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2025年10月20日月曜日

有線テレビのチューナーで、Youtube画面を見ること

先日(10/1)、有線テレビのチューナー交換に来てくれた技術者さんと、テレビ画面でYoutubeが見られることについて雑談した。そして、Youtubeの効用を語ったりした。

・最近、テレビ放送をトンと見ない。見るとしたら、地震を感じて、震源(震央)がどこか、規模(震度、マグニチュード)はどれくらいかを確認したいときだ。

・テレビ放送は、放送途中にトイレに行ったりすると、内容が途切れてしまうことがある。Youtubeで視聴する場合、一時停止できるので便利。しかも逆戻りして、視聴し直すことができる。

・Youtubeでは、見たくないものをパスできる。言い替えると、見たいものだけを見ることができる。たとえば、<祖父母と孫たちの出会い>など最高だ・・・、とはいえYoutubeには、不幸な家族の実写映像なんて出てこない(紹介されるのは、見ていて気掛かりのない生活が豊かで安寧な家族だ)。もしつらい場面があっても、こちらは知らぬふりをして選択しないでいるだけ。


<その後の感想>

Youtubeをテレビの画面サイズで見ると、なぜか大味な気がしてしまう。同じものをノートPCのディスプレイで見ると、集中できるのに・・・。どうしてだろう。


(付記)
昔の<銀幕>女優を紹介しているYoutubeがある。子どものころ、両親が「山本富士子さんはいつまでも若いねえ」と語り合っていたのを思い出す。私としたら、吉永小百合さんと一緒に出演する、若者役の浜田光夫さんを役柄とはいえ気に入らなくてねえ・・・。

■ Youtube(登録: リンダリンダヒロイン【ゆっくり解説】)
「【ゆっくり解説】1940年代-1970年代 日本映画界 絶世の美女BEST20」( 2025/08/28)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=7CR30FFaikE

2025年10月19日日曜日

山の存在

むかし、甲州出身の仲間とカラオケに行ったとき、彼は必ず「武田節」を歌った。古くから歌われた曲と思っていたが、昭和36年(1961年)に、三橋美智也が歌唱したものだそうだ(作詞 米山愛紫、作曲 明本京静)。歌の出だし「甲斐の山々 陽に映えて」から、まるで武田武士の威厳で揚々と始めた。思い出を語るとき、甲府盆地を囲む山並みを強調した。

山梨県の著名な俳人に飯田蛇笏がいる。彼の句に「芋の露 連山影を 正しうす」がある。身近な里芋の葉に集まった露と、見晴らすと連山に包まれていることの対比を知る。

ところで、九州にいたころ、小学校の校歌の出だしも地元の山名から始まった。遠くに見える頂きに放送塔がある山だと思っていたが、ネットで調べたところ、より手前に連なる、小学校校舎に近い側のもう一つの山であった。

どうやら地元でも、この二つの山について、昔から取り違えがあったらしいことも知った。登山ケーブルカーがあるポピュラーな山よりも、城跡のある山の方が好まれたからかもしれない。

ともあれ、山を身近に感じながら成長するのと、都心のように山影が微かでしかない環境で成長するのとでは違いがあるのかもしれない。(今、秩父・丹沢の山地を臨む武蔵野台地に居るが、子どものころは都区内の山々を気にもかけない場所に住んでいた経験から・・・)

2025年10月18日土曜日

小金井公園 コスモス、キンモクセイ

土曜日のきょう、買い物に出かけるつもりだったが、途中で気が変わり小金井公園に行った。パステルカラーの「コスモス」の花畑と、芳香を放つ橙(だいだい)色した小さな花を持つ常緑小高木「キンモクセイ(金木犀)」の様子を見るためだ。

公園の東側にある小さな入口から入ると、<テニスコート> ではダブルスの試合で競い合う若者たちの歓声が、<バーベキュー広場> では家族や若者たちの集団の賑やかな声が、<ふわふわドーム> ではクッションの上で飛び跳ね喜ぶ幼児たちの叫声が聞こえてくる。また、<わんぱく広場> では大道芸人のパフォーマンスに人だかりといった具合で、土曜の休日にふさわしい大勢の人出だった。

「江戸東京たてもの園」の入り口前に立つキンモクセイを見に行く途中、まずコスモス畑に寄り道して写真を撮った。

コスモス
・コスモス畑の花具合は、八部咲きといったところだろうか。今月25日(土)に「コスモスまつり2025」のイベントが開催されるという。とはいえ、きょうでも十分に鑑賞できるほどだ。コスモスは風に揺れて可憐さがますます増す。

(本ブログ関連:”コスモス”)



キンモクセイ
・江戸東京たてもの園の入り口の両側に、キンモクセイ*の高木が並んでいる。若いころには花の放つ香りに馴染めなかったが、歳とともに季節や生命を感じるようになった。この時期、忘れず花を咲かせ香気を漂わせるキンモクセイと会える喜びがある。
(*)キンモクセイの中国名は「桂花」。「桂花ラーメン」のイメージとつながらないが、招き猫のような効用を期待してとのこと。

(本ブログ関連:”キンモクセイ”)

2025年10月17日金曜日

路面電車

子どものころ「路面電車」に乗車した経験がある。(成人してからは、都電「荒川線」を通勤に使ったりした)

(本ブログ関連:”都電荒川線”)

西鉄「北九州線」
一つは、折尾(おりお)と門司をつなぐ西鉄の「北九州線」(国鉄鹿児島本線と並行していた)だ。途中、「到津(いとうづ)」に遊園地というか動物園があって、両親に連れられて行った記憶がある。動物園の檻の中に獣を見たが、何だったのか記憶がおぼろでしかない。多分、熊だったのだろう。それより、同園で迷子になった体験がショックだった。底が抜けたような絶望感を味わった。親から見たところ、フラフラとのんきに歩き回っていたといわれたが。

路面電車内の光景で覚えているのは、ある母親が赤ん坊に授乳していた場面だ。そのとき、そんなものと思っていたし、そもそも、そういう時代だった。子どもにとって、路面電車は大きく見えた。


都電「杉並線(14系統)」
もう一つは、荻窪と新宿をつなぐ都電「杉並線(14系統)」(青梅街道を走っていた)だ。現在も発刊されている東京の文化を博覧する雑誌「東京人」があって、むかしの号に特集「昭和30年代、都電のゆく町」(2007年5月号)がある。それに掲載の「昭和37年10月の路線図(東京都交通局所蔵)」によれば、都電は国鉄の山手線内に縦横に張り巡らされたものであって、杉並線はまるで、魚類のアンコウの雌(♀)に張り付いた雄(♂:役目を終えると雌に吸収される)のように、図面の端にかじりついていた。杉並線は、都電の路線の中でマイナーな扱いをされたようだ。

中学生のころ、これに乗って新宿まで行き、新宿で都電を乗り変え、月島まで(多分、11系統)進み、そこから<晴海ふ頭>の「国際見本市」会場まで歩いた。国際見本市は、当時具体的に海外と接することのできる最大のイベントだった。


路面電車
東京では、路面電車といえば都営荒川線ぐらいか。以前、池袋に「ライトレール・トランジット(LRT:Light Rail Transit)」*が走る計画を聞いたが、その後どうなったのだろうか。
(*)池袋LRT:「鉄道計画データベース」 https://railproject.tabiris.com/ikebukuro.html

日本のLRTの分類基準に入る入らないは別として、富山市や宇都宮市で運用されている、ライトレールの洒落たデザインが期待される。

2025年10月16日木曜日

選択肢

昔、市民講座の見学会で「八王子城址」へ行ったことがある。戦国時代、秀吉は小田原の北条氏攻略の一環として、堅固な山城である八王子城を落とすことを命じた。落城の結果、悲惨な出来ごとが起こったことも併せて聞かされた。

(本ブログ関連;”八王子城”)

同城址で、小グループに分かれて持参の昼飯をとった。そのとき、雑談で感想を語り合ったことだが、私は城が陥落するとはどういうことなのか・・・戦で命を懸けることについて、城を固めた武士および妻子たちが、日常どのように感じていたのか知りたいと思ったのだが。

当然ながら、回答は得られなかったけれど。歴史上、武勇を語られることがあるけれど、一体その覚悟をどのように身に着けたのだろうか気になる。

今も世界各地に戦場がある。戦うもの、国外へ逃亡(亡命)するもの。どのような選択肢なのだろうか。

2025年10月15日水曜日

(資料)ブラトノイ

ブラトノイ
ロシアの集団「ブラトノイ」の語源・定義について、ネット上の資料を集めていたが中断したまま、とりあえず、今のところ収集したものを載せる。

(本ブログ関連:”ブラトノイ”、”エセーニン”)

■ 本ブログ ①
「ユダヤ教の現代がわかる 2019-1、ロシア無頼」2019年8月27日
書名は「ロシア無頼」(内村剛介著。高木書房)、1980年に発行されたもので、ソ連崩壊の10年ほど前のこと。ここでいう「ロシア」はその意味で、ソ連時代の根の深いところにある原初的意味合いである。なお、内村氏は戦後にシベリア抑留を経験している。
書名にある「無頼」の徒について、旧いロシアに誕生した(農奴や奴隷から導き出された)彼ら「ブラトノイ」の語源を紹介している。
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「ブラトノイ」=またの名を「ヴォール」ともいう。この語は「ブラートの人」「結び合った人」「血盟の人」を意味する。
「ブラート」=コネ。有用な結びつき。おそらくイディシ(ユダヤ人のことば)が起こりである。十九世紀からオデッサで用いられはじめたが、その後「一般」のロシア語にも用いられるようになる。オデッサは古来ロシア犯罪人たちの故郷、犯罪人たちの首都でこの状態は二十世紀三〇年代の終わりまでつづいた。この犯罪者たちの頭目に伝統的英雄が多々あり、それはしばしばユダヤ人であった。イディシの「ブラート」が採りあげられるようになるのは自然の成りゆきであろう。
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■ 本ブログ ②
「無頼」2019年8月30日
「ロシアにおける地下経済とマフィア ー 社会学的考察」*(青山学院大学 寺谷弘壬)に、ロシアの闇経済について紹介されている。(1993年に発表されたもののようだ)
(*)資料: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jarees1993/1993/22/1993_22_27/_pdf
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「マフィア」や「レケヅト」が日常的に使われる以前は、「ブラトノイ(Блатной = やくざ = 泥棒仲間)」や「ブラターリ(блатрь=泥棒)」が使われ、「ウォール(вор=悪党)」と「スゥカ(сука=雌犬=うらぎりやくざ)」の二派に分けられていた。
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生成AI「Google Bard」(現 Gemini の旧称)
Q.ロシアの「ブラトノイ」と呼ばれる集団の起源について、帝政ロシアまで遡って教えてください?
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A.ロシアのブラトノイと呼ばれる集団の起源は、帝政ロシアまで遡ることができます。19世紀後半の帝政ロシアは、貧困と不平等が蔓延し、政府は国民の生活を守る能力に欠けていました。こうした状況の中、犯罪組織が台頭し始め、彼らは暴力や恐喝によって利益を上げるようになりました。

当時、ロシアにはさまざまな犯罪組織が存在しましたが、そのなかでも最も有名な組織の一つが、シベリアで活動していた「カムチャッカ・ギャング」です。カムチャッカ・ギャングは、暴力と恐喝によって勢力を拡大し、ロシア全土にその恐怖を広めました。

カムチャッカ・ギャングは、19世紀末から20世紀初頭にかけて、ロシアの闇社会において大きな影響力を持つ組織となりました。彼らは、ロシアの経済や政治にも深く関与しているとされており、ロシア社会の安定を脅かす存在となっていました。

ソビエト連邦の成立後、カムチャッカ・ギャングは、政府の厳しい取り締まりによって、表立った活動は抑制されました。しかし、ソ連崩壊後の1990年代になると、マフィアの活動が活発化します。

ソ連崩壊後のロシアは、経済が混乱し、政府の統治力が弱まったことから、マフィアはさまざまな犯罪で利益を上げるようになりました。こうした状況の中、カムチャッカ・ギャングの流れを汲む組織が、再び台頭し始めました。

そのなかでも、セルゲイ・プラトノイによって結成された「ブラトノイ」は、ロシアのマフィアのなかでも最大級の組織となりました。ブラトノイは、麻薬取引、武器取引、恐喝、殺人など、さまざまな犯罪に関与しているとされています。

ブラトノイは、ロシア国内だけでなく、世界各地にも活動を広げています。2000年代には、アメリカやヨーロッパで、ブラトノイと関係のある犯罪組織による犯罪が相次いで発生しました。

ブラトノイは、ロシアの闇社会において大きな影響力を持つ組織です。彼らは、ロシアの経済や政治に深く関与しているとされており、ロシア社会の安定を脅かす存在となっています。

このように、ロシアのブラトノイと呼ばれる集団の起源は、帝政ロシアまで遡ることができます。19世紀後半の帝政ロシアで台頭した犯罪組織が、ソ連崩壊後の混乱を背景に、再び台頭し、現代のロシアの闇社会において大きな影響力を持つ組織へと成長したと考えられます。

具体的な歴史的経緯を以下にまとめます。
・19世紀後半の帝政ロシア:貧困と不平等が蔓延し、政府の統治力が弱まる。犯罪組織が台頭し始める。
・20世紀初頭:カムチャッカ・ギャングがロシアの闇社会において大きな影響力を持つ組織となる。
・ソビエト連邦成立後:カムチャッカ・ギャングは政府の取り締まりにより表立った活動を抑制される。
・ソ連崩壊後:マフィアの活動が活発化。カムチャッカ・ギャングの流れを汲む組織が再び台頭し始める。
・1990年代:セルゲイ・プラトノイによってブラトノイが結成される。
・2000年代:ブラトノイはロシアのマフィアのなかでも最大級の組織となる。

ブラトノイは、ロシアの闇社会において大きな影響力を持つ組織であり、ロシア社会の安定を脅かす存在です。彼らの活動を理解するためには、帝政ロシア時代から続く、ロシアの犯罪組織の歴史を把握することが重要です。

なお、ロシア語で「ブラトノイ」は「兄弟たち」を意味します。これは、ブラトノイが、犯罪組織のメンバー同士が兄弟のように結束していることを示す名称です。
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ロシアの国営通信社「RIAノーボスチ」が設立のロシア・トゥデイが運営するメディア
「ロシア語で『友だち』を表す10語:それぞれに微妙なニュアンスが」(ゲオルギー・マナエフ、2022.5.23)より抜粋
    ー https://jp.rbth.com/education/86306-roshiago-tomodachi-arawasu-10-go
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 ロシアでも、当然、男性間の友情は大いに賞賛されている。だから、ロシア語に「友人、兄弟、仲間、相棒」を指す言葉がいくつもあるのは不思議ではない。そして、それぞれに微妙なニュアンスがある。

1.Брат「ブラート」(兄弟)
 「Брат(ブラート)」は、もちろん、単なる友だち以上の関係を意味する。本当に親しく、いっしょにいくつかの試練をくぐり抜けたりした間柄だと、ロシア人はこの言葉で呼びかけ合う。そのいわゆる「指小形」に「братишка(ブラティーシカ)」があり、これはよりフレンドリーだ。

 一方、「братан(ブラターン)」は、リスペクトと権威のニュアンスを帯びる。

 カフカスの、イスラム教を信仰するロシア人は、すべてのイスラム教徒を「兄弟」とみなし、見知らぬ人にも使うことがあるので、ちょっと乱用気味だ。

 ロシアの路上で見知らぬ人から「ブラート」と呼ばれることも珍しくない。しかし、ほとんどの場合、その人はタバコや何らかの予備の品を欲しがっているだけかもしれないが。
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■ ブログ「本と奇妙な煙」(登録: kingfish)
「内村剛介インタビュー・その2 ロシアのヤクザ」(2017-03-22)
    ー 同ブログは  「『ブラトノイ』とは」より抜粋
    ー https://kingfish.hatenablog.com/entry/20170322
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【 「ブラトノイ」は普通日本風に「ヤクザ」と訳されているが 】
先ず語源的に言いますと、「ブラート」、いわゆる「袖の下」ということから来ています。(略)賄賂ですね。もともとの起こりはそこからなんで、「ブラトノイ」とは、したがって、「非合法な力によるところの絡めとり」と言いますか、「非合法な手段でもって権力を手に入れる」ということを意味しています。しかしながら、そこに篭められた彼らの意図というのは、最終的に麗しい世の中を作りたい、アナーキックな世界を実現したいという願いであって、「ブラトノイ」とはだからこの手段と意図とをいわばドッキングした存在にほかならないと言えると思います。つまり、権力に向かってはたしかにそれを「絡めとる」「掠めとる」わけですが、しかし、その後に目指すところのものは権力の無い世界であるということですね。(略)ここに見られる無頼性、そのアナーキズム的性格というものは、広くロシアの芸術や政治とも密接に繋がっていると言えるわけです。(略)
このロシア的無頼性というやつはどこから来たかと言いますと、そもそもロシアのように余りにも広大な土地に対して、人間の数が極めて少ない(略)
[強力なパワーによる]強制的な力をもってして人間を狩り集め[労働させるという発想になる](略)
中央集権的な力によって、その広い土地と人間とをドッキングさせるというのが唯一の方法だったわけです。
(略)
[16世紀ロシアでエンクロージャーが始まり権力者が「ここは俺の土地だ」と宣言した時に大人しく降伏したのが「クレポスノイ」(農奴)、それは我慢できん、ここを出て新しい土地を探すと逃亡したのが「コザック」]
こうして彼らは山野を開拓してそこに定着していくわけですが(略)そうすると、今度は彼らコザックの内部で「階級化現象」が生じてくるんですね。そして、この階級化したコザック社会のリーダーたちは、やがて寝返りを打ってモスクワの皇帝権力と癒着を始めるのです。(略)
すると、また息苦しくなった「コザック」の本流は、再びそこを逃げ出して外へ向かうんですよ。(略)
こうして彼ら不満分子が外へ向かって逃亡すればするほど、彼ら逃亡者によって開拓された土地、フロンティアは、最終的には全部ツァーリの財産として追認、回収されて、結果として帝政ロシアの領土が広がっていくという、非常によくできた円環的システムになっているわけですね。
(略)
 そして最後に第三の対応があります。つまり「ここは俺の土地だ。それを認めよ。いやならここから出ていけ」という強者の命令に対して、「そんなことは嫌だね。俺は頭を下げないし、逃亡もしない。俺は一匹狼で暮らすよ」と宣言し、これを実行した者たちです。つまり、屈服して土地に止まったような農奴にもならないし、また生まれ故郷を捨て、徒党を組んで外へ出て行ったコザックの道をも選択しない。しかし、そうかといって新しい領主にも従わない。自分はあくまでここに止まり、独りの力で立って見せるという誇り高い立場ですね。これがつまり「ブラトノイ」であって、いわゆるロシア・ヤクザの系譜の始まりもここにあると言われています。
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2025年10月14日火曜日

コンソメスープ、味噌汁、すまし汁、蕎麦・素麺のつゆ

ほんの一週間ほど前まで、冷蔵庫に水出し緑茶が入ったボトルを用意していた。それが、いまでは用済みとなり、洗浄して茶箪笥に仕舞っている。季節の変化に対して、生活の変化はいささか無情である。いまは、やかんで沸かした熱湯を魔法瓶にためて、熱い茶やコーヒーを当たり前のように飲んでいる。

子どものころ、父の会社の社宅に住んでいた。東京本社から人事異動に伴い転勤族がしきりに往来した。だから、少年仲間もよく替わった。あるとき、東京から来たばかりの友だちの家に行ったとき、きれいな容器に入れた、薄茶色で透明な熱いスープが出されたことがある。優雅な香りがして味わい深い初めての味覚だった。何だろうと思いながら飲み干した。後で知った、「コンソメスープ」の味だった。(後で考えると、はなたれ小僧たちに何でそんなものを出したのだろうと思う)

そのころ、汁物といえば、味噌汁、すまし汁、蕎麦・素麺のつゆくらいしか知らなかった。東京では、こんな洒落たものを飲んでいるのかと、子ども心に感心したものだ。

とはいえ、いまではコンソメスープは、顆粒や固形のインスタントなスープの素で代用している。正直なところ本物のコンソメスープを、どうやって作るのか考えたことはない。
いっぽう、味噌汁、すまし汁、蕎麦・素麺つゆについてはこだわりがあるけれど、そば屋で出されるような風味を代用できるインスタントなものに会ったことがない。ポット入りのものが販売されているが、全然違う。

やっぱり昆布と鰹節を使って、いちからやらねばならないのだろうか。

2025年10月13日月曜日

スポーツの日 2025

10月の第2月曜日のきょうは、国民の祝日「スポーツの日」*だ。うまい具合に3連休である。
(*)スポーツの日:1964年(昭和39年)の東京オリンピックにもとづき、「体育の日」が定められたが、2020年(令和2年)に現名に改称した。(Wikipedia)

(本ブログ関連:”体育の日”、”スポーツの日”)

スポーツの日といっても、今のところスポーツ競技と縁遠く、健康のためシニア向け健康体操に通っているくらい。以前、中年になって、地元体育館の教室で健康体操を習い始めた。その後、歳を経るごとに3段階クラス替えした。

(本ブログ関連:”体操教室”)

きょうは一日中どんよりした薄曇りで、気分が浮かない。気晴らしに外出しようと着替えたものの、ずるずる家に籠ってしまった。明るく元気なスポーツの日に相応しい催しがあるわけでもないし・・・。

むかし、小・中学校で <秋季運動会> があった。現在の小・中学校は、主に10月に、子供たちだけで平日(土曜日)に実施しているようだ。運動会場の校庭に、家族連れが弁当を持ち寄って応援に来たりしたころを思い出す。
(子どもは残酷なもので、それぞれの家庭にいろいろな事情があるなんて、考えも及ばなかった)


(追記)
ことし(2025年6月1日)独ライプツィヒで開催された「ドイツ国際大体操祭」に、日本から72歳の女性が出場して、床体操を演じられた。その様子が Youtube にあって驚いた。信じられない軽快な身のこなしに・・・審判団が握手を求めたほど。

■ Youtube(登録: Cultivator Yasuko Miyajima)
「ドイツ国際大体操祭 マスターズ国別対抗4は女子ゆかの演技。72歳の日本女子の演技に会場内騒然」(2025/07/09)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=tdpPdyY1r-I

2025年10月12日日曜日

散歩道の鳥、「鳥の歌」楽器チェロと人の親和性

曇が重なっているとはいえ明るく白い。そんな昼下がりに家を出て散歩した。

スズメ
いつもと違う場所を歩んだところ、細い路地の両側に植えられた生垣から、「スズメ」が一斉に舞いあがり、チチと鳴きながら葉の繁る「ゲンペイ(ハナ)モモ」の低木に飛び込んだ。十数羽ではきかない、あまりの多さに驚いたほど。

この時期、どうやら群れの主体は若鳥だそうだ。そういえば、木立に完全に身を隠すほど用心深くはないようで、一部は、そばにある金網柵の上に並んで警戒心なくこちらを見ていたりした。元気な姿を見せてくれるのは何よりなことだ。

ヒヨドリ
外出先からの帰り道、住宅街の電柱の上から、「ヒヨドリ」が「ヒィーイ」を繰り返しながら鳴いた。すると別の場所から同様な応答があった。少し進むと、何とこらでも「ヒィーイ」と鳴くのが聞こえた。上を見上げたのだが、彼らの姿が見つからない。向こうから歩いてくる人も、鳴き声が何処からだろうと探していた。

■ Youtube(登録: 解説!鳥の鳴き声図鑑)
「【解説付き】ヒヨドリの鳴き声6種(地鳴き)」(2021/06/05)
https://www.youtube.com/watch?v=kMWUQOW-bTM


鳥の歌: チェロと人の親和性
数ある楽器のなかで、弦楽器のチェロはとても思念的な存在と見られる。それは、演奏者が楽器と一体となって、聴くひとの心にしみこんでくるのだから。

チェロ奏者パブロ・カザルス(スペインのカタルーニャ出身)が、1961年11月13日に、米国ホワイトハウスで「鳥の歌(El Cant dels Ocells)」を演奏した時の実況録音がある。

■ Youtube(登録: Deucalion Project)
「Traditional Catalan Christmas song: El Cant dels Ocells, Casals & Horszowski (1961) 鳥の歌 カザルス」(2017/01/10)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=upd7U_dvfvU



(参考)
弦楽器のチェロと人間との相性について、生成AI「Gemini」にQ&Aした。

Q.弦楽器チェロに心が引き込まれるのは、楽器の出す帯域が人の受けとめやすい波長に合っている面もありますか?
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A.はい、その通りです。チェロの音色に心が引き込まれるのは、楽器の出す音域が人間の声の帯域と非常に近いためである、という面が大きく影響していると考えられています。

これは、単なる音域の広さだけでなく、私たち人間の聴覚特性と密接に関わっています。

1.人間の声との高い親和性
チェロは、ヴァイオリン属の楽器の中で最も人間の声に近い楽器と言われています。
音域の一致チェロの音域(最低音のC2から最高音域まで)は、テノール、アルト、ソプラノといった声楽の幅広い音域をほぼカバーしています。特に低音域は男性のバスの声に近く、高音域は女性の地声の最高音に近くなります
「歌う」表現力: 音域が人間の声に近いため、奏者がまるで歌い上げるかのように「滑らかで感情豊かなメロディー(レガート)」を奏でやすいという構造的な特徴があります。この「歌声らしさ」が、聴き手の心に直接語りかけるように感じさせます

2.聴覚の「心地よさ」と周波数帯域
チェロの音域は、私たちが普段の生活の中で最も慣れ親しんでいる帯域、つまりコミュニケーションに使われる周波数と重なります
・基音の帯域: チェロの基音(最も低い音)の帯域は、人間の会話や歌声の主要な周波数帯域に含まれます。この周波数の音は、私たちにとって「『心地よい』『安心感がある』』と感じられやすいと言われます。
・低音の身体的な響き: チェロは低音域を担うため、その響きが空気を通じて胸や身体にまで振動として伝わってきます。この身体で感じる振動も、聴き手に心地よさや包み込まれるような感覚を与え、深いリラックス効果をもたらす一因となります。

多くの音楽家や研究者が、チェロの魅力は「人の声に近い」という心理的な側面に加え、その音域が持つ物理的な特性が人間の感情や生理に強く作用していることにあると指摘しています。
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2025年10月11日土曜日

太陽の黄金の林檎

きょう(10/11)の東京は一日どんよりして雲は重く、昼前から夕方まで小雨がつづいた。秋雨前線と、日本の南を進む「台風23号」から流れ込む湿った空気のせいのようだ。まだまだ余韻を残しそう。

この時期、林檎(リンゴ)は「中生種」の季節で、品種で知っているのは「紅玉(こうぎょく)」くらい。スーパーの青果売り場の林檎ときたら小粒ばかりで・・・。

ところで林檎といえば、懐かしいレイ・ブラッドベリの短編集「太陽の黄金の林檎」がある。同書のタイトルについて、アイルランドの詩人イェイツの詩「さまようイーンガスの歌(The Song of Wandering Aengus)」(1899年)にある最終「連(スタンザ)」の最終行からとられたという(Wikipedia)・・・ 同紹介に「尾島庄太郎・金子光晴 訳」が掲載されているが、尾島庄太郎氏ご自身の著書「イェイツ詩集」(北星堂書店)を古書店で見つけたので、次に転載させていただく。(注記は抜粋)
ー 黄金の林檎(Wikipedia

(本ブログ関連:”レイ・ブラッドベリ”、”黄金の林檎”)

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窪地丘地のさすらいひに
老いはてし身にはあれども、
みいでばや おとめがゆくへ、
かくて その唇に接吻(くちづけ)し
手を取りて 斑(まだら)なす長き草をわけ
時のほろぶまでも 摘みとらん、
月のしろがねの林檎を
陽のこがねの林檎を。

(詩集注1)妖精は姿を変え、海にいたり女の姿を装う。あるいは森の中での出会い。
(詩集注2)イーンガス アイルランド神話の中の美と愛の神(若い青春の神)。
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ちなみに、ブラッドベリの短編集「よろこびの機械」には、アイルランドの<ダブリン市民>の情景を描いたものがある。

■ Youtube(登録: Other Brother Studios)← 字幕を日本語化して見る
「The Song of Wandering Aengus (2017) - Award Winning Animated Short Film, narrated by Liam Cunningham」
    ー https://www.youtube.com/watch?v=cyqC2AMrRZQ

2025年10月10日金曜日

鵺(ぬえ)とトラツグミ

(ぬえ)」といえば、夜に出現する怪しい生き物といった漠とした思いがある。何故か知らぬが、その声に野鳥の「トラツグミ」の鳴き声があてられている。絵解きされている画像をネットで見れば、四足の妖怪に見える。

トラツグミについて
探鳥会に入会して、当初、双眼鏡で観察していたときトラツグミに出会った。カメラで記録するようになってからは、どういうわけか「ツグミ」の写真だけになった。
ツグミ: 全長25cm、冬鳥 ← これからしばしば出会うことになる。
トラツグミ 全長30cm、漂鳥・留鳥

(本ブログ関連:”トラツグミ”、”ツグミ”)

Youtubeに、野鳥の鳴き声が複数登録されているので、それらをもとに聴き比べた。
・ツグミの鳴き声は、軽快に「くゎっ くゎっ」と鳴くのに対して、
・トラツグミは、か弱く「ヒーィ ヒーィ」と秋の夜中に鳴き続けるため、古のひとびとに不吉な想いをさせたようだ。

山海経
ところで、奇怪な生き物とくれば中国の古書「山海経」に源流を辿らねばならない。
ー 「山海経」(高山三良 訳、平凡社ライブラリー)

(本ブログ関連:”山海経”)

その中の「北山経」に「鵺(ぬえ)」について次のように記している。
ー 平凡社版には、鵺の図譜が示されていない(原本もそうか)
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鳥がいる、その状は雉の如くで文(あや)ある首、白い翼、黄色い足、名は白鵺(はくや)これを食うとのどの痛みをいやすし、痸*(せい、おろか・ちほう)をなおす。
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(*): 漢字=「やまいだれ」に「制」

同書におどろおどろしさより、食うことによる効能が記されていて、思い込みと違った。
考えてみれば、山谷春潮著の「野鳥歳時記」(冨山房百科文庫)の旧版(初版 昭和18年)には、かつてツグミが食われていたことが記されている。現行版では割愛しているが・・・**。
(**)本ブログ(2024年3月28日)に記載した。

2025年10月9日木曜日

国勢調査(簡易調査)

今回の「国勢調査」の調査票受領に混乱があって、遅くなったが、きょうネットで回答した。(本来の回答締切りは 10/8)

国勢調査については、第1回(1920年)以来、「大規模調査」と「簡易調査」があって、今年は簡易調査に当たる。(Wikipedia)
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西暦が5の倍数の年に実施される。
ー 西暦の末尾が0の年には、調査項目の比較的多い大規模調査」を、
ー 末尾が5の年には、調査項目の比較的少ない簡易調査」を実施する。
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なるほど、入力項目が簡便でアッという間に終わってしまった。そういえば、以前、少し面倒な手間(書類を引っ張り出す)があったような気がしないでもない。そのせいか、「世帯に関する事項」から、次のように調査除外された項目がある。(Wikipedia)
住宅の床面積: 2015年(平成27年)に臨時的に除外され、2020年(令和2年)に正式に廃止された。
    ー オンライン回答による途中棄権を減らす目的
住宅の建て方: 2015年(平成27年)から記入項目から除外された。

とはいえ、学齢期の子どもが大勢いる(地方だったら、全寮制の寄宿舎生活をしていたり)家族とか、3世代家族だったりする場合、簡易調査であっても入力に時間がかかるかもしない。

ちなみに、アメリカの国勢調査は、10年(西暦の末尾が0のつく年の4月1日)ごと実施されるそうだ。

2025年10月8日水曜日

2025年 ノーベル化学賞受賞 京都大理事・副学長・京大特別教授・北川進さん

Youtubeに掲載のANNのニュースより

今年のノーベル化学賞に京都大学副学長・京大特別教授の北川進さんが選ばれました。

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 北川さんは極めて小さな穴を無数に持つ物質である「多孔性材料」*の開発に世界で初めて成功しました。
 「多孔性材料」はガスの吸着機能があり、天然ガスなどの貯蔵ができるだけでなく、排ガスから二酸化炭素を分離して吸着するといった様々な応用が可能とされ、地球温暖化対策での活用も期待されています。
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(*)多孔性材料:多孔性配位高分子(PCP:Porous Coordination Polymer)/金属有機構造体(MOF:Metal-Organic Framework)
    ー 日本ではパイオニアの北川教授による多孔性配位高分子、海外では金属有機構造体の呼称が使われているという。


■ 科学技術振興機構
「事業成果 気体を“選んで”吸着・分離 多孔性配位高分子(PCP)の開発」より抜粋
    ー https://www.jst.go.jp/seika/bt61-62.html
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・従来、気体の吸着剤として広く用いられてきたのが「ゼオライト(沸石)」で、無数の「孔」が空いた「多孔性」構造を持つ。表面積が大きく、気体分子を大量に吸着できる。消臭剤として古くから使われている活性炭も「多孔性」構造を持ち、臭いの元となる気体分子を吸着する。こうした物質は「多孔性材料」と呼ばれ、孔のサイズを変えて目的の分子を吸着させる研究などが進められてきた。しかし、ゼオライトはケイ素とアルミニウムと酸素を主成分とする固い構造を有しているため、分子を吸着する際に多孔性構造を変化させて、サイズや形状の異なる様々な分子を識別し、吸着するのは困難とされてきた。

そんな状況を打破したのは、多孔性材料の研究者ではない北川教授だった。専門は「錯体化学」。金属錯体は、金属イオンの周囲有機物(配位子)が結合した構造を持つ。金属イオンや配位子の種類を変え、さまざまな機能を持たせられることから、新たな多孔性材料として大きな可能性を有している。

しかし、有機物を含む金属錯体は構造が不安定で、極めて壊れやすい。北川教授は、従来の常識を覆す、構造が安定して保持されつつ、気体を吸着する金属錯体の作製を成功させた。さらに、周囲の環境や外的刺激に応じて構造や性質が変化し、選択性の高い吸着や脱着を可能とする金属錯体を実現した。多孔性配位高分子(PCP:Porous Coordination Polymer)と名付けた新材料系統は、従来の材料の限界を越える画期的な吸着剤として、世界中で実用研究に向けた研究開発が進められた。
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■ Youtube(登録: ANNnewsCH)
【速報】今年のノーベル化学賞は京都大学副学長の北川進さん(74)(2025年10月8日)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=nF8-Okxiikc

寒露 2025

きょうは、二十四節気の「寒露」。日の陰りが早く、野の草の露が冷たく感じられるということだが、このところ暖かく、早朝に微かにそうかなと思う程度。

(本ブログ関連:”寒露”)

とはいえ、昼間(12:50)、最高気温 28.9℃、室温は 30℃を超えているわけで、<寒露>は言葉だけのことかもしれないが。

・・・

そんなことを綴っていたところ、何と、おとつい(10/6)発表の「ノーベル生理学・医学賞」(大阪大学特任教授・坂口志文さん)につづいて、きょう発表の「ノーベル化学賞」を京都大理事・副学長で京大特別教授の北川進さんが受賞された。

(別途ブログに記載)

2025年10月7日火曜日

10月の満月(ハンターズ・ムーン)

きょう(10/7)の月は「満月」にあたる。ただし、そのタイミングは、昼の12時48分ごろになる。とはいえ、今晩の満月*(月齢 15.3)は、「月の出:17時11分頃」から「月の入り:5時24分」にかけて観察できる・・・のはず。
(*)東京天文台「月の出」: https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/2025/m1310.html

残念ながら、きょう一日曇天で、夜に空を見上げること能わずだった。

ところで、米国の農事暦(The Old Farmers’ Almanac)によれば、(9月の満月)「収穫月(Harvest moon)」後の最初の満月を「ハンターズ・ムーン(Hunter's moon)」と呼ぶ。生成AIの Gemini には、アメリカ先住民の風習に起源を持つと次のよう解説しているので、抜粋する:
① 伝統的に10月は、長い冬に備えて食料となる肉を蓄えるために、本格的な狩猟を始める時期にあたる。
➁ 10月の満月は夜空に長く明るく浮かび、この強い月明かりは、ハンターたちが夜間に獲物を追跡しやすくなることを助けた

(本ブログ関連:”米国の農事暦”)

そういえば、今月末(10/31)は、おどろおどろしい「ハロウィン」。ベッドの下や、部屋の隅の暗闇に何か邪悪なものがいるかもしれない。子どもが恐怖し、わくわくする季節だ。

ハンターズ・ムーン>のタイトルで、スウェーデン出身のヘヴィメタル・バンド「ゴースト」がハロウィンを想わせてシャウトする。(と知ったふりして以下に記す)

■ Youtube(登録: Ghost)
「Ghost - Hunter's Moon (Official Music Video)」(2021/09/30)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=rtkaUZvMaG8

2025年10月6日月曜日

2025年 ノーベル生理学・医学賞受賞 大阪大学特任教授・坂口志文さん

Youtubeに掲載のTBSのニュースより

科学分野で世界的な賞である「ノーベル賞 生理学・医学賞」を、日本の研究者、大阪大学特任教授の坂口志文さんが受賞した。日本のノーベル生理学・医学部門の受賞者は、2018年の本庶佑さん以来6人目とのこと。(日本人のノーベル賞受賞者
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坂口さんは免疫学が専門で、「制御性T細胞」と呼ばれる免疫の過剰反応を抑える働きを持つ細胞を発見した。
・制御性T細胞は、自己免疫疾患を防ぐ働きをし、逆に、この「制御性T細胞」を除去すると癌免疫治療に効果があって、<アレルギー>や<がん>の治療などへの応用が期待されている。
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生成AI Gemini とのQ&Aより抜粋
① 「T細胞」は、免疫システムの主要なメンバーで、体外から侵入した病原体や体内で発生した異常な細胞(<がん細胞>など)を攻撃・排除する役割を担うリンパ球の一種。
➁ 「制御性T細胞」も、T細胞の一種だが、他のT細胞(キラーT細胞やヘルパーT細胞)とは正反対の役割を持つ。稀に自分の体を誤って攻撃してしまうT細胞が生まれることがある。制御性T細胞は、こうした「暴走した自己反応性T細胞」の活動を抑え、<関節リウマチ>や<1型糖尿病>などの自己免疫疾患の発症を防ぐための安全装置として機能する。


■ Youtube(登録: TBS NEWS DIG Powered by JNN)
「【速報】ノーベル生理学・医学賞に大阪大学特任教授・坂口志文さん」( 2025/10/06)
    ー https://www.youtube.com/@tbsnewsdig

中秋の名月、「赤城の山も今夜を限り」

旧暦の毎月15日の夜を「十五夜」といい、特に旧暦8月15日である今月今晩の月を「中秋の名月」という。ところで、(旧暦8月が重なる)今月の「満月」のタイミングは、あす10月7日の昼 12時48分ごろになる。つまり、【中秋の名月】≠【満月】の確率が高い。

■ 国立天文台
「中秋の名月(2025年10月)」より抜粋
    ー https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2025/10-topics01.html
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名月が満月とは限らない
・2025年の中秋の名月は、10月6日です。「中秋の名月」とは、太陰太陽暦(注)の8月15日の夜に見える月のことです。中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。日本では中秋の名月は農業の行事と結びつき、「芋名月」*(いもめいげつ)などと呼ばれることもあります。
(*)コトバンクによれば、「《里芋を供えるところから》」とある。

・今年は10月6日が中秋の名月、翌7日が満月と日付が1日ずれています。
天文学的な意味での満月(望)は、地球から見て太陽と反対方向になった瞬間の月のことで、満月の時刻は、10月7日12時48分です。 
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また、中秋を「仲秋」と記すと字面が洒落ているけれど、8月全体を指してしまうため、現在では「仲秋の名月」は使われないそうだ。


ところで秋の月夜には、青白く地が照らされ、雁が南の空へ飛んでいく寂しい情景がある。江戸時代末期の俠客・国定忠治が子分たちとの別れもそのころ。忠治の言葉に、子分たちが「親分」と応えるところとか、忠治が刀を手にして「俺にゃあ、生涯手めえという強い味方があったのだ」と語るのを、子どもながら耳に残したものだ。
そこで、生成AIの ChatGPT に、もしかして中秋の名月の夜だったのか問い合わせてみた。

Q.「赤城の山も 今夜を限り」と、「国定忠治」が語ったのは、「中秋の名月」のころか?
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A.ご質問の「赤城の山も今夜を限り…」という有名なセリフは、「国定忠治(くにさだ ちゅうじ)」が登場する講談や歌舞伎などで語られるもので、日本の伝統的な義賊・侠客の一人である忠治の最期の場面でよく使われます。

□ このセリフの背景:
「赤城の山も今夜を限りか」というセリフは、忠治が赤城山(群馬県)を去る決意を語る場面で使われる、ドラマチックな名台詞です。
続く有名なセリフは以下のような形です:
「赤城の山も今夜を限り、 生まれ故郷の国定村を後にして、江戸へ下る…」

 中秋の名月との関係は?
この台詞が発せられるシーンはしばしば秋の月夜の晩、つまり中秋の名月(旧暦8月15日頃)と結びつけられる演出が多いです。
・ 明確に「中秋の名月」とされているわけではないですが、
・ ロマンチックで物悲しい別れの場面として、「月夜」や「秋の夜」が使われるのは非常に典型的な演出です。
映像作品・舞台・講談によっては、「中秋の名月の夜に…」というナレーションを入れることもあります

 結論
「中秋の名月のころ」とする演出はあるが、史実や原作で明示されているわけではない。
つまり、「中秋の名月」は演出上の美的・情緒的な演出であり絶対的な時期設定ではありません
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次の動画の通り、子分との別れの画面で、新国劇版では月を舞台背景に置かず、月明かりだけを強調して国定忠治の言葉を際立たせている。もう一つの、桃屋のCM版では月を三日月にしているのは少しの緊張感を持たせるためかもしれない。満月は穏やかなものだからだろう。

■ Youtube(登録:TheKensanohta )
「赤城落ち」(新国劇。辰巳柳太郎の国定忠治。赤城落ちのシーン抜粋・・・とのこと)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=B-OuMPFsckc



■ Youtube(登録: upachan2004)
「桃屋 江戸むらさき」(丹下左膳、鞍馬天狗、国定忠治の順=月の形は三日月だが)
    ー 声/三木のり平さんによる
    ー https://www.youtube.com/watch?v=_Zac1fW_34E

2025年10月5日日曜日

ジュウガツザクラ(十月桜)

 昼下がり(午後3時半ころ)、公園に出かけた。同時刻の気温は、きのう(21℃)と比べて、きょうは、27℃ と暖かい。それに気づかず少々厚着した結果、息切れしてしまった。

日曜日の公園は親子連れでにぎわっていた。子どもたちは、公園を横切る小川に入り水遊びしていたし、岸辺の草むらで捕虫網を持って虫を追いかけていた。カレンダー上、秋半ばとはいえ、まだまだ温かい貴重な休日だ。

ジュウガツザクラ(十月桜)
10月といえば、樹名板に「ジュウガツザクラ」(十月桜)と記された桜が気になる。といっても、満開に咲き誇るというわけではなく、枝先に白い花をぽつぽつと咲かせているのだが。

(本ブログ関連:”ジュウガツザクラ”)


● Wikipesiaによれば、「エドヒガン系の中のコヒガン系栽培品種で、マメザクラエドヒガンが交雑した種間雑種で、春と秋から冬にかけての二度開花する」という。

● 木の周りをぐるりと回って観察したところ、花弁の形に違いがあるのに気づいた。そこで、Googleの生成AI Gemini にQ&Aを試みたたところ、次のような回答を得た。

Q.「ジュウガツザクラ」の花を見ると、枝ごとに花弁の形が異なるように見えますがどうしてでしょうか?
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A.ご質問ありがとうございます。「十月桜(ジュウガツザクラ)」の花弁の形が枝ごとに異なるように見えるのには、主に以下の3つの要因が考えられます。

1. 「十月桜」の品種特性
十月桜は、マメザクラとエドヒガンの種間雑種であるコヒガンザクラの園芸品種です。元々、八重咲き(または半八重咲き)で、花弁の数は5枚から20枚程度と幅があり、個体差や環境による変異が出やすい特徴を持っています。
八重咲きの多様性花弁が多数重なる八重咲きの桜は、もともと花弁の枚数や形状が一定でない傾向があります。十月桜もこの影響を受け、花弁の細さねじれに個体差が見られます。
遺伝的多様性: 近年の研究により、「十月桜」として流通しているものには、複数の遺伝子パターンがあることがわかっています。つまり、秋から咲くという似た特徴を持ついくつかの個体を総称して「十月桜」と呼んでいるため、花の特徴にも多様性があるのです。

2. 開花時期による花の変化(二季咲き)
十月桜は、名前の通り秋(10月頃)から冬にかけてと、春(3月~4月頃)二季咲きの性質を持ちます。この開花時期の違いが、花の形や大きさに影響を与えることがあります。
秋と春の比較: 一般的に、春に咲く花の方が、秋から冬にかけて咲く花よりも大きく、花弁のねじれが少なくきれいに開花すると言われています。
断続的な開花: 秋から春にかけて断続的に咲き続けるため、異なる季節気温で開花した花が同じ木や枝に混在し、形の違いとして認識されやすいです。

3. 環境要因や体内のバランス
桜の開花や花の特徴は、その時の木の生理状態(栄養状態やホルモンバランス)環境に大きく左右されます。
栄養状態枝ごとに日当たりの良さや栄養の供給にわずかな差がある場合、それが花弁の大きさ枚数の違いとして現れることがあります。
低温による影響: 特に秋や冬の低温期に咲く花は、春の開花時と比べて、花弁が細くなったり、花自体が小さくなったりする傾向があります

これらの要因が複合的に作用し、一本の十月桜の木の中でもあるいは同じ枝の上でさえ花弁の形や枚数に違いが生じ観察する人に「枝ごとに異なる」という印象を与えると考えられます。
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2025年10月4日土曜日

野鳥観察(89)

今月(10月)から、野鳥観察(探鳥会)の集合時間が 7:00 となった(10月~3月:7時、4月~9月:6時30分)。これまでより30分遅くなるので、起床時間を30分遅くできるわけだが、寝過ごすのではないかと心配になり、昨夜からずっと起きていた。<遠足> に興奮した小学生ではないのに・・・。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

家を出て、フィールドまでの途中、畑地や木立が続く場所では「ヒヨドリ」の鳴き声が賑やかに重なった。ところが住宅密集地の小道を通るとき、野鳥の声がとんと聞こえなくなる。

集合場所の <原っぱ>は、朝陽が昇って思った以上に明るい。いずれ冬が深まれば、薄暗い朝になるだろうけど、今は「渡り鳥」(本ブログ 10/2 に記載)と出会える好機なのだ。
ー ベテランの方から、このフィールドで撮った野鳥写真を月ごとのカレンダーにしたものを配布いただいている。感謝。


探鳥会の終わりに、観察した野鳥の種類と数がベテランの方から報告される。今回は、めずらしく、参加者数より野鳥の観察種類の数の方が少なかった。


今回も、ベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラで確認・整理したものを次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ヒヨドリ:フィールドの林間に入ったときから鳴き声が響いた
・ハクセキレイ:グラウンドの草地に2羽 ⇒ 6羽とカウント数が増えた
・モズ:木立のてっぺんに1羽たたずんでいた
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・アブラゼミ:抜け殻から出て、羽化後、時間を経て黒くなった状態のものと出会った
・エンマコオロギ:小川の草原で、鳴き声がしきりにする(「コロコロリー」)
・カメムシ:ネットで画像検索したところ「ミナミアオカメムシ」または「アオクサカメムシ」の幼虫という
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・メマツヨイグサ:黄色の花が小川の土手に揺れていた


ハクセキレイ(写真左・中央)、モズ(写真右)
・フィールドワークの後半、野球グラウンド場に「ハクセキレイ」が舞い降りていて、最初2羽から6羽へと観察された。ピントが合っていないが、正面を向いた姿を撮影した。
・木立のてっぺんにたたずむ「ヒヨドリ」は撮りやすい。あたりを睥睨してテリトリーを主張する。



カメムシ(写真左)、メマツヨイグサ(写真右)
・Googleの画像検索では、カメムシしか分からず、他のブログなど巡って「ミナミアオカメムシ」または「アオクサカメムシ」の幼虫という解説に出会った。正直、昆虫について全くの不案内なので・・・。
・小川の土手の雑草に混じって「メマツヨイグサ」が群がっていた。「花弁の横幅が大きく、隙間のないものをメマツヨイグサとよぶが、中間型が多く、花期によっても変化が見られるのではっきりしない」(Wikipedia)とのこと・・・会長が、花弁の隙間について語られたが、その意味をようやく気付いた次第。

(本ブログ関連:”マツヨイグサ”)

(情報)自民党総裁選挙

「自民党総裁選挙」の結果、高市早苗氏が自民党新総裁(第29代総裁)となり、女性初の首相(第104代首相)へ。


1回目投票

■ 毎日新聞
「自民総裁選 1回目投票は高市氏首位 19票差の小泉氏と決選投票へ」(最終更新 10/4 14:28)
    ー https://mainichi.jp/articles/20251004/k00/00m/010/081000c
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 自民党総裁選は4日、党本部で国会議員の投票(295票)が行われ、党員・党友票(295票)と合わせて即日開票された。得票が最も多かったのは
① 高市早苗前経済安全保障担当相(64)の183票(議員: 64票、党員・党友: 119票)。
➁ 2位は小泉進次郎農相(44)の164票(議員: 80票、党員・党友: 84票で、19票差だった。
過半数を得た候補者はなく、両氏が決選投票へ進んだ。
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決選投票

■ 朝日新聞
「高市早苗氏が自民党新総裁に 決選投票で小泉氏破る 女性初の首相へ」(2025年10月4日 14時55分)
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 石破茂首相の後任を決める自民党総裁選は4日に投開票され、高市早苗前経済安全保障相(64)が決選投票で小泉進次郎農林水産相(44)を破り、第29代総裁に選ばれた。15日にも召集される臨時国会で第104代首相に選出され、初の女性首相が誕生する見通しだ

 総裁選は国会議員票の295票、党員・党友*票の295票の合計で争われた。1回目の投票では、立候補した5人のうち、過半数を占めた候補はいなかったが、183票の高市氏、164票の小泉氏の上位2人が決選投票に進んだ。決選投票では、
① 高市氏が過半数の185票を獲得(議員票:149、都道府県連票:36票)して
➁ 小泉氏の156票(議員票:145、都道府県連票:11票)を上回り、総裁選を制した。
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(*)党友: 政党の構成員(党員等)ではないが、政党の外部支援者、あるいは政党と友好関係にある個人(Wikipedia)。