を歌うとき、オペラ風のベルカント唱法で聞かされると、堅苦しくなる。音大出身者が学校の音楽教育にたずさわっているためか、唱歌の持つ日本語の響きを忘られることがある。その点、上記デュエットは安心して聞かせていただける。

■ Youtube(登録:yuki061301)
「早春賦 - 由紀さおり(Saori Yuki) & 安田祥子(Sachiko Yasuda)」・・・ 1,3番を歌う
    ー https://www.youtube.com/watch?v=_1-dS6MF0Vw


Googleの生成AI「Gemini」
そこで、この歌の歌詞について、生成AI「Gemini」に解説を頼んでみた。ネット上の複数の解説を元にしたと思われるところがあるが・・・。
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唱歌「早春賦」の歌詞解説ですね。この歌は、春の訪れを待ち望む気持ちと、まだ寒い早春の情景対比させて歌った美しい歌です。歌詞を紐解きながら、その情景や込められた意味を解説していきます。

歌詞と解説

一番
春は名のみの 風の寒さや                  暦の上では春とはいえ、吹く風はまだ冷たい。
谷の鶯 歌は思えど                           谷のウグイスも、歌いたい気持ちはあるだろうが。
時にあらずと 声も立てず                  まだその時ではないと、鳴くのを我慢している。
時にあらずと 声も立てず                   (繰り返し)

二番
氷解け去り 葦は角ぐむ                     氷は溶け、葦の芽も出始める。
さては時ぞと 思うあやにく               さあ春だと期待するものの、残念なことに。
今日も昨日も 雪の空                        今日も昨日も、雪が降る空模様。
今日も昨日も 雪の空                         (繰り返し)

三番
春と聞かねば 知らでありしを            春と聞かなければ、気にも留めなかったであろうに。
聞けば急(せ)かるる 胸の思いを      春が来ると聞くと、待ちきれない気持ちが募る。
いかにせよとの この頃か                  この気持ちをどうすればよいのだろうか。
いかにせよとの この頃か                   (繰り返し)

歌の情景と心情
・この歌は、冬から春への季節の移り変わりを、繊細な言葉で表現しています。
・一番では、春の訪れを待ちながらも、まだ寒い現実が描かれています。
・二番では、少しずつ春の兆しが見え始めるものの、再び寒さが戻ってくる様子が歌われています。
・三番では、春を待ち望む気持ちが、切実に表現されています。

歌に込められた意味
・この歌は、自然の美しさとともに、人間の心情を豊かに表現しています。
・季節の移り変わりの中で、希望と焦燥が入り混じる複雑な感情を歌い上げています。
・「早春賦」は、1913年に発表された吉丸一昌作詞、中田章作曲の日本の唱歌です。2006年から2007年にかけて文化庁と日本PTA全国協議会が選定した「日本の歌百選」に選ばれています。

この解説が、歌の理解を深める一助となれば幸いです。
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2025年3月1日土曜日

野鳥観察(79)

早朝、野鳥観察(探鳥会:月2回開催)へ出かける。すでに太陽が昇った(6:12)18分後のこと、外はすでに明るい。おかげで、実際の気温(約4.5℃)より温かみを感じてしまう。前回(2/22)の探鳥会を欠席したので、今回はしっかり起床して出席した。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

集合場所手前の橋を渡るとき、すでに集まった参加者から川岸に「クイナ」がいると教えられ、橋から観察した。前々回(1/25)も同様に、集合直前に橋の上から目撃している。

晴天が長く続いたせいで、公園を流れる小川が水が涸れ*したようだ。あちこちで水底が顔を出している。少しでも水だまりがあると、そこに水鳥が集まる。移動のために飛ぶ姿をみると残念な思いがする。
(*)水路を改修したとき、砂礫層の上を走らせたようで、水が地下に滲み込みやすくなっていると聞いたことがある。

今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものから、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・モズ: ベテランの方に指差されて、隣接の自動車教習所との境にある木の上に姿を見た
・キジバト: 樹上をサッと横切る
・ヒヨドリ: 鳴き声をあげながら、樹上をサッと飛び抜ける
・ツグミ: 枯れ葉が敷き詰められた地面をつつきながら餌を探していた
・ヤマガラ: 樹上にとまっているのを撮った(下記写真)
・ムクドリ: 多数群れていて、地面と上空を行ったり来たりして落ち着かない
・カワセミ: 小川の岸辺の枯れ木の枝にとまって、羽を休めていた(下記写真)
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・クイナ: 集合場所に着く直前、小川の岸辺でエサを探す様子を撮った(下記写真)
・カルガモ: 少ない水場に浮かんでいるのを撮った(今回掲載せず)
・コサギ: 1羽いて、後から来た1羽と合流せず、互いに分かれて飛び去った(下記写真)
・ダイサギ: 1羽、ゆったりと水溜りを横断していた(下記写真)
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・ツバキ: テレビの解説であったように、花が下向きに咲いていた(鳥媒:頭を潜らせる)


ツグミ(写真左)、ヒヨドリ(写真中央)、ヤマガラ(写真右)
・隣接の自動車教習所との境にある枯葉の絨毯の上を「ツグミ」が1羽餌を探していた。
・みなが指さした樹上に、ゆったり腰を下ろしている「ヒヨドリ」がおもしろい。
・逆光のせいで、黒色の頭頂やレンガ色の腹部が影になったが、よく見れば「ヤマガラ」と分かる。



クイナ(写真左)、コサギ(写真中央左)、ダイサギ(写真中央右)、カワセミ(写真右)
・集合場所の手前の橋から、つまり朝7時ころ、小川に「クイナ」の姿を何度も見かける。
・小型で黒い嘴から「コサギ」とすぐわかる。珍しく2羽同時に見られたが、競争相手か?
・「ダイサギ」は、さすがに大きい。嘴の口角が目より奥に続く。
・久し振りのヒット。「カワセミ」の写真をこんなにもうまく鮮明に撮れたのは初めて。


(追記)
幹事さんから、本日の結果がメールで知らされた。その中で、「ムクドリ」、「カワラヒワ」のカウントがトップである。上記にムクドリについて記したが、カワラヒワは目視したが大群の群れに目が定まらず曖昧なまま終わったので記していない。

2025年2月28日金曜日

きょうで2月も終わり

今年もあっというまに過ぎている・・・過ぎたむかしを含めて遠くへ行ってしまう。まるで列車の車窓からながめる景色のようで、今しか見えない。未来も、窓ガラスに遮られてよく分からない。列車が大きくカーブしない限り、車内にじっと座り、時間に身を任せている。

正直、計画のない日々を過ごしているわけで、無関心でいる・・・そういえば、新聞は読まない、テレビの時事報道も関心がない。ネットで最新の話題を探すくらいかな。

ところで、むかしは仕事の計画に、2月が他の月と比べて日数が少ないのに閉口した(31-28=3)。結果、プロジェクトの進捗が、他の月より3日足りないことになる(休日、祝日を度外視して)。

いま2月、寒気で家にこもって運動不足になりがち、気分もよくない。冬が終わり、春に向けて寒暖を繰り返している。陽射しのよい日には、できるだけ外出しようと思案している。

2025年2月27日木曜日

いくつあげられるか

きょうの体操教室で、参加者を小グループ(4~6名)に分けて、リーダーがあげるものを列記するゲームがあった。

① 花の咲く木の名、② 花の咲く草の名、③ 魚の名 を課題に、小時間(1.5~3分間)で、いくつあげられるかグループ同士で競うのだ。わたしは、もっぱらメモ役に徹した。①~③ごと、そのつど結果を発表して、一位のグループを知ることになる。競い合いが、いい意味で集団の活性につながるとのこと。

ゲームの後、リーダーの方から、グループ内で少し談話して終わりましょうと語られ、いつもは体操を終了後すぐ解散するルーチンだったけれど、今回ゲーム時間を設けたことで、結果、和気あいあいになることに気付かせてもらった。

ちなみに、カウント数で差が大きかったのは「魚」の名前だ。そういえば、地元の鮮魚店は相変わらず盛況だが、肉屋は減ったような気がする・・・気のせいかな。

2025年2月26日水曜日

水道水の冷たさに・・・

きのうときょう、体のあちこちを診てもらいに出かける。この歳になると、ネジが緩んだというより、ネジが落ちていることに気付く。われながら世話のやける奴と思う。

そんなわけで、午前中かけて外出した帰り道、美味いものを食おうと街なかを見渡した。近隣県の地産物(農産物)の販売店が目についた。そうだ、飯屋もよいが新鮮な果物に傾いて、イチゴやリンゴ、そして柑橘類を買う。帰宅してすぐに口にする。

食前にイチゴやリンゴを水洗いしたとき、水道水の冷たさが苦にならないことに気付いた。最高気温の17.7℃(14:42)となる手前の時刻だったが、きょうは本当に温く穏やかなせいもあって、水道水に懐かしささえ覚えた。やあ、久し振りといった感じだ。

冷たい水で洗ったイチゴがこんなにも美味いとは。早く春が戻って来て欲しいとつくづく思った。けれど、来週には冬に逆戻りという。行きつ戻りつして春を待つことになるようだ。

(追記)
当たり前かもしれないが、深夜になると気温が下がり寒さに気付く。
実はガスストーブが故障した。エアコンの包(くる)むような暖風は性に合わない・・・ガスストーブの遠赤外の熱射の方がよかったのだが。

2025年2月25日火曜日

ジェットストリーム

遠い昔、大学生のころ、ラジオの音源として高音質でステレオで聴取できるFM放送がもてはやされた。合わせて、FM放送の番組表を掲載した雑誌「FM fan」を持つのがお洒落だったりした。今は、AM放送がFM放送へ転換しつつあるが。

深夜にFM東京から流れる、城達也がアナウンスする(パーソナリティをつとめた)「JET STREAM/ジェットストリーム」(1967年から放送)のテーマ曲はある意味圧巻だった。瑠璃色の夜空を黄金の光を点滅させながら飛行するJAL旅客機を夢想したのだから。

(本ブログ関連:”ジェットストリーム”)

番組の始まりに語られる空の情景が忘れられない。
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遠い地平線が消えて
深々とした夜の闇に心を休める時
はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は
限りない宇宙の営みを告げています
・・・
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テーマ曲(ストリングス)は、ボビー・ヴィントンの歌う「ミスター・ロンリー」(1964年)だ。e-Wikipediaによると「ヴィントンがこの曲を書き始めたのは1950年代後半、陸軍に所属していた時だった。歌詞は、海外に派遣され、故郷との連絡が取れない兵士を描いている。歌い手は、自分の境遇を嘆き、誰かと話したいと願っている。」と解説している。まさにベトナム戦争当時にリリースされた曲である。

ものごとの真反対の比較の例えに「天と地の違い」という表現があるが、夢想的な海外旅行の旅客機とベトナムのジャングルの差だったのかもしれない。


■ Youtube(登録: HKD Japan_takikawa)
「ボビー・ヴィントン Bobby Vinton/ミスター・ロンリー Mr. Lonely (1964年)」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=B4rmQKVGEIY

2025年2月24日月曜日

(雑談)アオ(青)とミドリ(緑)

日ごろ気になる言葉(たとえば、日本人にとって「青」と「緑」の識別)についてネットを参照してまとめてみた。(感謝。転記の際に一部抜粋したりした)

九州大宰府から遠く奈良の春を思った万葉の歌に、奈良の<枕詞>の「あおによし」がある。「あお(青)に(丹)よし」の「あおに」について、ネット上の資料を参照したところ、「あお」は青色、「に」は土色(丹:赤色の鉱物=赤い土)をさし、奈良県で産出する顔料「岩緑青(いわろくしょう)」*を表わす古名と紹介されている。
(*)岩緑青は「孔雀石」(Cu2(CO3)(OH)2)の粉末、古名で「青丹(あおに)」と呼ばれる。(Wikipedia

(本ブログ関連:”孔雀石”)

■ ネットの資料
・「伝統食のいろは」(管理人 koka氏)
    ー https://irocore.com/aoni/
・「枕詞『あをによし』の意味とその変容」(2020.9. 太田蓉子氏、梅花女子大学)
    ー http://www.baika.ac.jp/~ichinose/o/202009ota.pdf

「あおに・よし」を、(「あお・に・よし」と思って)奈良の山肌に繁る青々とした木々をさしていると思っていたが、どうやら風土の <山土(顔料)> の色彩のようだ。山と樹々の景観は、黄緑に芽吹き、新緑の青葉、紅(黄)葉、落葉と四季移ろうわけで、「あお」ひとつでは足りず、「あおに」を含めて全体として必要なのだろう。
もちろん常緑樹も、凛として艶やかな「あお」で代表する雰囲気がある。そう思い巡らすうちに、青と緑が混沌としてくる。使い分けが曖昧なのだ。

道路の信号機の「青」色ランプは、実際は「緑」色ではという素朴な疑問がある。

■JAF「クルマ 何でも質問箱」
「なぜ信号機は赤黄緑の3色が使われているの?」の「緑なのに青信号と呼ぶのはなぜ?」から抜粋
    ー https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-drive/subcategory-sign/faq166
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日本では「緑」信号を「青」信号と呼ばれています。信号機の3色は赤・黄・青と表現されることが多く、免許の更新時に配布される交通教本にも、「青色の灯火は進むことができる」と記載されています。

自動信号機が導入された当初は法令上でも緑信号とされ実際の信号機もやや濃い緑を使っていましたその緑を青と呼ぶ理由は、日本語の「青」が表す範囲の広さにあるようです。青野菜青物青葉など緑色のものを青と呼ぶ場合が多かったため、緑信号を青信号と表現するようになったようです。また、赤の対極にある色が緑ではなく青だからという説色の三原色である赤・黄・青が影響しているという説もあります。

青信号という呼び名が一般に定着したことから、1947年(昭和22年)に法令でも青信号と呼ぶようになりました。さらに1974年(昭和48年)以降に作られた信号機は、それまでの緑より青に近い緑色に変わっています
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鳥の名にも似たような例があって、「アオジ」、「アオゲラ」は青というより黄緑色や緑色に近い感じがして、色感のあいまいさを気付かせる。なぜそうなったのかネットで検索してみた。

■ 相模原市立博物館の職員ブログ
「黄色いけどアオジ」(投稿日: 2020年1月23日 作成者: 博物館)より抜粋
    ー https://www.sagami-portal.com/city/scmblog/archives/21836
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アオジの)オスですが、どこがアオジ?という色合いです。「森の木々が青々と茂り・・」というように、もともと「あお」は、現在の緑と青を含む色合いを指していました古語ではさらに広く、寒色系の色全体を「あお」と呼んでいたそうで、灰色も青も緑も、「あお」となります
アオジの頭はややオリーブ色がかった灰色で、これを指して「あお」となったようです。

ただ、鳥の名前には現在の青色ではない「あお」がよく使われています
アオサギ:灰色の部分は確かに青灰色(せいかいしょく)ですが、青色ではないですね。
・緑色のアオゲラというキツツキ、
アオバトという緑色のハトなど・・。

逆に、青い鳥はオオルリコルリルリビタキと、「瑠璃(るり)」がついています。

比較的新しい時代に和名が付けられた海外の鳥の、アオガラアオショウビンは見事な青色ですが、古語で表現されなかったということなのでしょう。

なお、方言の古語の中には「あお」に黄色も含まれていたという説もあるので、アオジの種名はそこに由来している可能性もあります。
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■マイナビ(2017/03/03 08:00)
「日本語における『青』と『緑』の混用、経緯を解明 - 東北大」(著者:杉浦志保)
    ー https://news.mynavi.jp/article/20170303-a058/
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東北大学電気通信研究所の栗木一郎准教授らの研究グループは(2017年3月)2日、日本人に共通する19色名の存在を確認し、30年前の同様の研究と比較したところ、明確な増加が認められた。このことから、日本語における色概念の表現の進化が今なお続いていることが明らかになった。

今回の研究では、「青々とした緑」のような平安以前から継承されている表現に着目し、日本語表現において青と緑の区別がついていることを統計学的に立証するとともに、この日本語独特の言葉遣いの経緯についても解明した。同研究成果は東北大学、東京工業大学・オハイオ州立大学などの研究者による共同研究であり、視覚科学研究分野の学術誌「Journal of Vision」に掲載された。

人間の視覚は100万もの微細な色の違いを見分ける事ができると言われているが、日常的に言葉として使われる色名は「赤」「緑」「青」「黄」など少数に限られる。今回の研究では、人間の最も基本的な視覚情報である色の情報がどのように脳内で形成され、個人差や言語差の影響を受けているかという様子について、計算的・統計的手法を用いて可視化できることが示された。

「水色」は新しい表現

k-平均クラスタリングという統計を用いた解析の結果、日本語話者に共通する19の色カテゴリーの存在を確認した。内訳としては、多くの近代的文化圏で用いられる11の基本色カテゴリー(赤、緑、青、黄、紫、ピンク、茶、オレンジ、白、灰、黒)に、8つの色カテゴリー(水(色)、肌(色)、抹茶、黄土、えんじ、山吹、クリーム)が加わったものとなった。

中でも、「水(色)」は98%の実験参加者が使用し、日本語の基本色カテゴリーの12番目の色名の強力な候補になりうると考えられる。30年前に実施された先行研究(Uchikawa & Boynton, 1987)では「水(色)」は基本色に含まれないと結論された。また、先行研究では「草(色)」が黄緑を指して頻繁に使われる色名として報告されたが、同研究では「抹茶」という回答が「黄緑」を指す代表的な色名として置き換えられたことが判明した。これらの結果は、言語における他の特徴と同様に、色名の語彙が時間とともに変化する様子を表している。

青と緑が分離して使われる経緯

一方で長く変化していない要素もあり、その1つが「青」と「緑」の混用だ。今回の共同研究では、平安以前の日本の和歌における青と緑の用法についても調査した。その結果、あお」(正しくは「あを」)は明らかに青いものにも緑の物にも用いられみどり」も同様であった。

現在でも、日本語では信号機や若葉野菜などを指して「」と呼ぶことはあるが、これ以外の場合では青と緑は明らかに区別して使われる。青と緑が混合した1つのカテゴリーから別々のカテゴリーに分離する過程は、世界中の言語が発達の途上で必ず経過するポイントと考えられている

これらの結果から、今回の共同研究は、現代日本語青と緑が異なる色カテゴリーであると示しただけでなく、にまたがる明度の高い領域に「(色)」のカテゴリーが過去30年で加わったことを示した
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どうやら、古代に青色と緑色の混沌を、現代になって水色が入り込んだことで、青と緑を分離した(分離できた)ようだ。

(補記)
色彩として「補色」関係も気になる。青と緑の補色が、それぞれ随分違うのに気づく。
・「青色」の補色は「黄色」
・「緑色」の補色は「紅紫色」

補色関係の妙から、「月明り」=「月影」といった本来反対の意味が、詩的に融合してしまう例にも気付いてしまう。

2025年2月23日日曜日

公園の梅林

「天皇誕生日」の祝日の昼下がり(午後1時過ぎ)、都立最大の「小金井公園」にある<梅林>へ出かけた。日射しは柔らかで風の気配もなく、穏やかな休日の午後である。公園の東側から入り、子どもたちの遊び声のする広場を抜けて、遠目に紅白の花が見える梅林へと近づく。観梅には大人たちが大勢集まっていた。(とりたてて、梅見の催しはないようだ)

(本ブログ関連:”小金井公園の梅”)

六つの小丘で構成された梅林には、約27品種の梅が植わっている(本数は88本)。入口の掲示板に、各品種名と写真が示されている。
ー 公園のサービスセンターに行けば、同様の写真と解説付きの「梅林ガイド」(寄付金が必要)を入手できる。センターの建物まで戻って入手した。


以下、今現在、花を咲き誇っている品種の中から、いくつか写真に撮ったものを載せる。
解説は、「梅林ガイド」をそのまま転用した。


古城の春(写真左)、緋の司(写真中央)、月影(写真右)
・比較的新しい品種で不結実。「古城の春」は、野梅性八重、乳白色だが寒さにより薄い紅色になる。
・小金井桜提供の御礼として水戸から贈られた。「緋の司(ひのつかさ)は、紅梅性八重、濃紅色中輪で稀に結実。
・若枝とガクは緑色。「月影」は、青軸性一重、花は早咲き青白色の中輪で良果を結ぶ。


長寿(写真左)、白加賀(写真中央)、竜眠枝垂れ(写真右)
・青梅地方に残されていた品種。「長寿」は、野梅性八重、白色中輪で香りが高い。
・全国的に栽培される代表的な実梅。「白加賀」は、野梅性一重、白色の中大輪で花粉はほとんど無い。
・大きな枝振りの枝垂れ梅。「竜眼枝垂れ」は、野梅性一重、やや遅咲きで白色大輪。

2025年2月22日土曜日

インターホン

きょうも寒い一日だった。それを想定して、昨晩の就寝時に、電熱敷布の目盛りをポカポカの熱々にしたのが・・・どうやら、それがワザワイしたらしく、どっぷり寝込んでしまい、結果として今朝の野鳥観察(探鳥会)の起床時刻を寝過ごしてしまった。6時に目覚まししたにもかかわらず、気付けば8時30分になっていたのだ。

上記の野鳥観察は、自然観察会のひとつのグループである。その自然観察会が、きょう、埼玉県の梅の名所で観察会を行なうことになっていた。両方に参加はむつかしいので、探鳥会にと決めていたのに。ならば、昼間に地元の公園にでも出かけようかと思ったが・・・。

この寒さ来週の月曜日まで続くようだ。寒いのが苦手と繰り返してきた・・・1月は16日の間、今月もきょう(2/22)までの11日間、まさに半分家に籠っていた。歳をとると、厚着しても寒さを考えただけで萎えてしまう。実際、玄関の上がり框(かまち)まで行ったものの、寒さに挫(くじ)けたことが何度もある。

そんな寒い今夕のこと、インターホンが鳴った。陽の落ちたこんな時刻に一体誰?といぶかしむ。インターホンのモニターを見ると、暗い玄関先に、女性が訪ねてきたのが見えた。訪問販売だろうか、宗教勧誘だろうか。
わたしは無言のまま対応しなかった。訪問者は待ち続けたが、反応がないのを見定めて、ゆっくり頭を下げて他所へ向かった。その様子から、多分宗教勧誘だろうと想像した(宗教活動のとき、モニターに映らぬよう随行者・指導役が付き添っているケースが多い)。

インターホンから、寒い外が見える。ほとんど成功しない行為を、夕闇のころまで続けているのを見て、何で? と疑問を感じながら、すこし引きずるものを感じた。

2025年2月21日金曜日

裁縫室で見た映画:「小鹿物語」、「砂漠は生きている」

九州にいたとき小学校に「裁縫室」があって、そこで女の子たちに家庭科の裁縫を教えていたようだ・・・実際に目撃したことはないが(同じ時間帯、男子は別の場所にいたのだから)。ところで、男女が一緒にその部屋を利用するときがあった。映画教室だ(テレビもない、街の映画館に行く機会も少ない子どもたちにとって貴重な時間だった)。

(本ブログ関連:”裁縫室”)

裁縫室は和式の畳部屋のため、みんな座って(先生が映写する)子ども向け映画(教育映画)を鑑賞した。記憶に残っているのに「小鹿物語(The Yearling)」(1946年、日本公開1949年)がある。少年と野生の小鹿のふれあいの物語で、美しいカラーで見ることができた・・・なにしろ、小鹿を見たことがないので、その可愛らしさに引き込まれてしまったものだ。しかし、成長した小鹿が、一家の育てた農作物を食べる事件が発生することで、少年は決断を迫れることになる・・・。見届けるのがつらい映画だった。

当時、カラー映画は「総天然色映画」とわざわざ銘打つほどだった。ちなみに本作品は、Wikipediaによれば、アカデ三―賞の(カラー作品)の「美術賞」および「撮影賞」を受賞している。当時、これらの賞は、カラー作品とモノクロ作品の別に賞が与えられたという。

また、<自然観察>の記録(ドキュメンタリー)映画で話題になったものがあった。ディズニーの「砂漠は生きている(The Living Desert)」(1953年、日本公開1955年)だ。いってみれば、自然の驚異であり、普段見ることのできない動植物たちの生態をカラーで知らせてくれるものだった。その後のテレビ番組「ディズニーランド」で、ドキュメンタリーの定番になった。

今この映画に対して、語られることは少ないが、当時、ドラマチックな場面の撮影技術に関心が向けられ、結果として<作為>があったと知られたりした。子どもにとって、生態系の捕食の連鎖(食物連鎖)を映像で見せつけられると、驚きと恐怖をないまぜしたものになった。そこに作為があったことを、少し経って知ることになる・・・あのディズニーがそんなことをするなんて。

今ではドキュメンタリー映画(あるいは写真)を見るにつけ、あまりのタイミングのよさに出くわすと、大人の冷静さを持って眺めているのに気付く。

2025年2月20日木曜日

体操教室への行きがけと帰り道

今朝は寒かった。今年に入って段冷えたのは、1月11日の -4.7℃2月5日の -4.2℃ だった。それが、きょうの明け方に -5.4℃(03:33)を記録した。

早朝のテレビ・ニュース番組で、都心の局スタジオを出て、天気予報を、女性気象予報士が語っていたが、風がわずかなため、冷え込みが厳しくないと・・・いやいや、見るだけで寒そうだった。

昼過ぎ、地元の体操教室へ出かけたとき、住宅地の通り道に1羽の「ハクセキレイ」が舞い降りた。数m先のこと、こちらを見つめ、尾を上下に振りながら小走りした。思わず「大丈夫かい」と口ずさんだけれど、飛び去る気配はない。この鳥は人懐っこいことで知られるが、それでもこれほど近くにと驚く。なにしろ、横を通り抜けても平気だったのだ。これからも、大事に見守られて欲しいと願った。

教室で、寒さに固まった体を、ゆるりとストレッチなどしてほぐすと、次第に柔軟さが回復するような気がしてくる。何だか今日は調子がいいなと、一人合点してしまう。
ところで、教室運営のリーダーや、参加者が少しずつ入れ替わりし始めた・・・冬は大きな節目になるようだ。

体操教室の帰り道(15:30ころ)、北東の風(8.1℃)がピューと吹いた。日なたが足りない分、寒さが身に沁みた。

2025年2月19日水曜日

公園の梅の木

自然観察園を併設する公園と道路をはさんで隣接している公園(いつもの野鳥観察のフィールドだが)に、きょうの昼どき(11:30~12:30)、のんびりと<梅の花>の様子を見に行った。
気温は 6.5℃ と冷えるなか、北西の風が 4.6m/s と速さを増し、突風(最大瞬間風速)は何と 12.5m/s(11:43)に達した。木立を防風林代にして逃げ込んだりもした。

梅の開花状況は次の通りである。いずれも咲いているが、いわゆる手入れが行き届いた本格的な「梅林」の景観があるわけではないのが、ちょいとさびしいところ。(「樹木観察マップ」を参照)
・公園サービスセンター前の広場に一本 (紅梅)・・・ 樹名札「ウメ」とのみ表示。
・苗圃(びょうほ)南側「梅林」*に5、6本(白梅、紅梅)・・・ 樹名札「シダレウメ」が一木に掛かっていた。
(*)樹木観察マップに梅林と表示されているが。
・苗圃の区画#7の東側に多数(白梅、紅梅)・・・ 樹名札はいずれにもない。
 

上掲右側の写真の<標識>について
公園の苗圃南側に、府中市の「武蔵府中郷土かるた」より「うめひばりに木はけやき」と記した<標識>が立っていた。この公園は2つの行政市にまたがっている。ちなみに、自然観察園のある公園は、3つの行政市にまたがっている。この辺りの行政エリアは複雑だ。そして、いずれも公園も都立公園。

最大の小金井公園の「梅まつり」について
小金井公園のよく剪定された「梅林には、多数の園芸品種の梅が植わっていて、樹名札に風流な名が書かれているのを見るのが楽しい。この時期、「梅まつり」の催事が開けれているはずだが、なぜかネット上に詳細情報を見ることができない・・・。行って見るしかないようだ。

(本ブログ関連:”小金井公園の梅まつり”)

2025年2月18日火曜日

雨水 2025、ペリトコール

きょうは、二十四節気の「雨水(うすい)」で、降る雪が雨に変わり、畑地を潤し農耕を始める目安となる。そして、この雨水の期間を初候・次候・末候の三つに分ける「七十二候」にも、「雨・霞(かすみ)・芽吹」の春の息吹が並ぶ。

(本ブログ関連:”雨水”)

七十二候
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・初候: 土脉潤起(どみゃく うるおい おこる)早春の雨が降って大地が湿り始める
・次候: 霞始靆(かすみ はじめて たなびく)春霞がたなびき始める
・末候: 草木萌動(そうもく もえうごく):草木が芽吹き始める
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関東ローム層の武蔵野台地は、土地がら、山から解けだした水が流れ来ることはなく、この時期、地元の畑は野菜の栽培を終えたようですっかり露地になり、さびしく乾いている。

そんな乾燥が続いているきのう(2/17)の昼下がり、家の前の路地が黒く濡れていた。乾燥した通りを久し振りに短時間湿らせたときのにおいがした。乾いたアスファルトの道が、小雨で湿ったときに発するにおい(雨の匂い)のもとを、土壌や岩石が湿ったとき放出する「ペリトコール」という。
ペリトコールの語源は、ギリシャ語の「岩」を意味する「ペトラ(petra)」と、神話で神々の血管の中を流れていたとされる「イコル(īchōr)」に由来する(Googleの検索AI「Search Labs」)。「石のエッセンス」とも呼ぶそうで、石好きにはたまらぬよいネーミングだ。

次の「ウェザーニュース」には、雨の降り始め・雨上がりに気付く <におい> について紹介がある。

■ウェザーニュース
「“降り始め”と“雨上がり”で違う!? 『雨の匂い』の正体は?」(2020/06/30)
    ー https://weathernews.jp/s/topics/202006/260095/#google_vignette

ところで天気予報に反して、きのうから寒気が戻ってきたようで、今週いっぱい居座る模様。先週末を3月並みの暖かさで過ごせたのに、残念なことである。

昨晩の天気予報では、最強寒気に長期が付いて「最強長期寒気」と表現していた・・・今朝の予報で、この寒さは来週末(or 中ごろ)まで続くという。寒気さんへ言いたい、「きょうは、このくらいにしてやる」といった捨てぜりふを吐いて去ってくれ。今度こそは、本当の春を迎えさせて欲しいものだ。

2025年2月17日月曜日

天使のささやき、ダイヤモンド・ダストとザ・スリー・ディグリーズ

きょうは冷えた・・・早朝の天気予報で、きょうの東京の最高気温は16℃近くとしたが、実際には 15℃くらいで冷え込みが早まった。

ところで、日ごと記念日があって、きょうは何の日かというと「天使のささやきの日」だそうだ。なんとも美しく可憐な名称だ。気になって「日本記念日協会」*認定一覧をのぞいてみた。
(*)日本記念日協会: https://www.kinenbi.gr.jp/

同協会は「天使のささやきの日」について、次のように紹介している。
    ー https://www.kinenbi.gr.jp/yurai.php?TYPE=ofi&MD=3&NM=20
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1978年2月17日、北海道幌加内町母子里では非公式ながら氷点下41.2度の国内最低気温を記録。この記録をもとに、1987年に地元の有志で作る「天使の囁き実行委員会」が生まれ、寒さを通して人々の出会いの場をと、同委員会が「天使のささやきを聴く集い」と名付けイベントを始めた。1994年に記念日を制定。「天使のささやき」とは氷点下20度以下になると空中にできる氷の結晶ダイヤモンドダストのこと。
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ダイヤモンド・ダストの映像は、ネットにいろいろ登録されている。乾いた雪原全体にダイヤモンド・ダストの細氷(氷晶:氷の結晶)が舞い落ちるものもあるが、次のYoutubeのように、光線の具合により、まるで光の柱の中で細氷が輪舞する幻想的な光景を見ることができる。

■ Youtube(登録:Shinji kawamura )
「Diamond dust ★ ダイヤモンド・ダスト」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=Aq-BsY_0oz0

ただし、e-Wikipediaを参照しても「Diamond dust」と「天使のささやき」との関係に触れていない。海外由来のものが多い我が国だが、上記の記念日の制定にともない、ダイヤモンドの美しいネーミングと結びつけられたのではないだろうか。


ところで、わたしらオールディーズ・ファンにとって、「ザ・スリー・ディグリーズ」の「天使のささやきWhen Will I See You Again)」(1976年)は懐かしい。女性の「いつまた会えるの?」といったり、わたしたちは「恋仲なのか?/友だちなのか?」といったり、「始まりなのか?/終わりなのか?」といったり、全文疑問形でまことに初々しい歌詞である。まあ、男たちが女性に託す、そう思って欲しいという勝手な願望であるが。(この人気曲、Wikipediaによると、日・英で先行ヒットしたため米本国ではそうでもなかったと、今回初めて知った)

■ Youtube(登録: zztops003)
「ザ・スリー・ディグリーズ - 天使のささやき(1976)」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=9ZxM3XbwZ2I

2025年2月16日日曜日

菜の花の種類

先日、ラジオから流れてきた話題に、「菜の花は、アブラナ科アブラナ属の野菜の花の ”総称”」であって、特定の植物の花を指しているわけではないと、あらためて知らされた。
Wikipediaの「菜の花」の解説には、春先に黄色の花が咲く草々のオンパレードで、次のよう列記している。
●食用の「菜花(なばな)」である、ナタネカブハクサイキャベツブロッコリーカラシナザーサイなどがある。
●葉を若どりして食べるものを、そのまま育てて薹(とう)立ちして、黄色い花が咲いて花蕾を食べることができる、コマツナハクサイチンゲンサイなどがある。

園芸店に並んでいる菜の花は、一体何の花だろうか。ネットの解説には、食用の「菜花」を挙げているケースが多い。正直なところ、花屋さんで菜の花をしげしげと見たことがないので結論が出せない。→ Wikipedia「観賞用」として、チリメンハクサイや改良品種とある。

菜の花は、ネットによれば、2月~5月に咲き、ピークは3,4月とのこと。
日ごろ野菜の栽培状況を観察する地元の畑には何もなく、地面が露わになっている。もし、栽培している機会があれば、農家の方に菜の花の正体を詳しく聞いてみたい。

文部省唱歌「朧月夜(おぼろづきよ)」(作詞 高野辰之作詞、作曲 岡野貞一作曲、1914年(大正3年))の始まりに菜の花が登場する。既にブログに記したことだが、参考にする「唱歌・童謡ものがたり」(読売新聞文化部、岩波現代文庫)によると、作詞者の高野辰之が小学校時代(長野県)に見た <菜の花畑>以上の記述はない・・・具体的にいずれの植物だったか不明。

(本ブログ関連:”菜の花”)

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菜の花畠に 入り日薄れ
見わたす山の端 霞ふかし
春風そよふく 空を見れば
夕月かかりて にほひ淡し

里わの火影も 森の色も
田中の小路を たどる人も
蛙のなくねも かねの音も
さながら霞める 朧月夜
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■ Youtube(登録: 「ゆめあるチャンネル」保育士・教師向けオンライン動画教材)
「朧月夜(日本の童謡)」
https://www.youtube.com/watch?v=p2SIa6YlKls

2025年2月15日土曜日

暖かい日射しの自然観察園、そしてデイジー

きのう(2/14)に比べて暖かく、冬用厚着したことを後悔する昼下がり(13:30~14:30、14℃)、公園併設の「自然観察園」へ出かけた。寒さが苦手のため外出が減っていたが、きょうは体が自然に動いた。(土曜日だけあって、来園者が多数いた)

セツブンソウ(写真左)、フクジュソウ(写真中央左)、ホトケノザ(写真中央右)、スイセン(写真右)
・「セツブンソウ」の白い花は(がく)であり、花弁は黄色の蜜腺となり、雄しべは淡紫色で、雌しべは中央に赤紫色している。色のバランスが見事で、全体に清潔な雰囲気がある。見るほどに美しい。
・「フクジュソウ」のふっくらした花の固まりは可愛らしい。「かたくり山」という名の小斜面の囲いの中に、少しずつ株分けされて黄色く輝いている。
・「ホトケノザ」の薄紅色の花は、周りの草むらに混じるように咲いている。そばに「オオイヌノフグリ」?の青紫の花が咲いていて、コントラストを盛りあげている。
・公園の西端にある「スイセン」の群生地は、「ヒガンバナ」のように一斉一面に花を咲かせることはないのだろうか。まるで、いくつかのグループごとに分かれて咲いている。


キセキレイ(写真左)、ムクドリの群れ(写真右)
・観察園にはいくつか池があるが、その中で一番大きな「かがみ池」で、これまで何度か「キセキレイ」を観察した。今回はじめて2羽が一緒にいるのを見た・・・ただし、連れ添う様子はなく、1羽だけを写真に撮ることができた。
・群れて行動する「ムクドリ」たちが、一斉に地面に舞い降りて枯れ草の合間で餌を探している様子が見えた。けっこう臆病で、人の気配やカラスの鳴き声がするたび、一斉に飛び上がり木立ちの枝に避難していた。(写真をよく見ると多数いる)


(本ブログ関連:”かがみ池”)

さすがに暖かさのせいで、観察を終えて公園の出入り口にある自動販売機から、冷たいジュースを買って一気に飲み干した。

デイジーの花
昨年、白色の「イングリッシュ・デイジー」を購入した園芸店に寄ったところ、薄紅の色付きしたものしかなく、他のデージーを探した。「デージー・タッソー ストロベリー アンド クリーム」*があって、名の通り色付きだが、その中でほぼ白色の鉢があって求めてみることにした・・・上手に育てられるだろうか。
(*-1)種苗業の「タキイ」より: https://shop.takii.co.jp/products/detail/FDS259
(*-2)”The Garden Party”より: https://gardenparty87.jp/?pid=167146711
        「冬場の水管理は過湿を防ぐため控えめに」とのこと。

(本ブログ関連:”デイジー”)