▼▼ 青字下線付語句のリンク先は、マウス右クリック+<新しいタブ>で進んでください。(本ブログ関連)の最下段に「次の投稿ホーム」があるとき次ページがあります。▼▼
検索キーワード「立冬 -KBS」に一致する投稿を日付順に表示しています。 関連性の高い順 すべての投稿を表示
検索キーワード「立冬 -KBS」に一致する投稿を日付順に表示しています。 関連性の高い順 すべての投稿を表示

2026年7月31日金曜日

うなぎの蒲焼、7月の終わり(まだ夏がある)

土用」は、二十四節気の <四(しりゅう)> である「春・夏・秋・冬」の直前、すなわち次の四季が始まる前の約18日間を指す。
今年の、秋に変わる前の土用は、7月20日の「土用の入り」から、「立秋」( 8月6日)の前日までであり、その間に「うなぎ」を食う習慣のある「土用の丑の日」(7月26日)がある。

(本ブログ関連:”うなぎ”)

土用の丑の日に遅れたが、きょう、ファミリーレストランで、伝統というか習慣にのっとり、家族でうなぎの蒲焼を食ってきた。同店は先日まで、うな重の幟(のぼり)旗を立てていたが、今は別の品目に変わっていたけれど。もう町は、8月に向けて変わりつつある。

ということで、きょうで7月が終わる。きりがよくないが、一年の十二分の七(7/12)を食ったことになる・・・今年の半分と一か月をだ。何度も繰り返してきたことだけに、この先あっというまに秋になることが分かっている。本当に時間が過ぎる速さを感じる。

「~の終わり」なんていうと、若いころはドラマチックに聞こえた。今は違う、終わったら新しいことが始まるなんて容易じゃないことを知っているからだ。
でも気象庁の季節区分で夏は6月~8月だし、子どもたちの夏休みは8月いっぱいあるして、当分元気で賑わかしていきたい。

2026年6月11日木曜日

入梅 2026

関東甲信にけかて、すでに「梅雨入り」したと気象庁から発表(9/7)されているが、雑節できょうが「入梅」であり、「田植えの日取りを決める」重要な日という。

(本ブログ関連:”入梅”、”雑節”、”梅雨入り”)

梅雨にちなんで梅酒作りがある。二十四節気の「芒種」(6月6日 ~ 6月20日)を3つに分けた七十二侯の「末候」は、<梅> に着目して、「6月中旬〜下旬の完熟梅を使って、『芳醇でフルーティー、コクのあるまろやかな梅酒』に仕上げる」といわれる。(一般の梅酒作りには青梅を使う)

子どものころに母が作ったのは、梅の実と氷砂糖だけのシロップだった。暑い夏に、氷水に混ぜて飲んだとき、シロップだけを飲んでみたい誘惑にかられたものだ。それは、カルピスの白くて濃いい瓶詰のシロップに対して、あるいはさくらんぼの缶詰のときもそうだった・・・ つまみ食いして悟ったのは、実際はそうでもないということだった。

ちなみに、雑節は次の9つがある。

■ 雑節(Gemini による)
雑節(ざっせつ)時期(目安)内容・意味
節分(せつぶん)2月3日頃 江戸時代以降
(立春の前日)
季節の変わり目。邪気を払うために豆まきを行い、恵方巻を食べる習慣があります。
彼岸(ひがん)3月・9月の春分・秋分を挟む7日間先祖供養をする期間。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われ、季節の節目となります。
社日*(しゃにち)春分・秋分に最も近い「戊(つちのえ)の日」生育した土地の神(産土神 うぶすながみ)を祀る日。春は豊作を祈り、秋は収穫に感謝します。
八十八夜
(はちじゅうはちや)
5月2日頃
(立春から88日目)
本格的な農作業(茶摘みや種まき)の目安となる時期。この頃に摘んだお茶は縁起が良いとされます。
入梅(にゅうばい)6月11日頃
(太陽黄経80度)
暦の上での梅雨入り。農家にとって田植えの時期を決める重要な節目でした。
半夏生
(はんげしょう)
7月2日頃
(夏至から11日目)
農作業を終える目安の日。関西ではタコ、福井ではサバなどを食べる風習があります。
土用(どよう)各季節
(立春・立夏・立秋・立冬)の前約18日間
季節の変わり目で、体調を崩しやすい時期。特に夏の土用(丑の日)には鰻を食べることで有名です。
二百十日
(にひゃくとおか)
9月1日頃
(立春から210日目)
台風が襲来しやすい時期とされ、農家が警戒する厄日(やくび)の一つです。
二百二十日
(にひゃくはつか)
9月11日頃
(立春から220日目)
二百十日と同様に、台風の襲来や強い風に警戒が必要とされる日です。

* )社日: 上表のなかで、「社日(しゃにち)」について、あまり縁がないように思われるのは、郷土(生まれた土地)の守護神への意識が、とりわけ都市部で見られないせいだろう・・・もちろん、地域によって郷土意識が十分残っているところはあると思うが。

雑節は、郷土との絆を持たせる大切な知恵(季節観)と思う。郷土を慕い思い返す歌が、NHK「みんなの歌」から見られなくなりつつあるのは残念。

2025年11月9日日曜日

雨が降ってる日曜日

雨が降る日曜日、めっきり冷え込んだ。最高気温を 11/5からたどってみると、せっかく暖まりかけたのも束の間、急降下した。立冬の時期であることを思い知る。

月日    最高気温  時刻
--------------------------
11/5    15.8℃(13:24)
11/6    20.7℃(12:38)
11/7    22.5℃(12:47)
11/8    17.5℃(13:37)
11/9    13.5℃(00:28)← 午前・昼過ぎまで小雨


雨の日曜日だったりすると、むかしのテレビに流れたコマーシャルソングを思い出す。歌詞は一見、唱歌ではないかと思うほどに優しい。そして、曲調も包み込むようなララバイ(子守歌)風である。
    雨が降ってる  日曜日
    坊や泥んこ  なぜ泣くの
    あそこのかどで  転んだの
    どうしてそんなに  急いだの?

このブログで何度も触れたが、「明星即席ラーメンのうた」(何と! 作詩・作曲・歌 ミッキー・カーチス ・・・ 次のYoutube登録者の解説による)がそれだ。今でも自然と口に出るほどに懐かしい。

(本ブログ関連:”泥んこ”)

■ Youtube(登録: sunaf king)
「【懐かCMソング】明星即席ラーメンのうた【明星食品】」(2013/03/13)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=q7A63COuNqM

2025年11月7日金曜日

立冬

きょうは二十四節気の「立冬」、いよいよ冬の始まりだ。とはいえ、最高気温が 22.5℃(12:47)と、むしろ穏やか。なにしろ最高気温が、おとついの 15.8℃(13:24)→ きのうの  20.7℃(12:38)、そしてきょうなのだから、むしろ暖かくなっている。

(本ブログ関連:”立冬”)

寒いのが苦手なので、ついこんなことを言ってみたくなる。
・夏には期待もあり思い出もあって「夏が来れば思い出す」(夏の思い出)と歌うけれど、
・冬の場合は「冬来りなば春遠からじ」*と、冬をすっ飛ばしたくなる。
(*)「冬来りなば春遠からじ」(同志社女子大学 吉海直人 日本語日本文学科 教授 2016/03/28)
    ー https://www.dwc.doshisha.ac.jp/research/faculty_column/2016-03-28-12-39

気象庁のカレンダーでは、11月は晩秋(秋:9月~11月)であり、まだ冬(12月~2月)ではない。だから、これからまだまだ・どんどん寒くなる。

ところで、冬の厳しさを想い浮かべて聞くしかできないが、なかにし礼作詞による「石狩挽歌」(歌 北原ミレイ、作曲 浜圭介)がよい。密度の高い歌詞に、作詞家の家族事情も後で知るわけだが。
かつて賑やかだったニシン漁は衰え、取り残された女の悲しさと哀愁が切々と伝わる。誰もがそんな光と影を経験したことだろう。

■ Youtube(登録: 北原ミレイ - トピック)
「Ishikari Banka (2006 Remaster)」(2022/09/06)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=DNXaJkGu1qI
    ー 歌詞(Uta-Net): https://www.uta-net.com/song/642/


ちなみに、以前のテレビで紹介されたことだが、北海道の海岸線でニシンの受精が観測されたとのこと。海水が乳白色に染まる「群来(くき)」(春ころ)という現象だ。春と秋の漁量はむかしの最盛期に及ばないものの、順調に回復しつつあるようだ。

2025年1月17日金曜日

(雑談)いいな:117

きょうは、1月17日で「いいな」と読める。それで、「いいな」にあたる数字 117 を適用できるものを探した。

● 電話の3桁番号サービス(117)
NTT東日本: 117 時報サービス
「117番をダイヤルすると、現在の時刻を確認できます。」(通話料有料)
ー 今は、時計が勝手に GPS(全地球測位システム)衛星から時刻を受信するようになってきた。少し前に購入した掛け時計は、電池を入れたら直ぐに長針・短針が回りだしたのに驚いた。

● 記念日(1月17日)
日本記念日協会:「おむすびの日」ほか
ー おむすびって、どうしてあんなに美味しいんだろう。
ー NHKの番組「おむすび日本」は、「郷土色豊かな各地の『ご当地おむすび』をとりあげ、その起源や成り立ち、おいしく食べる工夫を探ります」と紹介している。
(番組の飯尾さんの脱力感と、王林ちゃんの素朴さが更に味を添える! ベストコンビだ。

● 記念日(11月7日)
日本記念日協会:「あられ・おせんべいの日」ほか
全国米菓工業組合が制定。「冬に向かう『立冬』の日に、こたつで温かいお茶とあられ・おせんべいでおしゃべりを楽しむ」とのこと。
ー スーパーで菓子を買うとき、最近は「せんべい」や「あられ」に手が出る。しかも柔らかめがよい。

今様の記念日は、業界などが協会に申請したりして制定するケースが多い。数字の「117」から浮かぶのは「いいな」といった評価や感想であって、商品(名)とつながる語呂合わせにならず苦戦しているようだ。電話番号を除いては、伝統を持つものが当然のように制定できるように見える。

ところで、Wikipediaで「117」を見たら、こんなことがあった。
    117の約数 : 1、3、9、13、39、117   ← 修正
    117の約数の和 = 1+3+9+13+39+117 = 182
117(いいな)から、182(いやに)なってしまった。

2024年11月7日木曜日

立冬 2024、木枯らし、富士山の初冠雪、オーロラとキツネ

二十四節気「立冬」
きょうは二十四節気の「立冬(りっとう)」。冬の気が立ち始めて、いよいよ冷気が沁みるころ。今週いっぱい寒気が南下して、最高気温は 14℃ と冷え込むようだ。天気予報では、来週に 21℃ に復活すると予想している。

(本ブログ関連:”立冬”)


七十二候
二十四節気の「立冬」の間を、三つに分けた「七十二候」は次の通り。
●初候:「山茶*始開(つばき はじめて ひらく)」  山茶花(さざんか)が咲き始める
    (*)山茶: 「ツバキ(椿)」の意。ここでは、ツバキ科の「サザンカ」を指す
●次候:「地始凍(ち はじめて こおる)」  大地が凍り始める
●末候:「金盞**香(きんせん こうばし)」  水仙の花が咲く 
    (**)金盞: 金色の杯、「スイセン(水仙)」の別名

(本ブログ関連:”スイセン”)


木枯らし
きょう、東京に「木枯らし1号」が吹いた。きのうから予想されたものだが、確かに昼過ぎ体操教室に出かけたとき、寒風に身が染みた。

■ 日経新聞
「東京・近畿で木枯らし1号 各地で今季一番の冷え込み」(2024年11月7日 12:18)より抜粋
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE073IE0X01C24A1000000/
----------------------------------------------------------
・気象庁によると、7日午前10時54分、東京都心で最大瞬間風速13.7メートル北西の風を記録した。
・木枯らし1号は例年、東京近畿で発表される。〔共同〕
----------------------------------------------------------

■ 気象庁 お天気相談所 (2020年の資料)
https://www.data.jma.go.jp/tokyo/shosai/news/pdf/2020/20201104kogarasi_oshirase.pdf
--------------------------------------------------------------------
東京地方における「木枯らし 1 号」は、下記の事項を基本として総合的に判断して発表しています。
1 期間は10月半ばから11月末までの間に限る。
2 気圧配置が西高東低の冬型となって、季節風が吹くこと。
東京における風向が西北西~北である。
東京における最大風速が、おおむね風力 5(風速 8m/s)以上である。(ただし、お知らせには最大瞬間風速を記入する)
--------------------------------------------------------------------

■ 木枯らし紋次郎
昔のテレビ番組に「木枯らし紋次郎」(中村敦夫主演、1970年代)という股旅ものがあった。主人公が口にする「あっしにはかかわりのねえことでござんす」という決め台詞が流行った。竹楊枝をくわえた姿に、いっそうニヒル味が加わった。


富士山の初冠雪
きのう、静岡側で富士山に冠雪が確認されたが、歴史的に甲府地方気象台による観測が必要とされているとのこと。

■ 日本気象協会 tenki.jp
「富士山で「初冠雪」 統計開始以来 最も遅い観測」(日本気象協会日直主任、2024年11月07日07:17)
https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2024/11/07/30890.html
----------------------------------------------------------
今日7日(立冬)、富士山の初冠雪の便りが届きました。甲府地方気象台の観測で、統計開始以来、最も遅い初冠雪となりました。
富士山の初冠雪は山梨県の甲府地方気象台が観測しており、「一日の平均気温が、その年の最も高い日」の後に、山頂付近が雪などによって白く見える様子が、麓の気象台から見えたことが、観測の条件です。
・これまでの最も早い記録は、2008年の8月9日でした。
----------------------------------------------------------


オーロラとキツネ
以前に触れたことだが、寒い夜、雪原を走るキツネの尾が雪を巻き上げて、火となる伝説がフィンランドにある。寒さがしみるとき、舞い上がった粉雪が、やがて上空のオーロラへつながるのを幻視したのかもしれない。

フィンランド政府観光局:「オーロラ  キツネが飛び散らせる火花?」より。
----------------------------------------------------------
フィンランドの北部(ラップランドなど)に住むサーミ(Sápmi)の人々の伝説に、オーロラ(極光)は「キツネが北極圏の丘を走るとき、尻尾が雪原に触れ、それが火花となって巻き上がり、夜空に光となって現れる」という。
----------------------------------------------------------

(本ブログ関連:”オーロラとキツネ”、”キツネ 狐”)

■ Youtube (登録: VisitFinland)
アニメーション「Revontulet (狐火) - FINLAND」
https://www.youtube.com/watch?v=UILnfI3dcAc

2024年5月31日金曜日

きょうで5月が終わり、あしたから夏

昔のラジオ番組「君の名は」には有名なナレーションがあって、「忘却とは忘れ去ることなり」と人生の局面(運命を納得すること)を語った。そんな大げさなものではないが、近ごろ「時」の経過を忘却する。ブログに書いたことすらも忘れる・・・納得してないのに。

(本ブログ関連:”君の名は”)

だから、PCの横に「日付」と「曜日」を大きく強調したデジタル時計を置いているのだが、それすら見落としていることが多々ある。

きょうは5月31日、気象庁の季節区分*で「春」が終わる。あしたから「夏」になる。
(*)気象庁:「時に関する用語 - 季節を表わす用語」
    ー https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/toki.html#A95
    ・春:3~5月
    ・夏:6~8月 
    ・秋:9~11月
    ・冬:12~2月

それに比べて「初夏」といった表現は、二十四節気**をもとに、Wikipedia***やネット情報によれば「立夏」~「芒種」の前日(すなわち「小満」)までとなる・・・ゆるい感じで。
(**)国立国会図書館「二十四節気(にじゅうしせっき)| 日本の暦」
    ー https://www.ndl.go.jp/koyomi/chapter3/s7.html
(***)Wikipediaによる
    ・初春:「立春」~「啓蟄」の前日(すなわち「雨水」いっぱい)まで
    ・初夏:「立夏」~「芒種」の前日(すなわち「小満」いっぱい)まで
    ・初秋:「立秋」~「白露」の前日(すなわち「処暑」いっぱい)まで
    ・初冬:「立冬」~「大雪」の前日(すなわち「小雪」いっぱい)まで

すでに初夏(立夏5/5~芒種の前日6/4)である。このところ太陽が強く照り付ける日があるものの、雨天が続いている。

初夏の鳥(カッコウ、ホトトギス、ツツドリなど「カッコウ科」)の情報を、野鳥観察(探鳥会)の幹事さんから求める案内をいただいている。昨年の6/4の未明、「カッコゥ、カッコゥ、カッコゥ」の鳴き声を聞いたが、今年はどうだろう。

(本ブログ関連:”カッコウ”)

2023年11月11日土曜日

多分ムクドリの群れ

街に出て、帰宅途中の午後4時ころ、住宅街の遠く南北に交差する2つの電線に、大量の鳥たちが列になって鳴いていた。一日薄暗い曇り空で、(観察力が乏しいこともあって)鳥の群れを同定できないけれど、どう見ても「ムクドリ」だろうと思った。黒味のある姿だが、腰に白い部分があった。

彼らが群れをなして活動する時期は、夏~秋だそうだが、図鑑「野鳥」(真木広造監修、長岡書店)によれば「秋冬は竹藪などに集団でねぐらをとり、時には数千羽のむれになることもある」という。見たところ沢山としかいえない・・・カウントせず通り過ぎてしまった。
暖冬のせいでズルズルと時を過ごし、留鳥とはいえ少し慌てて行き場を探しているせいだろうか。ちょっと壮観だった。

このブログで、ムクドリに触れたのはどうやら、春>冬が中心。立冬(11/10、秋の終わり)ころはない。だから、きょう見たのは、多分ムクドリだろうと自信なく綴るしかない。

(本ブログ関連:”ムクドリ”)

Youtubeでムクドリを検索すると、夕方の街を大群で旋回する(フン公害をもたらす)困りもの扱いで、中には撃退法の紹介まである。


(付記)
ところで、立冬(11/8)で触れた「サザンカ」の詞が、耳の奥から繰り返し聞こえてくる。童謡「たきび」(1941年、作詞巽聖歌、作曲渡辺茂)の歌詞2番は、次のように始まる。
    さざんか さざんか さいたみち
    たきびだ たきびだ おちばだき

(本ブログ関連:”たきび”)

焚き火のにおい、薄い煙、垣根に咲くサザンカの白い花。そんな光景を体験したような気がしてくる。

2023年11月8日水曜日

立冬 2023

きょうは二十四節気の「立冬(りっとう)」、いよいよ冬の気配が感じられてくるころ。現実には、暑い日がだらだらと続いて、きのうも「夏日」(最高気温 26.5℃、11:11)だった。秋の気配をスキップして、冬になっても、気象予報師の話では暖冬傾向とのこと。

(本ブログ関連:”立冬”)

きのうの昼まで続いた南風は、反転して北風に変わったが、本夕もまだ温(ぬる)い。天気予報では、今度の日曜日(11/12)の最高気温が 11℃ まで下がるようだが、底を打っただけで長続きしそうもない。やっぱり暖冬か。

ところで、二十四節気のそれぞれを三つに分けた「七十二候」があって、立冬も次の三つの候(初・次・末)に分けられる。
--------------------------------------------------------------------
・初候: 山茶始開(つばき はじめて ひらく) 山茶花(サザンカ)が咲き始める
・次候: 地始凍(ち はじめて こおる) 大地が凍り始める
・末候: 金盞香(きんせんか こうばし) 水仙(金盞)の花が咲く
--------------------------------------------------------------------

●初候の「サザンカ(山茶花)」は、街角(垣根)や公園の樹間からひょいと顔を覗かせる赤い(野生種は一重の白色)花で、見落としがち。今回は心して探してみたい。
気取って歳時記と関連の本を巡ると、サザンカは寺院の景色と似合うようだ。 
- 「山茶花の垣一重なり法華寺」(夏目漱石)「日本の七十二候を楽しむ」(白井明大著、東邦出版)
- 「山茶花は白一色ぞ銀閣寺*」(小沢碧童**)「季寄せ-草木花 冬」(本田正次、朝日新聞)
 (*)銀閣寺: 銀閣寺の横の「哲学の道」沿いに咲いているそうだ。(Google 検索の生成 AI 機能)
 (**)青空文庫:「わが俳諧修業」(芥川龍之介)

●末候の「スイセン」は、公園の「自然観察園」に群生するが、暖冬の冬にいつ咲くやら。今年は1月ころ最盛だったけれど。

(本ブログ関連:”スイセン”)

2022年12月7日水曜日

大雪 2022

きょうは、二十四節気の「大雪(たいせつ)」、いよいよ本格的な降雪が始まるころをいう。暦上ここまでに、冬になり(立冬)、雪が降り始め(小雪)、そして激しく雪が降る(大雪)ころになったわけだが、実際、雪とまだ会っていない。

(本ブログ関連:”大雪(たいせつ)”)

先日(11/22)のブログで二十四節気の「小雪(しょうせつ)」について触れたが、最近、初雪は初雪は1月に偏っている。ちなみに(昨晩の雨を除いて)、今月中旬は晴日が多いようで、雪と縁はなさそうだ。

雪の気配はないけれど、「雪」にちなんだ俳句と詩から二つ。

俳人「中村草田男」(1901年:明治34年~1983年:昭和58年)の句に、
    降る雪や 明治は遠く なりにけり
があって、てっきり老人が炬燵に入り、雪見障子と更に縁側の大きなガラス戸を通して、庭に降る雪を見ながら、しみじみと遠く過ぎた明治を懐旧する場面を想い浮かべた。けれど、この句は彼が30才ころ、1931年の作で、母校の小学校を訪れたとき、校門から出てくる児童の衣服が明治期のものとすっかり様変わりしていて、時代の移りを感じたのをいう*・・・ようだ。
(*)岡山・吉兆庵美術館「巨匠の和歌と俳句展」:  https://www.kitchoan.co.jp/column/2887/

歌人「三好達治」(1900年:明治33年~1964年:昭和39年)の詩「雪」(詩集「測量船」に所収、昭和5年)は静かだ。
    太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
    次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。
には、雪降る音が、耳をすませば、子どもらの寝息も一緒に聞こえる気がする。

上記の二人は、まさに脂の乗り切った時代に大きな局面と対峙したわけで、その時の立ち居振る舞いが、作品とともに評論されることになる。若いころ、彼らに対する鋭利な批評に興味津々だったけれど、歳をとればそんなことはどうでもよいと気づく。いにしえの歌人(うたびと)に、そこまで激しく問い詰めたりしないではないかと。

(付記)
FIFAワールドカップ、「日本対クロアチア戦」(現地5日、日本時間6日)は、「1(前田選手)-1」による延長戦でも勝敗がつかず、PK戦にもつれ込んだ。結果、1-3で敗れたものの、今回は、強豪ドイツ、スペインに打ち勝ってのこと。日本チームは新しい歴史のページを進んだ・・・と、にわかは常に前向きである。

(本ブログ関連:”FIFAワールドカップ”)

2022年11月7日月曜日

立冬 2022、たきび(焚き火)

きょうは、二十四節気の「立冬(りっとう)」、旧暦では10月14日となり、「冬」(旧暦の10月~12月)が始まる。

(本ブログ関連:”立冬”)

一方、気象庁の新暦をもとにした定義「季節を表す用語」*では、「冬」は 12月~2月となり、きょうの時点でまだ「秋」の終わりとなり、旧暦と新暦による季節感の微妙なズレをいつも気になる。
(*) https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/toki.html

この時期、近ごろ見られなくなったが「焚き火」をする光景があった。自宅の庭や公園、あるいは校庭に積もった落ち葉を掃き集めて火をくべる。周りから手をかざして暖をとる、子どもたちにとって楽しいひと時だ。さらに焼き芋がある。むかしは、サツマイモをそのまま放り込んだけれど、その後はアルミホイルに包んだりした。多分、衛生(あるいは焼過ぎ)を考えてのことかもしれない。
焼きたての焼き芋を、みなと一緒にほくほく食うのは楽しかった。だが、火の気の問題だろうか、いつごろからか焚き火の光景が見られなくなった。

わたしたち世代にとっては、チロチロと揺れる焚き火の炎を見ながら(あるいは思い出しながら)口ずさんだ童謡「たきび」(作詞巽聖歌、作曲渡辺茂)が忘れられない。「唱歌・童謡ものがたり」(読売新聞文化部、岩波現代文庫)によれば、「たきび」の歌をひとびとが最初に耳にしたのは、1941年(昭和16年)12月9日で、真珠湾攻撃の翌日、NHKラジオの幼児向け歌番組で歌われたそうだが、三日間放送予定の残り二日は早々に打ち切られたという。その後、1949年にスタートした「うたのおばさん」で復活し、広く普及したようだ。

上記「たきび」の紹介記事中、筆者ネームの「永」(永井一顕)氏が、NHKのアナウンサー中西龍氏**の名調子をなぞっていたが、私もあわせて思い出したいナレーターに城達也氏***がいる。忘れられない独特の語り口だった。

(**)「歌に思い出が寄り添い  思い出に歌は語りかけ  そのようにして歳月は静かに流れてゆきます」

(***)「遠い地平線が消えて  深々とした夜の闇に心を休めるとき  遥か雲海の上を音もなく流れ去る気流は  限りない宇宙の営みを告げています」

2021年11月7日日曜日

立冬 2021

二十四節気の「立冬(りっとう)」、冬の気配を感じるころなれど、最高気温20℃に迫る日がつづく。このまま暖冬かと思いきや、気象庁の<2021~2022年冬>の予報では、4:3で寒くなりそうとのこと。まあ、先行きは分からぬが・・・。

(本ブログ関連:”立冬”)

冬になればかわいらしい唱歌があって、これまでいろいろとブログに記してきたが、今回はちょっと乙に構えて江戸気分にひたってみよう。「江戸端唄集」(倉田喜弘 編。岩波文庫)に、冬の夜に降る雪を境に男女の恋情をうたう「わがもの」がある。

(本ブログ関連:”唱歌 冬”、”端唄”)

----------------------------------------
一九 わがもの

我ものと  思へばかろし  かさの雪  恋の重荷をかたにかけ  いもがり*ゆけば  冬の夜(よ)の  川風寒く千鳥なく  待(まつ)身につらき  置(おき)ごたつ  実にやるせが  ないわいな
----------------------------------------
(*)いもがり: 女性の許(もと)

SPレコード「勝太郎市丸十八番集」(ビクターレコード)から:
「わがもの」 歌:市丸、三味線:才香、番号:KI-1、mat:9427、発売:1938年、区分:端唄
(参照)78Music: http://78music.jp/victor.html

ラジオ世代にとって、市丸の歌声をいつか聴いていたかもしれない。
(Youtubeに登録のkotyavideoに感謝)

(付記)
上記の端唄に出てくる「千鳥」については、よく紀貫之の和歌が参照されるが、俗謡に踏み込まない範囲で、同志社女子大の吉海直人教授(日本語日本文学科)が、掌文の<教員によるコラム>で触れられている(2017/11/16)。
https://www.dwc.doshisha.ac.jp/research/faculty_column/2017-11-16-09-40

2019年11月8日金曜日

立冬 2019

昨日、ガスの検針員の方から、先月使用量が去年同月と比べて随分増えているが・・・と、問うように聞かされた。別に思い当たる節はないけど、寒さが苦手で早めにストーブを出したせいかもしれないと応えた。最近寒さがつのる。

まさに今日、二十四節気の「立冬」で、いよいよ冬の始まりだ。気象庁の四季区分では冬は <12月~2月> 、むしろ11月初旬の<立冬>の方が体感に当てはまる気がする。

(本ブログ関連:”立冬”)

温い部屋にこもっていると、静けさが妙に身に沁みてくるもの。昔、聞いた「モーガン・フィッシャー(Morgan Fisher)」の「都市生活者のための音楽(Peace in the heart of the city)」 (1988) で心を安らがせたくなる。その中から次の一曲を聴いてみよう。

ところで、モーガン・フィッシャーについてWikipediaは <ヒーリングミュージックの作家> としているが、この曲を初めて聞いたころそのような紹介があっただろうか?
ヒーリングという言葉は、いつのまにか内部深く共生するウィルスのような側面があって、ちょっと危なっかしい気がする。鉱物趣味の世界でも同様。


(Youtubeに登録のsanatanolaboに感謝)

2019年10月24日木曜日

霜降 2019、霜と晩秋

きょうは二十四節気の「霜降(そうこう)」。<霜の降り始めるころ> に当るが、今月(10月)に入って昨日までの東京都心の最低気温は、昨日の 12.4℃ だった。まだ霜を見るころではないようだ。

(本ブログ関連:”霜降”)

そこで「霜降」を「歳時記」*に探すとなかなか見当たらない。漢文好みの俳句にそもそも無いのかといえば、ネットを参照すると、「晩秋」の範疇にあてはまるとある。霜降りが秋の後半というのは、なんとなく納得できる気がする。
(*)文庫「俳諧歳時記 秋」(新潮社編)や電子辞書にある「ホトトギス俳句季題便覧」

ところで、気象庁の用語に「晩秋」はない(「小春日和」の解説に「晩秋から初冬にかけての暖かく穏やかな晴天。」とあるが)、 そこでWikipediaで「晩秋」を見ると、「秋の終わり頃。11月から12月初め頃に該当する。二十四節気に基づく節切りでは、寒露から立冬の前日までの期間をいう。旧暦9月の異名。」とある・・・、晩秋は、秋の終わりと冬のはじめが重なるころ・・・そんな風だろう。

ちなみに、気象庁の天気予報などで用いる用語に秋は「9月から11月までの期間」、したがって晩秋は11月下旬ころ・・・その時期なら十分寒いので、都心で霜に出会うかもしれない。

2019年7月27日土曜日

土用の丑の日

今日は「土用の丑(うし)」の日。ちなみに、「土用」は、四季の始まる「四立(立春、立夏、立秋、立冬)」の直前の約18日間をさす。そして、土用の中で今日は、昨日が「甲子(きのえね)」だったので、次の「子(ね)」⇒  「丑(うし)」となる。

(本ブログ関連:”土用の丑”)

そろそろ「立秋」(8/8)。夏の暑さで中だるみだろうから元気を付けようと、コピーライターの平賀源内は「鰻の蒲焼」を歌い文句にした。美味い香りに条件反射して、一種強迫観念におちてしまい、この時期だれもが鰻の蒲焼屋を訪ねることになる。

(本ブログ関連:”蒲焼”)

それにしても暑い。天気予報で今日の東京は、台風の影響で不安定さをいわれていた・・・と思っていたが、どうやら明日にずれ込んだようだ。結果、月曜から本格的な熱暑が続き、「梅雨明け」になるようだ。

来週末、鰻の蒲焼を食いに行こうかと思っている。

2018年11月7日水曜日

立冬 2018

今日、カレンダーでは二十四節気の「立冬」、<冬の気配が始まる>ころという。旧暦の9月がようやく終わり、明日から10月となって「冬」が始まる。ところが新暦の現代、(日常実感する季節の)「冬」と、「立冬」が連動しない。次の【月別の季節区分】のように、12月までおあずけといった方がよい。

【月別の季節区分】
・冬 : 新暦 12月~02月、 旧暦 10月~12月
・春 : 新暦 03月~05月、 旧暦 01月~03月
・夏 : 新暦 06月~08月、 旧暦 04月~06月
・秋 : 新暦 09月~11月、 旧暦 07月~09月

(本ブログ関連:”立冬”)

今日もそう、都心の最高気温は20℃で、テレビ各局の天気予報で「暖かい一日だった」と語られた。実際、例年の立冬はさほど寒くない。去年は少し冷えたが、それ以外の年は若干おだやかであることが、goo.net 天気の「東京の過去の天気 11月7日」を見ると、20℃超えが意外に多いのが分かる

とはいえ、日向と日陰の気温の落差は激しく、日沈があっけないほど早い立冬。冬が始まったといえばそのように思える。

2018年7月20日金曜日

土用入り 2018

今日は夏の「土用の入り」(土用の丑の日)。Wikipediaによれば、「土用は雑節で、四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前約18日間ずつである」とのこと。そして、今日が夏の土用の初日(入り)にあたる・・・まさに猛暑真っ只中であるが、実は今日から18日後に「立秋」(8/7)を迎えるわけで、そろそろ「秋」のことも考え合わせろということなのだろう。

(本ブログ関連:”土用”)

この土用の入りに、遠く源内先生(享保13年:1728年~安永8年:1780年)にいわれて鰻を食うようになった。「丑」の日なので、牛肉でもいいのではと思うのは、文明開化を経験した後の考え・・・そういえば、牛丼屋のメニューに「鰻と牛のセット」がある。

鰻の蒲焼といっても、本物は高価で、学生向けに<鰻の蒲焼のタレ>を混ぜただけの飯があるそうだ。若者に通じる「ジョーク飯」だろう。他方、安価な外国産の養殖鰻があるが、こちらは成長ホルモン剤や抗生物質など気になる。遠慮したいところだ。結局、国産の鰻に行き着くのだが、ちょっとした鰻屋の暖簾をくぐらねばならない。それはそれで足が重くなる。

結局、暑さのせいにして、鰻を食いに出かけることもなく、いつものように終わってしまいそう。

2017年11月7日火曜日

立冬 2017

一旦、ヒーターを入れると止められない。今日のヒーターは暑い、熱いけれど、パソコンデスクのそばから離せない。無ければ寂しいというか物足りなくなる。すでに当り前の存在になっている。

そんなときでも、二十四節気の「立冬」はやってくる。例年、立冬に即クリスマスを思い描いたが、なんだかポカポカ陽気して、今回はそこまで至らない。今年のクリスマスはだいぶ遠い。多分。

(本ブログ関連:”立冬”)

(付記)
ところで、先日の11月4日、釜山広域市海雲台区の国際コンベンションセンター「BEXCO」にあるオーディトリアム(4,002席*規模)で、韓国地銀「釜山銀行」の創立50周年を記念した「秋(愛)幸せ音楽会」が開催され、イ・ソンヒほかキム・ボムスなどの歌手が参加した。
(*)新聞報道では、6,000人招待とされている。コンベンションホールでも、5,340人収容である。

2016年11月7日月曜日

立冬 2016

今日は冬のスタート、二十四節気の「立冬」だ。立冬の「立」の文字に、厳しい冬への出で立ちを予感させるが、そうは言っても直前の秋が夏と仕切りがつかぬままだったし、こちらの気持ちも定まらぬ。でも、気温は次第に低まるという。

(本ブログ関連:”立冬”)

昼間は、日向と日影に温度差があるものの、風が吹けばそれどころでない。夜ともなれば冬かと思うばかり。教室へ向かう途中、余りの寒さに手袋を買ってしまった。そんな寒さのせいではないが、授業はグダグダ、萎えて帰り道は一層凍える。

そこで楽しく行こうじゃないか。去年の立冬に、Dean Martinの「Winter Wonderland」(1934年、作詞Richard B. Smith、作曲Felix Bernard)を聴いたので、今年は我が青春のシンボル、Elvis Presleyのロック調でどうだろうか。一足早く、不思議の銀世界で子どもに戻ってみよう。


(Youtubeに登録のAnton van Dijkenに感謝)

2016年10月28日金曜日

倍賞千恵子が歌う唱歌「旅愁」

まだ紅葉の気配はない。後10日もすれば「立冬」だというに、今年の秋は夏が入り乱れ、それらしい気配に乏しかった。とはいえ、夜分に冷気がしみ入り、エアコンの暖気が必要だ。赤い炎のストーブが意外に早く登場するかもしれない。

秋の歌に唱歌「旅愁」がある。Wikipediaによれば、原曲ジョン・P・オードウェイ(John P. Ordway)のものに、明治40年(1907年)、犬童球渓(1879年~1943年)が訳詞を付したものだそうだ。

この歌は、「北帰行」ほど異国に孤独でなく、さりとて夢破れて旅するに、ふるさとの父母を懐かしむほどで、時代を断ち切っての放浪だったでもなかろうから、唱歌として歌われたのかもしれない。(歌詞の成立に深入りするのは、返って想像を萎ませる野暮かもしれない)

そんな歌を、破天荒に旅する兄を愛しむ妹「さくら」役が似合った倍賞千恵子が歌うと、旅先にほんのり明かりが灯るよう。生真面目な下町娘のイメージに、心が休まるというもの。さくらが、上野駅の地下通路にある小さなラーメン屋で、旅に出ようとする兄寅次郎に、皺になった五百札をのばしながらそっと渡す場面を忘れられない。


(Youtubeに登録のabm00007に感謝)