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2026年5月30日土曜日

卯の花をかざしに関の晴着かな(河合曾良)、ウツギ(空木)

先日(5/27)のブログで、唱歌「夏は来ぬ」を記したとき、歌詞の始めにある「卯(う)の花の 匂う垣根の・・・」の「卯の花」について、次のよう触れた。今回。もう少し調べてみることにした。
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歌の出だしにある「卯の花」とは何かを気にせず歌っていたが、落葉広葉樹の低木、白い花が咲く「ウツギ(空木:枝が中空)」の別名だった。
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(本ブログ関連:”ウツギ”)

ウツギの別名である <卯の花> は、「花期は5~7月*。枝先に円錐花序をつけ、直径10 ~ 15mm の白い花**を多くまとまって付け、垂れ下がって咲かせる」(Wikipedia)。
(*)卯月:旧暦四月(新暦:今年は 5/17 ~ 6/14)ころ。
(**)白い花が咲くことから「『雪』にまつわる品種(名)」がある。

そこで昼前、公園の自然観察センターて、「ウツギ」の位置を確認したところ、同センターの駐輪所奥にあると教えてもらい、写真に撮ってきた。写真左は「ウツギ」の全体像で樹高は 2.5m ほど、白い花は頂上部にあって(写真右)、手元で確認は難しい。花は小さく派手ではない。かえって、ハレの日に旅衣を飾るにふさわしいと感じた。


奥の細道

芭蕉(46歳)の奥羽・北陸を巡る旅に随行した河合曾良(41歳)が、「白河の關」で詠んだ俳諧が、紀行文「奥の細道」***に収められている。
(***)奥の細道:「青空文庫」版を元にして:
    ー https://www.aozora.gr.jp/cards/002240/files/61619_78128.html
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白川の關(白河の関)
心許(こころもと)なき日かず重なるまゝに、白川の關にかゝりて旅心定りぬ。いかで都へと便(たより)求めしも斷り(=理)也。中にも此(この)關は三關(くわん)****の一にして、風騒(ふうさう)の人(ひと)心をとゞむ。秋風(あきかぜ)を耳に殘し、紅葉(もみぢ)を俤(おもかげ)にして、青葉の梢(こずゑ)猶(なほ)あはれ也。
卯の花の白妙(しろたへ)に、茨(いばら)の花の咲きそひて、雪にもこゆる心地ぞする。古人(こじん)冠(かんむり)を正し衣裝を改めし事など、清輔(きよすけ)*****の筆にもとゞめ置かれしとぞ。

卯の花を かざしに關の 晴着かな                       曾良
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(****)三關:「奥羽三関」で、<白河の関>、<勿来(なこそ)の関>、<念珠ヶ関(鼠ヶ関、ねずがせき)>
(*****)清輔は、平安時代末期の歌人 藤原清輔。「袋草紙」に「古人、冠を正し、衣装を改めた」と記している。(山梨県立大学:「奥の細道」白河の関)
    ー https://www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo/basho/okunohosomichi/okuno08.htm
俳諧:「(古人のように)冠や着替えの用意はない。道に白く咲いている卯の花を折り取ってかざしとし、それを関越えの晴着としよう」/(かざすは髪に挿すの意なので)「しいて言えば、手にかざし持ったと考えるのがよいだろう」(「おくのほそ道  全訳注」久富哲雄、講談社学術文庫)・・・ 曾良は、その時までに。髪を剃っていたし!

芭蕉と曾良が訪れた当日は、実は霧雨だったとか。芭蕉は「奥の細道」という文芸作品を生み出す推敲の結果、晴れた日にしたという。

2026年5月27日水曜日

夏は来ぬ、卯の花

そろそろ5月も終わり、6月となれば気象庁の季節区分の「夏」(6月~8月)になる。晩春の5月とはいえ、今月に入ってきょう(5/27)までに 25℃(夏日)以上 だった日が 18日間(67%)あった。実質、すでに初夏の気分である。

■ 気象庁
「予報用語」(気温に関する用語:夏の暑さについて気温(℃)を基準に分類)
    ー https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kion.html
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    ・夏日:    日最高気温が25℃以上の日
    ・真夏日: 日最高気温が30℃以上の日
    ・猛暑日: 日最高気温が35℃以上の日
    ・酷暑日: 日最高気温が40℃以上の日        ←  今年(2026年)から追加
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そんなわけで、もう唱歌の「夏は来ぬ」(作詞:佐佐木信綱、作曲:小山作之助、明治29年⁅1896年])を歌ってもおかしくない。この歌の初出を、明治33年⁅1900年]とする情報もあるが、「近年の文献探訪やレファレンス記録による検証によって、それより4年早い1896年の『新編教育唱歌集』にすでに収録されていたことが確認されています。」(Gemini)とのこと。

(本ブログ関連:”夏は来ぬ”)

歌の出だしにある「卯の花」とは何かを気にせず歌っていたが、落葉広葉樹の低木、白い花が咲く「ウツギ(空木:枝が中空)」の別名だった。次のYoutubeで、優しく細やかな解説を聞くことができる・・・「白く細かい花がうつむいて、枝に流れるように付いているので <雪見草> ともいう」そうだ。

■ Youtube(登録: きのまま里山植物部)
「【自然vlog#64】ウツギ〜初夏に降る雪〜」(2021/05/21)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=7qJwITj00uk

歌詞「夏は来ぬ」
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卯の花の 匂う垣根に                                              ← 花期は5~7月(旧暦四月の卯月に咲く)
時鳥(ほととぎす) 早も来鳴きて                            ← 夏を知らせるホトトギス
忍音(しのびね)もらす 夏は来ぬ
 
五月雨(さみだれ)の 注ぐ山田に
賤の女(しずのめ)が 裳裾(もすそ)濡らして          ← 現:賤の女 ⇒ 早乙女(さおとめ)
玉苗(たまなえ)植うる 夏は来ぬ
 
橘(たちばな)の 薫(かお)る軒端(のきば)の       ← 花期は5〜6月枝先に白い花が咲く
窓近く 蛍飛びかい
怠(おこた)り諌(いさ)むる 夏は来ぬ                  ← 蛍の光/窓の雪 → 勉学に励めよ
 
楝(あふち)散る 川辺の宿の                                 ← 花期は初夏の5~6月頃(センダンの別名)
門(かど)遠く 水鶏(くいな)声して                     ← くいな:水辺の鳥、夏の季語
夕月涼しき 夏は来ぬ
 
五月闇(さつき・やみ) 蛍飛び交い
水鶏(くいな)鳴き 卯の花咲きて
早苗(さなえ)植え渡す 夏は来ぬ
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■ Youtube(登録: KAZEKOZOU69)
「夏は来ぬ」(2014/06/04)
    ー https://www.youtube.com/watch?v=XQm1qk53suc

2025年9月1日月曜日

今年も残り3分の1になる、秋声賦

きょうから9月が始まる。気象庁のカレンダーでは「秋」(9月~11月)だが、夏の熱署の収まる気配はない。ここ数日、35℃以上の「猛暑日」は続くもよう。以降、11日ごろまで「真夏日」とのこと・・・。秋の涼しい風を感じるには、もうしばらく日数がいるようだ。

夏がまつわりつき、季節の節目がはっきりしない。午後4時ごろ街に出たが、熱気も日射も容赦なかった。きょうも最高気温が 36.7℃(13:45)で、きのう(8/31)につづき「猛暑日」(日最高気温が35℃以上)だった。

きのう見た「エノキ」も秋に変化する。Googleの生成AIは、次のように解説した。(抜粋)
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エノキの「葉」が黄葉する時期
・「黄葉」の時期は、10月〜11月頃に見られ、実が熟す時期と黄葉の時期が重なる。
・秋の深まりを感じさせる風景として、葉と実の両方同時を楽しむことができる。

エノキの「実」が色づき熟す時期
・「実」は、春から初夏に緑色の実をつけ、8月頃から色づき、9月〜10月頃に熟す。
・黄葉が進むにつれて、小さな実は、赤や橙色に変化し、黒紫色に成熟する。
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ところで、秋の変化に気付く和歌がある。教科書でお馴染みの、平安時代の歌人「藤原敏行」(ふじわら の としゆき、没年:昌泰4年[901年]または延喜7年[907年])の歌(「古今和歌集」秋歌上169)だ。
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秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる
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北宋の詩人「欧陽修(おうよう しゅう)」(1007年~1072年)に、秋の風について書いた「賦」(漢詩~散文の中間)がある。欧陽は、藤原敏行より後年だが、秋の風の激しさに恐れたようだ。彼らは共通して、季節(自然)の変化にとどまらず、内的変化(人生)を感じ取っているようだ。そして、その後に残る静けさに言い知れぬ悲しさを感じることになるだろう。

■  立命館大学
「欧陽修 - Open 」
    ー https://www.arc.ritsumei.ac.jp/opengadaiwiki/index.php/欧陽修
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「秋声賦」
欧陽子方夜読書、聞有声自西南来者、悚然而聴之曰異哉、初析瀝以蕭颯忽奔騰而砕湃、如波涛夜驚風雨驟至、其触於物也、鏦鏦錚錚金鉄皆鳴、又如赴敵之兵御枚疾走、不聞号令、但聞人馬之行声、予謂童子此何声也、汝出視之、童子曰、星月皎潔明河在天、四無人声声在樹間、予曰、噫嘻悲哉、此秋之声也、胡為乎来哉、蓋夫秋之為状也、其色惨淡煙霏雲斂其容情明天高日晶、其気慓冽、砭人肌骨、其意蕭条山川寂寥、故其為声也、凄々切々、呼号奮発、豊草緑縟而争茂、佳木葱籠而可悦、草払之而色変、木遭之而葉脱、其所以摧敗零落者、乃一気之余烈、夫秋刑官也、於時為陰、又兵象也、於行為金、是謂天地之義気、常以粛殺而為心、天之於物春生秋実、故其在楽也、啇声主西方之音、夷則為七月之律商傷也、物既老而悲傷、夷戮也、物過盛而当殺、嗟夫、草木無情有時飄零、百憂感其心万事労其形、有動乎中必揺其情而以思其力之所不及憂其智之所不能宜其渥然丹者為槁木黟然黒者為星星、奈何非金石之質欲与草木而争栄、念誰為之戕賊、亦何恨乎秋声童子莫対、垂頭而睡、但聞四壁虫声喞々、如助予之歎息。
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■ DeepL.com の<翻訳ツール>による
    ー 残念ながら、漢詩文理解の素養がないので、翻訳ツールからたどるしかないが・・・。
    ー https://www.deepl.com/ja/translator
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欧陽子方、夜に読書する。西南より声ありと聞いて、悚然として聴く。異なりや、と。初めは析瀝として蕭颯、忽ち奔騰して砕湃、波濤の如く夜に驚風雨驟至る。物に触れるところ、 鏦鏦錚錚と金鉄が鳴り響き、また敵に赴く兵が鎧を鳴らして疾走するようで、号令は聞こえず、ただ人馬の足音のみが聞こえた。私は童子(召使い)に「これは何の音か、お前が出て見てこい」と言った。
童子は「星月夜は皎潔で、天には天の川が輝いています。周囲に人の声はなく、音は木々の間にあります」と言った。私は「ああ、悲しいことだ、 これ秋の声なり。何故して来るのか。蓋し秋の様相とは、その色は惨淡、煙は霏え雲は斂ず、その情は天明にして日晶、その気は慪冽にして人肌を刺し、その意は蕭条として山川寂寥なり故にその声は、凄々切々として呼号奮発、 豊かに茂る草は緑濃く競い、美しい木々は青々と茂って悦ばしい。草は刈られれば色を変え、木は風にあえげば葉を落とす。これらが摧け敗れ零落する所以は、一気の余烈による。
秋は刑罰の官であり、時に陰に当たり、また兵の象である。その行いは金に当たり、これを天地の義気と謂う。常に粛殺を心とし、天が万物に春に生じ秋に実らせるゆえ、楽においては、啸声は西方の音を主とし、夷則は七月の律商傷なり。物は老いて悲しむ、夷戮なり。物は盛んに過ぎ殺すべき時、 ああ、草木は無情ながら時に散りゆく。百の憂いが心を刺し、万事が形を労す。心に動けば必ず情が揺れ、力の及ばぬことを思え、知の及ばぬことを憂え。赤々と燃える者は枯れ木となり、黒々と染まる者は星屑となる。どうして金石の質でなく、草木と栄えを争おうか。誰がこれを傷つけ奪うのか、また何を恨むのか。秋声の童子よ、答えるな。うつむいて眠る。ただ四方の壁に虫の声がひそひそと聞こえ、あたかも私の嘆息を助けているようだ
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(追記)
そういえば、作家「徳田秋声」のペンネームである「秋声(秋聲)」は何に由来しているやら。また、師事した「尾崎紅葉」が主宰した俳句結社は「秋声会」だった。

2025年8月9日土曜日

盆踊り

夏の夕がた、日が高くまだまだ明るい。そんな中、きのう断念した盆踊り会場へ赴いた。開場時刻のすぐに到着したが、入り口までひとびと(おもに家族連れ)の長蛇の列ができていた。まずは、列の尻尾にたどり着くのに一仕事。

会場のグラウンドから吹く夕風に乗って、緑の芝草がため込んだ湿気が行列に向かって流れて来たが。祭りへの期待で溢れる列全体が賑やかに揺れ、それを撥ね退けた。ようやく入場したところ、グラウンドの半分くらいしか利用していないのに気づく。それにしても大きな空間だ。普段、横目で通り過ぎるグラウンドの大きさに改めて感じた。

会場の中央に、紅白に飾られた <祭りの塔(やぐら)> が設けられている。合わせて、催事のステージでもあるようだ(未見だが、「浴衣コンテスト」などのイベントが予定された)。
また、広場の端に、テントが数々並び、商工団体や企業が手作り屋台(焼き鳥、焼きそば、ジュース、ビールまで)を用意して、祭りを盛り立てていた。

観客の大人や子もは、祭りの本格的な始まりを、シートを敷いて待っていた。とりわけ、子どもたちの弾けるようなはしゃぎ声が会場に響いた。
むかしなら、この賑わい写真に撮ってブログに載せられたろうけれど、プライベート厳守の今の時世にかなわぬこと。まして、幼い子ども連れ家族から、とんでもない警戒心を持たれること間違いない。

グラウンドの柔らかい草地を歩くとき、足腰にきついと気付いた。結局、「盆踊り」まで待つことなしに早々に会場を退出し帰宅した。

(本来なら、「満月」のきょうについて記すところだが、転寝してしまった)

2024年8月7日水曜日

立秋 2024、(パリ五輪)レスリング男子グレコ60キロ級 文田健一郎選手 金メダル

パリ五輪で、文田健一郎選手がレスリング男子グレコ60キロ級で金メダルを獲得した・・・日本勢40年ぶりの快挙とのこと。


きょうは二十四節気の「立秋」、そろそろ秋の気配が立ち始めるころ。とはいえ、まだ夏盛り。夜も暑く、扇風機を微風にして寝床についている。

(本ブログ関連:”立秋”)

夏の終わりを実感するのは、もう少し先。「盆休み」(8月13日(火)~ 16日(金)の4日間)を経て、「ツクツクボウシ」が鳴き出すころからだろう。

今年のカレンダーをもちょっと詳しく見ると、「盆休み」は、① 土(8/10、8/17)・日(8/11。8/18)の休日と、② 祝日「山の日」(8/11)の振替休日(8/12)を含めて、8月10日(土)~ 8月18日(日)まで、延べ9日間ほどの休暇を楽しめそうだ。実際、そんなにズバッと休めるもんだろうかね。

七十二候
立秋をさらに分けた「七十二候」では、次の三候がある。
・初候: 涼風至(すづかぜいたる): 涼しい風が立ち始める
・次候: 寒蝉鳴(ひぐらしなく): 蜩(ひぐらし、カナカナ)が鳴き始める
・末候: 蒙霧升降(ふかききりまとう): 深い霧が立ち込める

涼風いたる
① 「古今和歌集」の巻四巻 秋上(169番)に、詞書「秋立つ日よめる」として、藤原敏行朝臣のあまりにもポピュラーな歌がある。
あききぬと めにはさやかに見えねとも 風のおとにそ おとろかれぬる
(秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる)
暦上、太陰太陽暦でいう立秋であって、現在の立秋と同じではないが、秋の気配を感じ取るという意味で同じとしよう。
昨夜、きょうの日付に変わる直前、雷雨があった。短時間だが停電はするし、有線テレビ併用のネットは落ちるしで、とても風流といえたものではなかった。

② 昔のウィスキーのテレビCM*(2000年ころ)に登場した「涼風真世」*さんを思い出した。というのも、CMで演じた和風で、たおやかな印象に魅かれて、酒販店で彼女をイメージしたノベルティがあればウィスキーを購入したいと相談したが叶わなかった。その代わりに、彼女のCDを買った・・・アニメソングも歌うんだ。
(*)Youtube〔bivikuma〕: https://www.youtube.com/watch?v=wb7dGKJJYpQ

2023年5月6日土曜日

立夏 2023、(5/5の 石川県能登地方地震)

きょうは二十四節気の「立夏(りっか)」、<夏の気配が立ち始める>ころをいい、「初夏」*(立夏から「梅雨入り」の間)の入口にあたる。
(*)気象庁の季節区分で「夏」は 6月~8月の間をさす。

まさに夏が来た。いつもなら、この時期のブログに唱歌「夏は来ぬ」(作詞:佐佐木信綱、作曲:小山作之助、1896年)に触れるところだが。少しかじると、歌詞は「万葉集」、「栄花物語」、良暹(りょうぜん)法師の「詞花集」、「源氏物語」の花散里などから、言葉を選んで構成しているという・・・「唱歌・童謡ものがたり」(読売新聞文化部、岩波現代文庫)。

(本ブログ関連:”夏は来ぬ”)

今年の「ゴールデンウィーク」の 5月4日~6日、連日「夏日」(最高気温が25℃以上)になった。しかも、きょうは今年一番の暑さ 28.8℃を示した。気配だけじゃない、夏そのものといいたい。けれど天気予報は、あす以降気温が逆戻りするという。

(本ブログ関連:”立夏”、”夏日”)

月/日      最高気温(℃)    時刻
4/21        27.1
5/4          26.6
5/5          26.9        (14:15)
5/6          28.8        (14:11)


地震----------------------------

昨日(5/5)、石川県能登地方で発生した地震(群発活動が続く地域)
・石川県珠洲(すず)市での震度6強
・都内阿佐ヶ谷での震度1
・当時わたしは一瞬微妙な揺れを感じた気がした

気象庁「震源・震度情報」発表(2023年05月05日14時46分)
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地震の発生日時: 05月05日14時42分頃
震央地名: 石川県能登地方
深さ: 10km
マグニチュード: M6.3    ← 昨年6/19の M5.4 に対して40~50倍の規模
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テレビのニュースで、地震学者が「内陸直下型地震」として次のような見解を示した。
・地下に流体(高温高圧の水)が移動(膨張)して断層を刺激した結果ではないかという。

2022年5月5日木曜日

立夏 2022、こどもの日、自然観察園

きょうはカレンダー上、4~5月にまたがる「ゴールデンウィーク」(GW)の最終日。二十四節気の「立夏(りっか)」であると同時に、祝日の「こどもの日」でもある。夏の気配が始まるこの初夏の時期、子どもたちの声を高く届けるようと、<鯉のぼり>の鯉がそれを吸って青空を泳ぐように見える。

(本ブログ関連:”立夏”、”こどもの日”)

<連休の日数>
今回のGWは、祝日と土日の休日に、有給休暇を2日(5/2、5/6)付け加えることで、最長10連休となることができる。再びこのパターンとなるのは、2033年(令和15年)*までしばらくお預けのようだ。
(*)参考:「fragment.database」 サイト  http://www13.plala.or.jp/bigdata/golden_week.html


<端午の節句と暦、屈原とちまき、そして柏餅>
こどもの日の新暦5月5日は、「端午の節句」にあたるが、いろいろ矛盾があるという**。端午の節句は、中国楚の時代に諫言が受け入れられず、陰暦の5月5日に泪羅(べきら)の淵に身を投じた「屈原」をとむらうことに起源しているとの説明がある。
(**)歳時記:「日々の歳時記」(広瀬一朗著、東京新聞出版局)

また、屈原を悼んだ民衆が、彼が入水した川に供え物を投じたことが由来となって「ちまき」ができたという伝説がある。
下記の「自然観察園」巡りの帰り、途中で和菓子屋に寄って <ちまき> を求めたが、きょうはこどもの日のため予約制とのこと。代わりに<柏餅>を購入した。


<唱歌「夏は来ぬ」と陰暦5月>
立夏から <初夏> が始まる。夏が来たことを歌う唱歌「夏は来ぬ」(佐佐木信綱作詞、小山作之助作曲、明治29年(1896年))には、陰暦の5月がふさわしい歌詞表現***がある。歌詞の2番に「さみだれ(五月雨)の そそぐ山田に」があり、まさに陰暦5月をさす。
(***)参考:「世界の民謡・童謡」サイト http://www.worldfolksong.com/songbook/japan/natsuhakinu.htm


<自然観察園>
カレンダー上、GW最終日のきょう「こどもの日」に、公園は家族連れでにぎわった。園内を流れる小川には、初夏のまぶしい陽射しを受けて、水遊びにはしゃぐ子どもたちの姿であふれていた。
それでも、公園併設の「自然観察園」は、植物を楽しむにはあるていど歳が必要なようで、もっぱら大人たちの姿ばかり目だった。今回は、そこかしこに白色の花の「オドリコソウ」が目についた。(正直、オドリコソウとヒメオドリコソウの区別があいまいになっている・・・並べてはじめて確認できるような)

オドリコソウ(白色)
観察園入口に配置された「花だより」に記載の野生植物リストと観察順路図をもとに、「ホタルオカズラ」を探し写真に撮った。かなり小さな青白色の花であるが、観察園入口の掲示板にある写真パネルのものと比べると、色彩はず~っとおとなしい(西陽を受けて色が飛んだせいがあるからかもしれない)。

ホタルカズラ?
<ハルジオンとヒメジョオン>
自然観察園の帰り道、路傍に白色の「ハルジオン」の花があちこちに咲いていた。ハルジオンに似たものに「ヒメジョオン」があって、違いは次の通り****。今年になって家の庭にいっぱい咲いたのはハルジオンだった・・・雑草なんだよな~。
・ハルジオン: 葉のもとの方が、茎を抱くような形。茎は中空。
・ヒメジョオン: 葉のもとの方が、茎を抱かない。茎は中空でない。
(****)参考:「楽しい自然観察 雑草博士入門」(岩瀬徹・川名輿/著、全国農村教育協会)

2019年5月25日土曜日

最高気温31.9℃

今日も「真夏日」が続く。東京の都心の「最高気温」が31.9℃(14:33)を記録した。(昨日(5/24)の東京都心の最高気温は 31.0℃で、今年最初の真夏日だった)

(本ブログ関連:”真夏日”)

肌がぴりぴり焼けるような陽射しの中、公園に出かけた。久し振りに訪れたわけだが、小川も「自然観察園」も雑草だらけになっていて驚く。「ヒメジオン」なんて可愛いもの・・・とはいえ素人観察者には、名も知らぬ草ばかり。

小川道に沿ってイネ科の雑草が繁っている。以前(5/3)来たときは、「カラスムギ」が密集していたが、今回は雑然とした雰囲気で、まさに夏草に覆われた感じ。素人には同定は難しいが、穂の並び方と「芒(のぎ)」があるので、「ネズミムギ」ではなく「ホソムギ」のように思えるが・・・どんなものだろうか。
それらの間を「アカツメグザ」の花がまばらに続く。遠目に見ると「アザミ」のよう、近くで見れば大きな「レンゲ」のよう、少し残念な花だ。

自然観察園では、配置の「樹木観察クイズ」のプリントにそって樹木観察をした。木に標識番号が付いていて、解答もあって楽ちん。とはいえロープ囲いの中にあるので、葉の形がはっきりせず、花がまだ咲いていない状態で・・・なかなか実感が湧かない。

(追記)
今日、米国トランプ大統領が来日した。テレビのニュースは、表面的な行事だけ紹介して、交通規制とか、駅のロッカーが封じられたことについて市民が不満を述べる姿を報じた。そんなとき思い出すのが、以前(2017年9月19日)、ブログの雑談でこんなことを記したことがある。
「昔、WWⅡのノルマンディ上陸作戦で死線を越えた連合軍兵士たちが、意気揚々とフランスの田舎路を通り抜けていたとき、農家の窓が開き老婦人が『うるさい』と叫んだという。いつの世にも日常を最優先する人がいる」

2016年11月24日木曜日

今冬の初雪 2016

天気予報では昨深夜からということだったが、初雪は微妙にずれて今朝になって降った。家の前の路地に白雪が薄く積もった。雪が降る間、辺りの騒音はかき消すように吸収されて、静寂そのものだった。まるで防音室にいるような、空(くう)を漂ような定まらぬ感さえした。昼過ぎ、降雪は続いたが、路地の雪が融け始めた。

(本ブログ関連:”初雪”)

今年の秋は、夏と冬の間に定まらず、行ったり来たりして冬にずれ込んだ。子どもは雪遊びしたく屋外に出たことだろうけれど、突如訪れた初雪に、おじさんは戸惑いのまま。何度もいうが、寒いのは苦手だ。

朝日新聞DIGITALの記事、「都心で初雪、11月では54年ぶり 2センチの降雪予想」(11/24、09:30)は、今年の初雪を次のように伝えている。(抜粋)
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・前線を伴った低気圧が東に進み、北日本から関東の上空に真冬並みの寒気が入った影響で24日朝、関東を中心に雪が降った。東京都心や甲府市では11月としては1962年以来、54年ぶりの降雪となった
・関東甲信地方では、24日昼過ぎにかけて広い範囲で雪が降るとみられ・・・
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同じく、朝日新聞DIGITALの追加記事(11/24、12:51)は、都心の初雪の早さについて次のように補足した。(抜粋)
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・都心の東京都千代田区で初雪を観測したのは、午前6時15分ごろ。平年より40日早く昨冬より49日早い。午前11時には、1875年の統計開始以来、11月としては初の積雪を観測。
・午前11時には、1875年の統計開始以来、11月としては初の積雪を観測
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2015年5月6日水曜日

立夏2015

ひと月に2つの節気が巡って3ヶ月、春も終わり、いよよ夏来たる。二十四節気の「立夏」の今日も、晴れた空に緑がまぶしい。

(本ブログ関連:”立夏”)

5月の連休も今日でおしまい。でも、地元図書館のスタディー・ルームは満員だった。若者たちはしっかりと学ぶべきものを持ち、目標に向かっているようだ。この休日を、きっと充実させたことだろう。

おじさんときたら、長袖シャツもさすがに暑苦しくて、ようやく衣替えの踏ん切りがついたところ。そういえば、街の衣料品店の棚はとっくに夏に衣替えしているのに気付く。

夏は来ぬ、夕方に風が止んで、昼間を思い返して思うこと。唱歌「夏は来ぬ」(作詞佐佐木信綱、作曲小山作之助、1896年)を聞けば、心も身も初夏の佇まいしてくる。(台湾は、すでに梅雨入りしたという)

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2011年5月6日金曜日

立夏 2011

今日は、立春から数えて7番目の節気、立夏にあたる。このままストレートに盛夏には行かず、途中に梅雨が入るため、立夏を実感するには至らない。それに、今はまだ春の気分から抜け切れていないし。
ところで、端正な新妻聖子が夏到来を丁寧に歌う「夏は来ぬ」(作詞:佐佐木信綱、作曲:小山作之助、1896年)の歌詞に、「五月雨(さみだれ)」の言葉がある。五月雨は旧暦5月、新暦6月頃に降る雨で、梅雨に重なる。本格的に夏の来ることを実感するのは、やはり6月を過ぎて梅雨明けてからになる。

わたしたちの身の回りに立夏に関連する行事をよく知らないし、隣国の「東国歳時記」にも立夏に関わる記事がない。名前だけなのが残念な気もする。

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